1.1 人口、言語、宗教

国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.1
人口、言語、宗教
1.1.1
総人口
1,027,000 千人
1991 年の国勢調査における総人口は 846,000 千人であることから、10 年間の絶
対増加率は 21.34 %であった。これに先行する 10 年間 (1981〜91 年)の人口増加
率と比較すると、1991〜2001 年の 10 年間の増加は実質的には 2.52%減少した。
インドは、地球の陸地面積のわずか 2.4%を占めるにすぎないが、全世界の人口
の 16.7%を占めている。
*出典:Census of India Website, http://www.censusindia.net/
1.1.2
言語
ヒンディー語 (公用語)
約 300 の言語/方言が話されている。ヒンディー語は、国民の 30%の第 1 言語
である。ヒンドゥスターニー語は、ヒンディー語/ウルドゥー語の普及した変種
であり、北部全域で広く話されているが公用語ではない。英語は憲法で、公務に
おいて継続して使用することを規定している。ヒンディー語および英語はともに、
一定の用途においてその使用が義務付けられている。たとえば、決議文、一般命
令書、規則、告示、報道声明、行政報告書、免許証、許可証、契約書、および協
定書などである。各州には、州内で公用語として用いる言語を 1 つあるいは複
数採用する権限が与えられている。ただし、州同士および州と連邦との間の通信
には、公用語として英語あるいはヒンディー語を用いる必要がある。憲法に指定
言語として列挙されている言語は、アッサム語、ベンガル語、グジャラート語、
ヒンディー語、カナラ語、カシミール語、コンカニ語、マラヤーラム語、マニプ
ール語、マラーティー語、オリヤー語、パンジャブ語、サンスクリット語、シン
ド語、タミル語、テルグ語、ウルドゥー語である。
1.1.3
人口構成
男性人口は 5 億 3,220 万人で、総人口の 51.74%、女性人口は 4 億 9,650 万人で、
総人口の 48.26%を占めている。国勢調査による性比は 933 であった。また、全
国の農村部の人口は 7 億 4,165 万人で、総人口の 72.22%、都市部の人口は 2 億
8,535 万人で、総人口の 27.78%を占めている。
−年齢別
表 1‑1 年齢別人口構成
年齢層 (歳)
男性 (百万人)
女性 (百万人)
合計 (百万人)
割合(%)
0〜14
173.87
164.00
337.87
31.7
15〜64
349.79
326.29
676.08
63.5
25.89
25.24
51.13
4.8
549.55
515.53
1,065.08
100.0
65〜
合
計
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
1
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
−言語別
表 1‑2
言
語
言語別人口構成 (1991 年)
人口 (百万人)
割合 (%)
337.27
39.85
ベンガル語
69.60
8.22
テルグ語
66.02
7.80
マラーティー語
62.48
7.38
タミル語
53.01
6.26
ウルドゥー語
43.41
5.13
グジャラート語
40.67
4.81
カナラ語
32.75
3.87
マラヤーラム語
30.38
3.59
オリヤー語
28.06
3.32
パンジャブ語
23.38
2.76
アッサム語
13.08
1.55
シンド語
2.12
0.25
ネパール語
2.08
0.25
コンカニ語
1.76
0.21
マニプール語
1.27
0.15
サンスクリット語
0.05
0.01
ヒンディー語
備考:一部の言語 (たとえばカシミール語)が含まれていないため、割合の合計は 100%と
ならない。
*出典: Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division, “India
2003-A Reference Annual,” 2003.
2
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
−宗教別
3,000 を超える民族共同体および 20 の宗教があると推定される。
表 1‑3
言
語
宗教別人口構成
人口 (万人)
割合 (%)
ヒンドゥー教
8 億 2,800
80.5
イスラム教
1 億 3,800
13.4
キリスト教
2,400
2.3
シク教
1,900
1.9
仏教
800
0.8
ジャイナ教
420
0.4
そのほか
660
N.A.
70
N.A.
不明
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
1.2
国土
1.2.1
国土面積
3,287,263km2
7 つの単位に分割されており、州あるいは連邦直轄地として知られている。全国
で 28 の州、および 7 つの連邦直轄地がある。北東部の州は、アッサム州、アル
ナカルプラデシュ州、マニプール州、メガラヤ州、ミゾラム州、メガランド州、
シッキム州、およびトリプラ州である。北部の州は、ジャンム〜カシミール州、
ヒマーチャルプラデッシュ州、パンジャーブ州、ハリアナ州、ラージャスターン
州、ウッタランチャル州、ウッタルプラデシュ州、ジャールカンド州、およびビ
ハール州である。東部の州は、西ベンガル州およびオリッサ州である。中央部の
州は、マドヤプラデシュ州およびチャッティースガル州である。西部の州は、ゴ
ア州、マハラーシュトラ州、およびグラジャート州である。また、南部の州は、
アンドラプラデシュ州、カルナータカ州、タミールナド州 、およびケララ州で
ある。連邦直轄地は、アンダマン〜ニコバル諸島、チャンディーガル、ダドラ〜
ナガルアベリ、ダマン〜ディウ、デリー、ラクシャドウィープ、およびポンディ
シェリーである。各州はさらに複数の地区に分かれており、全国に合計 593 の
地区がある。
−人口密度
324 人/km2 (2001 年)
273 人/km2 (1991 年)から増加した。
3
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.2.2
気候
代表的季節は、冬、夏、およびモンスーンの 3 つである。冬期 (11〜3 月)は、晴
天の日が多く、全域を通じて過ごしやすい。北部の平野では、最低気温が急激に
低下し、丘陵地帯には降雪がある。しかしながら、インド南東部のマハラシュト
ラでは、12〜1 月は気持ちのよい涼しさで、決して冷え込むことはない。夏期
(4〜6 月)は、ほとんどの地域で暑くなる。
南西モンスーンは通常、6 月初旬ころ西海岸に発生し、その後そのほかの地域に
達する。南東部を除き、6〜9 月の間に年間降雨量の大部分が降る。南東部では、
10 月中旬〜12 月下旬までに北東モンスーンにより、その降雨量の大部分が降る。
全国の年間平均降雨量は 105cm である。
1.2.3
時差
日本との時差-3.5 時間
GMT+5.3 時間
1.2.4
サマータイム
適用されていない。
1.3
社会指標
UNDP (国連開発計画)の HDI (人間開発指数)の点から見ると、インドの HDI は
2001 年には 0.590 で、175 カ国中 127 位であり、社会部門における早急な開発が必
要とされている。HDI により、人間開発の 3 つの基本的側面、すなわち、寿命およ
び健康、教育および知識、ならびに一定水準の生活における国の総合的達成度が測
定される。インドの HDI および GDI (ジェンダー開発指数)は過去 10 年で改善され
たが、同一地域の一部の国と比較しても、依然として低いものである。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
1.3.1
出生率
推定
22.8‰ (2004 年)
死亡率
8.38‰ (2004 年)
2004 年の推定値によれば、女性 1 人が生涯に出産する子供の平均人数は 2.85 人
である。しかしながら、これらのデータには、州間、男女間、および農村と都市
との間で大幅な格差がある。
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
4
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.3.2
平均寿命
表 1‑4
平均寿命 (2004 年推定)
年齢 (歳)
全国*
63.99
男性
63.25
女性
64.77
*
:全国の出生時の平均余命である。
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
1.3.3
都市人口
人口 100 万人超の都市集積/都市は 35 カ所である。
表 1‑5 都市別人口 (2001 年) (単位:百万人)
順位
都市集積/都市
人
口
1
グレータームンバイ
16.37
2
コルカタ
13.22
3
デリー
12.79
4
チェンナイ
6.42
5
バンガロール
5.69
6
ハイデラバード
5.53
7
アフマダーバード
4.52
8
プーナ
3.76
9
スラト
2.81
10
カーンプル
2.69
*出典:Sumangal Press Ed., “India Key Data 2002:2003 The Red Book,” Sumangal Press
Pvt. Ltd., September 2002.
1.3.4
識字率
推定 59.5% (男性
70.2%、女性
48.3%) (2003 年)
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
5
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.3.5
貧困率
表 1‑6
貧困線未満の生活者の人口構成
人数 (万人)
割合 (%)
1977〜
78 年
N.A.
51.3
1997〜
98 年
3 億 2,890
N.A.
1999〜2000 年
2 億 6,030
26.1
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
慢性的な飢餓世帯 (1 年のうちある期間十分に食事が取れない世帯)の割合は、農
村部で 0.5%、都市部で 0.1%それぞれ減少した。マクロレベルでは貧困は減少し
たが、改善方法、農村部と都市部、および州間で大幅な格差がある。第 10 次計
画 (2002〜07 年)では、貧困率を全体で 19.3% (農村部では 21.1%、都市部では
15.1%)まで低下させることを目標に掲げている。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
1.4
経済
インド経済は、成長、インフレ、および支払いのバランスの点から見て回復ムード
にあり、成長の勢いと継続的なマクロ経済の安定性との組合せにより、広範囲の整
理統合がもたらされる状態にある。
1.4.1
GDP
8.1% (予測) (2003〜04 年)
2003〜04 年の経済回復は、物価の相対的安定性が継続して維持されたことによ
り達成された。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
6
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.4.2
一人当たりの GDP
表 1‑7
1999〜2000 年
1993〜94 年の物価におけ
る GDP (10 億ルピー)
主要経済指標
2000〜01 年
2001〜02 年
2002〜03 年 2003〜04 年
11,485
11,986
12,678
13,813
14,245
1,001
1,019
1,037
1,055
1,073
一人当たりの推定 GDP
(ルピー)
11,474
11,763
12,226
13,093
13,276
1993〜94 年の物価に
おける経済成長率
(国民総生産の成長) (%)
6.1
4.4
6.1
3.7
8.1
卸売物価指数から見た
インフレ率 (%)
3.3
5.5
1.6
6.5
4.6
推定人口 (百万人)
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 1999-2000,”
Akalank Publications, Delhi, March 2000.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2001-2002,” Akalank
Publications, Delhi, March 2002.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2002-2003,” Akalank
Publications, Delhi, March 2003.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,” Akalank
Publications, Delhi, March 2004.
Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division,
“India 2003-A Reference Annual,” 2003.
Tata Services Ltd., Department of Economics & Statistics, “Statistical Outline of India 20032004,” Mumbai, January 2004.
インド経済には、伝統的な村落農業、近代農業、手工芸、広範な近代工業、およ
び多数の支援サービス事業が包含されている。政府の監督は、外国貿易および海
外投資に関するものに縮小され、国内生産の民営化がゆっくり進行してきた。
1990 年以降、平均経済成長率は 6%であり、貧困率は約 10%低下した。英語に習
熟した、高い教育を受けた多数の人材を活用して、ソフトウェアサービスおよび
ソフトウェア労働者の主要輸出国となった。力強い成長にもかかわらず、世界銀
行などは、GDP のおよそ 10%に達しようとしている公共部門の継続的な財政赤
字に懸念を示している。
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
7
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.4.4
インフレ率
5.5% (2004 年度)
2003 年 3 月末に対して 2004 年 3 月末には 4.6%であった。インド準備銀行は、
2004〜05 年の年間政策発表において、インフレ率を約 5%に設定した。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
1.4.5
輸出
572.4 億米ドル (2003 年)
5 大輸出品目は、繊維製品、宝石および宝飾品、工業製品、化学薬品、および皮
革製品である。
表 1‑8 5 大輸出相手国 (2003 年) (単位:%)
国
名
総輸出額に対する割合
米国
20.3
中国
6.3
英国
5.2
香港
4.7
ドイツ
4.3
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
コンピュータソフトウェアおよびコンピュータサービスの輸出は、インド経済に
おいて最も急成長している輸出品である。しかしながら、無形のソフトウェア輸
出はいずれも通関データに記録されないため、これに関する情報は上記の表には
含まれていない。2002〜03 年のソフトウェアの輸出額は、約 98.8 億米ドルと推
定されている。
*出典:Tata Services Ltd., Department of Economics & Statistics, “Statistical Outline of
India 2003-2004,” Mumbai, January 2004.
しかしながら、総輸出額が世界の輸出額に占める割合は 0.8%に過ぎない。輸出
額は、現行市場価格で GDP の約 9.8%を占めている。
1.4.6
輸入
741.5 億米ドル (2003 年)
5 大輸入品目は、原油、機械類、宝石、肥料、および化学薬品である。
8
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
表 1‑9 5 大輸入相手国 (2003 年) (単位:%)
国
名
総輸入額に対する割合
米国
6.7
ベルギー
5.9
英国
5.0
中国
4.9
シンガポール
4.2
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
1.4.7
通貨と換算率
表 1‑10
換算率 (2004 年 9 月 30 日現在) (単位:ルピー)
通
貨
電信買相場
電信売相場
米ドル
45.80
46.35
日本円 (単位:100 円)
41.05
41.88
*出典:The Economic Times, New Delhi, Mumbai, September 30th, 2004.
主として米国の財政赤字拡大がもたらした米ドルの弱体化により、ルピーの対米
ドル換算率に影響を及ぼしている。年間平均で、ルピーは対米ドルで 2002〜03
年に 1.5%値下がりしたあと、2003〜04 年には 5.3%値上がりした。ただし、
2003〜04 年にルピーは米ドルに対しては値上がりしたが、米ドル以外の主要貿
易相手国の通貨に対しては値下がりした。
9
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.5
産業
1.5.1
主要産業
表 1‑11
産
業
産業別就業人口 (2002 年)
公共部門
(百万人)
民間部門
(百万人)
合 計
(百万人)
割合 (%)
農業、狩猟業、林業、漁業
0.483
0.855
1.338
4.92
鉱業、採石業
0.861
0.068
0.929
3.41
製造業
1.350
4.867
6.217
22.85
電気、ガス、給水
0.923
0.042
0.965
3.55
建設業
1.026
0.056
1.082
3.98
卸売業、小売業
0.157
0.335
0.492
1.81
運送、倉庫、通信
3.009
0.076
3.085
11.34
金融、保険、不動産
1.230
0.391
1.621
5.96
コミュニティー、社会福祉、
個人サービス
9.735
1.742
11.477
42.19
18.774
8.432
27.206
100.00
合
計
備考:本データは、公共部門の全施設ならびに民間部門の従業員 10 人以上の非農業事業所全体に関す
るものである。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
1.5.2
インフラ整備状況
インフラ事業への株式投資を助長するために、1 億ルピーのインフラ投資基金の
設立が計画されている。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2001-2002,”
Akalank Publications, Delhi, March 2002.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,” Akalank
Publications, Delhi, March 2004.
Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division,
“India 2003-A Reference Annual,” 2003.
−道路
旅客交通量の 85%および貨物交通量の 70%を占めている。
幹線道路は、道路網全長のわずか 2%を占めるにすぎないが、交通量では約
40%を占めている。近年、一連の構想が着手され、道路システムが飛躍的進歩
を遂げる準備が整えられた。これらの構想は、新体制の計画と国際水準の幹線
道路技術が集約されたもので、道路使用料およびガソリン税を含む自己資金に
よる収入モデルに基づいている。道路インフラ整備の主要な 3 事業とそれぞ
れの目的は以下のとおりである。
10
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
(1) NHDP (National Highway Development Plan:国道開発計画)
質の高い幹線道路の建設
(2) PMBJP (Pradhan Mantri Bharat Jodo Pariyojana:首相国道接続開発計
画)
国道と各州都を接続する 10,000km の道路の開発
(3) PMGSY (Pradhan Mantri Gram Sadak Yojana:首相村道開発計画)
農村部の道路開発
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 20012002,” Akalank Publications, Delhi, March 2002.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division,
“India 2003-A Reference Annual,” 2003.
−鉄道
インド鉄道は政府の一組織であり、世界最大規模の鉄道である。線路長
63,140km の大規模な鉄道網を所有している。鉄道網の 24%は電化されている。
2001〜02 年に鉄道網を利用した乗客は延べ 50 億 9,300 万人であり、乗客の
総乗車距離は 4,940 億 km であった。同年の鉄道貨物輸送の合計は約 5 億
2,100 万 t であり、貨物輸送距離の合計は 3,360 億 km であった。従業員は約
155 万人であり、公共部門の事業としては最大の雇用者である。またインド鉄
道は、社会/経済発展において統合的な役割を果たしてきた。しかしながら、
近年輸送部門における市場占有率は低下している。鉄道の安全強化および鉄道
インフラ強化の方策として、Special Railway Safety Fund (特別鉄道安全基
金)を設立し、重要な安全装置の新規入れ替え、および線路、橋梁、鉄道車両、
信号機などの老朽化した施設の交換を行う予定である。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 20012002,” Akalank Publications, Delhi, March 2002.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division,
“India 2003-A Reference Annual,” 2003.
−航空
民間航空部門の事業として、インディアン航空、アライアンス航空 (インディ
アン航空の子会社)、民間定期航空、およびエアタクシーが国内航空便を運航
し、エアインディアが国際航空便を運航している。現在、2 大民間定期航空が
国内航空網で事業を展開し、既に特定の区域では国際便も導入している。
2003 年に合計 333 の空港および 20 のヘリポートがあったと推定される。旅
行者向けのチャーター便は、指定された 12 の国際空港、すなわちアーメダー
バード、アムリッツァー、バンガロール、コルカタ、チェンナイ、コーチン、
デリー、ゴア、ガウハティ、ハイデラバード、ムンバイ、トリバンドラム、さ
らに 4 つの空港、すなわちアグラ、ジャイプール、バーラーナシー、および
ポートブレアのすべてに着陸することができる。2002〜03 年に国内の全空港
11
国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
で取り扱われた総貨物量は 283,000t であり、取扱い乗客数は 1,816,000 人で
あった。インドの輸出業者を援助し、その輸出品にさらに競争力を持たせるた
めに、政府は貨物のオープンスカイポリシーを採用し、これに基づいて外国航
空会社あるいは輸出業者組合は、貨物量増加のためにインドに貨物輸送機を持
ち込むことができるようになった。
*出典:Government of India, Ministry of Statistics and Programme Implementation,
Central Statistical Organisation, “Statistics Pocket Book India 2003.”
−港湾
12 の主要港と 181 のそのほかの港がある。主要港は中央政府の管轄下にある。
一方、そのほかの港 (中小港/中間港)は各州政府の管轄下にある。西海岸の主
要港としては、ムンバイ、ナヴァセバ、カンドラ、モルムガオ、ニューマンガ
ロール、およびコーチンがある。東海岸の主要港には、コルカタ/ハルディア、
パラディプ、ビシャカパトナム、チェンナイ、エノール、およびトゥーティコ
リンがある。2002 年 3 月 31 日現在、インド港の総貨物取扱い量は 3 億 4,400
万 t である。主要港で取り扱う貨物船は年間約 15,000 隻である。また、その
約 70%は海外貿易用であり、そのうち約 30%が輸出用である。第 10 次 5 カ
年計画では、主要港の取扱い能力の増強と生産性の向上が提案されている。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 20012002,” Akalank Publications, Delhi, March 2002.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division,
“India 2003-A Reference Annual,” 2003.
−通信
固定電話 4,284 万回線 (2004 年 3 月 31 日現在)
携帯電話 3,370 万回線 (2004 年 3 月 31 日現在)
アジアで最大規模の電気通信網を有しており、2003 年 3 月 31 日現在で、
35,000 カ所以上の電話交換局があり、4,892 万の固定電話回線の交換業務に
対応できる設備が完備されている。携帯電話提供における民間業者の参入は、
62 万程度である。長距離通信網では、マイクロ波通信網が延長約 204,551km、
光ファイバー通信網が延長約 326,271km となっている。データ通信、ファッ
クス、携帯無線、ポケットベル、およびリース回線サービスなどの音声および
非音声による電気通信サービスが現在利用可能である。一部の都市では ISDN
機能も利用可能である。2003〜04 年の新構想において、統一アクセスサービ
スライセンス制が導入され、独立した権利失効のない基金として、Universal
Service Obligation Fund (全国均質サービス基金)が設立された。
最近の電気通信法ならびに政策の規制緩和および自由化により、急速な変化が
促されている。民間投資家および官民共同投資による最近の参入とともに、サ
ービスは着実に改善されている。しかしながら、電話密度は依然として低く、
全国平均で約 7 台/100 人、農村部ではわずか 1 台/100 人であり、開通待ちの
人は全国で 170 万人を超えている。中でも携帯電話事業の成長は目覚しく、
固定電話回線の成長は穏やかである。農村部では停滞しているものの、主とし
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国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
てワイヤレスサービスによって引き起こされる競争の激化および劇的な価格低
下の結果、国内サービスは拡大されてきた。携帯電話事業は(CDMA、GSM
ともに)1994 年に導入され、全国の 4 大都市圏および 19 の電気通信地区それ
ぞれにおいて、民間サービス提供業者 3 社程度および州営サービス提供業者 1
社で組織されている。近年、光ファイバーケーブルの形で大容量の幹線が追加
された。
・郵便
郵便網は、世界最大規模である。2003 年 3 月現在、約 156,000 の郵便局が
あり、その 89% は市外にあった。1 つの郵便局は、平均して 21.13km2 の
地域および 6,602 人の住民を受け持っている。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 20012002,” Akalank Publications, Delhi, March 2002.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division,
“India 2003-A Reference Annual,” 2003.
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
−電力
世界第 6 位のエネルギー消費国である。増大しつつある需要、とりわけ電力
需要、ならびに電力事業を支援する液化天然ガスの輸入に追いつくために、重
要なエネルギーインフラ投資が計画された。また、世界第 3 位の石炭産出国
でもあり、全エネルギーの半分以上を石炭に頼っている。
2003〜04 年の発電量は、推定 5,581 億 kW/h である。これには火力発電
4,081 億 kW/h、水力発電 745 億 kW/h、および原子力発電 169 億 kW/h が含
まれる。2003 年 5 月には、50,000MW の水力発電構想が開始された。しかし
ながら、依然として大幅な需給格差があり、実需に対して利用可能な電力は
7.8%不足している。
2003 年 6 月に Electricity Act (電気法)が公告された。本法の趣旨は、発電、
電気売買、および配電の各分野に競争を取り入れることにより、民間部門成長
のために自由かつ進歩的な枠組を提供することである。しかしながら、UPA
(United Progressive Alliance:統一進歩同盟)新政権の全国共通最低限計画で
は、多数の州政府が表明している懸念を考慮し、本法の見直しが検討されてい
る。
*出典:Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 20012002,” Akalank Publications, Delhi, March 2002.
Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 2003-2004,”
Akalank Publications, Delhi, March 2004.
Government of India, Ministry of Information & Broadcasting, Publications Division,
“India 2003-A Reference Annual,” 2003.
CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
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国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
−環境基準
現在の環境関連の課題は、森林破壊、土壌浸食、過放牧、砂漠化、産業廃棄物
および自動車の排気ガスによる大気汚染、未処理下水および農薬の流出による
水質汚染などである。水道水は、全域で飲用することはできない。また、増加
を続ける大規模な人口が天然資源を蕩尽しつつある。インドは、南極環境議定
書、南極の海洋生物資源、南極条約、生物多様性、気候変動、気候変動−京都
議定書、砂漠化、絶滅危惧種、環境破壊、有害廃棄物、海洋法、オゾン層保護、
船舶による環境汚染、83 年熱帯木材、94 年熱帯木材、湿地、捕鯨取締などに
関する複数の国際条約の締結国となっている。
*出典:CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
−インフラ整備事業における日本の援助
日本の政府開発援助 (ODA)により 1957 年以来、財政援助が提供されている。
主要なインフラ整備事業は以下のとおりである。
*出典:Government of India, Ministry of Finance Website, http://www.finmin.nic.in/
・2003 会計年度の総合事業
(1) デリー高速輸送システム建設事業 (V)
(2) プルリア揚水発電所建設事業 (II)
(3) ダウリガンガ水力発電所建設事業 (III)
(4) レンガリ灌漑事業 (II)
(5) クルヌール・クダッパ水路近代化事業 (II)
(6) ウミアム第 2 水力発電所改修事業
(7) ジャイプール上水道整備事業
(8) ハリヤナ州森林資源管理/貧困削減事業
・2004 会計年度の総合事業
(1)電力部門
(a) North Karnpura 火力発電所建設事業
(b) Kotlibhel 水力発電所建設事業
(c) Lata Tapovan 水力発電所建設事業
(d) 配電増加事業
(i) バンガロール市
(ii)NDMC 地区
(2)環境
(a) ヤムナ川流域諸都市下水等整備事業-III
(b) タミルナドゥ天然資源管理事業
(c) オリッサ森林部門開発事業
(d) カルナタカ州森林資源維持管理事業
(e) グジャラート森林開発事業
(f) ガンガー川流域諸都市下水等整備事業第 II 段階 (延長)
(3)観光事業部門
(a) ウッタルプラデシュ州仏教遺跡回遊旅行開発事業 (第 II 段階)
(b) Theerapatham 観光基盤整備事業
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国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
(4)都市開発
(a) コーベリ川流域バンガロール市上水道整備事業第Ⅳ期第 II 段階
(b) デリー高速輸送システム建設事業 (VI)
(c) パトナー上水道/下水道/固体廃棄物処理拡大/改善事業提案
(d) ハイデラバード市内フセインサーガル湖再生管理事業
(e) ゴア上水道/衛生設備拡大事業
(f) ポンディシェリー上水道/下水道総合計画事業
(g) グレーターガウハティ上水道計画事業
(5)灌漑
(a) スワン川流域洪水管理事業/総合土地開発事業
(b) ラージャスターン州副灌漑貯水池復興事業
(6)道路部門
Raichak Kukrahati 橋梁建設事業
1.5.3
インターネット普及率
インターネットサービスプロバイダーへの加入者数 380 万人 (2002 年 9 月現
在)
インターネットの利用者数 980 万人 (2002 年 3 月現在)
NASSCOM (National Association of Software Services Company)が 2001 年に
実施した調査により、以下のことが明らかになった。
(1) 2001 年 8 月現在、国内の PC 基板 500 万台のうち 400 万台超に pentium プ
ロセッサ、またはこれと同等品が搭載されており、その結果インターネット
のアクセスが促進された。
(2) 1999〜2000 会計年度に販売された PC の 81%超は、インターネットにアク
セスする必要に迫られて購入されたものである。
(3) あらゆる年齢層を通じてインターネットのアクセスが大幅に増加した。現在、
40 歳の人の 11%超がインターネットにアクセスしている。最も利用が普及し
ているのは 18〜24 歳の年齢層であった。
(4) 約 160 万世帯がインターネットに接続している。
(5) 全インターネット利用者のうち、企業/職業部門が 43%で最も高い割合を占
め、次いで学生で 38%であった。
(6) インターネットの平均閲覧時間は約 6 時間/週である。
(7) インターネット利用人口の過半数 (59.2%)は情報検索のために利用しており、
11.3%は教育目的、8.2%は娯楽目的で利用している。
*出典:NASSCOM (National Association of Software Services Company)Website,
http://www.nasscom.org/
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国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.6
度量衡
メートル法
英国統治の名残りで一部の地域では FPS (Frames Persecond)単位も流布している。
現在では少なくなったが、伝統的なインドの基本単位が使用される場合もある。
1.6.1
長さ、容積、重さの単位
表 1‑12
項
1.7
目
単位
インドの単位
相当する共通単位
数値
10 ラーク (lakhs)
100 万
数値
1 クロール (crore)
1,000 万
重さ
1 シエル (ser)
約 1 kg
政府
−憲法
世界有数の憲法である。1949 年に憲法制定議会で採択され、1950 年 1 月 26 日
に施行され、395 の条項と複数の別表を含む包括的な文書である。憲法は、政府
組織の規定に加えて州政策施行原則と呼ばれるものを規定している。憲法の前文
には、主権をもつ、社会主義の、宗教的に中立な民主共和国であると宣言されて
おり、正義、自由、平等、および友愛の 4 つの価値観が尊重されている。前文に
謳われた趣旨には、憲法の基本構造が含まれており、これを修正することはでき
ない。
1.7.1
政治体制
共和制
連邦国家であり、その統一体の本質は、解体不能な点にある。憲法は、形式上基
本的に連邦制をとっており、連邦制の伝統的特徴、すなわち憲法の至上性、連邦
政府と州政府との間の分権、司法の独立性、および憲法改正の厳格な手順を特徴
としている。憲法においては、連邦と州の間で権限の領域が明確に設定されてい
る。各州には、独自の憲法を制定する権利は与えられていない。
閣僚会議は、下院に対して共同責任を負っている。州においては知事が行政の首
長であるが、実質的な行政権を与えられているのは最高閣僚を首席とする州の閣
僚会議である。州の閣僚会議は、州議会に対して共同責任を負っている。憲法に
より、国会と州議会の間で立法権が分配されており、政府の残余権限は国会に帰
属することが規定されている。憲法改正の権限もまた国会にある。国会と州議会
それぞれの行政管轄体の間で意見が直接対立する場合は、国会が州議会に対して
支配権を持つ。一定の状況においては、連邦には州の権限を奪取する権限が与え
られる。
司法の独立、会計検査官および会計検査官長官、法務総裁、公益事業委員会、お
よび選挙委員会に関する規定がある。最高裁判所は、国の最高司法機関である。
また、各州に高等裁判所が設置されている。
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国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
各州の村落レベル、ならびに中級および地区レベルのパンチャーヤト (村会)の機
構がある。これらの村会には、自治機関として機能する権限が与えられており、
管轄区内における経済発展および社会正義を目指した計画を立案することができ
る。パンチャーヤトの議席はすべて、各パンチャーヤトの指定区域の有権者によ
る直接選挙により獲得される。
−政党
主流政党は、国民会議派、BJP (Bhartiya Janta Party:インド人民党)、JD
(Janta Dal:ジャナタダル)、インド共産党 (マルクス主義派)、およびインド
共産党である。そのほかの有力な政党は、インド社会党 (ウッタルプラデシュ
州の与党)、ラシュトリヤジャナタダル党、RJD (Rashtriya Janta Dal、ビハ
ール州の与党)、および多数者社会党である。上記以外に、テルグ人国家党、
DMK (Dravid Munetra Kadgam:ドラビダ進歩同盟)、および AIADMK (All
India Anna Dravid Munetra Kadgam:全インドドラビダ進歩同盟)など、い
くつかの地方政党がある。2004 年 5 月以降は、国民会議派、DMK、RJD、
および左翼政党 (共産党 2 党を含む)による連立政府である UPA (United
Progressive Alliance:統一進歩連合)が政権を握り、国民会議派のマンモハ
ン・シン首相がこれを率いている。
−選挙制度
2004 年に行われた総選挙の総有権者数は 6 億 7,153 万人であった。国会は二
院制である。下院 (Lok Sabha)の議席は 453 であり、直接選挙により獲得さ
れる。上院 (Rajya Sabha)の議席は 245 であり、その選挙人団は各州議会の議
員で構成される。州議会の議員は、各州で行われる直接選挙により選出される。
国家の民主主義的性格は、18 歳以上の国民全員に対して、自ら選択した中央
政府および州政府に投票する権利を与えることを規定した条項によって明示さ
れている。
1.7.2
元首名
A.P.J.Abolul Kalam 大統領
大統領は、連邦行政組織の首長である。首相を首席とする閣僚会議により大統領
に対する援助および助言が行われ、大統領は職務を遂行するうえで、その助言に
従って行動することになっている。このように、実質的な行政権は首相を首席と
する閣僚会議に与えられている。また、副大統領も選任されており、大統領職の
臨時空職期間、あるいは大統領の不在期間に、大統領の代理を務め、または大統
領の解任を行うこともある。副大統領はまた、職権上、上院議長も兼務している。
大統領と副大統領はともに、国会両院の選出議員および州議会の選出議員で構成
される選挙人団の議員が選任する。
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国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
1.7.3
政府主要閣僚名 (2004 年 6 月現在)
表 1‑12
政府主要閣僚名
役職名
閣僚名
Manmohan Singh
首相、ならびに特定担当大臣空職の省局を担当す
る。すなわち、計画省、原子力省、宇宙省である。
内務大臣
Shiv Raj Patil
外務大臣
Natwar Singh
防衛大臣
Pranab Mukherjee
大蔵大臣
P. Chidamabram
人的資源開発大臣
Arjun Singh
通信情報技術大臣
Dayanidhi Maran
法務大臣
H. R. Bhardwaj
議会問題/都市開発大臣
Ghulam Nabi Azad
環境森林大臣
A. Raja
石油天然ガス/村落開発大臣
Mani Shankar Aiyar
鉄道大臣
Lalu Prasad Yadav
地方開発大臣
Rahuvansh Prasad Singh
水資源大臣
P. R. Dasmunshi
化学薬品肥料/鉄鋼大臣
Ram Vilas Paswan
情報放送/文化大臣
Jaipal Reddy
繊維大臣
S. Vaghela
保健/家族福祉大臣
Anbumani Ramdoss
石炭/鉱業大臣
Shibu Soren
農業/食品民生供給品/消費者問題/流通大臣
Shard Pawar
道路輸送幹線道路/海運大臣
T. R. Baalu
部族問題/北東開発大臣
P. R. Kyndiah
労働雇用大臣
Sish Ram Ola
電力大臣
P. M. Sayeed
青少年問題/スポーツ大臣
Sunil Dutt
社会正義/社会参加大臣
Meira Kumar
小規模農業/農村工業大臣
Mahavir Prasad
商工大臣
Kamal Nath
無任所大臣
K. Chandrasekhar Rao
独立任務を持つ州大臣
重工業/公共事業大臣
Santosh Mohan Dev
非在来エネルギー源大臣
Vilas Muttemwar
食品加工大臣
Subodh Kant Sahai
観光大臣
Renuka Choudhury
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国名:インド (調査項目 1:基礎情報)
作成年月日:2004 年 10 月 4 日
役職名
閣僚名
民間航空大臣
Praful Patel
統計/計画履行大臣
Oscar Fernandes
非在住者問題大臣
Jagdish Tytler
都市開発/貧困緩和大臣
Selja
科学技術/海洋開発大臣
Kapil Sibal
企業問題大臣
Prem Chand Gupta
*出典:Center of Publications, “Directory Lok Sabha & Rajya Sabha Members and Council of
Ministers,” New Delhi, as on July 2004.
【参考文献】
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of Ministers,” New Delhi, as on July 2004.
CIA (Central Intelligence Agency), “The World Fact Book 2003.”
CIA Website, http://www.cia.gov/
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Government of India, Ministry of Finance, “Indian Economic Survey 1999-2000,”
Akalank Publications, Delhi, March 2000.
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Division, “India 2003-A Reference Annual,” 2003.
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