受講者募集要項

平成 26 年度
教員免許状更新講習
受講者募集要項
国立大学法人
滋賀大学
1.目
的
この講習は、教員の職務遂行に必要な「最新の知識技能」を習得するためのものです。教育職
員免許法の改正により設けられた 10 年間の有効期間を更新するため、文部科学大臣の認定を受け、
本学が開設します。対象となる免許状の種類は、普通免許状および特別免許状です。更新のため
には、更新講習修了確認期限までに更新講習を受講・修了することが必要です。
本講習を受講し、認定試験において認定基準に達した場合は、履修証明書または修了証明書を
発行します。複数の免許状を有する方については、いずれかの免許状を更新すれば、所持する
すべての免許状が更新されることになります。
本学では、教育の最新課題について理解を深めるとともに、相互に学び合うことを基本理念と
して講習を実施します。
2.連携大学
びわこ成蹊スポーツ大学
滋賀短期大学
滋賀文教短期大学
3.受講対象者
今回実施の講習は、以下に該当する方で、免許状更新講習の修了確認期限が生年月日によって
平成 27 年 3 月 31 日、ならびに平成 28 年 3 月 31 日と定められた方が対象です。
① 現職教員(校長、副校長、教頭を含む。ただし、指導改善研修中の者を除く)
② 実習助手、寄宿舎指導員、学校栄養職員、養護職員
③ 教育長、指導主事、社会教育主事、その他教育委員会において学校教育または社会教育に
関する専門的事項の指導等に関する事務に従事している者
④ ③に準ずる者として免許管理者が定める者
⑤ 教員採用内定者
⑥ 教育委員会や学校法人等が作成した臨時的任用(常勤または非常勤)教員リストに登載され
ている者
⑦ 過去に教員として勤務した経験のある者
⑧ 認定こども園で勤務する保育士
⑨ 認可保育所で勤務する保育士
⑩ 幼稚園を設置する者が設置する認可外保育施設で勤務している保育士
生年月日
修了確認期限
昭和 34 年(1959)4 月 2 日~昭和 35 年(1960)4 月 1 日
昭和 44 年(1969)4 月 2 日~昭和 45 年(1970)4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日
昭和 54 年(1979)4 月 2 日~昭和 55 年(1980)4 月 1 日
昭和 35 年(1960)4 月 2 日~昭和 36 年(1961)4 月 1 日
昭和 45 年(1970)4 月 2 日~昭和 46 年(1971)4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日
昭和 55 年(1980)4 月 2 日~昭和 56 年(1981)4 月 1 日
※修了確認期限については、文部科学省ホームページの「修了確認期限をチェック」のページ(下記 URL)で
ご確認ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/003/index1.htm
※上記以外に、次の方も対象となります。
・修了確認期限の延期申請をした方のうち、今回の講習の日程が延期後の受講期間に該当する方。
・修了確認期限が過ぎている方のうち、教職に就く予定がなく講習を受講していなかったが、教職に就く
予定ができた方(講師登録者も含む)。
4.講習内容および講習時間
免許状の更新には、
「必修領域」12 時間と「選択領域」18 時間の計 30 時間の履修・修了が必要
です。本学が開講する講習の主な内容は次のとおりです。
(1)必修領域
:
教育の最新事情
 必修領域は、全 12 時間の講座で、1 日 6 時間、計 2 日間受講することが必要です。
※必修領域の講座は、全職種対象です。
(2)選択領域
:
今日的教育課題、教科指導、幼児教育等
 各講座は 1 日 6 時間で、終日同一コード番号の講座を受講することになります。
 18 時間受講するには、3 講座(3 日間)受講することが必要です。
※養護教諭対象の講座は限られています。また、栄養教諭を対象とする選択講座は開講しませんので、
ご注意ください。
様式 2「免許状更新講習講座選択票」および 11 ページ以降の「講習詳細情報」を参照し、
必要な講座を選択して受講してください。
5.日
(1)
程
実施期日
平成 26 年 8 月 6 日(水)、7 日(木)、8 日(金)、11 日(月)、12 日(火)
(2)
時間割
・基本的なスケジュールは下記のとおりです。
・午前 8 時 50 分までに各教室にお入りください。遅刻・早退は認められません。
8:50
12:00
説
75 分講習
75 分講習
明
9:00~10:15
10:30~11:45
12:30
30 分
認定
試験
13:30
16:30
昼
75 分講習
75 分講習
食
13:30~14:45
15:00~16:15
30 分
認定
試験
6.募集定員
講座により定員が異なります。詳細は、11 ページ以降の講習詳細情報をご覧ください。本学
ホームページでも講座情報を確認いただけます。
7.会
場
滋賀大学教育学部(大津市平津二丁目 5 番 1 号)
8.受講申込手続き
(1)申込受付期間
平成 26 年 4 月 16 日(水) ~ 5 月 14 日(水)
受付期間内消印有効
(2)申込方法
次ページの表の①に②③を添付して、枠内記載の提出先あて郵送(または持参)してくだ
さい。
17:00
①
滋賀大学免許状更新講習受講申込書(様式 1)
免許状更新講習講座選択票(様式 2)
②
返信用切手 140 円分
③
課題意識調査(別紙:課題意識調査)
※本要項巻末
※本要項巻末
 郵送の際には、提出書類を入れた封筒の表に朱書きで「免許状更新講習申込書在中」と、
また、裏には差出人名も明記してください。
 様式 1 と様式 2 および別紙:課題意識調査については、滋賀大学教員免許状更新講習
ホームページからダウンロードできます。
 滋賀大学ホームページに掲載してある様式をダウンロードする場合は、①の様式 1 と
様式 2 が表裏になるように両面印刷して使用してください。
 受講時には、申込書に貼る写真と同じ写真が受講票用に必要です。
 返信用切手は①の申込書の右上部にクリップ等でとめてください。
【 郵 送 先 】 〒520-0862 大津市平津二丁目 5 番 1 号
滋賀大学教育学部 教員免許状更新講習事務室 宛
【持参される方】
大津市平津二丁目 5 番 1 号
人文社会教育棟 1 階
滋賀大学教育学部
教員免許状更新講習事務室
(受付窓口:月~金曜日 9 時~17 時) ※土、日、祝日は除きます
TEL
077-537-0320
(3) 受講講座の決定
①申込者数が講座定員を超過した場合は抽選によって受講者を決定します。履修・修了認
定日が 9 月中旬、証明書の発行が 10 月初めになることから、修了確認期限が平成 27 年
12 月 31 日までの方に優先的に受講していただくよう配慮しますが、申込者数によって
は、ご希望に沿えない場合があります。
②選択講座の受講者は、希望順位をもとに抽選により決定します。
(4) 受講講座の確定
6 月初めにお届けする受講講座決定通知書で受講講座を確認いただき、受講料を納入期限ま
でに振り込んでいただくと受講講座が確定し、受講手続きが完了します。
(5) 受講料および教材費等
受講料は、以下のとおりです。
 必修領域(12 時間)=12,000 円(テキスト代込み)
 選択領域1講座(6 時間)=6,000 円(テキスト代込み)
※必修領域(12 時間)と選択領域(18 時間)をあわせて 30 時間受講される場合には、合計 30,000 円と
なります。
※講座によっては、受講料とは別に教材費等を負担していただく場合がありますので、ご了承ください。
(6) 受講料納入方法
受講講座決定通知書に同封する振込用紙にて、指定の金融機関の口座へ受講料を振り込ん
でください。
 受講料納入期限
:
平成 26 年 6 月 18 日(水)
※納入期限内に納入されない場合は受講を辞退したものと判断し、受講決定を取り消します。なお、本学
事務室での現金収納はいたしません。
9.履修認定
講座ごとに認定試験を実施します。試験の成績および出席状況に基づき合否の判定を行います。
認定試験の際に受講者が不正行為を行った場合は、当該講座の受験は無効とします。
 免許状更新講習履修証明書
認定された講座の「履修証明書」を発行します。
 免許状更新講習修了証明書
必修領域 12 時間、選択領域 18 時間の計 30 時間を全て修了認定された受講者には、
「修了
証明書」を発行します。
履修証明書または修了証明書は、10 月初めに送付する予定です。証明書は、免許管理者(現職
の方は勤務地の都道府県教育委員会、教員として勤務していない方は住所地の都道府県教育委員会)
に対して免許状更新講習修了の確認申請をするための添付書類となります。修了確認申請に
ついては、免許管理者の指示に従って行ってください。
10.成績の開示
(1) 平成 26 年度教員免許状更新講習の認定試験の個人成績について、受講者本人から申請が
あった場合に限り開示します。開示する成績は、必修講座は 8 講義の平均点、選択講座は
午前と午後の講義の平均点です。
(2) 開示申請方法および申請期間については、受講結果通知時にお知らせします。
11.講習の中止等
(1) 非常変災の場合
① 次のいずれかの場合は、その日の講習をすべて中止します。
ア.近江南部(大津市南部、草津市、栗東市、守山市、野洲市)のいずれかの市に「特別
警報」または「暴風を含む警報」が発令されている場合。
イ.JR(米原-京都)が運休している場合。
ただし、警報解除、運行開始の場合は、次の基準により開始時刻を繰り下げて実施します。
警報解除および運行開始の時刻
午前 6 時まで
講習実施の有無と時刻
予定どおり実施
午前 6 時以降
午前 7 時まで
開始時刻を 1 時間繰り下げて実施
午前 7 時以降
午前 8 時まで
開始時刻を 2 時間繰り下げて実施
午前 8 時以降
中止
② その他の非常変災により講習実施が困難であると本学が判断した場合には、講習を中止
します。
※講習中止の場合、可能な範囲で別の日程で講習を実施することがあります。受講者はその講習を受講
することができます。別の日程で開講する時はホームページ等で連絡します。
(2) その他
・担当講師の急病等、やむを得ない事情により当該講座を中止した場合には、可能な範囲
で代替措置を講じます。
・講習が実施できなかった場合の受講料返還についての詳細は、受講講座決定通知時にお
知らせします。
12.個人情報の取扱い
受講申込書類から取得した個人情報および認定試験の実施により行った評価等の個人情報
は、下記の目的以外には利用しません。
 講習受講及び履修認定に関する業務を円滑に行うために必要な場合
 都道府県教育委員会より履修認定に関する照会があった場合
なお、免許状更新講習の記録のため、講座の様子等を撮影し、ホームページ等に掲載する
ことがありますので、あらかじめご了承ください。
13.講習に関するお問い合わせ先

滋賀大学教育学部

E-mail:[email protected]
教員免許状更新講習事務室
/ TEL・FAX:077-537-0320
受講資格、更新義務の有無、修了確認期限、延期・免除・修了確認申請等については、免許管理者に
お問い合わせください。
なお、滋賀大学教員免許状更新講習ホームページでは、免許状更新講習に関わる情報を
適宜、更新しています。ホームページの URL およびアクセス方法については、裏表紙をご覧
ください。
14.その他
(1) 身体に障害がある、妊娠中である、または病気その他の理由で受講上配慮・支援を希望され
る方は、受講申込書の該当欄に明記してください。
(2) 下記の場合には、原則として受講を認めませんのでご了承願います。
①学校感染症に感染、またはその疑いがある場合
②その他本学が受講不適切と判断した場合
受講料振込後に、上記①②の項目に該当し、受講予定の講座を開始時から受講しない場合、
当該講座の受講料は手数料を差し引いて返還します。
なお、受講中の怪我や顕著な体調不良などにより、受講継続が困難と本学が判断した場合は、
受講を中止していただくことがあります。この場合は、受講料返還はできませんのでご了承願
います。
(3) 受講に係る保険については、受講者各自で必要に応じて加入してください。
(4) 受講に際しては、公共の交通機関をご利用ください。キャンパス内での駐車はできません。
(5) 昼食時に生協食堂・売店が利用できますが、席数(およそ 300 席)には限りがありますので、
混雑することをあらかじめご承知おきください。
(6) 講習会場は屋外の喫煙所以外、すべて「禁煙」となっています。
(7) その他受講にあたっての詳しい連絡事項、留意事項は、受講講座決定通知時および受講許可
通知時にお知らせします。
(8)受講申込書の内容について、申込者に電話で確認や連絡等をすることがあります。ご本人の電
話に繋がらない場合、お勤め先に連絡することがありますので、あらかじめご了承ください。
 会場案内
※キャンパス内での駐車はできません。
京阪バス:石山駅→滋賀大学教育学部(※交通事情により 5 分~15 分延着することがあります。)
系統
行き先
バス停
所要時間
2・4
新浜・大石
滋賀大前
乗車時間約 15 分・バス停から徒歩 8 分
1
石山団地
野々宮
乗車時間約 15 分・バス停から徒歩 10 分
南郷二丁目東・新浜・大石
滋賀大西門
乗車時間約 15 分・バス停から徒歩 4 分
52・53・54
※バスの運賃は、片道 220 円です。(4 月から運賃値上げが予定されています。)
※「大石」行きのバスは、時刻表では「大石小学校行き」を検索してください。
※返信用切手140円分
をクリップ等でとめて
ください。
平成26年度 滋賀大学 免許状更新講習受講申込書
様式1
記入例
140円分の切手をクリップ
で留めてください。
[受講者本人記入欄] ※以下の情報は免許状更新講習に係る受講登録・連絡以外には使用しません。
ふりがな
氏 名
しが たろう
滋
賀
滋賀 太郎
(住所)〒
520 - 0862
滋賀
都道
府県
性
別
生
年
月
日
男
昭和××年
××月 ××日
記入してください]
↑自筆の場合は省略できます。
郡
市
大津
区
町村
縦36~40㎜
横26~30㎜
写真は、はがれないように
貼ってください。
平津二丁目5番1号
住 所
(電話番号)
077 - 537 - ××××
(FAX番号)
077 - 537 - ××××
①幼稚園・小学校・中学校
(電話番号)
に勤務している者
受講対象者
②教員採用内定者・教員として
の区分
△△市立△△小学校
(電話番号)077-×××-××××
(FAX番号) 077-×××-××××
(職名)【※ 該当する職に○】
教諭 ・ 助教諭 ・ 講師 ・ 養護教諭
養護助教諭 ・ 栄養教諭 ・ 実習助手
寄宿舎指導員・学校栄養職員・養護職員 *保育士として勤務されている方は、区分④に
ご記入ください。
のある)者
④その他
受講番号
(任用・雇用する(見込みのある)任命権者・学校法人・国立大学法人等勤務先)
任用又は雇用される(見込み
※①~④の中 ※講師登録を含む。
から該当する
区分に記入し
てください。
③教員勤務経験者
090 - 1234 - ××××
(勤務校(園))
高等学校・中等教育学校
特別支援学校・認定こども園
(顔写真)
[裏面に氏名を
→認定こども園に勤務されている保育士の方も、
区分④になります。
(任用・雇用していた任命権者・学校法人・国立大学法人・学校園等元勤務先)
(勤務先)
※支援員、保育所・認定こども園
の保育士など
*区分①の学校園に勤務されていて職名欄に
該当する職名がない方は、区分④に勤務
(職名)
校園等名・職名をご記入ください。
○所持する免許状について記入してください。
免許状の種類等については、「別紙:記入方法」を参照の上、記入してください。
免許状の種類
小学校
教諭 一種 免許状 中学校
教諭 一種 免許状 特別支援学校教諭 二種 免許状 教 科
取得年月日
特別支援教育領域
昭和××年××月××日
理科
昭和××年××月××日
昭和××年××月××日
教諭
免許状 確認のうえ、ご記入ください。
教諭
免許状 知的障害者、肢体不自由者、病弱者
修了確認期限の延期を申請済み
の方はチェックしてください。
修了確認期限・有効期間の満了の年月日 平成 ×× 年 ×× 月 ×× 日
(
延期申請済み)
○障害を有している方や妊娠中・療養中の方で、配慮・支援を希望される場合は、その内容を記入してください。
障害の種類・程度・症状等
希望する配慮・支援内容
※受講希望講座は、裏面「免許状更新講習講座選択票」(様式2)に記入してください。
記入・捺印もれのないようご注意ください。
[証明者記入欄]※校長等により受講対象者であることの証明を受けてください。(証明書類の添付でも可)
※現在、勤務していない方も証明が必要です。
上記の者は教育職員免許法第9条の3第3項又は免許状更新講習規則第9条に規定する受講対象者に該当する。
平成 ×× 年 ×× 月 ×× 日
(証明者所属・職名)
証明者記入については、別紙:記入方法
(9ページ)を参照してください。
(証明者氏名)
特に、保育士の方はご注意ください。
△△市立△△小学校長
○○ ○○○○
平成26年度 免許状更新講習講座選択票
様式2
氏名:
受講希望講座
滋賀
太郎
受講番号:
太枠の中を記入してください。
それぞれの日ごとに、希望する講座の「コード番号」「講座名」「時間数」を記入し、
必修領域と選択領域の「合計時間」を記入してください。
〈記入上の注意〉
①講習詳細情報の「コード番号」「講座名」「内容」等を確認の上、記入してください。
②養護教諭の方は、講習詳細情報の「対象職種」の欄に「養教」と記載されている講座から選択して
講習詳細情報(11ページ~)を参照し、受講希望
ください。栄養教諭対象の選択領域の講座は開設しておりませんので、ご注意ください。
講座が開講される日の欄に「コード番号」「講座
名」を正確に記入してください。
③選択領域は、第1希望以外に、第2希望があれば希望順位「第2希望」の欄に、第3希望があれば希望順位
「第3希望」の欄に記入してください。
「特別支援教育Ⅰ」「特別支援教育Ⅱ」のように、
受講希望者が定員を超える場合には、希望順位に従って抽選を行い、第2希望または第3希望の講座を
講座名はローマ数字まで省略せず記入してください。
受講していただくことがあります。第2希望、第3希望の記入がなく、抽選にはずれた場合は、その日
の講座は受講できなくなりますのでご注意ください。
領域
日程
必修
8月6日(水)・7日(木)
9:00~17:00
希望
順位
コード番号
A-1
教育の最新事情
第1希望
B-1
特別支援教育Ⅰ
第2希望
B-2
心と身体の健康Ⅰ
第3希望
B-4
算数・数学
第1希望
C-6
理科Ⅰ
第2希望
C-3
情報
D-4
理科Ⅱ
8月8日(金)
9:00~17:00
8月11日(月)
選択
講座名
9:00~17:00
時間数
12
時間
6
時間
6
時間
6
時間
30
時間
第3希望
第1希望
8月12日(火)
第2希望
*1.必修領域は
9:00~17:00
・受講希望した場合:12時間
第3希望
*2.選択領域は、各1日の中で
・受講希望した場合: 6時間
第2希望および第3希望をお申し込みいただいた
場合も時間数は6時間となります。
合計時間数 別紙:記入方法
〔受講者本人記入欄〕
○所持する免許状の欄の書き方について
免許状の種類
教科
特別支援教育領域
幼稚園教諭(普通)
専修・一種・二種免許状
小学校教諭(普通・特別)
(特別のみ)
専修・一種・二種免許状
国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育
中学校教諭(普通・特別)
国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、保健、技術、家庭、職業、職業
専修・一種・二種免許状
指導、職業実習、外国語(英語、ドイツ語、フランス語その他の外国語)、宗教
国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、工芸、書道、保健体育、保健、
看護、看護実習、家庭、家庭実習、情報、情報実習、農業、農業実習、工業、工業
高等学校教諭(普通・特別) 実習、商業、商業実習、水産、水産実習、福祉、福祉実習、商船、商船実習、職業
専修・一種免許状
指導、外国語(英語、ドイツ語、フランス語その他の外国語)、宗教
(一種のみ)
柔道、剣道、情報技術、建築、インテリア、デザイン、情報処理、計算実務
視覚障害者、聴覚障害者、
特別支援学校教諭(普通)
知的障害者、肢体不自由者、
専修・一種・二種免許状
病弱者
特別支援学校自立教科教諭
(普通・特別)
理療、理学療法、音楽、理容、特殊技芸(美術、工芸、被服)
一種・二種免許状
特別支援学校自立活動教諭
(普通・特別)
視覚障害教育、聴覚障害教育、肢体不自由教育、言語障害教育
一種免許状
養護教諭(普通)
専修・一種・二種免許状
栄養教諭(普通)
専修・一種・二種免許状
〔証明者記入欄〕
○受講対象者の証明の方法について
受講対象者の区分
教育職員(主幹教諭、指導教諭、教諭、助教諭、養護
証明の方法
公立学校
教諭、養護助教諭、栄養教諭、講師)
(免許法第9条の3Ⅲ①)
国立学校
校長(園長)、副校長(副園長)、教頭、実習助手、寄宿
私立学校
教育職員・
舎指導員、学校栄養職員、養護職員
教育の職に
(免許状更新講習規則第9条Ⅰ①)
ある者
校長の証明
※校長本人の場合は教育委員会
校長の証明
※校長本人の場合は法人の長
校長の証明
※校長本人の場合は法人の長
共同調理場に勤務
場長の証明
する学校栄養職員
※場長本人の場合は教育委員会
指導主事、社会教育主事その他教育委員会において学校教育又は社会教育に関
する専門的事項の指導等に関する事務に従事している者(免許状更新講習規則
任命権者の証明
第9条Ⅰ②)
国・地方公共団体の職員等で、上記の者に準ずる者として免許管理者が定める
者(免許状更新講習規則第9条Ⅰ③)
教員採用内
定者・
教員採用内
定者に準ず
る者
任命権者又は雇用者の証明
その他文部科学大臣が定める者(免許状更新講習規則第9条Ⅰ④)
その者の任命権者・雇用者の証明
教員採用内定者(免許法第9条の3Ⅲ②)
任用又は雇用予定の者の証明
教員勤務経験者(免許状更新講習規則第9条Ⅱ①)
任用・雇用していた者または勤務していた
校(園)長の証明
・認定こども園および認可保育所の保育士(※注)
・幼稚園と同一の設置者が設置する認可外保育施設に勤務する保育士
当該施設の設置者の証明
(免許状更新講習規則第9条Ⅱ②)
教育職員となることが見込まれる者(臨時任用リスト登載者等)(免許状更新
講習規則第9条Ⅱ③)
任用又は雇用する可能性がある者の証明
(※注)免許状更新講習規則の一部を改正する省令(平成 25 年文部科学省令第 23 号)の施行(平成 25 年 8 月 8 日)により、認可保育所に
勤務する保育士は、設置者が幼稚園を設置しているかどうかにかかわらず、受講対象者となった。
教員免許状更新講習講座一覧表 <必修講座>
開講日
8月6日
(水)
・
8月7日
(木)
コード
番号
講義主題
講座名
担当講師
主な
受講対象者
定員
講習時間
500名
12時間
定員
講習時間
教諭・養護教諭 特別支援学校教諭、養護教諭
180名
6時間
幼・小・中・高・
特別支援学校教諭、養護教諭
100名
6時間
新時代の教師
三輪・山内
学校をめぐる状況変化
紅林・川村
子どもの発達
兒玉
生徒指導と進路指導
井上
A-1 教育の最新事情 教育方法の現在
堀江・南出
教育改革の動向
藤村・藤田
学校の教育課題と組織的対応
白井
校内外の安全管理と学校に
おける情報セキュリティ
神月
対象職種
全校園種の
教諭
養護教諭
栄養教諭
教諭
養護教諭
栄養教諭
<選択講座>
開講日
コード
番号
講座名
B-1 特別支援教育Ⅰ
8月8日
(金)
8月11日
(月)
B-2
心と身体の健康Ⅰ
B-3
生活
B-4
算数・数学
B-5
音楽
B-6
体育Ⅰ
B-7
英語
B-8
幼児教育Ⅰ
白石・窪田
対象職種
主な受講対象者
幼・小・中・高・
高柳※1・金森雅※1 教諭・養護教諭
本田・松田
教諭
幼・小・特別支援学校教諭
50名
6時間
長谷川・篠原
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
中根・林睦
教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭
30名
6時間
村山・辻
教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
大嶋秀・林直
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
清水※3・金森由※3
教諭
幼・小・特別支援学校教諭
100名
6時間
180名
6時間
幼・小・中・高・
C-1 特別支援教育Ⅱ
近藤・藤岡
C-2 国際理解教育
平畑・杉江
教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭
100名
6時間
C-3 情報
岩井・右田
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
C-4 国語
松丸・吉川
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
C-5 社会Ⅰ
川口・岸本
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
C-6 理科Ⅰ
神山・糸乗
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
C-7 体育Ⅱ
柴田※1・中薗※1
教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
菅・古橋紗※2
教諭
幼・小・特別支援学校教諭
50名
6時間
180名
6時間
C-8 幼児教育Ⅱ
8月12日
(火)
担当講師
D-1
心と身体の健康Ⅱ
D-2
環境教育
D-3
教諭・養護教諭 特別支援学校教諭、養護教諭
幼・小・中・高・
久保田・芦谷 教諭・養護教諭 特別支援学校教諭、養護教諭
早川・市川
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
100名
6時間
社会Ⅱ
大清水・渡辺
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
D-4
理科Ⅱ
古橋潔・越後
教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
D-5
図画工作・美術
新関・大嶋彰
教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
D-6
家庭
矢野・田中
教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭
50名
6時間
D-7
幼児教育Ⅲ
北尾※2・平野
教諭
幼・小・特別支援学校教諭
40名
6時間
連携大学 (※1:びわこ成蹊スポーツ大学 ※2:滋賀短期大学 ※3:滋賀文教短期大学)
講 習 詳 細 情 報
日 程
必修領域
選択領域
8月6日(水)・7日(木)
終日
1 講座
―
8月8日(金)
終日
―
8 講座
8月11日(月)
終日
―
8 講座
8月12日(火)
終日
―
7 講座
※対象職種にご注意ください。
※対象職種に該当していれば受講できますが、「主な受講対象者」と
「内容」を参考にして、受講講座を選択してください。
※所属名を記していない講師は、すべて平成25年度現在の本学教員です。
必修領域 8月6日(水)・7日(木)
コード番号
講座名
時間数
対象職種
主な受講対象者
定員
A-1
教育の最新事情
12時間
全職種
全校園種の全職種
500名
講師
三輪 貴美枝
山内 規嗣 (広島大学大学院)
紅林 伸幸
川村 光(関西国際大学)
兒玉 典子
井上 毅
堀江 伸
南出 儀一郎
藤村 祐子
藤田 弘之(関西外国語大学)
白井 重樹
神月 紀輔(京都ノートルダム女子大学)
内容
必修領域の「教職についての省察」、「子どもの変化についての理
解」、「教育政策の動向についての理解」、「学校の内外の連携協
力についての理解」について、8つの講義内容を設定し、これまで
の研究から得られた知見をもとに講義する。
a:新時代の教師 【三輪・山内】
b:学校をめぐる状況変化 【紅林・川村】
c:子どもの発達 【兒玉】
d:生徒指導と進路指導 【井上】
e:教育方法の現在 【堀江・南出】
f :教育改革の動向 【藤村・藤田】
g:学校の教育課題と組織的対応 【白井】
h:校内外の安全管理と学校における情報セキュリティ 【神月】
選択領域 8月8日(金) その1
☆主な受講対象者 幼:幼稚園教諭、小:小学校教諭、中:中学校教諭、高:高等学校教諭、特:特別支援学校教諭、養:全校園種の養護教諭
コード番号
講座名
B-1
特別支援教育Ⅰ
時間数
6時間
対象職種
教諭・養護教諭
主な受講対象者
幼・小・中・高・特・養
定員
180名
障害児教育において重要な「発達的に理解する」とはどういうことかについて学ぶとともに、発達診断の意味やその教
育実践への結びつきについて考える。また、障害をはじめとするさまざまなニーズを持つ子どもたちやその保護者に対
して、学校や教師がどのように支援できるかについて考える。
概要
テーマ・講師
内
容
障害のある子どもたちに対する教育において、一人ひとりの発達、障害、生活をふま
障害のある子どもの発達的理解
えた理解が重要となる。本講座では、そのなかでも発達的に理解するとはどういうこと
白石惠理子 なのか、その教育実践における意義や留意点について取り上げる。さらに発達診断と
は何か、発達診断が実践にどのように結びつくのかも考えたい。
LD、ADHD、高機能広汎性発達障害だけでなく複雑な家庭環境に育つ子どもや虐待
配慮が必要な子どもと保護者への
など、“ちょっと気になる子ども”や“配慮が必要な子ども”はますます増えているように
支援のあり方
感じられる。保護者のニーズも多岐にわたり、保護者対応に苦慮する現場の声もよく
窪田 知子 聞かれる。本講座では、そんな子どもたちや保護者に対して、学校や教師がどのよう
に支援できるかを一緒に考えたい。
コード番号
講座名
B-2
心と身体の健康Ⅰ
時間数
6時間
対象職種
教諭・養護教諭
定員
100名
健康教育について基礎的理解を深める。「居場所」という概念を通して子どもと学校との絆を深める方策について考え
る。また、身体の発育・発達の概要を理解するとともに、運動の生体影響について生理学的メカニズムの基礎を学修す
る。さらに、運動の健康への効果について、先端的知見から科学的根拠を得る。
概要
テーマ・講師
内 学校カウンセリング
びわこ成蹊スポーツ大学
高柳 真人
身体の発育・発達と健康
びわこ成蹊スポーツ大学
金森 雅夫
コード番号
講座名
B-3
生活
概要
主な受講対象者
幼・小・中・高・特・養
容
子どもにとって、学校が安心して過ごせ、活躍できる場になっているかどうかを考える
とき、「居場所」という概念を手がかりにすることが有効であると考えられる。子どもに
とって、「居場所」とはどのような場所であり、学校が子どもにとっての「居場所」となり、
子どもと学校との「絆」が深まっていくための方策について、ともに考えてみたい。
身体の発育・発達の概要を理解する。①発育速度などに個人差があること、②体力の
二極化、③生殖機能の成熟について正しく知る。生活習慣のうち身体活動に焦点をあ
て、運動の生体影響について生理学的メカニズムの基礎を学修する。さらに、運動の
健康への効果について実践例を踏まえ、先端的知見から科学的根拠を得る。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小・特
定員
50名
生活科という教科の設置された原点について、教育実践を例にとって振り返るとともに、体験活動や表現活動の充実と
いう今日的な課題に対応した生活科のあり方について探求する。また、遊びや地域との関係の変化によって生じた子
どもの空間認識の変化を、表現活動の充実など生活科における課題認識の変化と結びつけて、小学校中学年の社会
科への橋渡しのあり方を考える。
テーマ・講師
内 容
生活科の原点と実践上の課題
彦根市立教育研究所
本田 充
生活科から社会科へ
松田 隆典
生活科の原点は、「体験を重視する」「個性を生かす」「家庭や地域とのかかわりを見
直す」「授業を変える」という小学校教育への四つの問題提起にある。この原点から教
育実践を振り返ることにより、今日的な課題を明確にするとともに、それを克服する学
習活動や評価などの在り方を探ることを目的とする。指導事例をもとに、「気付きの質
を高める」「伝え合う活動」を充実する体験活動や表現活動における教師の支援につ
いて考える。
子どもの空間認識という観点では生活科と社会科との境界をひくことは難しい。古典
的な理解では、ギャングエイジといわれる8~9歳の認知空間が広がって、現象として
ルートマップからサーヴェイマップへ転換するといわれてきた。しかし、遊びや地域と
の関係の変化などを通じて子どもの認知空間は大きく変化しつつある。表現活動の充
実など生活科の課題認識の変化によって、小学校3・4年生の社会科のあり方を再考
しなければならない。
選択領域 8月8日(金) その2
コード番号
講座名
B-4
算数・数学
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高・特
定員
50名
江戸時代の文字遊び「目付字(めつけじ)」や「継子立(ままこだて)」といった遊びの背景にある「数学」を追究したり、
ユークリッド幾何における「三角形の内角の和に関する問題」や球面幾何における「13球問題」などに取り組んだりす
ることを通して、学校数学について考える。
テーマ・講師
和算と現代数学
長谷川 武博
証明再考
-ユークリッド幾何と球面幾何の
話題を通して-
篠原 雅史
内 容
江戸時代の和算家たちは数学の問題の解法を互いに競い合いました。和算家は計算
的側面、とりわけ正答に興味があったようで、理論的側面、たとえば問題の背後にあ
る数学的真理にはあまり目を向けていなかったようです。 本講習では「物事の本質」
をキーワードに、江戸時代の文字遊び「目付字」や「継子立」などを用いて、これらの
文字遊びの数学的背景を追究します。同時に、高い視点から学校数学を考え直すこ
との必要性を検討します。
試行錯誤することで当然そうであろうと確認できることでも、厳密に証明しようとすると
問題の中に予想以上の難しさが含まれていて、なかなか上手くいかないことがある。
本講習では、いくつかの証明問題を通してそのギャップに触れ、証明するということは
どういうことなのか再考する。前半ではユークリッド幾何における「三角形の内角の和
に関する問題」、後半では球面幾何における「13球問題」を扱う。
コード番号
講座名
時間数
対象職種
主な受講対象者
定員
B-5
音楽
6時間
教諭
幼・小・中・高・特
30名
概要
ソプラノリコーダーを使いながら、管楽器の基本的な奏法について指導法を学ぶ。そして現行の学習指導要領で一層
重点がおかれている音楽づくり・創作について体験する。遊びとしての音の活動を通して、楽しく、心に響く何かを求め
つつ、教育現場で生きる実践的な方向付けとして位置づける。
テーマ・講師
内 容
音楽鑑賞、器楽の指導について考える
中根 庸介
ソプラノリコーダーを使い、管楽器の基本的な奏法を確認しながら、器楽の指導法を
見つめ直すことを目的とします。また、音楽鑑賞の授業で「心に響くなにか」を感受で
きるような授業の理想像を探るべく、西洋音楽を中心とした音楽史、演奏史をもう一度
見なおし、教育現場で生きる鑑賞教材について考察します。(ソプラノリコーダーを持
参して下さい。)
楽しい音楽づくり
林 睦
現行の学習指導要領で一層重点が置かれている音楽づくり・創作について、その導
入の手立てをわかりやすく紹介し、実践してみます。音で遊ぶ、音楽をつくる活動は、
手法や評価の仕方がわかりにくいと思われていますが、やってみればとても楽しく、意
義ある活動です。授業ですぐにやってみることができる活動を実践しながら、学んでい
きます。(動きやすい服装でご参加ください。)
コード番号
講座名
B-6
体育Ⅰ
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小・中・高・特
定員
50名
日本の伝統文化としての武道の特性に触れながら、武術から武道へ移行していく中で、それらの技術と考え方がどの
ように発展してきたかを簡単な実技の体験を通して学び、学校教育における武道の果たす役割を理解する。また、児
童・生徒にとって楽しく、力がつく運動領域(体育分野)の授業づくりと、保健領域(保健分野)における睡眠の学習を軸と
した教材開発と実践化について学ぶ。
テーマ・講師
学校教育において武道が担うもの
村山 勤治
健やかな体を育む
体育科(保健体育科)の授業づくり
辻 延浩
内容
平成20年3月に告示された中学校学習指導要領の改訂で、平成24年度から武道が必
修化されました。本講習では、日本の伝統文化としての武道の特性を理解し、武道が
武芸から武術へ、そして武術から武道へ移行していく中で、それらの技術と考え方が
どのように変化しながら発展してきたかを簡単な実技を体験しながら、武道がもつ不
易と流行を確認し、学校教育における武道の果たす役割を理解していきます。
近年、児童・生徒の心とからだをめぐっては、体力・運動能力の低下や生活習慣病の
低年齢化、人とのかかわりの希薄さなど、多くの問題が投げかけられている。この問
題解決に向けて体育科(保健体育科)の授業の果たす役割はきわめて重要である。児
童・生徒にとって楽しく、力がつく運動領域(体育分野)の授業づくりと、保健領域(保健
分野)における睡眠の学習を軸とした教材開発と実践化について、二部構成で展開す
る。それぞれのモデル授業について、実践ビデオや指導案を用いて考えていく。
選択領域 8月8日(金) その3
コード番号
講座名
B-7
英語
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
定員
50名
学習指導要領に基づいた英語教育の今日的課題について、コミュニケーション能力の育成・発音指導・英語学習の課
題といった問題から考える。また、言語教育においては言語の背景にある社会や文化の理解が不可欠である。この点
について理解を深めるために、アメリカ文化に焦点をあて、アメリカの文化の形成・特色について理解を深める。
テーマ・講師
英語科教育学
大嶋 秀樹
アメリカ文化研究
林 直生
コード番号
講座名
B-8
幼児教育Ⅰ
概要
主な受講対象者
小・中・高・特
内 容
以下の話題について講義を進めます。
1.小・中・高を通じてのコミュニケーション能力の育成、学習指導要領、そして CANDO List のこと
2.最近の英語科教育・第2言語習得の研究成果から
3.音声・発音指導
4.英語学習の課題
言語を学ぶ際には、言語の背景としての社会や文化を知ることがとても大切です。こ
の講座では、アメリカの文化について学びます。歴史的な経緯を確認しながら、アメリ
カの社会や文化がどのように作られてきたのか、どのような特色を持っているのか、ま
た、現在のアメリカにそれらがどのように反映されているのかについて、英語で書かれ
た文献や資料などを参照しながら考えます。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小・特
定員
100名
幼児とのかかわりを考えたり、コミュニケーションを楽しむ遊びを演習したりして、心豊かにたくましく生きる力の基礎を
培う幼児教育の創造と展開について再考し、教育実践力の向上につなげる。また、これからの幼稚園教諭の育成につ
いて、指導案の添削や教育実習評価の方法を通して理解を深める。
テーマ・講師
内 容
幼児の居場所づくりとコミュニケーション 発達課題を乗り越えていく過程に丁寧に寄り添い、支援する保育が求められていま
す。VTR 視聴を通して幼児とのかかわりを考えたり、コミュニケーションを楽しむ遊び
を演習したりして、心豊かにたくましく生きる力の基礎を培う幼児教育の創造と展開に
滋賀文教短期大学
ついて再考し、教育実践力の向上につなげるきっかけとします。
清水 慶子
幼稚園教諭を育てる
滋賀文教短期大学
金森 由華
幼稚園教育の場において、教師は子どもや保護者との関わりが主になります。しか
し、経験年数を重ねていくと、自分のクラスの事だけを考えることが許されなくなりま
す。後進の指導も大きな職務の一つと言えるでしょう。本講座では幼稚園教諭をいか
に養成していくかについて指導案の添削、教育実習評価の方法を説明しながら理解
を深めていきます。
選択領域 8月11日(月) その1
☆主な受講対象者 幼:幼稚園教諭、小:小学校教諭、中:中学校教諭、高:高等学校教諭、特:特別支援学校教諭、養:全校園種の養護教諭
コード番号
講座名
C-1
特別支援教育Ⅱ
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭・養護教諭
内
発達障害の基礎と教育的支援
近藤 文里
チーム援助で進める特別支援教育
-学校心理学の立場から-
京都教育大学
藤岡 秀樹
コード番号
講座名
C-2
国際理解教育
容
神経心理学的研究にもとづいて注意欠陥・多動性障害、学習障害、 広汎性発達障害
の基本的な心理機能の障害がどこにあるのか、また、 障害の発達的推移や、障害毎
の特異性と共通性を明らかにするなかで、どのような教育的支援が求められるのかに
ついて講義する。
学校心理学では、「みんなが資源、みんなで支援」を合い言葉にチーム援助を行いま
す。特別支援教育においても、特別支援教育コーディネーターを中核に据え、学級担
任、教育相談主任、養護教諭、管理職、スクールカウンセラーなどがチームを構成し、
チーム援助を行うことが期待されています。本講座では、学校心理学の援助サービス
の種類、チーム援助の具体的なあり方などについて、実習も取り入れながら、お話しし
たいと思います。参加者の交流ができることを期待したいと思います。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小・中・高・特
定員
100名
外国人労働者の多い滋賀県の実態をふまえつつ、その歴史的背景や、抱えている問題点などを考える。日本各地での
同様な現場での取り組みを参考にしながら、学校教育としての多文化化をともに学ぶ。そして、こうした子どもたちの文化
的アイデンティティの形成過程などについて、特に音楽文化との関わりを中心に考察する。
テーマ・講師
国内の外国人児童生徒の教育問題
平畑 奈美
外国人児童生徒の
文化的アイデンティティ形成
-音楽文化を中心に-
杉江 淑子
コード番号
講座名
C-3
情報
概要
定員
180名
心理学的見地から発達障害について理解を深めるとともに、どのような教育的支援が求められるかについて学ぶ。ま
た、特別支援教育コーディネーターを中心に学校内外の人的資源を生かしたチーム援助のあり方について、具体的に学
ぶ。
テーマ・講師
概要
主な受講対象者
幼・小・中・高・特・養
内 容
滋賀県は外国人労働者の多い県であり、県下の学校にも多数の外国人児童生徒(外
国にルーツを持つ子どもたち)がいます。このような生徒たちはなぜ、どのようにして日
本に来たのか、どのような文化的背景を持ち、日本に来てどのような問題を抱えている
のか、といったことがらについて、この時間はまず考えます。ついで日本各地の学校教
育の現場で、外国人児童生徒に対し、どのような取り組みが行われているかを紹介し
ていきます。そのうえで、「バイリンガル教育」というものの可能性と、子どもたちの母語
保持の重要性について触れ、これからの学校教育現場の多文化化はどのように進め
るべきか、受講者のみなさんといっしょに考えていきたいと思います。
外国人労働者受け入れ等に伴い、日本の学校で学ぶ外国人児童生徒の数も増加して
きました。多文化化しつつある学校教育において、教員自身がこうした子どもたちの文
化的背景や文化的アイデンティティについての理解を深めることは、当の外国人児童
生徒に対する教育だけでなく、今後、多文化社会を担っていく日本人の子どもの教育に
おいても必須です。本講義では、日本社会で暮らしている外国籍の子ども、あるいは外
国にルーツをもつ子どもたちが、自身や保護者の国際移動の背景の中で、自己の文化
的アイデンティティをどのように形成していくのかについて、特に音楽文化との関わりを
中心に据えながら考察し、そこでの課題について受講者の皆さんとともに考えていきた
いと思います。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高・特
定員
50名
ICTを取り巻く現状と、特に電子黒板を取り扱った授業の実例をいくつか挙げながらICT機器の効果的な活用方法につい
て考える。また、1980年代後半に生まれた比較的新しい分野「人工生命」の研究事例を通して「生命とは何か」につい
て考える。
テーマ・講師
ICT機器の効果的な活用事例の紹介
-電子黒板の事例を中心に-
岩井 憲一
人工生命とコンピュータ
右田 正夫
内 容
近年はICT(Information and Communication Technology)が注目されており、授業にも
積極的に導入されています。本講座では、ICTを取り巻く現状と、特に電子黒板を取り
扱った授業の実例をいくつか挙げながらICT機器の効果的な活用方法について考えて
いきます。
人工生命は1980年代後半に生まれた比較的新しい研究分野です。この研究分野で
は、本物の生物を扱わずに、コンピュータの中に「進化」、「学習」、「自己複製」などの
生物らしい振る舞いを再現しようと試みます。その表現方法には、数理科学的表現やコ
ンピュータ・グラフィックスを用いた芸術的表現など様々なものがあります。本講座で
は、様々な人工生命の研究事例について紹介したいと思います。
選択領域 8月11日(月) その2
コード番号
講座名
C-4
国語
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高・特
定員
50名
身近な地域教材を用いて国語や古典への「距離感」を解消する方法を学ぶ。国語学分野においては、日本語の方言を
国語学研究の視点から検討することで、日本語を客観的に捉え直すことの重要性を理解する。また古典分野において
は、古典における近江という地域について、地域アイデンティティ、都との関係、環境破壊といったテーマから考える。
内 容
テーマ・講師
方言を考える
松丸 真大
古典と地域教育
吉川 栄治
この講習では生活の言葉である方言について受講者と一緒に考えていきます。方言
は、日本語の歴史や未来を映し出している点で国語学として面白いテーマであると同
時に、人々の生活に密着しているという文化的な側面もあります。この講習の前半では
方言の概略について簡単に説明し、後半で受講者自身が使う方言を取り入れながら考
えてみたいと思います。
古典嫌いの高校生が半数以上を占める現状を改善し、古典への「距離感」を解消する
一方途として、身近な地域教材を使った古典授業の組み立てを提示する。①教師や生
徒自身が無自覚にもつ「地域」のアイデンティティを問い直し、地理的概念の歴史的変
遷を理解する。②近江は都に隣接するが畿内ではない。都との往還によってもたらされ
る湖南の周縁文化圏的性格を古典の中から考える。③近世から続く環境破壊を歌枕
の変遷を通じて考える。④時間があれば、近江朝の政治とロマン、芭蕉と近江など、な
じみのあるテーマも講義します。
コード番号
講座名
時間数
対象職種
主な受講対象者
定員
C-5
社会Ⅰ
6時間
教諭
小・中・高・特
50名
概要
社会科に求められているのはどのような学力であろうか。本講座は授業理論と教育評価という観点から、現代の変容す
る社会に求められる学力論について学ぶ。社会科の具体的な授業分析を通じて、社会の変化に対応した授業論につい
て考える。また、評価項目のうち「思考・判断・表現」に注目して、パフォーマンス評価の可能性について探る。
テーマ・講師
内 容
社会科教育の学力と授業づくり
川口 広美
社会科教育の学力と教育評価論
岸本 実
コード番号
講座名
C-6
概要
理科Ⅰ
社会系教科(社会科・地理歴史科・公民科)は「社会」を扱う教科である。しかし、この
「社会」とは一定ではなく、常に変容する。このような中で、社会系教科の授業は何を目
標とし、何をどのように教えなければならないのか。本講座では、この問いに対し、2つ
のパートで答える。
パート1では主な社会科授業理論を、授業分析を行いながら確認する。パート2では、
授業理論を踏まえ、「社会」の動きを見据えた授業を開発する。全体を通して、急激な
「社会」変容に対応した子どもを育成できる社会科授業のあり方を考察してみたい。
グローバル化した今日の社会に求められるのはどのような学力であろうか。 「確かな学
力」論では、基礎的・基本的な学力とともに、自ら課題を見つけ、考え判断したことを表
現する学力が重視されている。指導要録の評価の観点でも「思考・判断・表現」の項目
が焦点となっていて、その教育評価の方法としてパフォーマンス評価が注目されてい
る。社会科における「思考・判断・表現」の学力評価法としてのパフォーマンス評価の意
義と可能性についても考える。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高・特
定員
50名
「光」も「生命」も共に小学校から高校まで取り扱われる理科の基本的内容である。光の正体に対する物理的考え方は時
代とともに大きく変化してきたが、現代の考え方である量子に至るまでの歴史を辿ることで光に対する理解を深める。ま
た、生命について、本講習では化学的方法で生命現象を追求する生化学の内容のうち、生命を構成する物質の化学構
造とその生理機能について学び、さらにバイオテクノロジーについても理解を深める。
テーマ・講師
内容
「光」の物理
-過去から現在まで-
神山 保
生化学・生命と物質
糸乗 前
光は日常生活に溢れ、また科学技術にも多く利用されていますが、その正体に対する
物理的考え方は、過去から現在にわたり、大きく変化してきました。その捉え方の歴史
的変化を実験事実や観測事実から復習し、現代物理の基礎となる量子という考え方に
親しみます。小学校から高校までの理科で光の性質を扱いますが、そのバックグラウン
ドになる理解を目指します。
生命体は種々の物質で構成されているばかりでなく、体内で物質をいろいろ変化させる
ことによって生命を維持しています。そこで、これらの物質の化学構造と生理機能を含
めて、生体の“しくみ”を化学的方法で捉えて生命現象を追究する生化学の内容につい
ての概説を行います。糖質、脂質、タンパク質、核酸・遺伝子について学び、バイオテク
ノロジーについても取り上げていきます。
選択領域 8月11日(月) その3
コード番号
講座名
C-7
体育Ⅱ
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小・中・高・特
定員
50名
保健体育・運動指導に関わる教師や指導者に求められるものを、体育科教育学と運動学の見地から考える。また、わか
る・楽しい、共に生きることに繋がる保健教材・授業の重要性を理解する。さらには、現代的課題でもある防犯・安全教育
等に関する教材の扱いについて認識を深める。
概要
テーマ・講師
内 容
体育の学習指導で
求められる力を考える
びわこ成蹊スポーツ大学
保健体育・運動指導に関わる教師や指導者は何を考え、何を身につけていなければな
らないのかを、体育科教育学と運動学の立場から実践例を交えながら考えていきま
す。
柴田 俊和
わかる・楽しい、共に生きることに
繋がる保健学習を考える
びわこ成蹊スポーツ大学
中薗 伸二
コード番号
講座名
C-8
幼児教育Ⅱ
概要
健康教育や保健教材・授業に関する最新の研究知見等に基づき、わかる・楽しい、共
に生きることに繋がる保健教材・授業の重要性を概括する。その上で、具体的保健教
材例を授業形式で提示しつつ、実践的保健教材・授業について検討していく。その際
に、保健における「知識を活用する学習活動」も意識したい。また、現代的課題でもある
防犯・安全教育等に関する教材も扱う。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小・特
定員
50名
幼児教育を巡って関心の高まってきている、保育の「質」の問題について、その評価の方法や、実践に活かせる視点や
方向性をふくめて考察する。そして、ノンバーバルの乳幼児に対する体罰に関し、チェックリストや事例を通して考え、実
際の対応の仕方を学ぶ。
テーマ・講師
内 容
幼児教育に求められる
「質」について考える
菅 眞佐子
乳幼児の体罰を考える
滋賀短期大学
古橋 紗人子
幼児教育を巡る近年の議論において、保育の「質」の問題への関心が高まってきてい
ます。幼児教育において「質が高い」ということは、いったいどのように考えればよいの
でしょうか。本講では、保育の質を評価する方法としてこれまで提案されてきたものをい
くつか概観し、そこから私たちの保育実践に活かせる視点や方向性がどのように得ら
れるか、受講される皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
乳幼児に対する体罰はニュースには浮上してこないが、ノンバーバルの対象児また
は、それに近い子どもたちに対しては、教師の中にも消極的支持者は意外と多いので
はないか。チェックリストや事例を通して考え、実際の対応の仕方を学びます。
選択領域 8月12日(火) その1
☆主な受講対象者 幼:幼稚園教諭、小:小学校教諭、中:中学校教諭、高:高等学校教諭、特:特別支援学校教諭、養:全校園種の養護教諭
コード番号
講座名
D-1
心と身体の健康Ⅱ
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭・養護教諭
内
学校教員のための精神医学
久保田 泰考
子どもの心身の問題に対する
臨床心理的支援
芦谷 道子
コード番号
講座名
D-2
環境教育
容
教育現場で問題になることの多い精神科的疾患についての基礎的な知識を習得し、
治療的な介入や薬物療法について理解を深めることを目標とします。具体的には、う
つ、双極性障害、自閉症スペクトラム、統合失調症などを取り上げ、メンタルな問題を
抱える生徒のために教育現場において可能な支援・援助について検討していきます。
子どもの心身の発達について、フロイトの発達理論より解説し、それをもとに子どもの
様々な心身症について理解を深めていきます。具体的には、摂食障害、チック、身体
表現性障害などを取り上げます。また実際の事例や子どもたちの表現した描画、箱庭
等を通して、具体的に子どもの内的世界について理解を深め、臨床心理学的支援に
ついて、考察を深めていきます。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高・特
定員
100名
環境問題に関わる社会学理論について理解した上で、栗東市産廃処分場(RD)問題を事例とした社会学的分析を行
う。この事例を通して地域環境問題が社会紛争として顕在化することを踏まえ、そこに環境問題をめぐるドラマが生成さ
れていることを学ぶ。また、環境教育で重視されている、参加体験型環境教育プログラムの事例や作成方法について
の議論を通して、その手法を学ぶ。
テーマ・講師
内 環境問題の社会学
早川 洋行
参加体験型環境教育プログラムの開発
市川 智史
コード番号
講座名
D-3
社会Ⅱ
概要
定員
180名
精神科的疾患についての基礎的な知識を習得し、治療的な介入や薬物療法についての理解を深めることを目標とす
る。そして具体例を取り上げつつ、メンタルな問題を抱える生徒への支援・援助について検討する。また、子どもの心身
の発達についてフロイトの発達理論より解説し、様々な心身症について理解を深める。さらに、子どもたちの描画、箱庭
等の事例を通して内的世界について理解を深めて、臨床心理学的支援への考察を行う。
テーマ・講師
概要
主な受講対象者
幼・小・中・高・特・養
容
環境問題に関わる社会学理論を説明した上で、栗東市産廃処分場(RD)問題を事例
にして社会学的分析を行います。地域環境問題は社会紛争として顕在化することが
多いことを踏まえ、それぞれのアクターがどのような論理で行為しているのかを明らか
にして、総体として、そこに環境問題のドラマが生成していることを論じる予定です。
持続可能な社会をめざす環境教育においては、環境・環境問題に対する、気づき・関
心、知識・理解、態度・価値観を啓培し、環境活動への参加や日常の行動を具現する
ことが目標とされている。この目標に向けて、参加体験型の学習が重視されている。
本講座では、参加体験型環境教育プログラムの事例や作成方法について講義を行
う。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高・特
定員
50名
中学校社会科の新しい学習指導要領はいくつかの新たな課題を提示している。歴史的分野における新課題は生徒の
歴史認識を明確にするための「時代の大観」である。本講座では、西洋史における古代と中世の新しい見方について
学ぶ。公民的分野では、国民に法や裁判に対して理解を深めることを求めている裁判員制度について考え、今後の
「法教育」のあり方を探求する。
テーマ・講師
内 容
「古代末期」研究とヨーロッパの誕生
大清水 裕
多くの教科書では依然として、5世紀に西ローマ帝国が滅亡したところで古代の記述を
終え、ゲルマン人の侵入から中世を書き起こしている。しかし近年では、2世紀末から8
世紀までを「古代末期」という古代から中世への変化の時代ととらえる、新しい見方が
根付きつつある。本講座では、近年の「古代末期」研究の動向を解説しつつ、「ヨー
ロッパ」の成立と変容についても考えていきたい。
裁判員制度が導入されるなど、「裁判」に対する国民の関心も高まっています。学習
現代社会における法・裁判の役割を考える 指導要領でも、学校教育において「国民の司法参加」「裁判員制度」が取り扱うものと
されています。本講座では、裁判員制度の導入を一つの手がかりとして、あらためて
渡辺 暁彦 法や裁判の意義・役割について理解を深めるとともに、今後の「法教育」の実践につ
いて考えてみたいと思います。
選択領域 8月12日(火) その2
コード番号
D-4
概要
講座名
理科Ⅱ
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高・特
定員
50名
生命科学に関する最近の話題に対応できるように、人間の身体における生命現象を分子のレベルで理解する。特に遺
伝子の役割やタンパク質の構造と機能について深く学ぶ。一方、地球科学においてプレートテクトニクスはその基本と
なる概念であり、日本列島に多い火山や地震とも深く関係している。本講習では、火山の形成や地震の発生、日本列
島の成り立ちなどを、プレートテクトニクスの観点から理解することを目指す。
テーマ・講師
内 容
分子の働きから生命現象を考える
古橋 潔
プレートテクトニクスと地球の進化
越後 拓也
生命科学に関する情報がニュースや新聞で多々取り上げられていますが、正確にそ
れらの情報を理解し、児童や生徒に伝えることが難しい場合もあると思います。その
際の助けとなるように、この講座では身近な例として、人間の身体における生命現象
を分子のレベルで概説します。特に、遺伝子の役割やタンパク質の構造と機能に焦点
を当てます。教科として理科を教える方はもちろん、それ以外の方も対象とします。
プレートテクトニクスは現代地球科学の基本となる概念であり、日本列島に多い火山
や地震とも非常に関連が深いテーマです。本講座では、プレートテクトニクスという概
念がどうやって発展したかを概説し、火山の形成や地震の発生、日本列島の成り立ち
などを、プレートテクトニクスという観点からシンプルに理解することを目標とした講義
を行います。
コード番号
講座名
時間数
対象職種
主な受講対象者
定員
D-5
図画工作・美術
6時間
教諭
幼・小・中・高・特
50名
概要
子どもの絵の発達や子どもの絵の見方、指導法などについて、具体的な事例を通して考える。また、学習指導要領に
新しく設定された「共通事項」のねらいとともに、「造形遊び」の意図が多くの教育現場で理解されにくいという問題に焦
点を絞って考える。
テーマ・講師
内 容
子どもの絵の発達と指導
新関 伸也
「造形遊び」と「共通事項」
大嶋 彰
子どもの絵の発達を知ることは、適切な絵画指導に欠かすことができません。また、
教育現場における絵画指導は、子どもの主体性をどう発揮させるかに大きくかかわっ
ています。本講座では、子どもの絵の発達や子どもの絵の見方、指導法などについ
て、具体的な作例を交えて講義します。
小学校学習指導要領に「造形遊び」が登場してから35年以上経過した現在、その範囲
も高学年まで拡大され、今や図画工作科の基底をなす内容となっています。その間、
さまざまな実践や議論が積み重ねられてきましたが、その意図が必ずしも多くの教育
現場で理解されているとは言いがたいのも事実です。なぜ、理解しにくいのでしょう
か。本講習では、新しく設定された「共通事項」のねらいとともに、この問題に焦点を
絞って考えてみたいと思います。この「理解しにくさ」という状況がどこから生ずるの
か、そのことの原因が分かれば、問題の多くは解決すると思われるからです。またこ
のことは、中学校・高等学校美術科においても隠された重要な課題なのです。
選択領域 8月12日(火) その3
コード番号
講座名
D-6
家庭
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
定員
50名
家庭科教育における食教育の考え方と具体的進め方について、小学校家庭科を中心に基本的な理解を深める。また、
地震の活動期である日本の現状をふまえ、学校において巨大地震への備えに対して教師の果たすべき役割や、災害
を減ずるために児童・生徒にどのような教育を行うべきかを考える。
テーマ・講師
内容
小学校家庭科における食教育
矢野 由起
学校と減災
田中 宏子
コード番号
講座名
D-7
幼児教育Ⅲ
概要
主な受講対象者
幼・小・中・高・特
生涯にわたって安全で健康的な食生活を送るためには、どのような力を身に付けれ
ばよいのであろうか。家庭科教育においては食に関わる学習は従来から重要な学習
内容の柱である。本講座では、家庭科教育の特質を理解した上で、小学校家庭科に
おける食教育の考え方と具体的な進め方について理解を深める。
学校は、児童・生徒が集団で毎日長時間を過ごす大切な生活空間であり、また、非常
災害時には地域住民にとって応急避難場所としての役割が期待されるなど、災害対
策の面で極めて重要な役割を併せ持つ場所である。地震の活動期である日本の現状
において、巨大地震に備える学校づくりの遅れは許されない。巨大地震に備え、教師
は何をすればよいのであろうか、そして児童・生徒に何を教育すればよいのだろうか、
考えていきたい。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小・特
定員
40名
保育者自身が日常の保育現場において使える技術について、ロープワークを事例に学ぶ。また、行事や学校、地域、
保護者との関わりについて、保育者がどのような過程を経て実践する必要があるかを、実際の行事例を用いて学ぶ。
テーマ・講師
内 容
保育現場で使えるロープワーク
滋賀短期大学
北尾 岳夫
「行事」における地域性と学びの過程
京都造形芸術大学
平野 知見
生活が便利になっていく反面、その弊害として子どもたちの生活技術の獲得が阻害さ
れている。その代表的なものが「結ぶ」技術ではないだろうか。谷田貝公昭教授(目白
大学)の調査によると、「からだの前でちょうちょ結びができる」のは、昭和11年の調
査では5歳であるの対し、平成15年の調査では8歳になってからと報告されている。7
0年以上前と現在の生活形態は大きくかけ離れてはいるが、手指の巧緻性の発達、
また生活力の獲得という面から考えると、その隔たりは憂慮に値する。
そこで本講習では、まず保育者自身が日常の保育の中で「結ぶ」ことを実践できるよう
に、ロープワークを題材として取り上げ、保育現場で使える技術を獲得していただきた
い。また、その中から子どもたちにもできる「結び」についても考えを深めることができ
ればと考える。
行事は普遍的なものではなく、園の地域性、保育方針などを考慮して精選すべきもの
です。本講座では様々な背景をもつ子どもたちとともに参加する行事や学校、地域、
保護者との関わりについて保育者がどのような過程を経て実践する必要があるかを
実際の行事例とともに検討し理解を深めます。
※返信用切手140円分
をクリップ等でとめて
ください。
平成26年度 滋賀大学 免許状更新講習受講申込書
様式1
[受講者本人記入欄] ※以下の情報は免許状更新講習に係る受講登録・連絡以外には使用しません。
生
年
月
日
ふりがな
印
氏 名
性
別
昭和 年
月 日
(顔写真)
[裏面に氏名を
記入してください]
-
(住所)〒 都道
府県
郡
市
区
町村
縦36~40㎜
横26~30㎜
住 所
(電話番号)
-
-
(FAX番号)
-
-
①幼稚園・小学校・中学校
-
(電話番号)
(勤務校(園))
高等学校・中等教育学校
特別支援学校・認定こども園
に勤務している者
受講対象者
②教員採用内定者・教員として
の区分
(電話番号)
(FAX番号)
-
-
-
-
-
受講番号
(職名)【※ 該当する職に○】
教諭 ・ 助教諭 ・ 講師 ・ 養護教諭
養護助教諭 ・ 栄養教諭 ・ 実習助手
寄宿舎指導員・学校栄養職員・養護職員 (任用・雇用する(見込みのある)任命権者・学校法人・国立大学法人等勤務先)
任用又は雇用される(見込み
のある)者
※①~④の中 ※講師登録を含む。
から該当する
区分に記入し
てください。
③教員勤務経験者
(任用・雇用していた任命権者・学校法人・国立大学法人・学校園等元勤務先)
(勤務先)
④その他
(職名)
※支援員、保育所・認定こども園
の保育士など
○所持する免許状について記入してください。
免許状の種類等については、「別紙:記入方法」を参照の上、記入してください。
免許状の種類
教 科
教諭
免許状 教諭
免許状 教諭
免許状 教諭
免許状 教諭
免許状 取得年月日
修了確認期限・有効期間の満了の年月日 平成 年 月 日
特別支援教育領域
(
延期申請済み)
○障害を有している方や妊娠中・療養中の方で、配慮・支援を希望される場合は、その内容を記入してください。
障害の種類・程度・症状等
希望する配慮・支援内容
※受講希望講座は、裏面「免許状更新講習講座選択票」(様式2)に記入してください。
[証明者記入欄]※校長等により受講対象者であることの証明を受けてください。(証明書類の添付でも可)
上記の者は教育職員免許法第9条の3第3項又は免許状更新講習規則第9条に規定する受講対象者に該当する。
平成 年 月 日
(証明者所属・職名)
(証明者氏名)
公印
平成26年度 免許状更新講習講座選択票
様式2
氏名:
受講番号:
受講希望講座
太枠の中を記入してください。
それぞれの日ごとに、希望する講座の「コード番号」「講座名」「時間数」を記入し、
必修領域と選択領域の「合計時間」を記入してください。
〈記入上の注意〉
①講習詳細情報の「コード番号」「講座名」「内容」等を確認の上、記入してください。
②養護教諭の方は、講習詳細情報の「対象職種」の欄に「養護教諭」と記載されている講座から選択して
ください。栄養教諭対象の選択領域の講座は開設しておりませんので、ご注意ください。
③選択領域は、第1希望以外に、第2希望があれば希望順位「第2希望」の欄に、第3希望があれば希望順位
「第3希望」の欄に記入してください。
受講希望者が定員を超える場合には、希望順位に従って抽選を行い、第2希望または第3希望の講座を
受講していただくことがあります。第2希望、第3希望の記入がなく、抽選にはずれた場合は、その日
の講座は受講できなくなりますのでご注意ください。
領域
日程
必修
8月6日(水)・7日(木)
9:00~17:00
希望
順位
コード番号
時間数
講座名
時間
第1希望
8月8日(金)
時間
第2希望
9:00~17:00
第3希望
第1希望
8月11日(月)
選択
時間
第2希望
9:00~17:00
第3希望
第1希望
8月12日(火)
時間
第2希望
9:00~17:00
第3希望
合計時間数 時間
別紙:課題意識調査(平成 26 年度)
教員免許状更新講習についての課題意識調査
滋賀大学教員免許状更新講習実施委員会
本調査は、本学が講習を実施するにあたり、受講者の皆さんのニーズを把握しておくために実施するものです。
調査結果すべてを講習に反映することは困難ですが、有益な講習となるよう努めたいと考えております。また、
調査結果を他の目的に使用することはありません。ご協力をお願いします。
問1. あなたは何歳代ですか。
1. 30歳代、2. 40歳代、3. 50歳代
問2. あなたの性別はどちらですか。
1. 男性、2. 女性
問3. あなたが所持している免許状の種類は何ですか。次の中から該当するものをすべて選んでください。
1. 幼稚園、2. 小学校、3. 中学校、4. 高等学校、5. 特別支援学校、6. 養護教諭、7. 栄養教諭
問4. あなたの勤務先はどちらですか。
1. 幼稚園、2. 小学校、3. 中学校、4. 高等学校、5. 特別支援学校、6. 保育所、7. 認定こども園
8. その他(
)、9. 勤務していない
問5. 今、あなたが学校教育に携わるうえで、最も大きな課題だと思っておられることは何ですか。
問6. 必修領域「教育の最新事情」の講座について、どのような内容が含まれていることを期待されますか。
次の中から該当するものを選んでください。(2つ)
1. 学校が直面している課題に関する新たな知見
2. 学校が直面している課題の解決や実践に役立つ具体的対処法
3. 今日の教育課題に関する知見
4. 今日の教育課題の解決に資する具体的実践例
5. 教育を客観的に捉える学問的な新たな知見
6. 教育の根底をなす理論や思想
問7. 選択領域(今日的教育課題、教科指導、幼児教育等)の講座について、どのような内容が含まれている
ことを期待されますか。次の中から該当するものを選んでください。(2つ)
1. 学校や自らの実践を振り返り深める視点や具体的内容
2. 今日の教育が直面する課題についての現状と知見
3. 今日の教育が直面する課題の解決に資する具体的実践例
4. 今日の教育課題の解決に資する教育の理念や哲学
5. 各教科等教育における今日の課題についての知見
6. 各教科等教育における今日の課題の解決に資する具体的実践例
問8.
講座の内容について特にご要望があれば、記入してください。
ご協力ありがとうございました。
滋賀大学 教員免許状更新講習ホームページ
・http://www.shiga-u.ac.jp/research_cooperation/seminar/menkyo/
・ 滋賀大学 Top ページ(http://www.shiga-u.ac.jp/)の
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滋賀大学教育学部 教員免許状更新講習事務室
〒520-0862 大津市平津二丁目 5 番 1 号
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077-537-0320
077-537-0320
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