6. 運転に必要な装置の取扱い 注意

6. 運転に必要な装置の取扱い
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.1 各装置の取扱い
6.1.1 ベール直径、密度の取扱い
6.1.2 累積表示の取扱い
◆ ベール密度の設定
◆ ベールの放出ごとにカウントします
ベール密度は、コントロールボックスで設定します。
コントロールボックスのディスプレイに表示されま
乾草の場合は、設定圧力を低めに設定し、ソフトコア
す。
を使用することをお勧めし、短い乾燥の場合で、つま
ネットまたはトワインを繰出し、ベールを放出する(リ
りが発生するときは、設定圧力を落としてみてくださ
ヤチャンバを開けたとき)ごとにカウントし、完成ベー
い。(31 ページ)
ルの数が読みとれます。(リヤチャンバを開けただけ
ベール固さは 8 の設定が標準です。
ではカウントされません。)
必要に応じてサイレージの場合は設定値を高く、乾草
の場合は設定値を低くしてください。
◆ ベール直径設定
設定範囲 サイレージ:90 ∼ 155cm
乾草 :90 ∼ 160cm
注意
● サイレージの時は最大ベール重量が
1t 以下になるように設定してくださ
い。
6.1.3 ピックアップドラムの高さ調整
◆ ピックアップタインの高さ
ピックアップドラムの拾い上げ高さは、ピックアップ
タインが地面から約 20 ∼ 30mm 程度の高さが標準
ですが、ほ場の状態に合わせて調整してください。
タイン高さ 20 ∼ 30mm
40
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.1.4 拾い上げ高さの調整
●拾い上げ高さの調整は左右のゲージホイルによって
行います。
6.1.6 ステップの使用方法
(1)ネットなどを取扱う時は、ステップを下げて本機
に上がってください。
トラクタの油圧を操作しピックアップドラムを上げ
ピック高さ調整プレートの穴位置を変えて、高さを
合わせてください。
左右ホイールは同じ高さに調節してください。
6.1.5 グラスプレスローラの高さ調整
グラスプレスローラがウインドローに軽く触れるぐら
いに調整してください。
グラスプレスローラの高さ調整は、チェンの長さに
よって調整が出来ます。
左右のチェンは同じ長さになるように調整してくださ
い。
上げ
下げ
チェン
41
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.1.7 リヤチャンバの下降防止
◆ 油圧シリンダをロックし、下降防止をする
点検・整備・清掃などでチャンバを開けたままで作業
するときは、必ず左シリンダストップバルブのレバー
を閉の方向に回してシリンダをロックします。
注意
● 再びチャンバの開閉をする時は、必
ず左シリンダストップバルブを開の
方向にしてください。
● チャンバを開けた状態でストップバ
ルブを閉から開に切換えた時、少し
チャンバが下がる事があるので注意
してください。
42
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.2 ネット装置の取扱い
6.2.1 ネットの取付けと通し方
◆ ネットは下図のように通してください。
ネットの先端は、ゴムローラより約 20cm 垂れ下げ
てください。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
ネット
ブレーキアームジク
ブレーキアーム
ネットカイテンセンサ
テンションアーム
スベリイタ
ローラ
ゴムローラ
ネットヒロゲ
ナイフ
ブレーキパット
(1)ネット用ローラにセット
注意
(2)ネット用ブレーキディスクにセット
左回転しながら挿入
● ネットは、先端を束にしてゴムロー
ラとローラの間を通して上図のよう
に 20cm 程度出してください。
● トワイン⇒ネットにセットする場合
はトワインを切断し外して下さい。
● ネットを通す場合は切断用のナイフ
がローラの後に有りますので手を切
らないよう特に注意して下さい。
● 必ずタカキタ指定ネットを使用して
下さい。ネットの種類によりトラブ
ルが出る事があります。
● トワイン⇔ネットの切換とネットの
巻数設定はコントロールボックスで
行って下さい。
(3)本体にセット
43
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.3 トワイン装置の取扱い(オプション)
6.3.1 トワインの取付けと通し方
◆ トワインは下図のように通してください。
トワインの先端は、ゴムローラより 20cm 程度垂れ
下げてください。
トワインブレーキのアジャストナットの調整で、トワ
インの巻付強さが変えられます。
②
①
⑤
⑤
⑦
トワイン
① ③
トワイン
⑥
トワイン
④ ⑱
トワイン
トワイン
⑧
⑩
⑯
④
⑨
⑭
cm
程
度
⑪
⑩
⑨
5cm程度
⑩
⑰
20
⑫
⑬
⑮
※ナイフがすぐ近くにあるので十分注意してくださ
い。
①トワイン
②サブブレーキ
③ガイド(ボックス)
④メインブレーキ
⑤ダンツキプーリ
⑥ガイドウエ
⑦クリダシローラ
⑧テンションローラ
⑨ガイドシタ
⑩スライドガイド
⑪ガイドローラウエ
⑫ガイドローラシタ
⑬ゴムローラ
⑭テンションローラ
⑮切断用ナイフ
⑯結束幅決め金具 R
⑰結束幅決め金具 L
⑱トワインセンサスイッチ
(4)繰り出しローラに通す
段付きプーリに巻付け後、ガイドに通し繰り出し
ローラの間から出しガイドの穴を通す。次にスラ
(1)トワインボックスにセット
イドガイドに通してから、ゴムローラ上の丸棒 2
上図のようにトワインをボックスにセットし、2
本を通してゴムローラとクリダシローラ間を通し
個のトワインを結んでください。
20cm 程度トワインが出るようにセットしてく
ださい。
(2)2ヶ所のブレーキに通す
上図に示すように、サブブレーキを通し、ガイド
◆ トワイン案内金具はスタート位置にする
を通してメインブレーキに通してください。
ダンツキプーリを時計回りに回転させるとスライドガ
※トワインブレーキのアジャストナットを調整す
イドが内側に進む状態で、スライドガイドがスタータ
ることにより、トワインの巻付け強さが変えら
ベースの側面より 5cm 程度の位置になるようセット
れます。
してください。
(⑩スライドガイドが⑱トワインセンサスイッチより
(3)段付きプーリへ巻付ける
続いてメインブレーキより出たトワインを、段付
きプーリに1回巻付けてください。
片方のトワインのみ時計方向に巻いてください。
44
も内側になるように)
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.3.2 トワイン巻付けピッチの調整
注意
● 案内金具をスタート位置にセットし
なかったときは、下記の現象が発生
します。
※ トワインの巻が少なくロールがほぐ
れる。
※ 通常より多く巻いてしまう。
成形したベールの外周に巻付けるピッチの調整は、段
付きロールの径 ( 大 . 中 . 小 ) によって行います。
中
大
小
トワイン
トワイン
◆ 結束幅の調整
結束幅決め金具を外し、ローラを内側の穴にセットす
ると、結束幅が狭くなり、外側にセットすると広くな
巻付けピッチ (mm)
段付ロール
巻付位置
使用量
(m)
大(狭い)
108
104
中(中間)
89
126
小(広い)
72
160
ります。
VC1600
ベール径φ155cm 時
45
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.4 カッティング装置の取扱い
6.4.1 ナイフホルダ開閉の方法
(4)トラクタの PTO を低速で接続してください。1
ピック及びカッティングドラム部分の草詰りをトラク
度で解除できない時は数回 PTO を断続すること
タに乗ったまま解除する事が出来ます。
で解決できます。
◆ 草詰りの解除方法
(1)草詰りのためジョイントクラッチが働き回転停止
した場合、すぐトラクタの走行及び PTO を停止
(5)PTO を回転しながら、油圧レバーを操作してナ
イフホルダを完全に上げてください。コントロー
ルボックスの表示の消灯を確認します。
させてくだい。
(2)少しトラクタを後進させ、集草列から離れてくださ
い。
(3)トラクタの油圧レバーを操作し、ナイフホルダを
完全に下げてください。
オプションバルブが付いている場合はコントロール
ボックスの設定をピックにもどしてください。
注意
● ホルダ部の草のはさみつけが起こら
ないよう必ず PTO を回しながら上
げてください。
オプションで電磁バルブが取り付けられているときには、
ピックアップ/ナイフホルダ切替えスイッチで油圧管路
を切替えナイフホルダを上下させることができます。
46
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.4.2 切断ナイフの取外し、取付け
・切断長調整の為、ナイフをダミーナイフに交換する
(2)本機左前方にある、チャンバ・ナイフフリー油圧
切替バルブを操作し、ナイフフリー側に切り替え、
場合やナイフの交換、研磨のためナイフを取外し、
トラクタの油圧レバーを操作してナイフフリーシ
取付ける場合に行います。
リンダを完全に伸ばしてください。
◆ 切断ナイフの取外し
(1)リヤチャンバを完全に開けてシリンダストップバ
ルブを「閉」にしてください。
チャンバ・ナイフフリー油圧切替バルブ
ナイフフリーシリンダ(ナイフホルダ右側)
(3)ナイフホルダ左側にあるナイフ固定レバーのボル
トを外し、レバーを約 90 度回転させてください。
M10ボルトを外して
レバーを90゜
回転する
47
6. 運転に必要な装置の取扱い
(4)チャンバ内からナイフの後端を引き上げ、斜め後
方に引き抜いてください。
◆ 切断ナイフの取付け
(1)ナイフの取付けもこの状態で行います。ナイフを
抜いた時と同じ斜め方向から差込んでください。
注意
● ナイフホルダ部の草詰りでナイフが
下がらない場合は、ナイフを外して
ホルダの溝の草詰りを取除いてくだ
さい。
● ナイフを取り外すときは必ず軍手を
着用して行ってください。
注意
● ナイフ先端が出ていないことを確認
してください。先端が写真よりもで
ている場合は完全に入っていないの
でもう一度奥まで差込んでください。
● 取扱い時は軍手を着用して作業を
行ってください。
(2)ナイフ固定レバーを 90 度回転させて元に戻し、
ボルト及びナットで固定してください。
レバーを90゜
回転して
M10ボルトを取付
48
6. 運転に必要な装置の取扱い
(3)トラクタの油圧レバーを操作してナイフフリーシ
リンダを完全に縮めてください。
(5)チャンバ・ナイフフリー油圧切替バルブを操作し、
チャンバ側に切り替え、リヤチャンバのシリンダ
ストップバルブを「開」にし、トラクタの油圧レ
(4)ナイフがセットした切断長の状態になっているか
バーを操作してリヤチャンバを閉じてください。
確認してください。出ていない時はハンマー等で
ナイフを軽くたたいて下さい。
チャンバ・ナイフフリー油圧切替バルブ
注意
● ナイフホルダ部の草詰りでナイフが
上がらない場合は、ナイフを取外し
てホルダの溝の草詰りを取除いてく
ださい。
49
6. 運転に必要な装置の取扱い
6.4.3 切断長の調整
6.4.4 切断ナイフ
◆ 切断長の変更
◆ 切断ナイフの手入れ
切断長の変更は、ナイフをダミーナイフに交換し、調
切断ナイフは、特殊鋼の全面焼入れで減りにくくなっ
整をしてください。
ていますが、定期的に研磨しないと切れ味が悪くなり、
所要馬力も高くなります。
稲わら作業の場合、少なくとも 150 ロールに1回、
牧草の場合は 500 ロールに 1 回程度の研磨をおすす
めします。
◆ 切断ナイフの研磨
ナイフ研磨は、500 ベール毎に行ってください。条
件によってはもっと早く研磨が必要になります。
平らな方を仕上用のディスクホイルで徐々に削ってく
ださい。
◆ 理論切断長
1回の削り量が多いと、発熱により焼きが戻りナイフ
・ナイフ枚数 13 枚
の減りが極端に早くなります。
76mm(両端 133mm)
複数のナイフをローテーションしながら少しずつ削る
・ナイフ枚数 7 枚(一枚置き)
と、発熱が少なくなり良好な研磨が行えます。
152mm(両端 133mm)
・ナイフ枚数 6 枚(一枚置き)
発熱しないよう徐々に削る
152mm(両端 209mm)
ローテーション研磨で発熱を押さえる
50
7. 作業方法
7. 作業方法
7.1 作業手順と要点
作業前に
●ネット・トワインをセットする
●各部の給油をする
ドローバへの装着と調整
スタンドの操作
ユニバーサルジョイントの取付け
油圧ホースの接続
コントロールボックスの取付け
各部の調整と操作
切断長の調整
ピックアップドラムの高さ調整
コントロールボックスの取扱い
準備
トラクタへの装着
ネット・
トワインのセット
ネット・
トワインのセット
リヤチャンバを閉じる
コントロールボックスの「作業OK」ランプ
の点灯確認
PTOを入れて走行する
540min−1
チャンバの左右に均等に草が入るように
走行する
ブザーが『ピッピッピッ…』
と鳴る
ベールが設定径に近づいている
作業
ブザーが『ピ---------』
と鳴ったら
走行を停止する
ベールが設定径に到達しカムが回転。
ネット・
トワインが繰り出る
ネット・
トワインの切断を確認
ブザーが『ピー』
と鳴る
傾斜地ではロールの転がらない場所へ
リヤチャンバを開く
キッカー降警告が出ないか確認
ベールの放出
チャンバ開の後、キッカー降警告が
出ないかを確認する
51
7. 作業方法
7.2 運転に必要な装置の取扱い
7.2.1 通常作業状態
◆ 通常時は下記状態にて作業行してください。
(1)リヤチャンバストップバルブは開いた状態
(2)コントロールボックス
52
7. 作業方法
7.2.2 ネットの巻き回数調整
◆ ウインドロー拾い上げの作業速度
成形したベールの外周に巻付けるネットの巻数調整
作業速度は、牧草の種類や水分量、ウインドローの草
は、コントロールボックスの巻き回数で調整します。
量、草の切断長などによって異なりますが、下記を目
調整の仕方は 30 ∼ 31 ぺージを参照してください。
安に走行してください。
7.2.3 作物の拾い上げ
◆ ウインドローを作ってください
摘 要
作業速度
サイレージ用
4 ∼ 10km/h
乾草用
6 ∼ 15km/h
均一なウインドローを作ってから拾い上げてくださ
い。
ウインドローの大きさは、下図のようにしてください。
注意
注意
● ウインドローの草量が多い所は、作
業速度を落としてください。
−1
● PTO の回転速度は 540min (rpm)
を標準としてください。
● グランドPTO等によるPTOの逆
転は絶対に行わないでください。
※ PTO を逆転させると、機械が破損し
ます。
● ウインドローの草量が多いと詰りの
原因となります。能率的な作業をす
るためにも、上記寸法のウインドロー
を作ってください。
53
7. 作業方法
◆ ウインドロー拾い上げ走行のしかた
◆ 作業時のタイトベルトの状態確認
●
作業中に写真のように、ベルトの位置が通常の位置か
型で巾が 120 ∼ 140cm の場合直進走行し
てください。
●
型で
らずれている場合は、ずれているベルト側の草が少な
いときです。ずれているベルト側へ草が入るように速
①巾が 120 ∼ 140cm の場合は直進走行
やかにハンドル操作をおこない草を投入してくださ
②巾 が 120cm 以 下 90cm 以 上 の と き ウ イ ン ド
い。
ローの中心よりやや左側、そして右側となるよう
交互に走る
●ウインドローの巾が 90cm 以下の場合は下図のよ
うに、序盤はチャンバの左右に均等に草が入るよう
に蛇行を行い、圧力ゲージの圧力が上がり始めたら、
ウインドローを本機の右側、そして左側となるよう
にある程度長い区間(20m 程度)を交互に走行する。
蛇行走行はしないでください。
①均一なベールにならない
②均一なベールになる
チャンバ内が空の時にはコントロールボックスのベー
ル片寄りランプは消灯しています。
作業が開始されチャンバ内に草が入り始めるとランプ
が点灯し、作られているベールに片寄りがあるとラン
プが消灯します。左側のランプが消灯した場合は左側
に、右側のランプが消灯した場合は右側に草を入れる
ようトラクタを走行させてください。
54
注意
● ベルトが裏返ったり、折れ曲がるな
ど極端にベルトの位置がずれている
場合は、すぐに PTO を止めてくだ
さい、安全な場所へ移動し、チャン
バ内の草を放出し、ベルトの裏返り
や、ずれを直して下さい。そのまま
作業を続けるとベルトが破損します。
※ ベルトの修正の仕方は 67 ページを参
照してください。
● コントロールボックスの直径表示が
80 を越えない場合や圧力ゲージが
設定圧まで上がっていない状態での
空走りの際(枕地など)は、PTO を
止めて走行するようにしてください。
※ ベルトが横に走り、ベルトの破損に
つながる恐れがあります。
7. 作業方法
◆ 旋回のときは大きく、急旋回はしない
旋回はできるだけ大きく旋回し、急旋回は絶対しない
でください。
7.2.4 作業時の結束手順とトラブル対応
◆ 結束の手順
(1)コントロールボックスの「作業 OK ランプ」の点
灯を確認します。
牧草を拾い上げる前は、コントロールボックスの
「ベール径」は 75 を表示しています。
75
注意
● 急旋回が必要な場合は、必ず PTO
を切ってください。
※ PTO を入れたまま旋回すると、特に
直線距離の短いほ場では、拾い上げ
時間より旋回時間が多くなり、ベー
ルが必要以上に高密度となり放出が
できなくなります。
● チャンバに材料が入っていない状態
での運転を長時間行わないでくださ
い。ベルトの寿命が短くなります。
(2)牧草を拾い上げていくと、コントロールボックス
の「ベール径」の数値が増えていきます。
(3)設定した「ベール径」に近づくと(約 90%)
、
コントロールボックスから予鈴のブザーが『ピッ・
ピッ・ピッ…』と鳴ります。
(4)次に設定した「ベール径」に、コントロールボッ
クスから本鈴のブザーが『ピー…』と鳴ったら直
ちに走行を停止してください。
(5)自動的に「ネット」が繰り出され結束が完了する
とネットは自動的に切断されます。
55
7. 作業方法
◆ ネットがくい込まなかったときは
7.2.5 作業時のピック、 ハンソウドラム部への草詰り解除
前項の(4)でネットがベールにくい込まなかったと
◆ 運転に必要な装置の取扱い
きは、もう一度、コントロールボックスの「トワイン
ナイフホルダの開閉の方法(46 ページ参照)に従い
/ ネット繰出し」ボタンを押してネットをくい込ませ
草詰りを解除してください。
てください。
トラクタに乗ったまま草詰りを解除する事ができます。
危険
● トラクタから降りてピックアップド
ラム及びその周辺の草詰まりを取除
くときは、必ず PTO を切りエンジ
ンを停止してから行ってください。
※ ピックアップドラムや搬送ドラム部
に巻き込まれ、重傷を負います。
7.2.6 ベールの放出
◆ トワインが正常に巻き付けされなかった場合は
◆ ベールを放出する(キッカー使用時)
トワイン繰り出し装置の各部を点検してください。
(オ
結束が終わったら、トラクタの油圧レバーを操作して
プション)異常がなく再作業するときは、
リヤチャンバを最大まで開けると、ベールを放出しま
(1)段付プーリをトワインが流れる方向に手で回し、
す。ベールはキッカーの傾斜にて後方へ転がります。
トワイン案内金具をスタ−ト位置にする。
44 ページ「トワイン案内金具をスタート位置に
する」参照。
(2)安全を確認してエンジンを始動し、PTO を入れ
トワインをくい込ませ、巻き付けしてください。
ベール
(トワイン使用時は、PTO を 540 回転で使用し
てください)
危険
● トラクタから降りてネット・トワイ
ン装置を確認するときは、必ず PTO
を切りエンジンを停止してから行っ
てください。
※ ピックアップドラムや搬送ドラム部
に巻き込まれ、重傷を負います。
56
注意
● 5°以上の前下がり傾斜では、ベール
がうまく後方へ転がらないことがあ
ります。また、圃場の条件によって
は5°以下でもベールが転がらない場
合があります。うまく転がらない場
合は、キッカーを取り外して作業を
行ってください。
7. 作業方法
◆ 5m 前進してからリヤチャンバを閉じる
◆ リヤチャンバを閉じる
ベール放出後、リヤチャンバを閉じるときは、コント
(キッカー取外し時)
ロールボックスの「キッカーが降りています」表示が
ベール放出後、リヤチャンバを閉じるときは、放出し
消えていることを確認し油圧レバーを操作してリヤ
たベールにリヤチャンバが当たらないよう約 5m 程
チャンバを閉じてください。
前進してから閉じてください。
●リヤチャンバが閉じ、確実にロックされるとコン
●リヤチャンバが閉じ、確実にロックされるとコント
トロールボックスの作業 OK ランプが点灯します。
ロールボックスの作業 OK ランプが点灯します。作業
OK ランプの点灯を確認後、次の作業に入ってくだ
OK ランプの点灯を確認後、次の作業に入ってくださ
さい。
い。
前進
ベール
◆ ベールを放出する(キッカー取外し時)
ベールの結束が行われている間に本機を 5m 程度後
進させてください。
そうすると結束したベールを放出後、次の牧草の拾い
上げを最初からきっちりと開始できます。
結束が終わったら、トラクタの油圧レバーを操作して
リヤチャンバを最大まで開けると、ベールを放出しま
ベール
注意
● ベールを放出するときは、後方に人
や動物のいないことを確認してくだ
さい。
● 傾斜地での放出は、ベールが転動し
ないよう、平坦な場所に放出してく
ださい。
す。
ベール
57
7. 作業方法
7.2.7 傾斜地での作業
◆ 必ず直角走行・急ハンドル禁止
等高線に対して直角方向に走行し、旋回は速度を落と
して、急ハンドルを切らないでください。
●ベールを放出するときは、谷側にベールが移動して
危険です。必ず平坦地に移動して安全な場所に放出
してください。
注意
● 斜面の等高線に対して平行、または
斜め走行や急旋回は横転の危険があ
りますので決して行わないでくださ
い。
58
8. 簡単な手入れと処置
8. 簡単な手入れと処置
警告
● チェンの張り調整や、各部の調整をするときは PTO を切り、エンジンを停止させて回
転が止まってから行ってください。
● 取外したカバー類は、必ず取付けてください。
● リヤチャンバを開け、内部の点検・修理・清掃を行うときは、必ずシリンダストップバ
ルブを閉じて下降防止をしてください。
−1
● 作業前にはチャンバを全開にした状態で数分間、PTO 回転速度 400 ∼ 500min (rpm)で試運転し、その後ボルト・ナットなどのゆるみ、チェンの張り調整などの点
検後、作業に入ってください。
● 作業中、ワラ・牧草などを手や足で本機に入れることは絶対にやめてください。
● 運転中は動力の伝達部・回転部に手足や衣服などを絶対に近付けないでください。
8.1 手入れと処置のしかた
8.1.1 各部のローラチェンの張り調整
(1)ボトムローラチェン
(2)ピックアップ駆動チェン(左右)
ナットを調整してバネ長さを 55mm にしてください。
ロックボルトを緩め、テンションボルトで調整してく
ワイドピック(左右)
ださい。矢印部分を指で押して 8 mmが標準です。
テンションボルト
ロックボルト
5
5
点検窓
点検窓でチェンを見てテンションボルトで張ってくだ
さい。バネの長さの標準は 55mm です。
59
8. 簡単な手入れと処置
(3)タイトベルト駆動チェン
(5)スクレーパローラ駆動チェン
ロックボルトを緩め、テンションボルトⒶで調整し、
ロックナットを緩めテンションボルトⒶで調整し、バ
バネの長さを 200mm にしてください。
ネの長さを 55mm にしてください。
Ⓐ
200mm
Ⓐ
(4)ロータ駆動チェン
ナットⒶを調整し、ゴムの厚さが 45mm 程度になる
ようにしてください。
Ⓐ
60
8. 簡単な手入れと処置
8.1.2 自動給油
(1)オイルタンクに、オイルが入っているかを確認し
◆ 主要なチェンは電動により自動給油されます。注
てください。オイルタンクのオイルが少ない場合
油スイッチを一度押すと「注油時間」設定の設定
は、オイルタンクの給油口を開け、規定量のオイ
秒間注油を行います。押し続けている間注油され、
ルを補給してください。
離してから設定秒間注油されます。
(2)オイルタンクに4ℓ程オイルを入れてください。
自動注油箇所
オイルは油圧作動油「ISO VG32」を使用してく
ださい。
モータ
自動注油
箇所
アールピン
エア抜きプラグ
61
8. 簡単な手入れと処置
注意
● チャンバ内に材料が入っていない状
態での空運転はタイトベルトの寿命
を縮めますのでしないでください。
空運手は必ずリヤチャンバを開放し
て行ってください。
● 無給油で運転するとオイルポンプ及
びモータの故障になるので絶対に行
わないでください。
● 粘度の高いオイルはモーターの故障
の原因になるので使用しないでくだ
さい。
● 給油前に給油ノズル先端のゴミを取
除いてください。
《 参考 》
オイルタンク内のオイルが、完全に無くなって
いた場合は、エアー抜きを行う必要があります。
8.1.3 エアー抜きのしかた
(1)エア抜きプラグにオイルタンクの横にあるアール
ピンを入れます。
モータ
(3)リヤチャンバを全開にしてトラクタの PTO を低
速で回転させてください。
アールピン
エア抜きプラグ
(4)コントロールボックスの給油ボタンを押してくだ
さい。
(2)コントロールボックスの注油ボタンを押してくだ
さい。
(3)ノズルからオイルが勢いよく出てきたらエア抜き
完了です。
注意
● タンク内のオイルが少なくなったら
補給してください。
(5)そのまま 1 分程度給油を続け、コントロールボッ
クスの電源を OFF にします。
注意
● 自動給油箇所以外のチェンにも必ず
給油してください。
62
8. 簡単な手入れと処置
8.2 グリース注入のしかた
警告
● 必ず PTO を切ってください。
※ 守らないと、傷害事故を引き起こすおそれがあります。
● 取り外したカバー類は必ずすべて取り付けてください。
※ 守らないと、衣服等が巻き込まれ、傷害事故を引き起こすおそれがあります。
8.2.1 集中グリスアップ
◆ 高所の「グリスアップ部位」の作業性を考慮して
左右それぞれに1箇所に「集中グリスアップ」ニッ
8.2.2 ユニバーサルジョイント部
長期格納前または、50 時間ごとに、次の部位にグリー
スアップしてください。
プルを設けています。
各グリスニップルに 8 時間毎にグリスアップを行っ
てください。
(1)次の箇所に、グリースアップしてください。
ロールベーラ側
トラクタ側
【右側】
クラッチ
【左側】
63
8. 簡単な手入れと処置
8.2.3 チャンバ部のグリースアップ
長期格納前または、指定時間毎に、次の部位にグリー
スアップしてください。
(1)次の箇所に、グリースアップしてください。
【右側】
【左側】
64
8 時間毎 50 時間毎
8. 簡単な手入れと処置
8.3 オイル交換のしかた
警告
● オイル交換による廃油を、下水や土壌に捨てたり、焼却しないでください。
環境汚染につながり、法令により処罰されることがあります。
「お買い上げ先」または「産業廃棄物処理業者」等に相談して、所定の規則に従って処
理してください。
※ 廃棄物をみだりに、廃却、焼却すると環境汚染につながり、法令により処罰される
ことがあります。
8.3.1 ミッションオイル
(1)ミッション給油
8.3.2 タイヤの空気圧の調整、及び摩耗、損傷
◆ 作業前にはタイヤの空気圧を確認してください。
始動時から 50 時間で全量交換し、その後は 100 時
間ごとに全量を交換してください。使用するオイルは
ギヤオイル# 90 を 2.7 リットルです。
注意
● タイヤの空気圧は取扱説明書に記載
している規定圧力を必ず守ってくだ
さい。
※ 空気の入れ過ぎは、タイヤ破損の
恐れがあり死傷事故を引き起こす
原因になります。
● タイヤに傷があり、その傷がコード
(糸)に達している場合は、使用しな
いでください。
※ タイヤ破損の恐れがあります。
● タイヤ・ホイールなどに関する交換・
修理などは、十分な整備設備をもち、
特別教育を受けた人がいるタイヤ
ショップなどの専門店に依頼してく
ださい。
65
8. 簡単な手入れと処置
外観からタイヤの空気圧を判断する目安は次のとお
りです。
8.3.3 車輪止め
駐車時は、必ず車輪止めでタイヤの歯止めをしてくだ
さい。また、使用後はフレーム部へ格納してください。
Ⓐ
Ⓑ
Ⓒ
Ⓓ
Ⓐ空気が不足
Ⓑ標準
Ⓒ空気が多い
Ⓓ接地面
◆ 本機に装着しているタイヤのサイズと規定空気圧
タイヤサイズ 480/45−17 14PR
(チューブレス)
本体タイヤ
空気圧
250kPa
(2.5kgf/cm2)
注意
● 本機をトラクタから切り離したとき
も、必ず車輪止めで歯止めをしてく
ださい。
※ 本機が動き、思わぬ事故の原因に
なります。
8.3.4 長期格納時の手入れ
●水洗いをして付着した泥などを落とし、巻きついた
ヒモや草などを取除いてください。
●乾燥後は、回転部・摺動部やチェーン類には十分注
油し、錆びないようにしてくだい。
●塗装のはがれた部分には、塗料を塗って錆びないよ
うにしてください。
●各部のボルト・ナットがゆるんでいないかを確認し、
ゆるんでいるときは締めてください。
●格納するときは、雨やほこりのかからない屋内の平
坦な場所で保管してください。
66
8. 簡単な手入れと処置
8.3.5 タイトベルトのテンションの緩めかた
(3)油圧レバーを操作して、リヤチャンバをゆっくり
点検・清掃を行うときや、タイトベルトのズレを修正
と半分程度閉じてください。そうすると、写真の
するときは、下記手順でタイトベルトのテンションを
ようにベルトが緩んだ状態になります。
緩めることができます。
(4)ベルトを元の状態に戻すには、テンションアーム
(1)リヤチャンバを閉じ、写真のテンションアームス
ストッパレバーを上の位置に戻し、再びチャンバ
トッパレバーを下の位置にしてください。
を全開にすると、テンションアームストッパがは
ずれます。テンションアームストッパーが外れた
らリヤチャンバを閉じてください。
(2)油圧レバーを操作してリヤチャンバを全開まであ
けてください。そうすると、テンションアームス
トッパがでてきます。
67
8. 簡単な手入れと処置
8.3.6 ベール圧力制御バルブ操作
◆ 手動でのベール圧力調整方法
配線トラブルや、電磁圧力制御バルブにてトラブルが
発生した場合、機体右後方の手動バルブにてベール圧
注意
● すばやくリヤチャンバをあけると設
定圧力が読み取れません。
(6)圧力ゲージが徐々に上がり、リヤチャンバが全開
力を設定することが出来ます。
圧力調整ハンドル
手前あたりで希望の圧力まで上がるかを確認して
ください。
切り替えハンドル
(必ずゲージステッカーのグリーンの範囲内で使
用してください)
警告
● イエローからレッドの範囲で使用す
ると本機が破損します。
圧力調整ハンドル
切り替えハンドル
ロックナット
ゲージ
(1)リヤチャンバを閉じて圧力制御バルブカバーを外
してください。
(7)リヤチャンバを閉じ、必要に応じて圧力調整ハン
(2)切り替えハンドルのロックナットを緩め、時計回
ドルを調整してください。
りにハンドルを一杯に締め込み、ロックナットを
圧力が低い:時計回りに閉め込む
締めてください。
圧力が高い:反時計回りに緩める
再調整後、手順(5)(6)(7)を繰り返し希望
(3)圧力調整ハンドルのロックナットを緩め、反時計
の圧力に調整してください。
回りにハンドルを 2 回転程緩めてください。
(8)調整後、圧力調整ハンドルのロックナットを締め
(4)リヤチャンバを全開にしても問題ないよう、工具
圧力制御バルブカバーを取り付けてください。
を機体から下ろし、ネットケースのフタ等は閉じ
てください。
再度、電磁圧力制御バルブにて作業をするときは、両
ハンドルのロックナットを緩め、圧力調整ハンドルを
68
(5)トラクタのエンジンをかけ、外部油圧レバーを操
時計回りに一杯に締め込み切り替えハンドルを反時計
作しリヤチャンバを徐々にゆっくりと開けてくだ
回りに一杯に緩めて両ハンドルのロックナットを締め
さい。
てください。
9. 不調診断
9. 不調診断
9.1 不調時の診断と処置
不調内容
●ピックが上下しない
診断
●油圧ホースの接続が間違っている
●カプラが合っていない
●カプラが確実に接続されていない
●トラクタの油圧レバーが間違って
いる
●リヤチャンバが
上下しない
●油圧ホースの接続が間違っている
処置
●細い方(2本)複動1系統
太い方(1本)単動1系統
細い方(1本)単動1系統
●合ったものに交換
●確実に接続する
●細い方(1本)の方のレバーを
操作
●細い方(2本)複動1系統
太い方(1本)単動1系統
細い方(1本)単動1系統
●合ったものに交換
●確実に接続する
●太い方(1本)単動の方の
レバーを操作
●ストップバルブは片側「開」に
●カプラが合っていない
●カプラが確実に接続されていない
●トラクタの油圧レバーが間違って
いる
●シリンダストップバルブが「閉」に
なっている
●ナイフフリー、リヤチャンバ切替バ ●切替バルブはリヤチャンバ側
に
ルブがナイフフリー側になってい
る
ナイフホルダが開閉出来ない
●ナイフホルダが完全に
●トラクタの油圧レバーが間違って
閉らない
いる
●開閉時に草がはさまっている
可能性がある
参照ページ
38
38、
49
●細い方(2本)複動1系統
●ナイフホルダを閉じる時は
草のはさまりが少ないよう
必ずPTOを回しながら行う
●詰まっている草を取り除く
38、
46
69
9. 不調診断
不調内容
診断
コントロールボックスの不調
●ヒューズが切れている
●電源ランプが点灯しない
●作業 OK ランプが点灯
しない
●チャンバが開いている
●ナイフホルダが降りている
●キッカーの警告が出ている
●カムが初期位置にない
●カムが回転できない
●「カムが回転できません
カムを確認してください」
のエラーが出る
●「ネットを確認または交換 ●ネットがなくなっている
しネット繰出しスイッチを
●ネットがチャンバ内に入って
押してください」
いっていない
のエラーが出る
70
処置
参照ページ
●ヒューズの交換
コントロールボックス 20A
電源コード(カプセル内)30A
●白→㊉、黒→㊀に接続する
●チャンバを完全に
閉め切ってください
●ナイフホルダを
完全に上げきってください
●キッカーが降りていないか、
また、キッカーを取り付けて
いない場合はキッカー設定が
OFF になっているかを
22∼33
確認してください
●コントロールボックスの
電源を入れなおしてください。
カムが初期位置に回転します
●カムのギヤー部のほこりを
除去してください
●ワイーパーモータが故障して
いないか確認してください
●新しいネットに交換して
ください
●ネットがゴムローラ等に
絡まっていないか確認
してください
10. 付表
10. 付表
10.1 主要諸元
機体寸法
品名
可変径ロールベーラ
型式
VC1600
装着方法
ドローバけん引式
駆動方法
PTO 駆動(回転数 540min−1(rpm))
適応トラクタ
58.8 ∼ 99.3kw(80 ∼ 135PS)
全長
4,640mm
全幅
2,660mm
全高
2,770mm
質量
3,370kg
理論切断長
76mm
ベール寸法 径×幅
80cm ∼ 160cm×118cm
ベール固さ調整
10 段階
梱包方法
ネット . トワイン (O.P)
タイヤサイズ
480/45 − 17
作業速度
4 ∼ 15km/h
※この主要諸元は、改良により予告なく変更することがあります。
10.2 主な消耗品
部品名称
ピックタイン
部品コード
サイズ
員数
11405 5591 001
強化タイプ
48 本/台
10.3 オイル
給油箇所
ミッション
チェーン部(オイルタンクに投入)
使用オイル
給油量
ギヤオイル # 90
2.7 リットル
油圧作動油 ISO VG 32 相当
約4リットル
71
10. 付表
10.4 構成部品
10.4.1 構成部品の位置
⑮
⑪
⑥
①
②
⑭
⑬
⑦
⑩
⑧
⑨
⑫
③
①ベールサイズセンサ
②オーバーサイズセンサ
③チャンバ閉右センサ
④キッカーセンサ
⑤ボトムフロアセンサ
72
④
⑤
⑥チャンバー閉左センサ
⑦カム2センサ
⑧カム1センサ
⑨カウントセンサ
⑩ベールサイズ右センサ
⑪ベールサイズ左センサ
⑫圧力調整バルブ
⑬ワイパーモータ
⑭注油ポンプ
⑮トワインガイドセンサ
10. 付表
10.5 配線図
10.5.1 ロールベーラ コントロールボックス部
㯤
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73
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10. 付表
10.5.2 ローラーの配置とタイトベルトの通し方
ベルト駆動ゴムローラ
アイドラローラ A
アイドラローラ B
A
B
ベルト駆動鉄ローラ
B
スクレーパローラ
ベル
ト進
行
方向
A
フロントアイドラローラ
B
ネットオクリローラ
螺旋付アイドラ
B
フロントローラウエ
(角鋼)
ボトムローラ
フロントローラシタ
(丸棒)
74
10. 付表
10.5.3 油圧回路図
チャンバ
ナイフフリー
ピック
ナイフホルダ
トラクタ
75
補修用部品の供給年限について
この製品の補修用部品の供給年限 ( 期間 ) は製造打ち切り後 9 年といたします。
ただし、供給年限内であっても特殊部品につきましては、納期等についてご相談
させていただく場合もあります。
純正部品を使いましょう
補修用部品は、安心してご使用いただける純正部品をお買い求めください。
市販類似品をご使用になりますと機械の不調や、機械の寿命を短くする原因にな
ります。
純正アタッチメントを使いましょう
純正アタッチメントは一番よくマッチするように研究され、徹底した品質管理の
もとで生産・出荷していますので、安心して使っていただけます。
市販類似品をお使いになりますと、作業能率の低下や機械の寿命を短くする原因
となります。
25.4(KB)
本社工場
〒518−0441 三重県名張市夏見2828番地
TEL 0595−63−3111(代)FAX 0595−64−0857
札幌工場
〒007−0882 北海道札幌市東区北丘珠2条3丁目1番20号
TEL 011−781−1111(代)FAX 011−781−1113
営業所・札 幌
〒 007−0882 北海道札幌市東区北丘珠2条3丁目1番20号
TEL 011−781−1111(代)FAX 011−781−1113
豊 富
〒 098−4110 北海道天塩郡豊富町大通り12丁目
TEL 0162−82−1245(代)FAX 0162−82−1885
北 見
〒 099−2103 北海道北見市端野町3区305−1
TEL 0157−56−3326(代)FAX 0157−56−3674
中標津
〒086−1001 北海道標津郡中標津町東1条南10丁目
TEL 0153−72−2983(代)FAX 0153−72−3080
帯 広
〒 082−0005 北海道河西郡芽室町東芽室基線13−3
TEL 0155−62−3311(代)FAX 0155−65−3312
東 北
〒 020−0891 岩手県柴波郡矢巾町流通センター南3丁目2番6号
TEL 0196−37−2841(代)FAX 0196−38−7225
関 東
〒 323−0012 栃木県小山市大字羽川字下田66
TEL 0285−24−4481(代)FAX 0285−24−3791
関 西
〒 518−0441 三重県名張市夏見2828番地
TEL 0595−63−3111(代)FAX 0595−64−0857
中 国
〒 708−1123 岡山県津山市下高倉西845−1
TEL 0868−29−3131(代)FAX 0868−29−3132
九 州
〒 834−0115 福岡県八女郡広川町大字新代1389−163
TEL 0943−33−1311(代)FAX 0943−33−1312
南九州
〒 885−0003 宮崎県都城市高木町4917番1
TEL 0986−38−4321(代)FAX 0986−38−4342
部品コード
72105-TP00-002