甲斐市議会総務教育常任委員会会議録 1.開 催 日 時 平成28年1月20日 2.招 集 場 所 甲斐市役所委員会室A ──────────────────────────────────────────── 出席委員(7名) 委 員 長 三 浦 進 吾 君 副委員長 滝 川 山 本 今朝雄 君 長谷部 小 浦 宗 光 君 保 坂 樋 泉 明 広 君 有 泉 庸一郎 君 金 丸 五 味 武 彦 君 金 丸 清 水 正 二 君 斉 藤 米 山 昇 君 内 藤 藤 原 夫 君 美 幸 君 集 君 芳 子 君 幸 司 君 寛 君 芳 夫 君 久 歳 君 欠席委員(なし) 傍聴議員(9名) 議 長 正 ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 企画政策部長 有 泉 生活環境部長 長 田 企画財政課長 三 井 市民窓口課長 佐 善 人 君 総 務 部 長 坂 本 太久己 君 治 君 秘書政策課長 内 藤 博 文 君 敏 夫 君 総 務 課 長 生 山 勝 君 野 勝 馬 君 税 務 課 長 古 屋 正 彦 君 市民活動支援 課 長 長谷川 秀 明 君 総合政策係長 丸 山 英 資 君 財 政 係 長 宮 本 裕 君 企 画 係 長 中 込 広 人 君 市民活動支援 係 長 伊 藤 敦 君 -1- 職務のために出席した者の職氏名 議会事務局長 武 川 書 石 原 記 大 訓 書 記 山 岡 広 司 助 書 記 有 野 恵 里 内容 1 地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)事業について 2 第3次甲斐市行政改革大綱(案)について 3 甲斐市民バスの利用状況について 4 第3次甲斐ヒューマンプランについて 5 その他 市民と議会の対話集会について -2- 開会 ○書記(山岡広司君) 午後 1時25分 改めましてこんにちは。 きょうは総務教育常任委員会ということでご参集ご苦労さまです。 案件につきましては、4件ほどあります。よろしくご審議をお願いしたいと思います。 それでは、三浦委員長より挨拶をいただき、進行をお願いしたいと思います。よろしくお 願いします。 ○委員長(三浦進吾君) こんにちは。ご苦労さまでございます。 18日には大雪になってびっくりしたわけでございますけれども、インフルエンザという ことでございますけれども、私も生まれてこの方、正月の2日の日に風邪を引きまして、今 は大分よくなったというふうに思いますと、何人か風邪をひいて、たまたま甲斐市もインフ ルエンザなんていうことで竜王小にしろ、県下でも都留のほうでも第二小ですか、インフル エンザということでありますけれども、大変心配しておるところでございますけれども、大 雪の中で少し湿気があるかなという、幸い降っていただいたからよろしいかなと思うんです けれども、十分皆様方にはまた風邪には注意して、議員活動に励んでいただきたいと思いま す。委員長の挨拶とさせていただきます。 ただいまの出席委員は7名です。定足数に達しておりますので、これより総務教育常任委 員会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 ──────────────────────────────────────────── ○委員長(三浦進吾君) 本日の委員会は、担当より次第にあります事項について、説明、報 告等を得たいと思います。 最初に、(1)地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)事業につ いてを行います。 それでは、担当より説明をお願いします。 内藤秘書政策課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 改めましてよろしくお願いします。 -3- それでは、秘書政策課から資料に従ってご説明を申し上げます。 地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)事業についてということ で、地方創生に向けて国が示している地方への支援について簡単にご説明申し上げます。 1ページをごらんください。 国から示された地方創生の推進のイメージであります。上のほうにありますが、26年度 に政策メニューを整備し、国では総合戦略を策定いたしました。27年度につきましては、 全国の自治体で地方版の総合戦略の策定に取り組み、新たに28年度、新年度におきまして は、地方創生の本格的な実施という国ではロードマップを示しております。その下のほうに、 この事業につきましては、いわゆるKPI、評価指標ですね、それを意識し、PDCAサイ クルの組み込みを強く訴えております。 新年度の本格的な実施に向けて国では地方創生の深化のための新型交付金ということで、 2分の1の補助率で交付する予定となっております。対象となる事業といたしましては、地 方創生の深化に向けた地方公共団体の自主的・主体的な取り組み、従来の縦割り事業を超え た取り組みを支援する仕組みとなっております。 具体的なイメージといたしましては、そこにありますが、先駆性のある事業として官民協 働、あるいは地域間連携、地方創生の事業推進主体の形成、中核的人材の確保育成、あるい は既存の事業のここでは隘路とありますが、困難な部分を発見し、打開する取り組み、ここ は政策間連携というふうに言っております。そして、先駆的・優良事例の横への展開として おります。 新型交付金が地方行財政にもたらす効果として、国では先駆性の基準として自立性や官民 協働を要件としており、個々の事業において民間資金を誘発し、将来的には本交付金によら ない自立した事業構築を促すとしています。 次に、まくっていただいて、2ページを見ていただいてください。 地方を支援する交付金のイメージでございます。国では26年度の補正として、先行事業 を支援し、本市でも昨年の3月の定例会に追加補正をお願いし、現在、地方創生先行型とし て5,611万円、10分の10、100%の補助ですが、甲斐市総合戦略策定事業、甲斐市パーソナ ルサポートセンター事業、甲斐市移住定住促進事業、国内、海外販路開拓事業、防災メール 配信システム導入事業のそれぞれの事業に取り組んでおります。また、夏には、先行事業の 上乗せ交付金が用意されまして、市におきましても甲斐市版のネウボラ推進プロジェクトの 関連として5,000万円が認められたところであります。 -4- さらに、昨年暮れに国では地方版総合戦略に基づく各自治体の取り組みについて、先駆性 を高めレベルアップの加速化を図るため、新たにそこにあります加速化交付金と銘打った交 付金が創設されました。これまでの上乗せの交付金の特徴的な事例などを参考に自治体の自 主的・主体的な取り組みを支援するという位置づけのものです。 市でもこれを受けまして、各課に現在該当するであろう事業の拾い出しをお願いしており ます。今後それらを精査し、事業をまとめる作業を行ってまいります。 スケジュールといたしましては、国への申請締め切りが2月の中旬、交付決定が3月中旬 というふうに示されております。事業申請を市が行った場合、3月定例会へのまた追加提案 となることも考えられますので、その節はよろしくお願いします。 続きまして、3ページ、12月定例議会で議決をいただきました地方創生事業の先ほどお 話しした5,000万円でありますが、現在執行について総務課の契約担当で準備をしていると ころであります。この事業は、甲斐市版ネウボラ推進プロジェクト、甲斐市、山梨大学医学 部と連携した産婦人科誘致及び女性医師創業支援事業として国のほうへ提出しまして、少子 化対策及び人口問題の対策を行うためには、若い女性が住みやすく安心して子育てができる 環境整備が必要であります。市には産科施設がなく、また現状として県内の産科施設が減少 している状況です。 本市は、人口減少及び少子化対策の一つの取り組みとして、女性に安心・安全な生活スタ イルを確保するため、産前から子育てまでのきめ細やかで切れ目のない(仮称)甲斐市版ネ ウボラ推進プロジェクト、結婚・妊娠・出産・育児の切れ目のない支援事業に取り組み、ま た地元山梨大学との連携を図り、市・大学・個人病院の連携体制の確立を行っていくという ことで申請を出しまして、今回補正となりまして、事業にこぎつけたところでございます。 今回の補正事業の経過といたしまして、事業経過といたしましては、昨年の27年6月、 山梨大学医学部附属病院の産婦人科の教授と意見交換をさせていただきました。 それから、7月に地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金、地方創生先行型、上乗せ 交付金の事業の募集が国からありまして、8月に同事業の募集に対しまして甲斐市版ネウボ ラ推進プロジェクトということで計画書を、提案書を出させていただいたところでございま す。 10月末のほうに国から提案事業の採択及び地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金 提案事業の内示がございまして、その後、山梨大学医学部附属病院から連携及び開業医の方 針が決定されたところでございまして、12月定例会に補正ということで上程させていただ -5- きまして、議決をいただいたところでございます。 具体的な内容といたしましては、市が組織する子育て世代包括支援センターの附属機関と 位置づける産婦人科を誘致するため、産婦人科の診療などに必要な医療施設機器の一部を市 が財産取得を行い、市は、この取得した医療施設機器を開業医に貸与します。この貸与する 医療施設機器取得に対しまして交付金を充てるということで備品購入費の5,000万という形 で補正を組ませていただいたところでございます。 内容的には、超音波診断装置、分娩台、また電子カルテ等の機器でございます。 予定としましては、12月に補正の議決をいただきましたので、本日、委員会、あと総務 課のほうで入札等の事務を行っておりまして、それが終わりましたらば、2月に臨時会にお いて契約議会の提案をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 その後、それが済みましたらば、3月に医療機器の貸与契約を結ぶ予定でございます。 それから、産婦人科医として開業するお医者さんが決まりましたので、ここでご紹介させ ていただきたいと思います。 名前は、正田朋子医学博士、所属は、山梨大学大学院総合研究部の医学域臨床医学系産婦 人科学教室の助教授でございます。職歴といたしましては、山梨医科大学附属病院の産婦人 科、富士見高原病院の産婦人科、山梨厚生病院の産婦人科、加納岩総合病院などに勤務され た経歴がございます。資格といたしましては、医師免許証及び保険医登録、日本産婦人科学 会専門医、山梨県母体保護法指定医師、日本産婦人科学会指導医でございます。 それから、開業場所でございますが、甲斐市の西八幡の玉幡公園の南にありますメディカ ルタウン内の敷地に開業ということで進めております。 以上でございます。 ○委員長(三浦進吾君) 説明が終わりました。 質疑等がありましたらお願いいたします。ございますか。 山本委員。 ○委員(山本今朝雄君) すみません、教えてください。ネウボラですか、この産婦人科医院 のことでありますけれども、本当にこれ順調に、経緯が順調にいったということですよね。 それで、これは内容からいきまして、半官半民とかってそうありますけれども、完全な民間 の個人の開業医ということですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 -6- ○秘書政策課長(内藤博文君) 委員のおっしゃるとおり、医大の先生が民間で開業するとい う形になります。 ○委員長(三浦進吾君) 山本委員。 ○委員(山本今朝雄君) そうすると、これからいきますと開業の予定なんかは、どんな今計 画になっているんでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) ○委員長(三浦進吾君) ことしの秋の開業予定ということで伺っております。 よろしいですか。 山本委員。 ○委員(山本今朝雄君) もう場所はメディカルタウンにもう確保はしてあるんですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) メディカルタウンの中に確保をしてあります。 ○委員(山本今朝雄君) 一日も早く開業をお願いします。ありがとうございました。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 滝川副委員長。 ○委員(滝川美幸君) この5,000万円で備品を購入した後、こちらのほうへ貸与するという 説明ですけれども、貸与という形はどういう形ということですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) ○委員長(三浦進吾君) ○委員(滝川美幸君) 貸し出すという形で、そちらで使ってもらうという形です。 滝川副委員長。 じゃ、そちらから例えばリース代のようなものをいただくということ ではなくて、無償で貸し出すという。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) おっしゃるとおり、補助事業で取得したものですので、無償 で貸与するという、貸し出しするということです。 ○委員長(三浦進吾君) 滝川副委員長。 -7- ○委員(滝川美幸君) これは何年という期限を区切ってでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) それぞれの機器の耐用年数もありますので、基本的には五、 六年というふうな形で契約の中で設定していく予定でございます。 ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。ほかにございますか。 長谷部委員。 ○委員(長谷部 集君) この先生にはその5,000万円分の医療機器を貸与するだけで、それ 以外に甲斐市からお金にしろ何らかのサービスにしろ、何かお手伝いすることというのはこ の医療機器の5,000万円以外に何かあるんですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 今回の開業していただくのは、甲斐市版ネウボラの仕組みの 中で活動していくという形なので、逆にこちらのほうのその取り組みに対して開業した後、 協力をいただいて、ネウボラの切れ目のない子育て支援に協力していただいて、活動をして いただくという形を考えています。 ○委員長(三浦進吾君) 長谷部委員。 ○委員(長谷部 そうすると、こちらのほうから援助するのはこの医療機器の5,000 集君) 万円だけで、ほかには何もないということでよろしいですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 今後、ネウボラの事業をやるに当たって、例えばちょっとま だ細かい組み立て、あるいはその個々のどうするかというのを今詰めているところなんです が、例えば何か委託をして、何か事業をやっていただくというような場合のそういう形は出 るかもしれませんが、今回みたいに物の無償貸与とかそういうことは基本的にはまだ出ない というふうに想定しています。 ○委員長(三浦進吾君) 長谷部委員。 ○委員(長谷部 もう一つお聞きしたいのが、こういう形で甲斐市に開業していただ 集君) くんですけれども、当然先ほど話があったように県内の産科も大分減ってきているとかそう いう状況の中で、市内の妊婦さんを優先的にこちらで分娩できるようなそういったこととい -8- うのは出てくるのでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 今後、来年度ネウボラの仕組みを立ち上げるということで、 協議会等を組織して、その中でどういうふうな形でやっていくかというような形を市内のク リニックさん、あるいは小児科さんの先生たちも含めて組み立てをしていくという形で今進 めております。その中でどういう形で、あるいはまさしくうちのほうでそういう支援をして いるので、そんなことも含めて議論をしていきたいというふうに考えています。 ○委員長(三浦進吾君) 長谷部委員。 ○委員(長谷部 そうですね、やっぱり市内の妊婦さん、みんな市外に出ていって出 集君) 産するしかない状況ですので、何とか市内の甲斐市民の出産に対しては、そういう優遇が図 れるような契約にしていっていただきたいなと、これは要望で結構です。 最後ですけれども、この先生はお年は幾つぐらいの方ですか。余り年配の方で先がないと いうのもちょっと心配な部分があるので、すみません。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) すみません、ここに資料がない、40中ごろだと思います。 ちょうど脂の乗り切った先生です。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 保坂委員。 ○委員(保坂芳子君) 甲斐市の妊婦さんのメリットというのは、具体的にどんなことになる のか、教えてください。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 今回、今医大の先生とちょっと話をしたというようなことも ありましたけれども、今、産科、産婦人科が少なくて、健診の段階から大学病院に行ってい たりしています。多く待たされて、短い時間での診察で、また帰ってきてというふうな方で、 かなりご苦労されているというような話を。それは、妊婦さんだけではなくて、大学病院の ほうでも本来高度な医療をやらなければならない部分で、そういう形での健診に時間をとら れてしまうというような部分があります。 -9- そういう形で身近なところで、なおかつ女性の医師が身近なところにいるということで、 そこで健診等を受けていただいて、出産間近になったらそこでも出産はできますが、大学病 院との連携を図って、大きな病院でリスクなく出産に臨んでもらうというような仕組みをつ くり上げていくことによって、産みやすい、あるいは産前から健診等をやって、母体に優し い、あるいは産んだ後も産後ケア等もそこでやっていくという形で子育ての支援ができると いうふうに考えています。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(保坂芳子君) 保坂委員。 そうしますと、本来のネウボラというのは、切れ目のないあれなんで すよね。だから、むしろ産んだ後の切れ目のないというところが大事なので、人的な面で、 先生ですからその医療的なものとかではオーケーなんですけれども、それ以外に妊婦さんっ て1人じゃないですからいっぱいいますよね。そのときにそういった人的な支援とかそうい ったことでいろいろ市側でも支援しなきゃならないところが出てくるような気がするんです が、その体制ってもう考えていますか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) この事業は、もちろん補助金を取りに行ったので秘書政策課 で今お話をさせていただいていますが、健康増進課と今タッグを組んでおります。それから、 先ほども言った委員さんがおっしゃるように、ネウボラということで切れ目のない産後のケ アもできるようにということで、最近は産後鬱で苦しんでいらっしゃる人もいらっしゃると いうことで、それらの対応も含めて先ほども言いましたように、うちの下の保健師、あるい は市内にいる助産師、あるいは小児科の先生、あるいは今も1件ありますけれども産科の先 生などと密にとって、連携を図って、協議会などをつくって話をした上で、連携のとれた子 育て支援をしていくということで、今話し合いを進み出しているところでございます。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(保坂芳子君) 保坂委員。 そうしますと、協議会を立ち上げてやるというお話、立ち上がってい るのかもしれませんけれども、そうすると今すごい理想的なお話をちょっと伺ったわけです けれども、産科の先生はこの先生を中心にしてやっていくと。それで、市もそれに絡んで保 健師とかそういうふうに絡んだものがしっかりと連携を組んで、そのほかに小児科医の先生 とか産科に関するそういったお産の関係する方との市全体がそういう形で立ち上げていくと いうような感じの構想を持っていいわけですよね。どうでしょうか。 -10- ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) まさしくそういう形で自然体で、今ももちろん健康増進課の 保健師さんたちが取り組んでいらっしゃるんですが、横の連携をとりながら、お医者さんと もとりながら役割分担を決めて、進めていって、子育てだったら甲斐市と言われるような充 実した子育て環境が整っていくことによって、人口減少の歯どめをかける政策になればとい うふうに考えています。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(保坂芳子君) 保坂委員。 例えば、甲斐市で妊娠したと。それで、健診を受けに行くというとき に、最初からもうここをお勧めしますよみたいな感じでそういったPRみたいなものをして いくんでしょうか。なるべくここにとか、何かそんな感じでやっていくんですか。やらない と、でもあれですよね。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 今現在、新しく出る先生のほかにレディースクリニックさん もありますし、そんなことで。保健師さん、母子手帳を発行したときから見守っていくので、 その辺でそういう仕組みがあるという形は、全体で取り組んでいくという仕組みがあるとい う形は進んでPRはしていきたいというふうに思います。 ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。ほかにございますか。 樋泉委員。 ○委員(樋泉明広君) 先になりますけれども、2ページの先ほどちょっとお話がありました けれども、28年新型交付金、これに対してはどんなふうな事業計画というふうなものを持 っているのか。予算審査のほうに出されるかもしれませんが、もし参考に聞かせてもらえる のであればお願いしたいと思いますが。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) ○委員(樋泉明広君) 28の新型交付金の関係ですね。 はい。 ○秘書政策課長(内藤博文君) はい、わかりました。これについてはなかなか横の展開を図 るとかかなり条件が厳しくなって、先行していかなければならない部分がありますので、新 -11- 型交付金ですので、新年度という形で新年度予算の中で精査して、申請できるものはして、 これまでの取り組みを進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(樋泉明広君) 樋泉委員。 平成26年度の補正で出された総合戦略の策定事業、グラフがありま すけれども、この2、4、5つの経過、それから効果なんかは出されていましたっけ。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 総合戦略については、策定については、議員の皆様方には中 を精査していただいて、ご意見をいただいて、策定したところでございます。パーソナルサ ポートセンターにつきましては、年度初めに立ち上がりまして、福祉のほうでやっていまし て、ほぼ出ていると思います。甲斐市の移住定住促進あるいは国内の販路拡大につきまして は、この委員会でも11月でしたか、マルシェのほうへ見学、視察をしていただいて、活動 状況を見ていただいたところでございます。 防災メール配信システムにつきましては、現在も稼働しておりまして、先日の雪のときに もメールが飛んできたところであります。もちろん3月には、今年度の状況をまとめて、年 間のまとめた、年度末には報告という形をまとめるというふうなことを考えております。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(樋泉明広君) 樋泉委員。 もう一つ、この地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金で市では オオボラじゃなくてネウボラ推進プロジェクトを進めているわけですけれども、県内でこう いった事業をされている市町村というのはあるんでしょうかね。もしやっていたとすれば、 その効果についてはまた今からだと思うんですけれども、どんな評価をされて進めているの か、教えてください。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 県内の個々の自治体でやっているという話は、ネウボラとい う名前でやっているという話は余り聞いていないんですが、県のほうでネウボラ事業という 形で取り組むということで、立ち上げを始めるということで聞いているところです。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(樋泉明広君) 樋泉委員。 先ほどの平成26年度の事業について、年度末に報告するということ でありますが、できましたら県内のそういった市町村の取り組みをどんなものをやっている -12- かというのも参考にできたら教えていただければありがたいです。いかがですかね。委員長 のほうに。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) それは地方創生事業で、さまざまな事業ということで。わか りました。じゃ、ほかのところも年度末にまとめると思いますので、どんな事業をやってい るかということ。 〔「ネウボラ」と呼ぶ者あり〕 ○秘書政策課長(内藤博文君) ネウボラの関係ですか、今の話は。ネウボラを…… 〔「ネウボラも含めて創生事業」と呼ぶ者あり〕 ○秘書政策課長(内藤博文君) 含めて創生事業ということですね。特徴ある他の自治体の取 り組み、先進的な取り組みなどを一緒にご紹介できればというふうに思っています。 ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ委員の質疑を終了いたします。 続いて、傍聴議員の質疑を許します。ございますか。 有泉議長。 マイクお願いします。 ○議長(有泉庸一郎君) 今説明ありましたね、ネウボラの推進プロジェクトですよね。山梨 大学医学部とこのネウボラの推進で連携するのは非常に結構なことなんでしょうけれども、 これをやるに当たって中巨摩の医師会みたいなやつがあるわけじゃないですか、組織として。 そういうところとは話とかはしているんですか。非常にああいう医師会というのは、ちょっ と保守的なところがあるから危惧するんですよね。そういう事前に話がどうなっているのか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 市内の産科の先生には、市長も含めて行って、お話をしてお ります。それから、医師会のほうには開業という形ですので、医大のほうでこういう形で開 業するという形で医大のほうからお話をしております。また、うちのほうでは、関係するで あろう先生たちにお声がけをして、先ほども言いましたがネウボラの組織を立ち上げる意味 でも協力を願っていくというふうなので進めていく予定でございます。 -13- ○委員長(三浦進吾君) 有泉議長。 ○議長(有泉庸一郎君) それと、これ今回その連携で山梨大学医学部といろいろな取り決め は多分されるんだろうと思いますけれども、持続的にこれが先ほど何か先生が40の半ばご ろの先生だというような話もしていましたけれども、これが持続的にずっと将来的にもこう いうようなものが続くようなそういう取り決めみたいなことはやられているんですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 確かにこの事業、逆に言えば切れ目のない子育て支援の事業 をずっと続けるために今回の最初の取り組みを成功させて、あるいはその後、一般の病院開 業医さんで甲斐市に参画するというような形に持っていけばベストだとは思っていますので、 そのためにも今回の事業を形よく成功させていきたいというふうに考えております。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 米山議員。 ○議員(米山 昇君) 今のネウボラの関係ですが、ちょっと不勉強で申しわけないですが、 この新しく誘致する産婦人科を子育ての世代、包括支援センターの附属機関と位置づけてや るんだということでございますが、この子育て世代包括支援センター、市が組織していると ここへ書いてありますが、不勉強で申しわけないですが、概要をどのような組織だったでし ょうかね。場所はどこにあって、どういう事業をするのかというような内容、概要をちょっ と教えていただきたいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) ちょっと子育て支援センターというと建物のようなイメージ を持ちますが、私どもは組織というふうに考えております。先ほども言いましたが下の健康 増進課、子育てにかかわっている代表的な部署ですが、庁内のその部署あるいは開業医の先 生、あるいは市内にいる助産婦さん、先ほど言いました大学の医学部と連携を図って、組織 をして役割分担を決めて、切れ目のないサービスができるような役割分担を図るための組織 というふうに考えていただければと思います。 今、先ほど言いましたがそれに、設立に向けて準備会を立ち上げるということで、新年度 にその組織だけをつくってやっていくというふうに考えております。 ○委員長(三浦進吾君) 米山議員。 -14- ○議員(米山 昇君) そうすると、まだこれはできていないと。これからつくるということ ですね、今のお話ですと。 そうすると、まずこれがあって、それに対する附属機関ということだと思うんですよね、 附属機関ですから、あくまでも。そのセンターの概要がよくわからないと、どういう組織で、 どういう事業をして、どういう予算を持って、どういうふうにしていくのかって、まずそれ が示されて、その一つの附属機関としてこういうものがあると。それで、その中でこういう 事業を行うんだという概要が全然、ちょっと1行書いてあるだけですからわかりませんので、 本来この支援センターというものは、こういう組織でこういう人たちでつくって、年間こう いう事業をやっていくんだというもので外的機関として一つの産婦人科医がある、まだほか にもこういう組織を考えているとか、機関をですね、というものがあるのかどうなのか。後 でも結構ですから、またその概要的なものをお示ししていただきたいとこう思いますので、 これ要望で…… ○委員長(三浦進吾君) ○議員(米山 昇君) ○委員長(三浦進吾君) 要望でいいですか。 結構です。 要望でいいということでいいですか。 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) 後でまた資料としてお示ししますが、以前も出したこういう ようなイメージを国のほうに出すときに持っています、出ています。それぞれ、先ほどちょ っと言葉では言いましたが保健師さんとかソーシャルワーカーとか助産婦さんとか大学病院、 個人開業医がまとまって甲斐市子育て包括支援センターというものを組織しまして、そこの ところで妊娠期とか妊娠出産あるいは産後のケアとかという形で取り組んで、一緒になって 取り組んでいくというようなイメージを持っています。 先ほど言いましたように、準備会をつくって、協議会の組織立て、役割分担を決めていっ て、ちょうどそのころに開業が進むというような手順になっているのではないかというふう に考えていますが、これについてはまた後日お渡ししたいと思いますが、お願いします。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 内藤議員。 ○議員(内藤久歳君) この備品購入費でここに5,000万円で超音波診断装置、分娩台、電子 カルテ等とあるんですけれども、非常に高額な機器だと思うんですけれども、この機器とい -15- うのは県内のこういう産婦人科医でどの程度持って、整備してあるんですかね。そういうこ とはわからない。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) この部分につきましては、県内の産科医は、全て持っている 機器でありまして、実は開業するにはとても5,000万では機器はそろえられなく、2億とか というふうな部分で、一部分をうちが支援することによって開業への足がかりをつくるとい う形ですので、主要な超音波診断装置とかそういう形で絶対必須なところをうちのほうで支 援していくという形でそろえています。 ○委員長(三浦進吾君) ○議員(内藤久歳君) 内藤議員。 それで先ほどの説明だと28年秋に開業ということなんですけれども、 もう1月も終わりですよね。そうすると、秋に開業になると9カ月間ということになるわけ ですけれども、そういった非常に今開業までの時間がもう短いような気がするんですけれど も、それに開業までに対する工程表というか、これは開業医がやることですから関与しない といえばしないと思うんですけれども、一応広報等で開業するという前提の中でやるわけで すよね。そうすると、少なくともいつごろまでにはどんな工程でどうだこうだというその辺 のところは今把握をしているか、今計画は見えている。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) すみません。これから何回も開業の先生については、医大も 含めて打ち合わせをしますので、またそんな工程表がはっきりわかるものが出ましたら、ま た資料としてご提供したいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 五味議員。 ○議員(五味武彦君) ちょっと心配性で申しわけないんですけれども、仮にこの正田先生が、 秋口までに開業の準備を進めているんですが、何らかの原因でだめになっちゃった、もしく は開業した後、何年かしたらばだめになったといった場合の契約内容というのは、この議会 のときに、提案のときに、契約内容というのは公開されるものなんでしょうか。何かうんと 心配性で完熟農園じゃないんですけれども、何かどっち、せっかく市の金は扱っていないん でしょうけれども、何かとうとい金ですから、その辺はいかがでしょうか。 -16- ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) スタートするに当たりいろいろ考えなければいけないかもし れないんですが、今回、2月に契約議会として出させていただく部分は、市がそれを買うと いうことなので、そこの部分ですので、その医大に貸与するということはそこの契約議会で は基本的には出てこない部分でございます。もちろんその後、医院と契約、覚書、あるいは それを交しまして、その先生に貸与するという形をとりますので、その中でそれらの心配に ついては、記載等をするような形で考えていきたいとは思います。 ○委員長(三浦進吾君) ○議員(五味武彦君) 五味議員。 ぜひそのまま貸したまま、その機械がどこかに行っちゃったとか、ち ょっとえげつない話ですけれども、そういうのがないようにその辺の契約内容、この辺はち ょっときちんとしていただきたいなというふうに、要望で結構ですので。 ○委員長(三浦進吾君) ○議員(五味武彦君) 要望で。 はい。 ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ傍聴議員の質疑を終了いたします。 以上で、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)事業についてを 終了いたします。 次に、秘書政策課関係その他に入ります。 秘書政策課より報告がありましたらお願いします。 内藤課長。 ○秘書政策課長(内藤博文君) その他でございますが、ふるさと応援寄附金の状況について であります。 12月の定例会でふるさと応援寄附金の特典について補正を承認いただいたところであり ます。それで、9月分として500万、10月分として700万、それから11月に入りまして800万 という形で寄附が入ってきましたが、年末である12月には一月で3,000万円を超える寄附を いただいたところでございまして、このため今回また2月の臨時議会の折に再度ふるさと応 援寄附金関連の特典等の費用経費について補正をお願いする予定でございますので、またよ ろしくお願いいたしますということです。よろしくお願いします。 -17- ○委員長(三浦進吾君) 先ほどの課長の説明でございますけれども、臨時会の案件でござい ますので、質疑は省略させていただきます。 以上で秘書政策課関係その他を終了いたします。 ここで暫時休憩とし、職員の入れかえを行います。 ○委員長(三浦進吾君) 休憩 午後 2時07分 再開 午後 2時08分 会議を再開します。 次に、(2)第3次甲斐市行政改革大綱(案)についてを行います。 それでは、担当より説明をお願いします。 三井企画財政課長。 ○企画財政課長(三井敏夫君) お疲れさまでございます。 それでは、第3次甲斐市行政改革大綱につきましてご説明をさせていただきますが、まず は別冊のこの大綱(案)でございますけれども、この中身に入る前に基本的なこの考え方に ついて説明をさせていただきます。 まず1点目といたしまして、行政改革の位置づけでございますが、第1次甲斐市総合計画 におきましては、基本政策の1、効率的に行政が運営されるまちづくり、それで基本政策6、 住みよさをみんなで築くまちづくりの施策の一環といたしまして行政改革が位置づけられて おりました。つまり、行革につきましては、教育・福祉・産業・防災などにおける施策と同 列でございまして、行革の観点からまちづくりの一翼を担う取り組みでございました。 現在、第2次甲斐市総合計画の策定作業が進んでおりますが、この第2次における行革の 位置づけにつきましては、施策の一環ではなく、総合計画の推進方法であり、計画を下支え するものとなってございます。したがいまして、まちづくりを行う全ての施策、事務事業に ついては、行革の基本方針を踏まえまして取り組むこととしております。 また、総合計画では、推進方法として行革に重点的な取り組みとして4本の柱を掲げてお るところであります。第3次行政改革大綱における重点項目につきましても、この4本を位 置づけることといたしまして、総合計画と整合性をとっているところでございます。 次に、2点目といたしまして、行革の実施計画についての考え方でございます。第1次、 -18- 第2次の行革大綱とも実施計画を策定いたしまして、具体的な取り組み事項や取り組み内容、 それから調査、研究、実施に対する工程、目的等につきまして示しておったところでござい ます。また、取り組み項目の成果につきましては、進捗状況等であらわすとともに、効果額 といたしまして数値化してきたところでもございます。 行政改革大綱を具現化する実施計画の策定につきましては、全国的にも一般的なものでご ざいまして、今回につきましても実施計画の策定方法について検討いたしたところでござい ますが、その中で何点か課題等がございました。 まず、具体的な取り組み事項につきまして、政策決定がまだされていない段階で、計画に 掲げることが妥当であるかどうかというような点でございます。当然それぞれの事項につき まして調査研究することは必要なことでございますが、新たな取り組みを実施計画に掲げる ということは、慎重に行わなければならないのではないかというふうに考えた次第でござい ます。 次に、目標値でございますが、計画には当然のことながら目標値を設定することとなりま すが、社会状況の変化が著しく激しい現在におきまして、5年間という長いスパンの中で適 正な数値目標の設定が可能かどうかという点でございます。目標は、現実的な、かつ状況に 合った適正な数値を設定する必要がございます。 次に、行革の成果といたしましてあらわす効果額でございますが、第2次行政改革実施計 画につきましては、74項目につきまして取り組んでおりましたが、その約6割に当たる46 項目につきまして効果額として数値化できないとしておったところでございます。この理由 といたしましては、取り組み自体が金額にあらわれないもの。例えば、行政サービスの向上 や市民の行政への参画など経費の削減を目的としていない取り組みにつきましては、いわゆ る数値化できないということになっておったところでございました。また、非常に複雑な工 程や要素などによりまして実際に効果額を算出することが困難な取り組みにつきましても、 同様に数値化できないとしておったところでございます。 これまでの取り組みの成果として統一基準として効果額を用いてまいりましたが、成果の わかりやすさや見える化を検討する必要がございます。特にこのことにつきましては、計画 の推進管理を行います甲斐市行政改革推進委員会の委員さん方からも強いご指摘を受けたと ころであります。 これらのことを踏まえまして、第3次行政改革におきましては、実施計画につきましては、 各年度ごと、その現状に合ったものを作成することといたしまして、効果額としてあらわせ -19- ない取り組み等につきましては、別の数値などを用いることといたしたいと考えております。 また、それぞれの目標値につきましては、例えば収納対策本部等の各種目標値と整合を図 るなどとした取り組みを実施することといたしたいと考えております。また、実施計画で各 年度当初に設けることによりまして、計画期間中、新たな取り組みにつきましても随時追加 できるということとともに、各年度の積み重ねによりまして5年間の成果をあらわせるもの と考えております。 以上、少々長くなりましたが、第3次行政改革の主な変更点の説明とさせていただきます。 今後の予定でございますが、本日の総務教育常任委員会でこの大綱案をお配りいたしまし て、中にご意見をいただく、この大綱(案)に対する意見・提言書の提出の用紙がございま す。このご提言等がございましたら、2月5日でございますが、2月5日の金曜日までに私 ども企画財政課のほうにご提出をお願いいたしたいと考えております。 また、この28日には市の行革の推進委員会がございます。ここでこの案によりまして諮 問を図りたいなと考えております。 それから、ご意見等をいただきます2月5日でございますが、2月5日から2月29日ま でパブリックコメントの実施を図っていきたいと考えております。それらのご意見、ご提言 等をもとに再度庁内会議を開きまして、変更点等を議論した中、3月、この大綱の策定とし たいと考えております。 また、いただきましたご提言につきましては、2月の常任委員会時に、また私どもの考え を述べさせていただきます。 成果品につきましては、でき次第、今年度中に皆様のロッカー等に配付したいと考えてお りますので、よろしくお願いいたします。 それでは、第3次甲斐市行政改革大綱本文につきましては、中込企画係長から説明いたし ますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) ○企画係長(中込広人君) 中込係長。 大変恐縮でございますけれども、私のほうから大綱内容について ご説明をさせていただきます。少し長くなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、表紙をめくっていただきますと、目次がございます。第1次のこれまでの行政改革 の取り組みから第6の行政改革の推進まで6つの大見出しでの構成となっております。 それでは、1ページ目をお願いいたします。 第1、これまでの行政改革の取り組みでありますが、第1次、第2次行政改革の概要や成 -20- 果等について記載いたしました。第1次行政改革、第2次行政改革とも6つの重点項目を掲 げまして、第1次では14億1,884万円が、第2次では平成26年度までに6億9,911万5,000円 が効果額としてあらわれたところであります。 2ページですが、第2、本市の現状といたしまして、人口の推移や年齢3区分別の割合を 住民基本台帳と国勢調査のグラフを用いて記載したところでございます。 ここで特筆すべき点は、年少人口と生産年齢人口が減少し、老年人口が増加しており、既 に少子高齢化が進んでいることを説明しております。 3ページ、4ページ目をお願いいたします。 財政状況について、普通会計の歳入歳出の過去10年間の推移についてグラフを用いて記 載いたしました。ここで特筆すべき点は、人件費、扶助費、公債費の合計である義務的経費 が年々伸び続けていること。特に扶助費については、平成17年度は約27億円だったのに対 し平成26年度はその2倍以上の約55億円となっていることを説明しております。 次に、5ページから7ページにつきましては、普通会計ベースにおける主な財政指標の推 移について、甲斐市と県内13市平均の比較を掲載いたしました。いずれの指標についても、 県内13市平均と比較して甲斐市は良好なものとなっております。しかしながら、5ページ のコメントにもありますが、経常収支比率は、一貫して80%を上回っており、財政構造は やや硬直化している状態といえること。また、将来負担比率や財政指数、財政調整基金は、 平成25年度までは年々改善に向かっていたが、平成26年度はやや悪化しており、今後も扶 助費の増加等により厳しい財政状況が見込まれ、注視する必要があるというふうに説明して おります。 続きまして、8ページには、職員定数の状況を、9ページには、給与水準の状況について 説明しております。 まず、職員定数ですが、第1次、第2次定員適正化計画により、合併時500人いた職員数 は、平成27年4月には439人となったこと。また、全国198の類似団体のうち本市の1,000人 当たりの職員数は少ない部類であることをグラフや表で説明しております。 また、9ページの給与水準ですが、国家公務員の給与を100として比較するラスパイレス 指数により、県内13市平均と類似団体平均、全国市平均と本市を比較したグラフを掲載い たしました。青色の棒グラフが本市の状況でありますが、直近3年間においてはいずれのデ ータよりも本市は下回っていることがわかります。 なお、下段に米印で注意書きしておりますが、平成24年、25年の数値は、国家公務員の -21- 時限的な給与改定、臨時特例法による給与減額措置がないとした場合の参考値でございます。 以上、本市の状況を踏まえる中で、第3、さらなる行政改革の必要性といたしまして、 10ページから14ページにわたり4つのこれからの見通しや課題等につきまして説明してお ります。 まず、10ページですが、第1点といたしまして、これからの人口減少と少子高齢化を指 摘しておりますが、既に本市においては昨年10月、人口ビジョンを策定したところであり まして、そのデータを10ページに記載しております。人口推計は、国勢調査のデータを用 いるパターンが一般的でございますが、人口ビジョンは住民基本台帳をもとに人口推計を行 っておりますので、その整合性を図ったところでございます。 人口ビジョンのデータをもとに説明をしておりますけれども、平成27年をピークに総人 口は減少に転じる中で、平成52年には約7万1,000人に減少する見通しとしているところで ございます。また、年齢3階層別人口では、比較的若年層が占める割合が高い本市において も高齢化が進み、平成52年には約3人に1人は65歳以上の高齢者が占めると予測されてい ることを指摘したところでございます。 11ページですが、人口ビジョンと社人研のデータを併記したグラフを掲載いたしました。 この意図でございますが、人口ビジョンはまちづくりを行っていく上での目標値であるのに 対し、行政改革大綱は、基本的なネガティブな考え方を持つ計画であることから、人口推計 も最悪のシナリオを想定する必要があると考えたからでございます。 このため本文のほうでは、この2つの人口推計は異なっていますが、いずれも人口減少の 傾向を示しており、人口減少と少子高齢化の進行は、税収の減少や扶助費等の増大、市民ニ ーズの変化などさまざまな影響を及ぼすことから、上限値である人口ビジョンの推計を目指 す中で、下限値である社人研の推計も踏まえ、将来を見据えた的確な行政運営を行うことが 求められていますと出したところでございます。 12ページですが、さらなる行政改革に必要性の2点目といたしまして、普通交付税の減 少を掲げました。ご承知のとおり平成27年度から激変緩和期間に入り、平成32年度には一 本算定となります。当初、特例措置による交付税総額分の約14億円が段階的に減額となる という予定でございましたが、国における見直しにより緩和措置が図られることになり、こ のことにより一定程度の改善が見込まれるものの、その全てが解消できない見通しであるこ とを説明してあります。 よって、行政サービスの選択と集中、効率的・効果的な事務執行などによる歳出の削減と -22- あわせ、税未収金の削減や未利用財産の処分などさまざまな手だてを講じて収入確保を図っ ていくことが重要な課題になっていますといたしたところでございます。 第3点目といたしまして、13ページ目には定員の適正化等につきまして掲げました。こ れまでの定員適正化計画によって一定の成果を得たものの、これからもさまざまな課題があ ることを指摘しており、下から2行目でありますが、真に必要な職員数のもとで強固な組織 力を確保し、最大の効果を得ていくことが求められるとして、第3次定員適正化計画の策定 を促しております。 14ページには、第4点といたしまして、公共施設の維持管理を掲げました。現在、公共 施設等総合管理計画の策定に向けて作業を進めておりますが、今後、施設の老朽化により建 てかえを迎える時期が迫る中で、地方税や地方交付税の減少、さらに社会保障関連経費の増 大により公共施設を維持することが困難であることを記載しているところであります。 下段のグラフではありますが、現在ある本市の公共施設を全て耐用年数で自動的に更新し た場合の将来の費用負担にして、イメージ図を掲載したところでございます。 なお、現在、コンサルタント会社のほうで更新費用の試算の精査を行っている状況であり ますので、あくまでもイメージとしての参考グラフでございまして、試算が終了した後に改 めてグラフを差しかえる予定であります。 続きまして、15ページからは、第4、改革の基本的事項を記載しております。 まず、大綱の位置づけですが、第2次甲斐市総合計画では、行政改革は総合計画の推進方 策であるとしております。 その内容に合わせる中で、行政改革は、総合計画の5つの基本目標を達成するために新し い切り口で事務事業の考え方や進め方などをより効果的かつ効率的なものと変革する指針で あり、総合計画を下支えするものと位置づけるといたしたところでございます。 16ページの計画期間でありますが、総合計画との整合性を図るため、第2次総合計画の 前期に当たる5年間といたしたところであります。 17ページ、改革の基本方針ですが、下段にあるとおり、これまで行ってきた行政改革の 基本部分は継承するとともに地方自治法に定める最少の経費で最大の効果を挙げる精神のも と、次に掲げる4つの重点項目に取り組むとしており、1、健全な財政運営、2、人的資源 の強化と活用、3、効率的・効果的な事業の推進、4、公共施設の適正管理の4点を重点項 目として掲げました。この4点の重点項目についても、第2次総合計画等の整合性を図って いるところであります。 -23- その4点の重点項目につきまして、18ページから23ページによりそれぞれ説明していま す。 18ページの健全な財政運営といたしましては、(1)自主財源を確保、(2)計画的・ 効率的な財政運営、(3)公営企業の経営健全化の3点を中項目として掲げたところでござ います。 それぞれの主な取り組みにつきましては、市税等の収納率の向上、未利用公有財産の処分 など第2次行政改革から引き続きの取り組み項目の内容のほか、ふるさと応援寄附金制度の 推進や統一的な基準による財政諸表の作成・公表・分析、効率的・効果的な予算編成方法の 選択を新たな取り組みとして盛り込んだところでございます。 20ページの人的資源の強化と活用では、(1)人材育成と適切な定員管理と(2)組織 力の強化と連携を中項目として掲げたところであります。この内容につきましても、第2次 行政改革からの引き続きの取り組み内容のほか、部局、課ごとの目標管理や職員提案制度の 充実を新たに追加しているところでございます。 21ページ、効率的・効果的な事業の推進につきましては、(1)質の高い行政サービス の提供、(2)協働によるまちづくりの推進、(3)成果重視の行政を中項目として掲げま した。新たな取り組みといたしましては、マイナンバー制度の活用の研究、協働取り組みの 検証・評価、評価と予算の連動を新たに追加したところでございます。 23ページの公共施設の適正管理では、(1)公共施設等マネジメントの推進、(2)公 共施設の評価・公表を中項目として掲げました。この取り組みにつきましては、第3次行政 改革大綱からの新たに取り組むものであり、公共施設等総合管理計画を策定するとともに、 この計画の方針や方向性を受けた個別計画の策定を進めることといたしました。 また、公共施設を評価いたします公共施設カルテを作成いたしまして、公表についても検 討してまいりたいと考えております。 最後に、24、25ページでは、改革の推進として実施計画の策定と推進体制について記載 しております。 実施計画ですが、毎年度策定し、それを積み重ねることにより第3次行政改革の成果とし てあらわしたいと考えております。また、推進体制におきましては、市議会への報告と意 見・提言を第3次行政改革大綱では新たに位置づけをしたところでございます。 以上、大変駆け足での説明で恐縮でございますけれども、第3次行政改革大綱(案)の説 明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 -24- ○委員長(三浦進吾君) 説明が終わりました。 質疑等がありましたらお願いいたします。ございますか。 樋泉委員。 ○委員(樋泉明広君) 記憶が不十分でありますが、この行政改革推進委員会のメンバーにつ いては、平成27年度、そのまま継続されているということでしょうか。メンバーについて ちょっと教えていただければありがたいですが。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 三井課長。 ○企画財政課長(三井敏夫君) 26年度、27年度、任期が2年となってございまして、まず 会長でございますが、山梨学院大学の教授でございます。そのほか企業の代表あるいは社会 教育委員さんの代表、女性の団体の代表、それから指定管理選定評価委員さんと専門知識を お持ちの方、あと自治会連合会から一般の市民の代表ということで入っておられます。あと 公募の委員さんが3名あるところでございます。 ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。 当局の答弁を求めます。 三井課長。 ○企画財政課長(三井敏夫君) 委員さん13名でございますが、1名ご事情がございまして 辞任された委員さんがございまして、現在のところ12名であります。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。よろしいですか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ委員の質疑を終了いたします。 続いて、傍聴議員の質疑を許します。ございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ傍聴議員の質疑を終了いたします。 以上で、第3次甲斐市行政改革大綱(案)についてを終了いたします。 次に、(3)甲斐市民バスの利用状況についてを行います。 それでは、担当より説明をお願いします。 三井課長。 ○企画財政課長(三井敏夫君) それでは、引き続き企画財政課よりよろしくお願いいたしま す。 -25- 甲斐市民バスの利用状況について報告させていただきます。 甲斐市民バス利用実績につきましては、本常任委員会におきましては定期的に報告してい るところでございますが、今回は平成27年度4月から12月までの9カ月間の実績について 報告させていただきます。 常任委員会資料の5ページをお開きください。 なお、このそれぞれの表の下段につきましては、平成26年度の同期間の実績を併記して ございますので、またご参考にしていただきたいと思います。 それでは、表の中段の太枠をごらんいただきたいと思います。まず、山梨交通敷島営業所 から山梨大学医学部附属病院線でございますが、これにつきましては月曜日から金曜日まで の週5日、1日14便運行してございます。平成27年4月から12月までの1便当たりの平均 乗車人数は4.89人でございました。この路線のバスの車両につきましては、座席数が29人 分ございます。中型バスで運行いたしております。 次に、竜王双葉線でありますが、水曜日と日曜日の週2日間運行してございます。9カ月 間の平均乗車人数は3.67人でございました。また、敷島双葉線でありますが、火曜と土曜 の週2日間の運行で、平均乗車人数は2.94人でございました。この2路線につきましては、 今年度よりバスの形態をジャンボタクシーに変更して運行しております。 次に、敷島北部線でありますが、路線バスの昇仙峡滝上線の廃止に伴いまして今年度から 運行日をふやしまして、水曜日を除く平日4日間運行しておりまして、平均乗車人数は 3.29人でございます。 次に、双葉北部線ですが、昨年度と運行形態は変更してございません。月曜日と土曜日の 週2日の運行でありまして、平均乗車人数は2.87人でありました。 最後に、今年度から新たに運行開始いたしました敷島北部線敷島仲町線でございますが、 祝日を除く月曜から金曜日に1日1便運航しております。平均乗車人数につきましては、 1.11人でありました。この路線につきましては、路線バス昇仙峡滝上線の路線廃止に伴う 代替策でございます。 これら甲斐市民バスはご案内のとおり、それぞれ運行の適否を判断いたします運航継続基 準を設けてございます。表の下段に記載してございますが、中型バスが5人以上、ジャンボ タクシーが3人以上としておりまして、2年間続けてこの基準を下回った場合、路線の廃止 等について検討いたすこととなっております。 今年度より竜王双葉線、敷島双葉線につきましては、ジャンボタクシーに変更しておりま -26- すので、運行継続基準は平均乗車人数3人以上に新たに変更となっております。 各路線の平均乗車率を見てみますと、竜王双葉線と敷島北部線の睦沢・清川方面を除きま して全て運行継続基準を下回っている状況でございます。また、全ての路線は、前年度の平 均乗車率を下回っておりまして、加えて敷島北部線の睦沢・清川方面を除く路線では、前回 報告いたしました平均乗車率から減少しておりまして、特に山梨医学部附属線につきまして は、前年と比べて利用者が300人強減少しておりますので、非常に注視すべきであると考え ております。 運行経費でございますが、2,086万7,807円の運行経費に対しまして、351万円の運賃収入 を差し引いた1,735万7,807円の運行委託費の支払いとなっておるところであります。同月 の前年比、約230万円の支出増となっておりますが、これは敷島北部線の運航経費の経費の 増加と全体的な利用者の減少の影響によるものだと考えております。 以上で、市民バスの4月から12月までの利用状況についての説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) 説明が終わりました。 質疑等がありましたらお願いいたします。ございますか。 樋泉委員。 ○委員(樋泉明広君) この運行は、大いにまだ続けていただきたいと思うんですけれども、 今高齢者がふえていると。ふえていても地域によってだろうと思いますけれども、県平均の 27から、うちは22という状況でありますけれども、特にこの問題、市民バスの運行計画に ついて利便性についてもっと利用できるようなそういった点での検討というのはされている んですよね。どんなふうな検討をされたんですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 三井課長。 ○企画財政課長(三井敏夫君) 特に1便当たりの乗車人数継続基準を下回っている路線等に つきまして、検討をしているところでありますが、運行の経路の変更につきましては、陸運 の許可がございまして、これが必要であるということで若干時間を要するのかなと。4月か らの新しいその経路というのはなかなか難しいのかなと思うんですが、今業者のほうとお話 をさせていただいて、そのかかる日数について検討しております。 まず1つ検討、前にも常任委員会ではちょっとお話をさせていただいたんですが、梨大の 医学部附属病院線につきましては、イオンモールの利用者が多いのかなということを感じて -27- おりますので、イオンモールへの乗り入れを協議したいなというふうに考えております。 あと、1便当たりの乗車人数が下回ってございます敷島双葉線あるいは双葉北部線、それ から大きく下回っております敷島北部線の敷島仲町線ですね、これらにつきましては特に委 員さん、今ご提言いただきました高齢者の方のご利用が多いように思われますので、各地元 の自治会とお話をさせていただいて、策等々について進めていきたいなと考えております。 一部の自治会から要望がありまして、うちの自治会ではアンケートをとって、乗車をした いという方はこのくらいいるので、うちの自治会を走らせるというようなことも検討してく れないかなんていうような要望もいただいておりますので、それらも含めまして検討してい きたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(樋泉明広君) 樋泉委員。 ぜひ自治会との話し合いも進めたり、それから老人クラブなんかとも 話し合いを進めてもらいたいと思いますけれども、うちの場合、富竹新田区でもあの大きな D2、それからヤマトがなくなって、竜王駅のほうに移ってしまったということで、富竹新 田区の人たちが、やはり特に高齢者でひとり暮らしとか障害者、大分不便になったというふ うなことも言っておりますので、それを含めて検討もぜひお願いをしたいと、これは要望で すが。そういう点では、市民バスを大いに皆さん期待をしているということを申し述べてお きたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ委員の質疑を終了いたします。 続いて、傍聴議員の質疑を許します。ございますか。 五味議員。 ○議員(五味武彦君) 運行経費のことなんですが、毎年ちょっと高くなるときにはガソリン 代が上がったとかいろいろ言われています。ここのところガソリン代、例えば普通のレギュ ラーは、きょうのテレビを見ると100円を切るというふうな話も出てくるわけですよ。そう すると秋口から結構安くなっているんですよね。それの経費の圧縮というか、どのくらい減 ったかというようなのは業者のほうから出るんでしょうか。これだけ差額が、例えば3分の 2ぐらいに下がっている、ディーゼルだからそうだと思うんですが、こういった数字という のはどのくらい下がっているということはここ何カ月間の動きでわかるものなんでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 -28- 中込係長。 ○企画係長(中込広人君) 運行委託費につきましては、年度当初に単価契約で結んでおりま すので、その年度中における油脂代というふうなものの前後につきましては、基本的には加 味しておりません。また、それにつきましては上がるというふうな業者側のリスクもありま すし、下がるというメリットもございますけれども、基本的には年度単価で1年間を通して やっているところでございます。 ○委員長(三浦進吾君) ○議員(五味武彦君) 五味議員。 ということは、当初1リッター当たり、何キロ当たりなのかわからな いですけれども契約しました。それよりも下がったという場合は、業者のほうに入っちゃう。 もし、それより上がったらば出しになるという考え方なんでしょうかね。その差額というの は、例えばわからないんでしょうかね。どうなんでしょう。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 中込係長。 ○企画係長(中込広人君) 手元にその資料がないので、大変申しわけないんですけれども、 基本的にその委託料につきましては、委託費に大きく占めるのは人件費でございまして、人 件費部分が半分以上占めているという中で、その油脂代の前後ではそれほど大きな開きがで ないというふうに思っております。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ傍聴議員の質疑を終了いたします。 以上で、甲斐市民バスの利用状況についてを終了いたします。 次に、企画財政課関係でその他に入ります。 企画財政課より報告がございましたらお願いします。いいですか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) ないようですので、次に、企画財政課関係で委員の皆さんより特に お聞きしたいことがございましたらお願いいたします。ございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) ないようですので、以上で企画財政課関係その他を終了いたします。 ここで暫時休憩とし、職員の入れかえを行います。 2時55分まで休憩ということで、10分お願いします。 -29- ○委員長(三浦進吾君) 休憩 午後 2時45分 再開 午後 2時55分 会議を再開いたします。 次に、(4)第3次甲斐ヒューマンプランについてを行います。 それでは、担当より説明をお願いします。 長谷川市民活動支援課長。 ○市民活動支援課長(長谷川秀明君) 市民活動支援課から、第3次甲斐ヒューマンプラン (案)の策定について説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、資料の訂正をお願いいたします。 資料の17ページをお開きください。 ページの右側に括弧書きで関係する部署を記載しております。市民活動支援課と消防防災 対策室という記載が2カ所ございますけれども、消防防災対策室につきましては、平成28 年度からの機構改革により防災危機管理課となりますので、消防防災対策室を防災危機管理 課に訂正をお願いいたします。 それでは、資料の1ページから説明をさせていただきます。 まず、背景からでございます。男女共同参画社会基本法により、市町村における男女共同 参画社会の形成の促進に関する施策についての基本的な計画を定めるよう努めなければなら ないと定められ、甲斐市男女共同参画推進条例により市長は男女共同参画の推進に関する施 策を総合的かつ計画的に推進するため、男女共同参画の推進に関する基本的な計画を策定す るものとすると定められております。条例で定められている基本計画が甲斐ヒューマンプラ ンになります。 県内の策定状況につきましては、記載のとおりでありますけれども、平成27年4月1日 現在、県内27市町村のうち23市町村が策定済みであり、県内13市においては13市全てが策 定済みであります。甲斐ヒューマンプランの経過でありますが、計画期間を平成18年度か ら平成21年度の4年とする甲斐ヒューマンプランを平成18年3月に策定し、計画期間を平 成22年度から平成27年度の6年とする第2次甲斐ヒューマンプランを平成22年3月に策定 いたしました。第2次ヒューマンプランの計画期間が今年度終了するため、計画期間を平成 -30- 28年度から平成32年度の5年間とした第3次甲斐ヒューマンプランを今回策定するもので あります。 なお、第3次甲斐ヒューマンプラン(案)については、現在、パブリックコメントを実施 し、市民から広く意見を募集するとともに、今回の計画策定に関しアドバイスをいただいて いる山梨学院大学の山内教授にも最終的な見直しをお願いしているところであります。 議員の皆様にも第3次甲斐ヒューマンプラン(案)をごらんいただき、意見をいただきた いと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、第3次ヒューマンプラン(案)の概要をご説明申し上げます。 まず、総合目標としまして、男女がともに支え合う生活環境都市を目指してを掲げました。 基本目標については、ここに記載しております5つの項目とし、その基本目標に対し14の 重点目標を掲げ、さらに重点目標に対する28の施策を定めました。 2ページをお願いいたします。 2次甲斐ヒューマンプランとの主な変更点になります。 第2次甲斐ヒューマンプランは、多岐にわたる内容の計画をしていましたが、他の計画な どで対応する事項については、今回の第3次甲斐ヒューマンプランの計画からは除外いたし ました。そのため、基本目標数が7から5に、重点目標数が19から14に、施策数が53から 28にそれぞれ減少しました。 また、東日本大震災のような各種の災害に対し、男女共同参画の視点を取り入れた災害対 策を重点目標に追加し、甲斐市わくわくフェスタで実施しているアンケート結果を掲載し、 男女共同参画に関する現状を周知するものとしています。 4ページをお願いいたします。 先ほど申し上げました第3次甲斐ヒューマンプランの概要を記載し、あわせて2、策定の 趣旨、3、計画の性格、4、計画の期間、5、策定の背景について、それぞれ記載したとこ ろであります。 7ページから10ページまでは、男女共同参画に関する意識調査結果を掲載いたしました。 11ページには、第3次甲斐ヒューマンプランの体系表を掲載いたしました。 12ページからは、基本目標と構成する重点目標及び施策について記載をいたしました。 また、当該分野における関係数値をグラフ化し、参考に掲載をいたしました。 12ページから14ページは、基本目標Ⅰの男女共同参画社会に関わる人権の確保と意識づ くりと構成する3つの重点目標及び6つの施策について掲載をいたしました。 -31- 15ページから17ページは、基本目標Ⅱの男女共同参画による地域社会づくりを構成する 4つの重点目標及び6つの施策について掲載いたしました。 18ページから19ページは、基本目標Ⅲの男女がともに仕事と生活を両立できる環境づく りを構成する2つの重点目標及び6つの施策について掲載いたしました。 20ページから21ページは、基本目標Ⅳの健康で安心できる生活の確保と構成する3つの 重点目標及び6つの施策について掲載いたしました。 22ページには、基本目標Ⅴの男女共同参画社会形成に向けた計画の推進と構成する2つ の重点目標及び4つの施策について掲載いたしました。 23ページからは、参考資料になりまして、現在、作成中であります。 以上、簡単ではありますが、第3次甲斐ヒューマンプラン(案)について説明させていた だきました。 議員の皆様には、第3次甲斐ヒューマンプランに対する意見・提言書という用紙を今回別 添で用意をいたしました。期限内に提出をお願いしたいと思います。ご意見を賜りたいと思 いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○委員長(三浦進吾君) 説明が終わりました。 質疑等がございましたらお願いします。ございますか。 山本委員。 ○委員(山本今朝雄君) すみません、13ページですがね、の(2)番、気軽に相談できる よう専門職員を配置するなど相談窓口を設置し、専用電話による相談業務を行います。今こ の窓口ってあるんでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長谷川課長。 ○市民活動支援課長(長谷川秀明君) 専門職員の配置とは若干ちょっと違うんですけれども、 第2次ヒューマンプランにおいて、配偶者等からの暴力への対応に関する施策について、相 談がもちろん充実というふうなのが計画されております。 平成27年度から女性相談所のOBがいます民間団体の女性の人権サポートクローバーと いう民間団体のほうに委託契約をいたしまして、市内の女性を対象としたDVに関する相談 業務の充実を図っております。 以上です。 -32- ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。 山本委員。 ○委員(山本今朝雄君) それじゃ、市役所の中でなくて、外部に委託して。それで、この専 門職員というのは、どんな知識、どんな資格を持った人がなるんでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) 女性人権サポートセンタークローバーにおきましては、 女性相談所のOBの職員がいまして、識見を有する者という職員ということでそちらのクロ ーバーのほうに委託をしているところであります。 ○委員長(三浦進吾君) 山本委員。 ○委員(山本今朝雄君) では、特にこういう資格がなくちゃだめ、そういうことはないんで すね。こういう資格がなくてはだめとか、そういうあれはないんですね。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) 特に資格等は求めておりません。 ○委員長(三浦進吾君) 山本委員。 ○委員(山本今朝雄君) はい、わかりました。(3)ですが、一番DV、ストーカー行為な どの被害者の保護のため、この住民基本台帳事務における支援措置、これはどういうことを 指すんでしょうか、すみません。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) こちら閲覧行為の禁止事項になります。 ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。 ○委員(山本今朝雄君) ありがとうございました。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 保坂委員。 ○委員(保坂芳子君) 主な変更点に、東日本大震災に代表される災害に対しての男女共同参 画の視点を取り入れた災害対策を重点目標に追加とあるんですが、11ページのこの第3次 甲斐ヒューマンプランの体系表の中で見ると、どこでそれがあらわされているのか、ちょっ と教えてもらいたいんですが。 -33- ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) 11ページの体系表におかれましては、ローマ数字のⅡ 番、男女共同参画による地域社会づくり、重点目標の4番、男女共同による地域での防災・ 減災体制の確立、こちらのほうで施策の規定を計画させていただいているところであります。 ○委員長(三浦進吾君) よろしいですか。ほかにございますか。 長谷部委員。 ○委員(長谷部 集君) 主な変更点で何点か削除をして、東日本ですか、追加したというこ となんですけれども、この削除した理由というのは、ほかの計画に盛り込むということのよ うですけれども、第2次の計画の中である程度成果が出たので削除したとか、あるいはある 程度成果が出たので今回は目標を変えていったというようなそういう点があるかどうか、お 聞きしたいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) 具体的にちょっと申し上げさせていただきますと、例え ば第2次甲斐ヒューマンプランにおきましては、食育計画等、あと環境等の事項に対しての ちょっと計画をさせていただいたところでありますが、食育に関しましては甲斐市の食育計 画で、環境等に関しましては、環境等の事項に関係しましては、甲斐市の環境基本計画のほ うに盛り込まれているもの、それを男女共同参画の計画の中であえて盛り込む必要はないだ ろうと。また、こちらに関しましては山梨学院大学の山内教授のほうにアドバイスをいただ きながら、そういった除外する事項についての設定というか、事項の選別をさせていただい たところであります。 ○委員長(三浦進吾君) 長谷部委員。 ○委員(長谷部 そうしますと、第2次の計画に対して特段成果が上がっているとい 集君) うところがないような聞こえ方になるんですけれども、その点はいかがでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長谷川課長。 ○市民活動支援課長(長谷川秀明君) 第2次ヒューマンプランに掲げた施策は、達成された というかそういったものについては、まだないところではございますが、実績としまして第 2次ヒューマンプランにおきまして計画をしておりましたDV撲滅のための若者へのデート -34- DVの啓発についてということで、年1回山梨県立の教授を招きまして、講演会を市内中学 校3年生を対象に実施をしております。これは5年間実施しておるところでございます。 それから、もう一つ先ほどお答えさせていただいたDVの相談ということで民間団体のク ローバーのほうに委託契約をしたというところが実績として挙げられるところでございます。 以上です。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 保坂委員。 ○委員(保坂芳子君) すみません、先ほどの続きなんですけれども、男女共同による地域で の防災・減災体制の確立というところに、わざわざ男女共同によるという。防災・減災体制 というと危機管理室のあれがありますよね。それで、わざわざ男女共同によるということは、 視点によるというのは、どういったことを反対に聞きますけれども、これを入れたという理 由はどういうあれなんでしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) こちらにつきましては、2011年に起こりました東日本 大震災で防災・減災への取り組みに関して女性の目線でのその取り組みが必要になるという のが顕在化されました。特にあったのが、避難所における女性目線での避難所の運営づくり、 例えばこちらの女性の着がえる場所の確保とか、あとトイレの確保等々のちょっと諸問題が この東日本大震災で顕在化されましたので、そういった女性目線での避難所運営組織、そち らのほうの関係を今回計画させていただいたところであります。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(保坂芳子君) 保坂委員。 男女共同参画のほうで、こうした防災とか減災に対しての研修会、先 生方を呼んでの研修会とかそれをかなりやっているということはよく存じているんですけれ ども、今おっしゃった避難所運営も本当そのとおりだと思うんですよね。だから、ここで取 り扱っていただくのは大変ありがたいんですが、施策としてこの男女共同で決めて、こんな ふうに避難所ではやるんだといって具体的に避難所運営をやったり、そういった机上訓練と か、具体的なことをやるということまでちゃんといくんでしょうか。 むしろ、防災の危機管理室でしっかり連携とって、向こうで決めてもらわないと、これは 実現しないような気がするんですが、その辺どうでしょうか。意見としてここに載せたのは いいんですけれども、実際に決めて、起動して、動くとなると、その辺どうなんでしょう。 -35- ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) こちらにつきましては、各重点目標の施策を担当する課 の明記をさせていただいているところであります。 先ほど冒頭でちょっと訂正をさせていただきましたように、市民活動支援課と防災危機管 理課のほうがこちらの所管課ということで連携をとらせていただくという趣旨で計画のほう をさせていただいているところであります。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(保坂芳子君) 保坂委員。 そうしますと、男女共同のほうで、こういう提案をした場合に、向こ うの危機管理室がきちっとそれを受けとめて、そのとおりにやっていただくと。この施策が、 例えばこの避難所で、もしも実際にそういうことがあった場合には、そういうことが起こら ないように事前にするためにこの施策をつくるわけですから、なるということでよろしいん でしょうか。それできちっとしたそういうものがないと、なかなか意外とあれですよ、難し いんですよね、こういうものって。そこはどうなんでしょうか。部長さん、何か言っていた だけそうな感じ。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長田部長。 ○生活環境部長(長田 治君) お答えさせていただきます。 甲斐ヒューマンプラン、計画ということでございます。計画というのは、ほかの甲斐市の 総合計画にしてもそうですけれども、今回一定の期間を定めましてこのような方向づけでい くというところで定めるところもございます。先ほど伊藤係長から申し上げましたとおり、 防災に関する内容は、第2次の内容もありました。ただ、東日本大震災等の内容を受けて、 そこも特徴的に把握しながら前へ進めていかなければならないというような意味合いの中で、 方向づけとしては今までも認識されていたわけですけれども、今後、第3次の計画期間内に そこを特徴的に見ていきながら整備していこうという方向づけをこのヒューマンプランで定 めさせていただきたいという趣旨でご理解をいただきたいと思います。 具体的な内容につきましては、大きな方向づけにつきましては、先ほど申し上げましたと おり、このヒューマンプラン策定に当たって所管課と協議をしております。また、委員会の ご意見も伺いながら、こういう方向、特徴的な方向づけをしていこうということを定めたい と思いますので。また、その具体的な内容につきましては、私も以前申し上げたかもしれま -36- せんけれども、男女共同参画の推進委員会等で行った研修等を参考にしながら、具体的な内 容を詰めていくということでご理解をいただきたいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(保坂芳子君) 保坂委員。 何となくわかったようなわからないような感じなんですけれども、お っしゃりたいことはよくわかるので、多分それが実現していくようにきちっとやっていける んだと思います。 ただ、例えば審議会の人数をふやしたほうがいいとか、市会議員の数がふえればいいとか、 区長の数が女性もふえればいいというようなことは、そういう結論って出ますよね、意見提 示することができるんですよね。例えば、避難所ではそういう女性の着がえる部屋はつくる べきだとか。そのつくるべきだじゃなくて、つくると決めるというところまでいけば、この 何ですか、そういうふうに第3次の中にこれを入れた重点目標と入れて、それをやっていく ということに対しては、方向づけじゃなくてですよ、その5年間なら5年間の指定各避難所 が全部そんなふうになるというんであれば、非常に意義があるかなと思うので、ぜひそんな ふうにせっかく変更して、わざわざ入れるんですから、ぜひそんなふうに強い決意を持って、 初代の生活環境部長さんのその一念で必ず入れていただきたいと思いますが、いかがでしょ うか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長田部長。 ○生活環境部長(長田 治君) 繰り返しになりますけれども、今現在そのような思いはござ います。ただ、実際的にそれを実現するためには、予算づけも必要でしょうし、人員体制も 確立していかなければなりません。新しい期間内にそのような方向づけをもって、理想的に は今おっしゃられた内容が実現すればいいと思っておりますし、また努力すべきだと思って おります。 ただ、現在それを具体化するために、こういう方策でもってこういうようなところでとい うところはご説明できませんが、方向づけとしてはそのようなことに留意していきたいと思 いますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(保坂芳子君) 保坂委員。 何年間になるかあれですけれども、その年間で何カ所かある指定避難 所につくるためには、1カ所、まず1カ所どこかそれをしていくとか、やっぱりそのために 幾ら必要で、その予算を計上していくとかって、やっぱり具体的なものを持って、財政のほ -37- うに当たっていただきたいですよね。その形じゃなくて。どうしてもやっぱりこういう分野 というのは、そんなふうになりがちなんですよね。見ていてもずっと私も十何年議員をやっ ていても、本当にそう思います。 だけれども、一番大事で、一番ニーズがあって、市民からの、女性から絶対これはやって ほしいと思っていることだなと思っても、なかなか進まないのが現状なので、1カ所でもい いから必ず実現していただけるように、頑張っていただきたいと思います。そのためにも私 ども議員として何かできることがあればやりたいと、そういうふうに思う次第でございます ので、よろしくお願いいたします。決意を私じゃなくて、ぜひもう一回聞かせてください。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長田部長。 ○生活環境部長(長田 治君) 先ほど申し上げましたとおり、実現につきましては、予算づ け等の内容が必要でございます。そのような形になりますように、この計画の方向づけに沿 いまして担当者として努力してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 滝川副委員長。 ○委員(滝川美幸君) 今、保坂委員のおっしゃったとおりでありまして、これは私たちがこ のヒューマンプランの策定委員をしたときからもう常にこういう問題は非常に取り上げられ ているわけですけれども、先ほど東日本とおっしゃいましたけれども、これは阪神・淡路の 災害時からの問題になっているはずですね。それで、遅々として進まずということで、もち ろんこの男女共同参画の推進委員会だけがすることではないので、その委員会から、例えば 防災対策委員会ですかね、そういうところにしっかりとした意見を出していただきたいとい うことを非常に思います。 それから、各自治会において、人的な人数をきちっと女性をそこに何人か入れるというよ うなはっきりしたものをつくっていただかなければ、地域防災がいつまでたっても地域に女 性を女性をと言っても、各組織ではなかなか入ってきていないのが現実ですので、先ほどか ら予算のことも出ていますが、お願いする分には予算がかからないわけで、そちらの予算が かかるほうは、そちらに回せばいいわけですので、ぜひもう少し強い感じで男女共同参画の 推進委員会では、そういう他の組織に対しての意見というものをしっかりもう少ししっかり と出していっていただければなということは感じます。 それから、山内先生のお話で、今の男女共同参画の非常に逆流してしまっていると。若い -38- 世代の中で余りそれが言われなくなってしまっているのが問題だということを、私たちも学 習会の中で伺っているところですので、男女共同参画は、もとは男女平等でなければならな いというところが根底であるということは、山内先生が常におっしゃっていることですので、 しっかりと女性の地位をそういうところで定着させていただくには、甲斐市においては男女 共同参画推進委員会かなというふうに期待していますので、ぜひ委員会の中で意見を述べて いただくということを積極的に進めていただけるように、委員会においてもお願いしていた だきたいなと思いますので、要望で結構ですのでお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) 要望ということで、要望です。 ほかにございますか。 保坂委員。 ○委員(保坂芳子君) また、全然違うことなんですけれども、10ページに、デートDVと か男女共同参画社会の言葉とか、これは中高生ですよね。100人ぐらいですから、あれだと 思うんですけれども、知らないというか、そういったことが非常に、デートDVといって知 らないというのがすごく多い、すごい問題だなと思って。そして、学校でやっているんです よね、ちゃんと教育時間をとって、今おっしゃいましたよね、3年生か何かにずっと全部や っている。それで何で知らないんだろうという感じで思うんですよね。 だから、やっぱりこの辺のところをもっと何か対策を考えないと、やっぱりいけないんじ ゃないかと思うんです。その辺はどう思っていらっしゃいますか。 それから、教育委員会か何かにそういうのを聞いて…… ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) デートDVに関しましては、先ほど長谷川課長のほうか らお話がありましたように、中学3年生を対象に学習会を開いているところであります。中 学校を持ち回りでやっていただきまして、今年度につきましては、双葉中学校で実施をさせ ていただいたところであります。 アンケート結果を見ますと、やはりデートDVを知ることができてよかったとか、ちょっ と浸透していないというところがやはり事実のところでありますので、各校を回る中でデー トDV等の言葉の浸透も図っていきたいと思っています。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 樋泉委員。 -39- ○委員(樋泉明広君) さっきとの関連でございますが、自治会、16ページの地域活動への 参画されるための条件整備というふうなのがございますが、特にここの調査にありますけれ ども、女性の自治会の中の自治会長、この4人いると。全体とすれば何%か知りませんが、 この自治会長の区というのは、細かく要らんですけれども、竜王地区、3地区だとどんなも んな配置になっているんですか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 伊藤係長。 ○市民活動支援係長(伊藤 敦君) 136人、自治会長さんが今いるわけですが、そのうちの 4人、竜王地区でお二人、敷島地区でお一人、双葉地区でお一人と記憶しています。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(樋泉明広君) 樋泉委員。 やっぱりきちっと調べてもらって、どういう地域が多いかと。玉川団 地の自治会にいますよね。そのほかにもあると思うんですが。 今後はやはり女性の幹部登用という面からいきますと、自治会の区長、副区長あたりをや っぱり女性を登用するというふうな促進をぜひしてもらいたいなと思いますが、その点いか がでございますかね、今後に向かって。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長田部長。 ○生活環境部長(長田 治君) 計画づくり、こういうフレーズで認識するということも計画 の意義があることだと思っております。ですから、新しい期間におきましてのヒューマンプ ランとして自治会組織の運営に女性の参画も求めていくということを市民の皆さんも確認し ていただきながら、ではどういう具体的な内容をするかということは、またこの方針に沿っ て、具体的に実施計画といいますか、そのような内容で考えていくという段階になると思い ますので、先ほどから私、方向づけという言葉を何回も使っておりますけれども、このよう な方向づけを確認するということがプランづくり、計画づくりの意義の一つだと思っており ますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(樋泉明広君) 樋泉委員。 じゃ、同じような状況ですけれども、自治会の役員の構成ですよね。 うちの区なんかの自治会の構成を男女調べますと、大体20%くらいですかね、構成で、自 治会の役員の中での女性の占める割合というのが。その点については、あれですか、具体的 に調べたことがあるんですかね。今後の方向性じゃなくて、具体的に例えば第2次ヒューマ -40- ンプランとかそういった点での調査。 それからもう一つ、防災委員をやっている女性というのはいますか。いないですね。いる の。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長谷川課長。 ○市民活動支援課長(長谷川秀明君) 自治会の中の役員さんの女性の占める割合につきまし ては、そういった調査を行っておりませんので、こちらのほうでは承知をしておりません。 防災委員さんにつきましては、所管が消防防災対策室になりますので、ちょっとこちらの 市民活動支援課のほうでは、ちょっと状況がわからないところです。 ○委員長(三浦進吾君) ○委員(樋泉明広君) 樋泉委員。 ということで、これで第3次ヒューマンプランが出ているわけですね、 基本的な構想が。今後の方向とかそういったところも、やっぱり女性の進出場所を大いに保 障していくと、また、促していくという点では大事ではないかなと、地域への自治会への参 画というのはね。ぜひ部長さん、その辺の方向性を考えて、進めていってもらいたいと思い ますが、いかがでしょうか。再度のお願いの発言をお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長田部長。 ○生活環境部長(長田 治君) 私ごとではありますけれども、私も地元の大下条の西の役員 をやっておりまして、男女の役員の数というようなところでいけば、相応に女性の方も活躍 されているような状況でございます。ただ、重立った役員の方は、やはり男性が中心ではな いかなというようなところもございますが、役割とすれば女性の方の役割は、非常に大きい ものがあると認識しております。 なので、実体的には女性の方の役割とかそういう認識は皆さんお持ちでしょうけれども、 何となく男性に優位というようなところは実態的にあると思いますけれども、ヒューマンプ ランに沿って、趣旨からしましてヒューマンプランをつくる趣旨に戻りまして、今後、行政、 また自治会等の内容が進められればいいなとは思っております。また、そのためにも担当者 として努力していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ、委員の質疑を終了いたします。 -41- 続いて、傍聴議員の質疑を許します。ございますか。 五味議員。 ○議員(五味武彦君) 第1次、第2次と、今回第3次となっているわけですが、例えば第1 次をやってみて、何が実現できて、何ができなかったのか、それを踏まえて第2次になった と思うんですよ。それで、今度は第3次、ここの経過でどんなことができなかったのか、や れなかったのか、できたのかという経過が全くここには触れられていなくて、将来的なプラ ンしか載っていないということだと思うんです。 それで、22ページの中ほどにあります重点目標1、(2)の計画の進捗状況の公表とい うところがあるんですが、今までこういう進捗状況、第2次のときにおやりになったのか、 まずお伺いしたいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長谷川課長。 ○市民活動支援課長(長谷川秀明君) 第2次のヒューマンプランの期間内でそういった実績、 成果等の公表は行ってはおりません。 ○委員長(三浦進吾君) ○生活環境部長(長田 長田部長。 治君) 補足をさせていただきます。 今課長が申し上げましたとおり、公表につきましては、実態的に行われておりませんでし た。実は、この機会に私もその状況を知りまして、ただ、成果的な内容につきましては担当 者がまとめておりますから、公表するような形で進めてまいりたいと思いますので、ご理解 をお願いしたいと思います。 ○委員長(三浦進吾君) ○議員(五味武彦君) 五味議員。 今からの実施計画等々が策定されると思いますが、先ほどの例えば自 治会の役員であり、消防の役員というか団員さんであるとか、いろいろなところが調査が不 足しているようなことがあり得ると思うんですよ。この辺やっぱり実際どうなのか、じゃ、 将来どうやっていくのかという数値目標を掲げる課題だって出てくると思うんですよ。この 辺もやっぱりすべきではないかなというふうに思うんですがいかがでしょうか。ちょこっと ね。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 長田部長。 ○生活環境部長(長田 治君) 数値目標等の内容につきましては、この第3次につきまして -42- は、女性の役職員の関係で30%というような数値目標を掲げておりまして、そのほかには 特別重立った数値目標はございません。第3次につきましては、このような形でまとめさせ ていただきたいことをお願い申し上げながら、また、公表等の内容の中で比較できるような 数値等がありましたら、また検討しまして、次に向けて作業を進めさせていただければと思 っております。ご理解をお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) ○市民活動支援係長(伊藤 伊藤係長。 敦君) 第2次ヒューマンプラン、第3次ヒューマンプランの改 正点のところで、ちょっとお話もさせていただきましたけれども、第2次ヒューマンプラン から第3次ヒューマンプランにおけて改善できた点、DVの相談業務等、こちらの点は改善 できた点だと思っております。 第2次ヒューマンプラン、第3次ヒューマンプランのちょっとできなかった点というか、 ちょっと欠けていた点というのが、やはり自治会向けのちょっと研修を計画していたところ がありましたが、ちょっとそういった点ができなかったという反省も踏まえまして、第3次 甲斐ヒューマンプランのほうにも引き続き計画のほうをさせていただいてあります。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ傍聴議員の質疑を終了いたします。 次に、市民活動支援課関係のその他に入りますけれども、何か市民活動支援課より報告が ございましたらお願いします。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) 次に、市民活動支援課関係の委員より皆さん方、お聞きしたいこと がございましたら、いいですか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) ないようですので、以上で市民活動支援課関係その他を終了いたし ます。 ここで暫時休憩とし、職員の入れかえを行います。 休憩 午後 3時34分 再開 午後 3時35分 -43- ○委員長(三浦進吾君) 会議を再開します。 次に、(5)その他に入ります。 まず、人事課より報告がございますので、お願いします。 坂本総務部長。 ○総務部長(坂本太久己君) 大変お疲れさまでございます。 私のほうから職員の不適正な事務処理事件にかかわります懲戒処分につきまして、ご報告 をさせていただきます。 内容につきましては、1月15日、ファクスにおきまして処分内容等につきましてお送り をさせていただきましたが、改めて事件につきましてご説明をさせていただきたいと思いま す。 対象の職員につきましては、建設産業部に在籍する46歳の副主幹、男性の職員でござい ます。懲戒処分は、1月14日、午後4時から市長室で行いました。 処分の内容につきましては、減給10分の1、3カ月の処分でございます。 処分の理由等でございますが、平成22年、23年、24年度に実施しました敷島地区の平見 城、神戸及び上芦沢の地籍調査事業におきまして、必要である山梨県の県有林との境界立ち 会いにつきまして依頼を怠り、その後も対応しなかったものでございます。また、状況につ きまして、上司への報告も怠っていたというところでございます。 この不適正な事務処理によりまして、再調査を実施する必要が生じたことから、処分を行 ったところでございます。 また、平成22年度の地籍担当リーダーでありました現在の建設産業部に在籍する課長に つきましては、当時の担当リーダーとして指導に適正を欠いていたということが一因である ため、戒告の処分といたしました。なお、平成22年、23年、24年度の他の上司につきまし ては、既に退職をしております。 今回の不適正な事務処理に対しまして、組織全体として厳粛に受けとめ、深く反省すると ともに、再発防止に向けまして全力で取り組んでまいりたいと思います。大変申しわけござ いませんでした。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(三浦進吾君) ただいまの報告ですが、質疑は省略させていただきます。 次に、総務課より報告がございます。お願いします。 -44- 生山総務課長。 ○総務課長(生山 勝君) 大変お疲れさまでございます。 総務課より2月に開会予定の臨時会に提出を予定している案件のお願いでございます。 まず、契約締結の件でございます。 先ほど秘書政策課で説明をいたしました産婦人科医の誘致に伴う開業支援として貸与する 医療施設機器を購入する契約の締結であります。予定価格が2,000万円以上となることから、 甲斐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、又は処分の範囲を定める条例の規定によ りまして議会の議決をお願いするものでございます。 次に、一般会計の補正予算に計上する2件の案件でございます。 まず1件目は、マイナンバーの導入に伴い、より一層のセキュリティー対策を講じる必要 があることから、国においては平成27年度補正予算案において地方公共団体情報セキュリ ティー強化対策費補助金を計上し、地方自治体に取り組みの支援をすることになりました。 このことから本市におきましても、この補助金を活用したセキュリティー対策を強化する 事業を行ってまいります。 2件目は、この夏の参議院議員選挙から選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられること に伴い、春の進学や就職により転居から3カ月未満であると新しい転居先の自治体で投票権 を得られないケースが生じます。これを防ぐため、転居する前の自治体に3カ月以上の居住 歴があれば、前の住所地で投票ができる公職選挙法改正案が今国会で審議をされることにな っており、今月中に成立する見込みであります。この転居3カ月未満なら前の住所地で投票 ができる選挙人名簿を調整するシステム改修経費は、国の補助金が見込まれることから、本 市におきましても、この補助金を活用したシステム改修経費を計上するものでございます。 総務課からは以上3点となりますが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) この件につきましても臨時会の案件でございますので、質疑は省略 させていただきます。 次に、ただいまのお話以外で総務部関係で委員の皆さん方より特にお聞きしたいことがご ざいましたら、お願いします。よろしいですか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) ないようですので、ここで暫時休憩とし、職員の入れかえを行いま す。 -45- ○委員長(三浦進吾君) 休憩 午後 3時41分 再開 午後 3時42分 会議を再開します。 次に、税務課より報告がございますので、お願いします。 古屋税務課長。 ○税務課長(古屋正彦君) お疲れさまでございます。 税務課より報告をさせていただきます。 2月の臨時会におきまして、甲斐市税条例一部改正及び補正予算につきまして審議をお願 いするものでございます。これは番号法の施行に伴う甲斐市制条例の一部を改正する件及び 市税還付金の補足にかかわる歳出の増額分補正の件になります。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) この件につきましても臨時会の案件でございますので、質疑は省略 をさせていただきます。 次に、市民窓口課より報告がありますので、お願いします。 佐野市民窓口課長。 ○市民窓口課長(佐野勝馬君) お疲れさまでございます。 それでは、市民窓口課からマイナンバーカードの交付等について報告させていただきます。 まず、議員の皆さんにもご心配をおかけいたしましたが、市役所で保管しております通知 カードをできるだけ多くの市民の皆さんに受け取っていただくため、時間外における窓口を 開設いたしました。実施日につきましては、夜間窓口を1月14日木曜日と1月19日火曜日 の2日間、いずれも午後8時まで開設いたしました。また、休日の窓口は、1月9日土曜日 と1月17日日曜日の2日間、いずれも午前9時から午後5時まで開設をしたところでござ います。 その結果、4日間で合計92人の方が通知カードを受け取っていただきました。 次に、個人番号カードの申請状況でございますが、1月19日、昨日現在ですが、甲斐市 では2,309人の方が申請済みでございます。1月12日から順次カードが到着しておりまして、 受付日の通知等を行っておる状況でございます。 この通知カードの受け取りに伴います夜間休日の窓口の開設は、申請者数及び事務処理時 -46- 間等を考慮しながら、今後検討してまいりたいと考えております。 次に、証明用写真機設置についてでございますが、この機器は個人番号カードの申請が簡 単にできる機能を備えております。あすですが、1月21日、新館の1階ロビーに設置する ことになりました。ぜひ議員の皆さんにおかれましても個人番号カードの申請に限らず、各 種証明用写真やパスポート写真等の撮影にご活用していただきたいと思います。 以上が、市民窓口課からマイナンバーカードの交付について報告させていただきました。 以上よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) ただいま説明がございました。 何か質疑等がございましたらお願いします。ございますか。 保坂委員。 ○委員(保坂芳子君) 証明用写真は、費用はお幾らですか。無料でしょうか。 ○委員長(三浦進吾君) 当局の答弁を求めます。 佐野課長。 ○市民窓口課長(佐野勝馬君) 一般的な商業施設等に置いてある証明用写真機等よりちょっ と安くて700円でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(三浦進吾君) ほかにございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ委員の質疑を終了いたします。 続いて、傍聴議員の質疑を許します。ございますか。 ございますか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) なければ傍聴議員の質疑を終了いたします。 以上でその他を終了します。 ここで暫時休憩とし、職員の退出を行います。 ○委員長(三浦進吾君) 休憩 午後 3時46分 再開 午後 3時47分 会議を再開します。 -47- 次に、4、市民と議会の対話集会についてを行います。 吉沢地区市民から質問事項の中でナンバー8の北部3地区公民館に雨量計の設置をという 質問がありました。担当へ要望すると答弁しました。この件については、総務教育常任委員 会において検討ということです。 このことに関しまして委員の皆さん方から意見を聞きたいと思います。この案件につきま して、もし委員の方で今回の3月の定例会に一般質問をしていただける方がいたら、お願い したいと思います。いかがいたしましょうか。もしあれでしたら挙手、あります、ございま すか。 〔「推薦」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三浦進吾君) 推薦ね。だから、それは推薦、はい、いいですよ。 保坂委員。 ○委員(保坂芳子君) 地域的にやはり小浦委員がいいと思います。同じ敷島なので。 ○委員長(三浦進吾君) ただいま保坂委員から提案がございました。地元の小浦委員がいい かなというご意見がございましたけれども、よろしいですか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) 異議ないようですからお願い…… それでは、小浦委員お願いします。 以上で市民と議会の対話集会についてを終了いたします。 次に、その他に入ります。 委員から何かございましたらお願いします。よろしいですか。 〔発言する者なし〕 ○委員長(三浦進吾君) 事務局からありましたらお願いします。 山岡係長。 ○書記(山岡広司君) ご苦労さまでした。 事務局のほうから来月、2月になりますが、総務教育常任委員会の予定をお願いしたいと 思います。2月15日月曜日、1時30分から行いたいと思います。2月15日月曜日、午後1 時30分から。 また、今月になりますけれども、1月24日、10時より全員協議会、またその後、議員研 修もありますので、ご予定のほうをよろしくお願いをしたいと思います。 以上となります。 -48- ○委員長(三浦進吾君) 以上をもちまして本日の日程は全て終了しました。 これをもちまして総務教育常任委員会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 閉会 午後 3時50分 -49-
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