独立行政法人 国立高等専門学校機構 岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 2015. 12. 3 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 第16号 第16号 2015.12.3 シニアOBによる 「中核人材育成塾」の取組が 中部経済新聞に紹介されました。 目 次 ・中部経済新聞に紹介されました・・・・・・・・・・・・・・・・1 ・ものづくり支援システム講習会開催・・・・・・・・・・・・8 ・産学官連携アドバイザー就任挨拶・・・・・・・・・・・・・・2 ・高専ロボコン東海北陸地区大会・・・・・・・・・・・・・・・・8 ・産学官連携アドバイザー名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ・テクノシンポジウム2015プログラム・・・・・・・・・・・・9 ・教員研究シーズ一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ・地域連携協力会 会則・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 ・中核人材育成塾・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ・地域連携協力会 会員一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 ・地域活性化セミナー開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 ・会員募集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ・知財講演会を開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 1 第16号 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 2015.12.3 2015.12.3 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 第16号 岐阜高専産学官連携アドバイザー名簿 委嘱期間:平成27年4月1日~平成28年3月31日 H27.4.1現在 氏名 教職員 OB・卒業 生等別 1 橋浦 正史 教職員OB 2 桑原喜代和 卒業生 3 河村 隆雄 教職員OB 三口 榮一 卒業生 昭和23年 地域・職場環境対策 5 岩井 静克 卒業生 昭和23年 品質管理 6 森 清高 卒業生 昭和23年 生産技術、経営管理、設備計画、環境対策(含むISO14001) 7 向井 軸郎 卒業生 昭和24年 モノづくりに於ける生産改善、環境技術 8 中野 廣幸 卒業生 昭和26年 品質管理、計測管理、標準化(ISO品質マネジメントシステム、ISO計測 マネジメントシステム) 9 北川 惠一 教職員OB 昭和17年 教育全般(学生、教員、社会人)、電気に対する安全教育、生産工程の改 善及び工程管理(中小企業向け) 拶を申し上げます。 10 高津 正吉 卒業生 昭和22年 モノ造り支援、技術相談、人材育成支援 私は昭和45年に電気工学科を卒業し腕時計メーカーに就職、その後日立グルー 11 大岩 光司 卒業生 昭和22年 製造部門の品質、原価、生産、安全分野 産 本校在籍時 所属学科等 学官連携アドバイザー就任挨拶 4 機械工学科 (8) 岐阜高専産学官連携アドバイザー 電気工学科卒業生第3期生 坂井 善幸 このたび岐阜工業高等専門学校産学官連携アドバイザー就任に当たり、一言ご挨 電気情報工学科 (6) 生年 活動分野 昭和17年 金属工学(組織解析、鋳造・凝固、熱処理) 昭和22年 生産技術、生産管理、情報システム、現場改善、研修・セミナー講師 昭和22年 エネルギー有効利用、地球温暖化防止 プの電機制御装置製造会社に転職し、今年3月に会社生活を終了致しました。5月 12 奥野 泉 卒業生 昭和23年 からは技術士事務所を開設し、一般企業様の技術支援業務を行っております。 13 坂井 善幸 卒業生 昭和25年 研究開発管理及び品質改善活動における技術的支援 14 桜井 邦彦 卒業生 昭和27年 初級システムアドミニストレータなどIT、ネットワークに関する分野 田中 昌夫 教職員OB 昭和22年 品質管理、生産現場改善 昭和15年 建設分野(特にコンクリート工学)、教育全般(学生、教員、社会人) 45年間にわたる業務経験としましては、主に情報技術を応用した新製品開発を 担当してまいりました。技術の変遷を振り返りますとトランジスタからIC、LS I、マイクロコンピュータ、パソコン、そして組込みソフトウェア技術へと目まぐ 15 電子制御工学科 (1) 通信・電気設備構築/改善、企業/農業業務改善、防災アドバイザー、研 修・セミナー講師 るしく発展し、近年はエネルギー制御とICTとの融合製品にも関わり、幅広い分 16 島﨑 磐 教職員OB 野を経験することが出来ました。幸いにも理解ある経営者に恵まれ、若い頃から常 17 坂口 義博 卒業生 昭和26年 建設分野(土木行政、道路防災、舗装補修業務) に新しいことにチャレンジする機会を与えられ、おかげで失敗経験は豊富だと思っ 18 所 輝雄 卒業生 昭和27年 建設分野(特に建設行政、道路管理分野) 亀山 武彦 卒業生 昭和27年 環境都市工学科 (7) 建設分野(特にプレストレストコンクリート製造・施工・維持管理、品質 管理) ています。開発業務はワンストップで対応することも多く、設計技術、生産技術、 19 品質維持技術などいろいろな視点からのお手伝いをさせて頂けるものと考えており 20 渡邉 光吉 卒業生 昭和27年 建設分野(特に土木行政、道路分野) 21 新川 隆 卒業生 昭和28年 建設分野(特にコンクリート製造・施工・維持管理、ダム建設) 22 広瀬 道夫 卒業生 昭和29年 建設分野(特に土木行政、河川砂防分野) 23 大澤 徹夫 教職員OB 昭和14年 建築環境工学・建築設備 水野 耕嗣 教職員OB 昭和17年 建築史 25 土井 康生 教職員OB 昭和22年 建築構造 26 山村 隆昌 卒業生 ます。どうか宜しくお願い申し上げます。 24 建築学科 (4) 昭和28年 建築行政、開発行政 ( )内の数字は人数を示す。 【参考】 岐阜工業高等専門学校産学官連携アドバイザーに関する取扱要項(抄) (平成22年5月24日) (活動内容) 第2 アドバイザーは、次の各号に掲げる活動を行う。 一 技術相談に関すること 二 実地調査に関すること 三 その他地域連携に関すること 2 3 第16号 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 2015.12.3 2015.12.3 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 第16号 岐阜工業高等専門学校 教員研究シーズ一覧 建築学科 校長 北田 敏廣 環境予測の数理モデル開発とその応用 機械工学科 下村 波基 高張力鋼中の熱と水素の拡散及び遅れ破壊に関する実験的研究とその解析 犬飼 利嗣 廃棄物と副産物の有効利用に関する研究 加藤 浩三 塑性加工の高精度化・高効率化 鶴田 佳子 持続再生型社会における居住環境整備 小栗 久和 金属材料の破壊強度異方性について 小川 信之 e-Learning 、ナレッジマネージメント、音響特性解析、量子スピン系、超伝導、RF タグ技術 石丸 和博 電荷移動・化学反応を伴う熱流体科学現象の解明と応用 柴田 良一 ものづくりを支援するCAE(コンピュータ支援設計) 機械分野・建設分野の設計の高度化支援 片峯 英次 機器設計に役立つ形状最適化解析 今田 太一郎 協働型まちづくり・建築計画の手法に関する研究 山田 実 鋳物生産技術と鋳造シミュレーション 青木 哲 健康で省エネルギーな建物づくり 山本 高久 熱・物質移動現象の数値解析と流れの可視化 藤田 大輔 就学前施設の建築計画に関する研究、飲食店の建築計画に関する研究、街並みに関する研究 中谷 淳 高専における航空宇宙教育研究の推進 清水 隆宏 利活用へ向けた歴史的建造物の適正評価 本塚 智 メカノケミカルを応用した材料改質及びガス処理技術 中谷 岳史 建物の環境設計 宮藤 義孝 環境調和型ミスト冷却加工技術の開発 一般科目(人文) 高橋 憲吾 ガントリークレーンの三次元ダイナミクス解析に基づく耐風設計に関する研究 高原 清志 ドイツ語コンピュータ教材の開発 清水 晃 研究室英語の指導に関する研究 電気情報工学科 山田 功 医用放射線画像システムの数理モデル構築と応用 亀山 太一 語学教育へのテクノロジーの応用 所 哲郎 各種材料表面の撥水性解析と誘電計測を用いた材料評価および劣化診断技術の開発 宮口 典之 1920 年代∼ 1940 年代における文学状況 熊 マイクロ加工光ファイバデバイスの開発 久保田 圭司 イギリス学校教育の近代化 安田 真 情報統計力学とソフトコンピューティングを応用したファジィクラスタリング 中島 泰貴 物語の享受と展開 出口 利憲 ニューラルネットワークを用いた情報処理 野々村 咲子 社会表象としての19世紀英文学 冨田 睦雄 高効率同期モータの制御と開発 菅原 崇 日英オノマトペの数量分析 山田 博文 顔追跡 / 表情認識システムの開発 空 健太 よりよい社会認識教育学の探求 羽渕 仁恵 機能性カーボン系薄膜の合成 富田 勲 光機能素子の機能解析と微細構造の電気伝導の研究 英語指導におけるライティングを通した気づき、リスニング、リーディング、動機付け、自律的学習者 佐竹 直喜 育成などに関わる研究 飯田 民夫 新規シリコン系半導体材料の作製とその評価 福井 駿 田島 孝治 位置情報応用システム向け高速逆ジオコーディング技術 一般科目(自然) 白木 英二 複屈折光ファイバーにおけるパルス捕捉・増幅現象を用いた全光制御技術の開発 岡田 章三 代数体上の理論の一変数代数関数体での類似 柴田 欣秀 環状型核融合装置における電流消滅時のプラズマ応答に関する研究 中島 泉 無理数の近似と word との関係 岡崎 貴宣 相転移現象を現す数理モデルの数値計算及びモデル化活動を伴う授業教材開発 裕教 電子制御工学科 学校シティズンシップ教育変革に関する研究 長南 功男 移動ロボットにかんする研究、形状記憶アクチュエータの開発 北川 真也 有理ファイバー曲面とモーデル・ヴェイユ格子、特異点の変形理論への応用 藤田 一彦 強誘電体単結晶の育成および誘電特性の評価 八木真太郎 相転移を伴う非圧縮 2 相流モデルの改良 森口 博文 物理流体の非線形波の数値解析 上原 敏之 生体関連物質の構造解析 北川 秀夫 移動ロボットに関する研究 坂部 和義 ホワイトノイズ汎関数の経路積分への応用 福永 哲也 コミュニケーションロボットの開発 菅 菜穂美 離散数学の場の理論への応用 遠藤 登 証明検証システムのための推論ライブラリの構築 久世 早苗 女子スポーツ選手における初経遅延評価システムの構築 森 貴彦 実用志向型電動義手の開発 小林 義光 磁気浮上ハンドとツアーガイドロボットの研究 柔道指導の方法論、体力トレーニング ―競技力向上への指導・学校体育における柔道指導・少年期の 山本 浩貴 柔道指導― 北川 輝彦 医療用画像における計算機支援診断システムの開発 麻草 淳 栗山 嘉文 製造分野における最適化制御理論の応用 籾山 克章 Si 上鉄シリサイド薄膜の固相成長法に関する研究 健康づくりと競技力向上のための運動・トレーニングについて 環境都市工学科 岩瀬 裕之 社会基盤の劣化対策、循環型社会システム 和田 清 治水・利水・環境を軸とした流域保全技術 吉村 優治 ①持続可能な循環型社会構築を目指す総合的研究 ②地盤の形成過程および土質の工学的性質の解明 鈴木 正人 降雨の時間分布と空間分布の定量化 廣瀬 康之 地震災害の防災・減災に関する研究 水野 和憲 地盤の変形・破壊に関する数値解析技術の開発 角野 晴彦 様々なニーズに適する排水処理技術の開発 高専が育成すべき実践的技術者の教育システム構築 水野 剛規 鋼構造物の耐震性能評価と耐震設計 坂本 淳 安心・安全・維持可能な都市交通計画・地域計画の検討 渡邉 尚彦 ①劣化鋼構造の強度評価・補強 ②一般逆行列の面的柔軟構造への適用 菊 雅美 砂礫浜海岸の減災・保全対策を検討するための数値波動水槽の提案と現地への適用 4 共同研究等については下記にご相談ください。 竹腰コーディネーター [email protected] 5 第16号 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 2015.12.3 岐阜高専OB(産学官連携アドバイザー)による 2015.12.3 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 第16号 地 域活性化セミナー開催 中核人材育成塾 ■ 中核人材育成塾の経緯 l l l l l 平成22年度から開講(6年目)。 平成23年度までは国/県からの受託事業(受講 料無料)。 平成24年度からは地域連携協力会主催の独自 事業として実施(有料化:商業ベースのセミ ナー等に比べて低額の受講料)。 講師は企業での実務経験豊富な岐阜高専OBが 産学官連携アドバイザーとして担当。 現在、中核人材育成塾の運営に参加している産 学官連携アドバイザーは10名。 ■ 本年度(平成27年度)の中核人材育成塾 l 基礎コースの実施状況(4月~7月開講) 講座名 初歩から始める品質活動 l 開催日 4/ 23 時間 6 講師( * ) 岩井静克(M2) 受講企業数 22 受講者数 37 5Sと見える管理で理想の工場づくり 製造現場における問題解決手順 計数感覚とコスト意識を高める 5/ 14 5/ 28 6/ 11 6 6 6 桑原喜代和(M1) 高津正吉(E1) 奥野 泉(E2) 26 26 23 51 53 41 トヨタ流モノづくりの基本と実践 廃棄物処理の実務と実践 6/ 25 7/9 6 6 大岩光司(E1) 三口榮一(M1) 25 17 42 30 アドバンスコースの実施状況(8月~10月開講) 講座名 人を育てるQC的な見方・考え方 活き活きとした職場の作り方 ものづくりの仕組みと生産管理の要点 安全行動力を育てる 開催日 8/6 8/ 20 9/3 9/ 17 役にたつ原価と採算の話 環境問題への取り組みと省エネ(前半) 生産設備改善によるコスト削減(後半) 10/ 15 10/ 1 時間 講師( * ) 受講企業数 岩井静克(M2) 6 15 高津正吉(E1) 6 15 6 桑原喜代和(M1) 14 大岩光司(E1) 6 17 6 3 3 奥野 泉(E2) 森 清高(M2) 向井軸郎(M3) 受講者数 27 22 21 25 14 24 16 26 ( *) 講師名の( )内のM1/E2等 は機械工学科1期卒/ 電気工学 科2期卒を示す。 ■ 受講者アンケート・企業アンケート (本年度基礎コースの受講者および所属企業責任者への受講後のアンケート結果) 受講者および所属企業からのアンケートでも好評をいただいており、 来年度もさらに充実した中核人材育成塾として計画します。 6 7 第16号 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 2015.12.3 2015.12.3 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 平 成27年度知財講演会を開催 第16号 第 24回 岐阜工業高等専門学校産官学交流懇談会 9月18日 (金)、本校及び岐阜高専地域連携協力会共催による「平成27年 度知財講演会」を岐阜高専図書館多目的ホールで開催した。 今年度の知財講演会は、講師にTM特許事務所 田中信介 氏を迎え、「特 岐阜高専産官学交流懇談会� テクノシンポジウム2015� 許の簡単な復習とポイント」と題し、知財の基礎的知識や対応策などのポイン ト、また、特許紛争の実例に基づき解説された。 講演会には約40名の地域連携協力会員及び教職員が参加し熱心に聞き 入っており、講演後の質疑応答も活発に行われた。 日時:平成27年12月4日(金)14:30 ~ 16:50� 場所:独立行政法人国立高等専門学校機構� 岐阜工業高等専門学校 多目的ホール、ビデオルーム� も のづくり支援システム:DEXCS(デックス)講習会 開催 � 主催:岐阜工業高等専門学校・地域連携協力会 共催:岐阜県情報技術研究所 ものづくりの高度化においては、CAE(コンピュータによる解析)の活用が不可欠とされていますが、高価なシステム ����� � の導入コストが大きな課題となっています。そこで注目を集めているのが、無償で利用出来るオープンCAEです。 本講習会では、実践的なものづくりで必要な構造解析に対応するオープンCAEとして、DEXCS-Salome(デックス・ サロメ)の基本的な操作方法を演習します。はじめてCAEに取り組まれる方から解析専任者の方まで、幅広い関心に対 応する講座です。 日時:平成27年11月19日・26日 午後1時から5時(2日コース) 場所:岐阜工業高等専門学校 4号館2階 第1講義室 講師:岐阜工業高等専門学校 建築学科 教授 柴田 良一 定員:5名以上15名以下 会費:岐阜高専地域連携協力会の会員は無料(一般参加は3千円) なお当日申し込みの方も会員扱いでご参加頂けます。 教材:工学社刊:柴田良一著『オープンCAE「Salome-Meca」ではじめる構造解析』 受講される方は事前に購入してください。入手困難な方は当日販売も可能 内容:上記教材を用いて、解析システムの準備と弾性応力解析の演習を行います。 オープンCAEによる構造解析の基本から説明するので初心者でも大丈夫です。 第1日:持込PCへの仮想マシンを用いた解析環境の構築 第2日:片持梁の基本構造解析の演習と実験と理論との比較検討の解説 環境:基本は以下の条件に対応する参加者持込みのノートPCを用いて演習を行います。 Window7/8が動作する比較的新しいノートPCでDVDドライブが必須です。 メモリは4GB以上 仮想マシンで解析環境構築 スクロールマウスが必要。 難しい場合は事前にご相談頂ければ、演習用ノートPCを貸与できます。 申込:岐阜工業高等専門学校・講習会担当へ、以下の内容をメール送付ください。 高 紀 聖治 氏 【略歴】1977年神戸大学経済学部卒。同年東京海上火災保険株式会社(現在の東京海上日動火災保険 申込メールアドレス: [email protected] 氏名・会社名・所属・連絡先(メール) 会員資格の有無・PC貸与の希望の有無 教材の当日購入の希望の有無 CAEに関する経験や本講習会 参加の目的など 専ロボコン東海北陸地区大会で 岐阜高専Bチームが 技術賞を受賞し全国大会出場 【スケジュール�� ■講演会:14:30-15:30� 「高専の新しい未来を切り拓くために −断絶的環境変化に立ち向かう−」� 講師:独立行政法人国立高等専門学校機構 理事(研究推進・産学連携本部長)紀 聖治 氏 � ■交流会:15:40~16:50� 地域連携協力会会員企業紹介・研究プロジェクト成果報告・専門学科研究室紹介ほか� 10月4日 (日)に沼津市にあるプラサヴェルデで行われたアイデア対決・全国高 等専門学校ロボットコンテスト2015東海北陸地区大会において、岐阜高専Bチー ム「QuoitsZwei(クォイツヴァイ)」が技術賞を受賞し、審査員推薦チームとして 11月22日(日)に両国国技館で行われる全国大会へ出場することとなった。今年の 競技課題は「輪花繚乱」ということで、ポールに輪をいれるスピードと回数を競い � 合う対戦形式でした。どの高専もお互いに輪を入れて入れられと一歩も引かない戦 いとなり、会場も大盛り上がりとなった。 8 株式会社)入社。同社にて主として船舶保険営業、企業保険営業、海外駐在業務に従事。在職中に保 険の全面自由化(1998年以降)、会社合併(2004年)などがありビジネス環境の大きな変化を経験。国内 は東京本店の他、神戸、愛媛(松山・今治)にて勤務、海外はロンドン、シンガポールに駐在。東京 海上シンガポール社社長(2009年∼2012年)として在任中に、シンガポール日本商工会議所会頭に就 任。アジアの奇跡とまで言われ、発展を続けるシンガポールと、当地を東南アジアの拠点と見込んで 進出が相次ぐ日系企業とを繋ぐミッションを担った。シンガポールから帰国後関連会社勤務を経て 2014年4月より独立行政法人国立高等専門学校理事に就任。 【講演概要】高等専門学校は大きな転機に差し掛かっている。これまでの実績には誇るべきものある が,50年を経て環境が劇的に変化し、従来の延長線上には画が描けなくなってきている。高専の実績 を未来に繋ぎ、そして時代の変化に呼応する「新しい高専」として進化を遂げるためには、今、改革 へ向けて大きく舵を切り始める必要がある。高専の強みをさらに際立たせ、弱みは克服する。そして 迫り来る脅威を乗り越え、チャンスを捉え、生かす・・・その行く手にこそKOSENの新しい未来が開け ると確信する。 岐阜工業高等専門学校・岐阜高専地域連携協力会 共催� (問合先):〒501-0495 岐阜県本巣市上真桑2236-2 岐阜高専総務課研究協力係 Tel: 058-320-1213 � � 表彰式と競技の様子 9 第16号 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 2015.12.3 2015.12.3 岐阜工業高等専門学校 地域連携協力会 会則 (名称) 第1条 本会は、「岐阜工業高等専門学校地域連携協力会」と称する。 (目的) 第2条 本会は、会員と岐阜工業高等専門学校(岐阜高専)との連携及び会員相互の交流を深めるとともに、岐阜高専の教育・研究に協力す ることを通して地域の産業並びに文化の振興を図り、もって地域社会の発展に寄与することを目的とする。 (事業) 第3条 本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。 一 地域の産業並びに文化の振興に関する事業 二 地域の産業技術の開発支援と技術の交流に関する事業 三 地域産業の人材の育成支援と人材の交流に関する事業 四 岐阜高専の教育・研究の充実と発展に関する事業 五 その他本会の目的達成に必要な事業 (会員) 第4条 本会は、次の会員をもって組織する。 一 正会員 本会の趣旨に賛同する企業・団体・法人及び個人 二 特別会員 本会の趣旨に賛同する地方公共団体及び公益法人等 (役員) 第5条 本会に次の役員を置く。 一 会長 1名 二 副会長 1名 三 理事 若干名 四 監事 2名 2 役員の任期は2年とし、再任を妨げない。ただし、欠員が生じた場合の後任者の任期は、前任者の残任期間とする。 (役員の選任) 第6条 会長は、会員の中から総会において選出する。 2 会長は、総会の承認を得て副会長、理事及び監事を委嘱する。 (役員の職務) 第7条 役員の職務は次のとおりとする。 一 会長は、本会を代表し、会務を統括する。 二 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、その職務を代行する。 三 理事は、事務局を組織し、本会の運営に関する事項に当たる。 四 監事は、本会の財産の状況及び業務の執行状況を監査することとし、不正の事実を発見したときは、これを総会又は役員会に報告す るとともに、必要があるときは、役員会又は総会を召集することとする。 (顧問) 第8条 本会の事業を円滑に進めるために顧問を若干名置くことができる。 2 顧問は、役員会に諮り、会長がこれを委嘱する。 3 顧問は、役員会、総会において意見を述べることができる。 (会議) 第9条 本会の会議は、総会及び役員会とし、会長がこれを召集し議長となる。 2 総会は、会員をもって構成し、定期総会を毎年度1回開催する。ただし、会長が必要と認めたときは、臨時総会を開催することができる。 3 役員会は、役員をもって構成し、その過半数の出席(書面表示者及び表決委任者を含む。)をもって成立する。また、役員会は、総 会に上程する議案及び重要事項を審議し、必要に応じて岐阜高専の意見を徴するものとする。 4 総会は、役員及び会員の総数の過半数(書面表示者及び表決委任者を含む。)をもって成立する。 5 総会及び役員会の議事は、出席者の過半数をもって決する。なお、可否同数の場合は、議長の決するところによる。 (会議の議事録) 第10条 会議の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。 一 会議の日時及び場所 二 会議の構成員の現在数 三 議決事項 四 議事の経過 2 議事録には、出席役員の中から、その会議において選出された議事録署名者2名以上が議長とともに署名しなければならない。 (事務局) 第11条 本会の事務局は、岐阜高専内に置く。 (運営費) 第12条 本会の運営費は、会費、寄附金その他の収入をもって充てる。 2 会費の額等については別途定める。 (会員の入退会) 第13条 正会員、特別会員として入会しようとするものは、入会申込書により会長に申し込むものとする。 2 会員は、本会を退会しようとするときは、会長にその旨を申し出て、その承認を受けるものとする。 3 会員が次の各号の一に該当するときは、役員会で決議して、退会させることができる。 一 本会の事業を故意又は悪意で妨害したとき。 二 本会の信用を傷つける行為をしたとき。 三 1年間本会の会費を納入しなかったとき。 四 不正の行為その他本会の会員としてふさわしくない行為をしたとき。 (会計年度) 第14条 本会の会計年度は、毎年12月1日に始まり翌年11月30日に終わる。 (その他) 第15条 この会則に定めるもののほか、本会の運営に関し必要な事項は、役員会において定める。 附則 1 この会則は、平成19年12月7日から施行する。 2 設立時の役員の任期は、第5条第2項の規定にかかわらず、選任された日から平成21年11月30日までとする。 3 設立時の会計年度は、第14条の規定にかかわらず、施行の日から平成20年11月30日までとする。 10 国立岐阜工業高等専門学校地域連携協力会 第16号 岐阜高専地域連携協力会会員一覧(五十音順) 法人会員(191社) アーボ株式会社 株式会社愛岐通信 アイコクアルファ株式会社 有限会社 青木エーエルシー企画 株式会社 青山製材所 明智セラミックス株式会社 浅川建設株式会社 旭建設株式会社 朝日設備工業株式会社 アサヒフォージ株式会社 株式会社 アステス アピ株式会社 株式会社 天木鉄工 株式会社 アルテック 有限会社 安藤建設 有限会社 石原建具製作所 株式会社 市川工務店 一級建築士事務所I.N.O 井納建設株式会社 社会福祉法人 井ノ口会 揖斐川工業株式会社 イビデンエンジニアリング株式会社 株式会社 岩田鉄工所 岩戸工業株式会社 株式会社 インプルーブ 有限会社 上田製パン 植村熔接工業所 株式会社 鵜飼組 株式会社 烏骨鶏本舗 榎本ビーエー株式会社 MTK株式会社 大垣愛陸運送株式会社 大垣瓦斯株式会社 株式会社 大垣共立銀行 大垣信用金庫 大垣精工株式会社 大垣電機株式会社 大橋量器 オークマ株式会社 有限会社 オートサービスイトウ 株式会社 岡田鉄工 有限会社 小川自動車興業 株式会社 尾関ホットランナープラン 有限会社 折戸建設 株式会社 オンダ製作所 甲重機 カイインダストリーズ株式会社 株式会社 亀山鉄工所 株式会社 川口組 株式会社 川口タオルサービス 川重岐阜エンジニアリング株式会社 貴動建設株式会社 岐セン株式会社 岐阜IT協同組合 株式会社 岐阜イエローハット 株式会社 ギフ加藤製作所 岐阜ギヤー工業株式会社 岐阜県金型工業組合 岐阜車体工業株式会社 岐阜信用金庫 株式会社 岐阜多田精機 岐阜西運送株式会社 共栄工業株式会社 有限会社 国枝工業 国枝設備 株式会社 久保田工務店 栗田産業有限会社 株式会社 栗山組 株式会社 栗山熱処理 有限会社 黒川工務店 株式会社 黒田製作所 株式会社 KRMコーポレーション KYB株式会社 有限会社 KENSHO 株式会社 コーネット 高和工業株式会社 コスモマーブル株式会社 小牧木材株式会社 坂本硝子株式会社 株式会社 桜井グラフィックシステムズ 株式会社 佐合木材 サシヒロ株式会社 諭不動産株式会社 三栄精工株式会社 三建塗装工業株式会社 三光化学工業株式会社 株式会社 三進 サンメッセ株式会社 三和建設工業株式会社 三和株式会社大和工場 株式会社 十六銀行 有限会社 ジョイントアップ 昭和ぷりんと 白木建設株式会社 杉山建設株式会社 株式会社 スギヤマメカレトロ 株式会社 鈴龍 株式会社 成建 西濃建設株式会社 西濃信用金庫 有限会社 瀬川園 関信用金庫 創建設計株式会社 株式会社 創住環 株式会社 ダイアン 大東株式会社 太平洋工業株式会社 太平洋精工株式会社 株式会社大豊建材 タイムオートマシン株式会社 太陽工業株式会社 太陽電機工業株式会社 株式会社 タウン 株式会社 タカイコーポレーション 高橋建設株式会社 高山信用金庫 竹田設計工業株式会社 田中建設工業株式会社 樽久有限会社 株式会社 地域コンサルタント 株式会社 チェックハウス 中央林材株式会社 中京実業株式会社 株式会社 TYK 株式会社 テムスシステム 株式会社 電算システム 株式会社 トゥ・ステップ 東海石材工業株式会社 株式会社 東海パウデックス 東海理研株式会社 東濃信用金庫 株式会社 トーカイ 株式会社 TOHOTEC 株式会社 東洋スタビ トキワ精工株式会社 株式会社 トミタ 株式会社 トヨタケーラム 株式会社 中島工務店 株式会社 ナガセインテグレックス 中日本技工株式会社 株式会社 ナカヒョウ ナガラ金属株式会社 長良製紙株式会社 ナブテスコ株式会社垂井工場 鍋屋バイテック株式会社 有限会社 ニシカワ 株式会社 日榮商事 日東工業株式会社 日本インシュレーション株式会社 日本工業株式会社 日本襖工業株式会社 有限会社 根尾開発 有限会社 根尾自動車工業 ノアハウス株式会社 有限会社 橋本組 八幡信用金庫 林輝工業株式会社 株式会社 光製作所 株式会社 樋口製作所 株式会社 ブイ・アール・テクノセンター フェザー安全剃刀株式会社 福田設備工業株式会社 株式会社 フレックラム 北斗株式会社 有限会社 細野建設 株式会社 堀部工務店 堀伊木材株式会社 有限会社 松田刺繍 株式会社 松野組 株式会社 丸順 株式会社 マルダイ 株式会社 丸万不動産 株式会社 マルミ建設 丸嘉工業株式会社 ミズノテクニクス株式会社 三谷商事株式会社 岐阜支店 株式会社 箕浦 株式会社 武芸川精工 株式会社 メトーカケフ 株式会社 メモリア 森正男税理士事務所 森松工業株式会社 文殊丸五製瓦工場 安田株式会社本店 山口精機工業株式会社 山田農園 株式会社 ユタカ電子製作所 株式会社 横山製作所 有限会社 吉田鉄工所 株式会社 ラボテック 有限会社 理光物産 個人会員(23会員) 宇野 哲夫 江口 真澄 大岩 光司 大野 幸一 岡部 勝 荻須 雅夫 奥野 泉 金村 光洋 河村 隆雄 北村 正則 国枝 重一 桑原 喜代和 榊原 建樹 櫻井 省三 島崎 磐 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1 口 5,000円 ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 ・特別会員 (地方公共団体及び公益法人等) 免除。 末筆になりましたが、会員の皆様のますますの ※入会時の初年度会費は、入会年度の11月末まで ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。 の月数に応じた月割り額となります。 入会をご希望の方は、岐阜高専地域連携協力会 事務局へご連絡をお願い申し上げます。 岐 阜高専地域連携協力会の ホームページ 本協力会のHPを開設しておりますので、ご覧 いただければ幸甚です。 下記のホームページでご覧いただけます。 http://www.gifu-nct.ac.jp/techno/chikirenkei/ 12 岐阜高専地域連携協力会事務局 〒501-0495 岐阜県本巣市上真桑2236-2 独立行政法人国立高等専門学校機構 岐阜工業高等専門学校 総務課総務企画係 tel.058-320-1219 fax.058-320-1220 e-mail:[email protected]
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