2013 Disclosure カーディフ生命保険会社の現状 平 成 24 年 4 月 1 日 ~ 平 成 25 年 3 月 31 日 目 次 私たちは、カーディフ生命保険会社です。 BNPパリバ・カーディフについて−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2 マネジメント・メッセージ− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4 カーディフの「バンカシュアランス」のご紹介−−−−− 6 お客さまサービスへの取り組み−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 8 社会貢献活動について−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 10 カーディフ生命保険会社 事業概況のご報告 平成 24 年度の事業の概況− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 14 保険商品について− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 16 代理店/生命保険募集人への教育・研修について−− 18 情報システムについて−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 19 コーポレートガバナンスへの対応− −−−−−−−−−−−−−−−−− 20 カーディフ生命保険会社 データ資料編 会社と組織に関するデータ− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 28 業績データ− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 30 カーディフ生命保険会社と日本におけるカーディフグループについて カーディフ生命保険会社は、フランスに本拠を置く保険会社 BNP パリバ・カーディフに属する カーディフ・アシュアランス・ヴィの日本支店です。 当社の正式な事業所名称は「カーディフ・アシュアランス・ヴィ 日本支店」です。本資料においては、通称 である「カーディフ生命保険会社」または「カーディフ生命」を使用しています。 カーディフ生命保険会社は、 カーディフ損害保険会社(正式事業所名:カーディフ・アシュアランス・リスク・ ディヴェール 日本支店)とともに、日本におけるカーディフグループとして両社の強みを活かしながら− 保険事業を展開しています。 カーディフ生命保険会社の現状 平成 24 年度 この資料は保険業法第 111 条に基づき、 平成 24 年度 (平成 24 年 4 月 1 日~平成 25 年 3 月 31 日) の当社の事業活動および財務状況などをご報告するために制作したディスクロージャー誌です。 平成 25 年 4 月以降の最新情報は当社のホームページでご覧いただけます。 ● カーディフグループ ● カーディフ生命保険会社 www.cardif.co.jp www.cardif.co.jp/vie また、本資料は社団法人生命保険協会が作成する「ディスクロージャー開示基準」に基づいて制作しています。 当該基準が定める開示項目および生命保険会社の決算に関する用語解説などは、生命保険協会ホームページ でご覧いただけます。 ● 生命保険協会 www.seiho.or.jp/activity/disclosure 私たちは、 カーディフ生命保険会社です。 私たちは、ご契約のひとつひとつに、物語りがあることを知っています。 そこにはお客さまの大切な暮らしがあり、 かけがえのないご家族への優しさがあり、 そして、たくさんの想いの詰まった夢があります。 ひとつとして同じもののないお客さまの人生という物語りを 私たちカーディフにお手伝いさせてください。 私たちはさまざまな保険商品を通じて 経済の急変や万一の失業、不慮の事故や病気に備え、 お客さまがより大きな「安心」に包まれながら 笑顔とともにライフプランを実現していけるよう 支えていきたいと願っています。 保険とは、家族を、誰かを、自分を想う「気持ち」です。 私たちはご契約ひとつひとつに込められた、そのたくさんの気持ちを 何よりも大切にしながら、お客さまが安心して物語りを紡ぎ続けていけるよう 寄り添っていきたいと考えています。 私たちカーディフは、お客さまのための保険会社です。 これからも、たくさんの素敵な物語りに出会えますように。 1 BNPパリバ・カーディフについて 私たちカーディフは、 “世界中で金融サービスを展開する ” BNPパリバグループの保険部門です。 BNPパリバ・カーディフは、バンカシュアランスの * スペシャリストとして、世界 37 ヵ国の市場で 他にはない保険のビジネスモデルを創り出しています。 BNPパリバ・カーディフについて * フランス本社を含む。 1973 年の設立から今年 40 年目を迎えたBNP パリバ・カーディフ BNPパリバ・カーディフの組織 は、ヨーロッパから南米、アジアへとネットワークを拡げ、今日、 ― BNPパリバグループの保険事業を担うカーディフ 世界で約 9,000 万人のご契約者の皆さまに、保障性および 貯蓄性の保険商品・サービスを提供しています。 設立以来、カーディフは「バンカシュアランス」という独自 BNPパリバグループ のビジネスモデルを軸に世界の市場を開拓してきました。銀行 などの金融機関を主なパートナーとして、パートナーの商品や サービスに親和性の高い保障を融合し、新たな価値をプラス した金融商品としてお客さまにご提供してきました。BNP コーポレート バンキング・ 投資銀行事業 資産運用および 保険・証券管理事業 リテール バンキング事業 パリバ・カーディフの成長の原動力であるパートナーシップは、 世界有数の大手銀行から各国・地域に根ざした銀行、ノンバンク、 流通・小売業などへと展開しながら、保険と金融サービスの 新しい形を提案し続けています。 保険財務力の格付け ― 保険会社経営の健全性の指標 カーディフ・アシュアランス・ヴィ A+ (カーディフ生命保険会社) BNPパリバ・カーディフ 概 要 本社所在地 フランス ナンテール市 会長兼 CEO エリック・ロンバール 従業員数 約 10,000 名 (うち約 70% はフランス国外に勤務) 事業拠点 欧州、南米、アジアの 37ヵ国で事業展開 カーディフ・アシュアランス・リスク・ディヴェール A+ (カーディフ損害保険会社) 保険財務力格付けとは、保険会社の保険金支払い能力に関して 財務内容を第三者が評価したものです。カーディフ・アシュア ランス・ヴィとカーディフ・アシュアランス・リスク・ディヴェー ルは、世界的な格付機関であるスタンダード&プアーズ(S&P) より、保険財務力格付け「A +」(支払い能力は強い)という 評価を得ています。 ※この格付けは 2013 年 6 月末現在のものであり、 将来的には変化する可能性があります。 ※この格付けは本社(フランス)で取得したものであり、日本における事業だけのもの ではありません。 ※保険財務力格付けは、保険会社の保険金支払い能力に関する格付会社の意見を表して います。ただし、保険金等の支払いを保証するものではありません。 2 カーディフ・ アシュアランス・ヴィ カーディフ・ アシュアランス・リスク・ ディヴェール 日本支店 日本支店 カーディフ 生命保険会社 カーディフ 損害保険会社 日本におけるカーディフ BNPパリバグループについて BNP パリバグループは、フランスに本拠を置く BNP パリバ銀行を中核とする一大金融グループです。世界 約 80 の国と地域で、約 19 万人の社員がリテールバン キング、投資銀行業務、資産運用業務、保険業務といっ た幅広い金融ビジネスを展開しています。収益力および 株式時価総額ではユーロ圏トップクラスの規模を誇り、 2012 年の純利益は 65 億 5,300 万ユーロ、総資産は 1 兆 9,070 億ユーロを計上しました。 日本においては、生命保険・損害保険業務を展開する カーディフのほか、証券・投資銀行業務、法人向け銀行 業務、投信投資顧問業務など、各法人において多岐に わたる金融サービスを展開しています。 BNP パリバグループのリテールバンク・ネットワークは、フランスをはじ めとするユーロ圏を中心に、世界で約 7,000 の店舗を通じて個人から法人 のお客さまに幅広い金融サービスを提供しています。 BNPパリバ・カーディフの業績ハイライト ― 過去 5 年間の業績の推移 2012 年に入ると急激な景気後退の懸念はいったん緩和した ものの、依然として各国経済は不安定さを抱えた状態にある なか、2012 年においても、多様性とバランスに富んだ BNP パリバ・カーディフのビジネスモデルは、その強さを存分に 発揮し、安定した財務基盤を反映する業績となりました。 収入保険料 収入保険料 (Gross (Gross Written Written Premium) Premium) (億ユーロ) (億ユーロ) 税引前利益 税引前利益 (Pre-Tax (Pre-Tax Net Profit) Net Profit) (億ユーロ) (億ユーロ) 収入保険料 収入保険料 (Gross (Gross Written Written Premium) Premium) (億ユーロ) (億ユーロ) 税引前利益 税引前利益 (Pre-Tax (Pre-Tax Net Profit) Net Profit) (億ユーロ) (億ユーロ) 億ユーロ 億ユーロ 243 243 253 253 億ユーロ 億ユーロ 243 243 233 233 207 161 161 207 161 161 207 253 207 253 233 億ユーロ 億ユーロ 1111 億ユーロ 億ユーロ 1111 233 8 8 8 5 55 58 5 55 5 4 4 4 4 2008 2008 2009 2009 2010 2010 2011 2011 20122012 2008 2008 2009 2009 2010 2010 2011 2011 20122012 2008 2008 2009 2009 2010 2010 2011 2011 20122012 2008 2008 2009 2009 2010 2010 2011 2011 20122012 運用資産 運用資産 (Asset (Asset UnderUnder Management) Management) (億ユーロ) (億ユーロ) 銀行業務純利益 銀行業務純利益 (Net (Net Banking Banking Income) Income) (億ユーロ) (億ユーロ) 運用資産 運用資産 (Asset (Asset UnderUnder Management) Management) (億ユーロ) (億ユーロ) 銀行業務純利益 銀行業務純利益 (Net (Net Banking Banking Income) Income) (億ユーロ) (億ユーロ) 億ユーロ 億ユーロ 1,700 1,700 億ユーロ 億ユーロ 1,700 1,700 1,510 1,510 億ユーロ 億ユーロ 2020 億ユーロ 億ユーロ 2020 1,482 1,482 1,179 1,179 1,510 1,510 1,482 1,482 1,012 1,012 13 13 12 1,179 1,179 1,012 1,012 13 13 12 2008 2008 2009 2009 2010 2010 2011 2011 20122012 16 1616 16 12 16 1616 16 12 2008 2008 2009 2009 2010 2010 2011 2011 20122012 2008 2008 2009 2009 2010 2010 2011 2011 2012 2012 2008 2008 2009 2009 2010月 2010 2011 2011 20122012 すべて BNP パリバグループおよび BNP パリバ・カーディフのデータ(12 31 日に終了した 1 年間)です。 ▶このページに掲載されている業績データは、 3 マネジメント・メッセージ 私たちカーディフは、 “バンカシュアランスで保険をもっと 親しみやすいものにしていきます。 ” 必要なときに必要なだけ、 もっとわかりやすく、もっと便利に保険をお届けするための イノベーションに挑戦しています。 ごあいさつ 保険は、残念ながら多くの人に複雑でわかりにくい商品だと カーディフの三者が笑顔になれる事業のあり方を追い求めて 思われています。私たちカーディフは、保険をもっと身近に います。特に私たちが注力している住宅ローンに対する保障 感じていただくために、 「保険の届け方」にこだわっています。 分野では、多くのお客さまとパートナーからのご支持をいた 私たちのお客さまは、就職、結婚、子どもの誕生、マイホーム だき、順調に成長を続けています。この場をお借りして、お礼 の 購 入 な ど、 人 生 の 節 目 ご と に 銀 行 に 行 き ま す。 銀 行 で 申し上げます。 口座を開き、貯蓄を始め、お金を借りています。お客さまが、 こうしてご自身のマネープランを考えているときに、それ 保険業界の常識にとらわれないイノベーション にぴったりと合った、必要にして十分な保険が提示される。 保険がもっとわかりやすく、便利になるために、まだやれる こういう保険の届け方を私たちは「バンカシュアランス」と ことはたくさんあります。『なるほど、お金を動かすときに、 呼んでいます。 こういう安心があるのはいいよね』。私たちが目指しているの は、お客さまのそんな気持ちをつくりだす保険のイノベーショ 金融機関とのパートナーシップで ンです。必要な時に必要なだけの保険に出会えているお客 私たちカーディフは、日本全国にある銀行・金融機関(=バン さまはそう多くはありません。もっと気軽に、もっと便利に、 ク)をパートナーとして保険の仕事をしています。パートナー お客さまが保険と出会えるチャンスが必要なのです。 が提供する金融商品にカーディフの保障(=アシュアランス) 私たちは、お客さまとパートナーの接点をよく知り、よく を融合させて価値をアップさせたり、パートナーとお客さま 観察して、保険と組み合わせると嬉しいモノやサービスを の関係を保険によってもっと深めてもらったり、カーディフ 探しだそうと努力しています。その結果、少しずつではあり のバンカシュアランスは、お客さま、パートナー、そして ますが、住宅ローン以外にも私たちが保障を提供する分野は 日本におけるカーディフの提携金融機関 ― 地域に根ざした全国の金融機関とのパートナーシップ 日本におけるカーディフは、お客さまに とって身近な全国各地の銀行などとの パートナーシップを通じて、保険のイノ ベーションに取り組んでいます。金融 機関と保険の融合がお客さまとの新たな 接点を創り出し、金融機関とお客さまの 関係を一層深化させています。 カーディフ生命保険会社 銀行 55 行 ノンバンク等 17 社 カーディフ損害保険会社 51 行 ▶銀行には信用金庫も含みます。(平成 25 年 3 月末現在) 4 銀行 ノンバンク等 11 社 カーディフ損害保険会社 日本における代表者 草鹿 泰士 Yasushi Kusaka カーディフ生命保険会社 日本における代表者 久米 保則 Yasunori Kume 拡大しています。今後も、さらに私たちのイノベーションの のうえに、ユニークであり続け、イノベーションを推進し続 対象を広げ、より多くのお客さまに良い保険との「出会いの場」 ける企業文化を大切に育んでいきます。どうぞここにお届け を提供していきたいと考えています。 する平成 24 年度の業績報告をご一読ください。 私たちカーディフは、世界有数の金融グループである BNP パリバの一員として強固な財務基盤を持ち、お客さまの将来 カーディフ生命保険会社 を支える責任を果たしています。この安定した基盤と健全性 日本における代表者 パートナーの金融機関を通じて、今年度も多くのお客さまのライフプランに 大きな安心をお届けすることができました。 総資産 (円) カーディフ生命保険会社は、日本 団体保険 加入件数 で初めて、金融機関で住宅ローン (件) をご利用のお客さま 億が ガ ン に 545 734,623件 540 億 543 億 保障特約付団体信用生命保険」を 億 658,146 584,053 なったら返済を保障する「ガン 474 億 508 (円) 11兆4,025億円 10 兆 1,156 億 8兆 9,490 億 420,721 7兆 8,260 億 6兆 6,136 億 20年度末 21年度末 22年度末 23年度末 24年度末 20年度末 21年度末 22年度末 23年度末 24年度末 開発するなど、団体信用生命保険 を主力として成長を遂げてきま 団体保険 保有契約高 501,234 した。これからも、お客さまや 金融機関の皆さまの声に耳を傾 け、カーディフ損害保険会社と ともに保険の届け方を追求して 20年度末 21年度末 22年度末 23年度末 24年度末 平成いきます。 平成 平成 のページに掲載されている業績データは、 すべてカーディフ生命保険会社のデータです。カーディフ生命保険会社の事業の概況は、 14 ページをご参照ください。 ▶こ 5 カーディフの「バンカシュアランス」のご紹介 私たちカーディフは、 “お客さまのライフプランに ” いま必要な保険をお届けしています。 お金のことを考えるときは、どうぞ一緒に保険のことも。 金融機関と手を携えたバンカシュアランスが、 保険の新しい可能性を広げています。 カーディフの「バンカシュアランス」について 未来の楽しみや目標のためにお金を“ためる”。マイホームの 必要な保障(=アシュアランス)をご提案する。それが私たち 夢をかなえるためにお金を“かりる”。将来や家族の安心の カーディフの「バンカシュアランス」という保険の届け方です。 ためにお金を“ふやす”。 日本におけるカーディフは、カーディフ生命保険会社と お客さまが銀行(=バンク)でお金のことを考えるとき、 カーディフ損害保険会社が相互に補完し合いながら、パート それは自然に、心地よく保険を受け止めていただけるとき ナーである金融機関の商品とお客さまの気持ちをつなぐ保険 だと私たちは考えます。お客さまの想いに寄り添って、いま 商品をお届けしています。 「かりる」ときの安心 ローンの保険 住宅ローンには、ローンご返済中に不意に起きてしまった 病気やケガ、または非自発的に失業された場合に、お客さま のご返済を保障する「ローン返済保障」のほか、ご主人が ガンと診断されたらまとまったお金を全額一括でお受け取 りいただける保障や、奥さまが女性特有のガンにかかっ た場合の保障まで、ローン返済中の家族の生活を幅広く バックアップする保障をお届けします。 カーディフの保障 金融機関の商品 〈ローン返済保障〉 〈万が一のときに生活をささえる保障〉 三大疾病保障 ● ガン 住宅ローン ● 脳卒中・急性心筋梗塞※ 2 ※1 ご主人の保障※ 1 5 つの重度慢性疾患保障※2 ● 高血圧症・糖尿病・肝硬変・慢性腎不全・慢性膵炎 奥さまの保障※ 2 失業時の保障※ 2 ● 女性特有のガン ※ 1 三大疾病保障の「ガンの保障」および「ご主人の保障」は、カーディフ生命保険会社がお引き受けします。 ※ 2「5 つの重度慢性疾患保障」、三大疾病保障の「脳卒中・急性心筋梗塞の保障」、「失業時の保障」および「奥さまの保障」は、カーディフ損害保険会社がお引き受けします。 6 「ためる・ふやす」ときの安心 普通預金の保険 毎日の生活に欠かせない普通預金には、病気やケガで突然収 入が途絶える不安に備える保障をお届けします。普通預金 口座をご利用のお客さまが病気やケガで 15 日以上働けなく なったとき、保険料のご負担なく*、お見舞金として保険金 をお受け取りいただけます。 * 無料プランの場合 金融機関の商品 カーディフの保障 普通預金口座 就業不能 生活サポート保障 金融機関の商品 カーディフの保障 定期預金口座 ガンの保障 金融機関の商品 カーディフの保障 ※「普通預金の保険」は、カーディフ損害保険会社がお引き受けします。 定期預金の保険 将来の資金づくりのための定期預金には、ガンにかかって も資金を維持しながら必要なお金が受け取れる保障をお 届けします。定期預金口座をご利用のお客さまがガンに なったとき、保険料のご負担なく、預金金額の一定比率 (50~100%)の保険金をお受け取りいただけます。 ※「定期預金の保険」は、カーディフ損害保険会社がお引き受けします。 ラップ口座の保険 資産運用をプロに任せるラップ口座(投資一任運用商品) には、セカンドライフ準備世代の“健康”に備えるガンと 介護の保障をお届けします。保険料のご負担なく、万が一 のときにはラップ口座のご契約金額に応じた保険金をお受 け取りいただけるので、資産を取り崩さずに運用を続けな がら、治療や介護に備えることができます。 ガンの保障 ラップ口座 介護の保障 ※「ラップ口座の保険」は、カーディフ損害保険会社がお引き受けします。 「将来にそなえる」ときの安心 医療および三大疾病の保険 病気による入院と手術への手厚い保障に加え、10 年後に 満期保険金が受け取れる「安心の保障とうれしいボーナ ス」がひとつになった医療保険や、ガンと診断されたら 入院や手術の有無に関わらず、決まった金額を全額一括で 受け取れるシンプルでわかりやすいガン保険をお届けし ています。いずれも、パートナーである銀行の口座を持つ お客さまを対象に、電話によるご案内(テレマーケティング 方式)を通じてご提供しています。 カーディフの保障 医療および三大疾病の保障 銀行 金融機関とお客さまとの新たな接点づくり お客さま ※「医療および三大疾病の保険」は、カーディフ生命保険会社がお引き受けします。 7 お客さまサービスへの取り組み 私たちカーディフは、 “まっす ぐにお客さまと向き合い、 サービスの向上に取り組みます。 ” お客さまから寄せられるご意見・ご要望の ひとつひとつを大切に受け止め、 より良いサービスのご提供を目指しています。 「お客さまの声」を経営・業務に活かす仕組み 「お客さまの声」をもとに取り組んだ改善事例 当社では、お客さまやパートナーである金融機関を通じて 寄せられるご意見・ご要望を積極的に経営や業務改善に取り お客さまの声 改善内容 入れるため、社内に「お客さまの声委員会」および「生命保険 会議」を設置し、お客さま本位の商品開発やお客さまサービス の向上に日々努めています。 医 療 保 険 の 指 定 代 理 請求人の範囲がせまい。 お 客 さ ま の 家 族 構 成 や 状 況 に 合 わ せ た 対 応 が できるように、 医療保険の 指定代理請求人の範囲を 拡げました。 団 体 信 用 生 命 保 険 の 被 保 険 者 の し お り の 「 ガ ン 診 断 給 付 金 を お支払する場合」および 「 上 皮 内 ガ ン 」の 記 載 内容がわかりにくい。 お客さまにご契約内容を 正しくご理解いただける ように、平明・平易さを 念頭に置いて同しおりの 改定を行いました。 お客さま満足度向上への取り組み お客さま 報告 共有 各業務部門 お客さま 相談室 パートナー/ 代理店 お客さまの声委員会 お客さまサービスに関わる部門で構成される「お客 さまの声委員会」では、お客さまからお寄せいただいた 貴重な声を分析し、お客さまサービスの改善と向上の ために各種の検討を行っています。 お客さまからのご相談・苦情について お客さまからいただくご相談(ご照会・ご請求)は、当社の 「お客さま相談室」が窓口となり、お客さまからのお申し出をよく お聞きし、不明な点があれば事実を確認したうえでお答えする ことを徹底しています。 生命保険会議 カーディフ生命保険会社の日本における代表者を議長 とし、各部門の責任者が出席する「生命保険会議」では、 お客さまからお寄せいただいた声に基づき実施した 業務改善等について報告を行い、全社的なお客さまサー ビスの向上を強力に推進しています。 平成 24 年度にお寄せいただいたご相談受付数は、8,669 件 となり、うち、128 件の苦情をお寄せいただきました。 平成 24 年度にいただいた苦情※の内訳 項 目 保険契約の加入等に関するもの(新契約関係) 保険料の支払い等に関するもの(収納関係) 経営および業務改善へ反映 契約後の手続きに関するもの(保全関係) 保険金、給付金の支払い等に関するもの (保険金・給付金等関係) その他 お客さま満足度の向上 合計 件数 71 占率 55.5% 0 0.0% 14 10.9% 27 21.1% 16 12.5% 128 100.0% ※当社では、お客さまのお申し出時、または、ご対応の過程でご不満を表明されたものを 「苦情」としています。 8 お客さまへの情報提供 当社では、お客さまに長期にわたるご契約について正しく ついて知っていただくために、さまざまな書類や冊子、また、 ご理解いただくために、また、より多くのお客さまに当社に 当社ホームページを通じて、情報の提供を行っています。 ご契約者さまへ情報提供 ご加入中のご契約について保障内容などをお知らせするために、次のような書類や冊子を年に一度お送りしています。 医療および三大疾病の保険のご契約者さまへの情報提供 2012 カーディフ 生命 決 算のお 知らせ 金融 ADR 制度のご案内 【 平 成 2 3 年 4 月1日 ~ 平 成 2 4 年 3 月 31日 】 お客さまからの生命保険に関する苦情への対応は、当社における最優先課題の ● 決算のお知らせ 1つとして、常に誠意を持って、迅速・適切・真摯に対応するよう努めています。 しかし、お客さまのご期待にそえなかったり、ご理解を得られない場合などに は、金融分野における裁判外紛争解決制度(金融ADR制度)に基づく外部機関 をご紹介しています。 ● ご契約内容のお知らせ ● 生命保険料控除証明書 金融ADR制度とは、お客さまと金融機関との間で起こったトラブルを、裁判で はなく、中立・公正な第三者に関わってもらいながら、柔軟な解決を図る手続き です。当社は、保険業法に基づき金融庁長官の指定を受けた指定紛争機関で ある(社)生命保険協会と契約を締結しています。 商品やご契約内容に関するご照会、 諸手続きなどのお問い合わせ (社)生命保険協会「生命保険相談所」 TEL 03-3286-2648 URL http://www.seiho.or.jp/contact/ 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル3階 ●受付時間 9:00~17:00 (祝日、年末年始を除く月曜日~金曜日) ※生命保険相談所の業務の詳細については、生命保険協会のホームページを ご覧ください。 お客さま相談 室( 保 険 契 約 者 専 用ダイヤル) 0120-820-275 ●受付時間 9:00~17:00 (祝日、年末年始を除く月曜日~金曜日) カーディフ・アシュアランス・ヴィ(カーディフ生命保険会社) 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町 20-1 渋谷インフォスタワー 9 階 http://www.cardif.co.jp/vie (AVPR-0008) 変額個人年金保険のご契約者さまへの情報提供 決算のお知らせ ● 決算のお知らせ ●変 額個人年金保険決算のお知らせ(特別勘定の運用報告書) 親 展 ● ご契約内容のお知らせ ● ご契約内容のお知らせ ● 生命保険料控除証明書 ● 生命保険料控除証明書 商品に関する情報およびデメリット情報の提供 商品の仕組みや特徴だけでなく、 「告知義務違反」 「免責」 「解約」 また、変額個人年金保険に関する商品情報や特別勘定の情報 などのいわゆるデメリット情報を知らなかったためにお客さま (ユニットプライス、 運用レポート) などについては、 当社ホーム が不利益を被ることのないよう、ご契約締結前には次のような ページでご確認いただけます。 書類や冊子をお届けして重要事項の説明を徹底しています。 団体信用生命保険 および消費者信用団体生命保険 医療保険および医療・疾病保険 変額個人年金保険 ● 被保険者のしおり ● 契約概要/注意喚起情報 ●契 約締結前交付書面 保 険 契 約 の 内 容(「 契 約 概 要 」)、 お 申 し 込 み に あ た り 特 に ご 注 意 いただきたい事項(「注意喚起情報」) などを記載しています。 ● ご契約のしおり・約款 (契約概要/注意喚起情報) ● ご契約のしおり ・ 約款 ● 特別勘定のしおり ● 特定ファンドのしおり 経営状況に関する情報 お客さまをはじめ、一般の方々に当社の事業や財務状況への 毎年発行しています。また、本ディスクロージャー誌は当社 ご 理 解 を 一 層 深 め て い た だ く た め に、 会 社 案 内 を 兼 ね た ホームページでもご覧いただけます。 本ディスクロージャー誌「カーディフ生命保険会社の現状」を カーディフグループホームページ カーディフ生命保険会社ホームページ www.cardif.co.jp カーディフ生命保険会社 「業績報告」から ご覧いただけます。 www.cardif.co.jp/vie 企業情報「業績報告」 からご覧いただけます。 9 社会貢献活動について 私たちカーディフは、 “ひとりの企業市民として、 ” 私たちの社会に貢献していきます。 お客さまとともに暮らす社会に対して、私たちにできること。 皆さまへの感謝の気持ちを込めて、 小さな“ちから”を積み重ねながら活動しています。 東日本大震災復興支援活動 社員のボランティア活動支援 社員の被災地でのボランティア活動を促進するために 「ボランティア休暇制度」 および「ボランティア活動費用補助制度」を設けています。 これからもより多くの社員がボランティア活動に従事できるよう、カーディ フ生命保険会社およびカーディフ損害保険会社だけでなく、 BNP パリバグルー プ全体で支援していきます。 チャリティイベント「福幸食堂」を開催 社員に被災地をもっと身近に感じて欲しいという願いから、被災地の名産品を 用意した社内イベント「福幸食堂」を開催しました。このイベントでは、 岩手、 宮城、福島で育った社員がそれぞれの観光大使として、イベントに集まった 社員に各地方の魅力をアピールしました。 また、ゲストとして、 「3.11 肖像写真プロジェクト」を主催している写真家の 小林伸幸氏を迎え、被災地の皆さんの前向きな姿を熱く語っていただきました。 このイベントで集まったお金は、同プロジェクトの活動支援金として寄付 しました。 エスプレッソ募金活動—SAKURA+PROJECT へ寄付 社員が社内のエスプレッソを一杯飲むごとに 50 円を被災地に募金する支援活 動を行っています。平成 24 年度は、集まった募金を、東北の被災地に桜を 1,000 本ずつ植樹して新たな“桜の名所”(=観光資源)をつくり、支援する 復興プロジェクトの「SAKURA+PROJECT」へ寄付しました。 ● SAKURA+PROJECT 10 http://sakura-plus.jp 「走れ東北!移動図書館プロジェクト」への支援 ブックオフオンラインとの共同による被災地支援プログラムを今年度も継続し て行いました。社員から古本、CD、DVD を回収し、ブックオフオンライン がこれらを買い取り、その買い取り金額に 10%を上乗せした金額を公益社団 法人シャンティ国際ボランティア会が行っている「走れ東北!移動図書館プロ ジェクト」に寄付いたしました。 このプログラムは、“キズナ☆つながる計画”という名称で、当社が支援 している「こころを育てるタグラグビー教室」と一緒に、都内小学校3校でも 実施しました。 ● シャンティ国際ボランティア会 走れ東北!移動図書館プロジェクト http://sva.or.jp/tohoku 教育支援活動 「3.11 肖像写真プロジェクト」特別授業を小・中学校で実施 「3.11 肖像写真プロジェクト」は、写真家の小林伸幸氏が代表をつとめる活動 です。被災者の肖像写真を撮影し、その写真にメッセージを添えてプレゼント をすることで被災者の明日への第一歩を支援しようというプロジェクトです。 当社は、このプロジェクトがスタートした平成 23 年 7 月から支援を行って います。平成 24 年度は、小林氏が小学校 3 校と中学校 1 校に赴き、この活動 を紹介する授業を行い、子どもたちに被災者とのかかわりや被災地の復興支援 について考える機会をつくりました。 ● 3.11 肖像写真プロジェクト http://311portrait.com/jp こころを育てるタグラグビー教室への支援 平成 22 年より、「心を育てるタグラグビー教室」を支援しています。タグ ラグビーは、基本はラグビーのルールで行いますが、タックルをする代わりに 2本のタグ(リボン)をとる方式の誰でも安全に楽しめるスポーツです。 このプログラムを通じて、多くの子どもたちに仲間を思いやる気持ちや、 チャレンジ精神、感謝のこころなどを体感してもらうことを願っています。 平成 24 年度も元ラグビー W カップ日本代表のテクニカルコーチをつとめた 村田祐造氏を講師に迎え、都内近郊の小学校4校で実施し、約 150 名の子ども たちが参加しました。 経済広報センター「教員の民間企業研修」への参加 一般財団法人経済広報センターが主催するこの研修プログラムは、教職員の 方々に、企業活動の考え方や社会貢献活動への取り組みなどをご紹介し、その 体験を子どもたちへ伝え、今後の学校運営に活かしていただくことを目的に 行われています。当社は平成 20 年度より毎夏参加し、 平成 24 年度は神奈川県 教育委員会より5名の先生をお招きし、「コミュニケーション能力の向上」を テーマとする研修のほか、社員や「3.11 肖像写真プロジェクト」の主催者 である小林氏とも交流。参加した先生方からは、 「校内の業務改善や保護者 とのコミュニケーション改善の参考になった」という声をいただきました。 ● 経済広報センター 教員の民間企業研修 http://www.kkc.or.jp/company/kyouin 11 社会貢献活動について 地域支援活動 コミュニティにおける清掃活動 いつもお世話になっているコミュニティへ感謝の意をこめて、毎月第3木曜日 にオフィスのある東京都渋谷区桜丘町の清掃活動を行っています。また平成 24 年 4 月の「しぶやの日」には、渋谷区が推奨する渋谷区一斉清掃活動にも 参加しました。 ● 渋谷区ホームページ http://www.city.shibuya.tokyo.jp 「NPO 法人渋谷さくら育樹の会」への支援 平成 21 年度より、オフィスの近くにある“しぶや桜通り”の桜並木を保護 する NPO 団体「渋谷さくら育樹の会」の活動に参加し、この団体が推進する “花いっぱいの街づくり活動”を支援しています。 ● 渋谷さくら育樹の会 http://shibuya-s-hills.jp 社員のボランティア活動表彰制度 ファンタジスタヒーロープログラム 「ファンタジスタヒーロープログラム」とは、社員一人ひとりが社会の一員とし ての責任を果たし、ボランティア精神のさらなる向上を図るために、当社および カーディフ損害保険会社が企画した社員参加のボランティア活動に、 1 年間でもっと も多く参加・協力した社員を表彰する制度です。この制度では社員を表彰する だけでなく、社員が希望する慈善団体に 3 万円を当社が寄付しています。平成 24 年度は東日本大震災の被災地でのボランティア活動や、タグラグビー教室に も積極的に参加した社員が 3 代目として表彰されました。都内の小学校で実施し た「3.11 肖像写真プロジェクト」の特別授業では、「授業終了後の子どもたちの 顔は“今、感じていることをすぐに誰かに話したい!”という表情で輝いていま した。この体験が子どもたちの素直な言葉でご家族や友達に伝わっていくことを 思うと、とてもうれしい気持ちになりました」と感想を届けてくれました。 12 ファンタジスタヒーロープログラム カーディフ損害保険会社 営業企画部 岡田有希代 カーディフ生命保険会社 事業概況のご報告 平成 24 年度の事業の概況 1. 業績ハイライトとトピックス———————————————— 14 保険商品について 1. 商品ラインナップ(平成 25 年 7 月 1 日現在)————— 16 2. 商品開発の状況——————————————————————————— 16 代理店/生命保険募集人への教育・研修について 1. 代理店/生命保険募集人向け 教育・研修プログラム— ———————————————————— 18 情報システムについて 1. 情報システムの構築と運用体制—————————————— 19 コーポレートガバナンスへの対応 1. リスク管理への取り組み— —————————————————— 20 2. 法令遵守の体制——————————————————————————— 21 3. 第三分野保険のストレステスト—————————————— 22 4. 金融 ADR 制度への対応———————————————————— 22 5. 個人データ(個人情報)保護について————————— 22 6. 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針——— 25 7. 利益相反の管理について———————————————————— 25 13 平成 24 年度の事業の概況 1.業績ハイライトとトピックス (1)契約業績の状況 保険料等収入 345 億円、保有契約高は 11 兆 4,126 億円を達成しました。 主力商品である団体信用生命保険の販売が本年度も好調に うち、団体保険の保有契約高は 11 兆 4,025 億円(前年度末比 推移し、保険料等収入は 345 億円(前年度比 115.8%)、年度 112.7%)となりました。 末の保有契約高は 11 兆 4,126 億円(前年度末比 112.6%)、 保険料等収入 億円) (億円) 345億円 前年度比 115.8% 円 256 218 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 3年度 (円) 11兆4,126億円 前年度末比 112.6% 10兆1,312億 8兆9,682億 7兆8,461億 6兆6,343億 298 276 保険料等収入 保有契約高 平成 経常収益 (億円) 契約者から払い込まれた保険料による収益です。 再保険による収入も含まれます。 398億円 前年度比 保有契約高 122.7% 事業年度末にどのくらいの生命保険契約を保有 しているかを示す指標です。 324 注)保有契約高は、個人保険・個人年金保険・団体保険 280 の各保有契約高の合計です。 262 241 なお、個人年金保険については、年金支払開始前— 契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払 開始後契約の責任準備金を合計したものです。 (ただし、個人変額年金保険の年金支払開始前契約に ついては、基本保険金額を計上しています。) 20年度末 21年度末 22年度末 23年度末 24年度末 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 平成 平成 (2)収支の状況 当期純利益は前年度比 183.3%の 41 億円で増益となりました。 経常収益は 398 億円(前年度比 122.7%)となりました。 なりました。 このうち、保険料等収入が 345 億円、資産運用収益が 23 億円、 以上の結果、経常利益は 124 億円(前年度比 113.8%)、 その他経常収益が 29 億円となりました。 当 期 純 利 益 は 41 億 円( 前 年 度 比 183.3 %) と そ れ ぞ れ 経常費用は、274 億円(前年度比 127.3%)となりました。 増益となりました。なお、基礎利益は 133 億円(前年度比 このうち、保険金等支払金が 231 億円、資産運用費用が 47 113.2%)となりました。 百万円、事業費が 40 億円、その他経常費用が 201 百万円と 経常収益 (円) 前年度比 122.7% 円 (億円) 398億円 資産運用収益 経常利益 (億円) 124億円 前年度比 113.8% 109 324 280 241 262 81 65 50 当期純利益 (億円) 資産運用による収益で、利息や配当金のほかに 有価証券売却益なども含まれます。 41億円 前年度比 資産運用費用 183.3% 資産運用収益を得るために要した費用が計上— されています。 保険金等支払金 保険金、年金、給付金、返戻金などの保険契約 上の支払が計上されています。 22 事業費 14 19 9 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 4年度末 平成 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 平成 生 命 保 険 会 社 が 事 業 を 営 む た め の 経 費 で、 新— 契約の募集および保有契約の維持保全や保険金— の支払いに必要な経費が計上されています。 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 平成 経常収益 生 命 保 険 事 業 本 来 の 事 業 活 動 に よ り、 毎 年 度— 継続的に発生する収益です。 経常利益 経常収益から経常費用を差し引いた金額です。 この金額がプラスの場合は経常利益、またマイ ナスの場合は経常損失となります。 14 経常利 前年 113 50 20年度 平成 (億円) 億円 当期純利益 (億円) 41億円 前年度比 183.3% 当期純利益 基礎利益 (億円) 133億円 前年度比 113.2% 118 生命保険会社の最終的な利益を示したものです。 基礎利益 経常利益から、生命保険の本業以外での利益で ある有価証券の売却損益などの「キャピタル損 益」と「臨時損益」を除いて算出したもので、 保険本業の 1 年間の期間収益を示す指標です。 90 14 19 22 64 75 9 24年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 平成 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 平成 (3)資産運用の状況 資産運用損益は 2 億 7,000 万円となりました。 当年度も当社の運用方針に鑑み、円建て公社債を中核とした 一般勘定資産 運用を行い、平成 24 年度末の一般勘定資産における資産運用 元本と契約時に定められた予定利率が保証されている生命保険商品を運用 管理する勘定です。 損益は、270 百万円となりました。 (4)健全性の状況 ソルベンシー・マージン比率は 661.1%で十分な支払余力を維持しています。 予測を超えたリスクにも対応できる支払余力を示す指標の ソルベンシー・マージン比率 1 つであるソルベンシー ・ マージン比率は当年度末 661.1% 大災害や株価の大暴落など、通常の予測を超えて発生するリスクに対応— できる支払余力を有しているか判断するための行政監督上の指標です。この— 比率が 200%以上あれば、保険金等の支払能力は問題ないとされています。 となり、リスクを十分にカバーできる支払余力を確保して います。 (5)トピックス “まとまった資金”でローン返済中の不安に備える「自由に使える保険」を提供開始。 銀 行 の 住 宅 ロ ー ン ご 契 約 者 さ ま 向 け に、 ガ ン や 心 筋 梗 塞、 特定疾病診断給付保険)を開発、東京スター銀行(平成 24 年 脳卒中と診断されたら最高 1,000 万円※の保険金を全額一括で 4 月~)、百十四銀行(平成 24 年 7 月~ )にて取り扱いを 受け取れる「自由に使える保険」(正式名称:無解約払戻金型 開始しました。 ※ 1,000 万円コースの場合 診断確定で最高 500 万円を一括お支払い。シンプルな女性向けガン保険を提供開始。 ガンの進行程度や入院・手術の有無に関わらず、ガンと診断 11 月~)、イオン銀行(平成 25 年 1 月~)の口座をお持ちの されたら確定金額(500 万円または 300 万円)を全額一度 女性のお客さまを対象に、テレマーケティング方式による に受け取れる女性向けガン保険を、新生銀行(平成 24 年 ご案内を開始しました。 女性のためにデザインした、手厚い保障の新たな満期保険金付き医療保険を提供開始。 子宮筋腫等の女性特有の病気とすべてのガンに重点をおいた 療保険)を開発。新生銀行(平成 25 年 1 月~)、イオン銀行 手厚い保障と、受け取る金額が選べる満期保険金が付いた (平成 25 年 1 月~)の口座をお持ちの女性のお客さまを対象 女性専用の新しい医療保険(正式名称:満期保険金付女性医 に、テレマーケティング方式によるご案内を開始しました。 15 保険商品について 1.商品ラインナップ(平成 25 年 7 月 1 日現在) (1)団体保険 主契約 特約 団体信用生命保険特定疾病保障特約 ■ 団体信用生命保険 団体信用生命保険リビングニーズ特約 無配当団体信用生命保険特定疾病保障特約 ■ 無配当団体信用生命保険 無配当団体信用生命保険リビングニーズ特約 ■ 消費者信用団体生命保険 - ■ 総合福祉団体定期保険 - (2)個人保険 主契約 特約 満期保険金付先進医療特約 ■ 満期保険金付女性医療保険 先進医療特約 指定代理請求特約 ■ 無解約払戻金型特定疾病診断給付保険 2.商品開発の状況 (1)団体保険 ■ 団体信用生命保険について 団体信用生命保険および消費者信用団体生命保険を主体と 商品も、ローン利用者のニーズに対応した極めて優れた商品・ した事業展開を行い、金融機関およびローン利用者の双方に サービスとして日本のマーケットで受け入れられています。 とって、付加価値の高い商品の開発に努めています。いずれの 平成 13 年度 団体信用生命保険に付加し、ローン利用者がガン等の重大な疾病に該当した場合に、負っている 債務の全部または一定割合を債務返済に充当するために診断給付金を支払う 「団体信用生命保険 特定疾病保障特約」 を開発。 平成 14 年度 従来、健康状態により団体信用生命保険にご加入いただけなかったローン利用者に対して、特別 保険料を徴収することにより団体信用生命保険の加入取り扱いを開始。 平成 16 年度 「無配当団体信用生命保険」および「無配当団体信用生命保険特定疾病保障特約」を開発。 平成 17 年度 「団体信用生命保険リビングニーズ特約」および「無配当団体信用生命保険リビングニーズ特約」 を開発。 16 (2)個人保険 ■ 個人変額年金保険について 平成 17 年度 契約初年度に魅力的な収益分配金を確保し、その後も参照資産である日経平均株価の騰落に応じ て収益分配金を確定させていく、これまでにない画期的な内容の個人変額年金保険「年金たまて ばこ」を開発し、取り扱いを開始。 平成 19 年度 外国通貨の為替レートを参照資産として収益分配金を提供する、新たな個人変額年金保険「ラヴィ アンローズ」を開発し、取り扱いを開始。 ■ 医療保険について 平成 20 年度 疾病および災害による入院、手術を保障するとともに、満期時に支払った保険料総額の一定割合の 満期保険金をお支払いする 「満期保険金付医療保険」(平成 22 年 3 月より 「満期保険金付医療 保険(10)」)を開発。女性特有の疾病を保障する 「満期保険金付女性疾病入院特約」(平成 22 年 3 月より 「満期保険金付女性疾病入院特約(10)」)を付加することで、女性のニーズにマッチ した医療保険「モドルージュ」として取り扱いを開始。 平成 22 年度 「満期保険金付医療保険(10)」 に付加する新たな特約として、公的医療保険制度に連動した 給付を行う 「満期保険金付手術見舞金特約」 および先進医療による療養を受けたときにその技術 料と同額を保障する 「満期保険金付先進医療特約」 を開発し、取り扱いを開始。同時に男性向け 保障プランの取り扱いを開始。 平成 24 年度 悪性新生物、急性心筋梗塞または脳卒中に罹患し、所定の状態に該当したときに診断給付金を お支払いする「無解約払戻金型特定疾病診断給付保険」を開発。住宅ローンをはじめとする銀行の お客さまを対象に、いざというときの収入減の補填や教育費または治療費等の保障のために 「自由に使える保険(ガン保障タイプ/三大疾病保障タイプ)」として取り扱いを開始。 女性向けの新たな医療保険として、疾病および災害による入院の保障に加えて女性特有の疾病に よる所定の入院、長期入院時の退院や手術を保障し、満期時に支払った保険料総額の一定割合 または一定の金額をお支払いする「満期保険金付女性医療保険」を開発。「満期保険金付先進医療 特約」 および「先進医療特約」を付加した女性専用医療保険として取り扱いを開始。 17 代理店/生命保険募集人への教育・研修について 1.代理店/生命保険募集人向け教育・研修プログラム 当社では、保険提案のプロフェッショナルとして、法令等を遵守し、お客さまの期待に応え得る提案力を備えた生命保険募集人を 育成すべく、当社・募集代理店が一体となった教育体系を構築しています。 (1)研修制度 生命保険募集人は、生命保険の販売を行うために生命保険 の反復によってレベルアップすることが重要であると考え、 業界統一の一般過程試験に合格する必要があります。そのため 当 社 で は 営 業 活 動 開 始 後 も 社 内 専 門 ス タ ッ フ に よ る OJT 入社後、社団法人生命保険協会(以下、「生命保険協会」と (On the Job Training:職場内教育訓練) も含めた日常教育を いいます。)のカリキュラムに準拠した社内研修を履修し、生命 行っています。 保険の基礎知識を習得します。 さらに、お客さま保護の観点から、コンプライアンスなど 一般過程試験合格後は営業活動の基本を学び、お客さまの の知識を中心とした継続・反復学習を目的とする「継続教育 ニーズに対応できる基礎的な商品知識や提案スキルを習得 制度」を、すべての生命保険募集人を対象に実施するよう したうえで営業活動を開始します。 指導しています。 こうした知識やスキルは、机上のみならず実践的な訓練 導入研修 業務委託説明会 代理店業務の概要 カーディフ生命保険会社の会社概要 など 登録前研修 生命保険の仕組み 商品知識 生命保険の募集に関する法律 など 登録後研修 販売契約実務の習得 代理店の責務と正しい募集活動 約款概要確認 など 継続教育制度 業界共通教育試験 スキルアップ研修 OJT 販売指導 OJT 募集コンプライアンス指導 (2)業界共通教育試験 生命保険募集人は、各種業界共通試験および社外資格の取得 試験の受験を奨励しており、各種教材の提供など、資格取得 を通じて専門的な知識習得に取り組んでいます。 に向けたサポート体制を確立しています。 当社では、特に生命保険協会が設けている専門・応用課程 18 情報システムについて 1.情報システムの構築と運用体制 当社では、お客さまのご契約を安全かつ確実に管理すると 努めています。具体的には次のような取り組みを通じて、急速 ともに、パートナーである金融機関に付加価値の高いサービス に変化する情報システム環境に柔軟に対応しています。 を提供することを第一に考えた情報システムの構築・運用に 最適なシステムの導入 契約管理、業績管理、コールセンターサポート等、各業務に最適な情報システム 技術を適用し運用することで、保険契約に関する管理業務を適切、迅速かつ効率的に 処理できる基盤を構築しています。 情報セキュリティー 管理態勢の構築 本社である BNP パリバ・カーディフのセキュリティーポリシーのみならず、日本 国内における安全対策基準も考慮に入れた、情報セキュリティー管理態勢を構築し 運用することで、完全性、可用性、機密性を担保した情報管理を実施しています。 堅牢なシステム バックアップ体制 高度な情報セキュリティー環境下にあるバックアップセンターに業務継続上必要な バックアップシステムを構築しており、大災害等に直面した際でも事業継続が可能 な体制を確保しています。 19 コーポレートガバナンスへの対応 1. リスク管理への取り組み 当社は、お客さまに長期にわたって安心をお届けすることを使命とする生命保険会社として、健全かつ適切な業務運営を確保する ために、リスク管理の強化に努めています。 (1)基本方針 リスクの的確な把握および適切なコントロールによる厳格な のリスク管理を基本に、日本における事業領域や規模の拡大 リスク管理は、保険会社経営の最重要課題の 1 つと認識して に付随するリスクに適合させてリスク管理を行い、継続的に います。BNP パリバグループに属するカーディフ・アシュア 内部管理体制の充実を図っています。 ランス・ヴィの日本支店である当社は、BNP パリバグループ (2)リスク管理の体制 BNP パ リ バ グ ル ー プ の リ ス ク 管 理 体 制 に 従 い、 当 社 で は における保険事業のリスクの発生とその顕在化の未然防止を 「恒常的コントロール」と「定期的コントロール」の 2 つの機能 行い、また、独立した内部監査部門が検証する「定期的コント ロール」を実施することで、リスク管理を強化しています。 により内部統制を行っています。 「恒常的コントロール」を適切に遂行することにより、日本 恒常的コントロール 業務の遂行上必要と なるリスク管理 リスク評価 本社(BNP パリバ・カーディフ)主導の評価を定期的に行うとともに、各国の拠点が独自 にその事業特性や所在する国等の規制を踏まえて行う「ローカル・リスク・アセスメント」 を実施し、事業に内在するリスクを認識・分析する機会としています。 規程化 リスク評価により把握したリスクを管理・軽減するための適切な社内手続を定めた規程・ マニュアルを整備しています。 統制活動 規程・マニュアルに基づき、業務を遂行します。 報告 リスク管理体制 本社の定めるガイドライン「ジェネリックコントロールプラン」により、保険事業において 不可欠な業務分野に対し、各業務が抱えるさまざまなリスク特性に応じたリスク管理の手法 を定め、所定のレポートを本社担当部署に定期的に報告することを義務付けています。 監督 上記各活動の有効性は「内部管理委員会」において定期的に検証しています。当社の経営陣 がメンバーとなる「内部管理委員会」は、年に 3 回開催され、うち 1 回は本社のリスク管理 担当部門の責任者も出席します。「恒常的コントロール」の各構成要素が適切に機能して いるか詳細に確認するとともに、問題点を洗い出して必要な措置を決定し、その実行状況を 定期的にモニタリングしています。 定期的コントロール 恒常的コントロールの 遂行・達成状況の監査 20 内部監査体制 「恒常的コントロール」機能の実効性は、独立した内部監査部門により検証されることが、 有効なリスク管理体制の確立において重要です。 BNP パリバグループでは、「恒常的コントロール」機能を担うリスク管理担当部門から 組織構造上完全に独立した内部監査部門に「定期的コントロール」機能を集中させています。 さらに、日本支店である当社は、日本の法規制の枠組みに即した内部監査機能として、 監査部を業務部門から独立させた組織として設置しています。監査部は、日本における代表者 により承認された監査計画に基づき、法令等の遵守状況や保険金等の支払いを含めた事務 管理および業務全般にわたる内部監査を行っています。 (3)ストレステストの実施 保険会社は、その事業を営むうえで、現在および将来のさま 当社では、本社の方針に基づく大地震・火災等の災害など ざまな不確実性に対処する必要があります。ストレステスト を 想 定 し た BCP(Business Continuity Plan: 事 業 継 続 とは、保険会社が用いるリスク管理手法の 1 つで、将来発生 計画)の策定のほか、運用環境の変化に伴う保有資産の市場 する可能性のある事象により保険会社が被る潜在的な損失を リスクを推測し、自己資本によりリスクを吸収できているか 検証する手法のことをいいます。 を確認するなど、自主的なストレステストを実施しています。 (4)再保険を付す際および再保険を引き受ける際の方針 再保険を付す際に、当社では保険契約に係るリスクおよびその の保有リスクを把握し、予想最大保険金額を推定し、当社の 保有状況を十分に分析したうえで、保険収支への影響や資本・ 保有リスクが適切な水準となるように、再保険スキームを 準備金等の状況を考慮し、再保険を手配することとしています。 決定することとしています。なお、当社は再保険の引き受け 特に大地震等の異常自然災害リスクについては、地域ごと は行っておりません。 (5)再保険カバーの入手方法 本社再保険管理部門が承認した信頼性の高い再保険会社から再保険カバーを入手することにより、安定した再保険カバーの確保と 信用リスクの回避・軽減に努めています。 2. 法令遵守の体制 コンプライアンスとは、法令遵守に留まらず、社内規程・マニュ 当社では、コンプライアンスは企業の存続価値および社会的 アル・企業倫理を守り、社会常識・公序良俗に配慮しながら、 信用に関する社会の重要な判断指標の 1 つであると認識して 公正かつ公平な企業行動をとることです。 おり、体制の強化に取り組んでいます。 基本方針の制定 コンプライアンスに関する意識の醸成と全社的な浸透を図るため、コンプライアンスに 対する姿勢と考え方、体制をまとめた「コンプライアンス基本方針」を制定しています。 コンプライアンス プログラムの実施 コンプライアンス体制整備の推進を図るため、毎年コンプライアンスプログラムを策定・ 実施しています。このプログラムには、コンプライアンスに関する体制整備のための 年間実行計画、ならびに知識普及の推進および周知徹底を図るための 1 年間を単位とする 教育・研修計画などが含まれ、当社の社員はこの計画に従うことが義務付けられています。 コンプライアンス 統括部の設置 コンプライアンス体制の整備および全社的推進のため、これを一元管理する責任部署 としてコンプライアンス統括部を設置しています。 21 3. 第三分野保険のストレステスト 医療保険、ガン保険、介護保険などの第三分野保険は、商品 には適切な対応が求められており、当社では法令に基づいた 内容の多様化が進んでおり、また、医療政策の変更や医療 適切なリスク管理を行い、将来の給付金等のお支払いをより 技術の進歩等による影響がもたらす不確実性を有している 確実なものとするよう努めています。 といわれています。これらの理由から、販売する保険会社 ■ 保険業法第 121 条第 1 項第 1 号の確認(第三分野保険に係るものに限る。)の合理性および妥当性 第三分野保険における責任準備金の積立の適正性を確保するための考え方 第三分野保険のリスク特性を踏まえ、当社では平成 10 年大蔵省告示第 231 号に従いストレステストを実施しています。 また、ストレステストの結果を踏まえ、保険業法第 199 条に準用する保険業法第 121 条に基づく負債十分性テストを 行い、責任準備金の十分性を検証しています。 負債十分性テスト、ストレステストにおける危険発生率等の設定水準の合理性および妥当性 負債十分性テストおよびストレステストにおける危険発生率は、法令および社内規定に基づき合理的に設定しています。 危険発生率は、実績の発生率等を基礎として、保険金等の増加をそれぞれ 99%、97.7%の確率でカバーする水準と しています。 負債十分性テスト、ストレステストの結果(保険料積立金、危険準備金の額) ストレステストの結果、平成 24 年度において、危険準備金を積み増す必要はありませんでした。また、その結果、負債 十分性テストの対象となる商品区分はありませんでした。 4. 金融 ADR 制度への対応 金融 ADR 制度とは、お客さまと金融機関との間で起こった 業法に基づき金融庁長官の指定を受けた指定紛争機関である トラブルを、裁判ではなく、中立・公正な第三者に関わって 生命保険協会と契約を締結しています。 もらいながら、柔軟な解決を図る手続きです。当社は、保険 生命保険協会「生命保険相談所」について お客さまの生命保険に関するご照会・ご相談・苦情が、保険 会社に連絡し、解決を依頼した後、原則として 1 ヵ月を経過 会 社 の 対 応 で は 解 決 し な か っ た 場 合 な ど は、 お 客 さ ま は、 してもご契約者等と生命保険会社との間で解決がつかない場 生命保険協会の「生命保険相談所」にお申し出いただくことが 合は、生命保険会社が法律に基づく手続実施基本契約を締結 できます。 している指定紛争解決機関として、生命保険相談所内に裁定 生命保険相談所が苦情の申し出を受けたことを生命保険 審査会を設け、ご契約者等の正当な利益の保護を図っています。 社団法人 生命保険協会「生命保険相談所」 TEL 03(3286)2648 URL http://www.seiho.or.jp/contact/ 住所 〒 100-0005 東京都千代田区丸の内 3-4-1 新国際ビル 3 階 ▶受付時間 9:00 ~ 17:00 (祝日、年末年始を除く月曜日~金曜日) ※生命保険相談所の業務の詳細は、生命保険協会の ホームページをご覧ください。 5. 個人データ(個人情報)保護について (1)個人情報の保護に関する方針 当社では、次頁に定める「個人情報の保護に関する方針(個人情報保護宣言)」に則り、お客さまからお預かりした個人情報の適正 な管理と利用・保護に努めています。 22 個人情報保護に関する方針(個人情報保護宣言) カーディフ生命保険会社は、お客さまの個人情報を保護し、安全に取り扱うことが信頼される保険会社の条件の 1 つと考えております。そのために次のことをお約束いたします。 ■ お客さまの個人情報の取り扱いに際しては、関係法令・指針等を遵守します。 ■ お 客さまの個人情報を適正な方法で取得します。また、不正な手段で取得されたお客さまの個人情報を利用 することはいたしません。 ■ お客さまの個人情報を当社の利用目的以外に利用することはいたしません。 ■ お 客さまの個人情報の管理にあたっては、管理方法に安全を期すとともに、その方法を継続的に見直し改善 してまいります。 ■ お客さまの個人情報の取り扱いに関するご質問、ご相談等のお申し出には真摯に対応いたします。 (2)個人情報の利用目的 お客さまの個人情報の利用目的は次のとおりです。 ■ 各種保険契約のお引受け、ご継続・維持管理、保険金・給付金等のお支払い ■ 関連会社・提携会社を含む各種商品・サービスのご案内・ご提供、ご契約の維持管理 ■ 当社業務に関する情報提供・運営管理、商品・サービスの充実 ■ その他保険に関連・付随する業務 (3)個人情報の取得および利用 法令等に定める場合を除き、お客さまの個人情報を上記(2) 第 53 条の 10 および同法施行規則第 234 条第 1 項第 17 号に の利用目的のためのみに取得し、その利用目的の達成に必要 基づき、保険事業の適切な業務運営の確保、その他必要と認め な範囲内で利用します。 られる目的に利用目的が限定されています。当社は、これらの なお、機微(センシティブ)情報である人種、民族、信条、 情報については、限定されている目的以外では取得・利用 門地、本籍地、保健医療、性生活、犯罪経歴、または労働 いたしません。 組合への加盟に関する情報については、保険業法施行規則 (4)個人情報の提供等 第三者提供 法令に定められている場合を除き、お客さまの個人情報を、あらかじめお客さまの同意を得ずに 第三者への提供はいたしません。 委託 当社の責任において、利用目的の達成に必要な範囲内でお客さまの個人情報を取り扱う業務を 外部へ委託することがあります。委託に際しては、個人情報の取り扱いに関し委託先における安 全管理上必要な措置を確認のうえ、守秘義務等を含む契約を締結し、かつ必要な監督を行います。 特定の者との間でお客さまの個人情報を共同利用することがあります。当社の行っている共同 利用は次のとおりです。 ■ カーディフ損害保険会社との共同利用 共同利用 当社とカーディフ損害保険会社は、お客さまの個人情報を相互に提供し共同で利用することが あります。 ■ 保険制度の健全な運営のための共同利用 生命保険制度が健全に運営され、保険金および入院給付金等のお支払いが正しく確実に行われ るよう、「契約内容登録制度」、 「契約内容照会制度」、 「医療保障保険契約内容登録制度」および 「支払査定時照会制度」に基づき、当社の保険契約等に関する所定の情報を生命保険協会加盟 会社等の特定の者と共同して利用しています。 23 (5)個人データの管理 その利用目的の達成に必要な範囲において、お客さまの個人 講じるため、個人情報保護指針をはじめとする社内規程等の 情報を含むデータ(以下、「個人データ」といいます。)を 整備およびそれらに沿った取り扱いとなるよう従業員等へ 正確かつ最新の状態を維持するよう努めます。 の教育の実施に努めるとともに、技術革新等に対応するよう また、個人データを保護するために必要な安全管理措置を その継続的な改善に努めます。 (6)個人情報の利用目的の通知および開示訂正等 当社が取り扱う個人情報に関して、お客さまご本人は、個人 個人情報保護法に違反して個人情報が取り扱われている場合、 情報の保護に関する法律(以下、「個人情報保護法」といい 当該データの利用停止あるいは第三者への提供の停止を求め ます。)に基づき、個人情報の利用目的の通知を求めることが ることができます。 できます。 ただし、法令等に定められている場合など、お客さまから また、個人データについて開示を求め、その内容が事実と の利用目的の通知、個人情報の開示・訂正等の求めにお応え 相違している場合には、訂正を申し出ることができます。なお、 できないことがあります。 (7)個人情報の取り扱いについての照会先 お客さまの個人情報やその取り扱いについてのご質問およびご照会等のお申し出先、個人情報の利用目的の通知および開示訂正等 の受付窓口は次のとおりです。 個人情報の取り扱いについての照会先 カーディフ生命保険会社 お客さま相談室 TEL 03(6415)8275 ▶受付時間 9:00 ~ 18:00(祝日、年末年始を除く月曜日~金曜日) 〒 150-0031 東京都渋谷区桜丘町 20-1 渋谷インフォスタワー 9 階 また、当社は、認定個人情報保護団体である生命保険協会の対象事業者です。同協会では対象事業者の個人情報の取り扱いに 関する苦情・相談を受け付けています。 社団法人 生命保険協会 「生命保険相談所」 TEL 03(3286)2648 URL http://www.seiho.or.jp/contact 住所 〒 100-0005 千代田区丸の内 3-4-1 新国際ビル 3 階 24 ▶受付時間 9:00 ~ 17:00 (祝日、年末年始を除く月曜日〜金曜日) ※生命保険相談所の業務の詳細は、生命保険協会の ホームページをご覧ください。 6. 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針 反社会的勢力との関係を遮断することは、当社業務の健全な 反社会的勢力による被害の防止を含め一切の関係を遮断する 発展のための重要な課題の 1 つであるとともに、当社に課せ ための組織体制、その他の内部管理態勢の確保・向上を図って られた社会的責任であると考えています。 います。 そのため、反社会的勢力への対応に関する次の基本原則 当社では、政府が策定した「企業が反社会的勢力による を定め、警察等の外部機関とも適切に連携しつつ、暴力団、 被害を防止するための指針」に則り、反社会的勢力との関係 暴力団関係者、総会屋などの反社会的勢力に毅然として対処し、 遮断を徹底してまいります。 反社会的勢力による被害を防止するための基本原則 ■ 組織としての対応 当社は、反社会的勢力への対応に際し、担当者や担当部署だけに任せずに、経営陣以下、組織全体として対応 します。 ■ 外部専門機関との連携 当社は、警察、暴力追放運動推進センター、弁護士等の外部の専門機関と緊密な連携関係を構築します。 ■ 取引を含めた一切の関係遮断 当社は、反社会的勢力とは、取引関係を含めて、一切の関係を持ちません。また、反社会的勢力による不当要求 は拒絶します。 ■ 有事における民事と刑事の法的対応 当社は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事と刑事の両面から法的対応を行います。 ■ 裏取引や資金提供の禁止 当社は、反社会的勢力による不当要求が、事業活動上の不祥事や従業員の不祥事を理由とする場合であっても、 事実を隠ぺいするための裏取引を絶対に行いません。 保険契約においては、保険契約者、被保険者または保険金等の受取人が次のいずれかに該当する場合、保険契約を解除するとともに、 次のいずれかに該当した時以降に発生した保険事故については保険金等を支払いません。 ①暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者を含む)、暴力団準構成員、暴力団関係企業その他の 反社会的勢力(以下、「反社会的勢力」といいます。)に該当すると認められること ②反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められること ③反社会的勢力を不当に利用していると認められること ④保険契約者、年金受取人または死亡保険金受取人が法人の場合、反社会的勢力がその法人の経営を支配し、またはその法人 の経営に実質的に関与していると認められること ⑤その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有していると認められること 7. 利益相反の管理について 当社およびその関連会社(以下、「当社等」といいます。)は、 ことのないよう、法令等および当社等の利益相反管理に関する 当社等が行う取引に伴って、お客さまの利益を不当に害する 内部規程等に従って、適切に業務を管理・遂行します。 (1)利益相反の定義 「利益相反」とは、当社等とお客さまとの間で利益が相反する状況および当社等のお客さま相互間で利益が相反する状況をいいます。 25 (2)利益相反のおそれのある取引(対象取引)の特定および類型 当社等では、次の①~④の類型に該当する取引のうち、不当な利益相反のおそれのある取引(以下、「対象取引」といいます。)を 特定したうえで、お客さまの利益を不当に害することのないよう管理します。 ① 当社等が契約等に基づく関係を有するお客さまとの間で行う取引 ② 当社等が契約等に基づく関係を有するお客さまと対立または競合する相手との間で行う取引 ③ 当社等が契約等に基づく関係を有するお客さまから得た情報を不当に利用して行う取引 ④ 上記①~③以外で、お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引 (3)利益相反の管理方法 当社等は、次に掲げる対象取引の管理方法を適宜選択し、または組み合わせて講じることにより、利益相反管理を行います。 ① 対象取引を行う部門の分離による情報の遮断 ② 取引の一方または双方の条件または方法の変更 ③ 取引の一方または双方の中止 ④ お客さまの利益が不当に害されるおそれがあることについて、当社等が負う守秘義務に違反しない限度での開示および 場合によってはこれに加えてお客さまからの同意の取得 ⑤ 上記①~④以外で、その他適切な方法 (4)利益相反管理体制 当社は、適切に利益相反管理を行うため、①当社に営業部門 また、対象取引の特定および管理についての記録は、5 年間 から独立した利益相反管理統括部署および利益相反管理統括 適切に保存します。 者を設置し、対象取引の特定および管理を一元的に行うと 当社等は、利益相反管理体制の適切性と有効性を定期的に ともに、②当社従業員に研修・教育を実施し、周知・徹底します。 検証・評価し、継続的に改善します。 (5)利益相反管理の対象となる会社の範囲 当社および次の関連会社を利益相反管理の対象とします。 関連会社一覧 カーディフ損害保険会社(カーディフ ・ アシュアランス ・ リスク ・ ディヴェール 日本支店) ビ-・エヌ・ピ-・パリバ銀行 東京支店 BNPパリバ証券株式会社 BNPパリバ・インベストメント・パートナーズ株式会社 BNPパリバプリンシパルインベストメンツジャパン株式会社 バンク・オブ・ザ・ウエスト東京駐在員事務所 BNPパリバ・カーディフ(フランス) BNPパリバ(フランス) 26 カーディフ生命保険会社 データ資料編 会社と組織に関するデータ Ⅰ. 会社の概況及び組織 28 1 主な業務の内容 ····················································28 2 沿革 ·····································································28 3 経営の組織 ···························································28 4 日本における代表者の役職名及び氏名 ··················29 5 株式の状況 ···························································29 6 従業員の在籍・採用状況 ········································29 7 平均給与·······························································29 業績データ Ⅱ. 指標と財産の状況 30 4 資産運用に関する指標等·······································52 1 直近 5 事業年度における主要な業務の状況を示す 指標 ·····································································30 2 財産の状況 ···························································30 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 2.10 2.11 2.12 2.13 貸借対照表 ··························································30 損益計算書 ··························································34 キャッシュ・フロー計算書 ·····································35 株主資本等変動計算書 ··········································35 債務者区分による債権の状況 ································35 リスク管理債権の状況 ··········································36 元本補てん契約のある信託に係る貸出金の状況 ·······36 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・ マージン比率)·····················································36 有価証券等の時価情報(会社計)·····························38 経常利益等の明細(基礎利益)································39 計算書類等について会社法 (保険業法)による 会計監査人の監査 ················································39 貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計 算書について金融商品取引法に基づく公認会計士 又は監査法人の監査証明·······································39 財務諸表の適正性及び財務諸表作成に係る内部 監査の有効性について ··········································39 Ⅲ.業務の状況を示す指標等 40 1 主要な業務の状況を示す指標等 ····························40 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 決算業績の概況 ···················································40 保有契約高 ··························································40 新契約高 ·····························································40 年換算保険料·······················································41 保障機能別保有契約高 ··········································42 個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高····43 異動状況の推移 ···················································44 契約者配当の状況 ················································45 2 保険契約に関する指標等·······································46 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 2.10 2.11 2.12 2.13 保有契約増加率 ···················································46 新契約平均保険金及び保有契約平均保険金 (個人保険)··46 新契約率(対年度始)·············································46 解約失効率(対年度始)··········································46 個人保険新契約平均保険料(月払契約)···················46 死亡率(個人保険主契約)·······································46 特約発生率(個人保険)··········································46 事業費率(対収入保険料)·······································46 保険契約を再保険に付した場合における、再保険 を引き受けた主要な保険会社等の数 ·······················46 保険契約を再保険に付した場合における、再保険 を引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料の 額が大きい上位 5 社に対する支払再保険料の割合 ····46 保険契約を再保険に付した場合における、再保険 を引き受けた主要な保険会社等の格付機関による 格付けに基づく区分ごとの支払再保険料の割合 ·······47 未だ収受していない再保険金の額 ··························47 第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごと の、発生保険金額の経過保険料に対する割合 ··········47 3 経理に関する指標等 ·············································47 支払備金明細表 ···················································47 責任準備金明細表 ················································48 責任準備金残高の内訳 ··········································48 個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方 式、積立率、残高(契約年度別)·····························48 3.5 特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の 額を最低保証している保険契約に係る一般勘定の 責任準備金の残高、算出方法、その計算の基礎と なる係数 ·····························································49 3.1 3.2 3.3 3.4 3.6 契約者配当準備金明細表·······································49 3.7 引当金明細表·······················································50 3.8 特定海外債権引当勘定の状況 ································50 3.9 資本金等明細表 ···················································50 3.10 保険料明細表·······················································50 3.11 保険金明細表·······················································50 3.12 年金明細表 ··························································50 3.13 給付金明細表·······················································50 3.14 解約返戻金明細表 ················································51 3.15 減価償却費明細表 ················································51 3.16 事業費明細表·······················································51 3.17 税金明細表 ··························································51 3.18 リース取引 ··························································51 3.19 借入金残存期間別残高 ··········································51 4.1 平成 24 年度の資産の運用状況·······························52 4.2 運用利回り ··························································54 4.3 主要資産の平均残高 ·············································54 4.4 資産運用収益明細表 ·············································55 4.5 資産運用費用明細表 ·············································55 4.6 利息及び配当金等収入明細表 ································55 4.7 有価証券売却益明細表 ··········································55 4.8 有価証券売却損明細表 ··········································56 4.9 有価証券評価損明細表 ··········································56 4.10 商品有価証券明細表 ·············································56 4.11 商品有価証券売買高 ·············································56 4.12 有価証券明細表 ···················································56 4.13 有価証券残存期間別残高·······································56 4.14 保有公社債の期末残高利回り ································56 4.15 業種別株式保有明細表 ··········································56 4.16 貸付金明細表·······················································57 4.17 有形固定資産明細表 ·············································57 4.18 固定資産等処分益明細表·······································57 4.19 固定資産等処分損明細表·······································57 4.20 賃貸用不動産等減価償却費明細表 ··························57 4.21 海外投融資の状況 ················································57 4.22 海外投融資利回り ················································58 4.23 公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額)··········58 4.24 各種ローン金利 ···················································58 4.25 その他の資産明細表 ·············································58 5 有価証券等の時価情報(一般勘定)·························59 5.1 有価証券の時価情報 ·············································59 5.2 金銭の信託の時価情報··········································59 5.3 デリバティブ取引の時価情報 ································59 6 証券化商品等への投資及びサブプライム関連 投資の状況 ···························································59 7 保険会社の運営 ····················································59 7.1 リスク管理の体制 ················································59 7.2 法令遵守の体制 ···················································59 7.3 法第 121 条第 1 項第 1 号の確認(第三分野保険に 係るものに限る。 ) の合理性及び妥当性 ·····················59 7.4 指定生命保険業務紛争解決機関について ················59 7.5 個人データ(個人情報)保護について ·······················59 7.6 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針 ··········59 7.7 利益相反の管理について·······································59 Ⅳ. 特別勘定に関する指標等 60 1 特別勘定資産残高の状況·······································60 2 個人変額保険及び個人変額年金保険特別勘定 資産の運用の経過 ·················································60 3 個人変額保険及び個人変額年金保険の状況 ···········61 3.1 個人変額保険·······················································61 3.2 個人変額年金保険 ················································61 Ⅴ. 信託業務に関する指標 62 Ⅵ. 保険会社及びその子会社等の状況 62 27 Ⅰ. 会社の概況及び組織 1 主な業務の内容 ■ 生命保険業免許に基づく保険の引受け カーディフ生命保険会社は、平成 12 年 3 月 21 日に事業免許を取得して以来、銀行、ノンバンクの各種ローン、ク レジットに付帯する団体信用生命保険及び消費者信用団体生命保険を主力商品とし、その他団体、個人向け保険商品 を提供しています。また、事業の多角化の一環として、平成 20 年 7 月より、満期保険金付医療保険を提供しています。 ■ 資産の運用 安定した利息収入の確保と資産の健全性維持を目標とした資産運用を行っています。具体的には、流動性に配慮しつ つ、安全性、収益性の優先順位に基づき、高格付けの円建て公社債を中核とした運用を行っています。 2 沿革 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 平成 12 年 平成 12 年 平成 12 年 平成 12 年 平成 13 年 平成 14 年 3月 4月 5月 6月 7月 9月 平成 15 年 3 月 平成 16 年 4 月 平成 17 年 1 月 平成 18 年 3 月 平成 19 年 7 月 平成 20 年 7 月 平成 23 年 2 月 平成 24 年 3 月 平成 24 年 4 月 平成 24 年11 月 平成 25 年 1 月 金融再生委員会(当時)より生命保険業免許取得 カーディフ・アシュアランス・ヴィ日本支店(カーディフ生命保険会社)を開設 営業開始 地方銀行を契約者として、最初の団体信用生命保険契約を締結 団体信用生命保険特定疾病保障特約Ⅱ型(ガン保障)の取扱開始 団体信用生命保険特別保険料徴収の取扱開始 単年度黒字達成 団体信用生命保険特定疾病保障特約Ⅰ型(三大疾病保障)の取扱開始 無配当団体信用生命保険の取扱開始 変額個人年金保険Ⅱ型「年金たまてばこ」の取扱開始 変額個人年金保険Ⅲ型「ラヴィアンローズ」の取扱開始 満期保険金付医療保険「モドルージュ」の取扱開始 満期保険金付手術見舞金特約、満期保険金付先進医療特約の取扱開始 団体保険の保有契約高が 10 兆円を超える 無解約払戻金型特定疾病診断給付保険「自由に使える保険」の取扱開始 無解約払戻金型特定疾病診断給付保険「あなたを支えるガン保険」の取扱開始 満期保険金付女性医療保険の取扱開始 3 経営の組織(平成 25 年 3 月 31 日現在) 監査部 コンプライアンス統括部 経営数理部 プロジェクトマネージメント室 事務企画室 日本における代表者 商品開発部 営業管理部 団体保険業務部 日本における保険計理人 契約サービス部 お客さま相談室 保険金部 広報部 マネジメント・アカウンティング部 経理・財務部 情報システム部 人事・総務部 28 会社の概況及び組織 4 日本における代表者の役職名及び氏名 役職名:日本における代表者(Representative for Japan) 氏 名:久米 保則 5 株式の状況 1)発行済株式総数 44,521,289 株(額面金額 16 ユーロ) 2)株主の状況 株 主 所有株式数 ビーエヌピー パリバ カーディフ BNP Paribas Cardif 占 率 44,521,269 株 99.99% コータル コンソース Cortal Consors 2株 0.00% ビーエヌピー パリバ パーソナル ファイナンス BNP Paribas Personal Finance 2株 0.00% ビーエヌピー パリバ リースグループ BNP Paribas Lease Group 1株 0.00% 12 株 0.00% エリック・ロンバール Mr. Éric Lombard 1株 0.00% ジェラール・ビネ Mr. Gérard Binet 1株 0.00% スタニスラース・シュヴァレ Mr. Stanislas Chevalet 1株 0.00% ビーエヌピー パリバ BNP Paribas (参考) BNP Paribas Cardif はカーディフ・アシュアランス・ヴィの主な持株会社です。また、BNP Paribas Cardif 以外の企業株 主は BNP Paribas グループ企業であり、また個人株主は当社の取締役です。なお、BNP Paribas Cardif の発行済み株式の 99.99%は BNP Paribas 持株会社によって所有されています。 6 従業員の在籍・採用状況 区 分 在籍数 平成 23 年度末 内勤職員 平成 24 年度末 採用数 平成 24 年度末 平成 23 年度 平成 24 年度 平均年齢 平均勤続年数 88 名 89 名 10 名 7名 40.5 歳 5.4 年 (男子) 43 名 44 名 4名 5名 42.2 歳 5.6 年 (女子) 45 名 45 名 6名 2名 38.5 歳 5.1 年 (注) 1.当社では、総合職・一般職の区別をしていません。また、当社には営業職員は在籍していません。 2.派遣社員及び臨時職員を含んでいません。 3.日本における代表者を含んでいません。 7 平均給与 (単位:千円) 区 分 内勤職員 平成 24 年 3 月 779 平成 25 年 3 月 752 (注) 1.平均給与月額は 3 月中の税込定例給与であり、賞与及び時間外手当は含みません。 2.当社は年俸制を採用しており、上記はその月額を示しています。 29 Ⅱ. 指標と財産の状況 1 直近 5 事業年度における主要な業務の状況を示す指標 (単位:百万円) 項 目 経常収益 経常利益 基礎利益 当期純利益 持込資本金 総資産 うち特別勘定資産 責任準備金残高 貸付金残高 有価証券残高 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 28,082 5,060 6,411 932 17,243 47,494 12,626 20,751 24,196 6,586 7,533 1,489 17,243 50,810 16,106 23,299 26,269 8,197 9,012 1,920 17,243 54,075 15,595 23,906 32,482 10,930 11,804 2,270 17,243 54,345 13,008 22,434 39,864 12,435 13,368 4,160 17,243 54,502 8,839 19,582 37,894 956.6% 45,767 869.9% 47,672 45,970 87 名 6,634,331 4 20,650 6,613,676 87 名 7,846,135 23 20,073 7,826,038 46,246 790.5% (734.0%) 87 名 8,968,278 77 19,184 8,949,017 − ソルベンシ―・マ―ジン比率 従業員数 保有契約高 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険保有契約高 − − − 平成 22 年度 − − − 685.5% 88 名 10,131,282 147 15,446 10,115,688 − − 661.1% 89 名 11,412,624 250 9,780 11,402,593 − (注)1.保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。なお、個人年金保険については、年金支払開始 前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。 (ただし、個人変額年金保険の年金支払開始前契約については、基本保険金額を計上しています。) 2.平成 22 年内閣府令第 23 号、平成 22 年金融庁告示第 48 号により、ソルベンシー・マージン総額及びリスクの合計額の算出 基準について一部変更(マージン算入の厳格化、リスク計測の厳格化・精緻化等)がなされています。そのため、平成 20 ∼ 22 年度、平成 23 ∼ 24 年度はそれぞれ異なる基準によって算出されています。なお、平成 22 年度末の( )は、平成 23 年 度における基準を平成 22 年度末に適用したと仮定し、平成 23 年 3 月期に開示した数値です。 2 財産の状況 2.1 貸借対照表 (単位:百万円) 科 目 平成 23 年度末 平成 24 年度末 金 額 金 額 平成24年3月31日現在 平成25年3月31日現在 (資産の部) 現金及び預貯金 繰延税金資産 3,255 15 45,970 27,335 8,280 10,354 67 53 14 317 197 119 460 1,654 1,401 50 94 105 0 2 2,760 資産の部合計 54,345 54,502 預貯金 コールローン 有価証券 国債 外国証券 その他の証券 有形固定資産 建物 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア その他の無形固定資産 再保険貸 その他資産 未収金 前払費用 未収収益 預託金 仮払金 その他の資産 30 平成 23 年度末 平成 24 年度末 金 額 金 額 平成24年3月31日現在 平成25年3月31日現在 (負債の部) 2,571 0 2,571 2 47,672 24,789 7,593 15,289 45 28 17 173 127 46 288 882 700 23 97 57 2 1 2,710 現金 科 目 3,255 − 保険契約準備金 支払備金 責任準備金 契約者配当準備金 代理店借 再保険借 その他負債 未払法人税等 未払金 未払費用 預り金 資産除去債務 仮受金 退職給付引当金 特別法上の準備金 価格変動準備金 本支店勘定 負債の部合計 33,069 4,306 22,434 6,328 49 273 197 33 1 105 47 9 0 346 33 33 6 33,975 30,422 4,198 19,582 6,640 49 327 495 33 302 108 41 9 0 381 40 40 1 31,718 持込資本金 剰余金 繰越利益剰余金 持込資本金等合計 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 17,243 2,887 2,887 20,131 238 238 20,369 17,243 5,126 5,126 22,369 414 414 22,784 負債及び純資産の部合計 54,345 54,502 (純資産の部) 平成 23 年度 1. 会計方針に関する事項 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 平成 24 年度 1. 会計方針に関する事項 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券(現金及び預貯金のうち有価証券に準じる 有価証券(現金及び預貯金のうち有価証券に準じる ものを含む)の評価は、売買目的有価証券について ものを含む)の評価は、売買目的有価証券について は時価法(売却原価の算定は移動平均法)、その他 は時価法(売却原価の算定は移動平均法)、その他 有価証券のうち時価のあるものについては 3 月末日 有価証券のうち時価のあるものについては 3 月末日 の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移 動平均法)によっており、その他有価証券の評価差 動平均法)によっており、その他有価証券の評価差 額については、全部純資産直入法により処理してお 額については、全部純資産直入法により処理してお ります。 (2)有形固定資産の減価償却の方法 ります。 (2)有形固定資産の減価償却の方法 有形固定資産の減価償却方法は定額法により行って 有形固定資産の減価償却方法は定額法により行って おります。 おります。 (3)自社利用のソフトウェアの減価償却方法 (3)自社利用のソフトウェアの減価償却方法 無形固定資産に計上している自社利用のソフトウェ 無形固定資産に計上している自社利用のソフトウェ アについては、利用可能期間に基づく定額法により アについては、利用可能期間に基づく定額法により 行っております。 行っております。 (4)外貨建資産等の本邦通貨への換算基準 外貨建資産・負債は決算日の為替相場により円換算 (4)外貨建資産等の本邦通貨への換算基準 外貨建資産・負債は決算日の為替相場により円換算 しております。 しております。 (5)貸倒引当金の計上方法 (5)貸倒引当金の計上方法 貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当 貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当 基準を準用して計上することとしています。なお、 基準を準用して計上することとしています。なお、 当期末において、貸倒引当金の計上はありません。 (6)退職給付引当金の計上方法 当期末において、貸倒引当金の計上はありません。 (6)退職給付引当金の計上方法 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、 退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基 退職給付に係る会計基準(「退職給付に係る会計基 準の設定に関する意見書」平成 10 年 6 月 16 日企 準の設定に関する意見書」平成 10 年 6 月 16 日企 業会計審議会)に基づく小規模企業等における簡便 業会計審議会)に基づく小規模企業等における簡便 法を採用し、当期末において発生していると認めら 法を採用し、当期末において発生していると認めら れる額を計上しております。 (7)価格変動準備金の計上方法 価格変動準備金は、保険業法第 199 条において準 用する同法第 115 条の規定に基づき算出した額を 計上しております。 (8)消費税等の会計処理方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式に よっております。 (9)責任準備金の積立方法 責任準備金は保険業法第 199 条において準用する 同法第 116 条の規定に基づく準備金であり、保険 指標と財産の状況 の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移 れる額を計上しております。 (7)価格変動準備金の計上方法 価格変動準備金は、保険業法第 199 条において準 用する同法第 115 条の規定に基づき算出した額を 計上しております。 (8)消費税等の会計処理方法 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式に よっております。 (9)責任準備金の積立方法 責任準備金は保険業法第 199 条において準用する 同法第 116 条の規定に基づく準備金であり、保険 料積立金については金融庁長官が定める方式(平成 料積立金については金融庁長官が定める方式(平成 8 年大蔵省告示第 48 号)により計算しております。 8 年大蔵省告示第 48 号)により計算しております。 2. 会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等の適用 当会計期間の期首以後に行われる会計上の変更及び 過去の誤謬の訂正より、「会計上の変更及び誤謬の 訂正に関する会計基準」 (企業会計基準第 24 号平成 21 年 12 月 4 日)及び「会計上の変更及び誤謬の 訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準 第 24 号平成 21 年 12 月 4 日)を適用しております。 31 (注記事項) 平成 23 年度 平成 24 年度 3. 金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価に関す 2. 金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価に関す (1)金融商品に対する取組方針 保険業法第 118 条第 1 項に規定する特別勘定以外の 勘定である一般勘定の資産運用は、生命保険会社の資 産の性格に基づき安全性・収益性・流動性に十分配慮 しながら、中長期的に安定した収益の確保を目指すこ とを運用の基本方針として、円貨建公社債等への投資 を行っております。保険業法第 118 条第 1 項に規定 する特別勘定の資産運用は、各特別勘定の流動性を確 保しつつ、投資信託による運用を行っております。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当社の保有する金融資産は有価証券が大宗を占め、主 に円貨建公社債(円貨建外債を含む)と投資信託から 構成されております。一般勘定で運用する有価証券は、 国債、円貨建外債とマネー・リザーブ・ファンドなど の円貨建短期金融商品へ投資する投資信託から構成さ れ、「その他目的」区分で保有しております。これら は金利リスク及び信用リスクに晒されております。金 利リスクとは金利の変動により保有資産の市場価値が 変動し、損失を被るリスクです。信用リスクとは、信 用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減 少・消失し、損失を被るリスクです。なお、特別勘定 で運用する有価証券は「売買目的」区分で保有してお ります。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 保険業法第 118 条第 1 項に規定する特別勘定以外の 勘定である一般勘定の金融資産に係る金利リスク及び 信用リスク管理につきましては、グループ本社の定め る投資方針をもとに社内規定を設定し、資産配分や金 利感応度及び信用供与枠の抵触状況をリスク管理担当 部署が日次でモニタリングするとともに、月次の投資 委員会へ報告する体制となっております。 (4)金融商品の時価等に関する事項 主な金融資産にかかる貸借対照表計上額、時価及びこ れらの差額については、次のとおりであります。 (1)金融商品に対する取組方針 保険業法第 118 条第 1 項に規定する特別勘定以外の 勘定である一般勘定の資産運用は、生命保険会社の資 産の性格に基づき安全性・収益性・流動性に十分配慮 しながら、中長期的に安定した収益の確保を目指すこ とを運用の基本方針として、円貨建公社債等への投資 を行っております。保険業法第 118 条第 1 項に規定 する特別勘定の資産運用は、各特別勘定の流動性を確 保しつつ、投資信託による運用を行っております。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当社の保有する金融資産は有価証券が大宗を占め、主 に円貨建公社債(円貨建外債を含む)と投資信託から 構成されております。一般勘定で運用する有価証券は、 国債、円貨建外債とマネー・リザーブ・ファンドなど の円貨建短期金融商品へ投資する投資信託から構成さ れ、「その他目的」区分で保有しております。これら は金利リスク及び信用リスクに晒されております。金 利リスクとは金利の変動により保有資産の市場価値が 変動し、損失を被るリスクです。信用リスクとは、信 用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減 少・消失し、損失を被るリスクです。なお、特別勘定 で運用する有価証券は「売買目的」区分で保有してお ります。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 保険業法第 118 条第 1 項に規定する特別勘定以外の 勘定である一般勘定の金融資産に係る金利リスク及び 信用リスク管理につきましては、グループ本社の定め る投資方針をもとに社内規程を設定し、資産配分や金 利感応度及び信用供与枠の抵触状況をリスク管理担当 部署が日次でモニタリングするとともに、四半期毎に 投資委員会へ報告する体制となっております。 (4)金融商品の時価等に関する事項 主な金融資産にかかる貸借対照表計上額、時価及びこ れらの差額については、次のとおりであります。 (単位:百万円) (単位:百万円) る事項 貸借対照表 計上額 現金及び預貯金 コールローン 有価証券 売買目的有価証券 その他有価証券 2,571 2 47,672 11,988 35,683 時 価 2,571 2 47,672 11,988 35,683 る事項 貸借対照表 計上額 差 額 − − − − − 時価の算定方法 ①現金及び預貯金・コールローン これらはすべて短期であるため、時価は帳簿価額に 近似していることから、当該帳簿価額によっており ます。 ②有価証券 市場価格等のある有価証券につきましては会計年 度末日の市場価格によっております。なお、市場価 格のない有価証券は保有しておりません。 現金及び預貯金 コールローン 有価証券 売買目的有価証券 その他有価証券 3,255 15 45,970 7,753 38,217 時 価 3,255 15 45,970 7,753 38,217 差 額 − − − − − 時価の算定方法 ①現金及び預貯金・コールローン これらはすべて短期であるため、時価は帳簿価額に 近似していることから、当該帳簿価額によっており ます。 ②有価証券 市場価格等のある有価証券につきましては会計年 度末日の市場価格によっております。なお、市場価 格のない有価証券は保有しておりません。 4. 有形固定資産の減価償却累計額は 61 百万円であります。 3. 有形固定資産の減価償却累計額は 71 百万円であります。 4. 保険業法第 199 条において準用する同法第 118 条に規 5. 保険業法第 199 条において準用する同法第 118 条に規 定する特別勘定の資産の額は、8,854 百万円であります。 定する特別勘定の資産の額は、 13,015 百万円であります。 なお、負債の額も同額であります。 32 なお、負債の額も同額であります。 (注記事項) 平成 23 年度 平成 24 年度 6. 契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。 5. 契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。 当期首現在高 当期首現在高 5,235 百万円 6,328 百万円 当期契約者配当金支払額 当期契約者配当金支払額 5,554 百万円 5,846 百万円 利息による増加等 契約者配当準備金繰入額 当期末現在高 − 6,647 百万円 6,328 百万円 利息による増加等 契約者配当準備金繰入額 当期末現在高 − 6,159 百万円 6,640 百万円 6. 外貨建負債の額は、6 百万円であります。 (外貨額 0 百万ユ−ロ、1 百万台湾ドル) 7. 保険業法第 259 条の規定に基づく生命保険契約者保護 機構に対する当年度末における当社の今後の負担見積 機構に対する当年度末における当社の今後の負担見積 額は 382 百万円であります。なお、当該負担金は拠出 額は 494 百万円であります。なお、当該負担金は拠出 した年度の事業費として処理しております。 した年度の事業費として処理しております。 9. 繰延税金資産の総額は 2,816 百万円、繰延税金負債の 総額は 106 百万円であります。繰延税金資産発生の主 な原因別内訳は保険契約準備金 2,692 百万円、退職給 付引当金 106 百万円であります。繰延税金負債発生の 8. 繰延税金資産の総額は 2,944 百万円、繰延税金負債の 総額は 184 百万円であります。繰延税金資産発生の主 な原因別内訳は保険契約準備金 2,809 百万円、退職給 付引当金 117 百万円であります。繰延税金負債発生の 主な原因は、その他有価証券評価差額金に係る税効果 主な原因は、その他有価証券評価差額金に係る税効果 相当額 106 百万円であります。 10. 当年度における法定実効税率は 36.21% であり、法定 相当額 184 百万円であります。 9. 当年度における法定実効税率は 33.33% であります。 実効税率と税効果会計適用後の法人税等との負担率と 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等との負担 の間の差異は、法定実効税率の変更による繰延税金資 率との間の差異が法定実効税率の 100 分の 5 以下で 産の修正 10.3%等であります。 あるため、差異の原因となった主な項目別の内訳の注 11. 法定実効税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金 指標と財産の状況 7. 外貨建負債の額は、12 百万円であります。 (外貨額 0 百万ユ−ロ、1 百万台湾ドル) 8. 保険業法第 259 条の規定に基づく生命保険契約者保護 記を省略しております。 負債の修正 「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図る ための所得税法等の一部を改正する法律」(平成 23 年 法律第 114 号)及び「東日本大震災からの復興のため の施策を実施するために必要な財源の確保に関する特 別措置法」(平成 23 年法律第 117 号)の公布に伴い、 繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に適用される法 定実効税率 36.21%は、回収又は支払が見込まれる期 間が平成 24 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日ま でのものについては 33.33%、平成 27 年 4 月 1 日以 降のものについては 30.78%にそれぞれ変更になりま した。この変更により、繰延税金資産は 437 百万円減 少し、法人税等調整額は 442 百万円増加しております。 12. 保険業法第 190 条にて定めのある保険契約者保護のた めの供託に関しては、BNP パリバ銀行による銀行保 証契約をもってそれに代わるものとしているため、貸 借対照表上純資産の部には表記されておりません。 13. 保険業法施行規則第 160 条において準用する同規則第 73 条第 3 項において準用する同規則 71 条第 1 項に 10. 保険業法第 190 条にて定めのある保険契約者保護の ための供託に関しては、BNP パリバ銀行による銀行 保証契約をもってそれに代わるものとしているため、 貸借対照表上純資産の部には表記されておりません。 11. 保険業法施行規則第 160 条において準用する同規則 第 73 条第 3 項において準用する同規則第 71 条第 1 規定する再保険を付した部分に相当する支払備金(以 項に規定する再保険を付した部分に相当する支払備金 下「出再支払備金」という。)の金額は 195 百万円、 (以下「出再支払備金」という。)の金額は 230 百万円、 同規則第 160 条において準用する同規則第 71 条第 1 同規則第 160 条において準用する同規則第 71 条第 1 項に規定する再保険を付した部分に相当する責任準備 項に規定する再保険を付した部分に相当する責任準備 金(以下「出再責任準備金」という。)の金額は 497 金(以下「出再責任準備金」という。)の金額は 572 百万円であります。 14. 本支店勘定 本支店勘定は、本店との日常取引で生じる資金の貸借 額を計上しております。 15. 持込資本金 百万円であります。 12. 本支店勘定 本支店勘定は、本店との日常取引で生じる資金の貸借 額を計上しております。 13. 持込資本金 持込資本金は、日本国内に持ち込んだ金額のうち、保 持込資本金は、日本国内に持ち込んだ金額のうち、保 険業法第 197 条の自己資本に相当するものを計上して 険業法第 197 条の自己資本に相当するものを計上して おります。 16. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 おります。 14. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 33 2.2 損益計算書 (単位:百万円) 科 目 平成 23 年度 平成 24 年度 平成23年4月1日から平成24年3月31日まで 平成24年4月1日から平成25年3月31日まで 金 額 金 額 経常収益 保険料等収入 保険料 再保険収入 資産運用収益 利息及び配当金等収入 預貯金利息 有価証券利息・配当金 その他利息配当金 有価証券売却益 特別勘定資産運用益 その他経常収益 年金特約取扱受入金 支払備金戻入額 責任準備金戻入額 その他の経常収益 32,482 29,844 29,076 768 1,157 268 1 266 0 31 856 1,480 3 経常費用 保険金等支払金 保険金 年金 給付金 解約返戻金 その他返戻金 再保険料 責任準備金等繰入額 支払備金繰入額 責任準備金繰入額 資産運用費用 支払利息 有価証券売却損 その他運用費用 事業費 その他経常費用 税金 減価償却費 退職給付引当金繰入額 その他の経常費用 21,551 17,367 6,441 300 6,895 2,703 0 1,026 373 373 27,428 23,139 7,642 26 8,085 6,146 0 1,238 − − − − 48 0 5 42 3,571 191 64 67 57 1 47 0 1 45 4,040 201 71 73 55 1 経常利益 10,930 12,435 − − 10 3 7 9 1 7 契約者配当準備金繰入額 税引前当期純利益 法人税及び住民税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益 6,647 4,272 1,788 213 2,002 2,270 6,159 6,267 2,234 △ 128 2,106 4,160 繰越利益剰余金(当期首残高) 2,659 2,887 本社送金 2,042 1,922 繰越利益剰余金 2,887 5,126 経 常 損 益 の 部 特 別 損 益 の 部 特別利益 特別損失 固定資産等処分損 価格変動準備金繰入額 39,864 34,569 33,422 1,146 2,326 283 2 280 0 34 2,008 2,968 7 107 2,851 1 − 1,472 5 (注記事項) 34 平成 23 年度 平成 24 年度 1. 有価証券売却益の内訳は、国債等債券 30 百万円、外国 証券 1 百万円であります。 2. 有価証券売却損の内訳は、国債等債券 0 百万円、外国証 券 5 百万円であります。 3. 支払備金繰入額の計算上差し引かれた出再支払備金繰入 額は 51 百万円、責任準備金戻入額の計算上足し上げら れた出再責任準備金繰入額は 58 百万円であります。 4. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 1. 有価証券売却益の内訳は、国債等債券 30 百万円、外国 証券 4 百万円であります。 2. 有価証券売却損の内訳は、国債等債券 0 百万円、外国証 券 0 百万円であります。 3. 支払備金戻入額の計算上足し上げられた出再支払備金繰入 額は 34 百万円、責任準備金戻入額の計算上足し上げら れた出再責任準備金繰入額は 75 百万円であります。 4. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 2.3 キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 平成 23 年度 科 目 平成 24 年度 平成23年4月1日から 平成24年3月31日まで 平成24年4月1日から 平成25年3月31日まで 金 額 金 額 営業活動によるキャッシュ・フロー 税引前当期純利益(△は損失) 減価償却費 責任準備金の増減額(△は減少) 契約者配当準備金繰入額 6,267 67 73 373 △ 107 △ 1,472 △ 2,851 6,647 6,159 退職給付引当金の増減額(△は減少) 68 34 価格変動準備金の増減額(△は減少) 7 7 利息及び配当金等収入 △ 268 △ 283 有価証券関係損益(△は益) △ 966 △ 2,042 0 0 支払利息 有形固定資産関係損益(△は益) 再保険貸の増減額(△は増加) 3 1 △ 14 △ 172 △ 713 △ 304 代理店借の増減額(△は減少) 8 0 再保険借の増減額(△は減少) 38 54 その他負債 (除く投資活動関連、財務活動関連) の増減額 (△は減少) 36 △3 0 △4 8,087 6,827 利息及び配当金等の受取額 699 533 利息の支払額 △0 △0 △ 5,554 △ 5,846 △ 95 △ 82 △ 1,859 △ 2,152 1,276 △ 720 △ 33,152 △ 39,613 32,322 42,991 資産運用活動計 △ 829 3,377 (営業活動及び資産運用活動計) (447) (2,656) △5 △ 36 △ 835 3,340 本店への送金による支出 △ 2,042 △ 1,922 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 2,042 △ 1,922 その他資産 (除く投資活動関連、財務活動関連) の増減額 (△は増加) その他 小 計 契約者配当金の支払額 その他 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー 指標と財産の状況 支払備金の増減額(△は減少) 4,272 投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の取得による支出 有価証券の売却・償還による収入 有形固定資産の取得による支出 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 − − △ 1,600 697 現金及び現金同等物期首残高 4,174 2,573 現金及び現金同等物期末残高 2,573 3,270 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) (注) 現金及び現金同等物は、現金・預金(設定日から満期日までの期間が 3 ヵ月以内の定期預金を含む)及びコールロ−ンです。 2.4 株主資本等変動計算書 外国保険会社の日本支店であるため、該当ありません。 2.5 債務者区分による債権の状況 資産の自己査定結果に基づき、開示すべき資産はありません。 35 2.6 リスク管理債権の状況 リスク管理債権はありません。 2.7 元本補てん契約のある信託に係る貸出金の状況 貸付業務を行っていないため、該当ありません。 2.8 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率) 当社の平成 24 年度末におけるソルベンシー・マージン比率は、保険リスクの増加等により、前年度末に比べ 24.4 ポイント減少し、661.1%になりましたが、十分な支払余力を確保しています。 (単位:百万円) 項 目 平成 23 年度末 ソルベンシー・マージン総額 (A) 供託金等 価格変動準備金 危険準備金 一般貸倒引当金 平成 24 年度末 27,309 29,610 200 200 33 40 8,038 9,004 − − 309 538 土地の含み損益× 85%(マイナスの場合 100%) − − その他有価証券の評価差額× 90%(マイナスの場合 100%) 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 89 135 負債性資本調達手段等 − − 全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等 のうち、マージンに算入されない額 − − 18,209 18,937 持込資本金等 控除項目 その他 リスクの合計額 √ (R 1 +R 8)2 +(R 2 +R 3 +R 7)2 +R 4 (B) − − 429 753 7,966 8,956 保険リスク相当額 R1 5,775 6,500 第三分野保険の保険リスク相当額 R8 1,964 2,214 予定利率リスク相当額 R2 0 0 資産運用リスク相当額 R3 854 918 最低保証リスク相当額 R7 63 4 経営管理リスク相当額 R4 173 192 685.5% 661.1% (A) ×100 ソルベンシー・マージン比率 (1/2)×(B) (注) 1. 上記は、保険業法施行規則第 161 条、第 162 条及び平成 8 年大蔵省告示第 50 号の規定に基づいて算出しています。 2. 供託金等は、保険業法第 190 条にて定めのある供託金に代わる銀行保証契約の契約金額を記載しています。 3. 最低保証リスク相当額は、標準的方式を用いて算出しています。 ソルベンシー・マージン比率とは 生命保険会社は、将来の保険金などの支払いや、通常予測できる範囲のリスクに対応するために責任準備金 を積み立てています。しかし、大災害や株価の暴落等、通常の予測を超えて発生するリスクにも、十分な支 払能力を保持していることが必要です。この通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる「支払余力」 (ソルベンシー・マージン)を有しているかを判断するための行政監督上の指標のひとつが、ソルベンシー・ マージン比率です。この数値が 200%を下回った場合は、監督当局による早期是正措置がとられます。逆に 200%以上であれば、健全性のひとつの基準を満たしていることになります。 36 「ソルベンシー・マージン総額」に含まれる項目について 当社は外国保険会社の日本支店のため、「持込資本金」と保険業法第 190 条にて定 めのある供託金に代わる銀行保証契約の「契約金額」が国内保険会社の「基金」また は「資本金」に該当します。 価格変動準備金 有価証券等の価格の下落時に生じる損失に備えて積立てる準備金です。 危険準備金 死亡率や運用利回り等が予定よりも悪化する場合に生じる損失に備えて積立てる準 備金です。 全期チルメル式責任 準備金相当額超過額 将来の保険金などの支払いに備えて積み立てている責任準備金のうち、「全期チル メル式責任準備金」と「解約返戻金相当額」のいずれか大きい方を上回る部分です。 全期チルメル式責任準備金とは、新契約に係る費用を初年度に一括計上し、保険 料払込期間にわたり償却するものとして計算した責任準備金です。 指標と財産の状況 供託金等及び 持込資本金等 「リスクの合計額」について リスクの合計額は、通常予想できる範囲を超えた、保険リスク、第三分野保険の保険リスク、予定利率リスク、 資産運用リスク、経営管理リスク、最低保証リスクを数値化して算出します。 保険リスク 相当額(R 1) 大災害の発生などにより、保険金支払が急増するリスク相当額 第三分野保険の保険リスク 相当額(R 8) 医療保険やガン保険などのいわゆる第三分野保険について保険金等の支払いが 予定利率リスク相当額(R 2) 運用環境の悪化により、資産運用利回りが予定利率を下回るリスク相当額 資産運用リスク相当額(R 3) 急増するリスク相当額 株価暴落・為替相場の激変などにより資産価値が大幅に下落するリスク及び貸付 先企業の倒産などにより貸倒れが急増するリスク相当額 最低保証リスク相当額(R 7) 変額保険、変額年金保険の保険金等の最低保証に関するリスク相当額 経営管理リスク相当額(R 4) 業務の運営上通常の予想を超えて発生し得るリスク相当額 37 2.9 有価証券等の時価情報(会社計) [有価証券の時価情報] 1)売買目的有価証券の評価損益 (単位:百万円) 平成 23 年度末 区 分 平成 24 年度末 貸借対照表計上額 当期の損益に 含まれた評価損益 貸借対照表計上額 当期の損益に 含まれた評価損益 11,988 847 7,753 1,458 売買目的有価証券 2)有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの) (単位:百万円) 平成 23 年度末 区 分 帳簿 価額 平成 24 年度末 差損益 時価 差益 帳簿 価額 差損 差益 差損 満期保有目的の債券 − − − − − − − − − − 責任準備金対応債券 − − − − − − − − − − 子会社・関連会社株式 − − − − − − − − − − 35,339 35,683 344 374 29 37,618 38,217 598 599 0 24,441 24,789 0 26,822 27,335 その他有価証券 公社債 347 347 512 513 0 − − − − − − − − − − 7,596 7,593 △3 26 29 8,194 8,280 85 85 − 公社債 7,596 7,593 △3 26 29 8,194 8,280 85 85 − 株式等 − − − − − − − − − − 3,301 3,301 − − − 2,601 2,601 − − − 株式 外国証券 その他の証券 買入金銭債権 − − − − − − − − − − 譲渡性預金 − − − − − − − − − − − − − その他 合 計 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 − − − − − − − 35,339 35,683 344 374 29 37,618 38,217 598 599 0 24,441 24,789 347 347 0 26,822 27,335 512 513 0 − − − − − − − − − − 7,596 7,593 △3 26 29 8,194 8,280 85 85 − 7,596 7,593 △3 26 29 8,194 8,280 85 85 − − − − − − − − − − − その他の証券 3,301 3,301 − − − 2,601 2,601 − − − 買入金銭債権 − − − − − − − − − − 譲渡性預金 − − − − − − − − − − その他 − − − − − − − − − − (注) 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は保有しておりません。 [金銭の信託の時価情報] 金銭の信託の保有はございません。 [デリバティブ取引の時価情報] デリバティブ取引は行っておりません。 38 差損益 時価 2.10 経常利益等の明細(基礎利益) (単位:百万円) 基礎利益 平成 23 年度 平成 24 年度 平成23年4月1日から平成24年3月31日まで 平成24年4月1日から平成25年3月31日まで A キャピタル収益 11,804 13,368 31 34 − − − − 有価証券売却益 31 34 金融派生商品収益 − − 為替差益 − − その他キャピタル収益 − − キャピタル費用 5 1 金銭の信託運用損 − − 売買目的有価証券運用損 − − 有価証券売却損 5 1 有価証券評価損 − − 金融派生商品費用 − − 為替差損 − − その他キャピタル費用 − − キャピタル損益 キャピタル損益含み基礎利益 B 26 33 A+B 11,831 13,401 − − 臨時収益 再保険収入 − − 危険準備金戻入額 − − 個別貸倒引当金戻入額 − − その他臨時収益 臨時費用 再保険料 危険準備金繰入額 個別貸倒引当金繰入額 − − 900 965 − − 900 965 − − 特定海外債権引当勘定繰入額 − − 貸付金償却 − − その他臨時費用 − − 臨時損益 C △ 900 △ 965 経常利益 A+B+C 10,930 12,435 指標と財産の状況 金銭の信託運用益 売買目的有価証券運用益 2.11 計算書類等について会社法(保険業法)による会計監査人の監査 外国保険会社の日本支店であるため、該当ありません。 2.12 貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書について金融商品取引法に基づく公認会計士 又は監査法人の監査証明 外国保険会社の日本支店であるため、該当ありません。 2.13 財務諸表の適正性及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性について 本職は、本ディスクロージャー誌に掲載の財務諸表の適正性及びそれらの作成に係る内部監査の有効性 を確認しております。 平成 25 年 6 月 30 日 カーディフ・アシュアランス・ヴィ 日本における代表者 39 Ⅲ. 業務の状況を示す指標等 1 主要な業務の状況を示す指標等 1.1 決算業績の概況 ··········································································································································· P.16 をご覧ください。 1.2 保有契約高 (単位:千件、億円、%) 平成 23 年度末 区 分 前年度 末比 件 数 平成 24 年度末 前年度 末比 金 額 前年度 末比 件 数 前年度 末比 金 額 個人保険 3 124.4 1 191.7 4 149.3 2 169.5 個人年金保険 3 78.8 154 80.5 2 63.1 97 63.3 団体保険 − − 101,156 113.0 − − 114,025 112.7 団体年金保険 − − − − − − − − (注) 個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したも のです。(ただし、個人変額年金保険の年金支払開始前契約については、基本保険金額を計上しています。) 1.3 新契約高 (単位:千件、億円、%) 平成 23 年度 区 分 平成 24 年度 件数 前年 度比 金額 前年 度比 新契約 転換に よる 純増加 件数 前年 度比 金額 前年 度比 新契約 転換に よる 純増加 0 58.8 0 59.9 0 − 1 219.8 0 212.6 0 − 個人年金保険 − − − − − − − − − − − − 団体保険 − − − − − − − − 5 − 5 − 団体年金保険 − − − − − − − − − − − − 個人保険 (注) 1.新契約・転換による純増加の個人年金保険の金額は、年金支払開始時における年金原資です。(ただし、個人変額年金保険につ いては、初回保険料相当額を計上しています。) 2.団体保険の新契約高は、新契約として計上された月の単月の契約高を表します。 新たに当社の団体保険契約の被保険者となった方の保険金額の推移は次のとおりです。 (参考)新規被保険者の保険金額 (単位:億円、%) 区 分 団体保険 40 平成 23 年度 平成 24 年度 前年度比 20,587 前年度比 119.5 20,360 98.9 1.4 年換算保険料 保有契約 (単位:億円、%) 区 分 個人保険 平成 23 年度末 平成 24 年度末 前年度末比 前年度末比 2 129.3 3 155.2 個人年金保険 17 72.2 7 42.0 合計 20 75.9 11 54.7 2 129.3 3 155.2 医療保障・ 生前給付保障等 新契約 (単位:億円、%) 区 分 個人保険 合計 医療保障・ 生前給付保障等 平成 24 年度 前年度比 0.6 前年度比 63.2 1 222.3 − − − − 0.6 63.2 1 222.3 0.6 63.2 1 222.3 業務の状況を示す指標等 個人年金保険 平成 23 年度 (注) 1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額です (一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。 2.医療保障・生前給付保障等については、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)、 保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換 算保険料を計上しています。 41 1.5 保障機能別保有契約高 (単位:件、百万円) 保有金額 区 分 普通死亡 死亡保障 生存保障 入院保障 その他 平成 23 年度末 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 平成 24 年度末 147 250 10,115,688 11,402,593 10,115,836 11,402,843 − − − − 災害死亡 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 (−) (1,543) (−) (−) (1,543) (−) (976) (−) (−) (976) その他の 条件付死亡 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 (−) (−) (−) (−) (−) (−) (−) (−) (−) (−) 満期 ・ 生存給付 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 − − 15,441 9,772 15,441 9,772 − − − − 年金 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 (−) ( 1) (−) (−) (1) (−) ( 2) (−) (−) (2) − − その他 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 災害入院 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 (20) (−) (−) (−) (20) (30) (−) (−) (−) (30) 疾病入院 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 (20) (−) (−) (−) (20) (30) (−) (−) (−) (30) その他の 条件付入院 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 (14) (−) (−) (−) (14) (22) (−) (−) (−) (22) 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 その他共計 (−) (−) (6,943,527) (−) (6,943,527) (−) (−) (7,823,988) (−) (7,823,988) 5 − − 5 8 − − 8 (注) 1. ( )内数値は主契約の付随保障部分及び特約の保障を表します。 2. 生存保障の満期 ・ 生存給付欄の個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資を表します。 (ただし、個人変額年金保険の年金支払開始前契約については基本保険金額を計上しています。) 3.生存保障の年金欄の金額は、年金年額を表します。 4.生存保障のその他欄の金額は個人年金保険(年金支払開始後)、団体保険(年金特約年金支払開始後)、団体年金保険の責任準備 金を表します。 5.入院保障欄の金額は入院給付日額を表します。 6.入院保障の疾病入院のその他共計の金額は主要保障部分と付随保障部分の合計を表します。 7.その他の団体保険の金額は、団体信用生命保険特定疾病保障特約Ⅰ型(三大疾病の保障)及び団体信用生命保険特定疾病保障特 約Ⅱ型(ガンの保障)の合計額を表します。 42 (単位:件) 区 分 障害保障 保有件数 平成 23 年度末 個人保険 − 個人年金保険 − − 団体保険 − − 団体年金保険 − − その他共計 − − 3,861 6,843 個人年金保険 − − 団体保険 − − 団体年金保険 − − 3,861 6,843 個人保険 手術保障 平成 24 年度末 − その他共計 1.6 個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高 (単位:百万円) 死亡保険 生死混合保険 災害・疾病関係特約 平成 23 年度末 平成 24 年度末 − − 定期付終身保険 − − 定期保険 − − その他共計 − − 養老保険 − − 定期付養老保険 − − 生存給付金付定期保険 − − 147 250 − − 個人年金保険 15,446 9,780 災害割増特約 − − 傷害特約 − − 災害入院特約 − − 疾病特約 − − 生存保険 年金保険 保有金額 終身保険 その他共計 成人病特約 その他の条件付入院特約 業務の状況を示す指標等 区 分 − − 14 22 (注) 個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したも のです。(ただし、個人変額年金保険の年金支払開始前契約については、基本保険金額を計上しています。) 43 1.7 異動状況の推移 1)個人保険 (単位:件、百万円、%) 区 分 年始現在 平成 23 年度 件 数 平成 24 年度 金 額 件 数 金 額 2,487 77 3,094 147 852 2 1,873 5 更新 − − − − 復活 16 0 11 0 転換による増加 新契約 − − − − 死亡 1 0 2 0 満期 − − − − 保険金額の減少 − − − − 転換による減少 − − − − 解約 136 6 241 15 失効 118 3 103 3 6 △ 77 14 △ 115 その他の異動による減少 年末現在 (増加率) (24.4) 純増加 (増加率) (△ 51.5) 3,094 607 147 (91.7) 70 (31.1) 4,618 (49.3) 1,524 (151.1) 250 (69.5) 102 (45.3) 2)個人年金保険 (単位:件、百万円、%) 区 分 年始現在 平成 23 年度 件 数 平成 24 年度 金 額 件 数 金 額 5,038 19,184 3,972 15,446 新契約 − − − − 復活 − − − − 転換による増加 − − − − 死亡 15 63 11 42 支払満了 − − − − 金額の減少 − − − − 転換による減少 − − − − 解約 891 3,190 1,447 5,598 失効 − − − − その他の異動による減少 160 483 年末現在 (増加率) 3,972 (△ 21.2) 15,446 (△ 19.5) 純増加 (増加率) △ 1,066 (318.0) △ 3,737 (320.2) 8 2,506 (△ 36.9) △ 1,466 37.5 (注) 金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金額の合計です。 (ただし、個人変額年金保険の年金支払開始前契約については、基本保険金額を計上しています。) 44 24 9,780 (△ 36.7) △ 5,665 (51.6) 3)団体保険 (単位:件、百万円、%) 区 分 年始現在 平成 23 年度 件 数 平成 24 年度 金 額 件 数 金 額 584,053 8,949,017 658,146 10,115,688 − − 1,549 537 87,619 28,901 94,511 30,883 111,562 2,058,771 101,800 2,035,548 − 12 − 6 死亡 853 12,902 973 15,400 満期 87,619 28,901 94,511 30,883 脱退 22,347 276,101 25,899 320,625 − 377 − 1,148 8 2 − − 新契約 更新 中途加入 保険金額の増加 保険金額の減少 解約 − − − 602,728 − 412,013 年末現在 (増加率) 658,146 (12.7) 10,115,688 (13.0) 734,623 (11.6) 11,402,593 (12.7) 純増加 (増加率) (△ 10.5) 74,093 1,166,671 (3.9) 76,477 (3.2) 1,286,904 (10.3) 業務の状況を示す指標等 − 14,261 失効 その他の異動による減少 (注) 1.金額は、死亡保険、生死混合保険、年金払特約の主要保障部分の合計です。 2.件数は、被保険者数を表します。 1.8 契約者配当の状況 1)平成 24 年度の状況 平成 25 年度における保険契約者配当金支払のため、平成 24 年度末(平成 25 年 3 月末)に、6,159 百万円 を保険契約者配当準備金に繰入れました。この結果、平成 24 年度末における保険契約者配当準備金の残高は、 6,640 百万円となっています。 2)平成 23 年度の状況 平成 24 年度における保険契約者配当金支払のため、平成 23 年度末(平成 24 年 3 月末)に、6,647 百万円 を保険契約者配当準備金に繰入れました。この結果、平成 23 年度末における保険契約者配当準備金の残高は、 6,328 百万円となっています。 45 2 保険契約に関する指標等 2.1 保有契約増加率 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 91.7% 69.5% △ 19.5% △ 36.7% 13.0% 12.7% − − 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 2.2 新契約平均保険金及び保有契約 平均保険金(個人保険) 区 分 平成 23 年度 新契約平均保険金 保有契約平均保険金 (単位:千円) 平成 24 年度 2 2 47 54 (注) 新契約平均保険金については、転換契約を含みません。 2.4 解約失効率(対年度始) 2.3 新契約率(対年度始) 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 3.1% 3.4% 個人年金保険 − − 団体保険 − 0.0% 個人保険 2.5 個人保険新契約平均保険料(月払契約) (単位:円) 平成 23 年度 平成 24 年度 6,761 6,836 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 個人保険 11.8% 12.0% 個人年金保険 16.6% 36.2% 0.0% − 団体保険 2.6 死亡率(個人保険主契約) 件数率 金額率 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 0.36‰ 0.52‰ 0.49‰ 1.21‰ (注)転換契約は含みません 2.8 事業費率(対収入保険料) 2.7 特約発生率(個人保険) 平成 区 分 災害死亡保障契約 障害保障契約 災害入院保障契約 疾病入院保障契約 成人病入院保障契約 疾病・傷害手術保障契約 成人病手術保障契約 46 23 年度 平成 24 年度 件数 − − 金額 − − 件数 − − 金額 − − 件数 − − 金額 − − 件数 − − 金額 − − 件数 − − 金額 − − 件数 − − 件数 − − 平成 23 年度 平成 24 年度 12.3% 12.1% 2.9 保険契約を再保険に付した場合における、 再保険を引き受けた主要な保険会社等の数 平成 23 年度 平成 24 年度 5社 5社 2.10 保険契約を再保険に付した場合における、 再保険を引き受けた保険会社等のうち、 支払再保険料の額が大きい上位 5 社に対 する支払再保険料の割合 平成 23 年度 100.0% 平成 24 年度 100.0% 2.11 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の格付機関による 格付けに基づく区分ごとの支払再保険料の割合 格付区分 平成 23 年度 A − 以上 平成 24 年度 100.0% 100.0% BBB − 以上 − − その他 − − (注) 1.格付けは、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるものに基づいております。 2.格付けは、平成 23 年度については平成 24 年 3 月末時点、平成 24 年度については平成 25 年 3 月末時点のものに基づいております。 2.12 未だ収受していない再保険金の額 (単位:百万円) 平成 23 年度 平成 24 年度 212 432 2.13 第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、発生保険金額の経過保険料に対する割合 平成 23 年度 平成 24 年度 14.3% 13.8% 医療(疾病) − − がん − − 介護 その他 業務の状況を示す指標等 区 分 第三分野発生率 − − 14.3% 13.8% (注) 1.発生保険金額は、保険金・給付金額等の支払額、対応する支払備金繰入額(保険業法施行規則第 72 条に定める既発生未報告分 を除く)及び保険金支払に係る事業費等の合計額としています。 2.経過保険料は、年度始保有契約と年度末保有契約の年換算保険料の和半としています。 3 経理に関する指標等 3.1 支払備金明細表 (単位:百万円) 区 分 死亡保険金 災害保険金 保険金 高度障害保険金 満期保険金 その他 小計 年金 給付金 解約返戻金 保険金据置支払金 その他共計 平成 23 年度末 平成 24 年度末 1,457 1,219 − − 247 350 − − 2 6 1,707 1,576 0 6 2,332 2,605 266 10 − − 4,306 4,198 47 3.2 責任準備金明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度末 個人保険 (一般勘定) 平成 24 年度末 186 317 186 317 − − 13,007 8,918 (一般勘定) 88 88 (特別勘定) 12,919 8,829 1,202 1,342 (一般勘定) 1,202 1,342 (特別勘定) − − (特別勘定) 個人年金保険 団体保険 責任準備金 (危険準備金を除く) − − (一般勘定) 団体年金保険 − − (特別勘定) − − − − (一般勘定) − − (特別勘定) − − その他 小計 14,396 10,578 (一般勘定) 1,476 1,748 (特別勘定) 12,919 8,829 8,038 9,004 危険準備金 合計 22,434 19,582 (一般勘定) 9,515 10,752 (特別勘定) 12,919 8,829 3.3 責任準備金残高の内訳 (単位:百万円) 区 分 保険料積立金 未経過保険料 払戻積立金 危険準備金 年度末合計 平成 23 年度末 13,185 1,211 − 8,038 22,434 平成 24 年度末 9,222 1,356 − 9,004 19,582 3.4 個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、積立率、残高(契約年度別) 1)責任準備金の積立方式、積立率 区 分 積立方式 標準責任準備金対象契約 標準責任準備金対象外契約 積立率(危険準備金を除く) 平成 23 年度末 平成 24 年度末 平成 8 年大蔵省告示 第 48 号に定める方式 平成 8 年大蔵省告示 第 48 号に定める方式 − − 100.0% 100.0% (注)1.積立方式及び積立率は、個人保険及び個人年金保険を対象としています。なお、団体保険及び団体年金保険の責任準備金は積立 方式という概念がないため、上記には含んでいません。 2.積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第 48 号に定める方式により、また、標準責任準備 金対象外契約に関しては平準純保険料式により計算した保険料積立金、及び未経過保険料に対する積立率を記載しています。 48 2)責任準備金残高(契約年度別) (単位:百万円、%) 契約年度 責任準備金残高 予定利率 ∼ 1980 年度 − − 1981 年度 ∼ 1985 年度 − − 1986 年度 ∼ 1990 年度 − − 1991 年度 ∼ 1995 年度 − − 1996 年度 ∼ 2000 年度 − − 2001 年度 ∼ 2005 年度 0 0.8 ∼ 1.5 2006 年度 ∼ 2010 年度 319 0.1 ∼ 1.5 2011 年度 44 1.5 2012 年度 41 0.8 ∼ 1.5 (注) 1.「責任準備金残高」は、個人保険及び個人年金保険の責任準備金(特別勘定の責任準備金及び危険準備金を除く)を記載しています。 2.「予定利率」については、各契約年度別の責任準備金に係る主な予定利率を記載しています。 3.5 特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の額を最低保証している保険契約に係る一般勘定の責 任準備金の残高、算出方法、その計算の基礎となる係数 業務の状況を示す指標等 1)責任準備金残高(一般勘定) (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度末 平成 24 年度末 責任準備金残高(一般勘定) 58 0 (注) 1.保険業法施行規則第 149 条に規定する保険契約(標準責任準備金対象契約)を対象としています。 2.責任準備金残高(一般勘定)は、最低保証に係る保険料積立金を記載しています。 2)算出方法、その計算の基礎となる係数 イ . 算出方法 平成 8 年大蔵省告示第 48 号第 5 項第 1 号イに定める標準的方式 ロ . 予定死亡率 平成 8 年大蔵省告示第 48 号第 5 項第 1 号ロに定める率 ハ . 割引率 平成 8 年大蔵省告示第 48 号第 5 項第 1 号ハに定める率 二 . 期待収益率及びボラティリティ 平成 8 年大蔵省告示第 48 号第 5 項第 1 号ニに定める率とし、規定されていない邦貨建短期資金のボラティリティ については、0.2%を使用しています。 3.6 契約者配当準備金明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 個人年金保険 団体保険 当期首現在高 − − 利息による増加 − − − 配当金支払による減少 − − 5,554 当期繰入額 − − 6,647 − − 6,328 (−) (−) − − 当期末現在高 当期首現在高 平成 24 年度 個人保険 5,235 (−) 6,328 利息による増加 − − − 配当金支払による減少 − − 5,846 当期繰入額 − − 6,159 − (−) − (−) 6,640 当期末現在高 (−) (注)( )内は、うち積立配当金額です。 49 3.7 引当金明細表 (単位:百万円) 区 分 貸倒引当金 当期首残高 当期末残高 当期増減額 一般貸倒引当金 − − − 個別貸倒引当金 − − − 計上の理由及び算定方法 − − − 退職給付引当金 346 381 34 貸借対照表注記事項に記載 価格変動準備金 33 40 7 同 上 特定海外債権引当勘定 3.8 特定海外債権引当勘定の状況 貸倒引当金はありませんので、該当ありません。 3.9 資本金等明細表 外国保険会社の日本支店であるため、該当ありません。 3.10 保険料明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 個人保険 (うち一時払) (うち年払) (うち半年払) (うち月払) 188 289 188 289 個人年金保険 (うち一時払) (うち年払) (うち半年払) (うち月払) − − − − − − − − − − 28,888 33,132 − − − 団体保険 団体年金保険 その他共計 − − − − − 29,076 33,422 3.11 保険金明細表 (単位:百万円) 団体年金 保険 財形保険 その他の 平成 24 年度 平成 23 年度 財形年金保険 保険 合計 合計 個人保険 個人年金 保険 団体保険 死亡保険金 0 51 6,927 − − − 6,980 6,092 災害保険金 − − − − − − − − 高度障害保険金 − − 607 − − − 607 328 満期保険金 − − − − − − − − その他 − − 54 − − − 54 21 0 51 7,590 − − − 7,642 6,441 区 分 合計 3.12 年金明細表 (単位:百万円) 個人保険 − 個人年金 保険 団体年金 保険 団体保険 − 26 財形保険 財形年金保険 − その他の 保険 − 平成 24 年度 合計 平成 23 年度 合計 26 300 − 3.13 給付金明細表 (単位:百万円) 区 分 個人保険 個人年金 保険 団体保険 団体年金 保険 死亡給付金 − − − − − − − − 入院給付金 15 − − − − − 15 11 手術給付金 8 − − − − − 8 4 障害給付金 − − − − − − − − 生存給付金 − − − − − − − − その他 − − 8,061 − − − 8,061 6,879 合計 24 − 8,061 − − − 8,085 6,895 (注) その他には、診断給付金が含まれます。 50 その他の 平成 24 年度 平成 23 年度 財形保険 保険 財形年金保険 合計 合計 3.14 解約返戻金明細表 (単位:百万円) 個人保険 個人年金 保険 12 6,133 団体年金 保険 団体保険 − 財形保険 財形年金保険 − その他の 保険 − − 平成 24 年度 合計 平成 23 年度 合計 6,146 2,703 3.15 減価償却費明細表 (単位:百万円) 区 分 取得原価 当期償却額 減価償却累計額 当期末残高 償却累計率 12 71 67 51.4% 87 6 33 53 38.4% リース資産 − − − − − その他の有形固定資産 52 6 38 14 73.1% 593 60 276 317 46.6% ソフトウェア 473 60 276 197 58.3% その他の無形固定資産 119 − − 119 − − − − − − 733 73 348 385 47.5% 建物 無形固定資産 その他 合計 業務の状況を示す指標等 139 有形固定資産 3.16 事業費明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 営業活動費 631 営業管理費 3 25 一般管理費 2,936 3,324 合計 3,571 4,040 690 (注) 一般管理費のうち、生命保険契約者保護機構に対する負担金は次のとおりです。 (平成 23 年度:34 百万円、平成 24 年度:43 百万円) なお、保険契約者保護基金に対する負担金はありません。 3.17 税金明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 国税 消費税 地方法人特別税 印紙税 登録免許税 その他の国税 26 30 26 0 29 0 地方税 地方消費税 法人住民税 法人事業税 固定資産税 不動産取得税 事業所税 その他の地方税 38 41 35 0 38 0 − − 合計 64 71 − − − − − − 2 − − 0 − − − 2 3.18 リース取引 リース取引は行っておりません。 3.19 借入金残存期間別残高 借入金はありませんので、該当ありません。 51 4 資産運用に関する指標等 4.1 平成 24 年度の資産の運用状況 1)運用環境 平成 24 年度の日本経済は、海外経済の減速懸念を反映し輸出が減少するなど、年度前半は軟調に推移しま したが、年度末にかけ、国内需要の持ち直し、海外景気の好転や円安進行を受けた輸出の増加を背景に回復 に向かう展開となりました。 こうした国内経済情勢のもと、運用環境は次のとおりとなりました。 国内株式市場は、欧州財政問題の再燃や円高に伴う国内景気への下押し圧力を受け、年度前半は下落基調で 推移しましたが、年度末にかけて、自民党新政権による大胆な金融緩和や積極的な財政政策への期待が高ま る中、円安進行を支援材料に急速に回復へと向かいました。この結果、当年度末の日経平均株価は対前年度 末 2,314 円 35 銭上昇の 12,397 円 91 銭となりました。 国内長期金利は、年度前半は欧州財政問題や内外の景気減速懸念、年度後半は米国の「財政の崖」問題や次 期日本銀行総裁による大胆な金融緩和期待を背景に、年度を通して低下基調で推移しました。この結果、当 年度末の国内長期金利は対前年度末 0.425% 低下の 0.560% となりました。 円ドルの為替相場は、米国の追加金融緩和策等を背景に年度前半は歴史的円高水準で推移しましたが、日本 銀行の金融緩和に対する期待や米国の経済指標が好調だったことから年度末にかけ急速に円安が進行しまし た。この結果、当年度末の円ドル・レートは対前年度末 11 円 86 銭の円安ドル高の 94 円 05 銭となりました。 円ユーロの為替相場は、年度前半は欧州財政問題の再燃から弱含みましたが、ギリシャ支援の合意や日本の 金融緩和への期待からユーロは買い戻される展開となりました。年度末にかけ、キプロス救済を巡る混乱、 総選挙を行ったイタリアの政権樹立が難航したことをマイナス材料に再びユーロが売られる場面もあったも のの、当年度末の円ユーロ・レートは対前年度末 10 円 93 銭円安ユーロ高の 120 円 73 銭となりました。 2 )当社の運用方針 当社は、安定した利息収入の確保と資産の健全性維持を目標とした資産運用を行っています。具体的には、 流動性に配慮しつつ、安全性、収益性の優先順位に基づき、高格付けの円建て公社債を中核とした運用を行っ ています。 3)運用実績の概況 当年度も当社の運用方針に鑑み、円建て公社債を中核とした運用を行いました。年度末における一般勘定の 主な資産構成は国内公社債(国債)59.9%、外国証券(円建外債)18.1%、その他の証券(マネー・リザーブ・ ファンドなど)5.7% となりました。 資産運用収益は、有価証券利息・配当金が増加したことにより、前年度比 17 百万円増の 317 百万円となり ました。一方で、資産運用費用は前年度比 1 百万円減の 47 百万円となりました。その結果、一般勘定資産 運用関係収支は前年度から 18 百万円増加し 270 百万円となりました。 52 イ . 資産の構成 (単位:百万円、%) 区 分 現預金・コールローン 平成 23 年度末 金 額 平成 24 年度末 占 率 金 額 占 率 2,218 5.4 3,209 7.0 買現先勘定 − − − − 債券貸借取引支払保証金 − − − − 買入金銭債権 − − − − 商品有価証券 − − − − 金銭の信託 有価証券 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 − − − − 35,683 86.3 38,217 83.7 24,789 60.0 27,335 59.9 − − − − 7,593 18.4 8,280 18.1 7,593 18.4 8,280 18.1 − − − − 3,301 8.0 2,601 5.7 − − − − 不動産 28 0.1 53 0.1 2,710 6.6 2,760 6.0 696 1.7 1,421 3.1 − − − − 41,337 100.0 45,662 100.0 − − − − 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 合計 外貨建資産 業務の状況を示す指標等 貸付金 ロ . 資産の増減 (単位:百万円) 区 分 現預金・コールローン 平成 23 年度 平成 24 年度 △ 1,875 991 買現先勘定 − − 債券貸借取引支払保証金 − − 買入金銭債権 − − 商品有価証券 − − 金銭の信託 有価証券 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 貸付金 不動産 − − 4,911 2,533 1,250 2,546 − − 1,658 686 1,658 686 − − 2,001 △ 699 − − △1 25 △ 216 49 その他 39 725 貸倒引当金 − − 2,857 4,325 − − 繰延税金資産 合計 外貨建資産 53 4.2 運用利回り 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 0.08% 0.09% 買現先勘定 − − 債券貸借取引支払保証金 − − 買入金銭債権 − − 商品有価証券 − − 現預金・コールローン 金銭の信託 有価証券 うち公社債 うち株式 うち外国証券 貸付金 うち一般貸付 不動産 一般勘定計 − − 0.86% 0.88% 0.81% 0.79% − − 1.28% 1.37% − − − − − − 0.65% 0.64% (注) 利回り計算式の分母は、帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損益中、資産運用収益−資産運用費用として算出した利回りです。 4.3 主要資産の平均残高 (単位:百万円) 区 分 現預金・コールローン 平成 24 年度 2,177 2,829 買現先勘定 − − 債券貸借取引支払保証金 − − 買入金銭債権 − − 商品有価証券 − − 金銭の信託 − − 34,034 35,885 25,157 25,941 有価証券 うち公社債 うち株式 うち外国証券 貸付金 うち一般貸付 不動産 一般勘定計 うち海外投融資 54 平成 23 年度 − − 6,846 7,845 − − − − 28 47 39,077 42,483 6,846 7,845 4.4 資産運用収益明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 利息及び配当金等収入 平成 24 年度 268 283 商品有価証券運用益 − − 金銭の信託運用益 − − 売買目的有価証券運用益 − − 有価証券売却益 31 34 有価証券償還益 − − 金融派生商品収益 − − 為替差益 − − 貸倒引当金戻入額 − − その他運用収益 − − 300 317 合計 4.5 資産運用費用明細表 (単位:百万円) 平成 23 年度 平成 24 年度 0 0 商品有価証券運用損 − − 金銭の信託運用損 − − 売買目的有価証券運用損 − − 有価証券売却損 5 1 有価証券評価損 − − 有価証券償還損 − − 金融派生商品費用 − − 為替差損 − − 貸倒引当金繰入額 − − 貸付金償却 − − 賃貸用不動産等減価償却費 − − その他運用費用 42 45 合計 48 47 業務の状況を示す指標等 区 分 支払利息 4.6 利息及び配当金等収入明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 預貯金利息 有価証券利息・配当金 公社債利息 平成 24 年度 1 2 266 280 174 175 株式配当金 − − 外国証券利息配当金 90 104 − − 貸付金利息 不動産賃貸料 その他共計 − − 268 283 4.7 有価証券売却益明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 国債等債券 30 30 株式等 − − 外国証券 その他共計 1 4 31 34 55 4.8 有価証券売却損明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 国債等債券 0 0 − − 外国証券 5 0 その他共計 5 1 株式等 4.9 有価証券評価損明細表 減損処理した有価証券はございません。 4.10 商品有価証券明細表 商品有価証券は保有しておりませんので、該当ありません。 4.11 商品有価証券売買高 商品有価証券は保有しておりませんので、該当ありません。 4.12 有価証券明細表 (単位:百万円) 平成 23 年度末 区 分 金 額 平成 24 年度末 占 率 金 額 占 率 24,789 69.5% 27,335 71.5% 地方債 − − − − 社債 − − − − − − − − − − − − 国債 うち公社・公団債 株式 7,593 21.3% 8,280 21.7% 公社債 7,593 21.3% 8,280 21.7% 株式等 − − − − 外国証券 その他の証券 合計 3,301 9.3% 2,601 6.8% 35,683 100.0% 38,217 100.0% 4.13 有価証券残存期間別残高 (単位:百万円) 区 分 平 成 23 年 度 末 平 成 24 年 度 末 1 年以下 1 年超 3 年以下 3 年超 5 年以下 5 年超 7 年以下 7 年超 10 年以下 10 年超 (期間の定めのない ものを含む) 合計 国債 4,457 6,976 7,944 2,577 2,833 − 24,789 外国証券 2,099 2,987 2,505 − − − 7,593 2,099 2,987 2,505 − − − 7,593 − − − − − 3,301 3,301 公社債 その他の証券 合計 6,556 9,964 10,450 2,577 2,833 3,301 35,683 国債 3,833 4,876 6,302 4,268 8,054 − 27,335 外国証券 1,805 3,934 2,541 − − − 8,280 1,805 3,934 2,541 − − − 8,280 − − − − − 2,601 2,601 5,638 8,810 8,843 4,268 8,054 2,601 38,217 公社債 その他の証券 合計 4.14 保有公社債の期末残高利回り 区 分 平成 23 年度末 平成 24 年度末 公社債 0.88% 0.70% 外国公社債 1.44% 1.30% (注) 平成 24 年度末より利回りの表示を直接利回りから簿価最終利回りに変更しております。なお、平成 23 年度末の簿価最終利回りは 公社債 0.69%、外国公社債 1.36%です。 4.15 業種別株式保有明細表 株式は保有しておりませんので、該当ありません。 56 4.16 貸付金明細表 当社では、保険約款貸付及び一般貸付を行なっておりません。したがいまして「貸付金明細表」、「貸付 金残存期間別残高」、 「国内企業向け貸付金企業規模別内訳」、 「貸付金業種別内訳」、 「貸付金使途別内訳」、 「貸付金地域別内訳」及び「貸付金担保別内訳」の掲載を省略します。 4.17 有形固定資産明細表 1)有形固定資産の明細 (単位:百万円) 区 分 平 成 23 年 度 末 24 年 度 末 当期 増加額 当期 減少額 当期 償却額 当期末 残高 減価償却 累計額 償却 累計率 土地 − − − − − − − 建物 29 4 0 5 28 28 50.4% リース資産 − − − − − − − 建設仮勘定 − − − − − − − その他の有形固定資産 25 1 2 6 17 32 65.6% 57.5% 合計 55 5 3 12 45 61 土地 − − − − − − − 建物 28 33 1 6 53 33 38.4% リース資産 − − − − − − − 建設仮勘定 − − − − − − − その他の有形固定資産 17 3 0 6 14 38 73.1% 合計 45 36 1 12 67 71 51.4% 業務の状況を示す指標等 平 成 当期首 残高 2)不動産残高及び賃貸用ビル保有数 営業用及び賃貸用不動産は所有しておりません。 4.18 固定資産等処分益明細表 該当ありません。 4.19 固定資産等処分損明細表 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 平成 24 年度 有形固定資産 3 1 土地 − − 建物 0 1 − − リース資産 その他 2 0 無形固定資産 − 0 その他 − − 3 1 合計 4.20 賃貸用不動産等減価償却費明細表 賃貸用不動産は所有しておりませんので、該当ありません。 4.21 海外投融資の状況 1)資産別明細 イ . 外貨建資産 外貨建て資産は保有しておりません。 ロ . 円貨額が確定した外貨建資産 外貨建て資産は保有しておりません。 ハ . 円貨建資産 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度末 金 額 平成 24 年度末 占 率 金 額 占 率 公社債(円建外債)・その他 7,593 100.0% 8,280 100.0% 小計 7,593 100.0% 8,280 100.0% 二 . 合計 (単位:百万円) 海外投融資 7,593 100.0% 8,280 100.0% 57 2)地域別構成 (単位:百万円) 平成 23 年度末 外国証券 区 分 公社債 非居住者貸付 株式等 金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率 北米 2,707 35.7% 2,707 35.7% − − − − ヨーロッパ 2,881 38.0% 2,881 38.0% − − − − オセアニア 1,504 19.8% 1,504 19.8% − − − − アジア 499 6.6% 499 6.6% − − − − 中南米 − − − − − − − − 中東 − − − − − − − − アフリカ − − − − − − − − 国際機関 − − − − − − − − 7,593 100.0% 7,593 100.0% − − − − 合計 平成 24 年度末 外国証券 区 分 公社債 非居住者貸付 株式等 金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率 北米 1,222 14.8% 1,222 14.8% − − − − ヨーロッパ 5,231 63.2% 5,231 63.2% − − − − オセアニア 1,323 16.0% 1,323 16.0% − − − − 502 6.1% 502 6.1% − − − − アジア 中南米 − − − − − − − − 中東 − − − − − − − − アフリカ − − − − − − − − 国際機関 合計 − − − − − − − − 8,280 100.0% 8,280 100.0% − − − − 4.22 海外投融資利回り 平成 23 年度 平成 24 年度 1.28% 1.37% 公共関係への投融資は行っておりません。 4.23 公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額) 4.24 各種ロ-ン金利 一般貸付、住宅ローン、消費者ローンなど貸付業務は行っておりません。 4.25 その他の資産明細表 (単位:百万円) 取得原価 当期増加額 当期減少額 減価償却 累計額 期末残高 その他 2 2 − 1 2 合計 2 2 − 1 2 資産の種類 58 摘要 5 有価証券等の時価情報(一般勘定) 5.1 有価証券の時価情報 1)売買目的有価証券の評価損益 売買目的の有価証券は保有しておりませんので、該当ありません。 2)有価証券の時価情報 (売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの) (単位:百万円) 平成 23 年度末 区 分 帳簿 価額 − − − 差損益 時価 差益 − − − − − − − − − 35,339 35,683 24,441 24,789 344 347 374 347 − − 7,596 7,596 7,593 7,593 − − − − △3 △3 − − − − − 3,301 3,301 35,339 35,683 24,441 24,789 344 347 − − − − − − − 7,596 7,596 7,593 7,593 3,301 3,301 − − − − − − − − − △3 △3 − − − − − 差損 − 26 26 − − − − − 374 347 − 26 26 − − − − − − − − 帳簿 価額 − − − 差損益 時価 差益 差損 − − − − − − − − − − − − 29 37,618 38,217 0 26,822 27,335 598 512 599 513 0 0 85 85 − − − − − − − − 85 85 − − − − − − − − − − − − − 29 37,618 38,217 0 26,822 27,335 598 512 599 513 0 0 85 85 85 85 − − − 29 29 8,194 8,194 8,280 8,280 2,601 2,601 − − − − − − − − − − − − − 29 29 8,194 8,194 8,280 8,280 2,601 2,601 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 業務の状況を示す指標等 満期保有目的の債券 責任準備金対応債券 子会社・関連会社株式 その他有価証券 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 買入金銭債権 譲渡性預金 その他 合 計 公社債 株式 外国証券 公社債 株式等 その他の証券 買入金銭債権 譲渡性預金 その他 平成 24 年度末 − − − − − − − − (注) 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は保有しておりません。 5.2 金銭の信託の時価情報 金銭の信託の保有はございません。 5.3 デリバティブ取引の時価情報 デリバティブ取引は行っておりませんので、該当ありません。 6 証券化商品等への投資及びサブプライム関連投資の状況 証券化商品等への投資及びサブプライム関連の投資は行っておりません。 7 保険会社の運営 7.1 リスク管理の体制 7.2 法令遵守の体制 ······································································································································ P.20 をご覧ください。 ·········································································································································· P.21 をご覧ください。 7.3 法第 121 条第 1 項第 1 号の確認 (第三分野保険に係るものに限る。)の合理性及び妥当性 ·················································· P.22 をご覧ください。 ···················································································· P.22 をご覧ください。 ························································································· P.22 をご覧ください。 7.4 指定生命保険業務紛争解決機関について 7.5 個人データ(個人情報)保護について 7.6 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針 7.7 利益相反の管理について ·········································································· P.25 をご覧ください。 ······················································································································· P.25 をご覧ください。 59 Ⅳ. 特別勘定に関する指標等 1 特別勘定資産残高の状況 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度末 個人変額保険 個人変額年金保険 団体年金保険 特別勘定計 平成 24 年度末 − − 13,008 8,839 − − 13,008 8,839 2 個人変額保険及び個人変額年金保険特別勘定資産の運用の経過 (特別勘定の資産分類と運用方針) ■ 株価指数参照型国内債券 株価指数を指標として取り引きされる金融派生商品(デリバティブ)を内包した債券などに投資することによ り、定期的な収益分配を目指しつつ、一定の条件のもとで特定ファンド資金(一時払保険料のうち特定ファン ドを指定した金額)を確保することを目指します。価格変動リスク、信用リスク等があります。 ■ 為替参照型国内債券 為替レートを指標として取り引きされる金融派生商品(デリバティブ)を内包した債券などに投資することに より、定期的な収益分配を目指しつつ、一定の条件のもとで一時払保険料を確保することを目指します。価格 変動リスク、金利変動リスク、為替リスク、信用リスク等があります。 ■ 日本株式 日本株式及び日本株式を主な投資対象とする証券投資信託に投資し、資産の長期的な成長を目指します。日本 の株式の価格変動リスク、信用リスク等があります。 ■ 海外株式 世界各国の上場株式及び世界各国の上場株式を主な投資対象とする証券投資信託に投資し、資産の長期的な成 長を目指します。世界の株式の価格変動リスク、為替リスク等があります。 ■ 海外債券 世界の公社債及び世界の公社債を主な投資対象とする証券投資信託に投資し、資産の長期的な安定成長を目指 します。価格変動リスク、為替リスク、流動性リスク、信用リスク等があります。 ■ ハイブリッドバランス 日本を含む世界の株式・債券などへ分散投資を行う一方、先物や為替予約を利用して、元本割れリスクを低減 しつつ安定的に収益を確保することを目指します。価格変動リスク、先物取引等リスク、為替リスク、信用リ スク等があります。 ■ 円建短期金融資産 内外の公社債及びコマーシャル・ペーパーを中心に投資し、元本の安全性に配慮し、安定した収益の確保を目 指して安定運用を行います。価格変動リスク、信用リスク、流動性リスク等があります。 【変額個人年金保険Ⅱ型】 資産分類 60 特別勘定名 特別勘定 設定日 ユニットプライスの状況 平成 23 年度末 平成 24 年度末 (運用終了) 株価指数参照型国内債券 特定ファンド N0704 2007/3/1 60.35 株価指数参照型国内債券 特定ファンド N0804 2008/3/10 79.19 株価指数参照型国内債券 特定ファンド N0806 2008/4/28 73.58 90.77 株価指数参照型国内債券 特定ファンド N0810 2008/8/18 95.89 103.90 日本株式 日本株式インデックス型 NK 2006/3/6 61.32 75.06 海外株式 海外株式インデックス型 PR 2006/3/6 73.83 93.66 海外債券 海外債券インデックス型 NK 2006/3/6 88.97 102.43 ハイブリッドバランス ハイブリッドバランス型 UA 2006/3/6 73.77 70.66 円建短期金融資産 マネーファンド NK 2006/3/6 96.71 96.02 98.72 【変額個人年金保険Ⅱ型(07)】 資産分類 特別勘定 設定日 特別勘定名 ユニットプライスの状況 平成 23 年度末 平成 24 年度末 98.72 株価指数参照型国内債券 特定ファンド N0804 2008/3/10 79.19 株価指数参照型国内債券 特定ファンド N0806 2008/4/28 73.58 90.77 株価指数参照型国内債券 特定ファンド N0810 2008/8/18 95.89 103.90 日本株式 日本株式インデックス型 NK 2006/3/6 61.32 75.06 海外株式 海外株式インデックス型 PR 2006/3/6 73.83 93.66 海外債券 海外債券インデックス型 NK 2006/3/6 88.97 102.43 ハイブリッドバランス ハイブリッドバランス型 UA 2006/3/6 73.77 70.66 円建短期金融資産 マネーファンド NK 2006/3/6 96.71 96.02 【変額個人年金保険Ⅲ型】 資産分類 特別勘定 設定日 特別勘定名 ユニットプライスの状況 平成 23 年度末 平成 24 年度末 2007/7/6 65.25 82.14 特定ファンド U0708A 為替参照型国内債券 特定ファンド U0709A 2007/8/8 72.97 89.84 為替参照型国内債券 特定ファンド U0710A 2007/9/10 64.12 78.36 為替参照型国内債券 特定ファンド U0711A 2007/10/6 66.90 81.54 為替参照型国内債券 特定ファンド U0712A 2007/11/8 67.32 82.23 為替参照型国内債券 特定ファンド A0712A 2007/11/8 70.63 95.29 為替参照型国内債券 特定ファンド A0801A 2007/12/12 72.29 97.67 為替参照型国内債券 特定ファンド U0801A 2007/12/18 64.58 79.51 為替参照型国内債券 特定ファンド A0802A 2008/1/7 69.46 98.69 為替参照型国内債券 特定ファンド U0802A 2008/1/12 68.06 83.60 為替参照型国内債券 特定ファンド A0803A 2008/2/8 79.55 110.08 為替参照型国内債券 特定ファンド A0804A 2008/3/8 72.97 100.91 為替参照型国内債券 特定ファンド A0805A 2008/4/8 67.32 96.30 為替参照型国内債券 特定ファンド A0806A 2008/5/10 62.32 87.38 為替参照型国内債券 特定ファンド A0807A 2008/6/7 61.14 85.79 為替参照型国内債券 特定ファンド A0808A 2008/7/8 68.91 98.38 為替参照型国内債券 特定ファンド A0809A 2008/8/8 90.70 109.25 為替参照型国内債券 特定ファンド A0810A 2008/9/13 104.60 (運用終了) 株価指数参照型国内債券 特定ファンド J0903A 2009/2/5 107.45 (運用終了) 株価指数参照型国内債券 特定ファンド J0904A 2009/3/5 107.52 (運用終了) 円建短期金融資産 マネーファンド NK 2008/3/7 100.00 特別勘定に関する指標等 為替参照型国内債券 100.00 3 個人変額保険及び個人変額年金保険の状況 3.1 個人変額保険 個人変額保険は保有しておりませんので、該当ありません。 3.2 個人変額年金保険 1)保有契約高 (単位:件、百万円) 区 分 個人変額年金保険 平成 23 年度末 件 数 3,972 平成 24 年度末 金 額 15,446 件 数 2,481 金 額 9,691 61 2)年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度末 金 額 平成 24 年度末 構成比 金 額 構成比 354 2.7% 61 0.7% 11,988 92.2% 7,753 87.7% 公社債 − − − − 株式 − − − − 外国証券 − − − − 公社債 − − − − 株式等 − − − − 11,988 92.2% 7,753 87.7% 現預金・コールローン 有価証券 その他の証券 貸付金 − − − − その他 664 5.1% 1,025 11.6% 貸倒引当金 合計 − − − − 13,008 100.0% 8,839 100.0% 3)個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況 (単位:百万円) 区 分 平成 23 年度 利息配当金等収入 平成 24 年度 380 190 有価証券売却益 2 4 有価証券償還益 245 422 有価証券評価益 3,717 2,690 為替差益 − − 金融派生商品収益 − − − − 有価証券売却損 その他の収益 290 48 有価証券償還損 327 19 有価証券評価損 2,869 1,232 為替差損 − − 金融派生商品費用 − − その他の費用 収支差額 − − 856 2,008 4)個人変額年金保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報 イ . 売買目的有価証券の評価損益 (単位:百万円) 平成 23 年度末 区 分 売買目的有価証券 貸借対照表 計上額 平成 24 年度末 当期の損益に 含まれた評価損益 11,988 847 貸借対照表 計上額 当期の損益に 含まれた評価損益 7,753 1,458 ロ . 金銭の信託の時価情報 金銭の信託の保有はございません。 ハ . 個人変額年金保険特別勘定のデリバティブ取引の時価情報 デリバティブ取引は行っておりません。 Ⅴ. 信託業務に関する指標 信託業務は行っておりません。 Ⅵ. 保険会社及びその子会社等の状況 子会社等は保有しておりません。 62 特別勘定に関する指標等 信託業務に関する指標 保険会社及びその子会社等の状況 63 カーディフ生命保険会社 (カーディフ・アシュアランス・ヴィ) 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町 20-1 渋谷インフォスタワー 9 階 代表電話 03(6415)6350 お客さま相談室 電話 03(6415)8275 受付時間 9:00 ~ 18:00 (祝日、年末年始を除く月曜日~金曜日) ホームページ カーディフグループ カーディフ生命保険会社 www.cardif.co.jp www.cardif.co.jp/vie
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