2014 年 12 月 日本フードサービス学会 会 員 各位 日本フードサービス学会 研究委員長 伊藤 匡美 2015 年度第8・9回研究部会 (研究助成中間報告会)のご案内 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は研究部会の運営にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 さて標題の件、下記の通り開催いたしますので、ご多用とは存じますが奮ってご参加下さいますようお願 い申し上げます。 敬具 記 1.日 時 2016 年 1 月 28 日(木)18:00~19:30 2016 年 2 月 25 日(木)18:00~19:30 2.会 場 JFセンター会議室(別紙地図参照) 東京都港区浜松町 1-29-6 浜松町セントラルビル 10 階 3.内 容 (変更する場合がございます。ご了承下さい。) ◆2016 年 1 月 28 日(木)18:00~19:30◆ 1) 『ファミリーレストラン業における共感を呼ぶ物語広告に関する研究 -来店意図とブランド評価の向上に向けて-』 学習院大学大学院経営学研究科 博士後期課程3年 福田怜生 氏 学習院大学経済経営学部研究所 客員所員 深海牧子 氏 ファミリーレストラン業は、市場の成熟化や消費者のライフスタイルの変化に伴い従来競合しなかった業 態(スーパーマーケット、百貨店など)とも競争する状況に追い込まれている。このような状況に置かれた 企業は、より競争力を高めるために消費者の来店意図だけでなく、消費者とブランドとの結びつきを強化し たり企業のブランド価値を向上させる必要がある。そこで本研究では、来店意図に加え消費者と企業のブラ ンド評価の向上に向けて共感を呼ぶ物語広告に着目する。当日の発表では、広告、消費者行動研究の視点か ら共感と物語広告の効果を整理したうえで作成した広告内容や今後の調査設計について言及する。 2) 『日本料理店の外国人観光客に対する現状と外国人観光客の日本料理店に対す るニーズ』 東京経済大学現代法学部 准教授 カレイラ松崎順子 氏 訪日外国人観光客が年々増えており、2013 年には初めて念願であった 1000 万人を超し、さらに同年 に「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、2020 年度の東京オリンピック に向けて、フードサービス産業、特に日本食を提供するフードサービス産業は外国人観光客に対応するため の様々な取り組みを行うものと思われる。ゆえに本研究では外国人観光客の日本料理店に対する感想・ニー ズを明らかにすることにした。具体的には日本の主な観光地の日本料理店に対する外国人観光客の TRIPADVISOR 上の英語のレビュー2,133 件のデーターベースを作成し、テキストマイニングソフトによ り単語頻度分析・係り受け頻度分析・ことばネットワーク分析を日本料理店の種類別(寿司・天ぷら屋・そ ばうどん・しゃぶしゃぶ 鍋料理・お好み焼き・居酒屋・日本料理・ラーメン・とんかつ 串カツ)に行い、 さらに、特徴語・特徴表現分析を行った。 ◆2016 年 2 月 25 日(木)18:00~19:30◆ 1) 『外食産業におけるサービス・モジュール化による新たなサービス創出に関する 研究』 神戸大学大学院経営学研究科 博士後期課程3年 粘逸彦 氏 関西大学商学部 准教授 西岡 健一 氏 神戸大学大学院経営学研究科 教授 南知惠子 氏 本研究の目的は、サービス・モジュールの概念を適用することにより、企業はどのように他のサービス企 業と提携し、新たなサービスを展開するかのメカニズムを解明することである。また、そこで形成された企 業間のオペレーション・システムとそのオペレーション・パフォーマンスの変化を明らかにする。 オペレーション・プロセスを解明するために、本研究ではインタビュー調査を中心とした事例研究を行っ た。現段階の調査から明らかになったことは、レストラン・ウエディングの展開には2つのパターンがある ということである。1つはホテルが、ウエディング部門の業績不振により消極的にレストラン・ウエディン グを展開しているパターン、他はレストランが少人数婚の潮流に乗りレストラン・ウエディングを展開して いるパターンである。2つの相違点は、それぞれの企業主体が違うため、レストラン・ウエディングにおけ るモジュール構成は同じものの、オペレーション・システムが異なることである。 2) 『野生鳥獣(ジビエ)の6次産業化によるバリューチェーン形成に関する研究』 ㈱農都共生総合研究所 代表取締役 川辺亮 氏 日本の農村部では鹿や猪等の鳥獣被害の拡大が深刻な問題となっている一方で、野生鳥獣の利活用事例が 増えている。このようなジビエ利活用における課題は、捕獲→解体→販売・流通→消費というサプライチェ ーンの確立である。 また、6 次産業化の観点からは、中山間地における地域活性化の柱の一つと捉えることができ、様々な取 組事例も見られる。これまでは自家消費とグルメ層対象の都市レストランでの提供が主だったが、昨今では 地場レストランにおけるメニュー化、レトルト食品等への加工や大手ファーストフードチェーンの期間限定 メニューの提供などと広がりを見せている。 今後は、地域内循環・活性化を目指す取り組みと、地産都商による売上拡大を目指すものが併存していく ものと考えられる。いずれの場合でも、バリューチェーン形成上の問題となるのは、安心・安全な一次加工 品の安定的な調達、魅力的な商品開発、そして消費者の啓発である。 4.参加申込 同封の参加申込書にご記入の上、FAXでお申し込み下さい。 ※申込締切日 1/28(木)の回・・・1/25(月) 2/25(木)の回・・・2/22(月) 5.参 加 費 無料 ※非会員の方も参加可能です。必ず事前に参加申込みをして下さい。 6.問合せ先 日本フードサービス学会事務局 担当:堀口 TEL:03-5403-1060 E-mail [email protected] 以上 FAX:03-5403-1070 日本フードサービス学会事務局 行き 日本フードサービス学会 2015 年度第 8・9 回研究部会 (研究助成中間報告会)の参加申込書 ※参加ご希望される開催日欄に○印をお入れください。 ※申込締切日:1/28 の回・・・1/15(月)、2/25 の回・・・2/22(月) 参加者氏名 役職 1/28 2/25 (申込書受理後、事務局からは特に返信は致しませんので、当日直接会場へお越し下さい) ☆ご連絡先 日本フードサービス学会研究部会会場地図 御社名 ご担当者氏名 ご担当者役職 浜松町セントラルビル 10 階 電話番号 ● JR「 浜松町 」駅より徒歩3分、都営浅草線「 大門 」駅より徒歩2分 ● 都営大江戸線「 大門 」駅より徒歩1分
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