がんばれ!チーム大分

平成 26 年度
第6号
大分県競技力向上対策本部だより
平成 27 年 3 月 19 日発行
「がんばれ!チーム大分」
事務局
〒870-8503
大分市府内町3丁目10番 1 号
大分県教育庁体育保健課内
TEL097-506-5642/FAX097-506-1812
第70回国民体育大会冬季大会が群馬県にて開催されました。厳しい練習環境に負けることなく10名の選
手が「チーム大分」の代表として戦いました。第70回国民体育大会の先陣となる冬季競技の戦いの様子をお
伝えします。
〈スケート競技〉平成 27 年 1 月 28 日~2 月 1 日「群馬県総合スポーツセンターアリーナ」
スケート競技ショートトラック種目 成年男子500m・1000mに
後藤裕介選手(アステム)が出場しました。今回で12回目の出場となる
後藤選手ですが、今大会限りで競技生活から離れる決断をしました。それ
ゆえに今年にかける意気込みは強く、母校である福岡大学スピードスケー
ト部との練習や自転車を使って
の脚力強化など例年以上に練習
を積んでの参加となりました。
結果については、500m・
1000mともに健闘及ばず、
2日間の競技を終えた後藤選手
予選を通過することはできませ
んでしたが、1000mは昨年のタイムを2秒近く更新するなど、最
後まであきらめずに力強く滑りきった姿に「チーム大分」の一員とし
ての責任と誇りを感じさせてくれました。
スタートする後藤選手(右から 2 番目)
〈スキー競技〉平成 27 年 2 月 20 日~2 月 23 日
「ホワイトリゾート尾瀬岩鞍スキー場」
スキー競技のジャイアントスラロームには、9名の選手が出場しま
した。まず、成年男子Aに出場したのは、昨年九州でトップとなる5
3位の成績を残し、更なる上位をめざす金子進太郎選手(立命館アジ
ア太平洋大学4年)でした。レース序盤は無難な滑り出しでしたが、
終盤の勝負どころで転倒し、残念ながら途中棄権となりました。二番
手は、今回国体初出場となる森平尚樹選手(九州大学2年)
。本格的に
競技を始めてまだ2年ですが、安定したすべりで見事完走し86位で
した。森祐貴選手(玖珠町)は、レース終盤残り3旗
門のところで転倒し、途中棄権となりました。
成年男子Cには、旗手を務めた板井元博選手(大分県
警察本部)、経験豊富な小関祐治選手(河村クリニック)、
久々の出場となる安部隆信選手(玖珠運輸事業協同組
合)の3名が出場しました。霧により視界が狭くなる
悪コンディションの中でしたが、全員完走を果たすこ
とができました。
成年女子Bには、山田美樹選手(ケイアイ設備サービス)と
安部早紀選手(大分銀行)が出場。荒れたコースコン
ディションの中でしたが、見事に完走しました。
最終日は、この2年間出場者がいなかった少年男子
に多田遼生選手(大分東明高校1年)が出場しました。
前夜に降った雨で雪質が悪い中でしたが、堂々とした
滑りで完走を果たしました。
スケート・スキー競技ともに入賞者はいませんでし
たが、出場した選手は「チーム大分」の一員として堂々
とした戦いぶりでした。冬季競技の健闘を、これから
の和歌山国体につなげ、
「チーム大分」一丸となって「1
0位台」を奪還しましょう。
「チーム大分」スキー競技の代表団
昨年10月に、JOCと連携して都道府県単位では全国初となる「トップアスリート就職支援ナビゲーショ
ン『アスナビ』」を県内の経済団体等のご協力をいただき実施しました。長崎国体で優勝したフェンシング競
技の大石選手や村上選手をはじめ、オリンピック・パラリンピックへの出場を目指す県出身のトップアスリー
トの就職支援に取り組んだ結果、参加した5名全員の就職が内定しました。その後も「アスナビ」に登録した
アーチェリー競技の天野選手や大分で競技生活を望むパラリンピック卓球選手の I ターン就職が決まりました。
県では、この取組で得た成果やノウハウを、
「チーム大分」の中心として国体での活躍が期待される選手の
県内定着に向けた取組につなげるため、就職支援を中心とした「アスナビ・チーム大分プロジェクト」に取り
組んでいます。これまでの取組により就職が内定した選手を紹介します。
選手の皆さんの益々の活躍を期待しています!!
【JOCアスナビ関係】
アーチェリー
佐藤 真奈美 株式会社テレビ大分
アーチェリー
天 野 良 太 九州乳業株式会社
フェンシング
大 石 栞 菜 山九株式会社
フェンシング
村 上 仁 紀 (3 月末報道発表予定)
自 転
車
一 丸 尚 伍 (3 月末報道発表予定)
ハ ゚ ラ 卓 球
板 井 淳 記 旭化成株式会社
【アスナビ・チーム大分プロジェクト関係】
ホ ッ ケ ー
河 内 伸 仁 株式会社日本シャッター産業
セーリング
後 藤 沙 季 株式会社 古城
相
撲
井 上
瞳 日本連合警備株式会社
○スーパーコーチの指定を受けて
Vol.6 バレーボール競技
私は現在、全国高体連強化指導普及委員として、全
日本高校選抜チームの選手選考や海外遠征のスタッ 相 原 昇 氏 (東 九 州 龍 谷 高 校 )
フをしている立場で、常に日本バレーボール界の強化、
育成を心がけて活動しています。大分県においても国体で優勝することを目指すとともに、
スーパーコーチとして全競技の強化にプラスになれるよう頑張ります。
○日頃の指導で心がけていることは
指導し勝利することも大切ですが、監督として一番最重要なことは、「選手の人生を預かっている」という
自覚を持つことです。また選手が希望する進路に導くことです。それに選手が私のチームで活動することで日
本一を達成するとともに、将来の夢や目標に向かって「この監督に付いていけば実現する、必ず叶う」という
期待と信頼の中で活動させることが大切だと思っています。現在の努力が選手自身の未来と頭の中で繋がって
いることがとても大切です。
○チーム大分の皆さんに一言
今年はチーム大分天皇杯順位10位台奪還に向けて崖っぷちと言ってもよい年になりました。東龍バレーボ
ール部が先頭を切ってポイントゲッターになる決意であります。高校女子バレーボール競技は全国に4000
校以上のチームがありますが、監督就任10年間で全国大会優勝11回、準優勝6回、九州大会優勝21回、
準優勝9回達成しました。私は、常に有言実行 ‘言ったらやる’をモットーに指導してきました。毎年選手
は入れ替わり、強い時も弱い時もあります。しかし決意を固め、「必ずこうなるんだ」と言い続けていくこと
が重要です。
「チーム大分」一丸となって10位台を奪還しましょう!
~ 大分県競技力向上対策本部 事務局より ~
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