―目 次― 1. TOP News 2. 支部長挨拶 3. シンガポールより 4. シンガポール支部員紹介 5. 霞会シンガポール支部行事 実施報告 --------------------------―制作・編集― 2008年2月 1 日 東京国際大学同窓会 霞会シンガポール支部 --------------------------編集:孫玲・濵中善子 制作:木原一夫 (http://www.rfsc.co.jp) 国際商科大学1972年卒業と言うと 濱中さんからは『まだ私は生まれていませ TOP News ―秋霞祭:講演会― んよ』と言われ、卒業して36年も経った かと我ながらびっくりしているこのごろ です。今回は4期会の話です。 この少子化の時代で大半の大学の存続が 危ぶまれているニュースを頻繁に目にし ます。我々団塊の世代でもある4期生は東京国際大学の将来に危機感を持ち、『どげんかせんといかん』の気持ちで、 2006年11月3日に4期会を立ち上げました。この会は『4期生が協力することで、大学の活性化と学生の支援 に貢献しよう』との趣旨で、下羽教授と金子教育財団の山田一信氏(元 SONY 勤務)などの世話人で発足した会です。 全国の支部が同窓会の地区別・縦組織で、4期会は期別・横組織になるのでしょうか。皆さん方も期別幹事に登録し て、同窓会の発展に少しでも寄与しようではありませんか。 さて、昨年の秋霞祭期間中、同期の富田直美氏(レボテックパートナー、社長)に講師を依頼し、下羽ゼミ協力の 下、4期会の講演会を開催しました。ご存じない方が多いでしょうが、ちょうどその2週間前に下羽教授の急死の悲 報が届きました。まったく残念、無念というしかありません。今からという時期に大学の看板教授でもあり、且つ優 秀な同期生を失って、今後どうなることかと悲観しておりました。 しかしながら、富田氏の講演は『人も会社も幸せにする男』で IT 業界では富田節は知らないものなし、講演会で寝 る人なし、の宣伝文句そのもの。本当に価値ある講演会でした。『知識と行動をつなぐ学び方』。データー情報―知 識―知恵―成功者、特に知識を使って経験を積み、知識を使って人の役に立つこと。 題材にもなったジェフリー、 ギトマーの『YES! Attitude』、 『営業の赤本』、 早速買いました。No の発想を無くし、何事にも YES Thinking!(目標を整理して行動する)。 私も考え方がまったく同じなので、社内の研修で 使用しています。 『役に立つ社員は3流大学から』。私もその一人 ですと富田氏は熱弁を振るって、東京大学大学院 生(下羽ゼミ卒業生)と質疑応答を交わしていま した。その彼が今後の下羽ゼミ運営を手伝ってく れることになったようで、我々も一安心です。東 南アジア各国にも多数の下羽ゼミOBが活躍し ています。 下羽教授の DNA は下羽ゼミ OB にあるのだから、ぜひ卒業生が一丸となって下羽教授の意思を継ぎ、もっと大きな世界へ羽ば たいてほしいと願うばかりです。霞会シンガポール支部においては、今年も同窓会の目的である会 員相互の親睦・研修、大学への発展への協力、国際交流の促進に向けて一つ一つ具体的な行動を起 こしましょう。また、健康で Happy にこの1年が過ごせますよう、仕事に生活に頑張りましょう。 (商4期 落合 雅治:鹿島ゼミ) JAC シンガポール 社長 ご縁あって、支部設立の大貢献者である落合さん -支部長挨拶- よりシンガポール支部長を引き継ぎました加藤です。 05年より当地に赴任し、今までほとんど大学関係の 加藤 賢(商14期:清水ゼミ) 行事や会合といったものに縁の無かった私も、偶然 の縁で参加、結局はなし崩し的に、何もできない、何 もしていない支部員が、単に年の順か?支部長をお 引き受けする事となった次第です。思わず、冒頭から反省文となりましたが、支部は支部長の極めて堕落的な日常とは別に、 前支部長、現副支部長をはじめとするメンバーの努力により、今年も活発な活動を続けております。 さて、前置きはこのくらいにして、シンガポール支部のご案内を少しさせていただきますと、シンガポール支部は2004年の発 足以来、落合さん、孫さんを中心に極めて頻繁な会合や、情報交換の場を設けてきました。ただ、場所柄、駐在員と留学生OB を主力とするメンバーは駐在員の帰国や移動でなかなか安定せず、設立当時の支部長、幹事の皆さんはご苦労されたようで す。その甲斐あって、現在はこの異国の地であっても、定期的かつ頻繁な会合に毎回、10人以上の参加者が集まる支部とな ってきました。昨年は新メンバーの参加によりホームページの開設も進み、さらには、この活動を通じて東京国際大学のイメー ジアップにまで貢献するかの勢いで活動しております。また、昨年、一昨年はシンガポール支部が中心となって、お隣の国であ るマレーシア支部の発足にも努力いたしましたが、残念ながらこれは、 諸事情により発足にはいたりませんでした。ただ、当支部は、東京国際 大学の卒業を誇りに、積極的な支部活動をして おります。今年も、2月に北海道支部の皆さんの 来星(シンガポール)もあり、年初早々の支部交 流会が予定されており、積極的な活動は今年も 健在です。皆様も、機会がありましたらシンガポ ールのこの支部を見に、南に国への旅をしてみ ませんか? 東洋インキアジア極 社長 New Member -シンガポールより- Happy Chinese New Year!! 撈起(ローヘイ)、撈起(ローヘイ) シンガポールにて 2 回目の旧正月を迎えることになりました。教養国際 18 期卒の寺山賢司と申します。原ゼミでクラブは ELI に所属しておりました。卒業後、電子部品メーカーであるヒロセ電機株式会社に入り海外関係の部署に配属され、欧州・アジ ア・米国の各地域担当を経て、一昨年の 6 月にシンガポールへの赴任となりました。 サラリーマンの転勤なんて会社のご都合優先で上司から打診を受け 1 ヶ月後には赴任となっておりました。小さい会社で日本 人は責任者として一人のみ。前任者は簡単な引継ぎをしてさっさと帰国をしてしまいました。当地にて悪戦苦闘しながらも単身 生活を謳歌し、2 ヶ月後に家族が渡星して来 て現在は家族 4 人でシンガポール生活をエ ンジョーイしています。 海外出張は多くしておりましたが、シンガ ポールは初めて、赴任も初めて。アドミニ経 験は無く、経理・人事・総務の知識無しと、本 当に自分で良いの?と思いながら、生来の 楽天的な性格で何とかなるなと思っていまし た。言葉は英語だし大きな問題は無いだろう と思っていましたが甘くはありませんでした。 初めて来星した人間が必ずはまる、彼らが 言う「カッパラー」を「”Kappa”(スポーツウェ アー)がどうした?」「河童がどうした?」「パ ッパラパーか?」と思い倦んでいるうちに「カ ーパーク(Car Park)で」と言う事が解りシングリッシュ恐るべしとなりました。今では自分も語尾には「ラ~」とか「ア~」とか「ナ~」 が自然についてしまい、逆に欧米人や日本人から「何言っているの?」と後ろ指を指される始末。馴れとは恐るべし。 当社は電子部品の中のコネクタと言われているものを開発・製造・販売しており、主に携帯電話やデジカメ、薄型 TV、パソコ ンに等に使われております。本シンガポール拠点は、東南アジアにおける営業拠点であり、この分野での世界の一大製造拠 点でお客様は多岐に渡ります。カバー地域は、東南アジア全般+インド+オーストラリアと広大であり日々、動きまわっており ます。 学生時代は、ELI で異文化間コミュニケーションを学んでい たので、当地は当に実践の場であります。その時に鉛筆型 国際人になれと言われておりました[中心に芯をしっかりと持 ち、周りに気(木)を配る事ができる人間]。日本人は気を配る 事に対しては非常に優秀ですが、中心の芯が弱かったり、以 心伝心でコミュニケーションが成り立つ為、表現する事ができ なかったりで、この点でのシンガポール人の能力は非常に高 く、欧米人ともインド、中東の人、もちろんアジアとも非常にう まくコミュニケーションが出来ています。教育や社会制度がし っかりとしており、新ためて建国の父、リー・クワンユーの優 秀さ、理想の高さ、現実主義の国家運営・実現に敬服をして おります。翻って、海外から日本を見ていると非常に心配で あり日本もシンガポールから学べることは多いのではと感じています。 昨年は、小職にとり非常にショックな出来事がありました。大学の恩師で、1 年・2 年とゼミの担当教諭であり ELI の創設者で ある下羽先生が急逝された事です。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。我々のゼミでは今でも「合宿」と称してゼミで旅行が あり、一昨年も先生にお会いした時にはご健在で、シンガポール赴任をご報告したら「同期に落合君というのがシンガポールに いるので私の紹介だと言って尋ねていくと良い。シンガポール霞会の支部長もやっていて、困ったことがあれば色々助けてくれ ると思うから。」と落合顧問を紹介して頂いておりました。 紹介を頂いていたのですが、忙しさに鎌をかけて連絡ができず、 昨年の 10 月に偶然あるきっかけがあり落合顧問にお電話した時 に、訃報をお聞きしました。単なる偶然と見るのか、下羽先生が 天より「寺山、しっかり頑張ってやっているか?紹介した落合君に まだ連絡をしていないだろう。」として引き合わせてくれたと見る のか、あまり信心深くない小職でもこの偶然は後者に思えてなり ません。この縁を大事にしていきたいと思います。皆様、よろしく お願い致します。 最後になりましたが、皆様のご多幸をお祈り致します。(教養18 期 寺山 賢司) シンガポール支部員紹介 皆さん、こんにちは。教養学部国際学科 18 期生の濵中善 世 界 に 羽 ば た く ・ ・ New Member ・ ・ 教養学部国際学科 18 期生:濵中善子 (枇杷木ゼミ) 子です。国際学科 3 大ゼミの一つ、枇杷木ゼミ出身です (原ゼミ、下羽ゼミが他の2つ)。 2006 年 1 月にシンガポールに来星し、2 月より営業として シンガポールで日系最大手・人材紹介会社 JAC Recruitment Singapore Pte Ltd(JAC シンがポール)に 入社いたしました。今年で 3 年目になります。JAC では、 落合社長、JAC タイの Sunsanee さんと 3 名の TIU 卒業 という、素敵な偶然がありました。他の卒業生に負けない よう、また TIU の名に恥じないように、これからも頑張って いきたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。 スパラットと申します。タイのバンコクから来ました。日本 経済学研究科 Ngamrattanagul Suparat (大学院) に 3 年半住んでいた事があります。 初めの1年半は、アジア文化という日本語学校で日本語 を勉強しました。その後、2 年間 TIU の大学院で経済を白 須教授のもとで専攻しました。日本に来 てTIUで学べた事は、とてもすばらしい事 でした。なぜならば、友人や先生から、他 では、学ぶ事ができない事を教えて頂い たからです。TIUを卒業して直ぐに来星し、現在は、ラッフルプレイスにあるスイ スの銀行で働いています。 20 07 年シンガポール支部行事 実施報告 第1回 3 月 8 日(木) -新年会- 場所:ラフルズタンクラブ 参加者: 落合、加藤、日根、村山、大森、 濱中、ハン、孫 第 2 回5月 20 日(日) ―支部総会・懇親会― 場所:ZANBUCA 出席者: 落合、加藤、日根、濱中、ハン、 村山、孫 第 3 回 7 月 5 日(木) ―全国支部長総会報告会― 場所:ナンジャモンジャ 今年最初の新入者歓迎会でした。(右1) 新来星した商学部 27 期の木原一夫さ ん、(左3)はタイ在住している卒業生の 森さん。 第 4 回 10 月 26 日(金) ―懇親会- 場所:琉球居酒屋ニライ・カナイ 今年二回目の新入者歓迎会でした。何と 一気に二人の卒業生がシンガポール支部 に加入しまして、新入者は Ngamrattanagul Suparatさんと寺山 賢司さんでした。
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