ブラジル⾏くから元気なの 2011 年〜2012 年 2 回⽬のブラジル旅⾏編 〜 その2 〜パラチー Banesa da mata の DVD で⾒たパラチー。是⾮⾏って⾒たい!と思っていました。 1⽉5⽇ 10 時過ぎのバスに乗って移動です。 ブラジルの⻑距離バスは、シートが⼤きくて乗り⼼地も良く快適。でも、これ でもか!と⾔うくらい冷房がガンガンきいているので、ダウンを着てもいいくらい。着る物を忘れる と間違いなく⾵邪をひきます。でも、こちらの⼈は半袖のまま。⾝体の構造が違うのだろうか? リオからバスで約 4 時間半。天国に⼀番近い⼟地と⾔われているらしい。 「パラチーに⾏く」と⾔うと、みんな「良いところだ」「パライーゾだ」と⾔っていた。わくわく。 泊まったのはバスターミナルから近くの Pousada。夫婦でやっていて、Eli は美⼈。お⽗さんは、な にかあるとすぐ「Eli---!」と呼ぶ(笑) pousada talisma かわいいキッチン 部屋の中からも⻘空が⾒えます まず、街を歩いてみた。 地図がなかったので、おとうさんに⾔ったら貸してくれた。5レアルで観光案内所で売っていました。 借りた地図、随分くたびれていたので破れてしまい、仕⽅がないから新しいのを渡したら、古いほう を修理してくれました。が、なぜに両⾯テープを貼るかなあ。しかも、それをはいじゃったらベター とくっついちゃうでしょー。と、おとうさんとすったもんだ。コミュニケーションは楽しいなあ。 ⽩壁に⾊鮮やかな窓枠。どの建物も、かわいい⾊で塗られていて、どこも絵になる街です。道は⽯畳。 レンタル⾃転⾞があるのだそうですが、あの道を⾃転⾞に乗ったら、さぞかしおしりが痛いだろうな あ。それより、こけそう。 ここに移り住んだ芸術家も多いいそうで、ギャラリーも多くありました。 ⼩さな街なので、1⽇もあれば知り尽くせるそうです。が、慣れるまでには時間が掛かります。 この地図を⾒せて「ここはどこ?」って何度聞いたことか・・・ 教会が多く、その協会も階級によって違っていたそうです。 サンタヒタ教会、ドレース教会、ヘメジオス教会、ロザリオ教会と4つもある。 川を渡ったところにも⼩さな教会が。 対岸から⾒たサンタヒタ教会 ---------------------1⽉6⽇ 朝は⾷堂で他の⼈も⼀緒に⾷事。 ⼦供連れの⼈がいたり、国もさまざま。 Eli とインプレガーダが⾷事を準備するけど、おとうさんもスクランブルエッグを作っていました。 特別なものはないけど、家庭的な温かい雰囲気でとても良かったです。 午前中は海へ。川を渡り、⼭をひとつ越えたところへ⾏ってみました。 川岸にはかわいい⾊で塗られた船がたくさん。これに乗って島に連れて⾏ってくれるのだそうです。 船がおもちゃみたい。 この辺の海は遠浅で、波もなく穏やか。あまり泳げないわたしでも、安⼼して海に⼊れます。 リオの海とは違って、海の家?の⼈も海岸で遊んでいる⼈もとてものんびり。 お昼は pousada のすぐ前にあるレストランへ。 お昼しかやっていない定⾷屋さんのようなところです。 ねこ発⾒ 窓からはいつも空が⾒える。 お⿂がおいしい! この街は治安がよく、夜出歩いても安全だそうです。夜の街もなかなかステキです。 が、この⽇の夜、わたしは街の中で道に迷ってしまったのです。 ぎょぼー!歩いても歩いても同じところをぐるぐる。笑っちゃうくらいぐるぐる回りました。 いったいどのくらい歩いたのだろうか?今だったら、地図がなくても周れます、タブン。 ---------------------1⽉7⽇ またまた海へ。 この⽇は、川を渡ったところの海⽔浴場?です。ここでものんびり。 本当になにもないところ。バスで遠い海にも⾏けるそうだけど、それは今度にしよう。って、また⾏ くつもり? 街を回るのも楽しいです。 パラチーのお⼟産はやっぱりピンガ!だそうです。 ピンガ屋さんも3軒くらいありました。天井まで⾼く飾られたピンガ。多すぎてどれを買えばいいの かわからない。なので、やっぱりこれ! coqueiro(やしの⽊) お⼟産に買いました。しかもスーパーで。すごい⼒持ちだったら、もっと沢⼭買ったのになあ。 これを飲むと、ああ、サウダージ。 ⽇曜⽇サンパウロへ移動だったので、バスのチケットを買いに⾏きました。 「8 ⽇サンパウロまで。 」 「ない!」 「え?」 パソコンの画⾯を⾒せて「ない!」を連発するバスチケット売り場のおばさん。 ないってどーゆーこと? どうやら、休みで来ていた観光客が⼟⽇で帰るのにバスが満席らしい。わたし以外にもそういう⼈が 旅⾏会社にチラホラ。 サンパウロへ⾏けなかったら?⾶⾏機に乗れないから⽇本に帰れない。ま、それもいいかも(笑) 結局、ちょっと⾼いけれどタクシーを予約することになった。迷ったけど、これを逃したら本当に帰 れなくなってしまうかも? ま、旅にハプニングはつきものです。 夜は前⼊れなかったとレストランへ⾷事に⾏きました。そこのおじさん、カイピリーニャの作り⽅を 教えてやる。と⾔って教えてくれました。coqueiro の⿊砂糖⼊りみたいなのに、ライムとマラクジャ を⼊れて。ちょっとすっぱいけどおいしい。ライムはわたしが潰しました。 お料理は⾆平⽬ おしっぽつき。 ここはどうやらおじさんとシェフのふたりでやっている様⼦。お客さんが 3 組ほど来たら、おじさん はちょっと慌てていました。忙しいのに慣れていない暮らしをしているのか?!たぶんそうだ。 ---------------------1⽉8⽇ ギターがあったんだ!と、Eli にギター弾いて歌ってみた。もちろん「パラチーの娘(笑)」Eli ⼤喜び。 昨⽇パーティーがあったから呼べばよかった…とかなんとか。 あー、この街ともお別れか〜と思うとちょっと寂しい。 Eli に⼿ぬぐいをあげたら、さっそくドアに貼って「うたまろ!」「うたまろ!」を連発して上機嫌。 本当にうたまろなのかなあ? それとは反対に、おとうさんは朝新しく買ってきた⼈形の値段の張っていたところの⾊が少しはがれ ちゃったよー!と、少々不満げだったけど、無事に2階のテラスに置かれました。 ちょっとまねして 帰る時間までお散歩です。 この⾺⾞に乗ると、街を回りながらいろいろ説明してくれる。ポルトガル語がわかればのはなしです が・・・。今度は乗れるようになっていよう。 サンパウロまでは、おじさんタクシー。昨⽇サンパウロまでお客さんを乗せて来たんだそう。 道路⼤渋滞。しかも⾬。おじさん、道中あそこに poricia がいるぞ、とか、ほーら、あそこに vacas がいっぱいだぁ、とか、あの ouro banana はおいしいんだぞ、とか、なんかいろいろ気を使って話 をしてくれました。 ⼭の上は霧が深くて恐ろしかったけど、みんな 100 キロくらいで⾛っていました。⽇本じゃ考えられ ない。通⾏⽌めになるだろうな。 サンパウロ近くになって晴れて来た。⾼圧線がカワイイ。 サンパウロのホテルが⾒つからなくて、おじおさんはぐるぐる町を回り続けました。 わたしのパラチー1 ⽇⽬のようです。 タクシーの運転⼿に聞いたりしながら、⼀緒に「右、左、そして右で左」とか⾔って道順を覚えるの を⼿伝ったりたりしながら、ぐるぐるぐるぐる。 パラチーを午後 2 時に出て、約 7 時間。ようやく到着。おじさん、結構歳そうだから疲れただろうな。 お⾦は掛かったけど、バスでは味わえない旅でした。
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