KITAGIN NEWS RELEASE 2003 平成 15 年 3 月 31 日報道機関各位岩手県盛岡市中央通一丁目 6 番 7 号株式会社北日本銀行経営企画部「基幹系システム富士通 PROBANK へのアウトソーシング基本契約の合意解約」並びに「新営業店システム(新端末機)導入」のお知らせ記標記について、別添の通り、基幹系システムを富士通 PROBANK へアウトソーシングすることを取り止めいたしました。また、現行勘定系システムのもと新営業店システム(新端末機)を導入する事といたしましたので、お知らせいたします。以【本件についてのご照会先】北日本銀行経営企画部辻 019（653）1111（代表）上平成１５年３月３１日各位上場会社名株式会社北日本銀行代表者名取締役頭取佐藤安紀本社所在地盛岡市中央通一丁目６番７号 ( コード番号８５５１東証第一部 ) 問合せ先責任者役職名氏名電話番号経営企画部長柴田克洋 (019) 653‑1111 基幹系システム富士通 PROBANK へのアウトソーシング基本契約の合意解約のお知らせ北日本銀行（頭取：佐藤安紀）は、平成 12 年 7 月次期基幹系システムを富士通株式会社（社長：秋草直之、本社：東京都千代田区）の提供するシステム（PROBANK）へアウトソーシングする旨の基本合意を行い、平成 15 年 5 月の稼動開始を予定しておりましたが、アウトソーシング基本契約を双方合意の基で解約いたしましたので、お知らせいたします。記１．合意解約に至った経緯・富士通株式会社から当行に対し、富士通株式会社の開発作業の遅れにより基幹系システム（PROBANK）の稼動時期を平成 17 年 5 月まで延伸する旨の検討依頼があった。・更新時期にある当行の営業店端末機を、基幹系システム（PROBANK）のアウトソーシングと同時に富士通株式会社製営業店端末機に更新する予定であったが、稼動延伸の影響を受け、現行の勘定系システム（株式会社日立製作所製）と親和性の高い新営業店端末機へ更新することとした。・上記経緯などを踏まえ、富士通株式会社との契約を合意解約し次期基幹系システムの更新を再検討することとした。２．今後の対応について・当面、現行勘定系システムの延伸運用とし、機能の高い営業店端末機への更新をスムーズに行い営業店事務処理の一層の合理化・効率化、顧客利便性の向上を図る。・次期基幹系システムについては、さらなる安全性・確実性や顧客ニーズに迅速に対応可能な柔軟性を重視し速やかに検討する。３．新営業店端末機について・印影のデータ化とデータベース管理により、印鑑照合作業の正確性・スピードの向上、顧客利便性向上等が図られる。・新営業店端末機への更新は、平成 15 年上期から下期にかけて順次行う予定。以上株式会社北日本銀行「新営業店システム(新端末機)」の導入について当行では、現在使用している営業店端末機を全面更改し、印鑑自動照合機能やイメージ処理機能を搭載した「新営業店システム」を導入いたします。導入する端末機は、株式会社日立製作所製の「FREIA21」で、平成 15 年 7 月より営業店導入を開始し、平成 15 年 12 月までに全店完了させる予定です。新機能を搭載した端末機の導入により「営業店事務の合理化・効率化」ならびに「事務リスク管理の強化」を実現し、「お客様へのサービスの向上」をめざします。 1.「新営業店システム」導入の目的（1）営業店事務の合理化・効率化スタンド型スキャナを搭載した新端末機により印鑑の自動照合および伝票のイメージ処理を実現するとともに、営業店後方事務の本部集中化により営業店事務の効率化を図ります。（2）事務リスク管理の強化伝票記載内容と取引オペレーションをシステム的に検証し、事務の厳正化を図り事務リスク管理を強化します。（3）お客様へのサービス向上事務処理の厳正化と事務処理時間の短縮を実現し、お客様へのサービス向上を図ります。 2.「新営業店システム」の主な特徴（1）印鑑検索システムと連携した印鑑自動照合機能スタンド型スキャナを使用して伝票に押印されている印影を読取り、印鑑検索システムに登録されている印影との自動照合を行い、印鑑照合事務の効率化と厳正化を図ります。（2）イメージ処理機能スタンド型スキャナを使用して伝票の記載事項を読取り、取引画面を自動的に呼出し、伝票に記入された科目、口座番号、金額のシステムチェックを行います。これにより「オペレーション事務の簡素化・堅確化」を実現し、事務処理時間の短縮による「お客様へのサービスの向上」を図ります。以上新営業店端末機印鑑検索ディスプレイ