獣医病理学C(旧カリ) 3年次/ 2 単位 必修 集中 佐藤 常男【教授】 学科・クラス 指 定 等 学習目標 獣医病理学は病態生物学の基本であるとともに、臨床・応用獣医学と密接な関連がある。病変の基本的普遍的性格とその形成過程を論ずる総論および臓器 ・系統病変に関する各論の一部がすでに履修された段階で、病理学Cでは、各種動物における泌尿器系、生殖器系、神経系、感覚器系、内分泌系、運動器 系、皮膚系などの病変の性格と形成過程について講述し、病変と病因に関する理解を深めていく。 学 び の 病理学、臓器別病変 キーワード 獣医病理学A、Bを理解しておくこと。講義内容を確認し、必ず復習すること。/専門必修科目2単位(3年次)。 準備学習及び復習 の内容・履修条件 講義式。随時スライド使用。 授業方法 定期試験と出席状況による総合評価。2/3以上の出席と泌尿器、生殖器、神経系、感覚器、内分泌器、運動器、皮膚の病変の基礎的知識を習得していれば 合格(60点)。 成績評価 基 準 参考書:動物病理学各論 第2版(文永堂出版) オフィスアワー:獣医病理学研究室にて随時 備 考 回 数 授 業 内 容 泌尿器系の組織発生および機能を背景とした基本構造を解説した上で、先天異常、循環障害、代謝障害、炎症、腫瘍などについて講述する。 1 糸球体および尿細管ならびに間質性疾患など腎臓の病変について講述する。 2 尿管、膀胱、尿道の病変について講述する。 3 精巣、精巣上体、精管、陰嚢、精嚢腺、前立腺、尿道球腺、陰茎、包皮など雄性生殖器の病変について講述する。 4 卵巣、卵管、子宮、胎盤、子宮頚管、膣、陰門、乳腺など雌性生殖器の病変について講述する。 5 神経系の組織発生および機能を背景とした基本構造を解説した上で、先天異常、循環障害、代謝障害、炎症、腫瘍などについて講述する。 6 脳の病変について講述する。 7 脊髄、末梢神経の病変について講述する。 8 感覚器(眼、耳など)の病変について講述する。 9 内分泌器官の組織発生および機能を背景とした基本構造を解説した上で、先天異常、循環障害、代謝障害、炎症、腫瘍などについて講述する。 10 脳下垂体、甲状腺、上皮小体、副腎などの病変について講述する。 11 運動器の組織発生および機能を背景とした基本構造を解説した上で、先天異常、循環障害、代謝障害、炎症、腫瘍などについて講述する。 12 骨、関節、腱、骨格筋の病変について講述する。 13 皮膚の病変について講述する。 14 学期末試験 15
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