19年 12月号安全・安心の町宣言シリーズ⑨ 飲酒運転追放! ハンドルキーパーって何？みんなで「犯罪と災害に強い町」をつくりましょうぼく，オランダでは「ボブ」です！ハンドルキーパーってご存知ですか？安全・安心宣言の町＊府中町飲酒運転の根絶を求める声が全国的に高まっていることから，警察や関係機関の協力のもと，全日本交通安全協会等が昨年１０月からこの運動を実施しています。オランダでは「ボブ運動」として定着していますが，日本ではまだなじみが少なく，今後の発展に期待されています。自動車で飲食店に来て飲酒する場合，仲間同士や飲食店の協力を得て《飲まない人（ハンドルキーパー）》を決め，その人は酒を飲まず，まず仲間を自宅まで送り，飲酒運転事故を防止しようという運動です。全国の民間企業をはじめ，府中町職員も昨年１０月にそろそろ町並みもクリスマスのイルミネーションに輝きを増し，皆さんの予定も詰まってこられたのではないで「飲酒運転追放宣言」を行い，その決意を新たにしたとこしょうか？ろですが，安全で安心して暮らせる交通社会を確立する年末年始を迎え，自然と飲食・飲酒をする機会が増えます。昨年は，全国で無謀な飲酒運転による交通死亡ため，今後さらに町と町民が一体となって，許されざる飲酒運転を撲滅していきましょう。飲酒運転追放に関しては，広島事故等が多く発生しました。あってはならない悲惨な事故を防ぐため，大事なハンドルを握る「あなた（＝運転手）」県警や広島東警察署のホームペはもちろん，一緒に楽しい時を過ごす「あなた（＝同伴者）」ージなどでもいろいろと参考になや，その楽しい場を提供する「あなた（＝飲食店）」る記事があります。ぜひインターが一丸となってこうした運動を行いましょう。ネットで検索してみてください。道路交通法の罰則と違反点数広島県警ＨＰより引用罰則酒酔い運転３年以下の懲役または５０万円以下の罰金酒気帯び運転１年以下の懲役または３０万円以下の罰金５年以下の懲役または５０万円以下の罰金ひき逃げ飲酒検知拒否点数 25 13，6 ３０万円以下の罰金飲酒運転は事故を起こさなくても，免許取り消し又は停止となります。想像して！トホホチョイと一杯が ※ 警察官による飲酒運転の呼気検査を拒否してはいけません。悪質な運転により，人を危険運転致死傷罪最高２０年の懲役死亡させた場合１５年以下の懲役負傷させた場合人生かえる自分が飲酒運転をしなくても，飲酒した人に運転を勧めたり，飲酒した人が運転することを知っていながら車両を貸したり，運転することを知りながら酒類を提供する行為等があった場合は，飲酒運転の共犯として運転者と同様に刑事責任を問われます。飲酒運転追放三原則（カード） ① 酒を飲んだら絶対車を運転しない。 ② 酒を飲む席に車を運転していかない。 ③ 車を運転する人に酒を勧めない。広島県でも年末にかけて「飲酒運転」は増加傾向にあり，平成18年１０月末現在では２５９件（前年度比11 件増）発生しています。「たかがビール１杯」と決して思わないで！その１杯が，あなたの人生を二度と取り戻せない１杯にしてしまいますよ。広島県警・広島県交通安全協会では，左のような三原則を掲げ，ひとりひとりが強い意志で運動に参加するため，カードも作成されています。ご希望の方は最寄りの警察署や役場（生活環境課等）にも置いていますので，ご利用ください。今回はかなり厳しいことをお話しました。どうかこのことを心に硬く刻み，楽しい年末年始をお過ごしください。くれぐれも「お酒はほどほどに・・・」