No.3 2005.11.1

No.3 2005.11.1
トピックス●
決算説明会(平成16年12月16日・平成17年5月13日)
新製品紹介●
「NYC-REXE」
「NP600WM-SD
ユーザー紹介●
防衛大学校 様
前橋工場敷地内お稲荷様(お社)
CONTENTS
広報誌「なかよの風」
01
02
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
トップは語る
〜今年度下期の課題〜「基本動作の徹底と行動力そして総合力の発揮」
代表取締役社長
秋山
進
外から見たナカヨ
「正しいパートナーとして」NEXTEL Italia アントニオ社長様、ルイージ副社長様
トピックス
決算説明会/お客様感謝の会/ワインコラム
トピックス
マドリッド・ローマ紀行
展示会出展レポート
「Interop Tokyo 2005」
PIC UP PRODUCT
セキュリティ・ルーター「Web Caster X310」
FRONTLINE
NYC−REXE、PHSモジュール「NP600WM−SD」
QC(quality control)
QC活動レポート/QCサークル紹介
お客様紹介
防衛大学校 様
職場紹介
情報管理室
技術動向
無線LAN規格IEEE802.11シリーズ
環境関連ニュース&ミニ情報
野球部活動報告/社内消防競技大会/快走!駅伝
第61回秋田県全県駅伝大会出場
快走!長谷川 智浩 君
(北日本事業所所属)
◎詳細記事は13頁をご覧下さい。
創業の三原則
「創業三原則」をラテン語訳。グローバル化、
ボーダーレス化という激動の時代の中、
信頼
のブランド
「NAKAYO」
に辿り着くイメージ
を映像表現しています。
〔1. 会社は公物である〕
〈英
語〉Existing for the community
〈ラテン語〉Exstamus civitatiasuta
〔2. 会社は時代と共に生きる〕
〈英
語〉Being in tune with the times
〈ラテン語〉Convenientiae consensusque temporibus agimus
〔3. 会社は世の中と相対的に発展する〕
〈英
語〉Progressing continuously
〈ラテン語〉Assidue procedente tempore
表紙の写真:前橋工場敷地内お稲荷様
社員の安全と社業発展を祈念して豊川稲荷を奉っています。世田谷事業所・前橋工場・群馬工場にもお社があります。
毎年12月第一週(創業者 中村 與一郎氏の誕生月)に上記事業場毎に安全と社業発展を祈念して稲荷祭を開催しております。
(撮影:NTT営業部 蔵本 洋一)
〜今年度下期の課題〜
「基本動作の徹底と行動力そして総合力の発揮」
Top message
株式会社ナカヨ通信機
代表取締役社長
米国での相次ぐハリケーンの被害は予想を遙か
秋山
進
「行動力」につきると思います。知恵を出し、お客
に超え、ハリケーンの直撃を受けた被災地では再
様にとって最大のメリットをご提案させて頂き、
建が難航し、被災前の日常生活を取り戻すまでに
新規顧客の開拓も含め全力で営業活動に専念する
はまだ時間がかかると見られており、上昇しかけ
ことが肝要です。再度、営業の基本動作である
ていた原油価格の高騰に更に拍車をかける結果と
「足で稼ぐ」「現場を看る」「お客様に直接情報を伝
なりました。加え日本国内においても、相次ぐ台
え、直接情報を得る」を貫き今まで以上にお客様
風の上陸や地震等の自然災害で深刻な被害をもた
と良い関係を築いていくことを期待し、加えSE部
らし、緩やかではあるが回復の兆しを見せかけた
門の販売支援体制の更なる強化・拡充により営業
日本経済への影響が懸念されています。また、九
部門とサービス部門の両面でお客様との信頼回復
月には郵政民営化を国民に問う衆議院議員総選挙
を図り、事業の拡大に努めて頂きたいと思います。
では自民党圧勝を受け、国内株価は瞬間的に上昇
開発部門においては自主技術開発を積極的に推
し経済効果は2000億円強と一部の経済研究所が報
進し、性能・品質面においてもお客様の立場(使
じております
う身になった)に立ち、ご意見も頂戴し製品開発
そのような経済情勢のなか、ナカヨグループの
を推進して参ります。また超高速通信化が進む中
平成十七年上期の中間決算では、先行開発投資、
でブロードバンド・ワイヤレスIP等のシステム関
新製品市場サポートでのコスト増に加え、売上面
連商品の開発強化に努めることをお願いしたいと
では当初予算を大幅に下回り、二期継続して減少
思います。
に歯止めがかからない課題を残しました。10月か
また、生産部門においては品質保証体制の更な
らの下期の事業活動のスタートにあたり、売上予
る強化と徹底した作り込み品質の確保に注力し、
算達成には営業部門の牽引力が全てと認識し、危
お客様のご要望に添った納期の厳守と製品の品質
機意識をもって販売活動の活性化に努めたいと思
面でのサポート強化を図り、市場での優位性の確
っております。あくまでもお客様依存による営業
保に努めるようにお願いしたと思います。
活動は「真の営業活動」とは言えず、期を通しそ
下期は上期の課題を克服し、ナカヨグループ社
れに頼ったことが原因と大いに反省する必要が有
員共々が一体となり「総合力を発揮」してこそ初
ると思っております。景気や経済構造の変化によ
期の成果に繋がると確信して業務に邁進したいと
る売上低迷の時期があっても、これまで営業部門
考えます。
が現場に出て、ナカヨグループ社員がお客様と一
今後も皆様のご支援を賜り、企業価値を高め更
体となり築いてきた信頼が、今日のナカヨグルー
に社会貢献が出来る企業に成長して参る所存です
プの企業価値と認識しております。
ので宜しくお願いいたします。
具体的には、販売面での「基本動作の徹底」と
01
「正しいパートナーとして」
Contribute
NEXTEL TELECOMUNICATIONES S.A
アントニオ・ドゥエニャス 社長
に、250を超えるディーラーを備
えたネクステルの販売網において
では、品質について語られる際の
も、使命を遂行するための努力を
代名詞としてよく用いられていま
しています。
す。実際のフィールドでのシステ
これ以上の結果はあり得ませ
ム動作には定評があり、ナカヨの
ん。ナカヨのシステムは、国中の
評判を上げております。
最も重要で代表的なお客様のもと
1993年、テレフォニカはナカヨ
に設置され、利用されています。
のボタン電話システムをテレフォ
ニカの正式な製品ラインナップの
スペイン王宮、首相官邸 、国防
ナカヨ通信機とのお付き合いを
ひとつとしてカタログに載せるこ
省、法務省、厚生省、警察、SCH
始めてから15年以上経ちますが、
とを決定しました。今日この関係
銀行、BBVA銀行、大学、ホテル、
思い起こすといろいろなことがあ
は、以前よりも更に強くなってお
etc…
りました。あちこち(東京、マド
ります。さらに、いくつかの重要
リード、ローマ、ジェノバ、マイ
な記録をここに挙げたいと思いま
アミ、メキシコ、ブエノスアイレ
す。
発展および継続は、私達がみな
初めから従わなければならない定
ス等)の旅、会議、対話。その過
◎ナカヨは、スペイン市場でシ
理です。10年以上前に設置された
程で、多くの決断をし、そのうち
ステムにリモートマネージメント
電話機でも、今日、SIPを利用し
のいくつかは、我々に大きな成功
ツールを組み込んだパイオニアで
て、VoIP通話を確立する最新の環
をもたらしました。また、幸運に
ある。
境に接続することができます。私
もごくわずかでしたが、ビジネス
ナカヨの製品がテレフォニカに
達は、より低い投資で顧客に最新
は簡単ではないと思い知らされる
納入されるシステムで故障率が最
の技術を供給し続けます。互換性
こともありました。
も低い。
があれば永久的なリニューアル計
私達は、正しいパートナーを見
◎ナカヨが開発したホテルアプ
つけたと誇りを持って言うことが
リケーションは、市場で非常に好
できます。ナカヨとネクステルの
評であった。
画が可能となります。
また、ナカヨはヨーロッパ以外
でもよく知られています。私たち
◎ナカヨは、テレフォニカのボ
が商談を行ったことのある国々、
人々が予想できなかった様々な記
タン電話に、最初にISDNを組み込
特にラテンアメリカ(メキシコ、
録を市場で達成しつつ、完璧に機
んだ日本のメーカーである。
ブラジル、チリ、アルゼンチン、
共同事業は、日々改善のもと、
能しています。
◎ナカヨは、市場で製品が認め
今日の時点で、ナカヨは、ヨー
られ、テレフォニカからオファー
ロッパのボタン電話市場で最も大
を受けレンタル品を提供した唯一
きなシェアを確保した日本のリー
のメーカーである。
ベネズエラ、etc)でも非常に高い
評判を得ています。
1996年に、ナカヨはCTC(チリ
の電話会社、今日のテレフォニ
ディング企業の一つです。150,000
◎ナカヨは、スペイン市場で
カ・チリ)への販売を開始しまし
台以上のシステムがヨーロッパ中
Caller ID機能にいち早く対応した
た。また1998年には、テレフォニ
に設置され、毎日およそ200万台
パイオニアである。
カ・アルゼンチンが、OEMの製
の電話機でナカヨのシステムを介
して会話がなされています。
MZAコンサルティングリポー
ト盧では、スペインにおいて、ナ
02
今日ナカヨという名前は、ヨー
ロッパ、特にスペインとイタリア
◎ナカヨは、スペインではどこ
品ラインアップにナカヨ製品を採
よりも先にSIPプロトコルでの
用することを決定しました。その
VoIP接続をシステムに組み込ん
後、テレフォニカは、製品ポート
だ。
フォリオを考慮し、ナカヨのシス
カヨは市場シェア18%を誇り、競
テレフォニカ社員の誰もがナカ
テムを持ってイタリア、オースト
合他社、特にアジアの製造業者
ヨを知っており、ナカヨ製品の品
リアおよびドイツのようなヨーロ
(パナソニック 15%、NEC 1%、
質と評判を認識しています。毎日、
ッパ諸国に入り込みました。 今
Samsung 1%、LG 1%)と比べ、
2,500人のテレフォニカの直接販売
日、特にテレフォニカによる
ダントツのトップにあると位置づ
セールスマンが、ナカヨシステム
Chesck通信買収の後、私たちは東
けています。
販売の為に努力しています。同様
ヨーロッパからEUに最近加入し
外から見たナカヨ
た新しい国々へのアプローチを計
イアミ)から成るネクステルグル
います。それが、変化し続けるコ
画しています。
ープの一員です。ネクステルは、
ミュニケーション環境に対するベ
過去15年間でさまざまな国際展
比較的歴史は浅いものの、競争率
ストソリューションを、私たちが
示会に頻繁に出展してきたこと
の高い通信産業においてすでにト
ナカヨグループと共に開発し続け
で、ナカヨの名前はボタン電話シ
ップクラスの品質や積極的なマー
る理由なのです。
ステムメーカのトップにリストア
ケティング戦略を誇る企業とし
ナカヨ通信機の情報技術研究所
ップされました。私たちは4年ご
て、国境を越えて評判を得ていま
は、お客様の暮らしをより便利に
とにジュネーブで開催されるテレ
す。
するために、新しいトリプルプレ
コムに常に出展予約をとっていま
1989年から、ネクステルイタリ
イ(音声、データ、画像)アプリ
す。そして例年行なわれている、
アはデジタル通信機器の分野で世
ケーションを実現する努力を続け
ハノーバーのCeBIT、ミラノの
界の主要な企業である、ナカヨ通
ています。今日、SIPプロトコル
SMAU、スペインのSIMO、アカ
信機の正式なディストリビュータ
をベースとしたナカヨのVoIP電話
プルコ、リオデジャネイロ、サル
ーとして活動しています。
システムは、通信コスト削減と今
バドールデバイアでのアメリカ・
ネクステルイタリアは、同じ情
までにない新機能を可能にしま
テレコム、等に出展しています。
熱や努力を共有できるナカヨ通信
す。さらに、ナカヨ通信機の
今、私達は、VoIPによる新たな
機の仲間と共に、妥協なく革新的
VDSL技術は、学校、ホテル、工
チャレンジをしています。そして
に任務を果たしてきました。また、
場、病院等で既存のケーブルで簡
ナカヨとネクステルは、スペイン
私達はVoIPやVDSL等の新技術に
単にブロードバンド接続を実現し
市場で、リプレースの出来る最大
真剣に取り組んでいる通信グルー
ます。今後、ナカヨ通信機がビデ
の設置ベースという資産、特徴を
プであり、専門範囲を広げていく
オコミュニケーションやUMTSネ
持っています。さらに、高度な欧
ことは私たちの顧客ベースの増加
ットワークとの十分な相互運用を
州市場でのナカヨの経験や、NGN
につながり、より多くのビジネス
含 む NGN( Next Generation
を含むすべてのネットワークをコ
チャンスを生み出すでしょう。
Network)のための新しいアプリ
ントロールできる十分な知識を持
私達は、ナカヨ通信機がこれか
ケーションを備えたiAシステムを
っていることで、他社よりも非常
らのVoIPやVDSLの分野において
提供することを期待しています。
に有利なポジションにいます。
信頼できるパートナーであると思
私達は、ナカヨ通信機と共に仕事
私たちは、正しいパートナー
っています。また、私達は国際的
ができることを非常に嬉しく思っ
「ナカヨ」と今後も素晴らしい仕
なリーダシップと最上の品質を誇
ています。そのため、ナカヨ通信
事を継続できることを確信してい
るナカヨの一員であることを誇り
機の皆さんと過ごす仕事の時間
ます。
に思います。
は、家族といるように感じるとお
盧2002年MZA Consulting report, 2003年発行
ネクステルグループは、お客様
客様に話しています。
がどんなに重要であるか理解して
NEXTEL ITALIA,SRL
ルイージ・プグリエセ 副社長
ネクステルイタリアは、1989年
に設立された若く活動的な会社で
あり、PABXやボタン電話システ
ムのイタリア市場で最も評判の高
い企業の一つです。
ネクステルイタリアは、NEXTEL Italia(イタリア・ローマ)・
NEXTEL Telecomunicaciones
(スペイン・マドリード)・NEXTEL International(フロリダ州マ
NEXTEL Italiaの皆さん
03
決算説明会(平成16年12月16日・平成17年5月13日)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
Topics
ナカヨ通信機は日頃の企業活動を公正、正確、迅速に、かつ継続的に伝えるため、
積極的なIR活動を行なっています。
※IRとは、Investor Relationsの略で、企業経営者が資金の提供者である投資家や株主に対して、投資判断
に必要な情報を提供する広報活動のことです。
についてもう少し聞かせてほし
い」とのご意見や、「数字の変化
の背景について、より詳しく説
明してほしい」など、様々なご
意見をいただきました。これら
アンケートの結果をもとに、当
社では今後、中期経営計画を添
付した説明や、数字の変化をよ
り詳細にお伝えできる資料等、
さらにわかりやすい資料による
開示を心掛けてまいります。
また、より迅速に皆様に決算
情報をお伝えするため決算説明
会の早期開催や、参加対象者を
04
投資家や株主の評価が株価に
売上高の内訳(セグメント別売
反映され、企業価値が問われる
上)のほか、業績予想、経営戦
現在、企業は市場への適時適切
略について、秋山社長が資料に
な情報開示を行うことが求めら
沿って説明いたしました。昨年
れています。当社では、投資家
12月の説明会は、決算説明会を
やアナリストなどが投資判断を
行う初めての場であったことも
行う際の材料として意義あるも
あり、平成16年度中間決算説明
のになるよう、経営戦略や財務
に加え、途中、当社の業務内容
状況、市場動向などの情報を整
や製品説明を織り交ぜて説明い
理し、開示するよう努めていま
たしました。本年5月の決算説
す。
明会では、秋山社長より、16年
そのIR活動の一環として、こ
度本決算の説明のほか、主要製
れまでに昨年12月と本年5月の
品別売上予想や業界動向、配当
計2回、アナリスト、ファンド
政策など今後の当社の経営戦略
マネージャー向けの決算説明会
に重点を置いた説明をいたしま
を行いました。当社幹事証券会
した。
社のみずほインベスターズ証券
説明会終了後、参加いただい
本店(東京都中央区)5階ホー
た方全員を対象にアンケートを
ルにて、業績推移、経営成績、
実施したところ、「中期の見通し
広げ、個人投資家向け決算説明
会の開催、決算説明会の地方開
催等も検討しております。
より多くの方に、正しい情報
をもとにナカヨグループの魅力
を知っていただき、当社の事業
にご参画いただけるよう、的確
な情報開示とIR体制の充実を実
行してまいります。
過去2回の決算説明会資料は当
社HP(http://www.nyc.co.jp)の
IR情報に掲載しております。
マドリード・ローマ紀行
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
Topics
《マドリード紀行》
マドリードはスペインの首都
でイベリア半島のほぼ中央に位
置しています。内陸性気候のた
め空気が乾燥しており、夏の場
合は陽射しは強いものの湿気が
少なく、日陰に入ると非常に楽
に過ごせます。冬は乾いた空気
が冷たく、気温より寒さが厳し
く感じられます。朝夕の寒暖差
が激しいのもこの地方の特徴で
す。
日本からの直行便は現在無く、
最低でも欧州の1都市を経由す
る必要があります。経由地での
待ち時間にもよりますが、成田
出発後マドリードに到着するの
はおよそ17時間後になります。
首都としての歴史は古く、16
世紀初頭にフェリペⅡ世によっ
て築かれました。それ以来、こ
の都市はスペインの政治・経
済・文化の中心として発展し続
けています。石畳を残す旧市街
を中心に、世界3大美術館の一
つであるプラド美術館を始め多
くの重要な美術館や博物館、王
宮、そして数々の教会が建ち並
んでいます。この街では、のど
かなスペインのイメージとは違
った、中世からの歴史の奥深さ
と洗練さを感じることでしょう。
旅行される際は、生活習慣の
違いに少し注意が必要です。ま
ずは食事。昼食や夕食の開始時
間は日本より2〜3時間遅く、
日本的な時間で何か食べようと
してもファーストフード類しか
食べられません。
朝食時間は日本と同様ですが、
コーヒーと菓子1個程度で日本
人には物足りないでしょう。そ
して昼の午後2時頃〜5時頃の
あいだ、一般の商店は昼休みを
取るので買い物時は注意が必要
です。
ほんの少し足をのばして、マ
ドリード近郊の世界遺産を訪れ
るのもよいでしょう。バスで1
〜2時間ほどで、ローマ時代
(セゴビア)、イスラム時代(ト
レド)の歴史を残す町へ行くこ
とができます。
あなたも、はるばる欧州大陸
の西の果てに向けた旅のプラン
を立ててみてはいかがでしょう
か?
じて比較的温暖です。空気が乾
燥しており、暑い夏でも日陰は
快適ですし、夜の気温は20℃以
下まで下がります。
真冬でも日中の最高気温は
10℃程度あります。
観光スポットは挙げればきり
がありませんが、主な名所とし
て:「コロッセオ」(古代ローマ
の円形競技場。4階建てで5万
《リオハワイン》
人収容)、「フォロ・ロマーノ」
ネクステル殿のご協力により、 (古代ローマの政治の中心地。神
5年前からスペイン・リオハ産
殿や大理石の柱など、当時の皇
のワインをお客様感謝の会でご
帝の強大な権力を物語る)、「バ
用意し大変ご好評を頂いており
チカン」(ローマ・カトリック教
ます。リオハは、マドリードの
会の総本山であり、世界最小の
北北東にあるワイン作りに適し
独立国家でもある)とその美術
た地方で、数あるスペインの政
館、「スペイン広場」(かつてス
府原産地呼称の中でもリオハ産
ペイン大使館があったのでこの
は最高のランク付けをされてい
名がついた。映画「ローマの休
ます。
日」であまりにも有名)、「トレ
ヴィの泉」(バロック様式の美し
い噴水。後ろ向きで泉にコイン
を投げ入れると再びローマに帰
って来られると言われる)、等が
あります。街の中心に集中して
いますが、じっくり見たい方は
時間がいくらあっても足りない
でしょう。世界有数の観光地で
あり、またカトリックの総本山
があることから常に世界中から
多くの人が集まり、シーズンと
<ローマ紀行>
もなれば上記のスポットは人の
ローマはイタリア中部に位置
波、美術館・博物館は2〜3時
する人口約260万人の首都です。 間の行列覚悟です。歩き疲れた
古代ローマ時代からの歴史や文
ら、街角のカフェテリアで一休
化 を 伝 え る 多 く の 古 代 遺 跡 、 み。本場のエスプレッソを飲み
様々な様式の教会、建物などが
ながら、古代ローマ時代に思い
点在し、近代の文化とも混じり
を馳せてみてはいかがでしょう。
合っており街全体が博物館のよ
うです。「全ての道はローマへ通
じる」の言葉のごとく、ヨーロ
ッパ旅行ご検討の際には、ロー
マを起点とされるのも良いかも
しれません。日本からローマへ
は成田を出てから12時間程で到
着します。
地中海性気候のため、年間通
05
「Interop Tokyo 2005」
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
Report
■会場
幕張メッセ
■ナカヨブース場所
6ホール6H−20
■出展品目
*PHS無線モジュール
*IPテレフォニー
*VDSL100M
*Home PNA 3.0
*IP対応ビジネスホン
■参加企業
㈱ナカヨ通信機は6月8日貉から6月10日貊の
3日間、幕張メッセ(日本コンベンションセンタ
■出展品目
ー)で開催された「Interop Tokyo 2005」に出展
●ネットワーク・コンピューティング
しました。
●LAN及びインターネット・イントラネット・エ
この展示会は「ユビキタスを支えるインターネ
ットテクノロジー」をテーマとしたアジア最大級
クストラネット関連のハードウェア・ソフトウ
ェアサービス、周辺機器
のネットワーク・コンピューティングイベントで
●モバイル製品
で、300社を超える出展企業の最先端インターネ
●テレフォニー製品
ット技術が一堂に会しました。
●通信機器
会場は以下の3つのゾーンに分けられていま
す。
・「Security/e-Platform&Software」
・「e-Platform&Software/wireless」
・「Network Infrastructure/Carrier」
ナカヨ通信機は「e-Platform&Software/wireless」ゾーンに出展しました。
ナカヨブースでは、右掲の5分野での出展を行
いました。今回の展示における目玉として、ナカ
ヨブースの上空に飛行船を飛ばすというものがあ
りました。これはPHS無線モジュール利用による
デモンストレーションで、飛行船にWEBカメラ
やPHS無線モジュールを搭載し、WEBカメラで
空撮した映像を地上に設置したパソコンのWEB
ブラウザに表示するというものです。ブース上空
に浮かんだ巨大な飛行船はインパクトがあり、足
を止めて見入るお客様も多くみられました。
全体の来場者数は3日間で152,243人となり、
盛況のうちに閉幕しました。
■開催日程
2005年6月8日貉〜6月10日貊
■開催時間
10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
06
約300社
●運用アプリケーション
ピックアップ製品
「Web Caster X310」
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
Pick Up
平成17年3月にNTT東日本/
ます。
NTT東日本/西日本殿のサービ
西日本殿にて販売開始されまし
また外部からの不正なアクセ
ス「フレッツ・セーフティ」を
たブロードバンドセキュリティ
ス(DoS攻撃)があった場合、そ
契約することにより、自動的に
ールータ「Web Caster
れを検知し、あらかじめ設定し
最新のセキュリティ対策ファイ
たメールアドレスにメールを送
ルを取得・更新することができ
本商品はBフレッツ・ADSL等
信し、報告できるなど多彩なセ
ます。
の高速通信にも対応することが
キュリティ対策が盛り込まれて
できる最大98Mbpsのスループッ
います。
X310」
のご紹介を致します。
①メール(E-mail、Webメー
ル)経由のウィルス検出・
駆除・削除機能
トおよび、強力なセキュリティ
機能を併せ持ちながらお手頃な
〈販売ターゲット〉
複数のパソコンに対するウィ
価格で実現したブロードバンド
②不正進入監視機能
③パソコンに負荷をかけない
セキュリティ対策
ルス対策や不正アクセス対策を
セキュリティルータです。
NTT東日本/西日本殿がご提供
簡単・安価に行ないたい個人や
盪最大98Mbpsの高速スループッ
している「フレッツ・セーフテ
SOHOユーザに対して、低価格の
ト(Smart Bitにより測定)
ィー」サービスをご契約いただ
フレッツ・セーフティ対応ルー
蘯4ポートHUB搭載
くことで、常に最新のセキュリ
タとして訴求できます。
盻マルチセッション対応
眈UPnP対応
ティ状態を維持することができ、
安心して利用できるインターネ
ット環境を構築することができ
〈主な特徴〉
盧「フレッツ・セーフティ」対応
眇複数固定IPアドレスサービス対
応
〈主な仕様〉
項
目
ハードウェア仕様
インターフェース
WAN側
100BASE−TX/10BASE−T×1
LAN側
100BASE−TX/10BASE−T×4
設
定
方
法
WebブラウザによるGUI画面
消
費
電
力
最大10W
動
作
環
境
温度:0〜40℃、湿度20〜85%(結露
外
形
寸
法
約36.5(W)×143(D)×207.5(H)mm
量
約400g
しないこと)
質
項
目
ソフトウェア仕様
WAN側プロトコル
PPPoE
ルーティング方式
スタティックルーティング、ドメイン
ルーティング
ダイナミックルーティング
セキュリティ機能
パケットフィルタ機能、ステートフ
ル・パケット・インスペクション機能
その他機能
UPnP対応、複数固定IPアドレスサービ
ス対応、DMZホスト機能、マルチセッ
ション対応、IPv6ブリッジ機能、ロー
カルサーバ機能
07
NYC-REXE
NP600WM-SD
NEW PRODUCT
デジタル交換機REXE
当社は、ご好評を戴いておりましたデジタル電子
交換機「NYC−E30/60XE3」の後継機として
「NYC−REXE」を2005年5月13日に発売致しまし
た。品名は「蘇るXE」ということで「REXE(リ
グゼ)」と命名いたしました。これまで培ってきま
した技術を基にして従来一体型だった操作台と主装
置を、お客様の幅広いニーズに応えるため分離しま
した。カウンターの上でも場所をとらない新デザイ
ンを採用した操作台をはじめ、チェックイン、チェ
ックアウト、モーニングコール、部屋状態表示など
宿泊施設に便利な機能を搭載しています。
さらに、宿泊されるお客様へのサービスとオーナ
ー様・従業員様の業務効率の向上に役立つ5つの便
利機能があり、下記にご紹介いたします。
1.来訪者をしっかり確認−カラーテレビドアホ
ン対応
操作台のディスプレイに、見やすい大型カラ
ー液晶を採用。カラーTVドアホンの画像で
来訪者を確認することができます。
2.移動しながら通話が可能−デジタルコードレ
ス対応
小型で軽量のデジタルコードレスホンに対
応。施設内を移動中でも客室や外線からの電
話を受けることができます。
NP600WM−SD
2005年5月よりPIAFS 32/64kbit/s PHS無線
モジュール「NP600WM−SD」を発売致しました。
各種装置に組み込み可能な、小型軽量のPHS無線モ
ジュールです。
これまで販売の「NP300WM−SD」の後継機種
で、通信速度が64kbit/sに対応し高速通信が可能
になり、容量も約半分となりました。
PHSモジュールの特徴は、
①配線工事が不要なため、初期投資が抑えられま
す。
②遠隔管理が可能なため、定期巡回不要で、業務
の合理化が図れます。
③切替により、公衆/自営両モードに対応してお
ります。
主な用途としては
①オーダー端末機器に組込み
②構内のデータ通信用
③各種無人装置(証明写真撮影機・自動販売機
08
3.外出やお休みのときにもしっかり対応−留守
録&転送電話機能
設定ボタンをおすだけの簡単操作で留守録・
転送電話をセット可能。ちょっとした外出や
お休みのときなどでも、しっかりと対応する
ことができます。
留守録/転送電話の切替もワンタッチです。
4.フロントを不在にしても大丈夫−フロントマル
チコール&内線着信不応答履歴
フロントにかかって来た電話の着信を、他の
場所の電話機でも受けることができます。
5.重要な用件を確実に録音−通話録音機能
内線・外線ともに通話内容をしっかり記録。
お客様からの用件や予約の電話を聞き漏らす
ことなく確実に対応することができます。
等)の故障連絡、売上管理等
④遠隔地の機器の監視
⑤メーター等の自動検針
PHSは音声端末機やPC端末でのデータ通信が主
流ですが、活用次第では多くの用途に使用できる可
能性があります。「人」が携帯する需要は国内では
飽和状態ともいわれておりますが、「物」への搭載
で需要はこれから益々高まると考えられます。
尚、本製品の販売は開発営業部が担当させていただ
いております。
現在、
「NP300WM−SD」納入のお客様への切替
納入と新規提案を行っております。新たに販売機や
測定器等でのご利用の引き合いもいただいており、
お客様との連携を密にしてご活用拡大に努めて参り
ます。
QCサークル紹介
サークル紹介
NE部門:Tryサークル
サークル構成:男性6名
女性1名
常に高品質な金型を造り出す様に心掛けて若手と
ベテラン知恵を出し合い頑張っています。
活動職場の紹介
現在、精機事業部工機製作課では、プレス金型、
モールド金型の設計製作及び治工具などの製作や修
理を行なっております。内容の内訳として、プレス
が60%、モールドが30%、治工具が10%となってい
ます。
中でも以前と大きく様変わりして来ているのが、モールド金型の製作です。
数年前までは、社内開発品の金型においては設計・製作共ほとんど全て、日本国内で行なっていました
が、ここ2〜3年の間に中国で型製作を行ない、その金型を我が職場で、メンテナンス・調整をするとい
った形が多くなっています。
価格での勝負は勿論、品質やスピードといった面では負けない様に全員が力を合わせて日々努力してい
ます。
09
防衛大学校 様
「ナカヨの技術はこんなところでも
ご利用いただき活躍してます。」
NYC−iZシリーズ
今回、ご紹介させて頂きます
防衛大学校様は諸外国からの暴
半島の先端近くの小高い丘の上
搬入可能な電話システムとして
に位置していて、東京湾を挟ん
活用して頂いております。
で、千葉県の金谷から館山、ま
実際に防衛大学校は神奈川県
た、西には天気の良い日には富
の避難場所に指定されていた、
士山がはっきり見える風光明媚
防災訓練時の指揮室の臨時電話
な所で、頭脳と体を鍛えて行く
として毎年活用されております。
場所としては最高な環境になっ
その他として、毎年全国ネッ
トのニュースで有名で首相も出
ています。
力的攻撃、圧力等から日本国
平成16年度予算にて、NYC-iZ
席して頂いております、防衛大
(我々)を防衛して頂いておりま
シリーズをダイトウトランク殿
学校の入校、卒業式に臨時式進
す防衛庁の幹部を育成する第一
(アタッシュケース製造)の協力
行指揮室等、防衛大学校の式典
段階の教育をしている学校で、
により、緊急時の指揮室用に可
等色々な行事に使用して頂いて
全国の高校から優秀な生徒が入
搬型通信装置として、NYC-iZボ
おります。
校し、4年間規則正しい生活、
タン電話機を主装置×1、多機
(テレビ等で見たことがあると思
また、厳しい教育課程を過ごす
能電話×4、多機能コードレス
いますが卒業式では卒業生全員
場所でもあります。
電話×4をトランクに収納して、
が一斉に帽子を上に投げる場面
何時でも、どのような場所でも
が卒業式の最後の様子です。)
場所は、神奈川県の東の三浦
ダイトウトランク製アタッシュケースに収納されたiZシリーズ
10
本社・前橋情報管理室
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
㈱ナカヨ通信機
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
営業部門との打ち合せ風景
情報管理室は、本社部門と工
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
場部門に分かれており、情報技
□□□□□□□□□□□□□□
術(IT)の進展に伴い、情報イ
□□□□□□□□□□□□□□
人情報保護法が全面施行となり、
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
情報の取得から収集、利用、保
□□□□□□□□□□□□□□
管、廃棄に至る全過程での取組
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ンフラの整備と内部情報共有化
□□□□□□□□□□□□□□
を推進し、さらに顧客または取
□□□□□□□□□□□□□□
引先との情報共有化を拡大し、
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
社会情勢の変化に即応した情報
□□□□□□□□□□□□□□
システムの構築・運営・保守業
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
務を行い、情報システムが事業
□□□□□□□□□□□□□□
戦略遂行のパワーツールとなる
□□□□□□□□□□□□□□
べく活動しております。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
また、インターネットの急速
□□□□□□□□□□□□□□
な普及等により、企業と企業間
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
(B
to B)
、企業と顧客間(B to C)
□□□□□□□□□□□□□□
のコミュニケーションの活性化
□□□□□□□□□□□□□□
が高まる等、我が社の情報化を
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
取り巻く環境も急速に変化して
□□□□□□□□□□□□□□
きております。 ナカヨグルー
□□□□□□□□□□□□□□
プ情報ネットワークは、常に盗
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
聴・侵入・破壊・改ざん等の脅
□□□□□□□□□□□□□□
威にさらされていることを認識
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
し、また、平成17年4月より個
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
みが大変重要であり、情報セキ
□□□□□□□□□□□□□□
ュリティ管理の強化推進の取り
□□□□□□□□□□□□□□
纏め及び情報システム面の実行
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
部隊として活動しております。
□□□□□□□□□□□□□□
本社部門においては、社内ユ
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ーザー及び、顧客(得意先様)
□□□□□□□□□□□□□□
の要望に対処すべく情報システ
□□□□□□□□□□□□□□
ムの改善・運営・保守業務を行
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
い、さらに、情報管理室から、
□□□□□□□□□□□□□□
システム構築・改善企画を社内
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ユーザー[人事、給与管理、労務
□□□□□□□□□□□□□□
管理、会計管理(管理統括本
□□□□□□□□□□□□□□
部)・販売管理(営業本部)]へ
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
提案し業務プロセスの生産性向
□□□□□□□□□□□□□□
上に努めております。また、顧
□□□□□□□□□□□□□□
客(ナカヨ電子サービス殿等)
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
と連携し情報共有化による市場
□□□□□□□□□□□□□□
直結型の情報システム構築に挑
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
戦しております。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
工場部門においては、社内ユ
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ーザー[人事、給与管理、労務管
□□□□□□□□□□□□□□
理、原価管理、会計管理(管理
□□□□□□□□□□□□□□
本部)・生産管理、在庫管理・
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
購買管理等(業務本部)・設計
□□□□□□□□□□□□□□
技術情報管理等(開発推進本部)
]
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
からの改善要望及び情報管理室
□□□□□□□□□□□□□□
からシステム改善提案等により、
□□□□□□□□□□□□□□
ナカヨ生産管理システムを構
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
築・改善し、工場のTCD(Total
□□□□□□□□□□□□□□
Cost Down)活動及び在庫低減
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
活動に直結した生産性の向上に
□□□□□□□□□□□□□□
努めております。
□□□□□□□□□□□□□□
全体的には、顧客(社内ユー
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ザー・社外のお客様等)満足度
□□□□□□□□□□□□□□
を向上すべく、基幹系・情報系
□□□□□□□□□□□□□□
の情報システム活用で部分最適
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
に留まらず、全体最適の挑戦に
□□□□□□□□□□□□□□
向け活動しております。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
11
00
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
技 術「無線LAN
動 向 規格解説」
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ネットワーク構築時の、ケーブ
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ル敷設の煩雑さの解消や、ノート
□□□□□□□□□□□□□□
PC、PDA等の携帯型情報端末の
□□□□□□□□□□□□□□
普及に伴う可搬性、移動性に対す
□□□□□□□□□□□□□□
るユーザの要望から無線LAN技術
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
は発展し普及してきた。
□□□□□□□□□□□□□□
無線LANの標準化を行う代表的
□□□□□□□□□□□□□□
な機関は、米国のIEEE802委員会
□□□□□□□□□□□□□□
である。この委員会で1999年に規
□□□□□□□□□□□□□□
格化され、2.4GHz帯を利用する
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
802.11bの対応製品が市場に投入さ
□□□□□□□□□□□□□□
れ、特にコンシューマ市場で拡大
□□□□□□□□□□□□□□
した。しかし、大容量のデータ送
□□□□□□□□□□□□□□
受信を必要とする法人向け用途と
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
しては、実効速度が4〜5Mbpsの
□□□□□□□□□□□□□□
802.11bでは能力不足であり、市場
□□□□□□□□□□□□□□
は思ったほど伸びなかった。そこ
□□□□□□□□□□□□□□
で2002年、2003年に規格化された
□□□□□□□□□□□□□□
のが802.11a,802.11gである。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
802.11gはOFDM(Orthogonal
□□□□□□□□□□□□□□
Frequency Division Multiplexing:
□□□□□□□□□□□□□□
直行周波数分割多重)
方式を用い、
□□□□□□□□□□□□□□
最大伝送速度54Mbps、実効速度
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
を20Mbps程度まで伸ばした。
□□□□□□□□□□□□□□
OFDMは複数のサブキャリアを
□□□□□□□□□□□□□□
周波数軸上に直交条件を満たすよ
□□□□□□□□□□□□□□
うに密に配置することにより、周
□□□□□□□□□□□□□□
波数利用効率を上げている。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
802.11aは5GHz帯を利用するた
□□□□□□□□□□□□□□
め、2.4GHz帯を利用する民生機器
□□□□□□□□□□□□□□
等との電波干渉を回避し安定した
□□□□□□□□□□□□□□
通信を可能とする。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
802.11gは2.4GHz帯を利用し、
□□□□□□□□□□□□□□
802.11bとの互換性と802.11b並み
□□□□□□□□□□□□□□
の通信距離を有する。現在では
□□□□□□□□□□□□□□
802.11a,b,gのコンボ製品が主流と
□□□□□□□□□□□□□□
12
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
なっており、使用目的によって使
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
い分けができるようになってい
□□□□□□□□□□□□□□
る 。 更 に MIMO( Multi Input
□□□□□□□□□□□□□□
Multi
Output)と言う高速化技術
□□□□□□□□□□□□□□
を使い、有線LANと同等以上の伝
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
送速度を実現する方式が802.11nと
□□□□□□□□□□□□□□
して規格化されようとしている。
□□□□□□□□□□□□□□
送受信アンテナを複数搭載し、
□□□□□□□□□□□□□□
信号処理により送受信信号を空間
□□□□□□□□□□□□□□
分割多重することで伝送速度を向
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
上させる方式で、100Mbps以上が
□□□□□□□□□□□□□□
実現可能である。
□□□□□□□□□□□□□□
もう一つの課題は電波の漏洩に
□□□□□□□□□□□□□□
対するセキュリティ対策である。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
無線LANの基本的なセキュリテ
□□□□□□□□□□□□□□
ィ機能はWEP(Wired Equivalent
□□□□□□□□□□□□□□
Privacy)によるデータの暗号化
□□□□□□□□□□□□□□
と、IDやMACアドレスでアクセ
□□□□□□□□□□□□□□
ス許可を判断するフィルタリング
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
である。しかしながら、WEPは
□□□□□□□□□□□□□□
解読ツールが出回っており、かつ
□□□□□□□□□□□□□□
固定の暗号鍵を使用するため、一
□□□□□□□□□□□□□□
度解読されると意味を成さなくな
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
る。フィルタリングも成りすまし
□□□□□□□□□□□□□□
が可能であることから、その脆弱
□□□□□□□□□□□□□□
性が問題視されていた。
□□□□□□□□□□□□□□
現在では、暗号鍵を動的に変更
□□□□□□□□□□□□□□
するTKIP
(Temporal Key Integrity
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
Protocol)
や、強力な暗号化方式
□□□□□□□□□□□□□□
AES( Advanced Encryption
□□□□□□□□□□□□□□
S
t a n d a r d )、 認 証 規 格 で あ る
□□□□□□□□□□□□□□
IEEE802.1X(電子証明書やパスワ
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ードで認証サーバと端末の相互認
□□□□□□□□□□□□□□
証を行う方式)を併用してセキュ
□□□□□□□□□□□□□□
リテイを強化しており、2004年に
□□□□□□□□□□□□□□
802.11iとして規格化された。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
このように伝送速度、セキュリ
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
ティの問題は解決されてきている
□□□□□□□□□□□□□□
が、市場の活性化には単なるデー
□□□□□□□□□□□□□□
タ送受信だけではない、魅力的な
□□□□□□□□□□□□□□
アプリケーションが必要となる。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
その一つが音声とデータとの統合
□□□□□□□□□□□□□□
である。データ通信と電話システ
□□□□□□□□□□□□□□
ムを同じ設備で賄えるためコスト
□□□□□□□□□□□□□□
ダウンが図れ、かつ無線により利
□□□□□□□□□□□□□□
便性がアップする。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
しかし、元々無線LANはリアル
□□□□□□□□□□□□□□
タイム性が必要な音声通信に配慮
□□□□□□□□□□□□□□
した仕組みを持っていないため、
□□□□□□□□□□□□□□
様々な課題を抱えている。
例えば、
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
無線LANは競合制御が基本であ
□□□□□□□□□□□□□□
り、限られた帯域を複数の端末で
□□□□□□□□□□□□□□
平等に分け合うため、複数のデー
□□□□□□□□□□□□□□
タ端末と音声端末が混在したシス
□□□□□□□□□□□□□□
テムでは、
音声パケットのゆらぎ、
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
遅延、欠落等により音声品質が劣
□□□□□□□□□□□□□□
化する。また、端末が無線LANア
□□□□□□□□□□□□□□
クセスポイント間を移動する際
□□□□□□□□□□□□□□
に、音声が途切れると言った問題
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
がある。データ通信は再送で救済
□□□□□□□□□□□□□□
できるが、リアルタイム通信の必
□□□□□□□□□□□□□□
要な音声の場合救済は難しい。ナ
□□□□□□□□□□□□□□
カヨ通信機では、これらの問題を
□□□□□□□□□□□□□□
解決すべく、特に音声品質を重視
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
した無線LAN技術の研究開発に取
□□□□□□□□□□□□□□
り組んでいる。
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□
★消防隊報告★
自衛消防隊は、前橋工場自衛消防隊と
群馬工場自衛消防隊で工場毎に活動して
おり、各々の工場の緊急事態に対処すべ
く毎月の訓練活動と防火管理活動を実施
しております。
以下、自衛消防隊の年間活動を報告致
します。
消防隊訓練活動
[2004.10 〜 2005.9]
2回/月(第1、第3火曜日の
17:40〜19:10)
避難訓練実施
[群馬工場:2004.11/17、
前橋工場:12/10]
全体教育訓練実施
[消防隊員の基礎教育訓練]
動力ポンプ、消火栓、消火器、伝令救
護班の各班による全体基礎教育及び相互
実技演習
防火用水池清掃
[2005.5/3清掃実施(前橋)
]
外部研修会参加
[主催:前橋市消防本部]
屋内・外消火栓設備及び動力ポンプ設
備取扱研修
[動力ポンプ:5名、
屋内・外消火栓:17名]
第2回工場間消防競技会開催
[2005.9/2]
両工場による消火器・屋内消火栓・通報
伝令競技と一般従業員消火訓練の実施
以上の活動と隊員が日頃から自衛消防
隊としての認識をもち、各々の工場で活
躍しております。
第2回工場間消防競技会総合優勝:群馬工場
★野球部活動報告★
・実業軟式野球大会
リ−グ3位
・電子通信軟式野球関東大会 一回戦
・天皇賜杯軟式野球大会
二回戦
・前橋市長杯軟式野球大会
2005.10月〜開催(前橋市市民球場他)
・練習試合結果
8勝2敗2分け
苦戦を強いられてしまいました。現在は
試合の反省点を生かして、精神面から鍛
え直すと共に基本練習に励んでおりま
す。
皆様のご期待に応えられる様、部員一
丸となり頑張って参りますので今後と
も、ご指導 ご鞭撻の程、宜しくお願い
申し上げます。
(監督:柴崎)
2:各大会を振り返って
3:部員紹介
日頃より、野球部におかれまして多大
なるご支援・ご協力を頂き、厚く御礼申
し上げます。
各大会を振り返りますと、緊張のせい
か選手個々の力が十分に発揮できずに、
30 監 督 柴崎貴光
10 主 将 滝沢知浩
0 吉田将人、1 前原紳人、
2 星 克彦、3 金古隆宏、
5 羽鳥真路、7 中島 智、
1:平成17年度結果報告
(2005.9.4現在)
8 名塚雄輝、11
14 生方 良、16
17 針塚雅行、18
19 原 智之、24
28 高橋和正、29
佐藤宏行、
武井建太、
鈴木雄太、
箱田昌幸、
清水誉史
(計18名)
★快走!駅伝★
9月26日開催の第61回秋田県全県駅
伝大会において、当社北日本事業所ソ
フトウエア開発課所属の長谷川智浩
(はせがわ ともひろ)君が能代山本陸
協の駅伝選手として5区で出場しまし
た。地元紙の「北羽新報」9/26付け
新聞でも「能代山本陸協 見事3位」と
長谷川選手が力走する写真入りで報じ
ました。同じ会社で働く社員として誇
りに思い、今後の活躍にも期待したい
と思います。
尚、掲載の新聞及び写真は「北羽新
報」様のご協力を賜りました。
《長谷川 智浩君プロフィール》
・昭和60年5月28日生まれ
・入
社:平成16年4月1日
・所
属:北日本事業所ソフトウェ
ア開発課
・出 身 校:秋田県立能代工業高校情
報技術科卒業
・高校での部活:陸上競技・駅伝部
・所属団体:能代山本陸上協会(H17
年5月入会)
00
13
2
0
0
5
年
11
月
1
日
No.
3
編
集
人
広
報
誌
編
集
委
員
会
発
行
者
株
式
会
社
ナ
カ
ヨ
通
信
機
東
京
都
渋
谷
区
桜
丘
町
24
ー
4
本
社 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町24−4 東武富士ビル5F
営業本部 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町24−4 東武富士ビル4F
札幌営業所
東北営業所
北東北出張所
北関東営業所
関東営業所
蕁011
(208)
5111
(代)
蕁022
(262)
6644
(代)
蕁0185
(70)
1224
(代)
蕁027
(330)
5650
(代)
蕁048
(645)
8400
(代)
茨城出張所
東京営業所
千葉出張所
横浜営業所
静岡営業所
蕁03
(3496)
1151
(大代) http://www.nyc.co.jp/
蕁03
(5428)
0202
(代)
蕁029
(305)
6555
(代)
蕁03
(5428)
0201
(代)
蕁047
(202)
7851
(代)
蕁045
(260)
0788
(代)
蕁054
(203)
6600
(代)
中部営業所
北陸営業所
関西営業所
中国営業所
http://www.nakayo.co.jp/
蕁052
(955)
3601
(代)
蕁076
(224)
8832
(代)
蕁06
(6355)
5900
(代)
蕁082
(247)
7100
(代)
四国営業所 蕁089
(925)
6785
(代)
福岡営業所 蕁092
(431)
6902
(代)
熊本出張所 蕁096
(340)
8870
(代)
この会報は再生紙を使用しています。
蕷
1
5
0
ー
0
0
3
1
蕁
0
3
︵
3
4
9
6
︶
1
1
5
1
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