■サイト分析 概要:サイト全体の健康状態を確認し、課題がありそうな場所にあたりをつけます。 グラフ:トレンドレポート:時系列で見るレポート。集計期間 表示単位(時間・日・週・月・年)で各指標を見る。今回は「13 ヵ月 月」「過去 90 日 週」表示を想定。 指標:PV 集計期間:13 ヵ月 表示単位:月 総 PV のトレンド(月ごと)を見ます。 PV=セッション(量) PV/ セッション(質)などで構成されていると頭に入れ、 この後のページ分析のレポートなどでブレイクダウンしていきます。 指標:PV 集計期間:90 日 表示単位:週 指標:平均セッション時間・ページ / セッション 集計期間:13 ヵ月 表示単位:月 指標:平均セッション時間・ページ / セッション 集計期間:90 日 表示単位:週 サイトの「質」を測るレポートです。 セッション時間が長いということは、ユーザーをサイトに長く 滞在させるコンテンツがあるということです。 ページ / セッションが多いということは、コンテンツが豊富 だったり導線設計がうまくいっており、多くのページが見られ ているということです。 これらの指標が高くなると、新規ユーザーを獲得した際に リピーターになってくれる確率が上がります。 アクセス解析のエンゲージメント指標 指標:セッション・新規 UU 指標:セッション・新規 UU 集計期間:13 ヵ月 表示単位:月 集計期間:90 日 表示単位:週 流入の「量」を測るレポートです。 露出量(プロモーション施策)に影響を受けやすい指標。 「質」が良いと「量」を伸ばす施策の効果が高くなり、PV が上がります。「質」→「量」の順番で施策を打つのは鉄板で 「量」→「質」よりも、CPA を抑えることができます。 ■ページ分析 概要:サイト全体のレポートを見て課題が「量」「質」どちらにあるのか少しあたりがついたら、どのコンテンツが影響しているのか確認していきます。 【注意点】ページ TOP などは流入の大部分を占め、これを比較対象にすると他のコンテンツの評価がしにくいので、このようなノイズになりそうなページを除外して レポートを設計する必要があります。コンテンツとしてどれが優秀で、どれを伸ばしていき、どのコンテンツを参考に新しいコンテンツを作ればいいのかが分かる レポートにしましょう グラフ:トレンドレポート:時系列で見るレポート。集計期間 表示単位(時間・日・週・月・年)で各指標を見る。今回は「13 ヵ月 月」 「過去 90 日 週」表示を想定。 ランクレポート:ランキングで見るレポート集計期間の指標の合計値。今回は「過去 30 日」表示を想定。 <PV ランキング> <平均滞在時間ランキング> 指標:PV 集計期間:30 日 指標:滞在時間 / セッション 集計期間:30 日 PV のランキングです。 平均滞在時間のランキングです。 これが高いと、たくさん見てもらえる人気コンテンツという これが高いと、ユーザーを長く滞在させる良質なコンテンツと ことになります。サイト全体の PV が高い / 低い要因が いうことになります。これらのページへ導線(流入)を増やす ここにあるかもしれません。 ことで、サイト全体の滞在時間を引き延ばすことができるかも しれません。 <入口ページ(LP)> ※TOP は必ず除く <index から 2 ページ目> 指標:PV 集計期間:30 日 指標:PV 集計期間:30 日 サイト訪問のきっかけになったページの PV 数(入口ページ TOP など index となっているページで PV が多いものをピック の PV)数です。入口としてどれが優秀なページかが分かり ます。広告用の LP が入るとノイズになる場合があります。 入口として優秀なページがある場合、それを中心にして、 他コンテンツへの導線設計するなどの打ち手が考えられます。 逆に、入口として優秀 直帰率が高いところは改善が必要な ページです。このレポートからさらにブレイクダウンして 確認してください。 アップし、それを基準に次のページの PV でランキングにします (パス分析) 。index の役割は次のページのビューに繋げること です。このレポートで、index が「どのページに繋げているか」 が分かります。このレポートはあくまで index からのパスを評 価するもので、2 ページ目の評価ではありません。1 ∼ 2 ページ 目が改善されると、サイト全体の PV が改善される可能性が高い です。2 ページ目に課題がある場合、ここからさらにブレイクダ ウンする必要があります。 <直帰率(index ページ)> <直帰率(index ページ) > 指標:直帰率 集計期間:13 ヵ月 表示単位:月 集計期間:90 日 表示単位:週 TOP など index ページの直帰率を時系列でチェックします。 index は次のページに繋ぐ役割のページなので、この数値が 高い index ページは問題です。直帰率が高い index ページは 各ページへの導線を分かりやすくしたり、読みやすいレイアウ トに変更したり、人気のコンテンツを目立つ位置に持ってくる などの打ち手を考えます。 新規ユーザーに絞って同様のレポートを作成 ■コンバージョン分析 概要:CV のトレンド、フォーム∼ CV までの到達率、CV に貢献した流入元を確認します。 グラフ:トレンドレポート:時系列で見るレポート。集計期間 表示単位(時間・日・週・月・年)で各指標を見る。今回は「13 ヵ月 月」 「過去 90 日 週」表示を想定。 ランクレポート:ランキングで見るレポート集計期間の指標の合計値。今回は「過去 30 日」表示を想定。 コンバージョンファネル:最初のページから最後のページまでの到達率(離脱率)を見るレポート。集計期間の指標の合計値で算出。 指標:CV 集計期間:13 ヵ月 表示単位:月 CV のトレンド(月ごと)を見ます。 <コンバージョンファネル> 指標:CV 集計期間:30 日 最初のページ:メールフォーム 最後のページ:サンクスページ 最初のページ(フォーム)∼最後のページ(サンクス)まで の到達率(離脱率)を見ます。特にフォームのページ数が 多いほど重要度が高いレポートで、CV の阻害要因となって いるポイントを発見するためのレポートです。 指標:CV 集計期間:90 日 表示単位:週 CV のトレンド(週ごと)を見ます。 <CV が発生したリファラー> 指標:CV 集計期間:30 日 CV が発生したリファラーのランキングです。どの広告出稿するメディアを選定するための判断材料になります。 上位に個人のメディアや有力なアフィリエイターがいた場合は、個別にアプローチしてタイアップ企画を提案することも あります。 ■ランディングページ分析 概要:各広告の受け皿となる重要な LP を分析します。ここでいう LP とは、サイト訪問時の入口ページという意味ではなく、広告のリンク先ページという意味です。 グラフ:ランクレポート:ランキングで見るレポート集計期間の指標の合計値。今回は「過去 30 日」表示を想定。 指標:セッション 集計期間:30 日 分析対象:各 LP 指標:CV 集計期間:30 日 分析対象:各 LP LP については、広告出稿量によって PV やセッションの量が LP の最重要目的は「CV をどれだけ多く獲得するか」なので、 左右されるので、多い少ないで評価することはできません。 各 LP 経由の CV をここで見ます。 ただし、他の指標と合わせて見ることで価値のあるデータに なることがあります。 指標:CVR 集計期間:30 日 分析対象:各 LP 指標:フォーム誘導率 集計期間:30 日 分析対象:各 LP LP において最も重要な指標です。CVR が高く、セッションが CV の手前の CTA ボタンをクリックするまで(フォーム)に 少ない LP があった場合は、その LP への誘導施策を増やすこと で CV が増える可能性が高いです。 誘導するまでの率です。CTA ボタンを押したということは、 行動喚起されたということなので、LP の役割はここまでと考 えてもいいかもしれません。基本的に CVR と同じ結果になる はずです。しかし、これと CVR が比例しない場合(CVR1 位 の LP が誘導率 5 位になるとか) 、LP とフォームのトンマナが 合わず離脱させている可能性などを考えます。その場合は、 フォーム誘導率が最も高い LP に合わせたフォームをデザイン してみるのもいいかもしれません。 指標:直帰率 集計期間:30 日 分析対象:各 LP index と同じく直帰率が重要指標となるページが LP です。 直帰率が高い場合、LP のキーメッセージ、KV、レイアウトの 改善はもちろんですが、クリエイティブとの関連性を高める、 出稿メディアとの親和性など、対応範囲がサイト外に及ぶ場合 もあります。 ■検索クエリ分析 概要:サイトに訪問する際に使用したキーワードを分析し、ブランド認知指標のトラッキングや、キーワードマーケティングの参考データを得ることができます。 グラフ:トレンドレポート:時系列で見るレポート。集計期間 表示単位(時間・日・週・月・年)で各指標を見る。今回は「13 ヵ月 月」表示を想定。 ランクレポート:ランキングで見るレポート集計期間の指標の合計値。今回は「過去 30 日」表示を想定。 <ブランドワード> <ブランドワード(新規)> 指標:セッション 集計期間:13 ヵ月 表示単位:月 指標:セッション 集計期間:13 ヵ月 表示単位:月 検索ワード:ブランドワード 検索ワード:ブランドワード ブランドワード(社名や商品名など)の検索キーワードによる 訪問をトラッキングします。1 人の訪問者の 2 回目以降の訪問 もカウントする「認知→ブランド浸透」までを加味した、ブラ ンディング指標として使えるかもしれません。特にマス広告な ど、クリックが発生しないリアルの広告効果測定方法の 1 つ として使ったりします。 <ノンブランドワード> 指標:セッション 集計期間:30 日 検索ワード:ノンブランドワード ブランドワード以外の流入キーワードランキングです。 「ユーザーが何を求めて自社サイトに来ているのか」を確認し 新しいコンテンツを制作する際の参考データにしたりします。 また、CVR が高いキーワードは SEO やリスティング広告で 対策して、流入を増やすことにより CV の増加に繋がります。 ユーザータイプ:新規 新規でどれだけブランド認知を獲得したかという指標になりま す。いわば「ブランド認知の純増」指標。
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