クリエイティブ・リンクス

芸術、学校、コミュニティ…それぞれの思いをつなぐ
シンポジウム&セミナー・ワークショップ
Creative Links
クリエイティブ・リンクス
日時 2003年11月16日
(日)
午前10時30分〜午後7時30分
会場 独立行政法人
オリンピック記念青少年総合センター
分水嶺につながる、大きな変化
これまで公演を見せるだけを仕事としてきたプロの芸術家
たちがワークショップなどの活動を積極的に行なうように
なっています。
これまで外部の専門家を閉ざしてきた学校が総合的学習な
どの導入などで、その門戸を開きつつあります。
これまで行政主導だったプロジェクトが
どんどん地域のNPOの手で担われるようになりました。
つなぐ人材
3つのセクターをたしかにつなぎ、育む人材が求められて
います。でも、その具体的な仕事は?
そして、どんな素養や教育が必要なのでしょうか。
様々な場で広がりつつあるアートマネジメント教育が
必要とされる人材を提供しているのでしょうか。
そして、どうつなぐのか
芸術家や芸術団体が求めるもの。
子どもたちや、親、教師・学校が求めるもの。
コミュニティが求めるもの。
同じ思いのようで、どこかで違うのが思いというもの。
具体的にどうつなげばどう新しい展開が生まれるのか。
セミナー・ワークショップ
アートマネジメントの仕事のなかで、最も必要とされているに
もかかわらず、その価値が正当に位置づけられてこなかったの
が、エデュケーション・オフィサーではないでしょうか。
芸術のみならず、教育、行政、地域に明るく、また様々なパー
トナーシップのなかで調整を担っていかなくてはならない専門
職です。その職能を整理するとともに、実際的なトレーニング
に挑みます。
講師
時間
午前10時30分〜午後3時(休憩等含む)
定員
30名
参加費 一般 4,000円 学生 2,000円
シンポジウム
各自治体にクリエイティブ・リンク・オフィサーを配置し、芸
術、学校、地域をつなぐ試みを実施しはじめたスコットランド
の事例を紹介するとともに、理念と課題を考えます。また、日
本各地で始まっている芸術と市民との新たな関係を紹介し、さ
らなる発展への方途と、それを担う人材育成の問題を探ってい
きます。
基調講演 シルヴィア・ダウ
パネル
スコットランドの事例
青少年に未来を託し、新しい国づくりをめざすスコットラ
ンドでは各自治体に「クリエイティブ・リンク・オフィ
サー」を設置し、芸術、地域、学校をつなぐ試みがはじめ
られています。
日本の事例
芸術、地域、学校。それぞれが動きはじめているなかで、
新しいパートナーシップやイニシアティブも生まれはじめ
ています。
よりたくましく発展させていくためにはどんな方策が、協
力が必要なのかじっくり考えていきたいと思います。
シルヴィア・ダウ
(スコットランド芸術評議会エデュケーション部長)
中山夏織(アーツコンサルタント)
司会
時間
定員
参加費
(スコットランド芸術評議会エデュケーション部長)
蔭山陽太(文学座企画事業部長)
古賀弥生(アートサポートふくおか代表)
猿田洋子(こまがね演劇文化創造劇場事務局長
/駒ヶ根市議)
吉川由美(えずこホール・コーディネーター)
中山夏織(アーツコンサルタント)
午後4時から午後7時30分
100名
一般 2,000円 学生 1,000円
(但し、ワークショップ参加者無料)
主催
シアタープランニングネットワーク
〒182-0003 東京都調布市若葉町1-33-43-202
電話&ファックス 03−5384−8715
E-Mail [email protected]
Website http://www5a.biglobe.ne.jp/~tpn
特定非営利活動法人
助成 国際交流基金草の根交流国際会議助成
大和日英基金
後援 ブリティッシュ・カウンシル
クリエイティブ・リンクスと
エデュケーション・オフィサー
2002年8月、スコットランド芸術評議会は、これまで
4ヶ所で実験的に実施されてきた「クリエイティブ・リンク・
オフィサー」設置プロジェクトの拡大を発表しました。このと
きの予算拡大は4529%のアップを記録し、これにより、こ
れまで8自治体と3サービス・オーガニゼーションに置かれて
いたに過ぎないプロジェクトが全自治体に拡大されました。
クリエイティブ・リンク・オフィサーのポジションは、地方
自治体教育部局、あるいは大規模なサービス・オーガニゼー
ションに置かれています。単なるスタッフではなく、権限を
もった専門職として、児童青少年が、学校や、校外活動で芸術
に親しむ機会のコーディネーションに専心しています。
クリエイティブ・リンク・オフィサーの仕事は、まさに児童青
少年の芸術へのアクセスを向上させることにあります。単に、芸
術や芸術団体の運営の知識に留まらず、芸術そして教育双方の
助成システム、あるいは様々なイニシアティブを理解している
ことが求められる困難な仕事です。芸術団体に在籍するのでは
ない、自治体に活躍する新しいエデュケーション・オフィサーの
誕生でした。
任期は3年間。この限られた期間に、確固たる芸術教育のスト
ラテジーを作成することが義務づけられており、より文化政策
面での活躍が期待されています。
このクリエイティブ・リンク・オフィサー設置を可能とした財
源は、スコットランド芸術評議会、ナショナル・ロッタリー基金
のみならず、スコットランド政府基金、さらに他の民間助成団体
などからも集められました。
シルヴィア・ダウ
スコットランド芸術評議会エデュ
ケーション部長。
スコットランド生まれ。エディンバ
ラ・カレッジ・オブ・スピーチ・アンド・
ドラマで俳優としての教育を受けた
後、南アフリカや合衆国で、ラジオな
どに出演。71年、スコットランドに
戻ってからは、母校やボーネス・アカ
デミーでドラマ教師として教鞭をと
る。86年から9年にわたり、マック
ロバート・アーツ・センター(スター
リング大学内)でエデュケーション・
オ フ ィ サ ー と し て 活 躍 。自 治 体 の
ア ー ツ・エ デ ュ ケ ー シ ョ ン・オ フ ィ
サーを経て、95年より、現職。
余暇時間には、アマチュアのオペラ
カンパニーや児童青少年演劇の指導
にあたっている。母親、ドラマ教師、
エデュケーション・オフィサー、政策
立案者、コミュニティ・アーチスト…
すべてを身をもって体験するスペ
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シャリストである。
クリエイティブ・リンクス参加申込書
FAX 03−5384−8715
参加申込みの方は、下記にご記入のうえ、ファックスにてご送付下さい。折り返し、詳しいご案内をお送りいたします。
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