@IT:Windows TIPS INDEX @IT|@IT自分戦略研究所|@IT情報マネジメント @IT > Windows Server Insider > Windows TIPS > INDEX カテゴリ別インデックス ■Install & Setup ■System Environment ■User Interface ■Network ■Management ■Scripting ■Active Directory ■Office master ■Setup ゲストさん、こんにちは ログインする ¦ ヘルプ ■Security プリンタ用表示 Install & Setup リンクをメール 会議室を見る/書く Windows XPのインストール用起動フロッピーを作成するにはUP! CD-ROMから起動できないマシンやCD-ROMを持たないマシンにWindows XP を新規インストールするには、起動用フロッピーが必要になる/Windows 2000 では、フロッピー作成用ツールがインストールCDに同梱されていた が、Windows XPではそのようなツールは同梱されておらず、マイクロソフト のサイトからダウンロードしてくる必要がある。 既存の環境がWindows XP互換かどうかを自動的にチェックする方法――アッ プグレード・アドバイザを活用する 既存環境(Windows 9x/Me/2000)からWindows XPにアップグレードする際 に、互換性をチェックするためのツールが用意されている/このツールを使え ば、システムを自動的に走査し、Windows XPへのアップグレードで非互換問 題を起こす可能性があるハードウェア/ソフトウェアを検出することができ る。 手持ちのハードウェアがWindows 2000/Windows XP互換かどうかを確認する 方法 特に既存環境をアップグレードするときには、手持ちの周辺機器用のデバイス ・ドライバを利用できることをあらかじめ確認する必要がある/これには、マ イクロソフトが公開しているハードウェア互換性情報や、関連Web情報ページ から最新情報を確認する。 手持ちのソフトウェアがWindows 2000/Windows XP互換かどうかを確認する 方法 既存環境をアップグレードしたとき、利用しているアプリケーションが不都合 を起こす場合もある/マイクロソフトが公開しているアプリケーションの互換 性情報や、関連Web情報ページから最新情報を確認できる。 デュアルブート・システムにおけるWindows 9x/Meの削除方法UP! 必要なら、1つのコンピュータに従来のWindows 9x/Me系OSと、Windows 2000/XP系OSをインストールして、起動時にどちらかを選択するデュアル ブート構成にできる。 / その後Windows 9x/Meが不要になった場合でも、 すべてを再インストールするのではなく、Windows 9x/Meだけを削除するこ とが可能である。 kee<p>ointで保存 ・Webセキュリティに必要な第3の 技術、チェックポイント ・2005年には企業アプリの40%が モバイル対応になる、ノキア ・課題は運用面、ENUM推進団体 が中間報告 ・「Sasserも防げます」、シマン テックが新製品をアピール ・新潮流はディスク to ディスクの バックアップ、EMC ・BIからエンタープライズBIへ、 コグノス ・男女9人IBMエバンジェリスト物 語 ニュース一覧へ -PR- 修復セットアップでブート・メニューを復旧する Windows 2000のインストール後に別のOSをインストールしてブートメニュー が表示されなくなった場合の復旧方法。 ◆エンジニア余剰時代に転職で 成功するための秘訣とは? アップグレード インストールに潜む危険性 便利なアップグレードインストールだが、落とし穴も…。 ◆JBossで学ぶEJB2.0/J2EE アプリケーション開発講座 CD-ROMブートを有効にするには Windows 2000のインストール用CD-ROMからブート(起動)しない場合など は、システムのBIOS設定を確認する。 @IT自分戦略研究所へ -PR[en]【ITエンジニア求人特集】 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (1/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX BIOSをアップデートする方法 場合によってはBIOSとOSとの互換性問題から、システムが正常に動作しない などの問題が発生する場合もある/PCベンダやマザーボード・ベンダ は、BIOSのアップデートをインターネットで公開している/これらを入手し てシステムに組み込むことで、BIOSを原因とする問題などが解消される可能 性がある。 Windows 2000で選択可能なHALのシステム タイプ Windows 2000でサポートされるHALのシステムタイプ一覧。 システムが現在使用しているHALを確認する方法 この方法で現在使用しているHAL設定を確認し、必要ならマニュアルで異な るHALを指定する。 インストール時に強制的にシステム タイプを指定する方法 HALをマニュアルで強制的に設定する方法。 Windows 2000対応ドライバを見つける方法 Windows 2000のインストールCD-ROMで提供されない最新版デバイスドライ バを探し出す方法。 Windows 2000のインストール用起動フロッピーを作成するにはUP! CD-ROMから起動できないマシンやCD-ROMを持たないマシンにWindows 2000を新規インストールするには、起動用フロッピーが必要になる。 / これ には、Windows 2000のインストール用CDに同梱されているツールを使って、 フロッピーを作成すればよい。 / SP統合済みイメージのCD-Rをブートする ならば、フロッピー内のファイルを更新する必要がある。 Java、XML、Linux で転職! ------------------------未経験者やキャリアチェンジ組も 入社後の研修でIT最前線に -PR◆待望の1冊! XMLマスター プロフェッショナル編 ◆UMLモデリングを 業界第一人者が伝授! @ITハイブックスへ -PR◆ORACLE MASTER Gold 9i DB 問題集プレゼント中! @ITクラブへ -PR- デバイスドライバを強制的に変更する方法 Windows 2000が自動選択したドライバ以外のドライバをマニュアルで指定する 方法。 ◆10gマスターへの近道、Oracle Enterprise Manager 10g攻略 「お気に入り」を移行する方法 既存のWindows 9x環境、NT 4.0環境から、インターネット ショートカットなど の貴重な情報を含む「お気に入り」を移行させるには。 ◆本格普及期を迎えたItanium 2プロセッサの動向を追う。 デュアルブート・システムにおけるWindows 2000/XPの削除方法UP! 必要なら、1つのコンピュータに従来のWindows 9x/Me系OSと、Windows 2000/XP系OSをインストールして、起動時にどちらかを選択するデュアル ブート構成にできる。 / その後Windows 2000/XPが不要になった場合でも、 すべてを再インストールするのではなく、Windows 2000/XPだけを削除する ことが可能である。 ◆基本的な勉強をすれば1カ月で 取得できる? UML資格 マルチプロセッサ システムが正しく機能しないときには(MPS BIOSバージョ ンを確認・変更する) マルチプロセッサ システムが起動時にハングアップするなどの問題を解決す る方法。 ◆緊急座談会!クライアント セキュリティの必要性を問う System Environment コンピュータ名を素早く調査するNEW! 同時に複数のリモート・コンピュータにログオンして作業していると、どのコ ンピュータにログオンしているかがすぐに分からないことがある。 / このよ うな場合は、hostnameやipconfig、net configコマンドなどを使ってコンピュー タの名前を表示させるとよい。 / GUIの場合は[システムのプロパティ]画 面で確認することができる。 timeitコマンドでアプリケーションの実行時間を測定するNEW! プログラムの性能を解析するには、プログラムの実行時間を測定する必要があ る。 / リソースキット・ツールにはtimeit.exeという、アプリケーションの実 行時間を測定するコマンドが用意されている。 エクスプローラにActive Directoryへのリンクを追加するNEW! Windows 2000では[マイ ネットワーク]の下にActive Directoryへのリンクが表 示されているが、Windows XPやWindows Server 2003では表示されない。 / Active Directoryへのリンクを利用すると、Active Directory内のオブジェクトへ 素早くアクセスすることができる。 / これを表示させるには、Windows 2000 のdsfolder.dllファイルをシステム・フォルダへコピーすればよい。 ディスク・クリーンアップをバッチ実行するNEW! Windows標準のディスク・クリーンアップ・ツールを使えば、ブラウザの キャッシュやごみ箱など、日々のWindows利用で蓄積したファイルを消去ない し圧縮して、ディスクの空き容量を増やし、PCのパフォーマンスをアップさ せることができる。 / 「ディスク クリーンアップ」のコマンドライン・オプ ションを使えば、任意の設定をレジストリに保存しておき、この設定でクリー ンアップ処理を実行できる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (2/33) [2004/05/13 17:54:15] ◆プログラマから若手マネージャ に飛躍できる! ◆.NETテクノロジーによる アプリケーション開発者集合! ◆NTTデータの厳しい要件を 満たす検索サーバとは? ◆仕事の成果が目に見えること で感じられる醍醐味とは? ◆.NET Frameworkに完全対応 SharePointテクノロジ活用法 ◆きれいなコードがチームを幸せ にする!コーディング手法伝授 ◆位置情報システムを実現する Active型RFIDの可能性を探る ◆収益増大に向けた、 データマイニング導入の手引き @IT FYIへ @IT:Windows TIPS INDEX Windows 2000向け英語版ツールのヘルプを日本語化するNEW! Windows管理者必携のドキュメント/ツールとして「サポート・ツール」「リ ソースキット・ツール」がある。 / これらのツールは英語版しか提供されて おらず、ヘルプも英語のままである。 / マイクロソフトがWebで提供してい る日本語ヘルプを上書きすれば、一部のヘルプが日本語になる。 Windows 2000管理者向けツールの種類と使い分けNEW! マイクロソフトは、Windows管理者の作業を支援するさまざまなツールを提供 している。 / しかしインストールCDやWebなど提供方法はさまざまで、各 ツールの使い分けなどは必ずしも明確ではない。 / Windows 2000管理者向け ツールの入手方法と使い分けについて整理する。 Outlook Expressのフォルダを最適化して領域を節約するNEW! Outlook Expressではメッセージをフォルダという単位で管理している。各フォ ルダは実際には1つの.dbxファイルになっている。 / メッセージを削除して も.dbxファイルのサイズは変わらず、メッセージの占有していた部分が空き領 域となるだけである。 / 最適化操作を行うことにより、.dbxファイル中の未 使用領域をなくして、ディスクを節約することができる。 テキスト・ファイルの行末コードを変更するNEW! テキスト形式は互換性が高いが、行末コードはOS環境によって異なることが ある。 / MS-DOS形式では行末はCRとLF、Mac形式ではCRのみ、UNIX形式 ではLFのみとなっている。 / 行末コードをDOS形式に変換するには、moreコ マンドかInternet Explorerを使うことができる。 文字コードを変換するNEW! Windows OS環境では、シフトJIS以外にもさまざまな文字コードが利用されて いる。 / コマンド・プロンプトで利用するコマンドでは、シフトJISしか受け 付けないものも多いし、メモ帳ではEUCやJISコードを扱うことはできない。 / 文字コードを変換するにはInternet Explorerで文字コードを指定して保存する とよい。 コマンド・プロンプトでレジストリを操作するNEW! CUIベースのレジストリ操作ツールを利用することにより、定型的な処理や多 数のリモート・マシンのメンテナンスなどが容易になる。 / Windows 2000用 のCUIベースのツールはサポート・ツールに含まれている。 Tempフォルダの場所を変更するNEW! Tempフォルダには、アプリケーションやシステムで利用するさまざまな一時 ファイルが作成される。 / Tempフォルダを全ユーザーやシステム全体で共通 化することにより、ディスクのクリーンアップ作業などを簡単に行えるように なる。 / Tempフォルダをシステム・ドライブと分離することにより、システ ムのパフォーマンス低下を抑えることができる。 不要になったユーザー・プロファイルを削除するNEW! ユーザー・プロファイルには、ユーザーごとのレジストリ情報やデスクトップ 設定、ユーザー・ドキュメントなどが格納されている。 / ユーザー・プロ ファイルは、ユーザーが最初にログオンしたときに作成されるが、自動的に削 除されることはない。 / 不要になったプロファイルを削除すれば、ディスク の空き領域を増やし、フラグメントなどを軽減することができる。 MDACのバージョン調査ツールを利用するNEW! MDACは、さまざまな種類のデータベースにアクセスするための、汎用的で統 一的なインターフェイスの総称である。 / MDACには多くのバージョンが存 在し、さまざまな製品とともに出荷されているので、システムにインストール されているMDACのバージョンも多岐に渡る。 / MDACのバージョンを調査 するにはComponent Checkerツールが利用できる。 UNIX互換環境を実現するSFUを利用するNEW! Services for UNIX(SFU)は、WindowsシステムとUNIXシステムとの相互運用 性を高めるためのシステムであり、無償で提供されている。 / SFUを導入す ることにより、UNIXのアプリケーションをWindows OSへ移植しやすくなる。 / UNIXシステムとNFSやNISを共有して、相互運用性を高めることができ る。 Windows OS向けリソースキット・ツールを入手するUP! Windows OS内部のしくみや高度な設定法などを解説したリソースキットは、 管理者や熟練ユーザーにとっては不可欠な情報ソースである。 / リソース キットには、ドキュメントに加え、管理業務などを支援するさまざまなツール が収録されている。 / すべてではないが、一部のツールはインターネットで 無償公開されている。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (3/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX システムをリモートからシャットダウンするNEW! システムが不安定になったり、応答がなくなったりした場合には、リモートか らシャットダウンや再起動ができると便利である。 / リモートからシステム をシャットダウンしたい場合にはshutdown.exeコマンドを使う。GUI画面で も、コマンドラインでも利用できる。 IEのCookieをインポート/エクスポートするNEW! Webサーバは、Cookieと呼ばれる小さなデータをクライアント側で保存させ、 次回のアクセス時にこの情報を送らせることで、どのユーザーからのアクセス かを識別できる。ネット通販サイトやコンテンツ・サイトは、この機能を使っ て簡易のユーザー認証を行っているところが多い。 / Cookieはコンピュータ ごとに作られるので、別のコンピュータからアクセスした場合は利用できな い。この場合には、Cookieのインポート/エクスポート機能を使ってCookieを コピーすればよい。 大きなサイズのファイルを分割して送受信するNEW! 数Mbytesもあるような大きなファイルをメールで送信すると、エラーとなって 送信できないことがある。 / メールを小さなサイズに分割して送信すること により、大きなファイルでも送ることができる。 / Outlook Expressを始め、 メールの分割送受信機能をサポートしているメール・ソフトウェアは多い。 ディスクのパーティション・テーブルを調査するNEW! ディスクにパーティション・テーブルという、パーティションを管理するため のデータ領域が存在する。 / パーティション・テーブルの内容を表示させる には、diskmapコマンドを利用する。 ユーザー・アカウントのロックアウトを解除するNEW! 辞書攻撃などを悪用した不正侵入からシステムを守るには、一定回数以上ログ オンに失敗したユーザーのアカウントをロックアウトする設定にしておく。 / しかし不正アクセスではない正規のユーザーでも、繰り返しログオンに失 敗する場合がある。一度アカウントがロックアウトされてしまうと、その後正 しいパスワードを入力してもログオンできず、ユーザーにはその原因が分から ない。 / この場合には、管理者がユーザーのロックアウトを解除する必要が ある。 WindowsシステムのTempフォルダを簡単に開くNEW! 「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「%temp%」を入力して実行する と、WindowsシステムのTempフォルダをエクスプローラで開くことができる。 / 「%temp%」をほかの環境変数(例:「%systemroot%」など)に置き換える と、ほかのWindowsシステムのフォルダ(例:Windowsフォルダなど)も開く ことができる。 Outlook Expressでメール・メッセージのソース情報(ヘッダ情報)を表示す るNEW! インターネットでやりとりされるメールには、メールの差出人やあて先、経由 されたメール・サーバの情報などがヘッダ情報として添付されている。 / 普 段はこのヘッダ全体を眺める必要はないのだが、素性のしれないメールやメー ルのトラブル・シュートなどで確認する必要に迫られる場合がある。 / Outlook Expressでは、メッセージのプロパティ・ダイアログでヘッダ情報を確 認できる。 システム起動時の自動chkdskをスキップするNEW! Windows NT系のOSでは、必要ならば、システムの起動時に自動的なchkdskを 行うようになっている。/これをスキップするには、chkntfsコマンドを利用す る。 ドメインのユーザー・パスワードを変更するNEW! パスワードの安全性を高めるには、定期的にパスワード文字列を変更するのが よい。 / ユーザーが自発的にドメインのパスワードを変更する方法を説明す る。 FAT→NTFSにファイル・システムを変換するNEW! Windows NT系列のOSでは、アクセス管理機能を強化したNTFSファイル・シス テムを利用可能である。 / しかし古いコンピュータでは、従来ソフトウェア との互換性のために、わざとFATボリュームが使われている場合がある。 / このような場合には、convertコマンドを使って、既存のファイルをそのま まNTFSボリュームに変換することができる。 ターミナル・サービス/リモート・デスクトップ接続のポート番号を変更す るNEW! ターミナル・サービスを利用すると、システムをリモートから管理したり、出 先からログオンして作業を行ったりできる。 / だがターミナル・サービス は、ユーザー名とパスワードさえ分かれば利用できるサービスである。そのた めインターネット上に公開する場合は注意が必要である。 / 最低限のセキュ リティ対策として、デフォルトのポート番号を変更するのがよい。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (4/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX ファイル名の表示順序を変更するNEW! Windows XPのエクスプローラでは、ファイル名のソート順序が「数値順」と なっている。数値部分の文字列が実際の数値に変換され、その値に基づいて昇 順に並べられる。 / 従来のWindows OSと同様の「アルファベット順」にする には、レジストリを変更する。 安全性の高いパスワードを作るコツNEW! ICカードや指紋認証など、高度な個人認証手段が普及しつつあるものの、いま なお多くのシステムでは、パスワード入力で個人認証を行っている。 / ク ラッキング・ツールなどで簡単にパスワード認証を突破されないためには、辞 書にないランダムな文字列をパスワードに指定する必要があるが、こうしたラ ンダムな文字列を覚えておくのは簡単ではない。いきおい、簡単な単語や人の 名前を指定したり、文字列を付箋にメモしてディスプレイに貼ってしまったり しがちだ。 / 比較的安全性の高いパスワードを作るには、適当なフレーズを 元に、一定のルールでこれをパスワード文字に変換する方法が有効である。 修正プログラムの内容を調査するNEW! 修正プログラムの適用による副作用のリスクを評価するには、修正プログラム の適用によって置き換えられるシステム・ファイルなどを調査する必要があ る。 / 修正プログラムの隠しオプションを利用すれば、修正プログラムのイ ンストールはせずに、アーカイブされたファイルだけを展開することができ る。 レガシーWindowsからはアクセスできない共有リソースを作成するNEW! セキュリティ的には、Windows 95や98、98 SE、Meなどの古い16bit Windowsは ネットワークから排除したい。しかし現実はそう簡単にはいかないものだ。 / あくまで簡易的なものだが、共有名を工夫することで、こうした古 いWindowsからはアクセスできず、Windows 2000/XPからのみアクセス可能 な共有リソースを作ることができる。 コマンド・プロンプトでイベント・ログを表示するNEW! Windowsシステムに関する各種のイベントはイベント・ログに記録され、通常 はイベント・ビューアを使って表示する。 / eventquery.vbsというスクリプト を使うと、イベント・ログの内容をコマンド・プロンプト上で表示させること ができる。 / オプション指定により、リモート・マシンのログの表示や、指 定された条件に合うログだけを抜き出して表示させたりできる。 オフラインで修正プログラムを入手・適用するNEW! Blasterワームが猛威を振るった。こうしたワームの攻撃から身を守るには、最 終的には攻撃の対象となるセキュリティ・ホールをふさぐしかない。 / これ には、システムに修正プログラムを適用する必要があるのだが、そのため にWindows Updateを使うには、セキュリティ・ホールがある状態でインター ネットに接続しなければならない。 / インターネットに接続せずに修正プロ グラムを適用するには、必要な修正プログラムを安全な環境でダウンロードし ておき、これをCD-Rなどに書き込んで利用する。 / このような用途で、必要 な修正プログラムを効率よく入手するには、TechNetセキュリティにある「製 品別修正プログラム一覧」が便利である。 お気に入り一覧を印刷するNEW! IEの「お気に入り」は便利な機能だが、長く使っていると、いつの間にか大量 の項目が登録されているものだ。 / IEで整理することが可能だが、作業の補 助として、「お気に入り」一覧を印刷したくなる場合がある。 / IEには、直 接「お気に入り」を印刷する機能はないが、「お気に入り」のエクスポート機 能を使えばこれが可能である。 共通ダイアログのショートカット・バーを変更するNEW! Windowsシステムの共通オープン・ファイル・ダイアログには、特定のフォル ダへ素早くアクセスするためのショートカット・バーが用意されている。 / このショートカットの内容を変更して、よく使う作業フォルダなどを割り当て ておくことができる。 / ショートカットの内容を変更するには、TweakUIを 利用するとよい。 メールに添付された.PIFや.EXE、.SCRなどの実行ファイルに注意NEW! メール添付型のウイルスでは、ウイルスのプログラムを添付したメールを送信 し、ユーザーが実行するのを待つ。 / 自分の知っているファイル・タイプ以 外の添付ファイルは不用意に開かないようにする。 / .PIFや.LNKファイル は、エクスプローラではファイル・タイプが表示されないので、取り扱いには 特に注意する。 Windows Updateの不要な項目を表示させないようにするNEW! Windows Updateでは、必須ではないが、インストールした方がよいとされる項 目が[推奨する更新]として表示される。 / [推奨する更新]をインストー ルしない場合、Windows Updateを実行するたびに表示されるので、少々煩わし いと感じられることもある。 / Windows Updateをカスタマイズすれば、[推 奨する更新]に表示させないようにできる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (5/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX IE6.0のCookie受け入れ許可リストを移行させるNEW! Internet Explorer 6.0はP3Pに対応しており、サイト単位でCookie受け入れの可否 を設定できる。 / 設定したドメイン名と受け入れの可否はレジストリに記録 されているので、その情報をエクスポート、あるいはインポートすれば、他 のPCへの設定移行が可能である。 サードパーティ製サービスの稼働状況を素早く確認するNEW! システムに後から追加したソフトウェアが原因で、システムが不安定になった り、突然性能が低下したりする場合がある。 / 追加ソフトウェアを実行して いなくても症状が起こる場合には、それらのソフトウェアによってサービスが 追加され、Windowsシステムの起動時に自動的に起動されている可能性があ る。 / Windows XPから追加されたシステム構成ユーティリティを使えば、現 在稼動中のサービスのうち、Windows標準以外のものを素早く特定することが できる。 バイナリ・ファイルのバージョンを調べるNEW! システムにインストールされているファイルの細かいバージョンを知りたい場 合がある。 / そのためにはエクスプローラでファイルの[プロパティ]情報 を表示させるとよい。 / Support Toolsに含まれるfileverというコマンドを使え ば、コマンドラインで簡単に調査することができる。 スタンバイからの復帰でパスワード入力を要求されないようにするNEW! Windows 2000/XPには、一定時間PCが使われなかったときに、自動的に省電 力モードに入るスタンバイ・モードの機能がある。 / デフォルトでは、スタ ンバイから復帰するたびにパスワード入力を求める設定になっている。安全性 を考えてのことだが、不要ならこのパスワード入力を要求しないように設定で きる。 オブジェクトを識別するSIDとは?NEW! Windows NT系のOSでは、ユーザー・アカウントなどのオブジェクトはすべ て、表に表示される名前ではなく、SIDという内部的な数値を使って管理され ている。 / 通常、SIDがユーザーの目に触れることはないが、アカウントの削 除やドメイン・コントローラへの接続トラブルなどの事態が発生すると、SID がそのまま表示される場合がある。 差分バックアップと増分バックアップの違いNEW! Windowsには標準でバックアップ・ユーティリティが付属している。 / この ユーティリティでは、いくつかの「バックアップの種類」が用意されており、 これを使い分けることで、大量のデータを効率よくバックアップできるように している。 / なかでも分かりにくい「差分」バックアップと「増分」バック アップの違いについて解説する。 グループ・ポリシー管理を強力に支援するGPMCを活用するUP! 大規模なネットワークを統一的に管理するには、Active Directoryとグループ・ ポリシーを活用するとよい。 / しかし従来は、グループ・ポリシー・オブ ジェクト(GPO)のバックアップが行えないことや、GPOの適用テストなどを 簡単に行えないため、大規模ユーザーがグループ・ポリシーを積極的に活用す るのは困難だった。 / グループ・ポリシー管理コンソールを利用すれば、こ れらの問題を解消して、グループ・ポリシーを柔軟に活用できるようになる。 エラーの原因調査に役立つメッセージ・ヘルプを入手するNEW! エラー・メッセージは、システム障害の原因究明の大きな手がかりになる情報 である。 / しかし簡単なメッセージだけでは、内容を十分に把握できない場 合が多い。 / 従来から、Windows 2000リソース・キットの付録CDにはメッ セージの詳細を解説したヘルプ・ファイルが付属していたが、英語版のままで あった。 / このヘルプ・ファイルを日本語に翻訳したものが、マイクロソフ トのWebサイトからダウンロードできる。 ディスク容量低下の警告メッセージを表示しないNEW! Windows XPでは、ハードディスクの容量が少なくなると、通知領域からバ ルーン形式で警告メッセージが表示されるようになった。 / これがうるさい と感じるなら、レジストリを変更すれば表示を禁止できる。 Internet Explorerの[ソースの表示]メニューで起動するエディタを指定す るNEW! Internet Explorerの[ソースの表示]機能を利用すれば、現在表示中のWebペー ジのHTMLデータをワン・アクションで表示させることができる。 / この際 デフォルトでは、メモ帳が起動されるが、文字コードとしてシフトJIS以外が 使われているページは正しく表示されない。 / レジストリを変更すれば、メ モ帳の代わりに任意のテキスト・エディタが起動されるようにできる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (6/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX Windowsサーバへの不正アクセスを検知するためのパフォーマンス・モニタ・ オブジェクトNEW! サーバの管理者は、サーバに対して不正なアクセスが行われていないかを注意 しなければならない。 / 本格的なIDS製品などもあるが、Windowsの標準ツー ルであるパフォーマンス・モニタを使って、最低限の対策を行うことができ る。 エクスプローラの[新規作成]メニューをカスタマイズするNEW! エクスプローラの[ファイル]−[新規作成]メニューから項目を選択するこ とで、テキスト・ファイルやOfficeファイルなどを作成できる。 / レジストリ を操作すれば、この[新規作成]サブ・メニューに、任意のファイルに対する メニュー項目を追加できる。 / またこの方法でファイルを作成するとき、テ ンプレートとなるファイルを設定することもできる。 接続されていないデバイスの情報を表示させるNEW! デバイス・マネージャには、現在接続されているデバイスに関する情報だけが 自動的に表示されるようになっている。 / 場合によっては、現在接続されて いないデバイスや、すでに使わなくなったようなデバイスに関する情報を表示 させたり、そのデバイス・ドライバをアンインストールしたりしたいこともあ る。 / ある環境変数をセットしてからデバイス・マネージャを起動すると、 接続されているかどうかにかかわらず、インストールされているすべてのデバ イスに関する情報が表示される。 レジストリ・キーのデータを移行・バックアップするNEW! Windowsシステムに関する各種設定は、レジストリに記録されている場合が多 い。 / レジストリ内部の一部のキーを、別のPCに移行したければ、レジスト リ・エディタで必要なファイルをテキスト形式でエクスポートし、そのファイ ルを移行先でインポートすることができる。 IEのゾーン設定情報を移行・バックアップするNEW! IEのゾーン機能を使えば、Webサイトによってスクリプト設定やCookie設定を 自動的に切り替えることができる。 / この場合、信頼できるWebサイトを ゾーンに登録していくことになるが、こうして登録したサイト一覧をバック アップしたり、別のPCに移行したりする簡単な方法はない。 / これらの情報 はレジストリに保存されているので、対応するレジストリ・キーの内容をエク スポート/インポートする。 イベント・ログ・ファイルの最大サイズを拡大する NEW! Windows NT系列のOSには、OSやアプリケーション・ソフトの動作を記録・表 示する「イベント・ログ」という機能がある。 / デフォルトでは、ログ・サ イズが初期設定の制限値(512Kbytes)より大きくなると、新たなログが記録 されなくなる。現実的には、ログ・ファイルのサイズを大きくしておき、上書 きモードで利用するのがよいだろう。 ディスクの内容を完全に消去するNEW! ディスクを破棄したり、譲渡したりする場合には、あらかじめディスクの内容 を消去しておかないと情報が漏えいする危険性がある。 / ファイルをごみ箱 に捨てても、インデックスが削除されるだけで、データ本体を消去するわけで はない。そのためファイルを復活させることもできる。 / データを完全に消 去するためには、ディスク全体に渡ってデータを完全に上書きする必要があ る。このためにはcipher /wコマンドを実行すればよい。 バックアップ・ファイルをワン・アクションでCD-R/RWに書き込む NEW! Windows XPでは標準でCD-R/RWドライブの書き込み機能が用意された。 / CD-R/RWメディアへの書き込み準備領域は、ユーザーごとのプロファイル ・フォルダの下にある。 / このフォルダに直接ファイルを書き込めば、CDへ の書き込みをワン・アクションで実行可能である。 新規ユーザーのログオン時も[Windows 2000の紹介]ダイアログを表示しない ようにするNEW! 新しいユーザーがWindows 2000にログオンすると、[Windows 2000の紹介]ダ イアログが表示される。 / これは初心者ユーザーを対象とするもので、熟練 ユーザーにとっては無用の長物であるとともに、自動化処理の妨げとなる場合 もある。 エラーを無視してファイルをコピーする方法 ―壊れかけたディスクからの ファイルの救出―NEW! エラーの発生したディスクからファイルを読み出すには、別のマシンにディス クを取り付けて読み出すとよい。 / ファイルのコピーには、エラーを無視し てコピーすることができるxcopyコマンドを使うとよい。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (7/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX OSの種類によってバッチ・ファイルの処理を切り替える方法NEW! 異なるOSで実行されるバッチ・ファイルで、OSによって処理を分岐させたい 場合がある。 / OSごとに個別のバッチ・ファイルを用意する方法もあるが、 環境変数「comspec」を参照すれば、Windows 9x系のOSとWindows NT系のOS を区分して、別々の処理を実行するバッチ・ファイルを作成可能である。 ドメインに参加できない:コンピュータ・アカウントを登録し直すNEW! Windows NT/2000/XP Proが動作するコンピュータからドメインにログオン するには、ドメイン・コントローラ上に「コンピュータ・アカウント」を追加 する必要がある。 / 一度追加したコンピュータのOSをいったん破棄してク リーン・インストールしたときには、「コンピュータ・アカウント」を「リ セット」しなければ、再度ドメインに参加できない。 NetBIOS名でほかのコンピュータに接続できないNEW! NBT(NetBIOS over TCP/IP)が無効にされているときでも、NetBIOS名をマ ニュアルで指定すれば、別のコンピュータの共有資源に接続できる。 / しか しうっかり「TCP/IP NetBIOS Helper」サービスを停止していると、この名前指 定が不可能になる。 IE 6.0 SP1のインストール用コンポーネントのダウンロードだけを行うNEW! IE6 SP1を通常の手順でセットアップすると、セットアップ途中でコンピュー タの状態が検査され、それに応じて必要なコンポーネントがダウンロードされ る。 / 必要なコンポーネントだけを効率よくダウンロードできるが、複数の コンピュータにインストールする際にも、毎回コンポーネントのダウンロード を行わなければならない。 / コマンドラインからあるオプションを指定し て、セットアップ・プログラムを実行すれば、コンポーネントをまとめてダウ ンロードできる。 Windows XP Home Editionでバックアップ・ツールを使うNEW! Windows 2000より、重要なデータなどをバックアップするためのバックアップ ・ツールが標準で提供されるようになった。 / Windows XPでも同様のツール が提供されているが、Windows XP Home Editionではデフォルトではインス トールされない。利用するにはインストールCDからのマニュアル・セット アップが必要である。 Outlook Expressのメール・アカウント情報をバックアップするNEW! 目ぼしいWebページを見付けたときや、ToDoを思いついたときなど、忘れな いように情報をメールで自分自身に送れば、情報をメール・ボックスで一元管 理できるようになる。 / しかし会社と自宅など、複数のコンピュータでこれ ができるようにするには、各コンピュータでメール送信の設定を行う必要があ る。 / こんなときには、Outlook Expressのメール・アカウントのバックアッ プ/リストア機能を使うと便利である。 .NET Frameworkのバージョンを確認する方法NEW! Visual Studio .NETで開発したCLRベースの.NET対応プログラムを実行するに は、Windows環境に.NET Frameworkランタイム・ライブラリが必要である。 / .NET Frameworkランタイムは、デフォルトでは組み込まれないので、明示的に インストールしなければならない。 / .NET対応プログラムを展開するには、 クライアント・コンピュータにランタイムがインストールされているかどう か、またどのService Packまで適用されているかを確認する必要がある。 パスワードの有効期間を無期限にするNEW! Windows 2000/XPのデフォルト設定では、パスワードの有効期限が42日に設 定されている。 / ワークグループ・ネットワークで資源を共有している場合 などは、このパスワードの期限切れにより、ある日突然資源にアクセスできな くなるなどのトラブルが発生する場合がある。 / このような場合には、パス ワードを無期限にすることができる。 HTMLメールをテキスト形式で読み出すNEW! IE 6.0 SP1にバージョンアップすると、Outlook Expressにオプションが追加さ れ、これを利用すれば、HTMLメールを強制的にテキスト形式にして読み出す ことができるようになる。 前回ログオン時のユーザー名を非表示にするNEW! デフォルトでは、前回ログオンに成功したユーザーの名前がログオン・ダイア ログに表示される。 / 利便性を考えてのことだが、ログオン認証の安全性を より高めるには、ユーザー名表示は行わないほうがよい。 / ローカル・セ キュリティ・ポリシーの設定を変更すれば、これが可能である。 巨大なサイズのファイルを簡単に作る方法NEW! fsutilコマンドを使うと、ギガバイト・クラスの巨大なファイルを簡単に作成す ることができる。 / こうやって作成した巨大なファイルを使うと、システム のパフォーマンスやネットワークの性能測定、負荷テストなどが行える。 / FAT32からNTFSに変換する場合は、MFT用の予約領域を作成しておくとよ い。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (8/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX Outlook Expressのメッセージ・ルールをバックアップする方法NEW! プロファイル・フォルダのdbxファイルをコピーすれば、Outlook Expressの メッセージをバックアップすることができる。 / しかしこれだけでは、メッ セージ・ルールの設定内容はバックアップされない。 / メッセージ・ルール の内容はレジストリに保存されているので、対応するキーの値をエクスポート する。 メール・データの簡易リアルタイム・バックアップを作成するNEW! 万一のデータ消失で影響が大きいデータの1つは、日々やりとりするメール・ データである。 / Windows 2000/XP付属のバックアップ・ユーティリティを 使えば定期的なバックアップが可能だが、この方法でリアルタイムにバック アップを確保するのは不可能である。 / 常時接続されたメール・クライアン トを2カ所で稼働させることで、リアルタイムにメールのバックアップを取る ことが可能である。 セキュリティ情報をいち早く入手するNEW! マイクロソフトは、自社製品にかかわるセキュリティ・ホールを見付けると、 問題を修正する修正プログラムとともに、セキュリティ情報をWebなどで鋭意 公開している。 / タイムリーにセキュリティ情報を入手するには、新着情報 や更新情報を逐一メールで知らせてくれる「マイクロソフト・プロダクト・セ キュリティ警告サービス」が便利である。 グループ・ポリシー・エディタの使用法NEW! Windowsでは、コンピュータの初期設定などをグループ・ポリシー・オブジェ クト(GPO)として定義しておき、システムにログオンするたびに、自動的に これを適用できるようになっている。 / GPOを編集するには、グループ・ポ リシー・エディタを使用するが、一般ユーザーが広く使うツールではないの で、[スタート]メニューなどには登録されていない。 / これを起動するに は、手作業でMMCを起動し、スナップインを追加する必要がある。 Outlook 2002の「迷惑メール」機能に注意NEW! Outlook 2002には、迷惑メールや成人向けメールを自動識別して、別フォルダ に自動仕訳したり、色分けしたりする便利な機能がある。 / しかし実際に は、この識別方法はあまり有効な内容ではなく、必要なメールを誤って迷惑 メールと識別してしまう危険がある。 Windows Updateを無効化するNEW! まだシステムに適用されていないhotfixを調査し、これをダウンロードして適 用可能にするサービスとして、Windows Updateがある。 / 便利な機能なのだ が、企業のクライアントに対し、ユーザー各自がWindows Updateを実行するの は難しい。 / そのような場合には、ユーザーによるWindows Updateの実行を 禁止することができる。 IEの日本語表示でもClearTypeの恩恵に浴するNEW! Windows XPでは、主に液晶ディスプレイで細かな文字表示の可読性を向上さ せるClearTypeという新機能が追加された。 / しかし日本語フォントについて は、ディスプレイ表示でよく使うサイズがClearTypeでは無効になるように なっており、その恩恵には浴せない。 / 万人にお勧めできる方法ではない が、サードパーティ製フォントを追加インストールして、IEのフォント設定を 切り替えれば、日本語でもClearTypeを有効化することができる。 Windows Updateのファイルを個別にダウンロードするNEW! Windows Updateを行うには、各マシンを直接インターネットに接続しておく必 要があるが、遅い回線だったり、多くのWindowsマシンがあったりする場合に は不便である。/Windows Updateのモジュールを事前にダウンロードしておい て、そこから各マシンに適用することができれば便利である。/Windows Updateのファイルを個別にダウンロードするには、Windows Updateをカスタマ イズして、Windows Updateカタログを表示させる。 Webキャッシュを減らしてディスクを節約するNEW! IEは、一度表示したWebページのデータをローカルにキャッシュしておき、次 回からの表示を高速化する。/デフォルトでは、各ユーザー単位に、全ディス ク容量の3%までをこのWebキャッシュとして使用する設定になっている。 ディスク・サイズが大きくなると、それに応じてキャッシュ領域も増える。/ しかしインターネット接続回線が高速化し、Web Proxyなどが一般化した現在 では、ローカル側でWebページ・データをキャッシングする必要性は低下して いる。キャッシングが不要なら、IEの設定を変更して、ディスク領域を節約で きる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (9/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX Windows XPで変わったユーザー/コンピュータ/グループの選択方法NEW! Windows XPでファイルのアクセス権を設定したり、管理ツールでセキュリ ティを設定したりする場合は、ユーザーやグループを選択するダイアログボッ クスを使用する。しかしこのダイアログボックスの形式がWindows 2000のもの とは異なっている /デフォルトでは名前などの一覧が表示されていないの で、最初に検索を行ってオブジェクトのリストを取得し、そこから必要なもの を選択する。 ディスク・デフラグをスケジュール実行する(Windows XP編)NEW! Windows XPに付属のディスク・デフラグ・ツールにはスケジュール実行機能 がない/しかしWindows XPから提供されるようになったコマンドライン版 のdefragコマンドとタスク・スケジュール機能を組み合わせれば、デフラグの スケジュール実行が可能である。 ディスク・デフラグをスケジュール実行する(Windows 2000編)NEW! Windows 2000に付属するディスク・デフラグ・ツールには、スケジュール機能 がない/少々無理はあるが、WSHでスクリプトを作れば、スケジュール実行 が可能になる。 安全性の高いランダムなパスワードを生成し、パスワードを変更するNEW! パスワードは、簡単に類推できない、できるだけランダム性の高い文字列の方 が安全性が高い。しかしランダムな文字列を考えるのは苦痛である。/「net user」コマンドの隠しオプションである「/random」を使えば、ランダムなパス ワードを生成し、これを割り当てることが可能である。 オートコンプリートの「パスワード保存」ダイアログを理解するNEW! IEのオートコンプリート機能を使えば、ユーザー名とパスワードを履歴に保存 しておき、次回以降はこれらのデータを自動的に入力させることが可能である /使い方によっては危険な機能なので、パスワード保存時には注意を促すダイ アログが表示されるのだが、このダイアログの意味が分かりにくい/ダイアロ グの意味を理解するには、IEのオートコンプリート設定を理解する必要があ る。 Windows 9x/Me/NT/2000からXPのリモート・デスクトップを使うNEW! Windows XPでは、フルカラー・サポートなどが強化されたリモート・デスク トップ接続機能が提供される/Windows XPのインストールCDには、Windows 9x/Me、Windows NT、Windows 2000で利用可能なリモート・デスクトップ・ クライアント・ソフトウェアが同梱されており、これを使えば、Windows XP 以外のOSでも、リモート・デスクトップの最新機能が利用可能になる。 パスワード・リセット・ディスクの使い方NEW! Windows XPでは、パスワード・リセット・ディスクと呼ばれるフロッピーを 作成しておくことで、ユーザーが自分のパスワードを忘れた場合でも、管理者 に頼らずに、自分でパスワードをリセットし、新しいパスワードを設定できる ようになった/ただしこれでリセットできるのはコンピュータのローカル・ ユーザー・アカウントのみで、ドメインのユーザー・アカウントには適用でき ない。 IISをインストールするNEW! Windows 2000 Professional/Windows XP Professionalには、Webサーバ/FTP サーバ機能を実現するためのIISが標準で提供されている。/ ただしデフォル トではIISはインストールされないので、必要ならIIS用のWindowsコンポーネ ントをマニュアルでインストールする必要がある。 / Nimdaなどのワームに 感染しないように、IISのインストールはインターネットとは遮断された環境 で実施したほうがよい。 Professional版に付属するIISの制限NEW! Windows 2000 Professional/Windows XP Professionalには、Webサーバ/FTP サーバを構築するためのIISが標準で添付されている。/ただしこれら のWindowsに付属するIISは、Server版と比較すると機能制限が加えられてお り、本格的なサービスを提供するサーバには使えない。 IEのオートコンプリート履歴を削除する IEのオートコンプリート機能を使えば、ユーザー名やパスワードを覚えていな くても、ユーザー認証を受けられるようになる。 /しかし気をつけないと、 実質的にユーザー名/パスワードによるセキュリティ・ガードを無効化させる 危険もある。必要なら、すでに記録されたパスワード情報などを削除すること が可能である。 Windows XPでNetMeetingを使用する より優れた代替ツールが用意されたことから、Windows XPでは、NetMeetingが [スタート]−[プログラム]メニューから省略された/しかしプログラムの ショートカットが追加されていないだけで、Windows XPでもNetMeetingはハー ドディスクにセットアップされている。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (10/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX セキュリティ・パッチの適用状態を調べる― hfnetchkツールの使用法 ― システムに重大な影響を与えるセキュリティ・ホールや障害に対しては、ホッ トフィックスという修正モジュールが提供される。システムのセキュリティを 安全に保つためには、ホットフィックスの速やかな適用が欠かせない /HFNetChkは、システムにまだインストールされていないホットフィックス の一覧を表示するためのツールである/ローカルやリモートのマシンを調べ て、システムやIE、IIS、SQL Serverのホットフィックスの適用状態を調べるこ とができる。 [マイ ネットワーク]の[ネットワーク プレースの追加]を使用する エクスプローラからftpサーバなどをアクセスするには、[マイ ネットワー ク]にある[ネットワーク プレースの追加]を実行する/ただしWindows XP では、このアイコンがタスク・リストに移動され、フォルダ・ツリーを表示し ていると下に隠れて選択できないので注意。 「ようこそ」画面でログオン・ダイアログを表示する Windows XPでは、「ようこそ」画面に一覧されたユーザー名をクリックして ログオンできるようになった/しかし必要なら、Windows 2000同様のログオン ・ダイアログを表示させることができる/「ようこそ」画面の一覧にな いAdministratorアカウントでログオンするときにはこの方法が有効である。 IE 6でイメージが正しく表示されない IE 6では、ウィンドウ・サイズを超える大きな画像は自動的にウィンドウ・サ イズに縮小されて表示されるようになった/イメージの全体像をつかむには便 利な機能だが、特にGIFデータの圧縮では単純にピクセルを間引いているた め、小さな文字などが読めなくなってしまう/[インターネット オプショ ン]ダイアログで設定すれば、画像サイズの自動調整をオフにできる。 Windows XPでMS-DOSの起動フロッピーを作成する BIOSアップデートなどでは、今なおMS-DOSの起動フロッピーが必要になる 場合がある/Windows XPでは、MS-DOSの起動用フロッピーを作成するため のオプションがエクスプローラからのフォーマット機能に追加された。 任意のプログラムを素早く起動する [ファイル名を指定して実行]ダイアログを使えば、プログラムはもちろん、 コントロール・パネル・アイテムやWebページ、アプリケーションの文書ファ イルなどを簡単に開くことができる/ダイアログは[Windows]+[R]キー で素早く表示されることが可能/履歴機能を使えば、ファイルを忘れても一覧 から選択可能。 環境変数を変更する コマンド・プロントや[ファイル名を指定して実行]を使うときには、現在で も環境変数の値が参照されている/Windows 2000/XPで環境変数の初期値を 変更するには、コントロール・パネルの[システム]アイテムを使用する。 リムーバブル・ストレージの自動再生機能を制御する方法(Windows XPの場 合) Windows XPでは自動再生機能が大幅に強化され、ドライブごと、メディアに 収録されたデータの種類ごとに動作を切り替えられるようになった/自動再生 の無効化を含め、すべての設定変更は、各ドライブのプロパティ・ダイアログ で行うことができる。 うるさいバルーン表示を無効にする方法 Windows XPでは、機能性の向上と、ユーザー・インターフェイスの複雑化防 止を両立させるため、バルーン表示と呼ばれるヒントを表示できるようにされ た/最初は親切で助かるバルーン表示だが、使い慣れてくると、だんだん表示 がうっとうしくなってくる。レジストリを編集すれば、バルーン表示を禁止す ることができる。 CD-ROMドライブの自動実行機能を有効/無効にする方法(Windows 2000の 場合) ドライブにCD-ROMを挿入すると自動的にプログラムが起動されてしまう自 動実行機能がうっとうしいと思っているならこの方法。 起動時に自動実行される不要なプログラムを「起動しないようにする」方法 Windows XPには、システム起動時に自動起動されるプログラムを一覧し、自 動実行のオン・オフをGUIから指定可能な[システム構成ユーティリティ]が 提供されている/[システム構成ユーティリティ]はWindows 2000にはない が、Windows 9x/Meでは提供されていた。 必要メモリ・サイズを見極める アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出すには、アプリケーショ ンやシステム全体がすべて物理メモリに入るように、十分な量のメモリを用意 するのが望ましい/Windows 2000やWindows XPでは、タスク・マネージャを 使ってシステムに必要なメモリの量を正確に見積もることができる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (11/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX 右Altキーに[漢字]キーを割り当てる方法(AXキーボード設定を利用する方 法) 日本語版Windowsを英語キーボードで使っているとき、漢字変換のオン/オフ は[Alt]+[˜]キーで行う/これが面倒なら、AXキーボード用ドライバに 切り替えることで、右[Alt]キーだけで漢字変換をオン/オフできるように なる。 エクスプローラの[縮小版]表示のサイズを変更する エクスプローラの[縮小版]表示を利用すれば、イメージ・ファイルやHTML ファイルの内容を小さなイメージとして確認できる/TweakUI for Windows XP を使えば、この[縮小版]表示のビットマップサイズをデフォルトの64×64ピ クセルから、最大で256×256ピクセルまで拡大できる。 PowerToys for Windows XPを活用するUP! マイクロソフトは、主に上級ユーザー向けとして、標準では用意されない便利 なツールや、Windowsの機能を拡張するための設定ツールをまとめ たPowerToysをインターネット上で無償公開している。/米国版Windows XPの 発売と同時期に、Windows XP対応のPowerToysが米Microsoftのサイトで公開さ れた。/保証はないが、メニューなどが英語表記されることを除けば、この米 国版を日本語環境で問題なく利用できる。 離席時に簡単にコンピュータをロックする方法 ちょっと離席した隙に端末を操作されては困るときには、コンピュータのロッ クを行う/Windows XPでは、[Windows]+[L]キーで素早くロックするこ とが可能/ドメインに参加していないWindows XPでは、[コンピュータの ロック]ダイアログではなく、「ようこそ」画面が表示される。 Outlook 2002におけるメッセージ・エンコーディングの問題点 Office XPに含まれる最新のOutlook 2002では、無用なメッセージ・エンコー ディングにより、相手によってメール配信エラーが発生してしまう場合があ る。その原因と問題回避法について。 ノートPCのTCP/IP設定を簡単に切り替える方法UP! 環境によっては、DHCPを使ったTCP/IPの自動設定を利用できない場面もあ る。 / この場合には、netshコマンドを利用して、設定内容をファイルに保存 しておき、これをロードすることで、TCP/IP設定を復帰することができる。 / 複数の接続先で設定を切り替える場合には、設定ファイルを複数作ってお き、それらを切り替えてロードすれば簡単である。 セキュリティ・パッチの3つのレベル セキュリティ・ホールなどが発見されると、これに対処するためのパッチが公 開される/しかし同じ問題を修正するパッチであっても、とにかく早期の対応 を目指したもの、早期対応よりも信頼性を重視したものと、パッチにもレベル がある/セキュリティ・ホールの内容などによって、これらのパッチを適切に 使い分ける必要がある IEのセキュリティ設定を変更してセキュリティ機能を強化する Webサイトによっては、JavaScriptやActiveXコントロールを駆使して、機能性 や表現力の高いWebページを構成しているところがある。/しかしこうした機 能を悪用して、強引なマーケティング手段にしたり、システム・ダウンを目的 とする攻撃プログラムを送りつけたりする者もいる。/IEのセキュリティ設定 を一部変更すれば、こうした攻撃から身を守り、安心してWebサイトにアクセ スできるようになる。 Windows 2000のインストールとService Packの適用を一度に行う方法UP! SP適用済みインストールを使えば、Windows 2000のインストールと同時 にService Packもインストールすることができるので便利である。 / SP適用済 みインストールを行うには、オリジナルのCD-ROMのイメージにService Pack のファイルを統合モードで上書きする。 / CD-Rに書き込んだSP適用済みイ メージから直接インストールするには、Windows 2000のインストール用起動フ ロッピーを使う。 セキュリティ・パッチを適用する システムに重大なセキュリティ・ホールや障害が見つかると、セキュリティ・ パッチという緊急の修正モジュールが提供されることがある/システムを安全 に保つためには、常に最新のセキュリティ情報を収集するように努め、必要な らばパッチを適用しなければならない。 Windows 2000が起動不能になったときには ―― [前回正常起動時の構成] を利用する ―― デバイスを追加したらWindows 2000が起動しなくなった…Windows 2000の再イ ンストールか!? その前に、レジストリにバックアップされた前回起動時の 状態で再起動を試みよう。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (12/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX レジストリへのアクセスをモニタする方法UP! トラブルシュートなどの目的で、システムがどのレジストリ情報を参照してい るか、書き込んでいるかを調査する必要に迫られる場面がある。 / このよう な場合には、レジストリへのアクセスを逐一モニタできるフリー・ソフトウェ アのRegmonが便利である。 起動するプログラムの優先度を変更する方法 リアルタイム性の高いアプリケーションを起動するときに、マルチタスクの影 響を受けにくくして、最優先でアプリケーションを実行させる方法。 Webページを単独のファイルとして保存する方法 UP! IEには、現在表示しているWebページのデータをファイルとして保存する機能 がある。 / デフォルトでは、WebページのHTMLデータと、ページ内の画像 をファイルとして別々に保存するようになっているが、この方式では、画像も 含めてページを正しく表示するには、すべてのファイルをまとめて管理しなけ ればならない。 / これが面倒なら、画像などはMIME形式でエンコードした 単一のファイルとして保存することもできる。 起動時に自動実行される不要なプログラムを「見つける」方法 アプリケーションのインストールなどを繰り返していると、いつのまに かWindowsの起動時に自動実行されるプログラムが増殖する/こうしたプログ ラムを確認するには、Windows 2000なら[コンピュータの管理]を、Windows XPなら[システム情報]を使う。 ディスク・クリーンアップ・ツールを定期的に実施してディスクの無駄を省く UP! Windowsを使っていると、Webキャッシュやごみ箱などに不要なファイルがた まってくる。/これらを定期的に掃除すると、ディスクの空き領域は増え、場 合によってはパフォーマンスが改善する。/Windows 2000/XPに付属のディ スク・クリーンアップ・ツールを使えば、手軽に掃除を実行できる。 クリップボードの中身をのぞき見る方法UP! Windows環境でのアプリケーション連携で最も使われているのはデータのカッ ト&ペーストである。/これはクリップボードと呼ばれるOS内部の一種の共 有メモリによって実現されている。/必要なら、Windows標準のツールでク リップボードの現在の内容を確認することができる。 少ないメモリを無駄なく使う方法 ―― クリップボードにある巨大なデータ をクリアする ―― UP! クリップボードは便利なしくみだが、場合によっては予想外に大量のデータが クリップボード(メモリ)に格納され、メインメモリを圧迫する場合もある。 /そんなときには、ごく小さなデータをわざとクリップボードに転送して、以 前のデータをクリアすることができる。 IEの通知機能を利用して、ワークフロー管理を行うUP! ネットワーク上の共有フォルダにファイルをコピーして、複数のメンバーで順 にこれを校閲する場合など、自分の順番がきたことをメールで通知してもらい たいと考えるかもしれない。/ IEの通知機能を使って、共有フォルダの チェックを定期的に行えばこれが可能になる。 注目しているWebページが更新されたことをメールで通知させる方法UP! Webページの中には、いつもチェックするわけではないが、更新があったらす ぐに知りたいというものもある。/そんなときには、IEの同期機能を使 い、Webページが更新されたときにメールで通知するように設定できる。 ファイル・システムの制限 ――2G/4GBytes超のファイルに注意――UP! 4Gbytes長のファイルを使うためには、Windows 2000/XPとNTFSファイル・シ ステムが必須。/FAT32ファイル・システムでは、4Gbytes超のパーティショ ンを利用することができるが、ファイル・サイズは4Gbytesまでに制限され る。/ネットワーク経由の場合は、利用できる最大ファイル・サイズは、ロー カルとリモートのOSの両方の制約を受ける。/アプリケーションによって は4Gbytes超だけでなく、2Gbytes超のファイルでも操作に失敗する可能性があ るので注意する。 リソース・キット付属のレジストリ・リファレンスを活用するUP! Windowsシステムでは、システムに関するさまざまな設定情報などをレジスト リに保持している。 / Windows 2000のリソース・キットCD-ROMには、レジ ストリの一覧を収録したレジストリ・リファレンスのヘルプ・ファイルが用意 されている。 / このレジストリ・リファレンスを使うと、目的の機能を持 つレジストリをオンラインで簡単に検索したり、その意味を調べたりすること ができる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (13/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX 最近更新されたファイルを特定する方法UP! アプリケーションのデータ・ファイルや設定ファイルなどを特定したいと思う ことがある。しかしあまりに多数のファイルがあり、どのファイルが目的のも のか、簡単には見付からないことが多い。 / そんなときには、ファイルへの アクセスをわざと発生させてから、検索機能の日付指定を使うとよい。 複数のディスクにページ・ファイルを分散させて、ページ・ファイル・アクセ スを高速化するUP! 通常、仮想メモリを実現するためのページ・ファイルは、システム・ドライブ のルート・ディレクトリに作成される。/ しかしシステムに複数のハード ディスクが装着されているなら、ページ・ファイルをシステムとは別ドライブ に設定することで、パフォーマンスを向上させることができる。 ページ・ファイルを別ドライブに一時待避し、デフラグを効率よく行う方法 UP! ディスクのデフラグメントを効率よく行うには、物理的に連続したディスクの 空き領域が必要である/空き領域が少なくて効率よくデフラグできないなら、 サイズも大きく、デフラグ時に移動不能な壁となるページ・ファイルを別ボ リュームに一時的に移動するとよい。 ページ・ファイルによるディスクのフラグメントを防止する方法 UP! Windows 2000/XPの仮想メモリをつかさどるページ・ファイルは、必要に応 じてサイズを拡大する機能を持つ/しかしこのデフォルトの状態のまま使って いると、ページ・ファイルが激しくフラグメントを起こして、システム性能の 低下を招いたり、フラグメント処理の壁になってしまったりする/これを解消 するには、物理的に連続したディスク領域にページ・ファイルを固定し、自動 的な拡張を禁止すればよい。 最適なページ ファイル サイズを知るにはUP! システムが仮想メモリをどのくらい使っているかを調べるにはタスク・マネー ジャを使う。/この値を元にしてページ・ファイル・サイズを決める。/ペー ジ・ファイル・サイズは、大きくても物理メモリ・サイズの2倍程度までにな るようにメモリを増設するとよい。 ディスク・デフラグ・ツールの制限についてUP! Windows 2000/Windows XPでは、OS標準でディスク・デフラグ・ツールが搭 載されるようになった/これは、米Executive Software社が開発したDiskeeperと 呼ばれるデフラグ・ツールの機能制限版である/基本的なデフラグ処理は問題 なく実行できるが、パッケージ販売されるDiskeeperのフル機能版と比較する と、標準添付のものにはいくつかの機能制限がある。 Windows 2000でIE 5.5のインストール用コンポーネントのダウンロードだけを 行う方法 Windows 2000では、なぜかIE 5.5のインストール用コンポーネントをローカル ディスクにダウンロードできない。これを可能にする方法は? リモートからWindowsデスクトップを制御する方法(NetMeetingを利用する方 法) UP! Windows ServerやWindows XP Professionalでは、遠隔地からWindowsデスクトッ プを管理可能にするターミナル・サービス(リモート・デスクトップ)のサー バ機能が提供されており、リモートからのコンピュータ管理を便利に行うこと ができる。/しかしWindows 9x/Me/NT/2000/XP Home Editionには、この 機能は提供されていない。/しくみは全く異なるものだが、NetMeetingのリ モート・デスクトップ共有機能を利用すれば、これらのWindows OSでも、遠 隔地からWindowsデスクトップを制御することは可能である。 原因不明のメモリ不足エラーに対処する方法(デスクトップ・アプリケーショ ン・ヒープ不足エラーに対処する方法)UP! Windows 3.xユーザーを悩ませたシステムの作業用メモリ領域「システム・リ ソース」の呪縛は、NT以降の32bit化されたWindows OSでは解消されたかのよ うに思えた。 / しかし実際には、同等のシステムの作業領域は存在してお り、空きメモリがいくらあっても、この領域が不足するとメモリ不足エラーが 発生する可能性がある。 / 特に、パフォーマンス向上を目的とし て、Windows NT 3.5ではデフォルトの領域サイズが縮小されたため、このエ ラーが発生しやすい。 / これを解消するには、レジストリの設定値を変更す る。 コマンド・プロンプトで入力補完機能を使う方法UP! コマンド・プロンプトで補完機能を利用すると、長くて複雑なファイル名やパ ス名(ディレクトリ名)でも簡単に入力することができる。 / ファイル名の 補完とパス名の補完をそれぞれ異なるキーに割り当てることができる。 / 補 完機能で利用するキーの割り当ては、レジストリによって変更することができ る。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (14/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX マルチブート環境で、デフォルトで起動されるOSを変更する方法 Windows 9xとWindows 2000などのマルチブート環境において、システムの電源 投入後、自動的に起動するOSを切り替えるには。 電子メールやニュース投稿で他人に迷惑をかけないためのOutlook Express設定 法UP! Internet Explorerには、電子メール・ソフトウェアであるOutlook Expressが (OE)標準で添付されている。無償ソフトウェアにもかかわらず、OEは非常 に高機能で、ユーザー人口も多い。 / ただしデフォルトの設定では、HTML 形式のメールを送信するようになっている。 しかしHTML形式のメールを読め ない携帯端末もあれば、テキスト以外のメールを受信したがらないユーザーも 多い。 / 従ってデフォルト設定を変更して、常にテキスト形式のメールを発 信するように設定するのが望ましい。 Outlook Expressでメール・ボックスやニュース・メッセージの保存先ディレク トリ(ドライブ)を変更する方法UP! コンピュータを買い換えたときや、より大きなハードディスクに交換するとき などには、今まで受信したメール・データを移行させる必要に迫られる。 / しかしOutlook Expressでは、受信メールなどを保存している場所が分かり難 い。 / Outlook Expressの機能を使えば、メッセージの保存先を特定したり、 保存先フォルダを変更したりできる。 Outlook Expressで、過去のニュース・メッセージを自動的に削除しないように するにはUP! Outlook Expressは、メール・ソフトウェアとしてだけでなく、ニュース・リー ダーとしても利用できる。 / しかしニュース・メッセージについては、デ フォルト設定で、メッセージをダウンロードしてから一定時間が経過したら、 メッセージをハードディスクから削除するようになっている。 / Outlook Expressのオプション設定を変更すれば、ダウンロードしたメッセージを削除し ないようにするなどが可能である。 ディスク・ボリュームをほかのボリュームのフォルダに割り当てる方法 (NTFSのリパース・ポイント機能を利用する)UP! MS-DOS時代に使われていたドライブ文字はいまも健在である。 / しかしド ライブ構成によって割り当てられるドライブ文字が変化して既存ファイルのパ スが変化してしまうなど、不都合も多い。 / このようなときには、Windows 2000/XPのNTFSで新たに追加されたボリュームのリパース・ポイント機能を 使えば、ほかのボリュームを、NTFSボリューム中の任意のサブ・フォルダと して割り当てることが可能である。これはUNIXのシンボリック・リンクの機 能と、ボリュームのマウント機能を1つにまとめたようなものである。 ドライブ文字をマニュアルで指定する方法UP! UNC形式により、ドライブ文字に頼らず論理ドライブにアクセスできるように なったものの、物理ドライブにはいまなおドライブ文字が割り当てられる し、UNCに対応しない古いアプリケーションも存在している。 / 物理ドライ ブのドライブ文字は、システムの起動時に自動的に割り当てられる。しかし場 合によっては、ドライブに割り当てられるドライブ文字を手動で指定したい場 合もある。 / コントロール・パネルの管理ツールにある[コンピュータの管 理]を利用すればこれが可能である。 一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(ショートカット・ メニューを利用する方法)UP! Windows 2000/XPにはユーザー管理機能があり、管理者権限のない通常の ユーザーは、システム構成を変更するなど、システムに重大な影響を及ぼす操 作が禁止されている。 / しかしプログラムの中には、例えばWindows Update など、実行には管理者権限が必要とするものもある。 / 管理者でログオンし なおせばよいのだが、それが面倒なら、特定のプログラムだけ、別のユーザー 権限で実行する方法が用意されている。 一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(ショートカットの プロパティを利用する方法)UP! Windows NT系OSでは、ユーザーに一定の権限を割り当て、権限に応じて、操 作可能なことと、操作不可能なことを区別できる。 / システムの変更を伴う 操作では管理者権限が必要だが、普段一般ユーザー権限でコンピュータを利用 している場合、管理者権限を持つユーザーの再ログオンが必要になる。 / 繰 り返しこのような作業が発生するなら、プログラムのショートカットを利用す ることで、一般ユーザーでログオンしたまま、特定のプログラムだけを管理者 権限で実行することができる。 ファイルやフォルダを暗号化する方法 Windows 2000で新たに提供された暗号化機能はこうして使う。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (15/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX 暗号化はフォルダごと行う ファイル単位で暗号化を行うことは可能。しかしこれをアプリケーションで上 書きすると、暗号化設定が解除されてしまうことがある。 プリント通知メッセージを非表示にする方法 プリント完了メッセージがうっとうしいときには、この方法で非表示にする。 ごみ箱に入れずに、ファイルをディスクからすぐに削除する方法UP! Windowsのエクスプローラでファイルを削除しても、通常は「ごみ箱」と呼ば れる特殊な領域に移動されるだけで、ハードディスクから削除されるわけでは ない。誤って消してしまったファイルを取り戻せるようにする措置だが、ディ スク領域を圧迫する巨大なファイルでは、ごみ箱には移動せず、すぐにディス クから削除したい場合がある。 / この場合には、[Shift]キーを押しながら 削除処理を実行することで、ファイルをごみ箱に入れず、すぐにディスクから 削除できる。 カーネル・モードとユーザー・モードの負荷状況を簡単に見分ける方法UP! Windowsを使っていると、原因も分からず、システムが急に重くなったりする ことがある。 / このような場合には、タスク・マネージャの[パフォーマン ス]タブで、カーネル・モードとユーザー・モードの負荷状況を確認すれば、 原因を特定しやすくなる。 負荷の大きいプロセスを特定する方法UP! Windowsを使っていると、自分の操作とは別の理由で、システムの負荷が突然 重くなったりすることがある。/最悪のケースとしては、コンピュータ・ウイ ルスが感染を広げたり、システムを破壊したりしている可能性もある。/タス ク・マネージャを使えば、このような場合に、いったいどのプロセスがシステ ムの負荷を高めているかを知ることができる。 アプリケーションに対応するプロセスを素早く発見する方法UP! マルチ・プロセス・システムであるWindows 2000/XPでは、アプリケーショ ンやシステムによって起動された多数のプロセスが同時に実行されている。 / アプリケーションに対応するプロセスがどれかを知りたければ、タスク・ マネージャのプロセス表示機能を利用すればよい。 Internet Explorer(IE)の「お気に入り」のパーソナライズ メニュー機能をオフ にするにはUP! 「お気に入り」に多数のインターネット・ショートカットを登録すると、必要 な項目を見付けにくくなる。 / このためIE 5.0からは、お気に入りの選択状況 をソフトウェアで計数し、あまり選択しない項目は自動的に非表示にするパー ソナライズ・メニューの機能が追加された。 / 使いようによっては便利な機 能だが、状況によってメニュー項目が変化するので使いにくいと感じる場合も ある。 / IEのオプションを変更すれば、パーソナライズ・メニューをオフに することができる。 Windows 2000のレジストリ情報はUnicode形式 Windows 2000からは、レジストリ情報がUnicode形式で記述されるようになっ た。従来のレジストリから情報を移行させようとするときには注意。 NT 4.0のアプリケーション設定情報をWindow 2000に移行させる方法 従来環境からレジストリ情報を吸い上げ、新しいWindows 2000環境に移行させ る方法。 User Interface 液晶プロジェクタでコマンド・プロンプトの文字を見やすくするNEW! コマンド・プロンプトのデフォルト設定では、黒い背景にグレーの文字が使わ れる。 / 通常のディスプレイでは問題ないが、液晶プロジェクタを使うと文 字がつぶれて見えにくい。 / コマンド・プロンプトのプロパティで配色を変 更したり、文字サイズを変更したりできる。 / 頻繁にプレゼンを実施するな ら、プレゼン用のショートカットを作成し、設定を保存しておくとよい。 エクスプローラで目的のフォルダだけを開くNEW! ファイルを開いたり、コピー/移動したりするにはエクスプローラを使用す る。 / フォルダ・バーでディスクの現在のフォルダや、「マイ コンピュー タ」などのシステム・フォルダをツリー表示すれば、フォルダ間でのファイル のドラッグ&ドロップが容易である。 / しかし特定のフォルダ内のみで作業 する場合など、すべてのフォルダは表示したくないこともある。 / エクスプ ローラのオプションを指定すればこれが可能である。 表示領域外に移動してしまったウィンドウを移動するNEW! Windowsを操作していると、ひょんな拍子でウィンドウがデスクトップ領域外 に移動してしまうときがある。 / このような場合には、キーボードを使って デスクトップ内部にウィンドウを移動する。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (16/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX エクスプローラでカレント・フォルダを選択してコマンド・プロンプトを開 くNEW! 管理者にとってコマンド・プロンプトは便利な存在だが、深いディレクトリ階 層を間違いなくキーボードからタイプするのは面倒だ。 / レジストリを修正 すれば、エクスプローラのGUIを使ってディレクトリを選択し、それをカレン ト・ディレクトリとしてコマンド・プロンプトを起動することができる。 デスクトップ・アイコンに素早くアクセスするNEW! 一時的に使う作業ファイルやプログラムなどをデスクトップに置いておくとす ぐに参照できて便利である。 / しかしデスクトップは狭いので、デスクトッ プ上のアイコンは前面のウィンドウで隠されていることが多い。 / [Windows]キーがあるなら、1アクションですべてのウィンドウを最小化、 元に戻すという操作を行える。 うるさいアニメーションを表示しないNEW! 商業Webサイトでは、アニメーションGIFを利用したアニメーション・バナー 広告が広く使われている。 / 読者の注意をひきつけるための措置だが、内容 によっては、非常にうるさく感じるときがある。 / IEの設定を変更すること で、アニメーションGIFやサウンド再生を禁止することができる。 [スタート]メニューから素早くアプリケーションを起動するNEW! Windows XPの[スタート]メニューには、初期設定では使用頻度の高いアプ リケーションが自動的に登録されるようになっている。 / しかし、自動登録 機能をオフにして、特定のアプリケーションだけを固定的に登録することもで きる。 / さらに、登録するアイテムの名前を変更することで、Windowsキー に続いて頭文字をタイプするだけで、アプリケーションを素早く起動するよう に設定できる。 すべてのフォルダの表示形式を一斉に変更する方法NEW! Windowsでは、フォルダごとに最適とされる表示形式が初期値として設定され ており、変更結果も個々のフォルダごとに別々に記憶される。 / しかし、既 定値と異なる表示形式を多用する場合、任意のフォルダに設定した表示形式の 指定を、一度にすべてのフォルダに適用することが可能である。 Webページの仕事妨害攻撃に対処する方法NEW! Webページによっては、JavaScriptの機能を悪用して、利用者の迷惑などお構い なしに、次々と新しいブラウザ・ウィンドウを表示し、仕事妨害攻撃を加える ものがある。 / これに対処するには、Escを連打しながらウィンドウをクロー ズする。 画面を見ずにディスプレイの解像度を戻す方法NEW! ディスプレイ関連のデバイスを変更したり、PC本体だけをどこか別の場所に 持っていったりしたとき、表示に使うディスプレイが現在の解像度設定(出力 周波数設定)に対応しておらず、操作不能に陥る場合がある。 / こんなとき は、キーボードだけを頼りに画面のプロパティを変更する。 Internet Explorerの使用メモリ量を節約する方法NEW! IEで新しいウィンドウを開くには、2つの方法がある。 / 新規ウィンドウごと に新しいIEプロセスを起動する方法では、最終的に必要なメモリ量は多くなる が、プロセスを強制終了させてもほかに影響が及ばない。 / 1つのIEプロセス で複数のウィンドウを表示させれば、メモリを節約することができるが、強制 終了させるとすべてのWeb画面が終了することになる。 コマンド・プロンプトの履歴機能を活用する NEW! コマンド・プロンプトでの処理では、似たようなコマンドを何回も実行するこ とが少なくない。 / 複雑なオプション指定や、長いフルパス入力が必要なと きは、いちいちキーボードからすべてを入力するのは面倒だ。 / こんなとき のために、コマンド・プロンプトには、過去に実行されたコマンドを履歴に記 録しておき、履歴からコマンド文字列をコピーできるようになっている。 コマンド・プロンプトで長いファイル・パスを簡単・確実に入力するNEW! 管理業務では、バッチ処理などが容易なコマンド・プロンプトを使う場面が少 なくない。 / しかし長いファイルやフォルダのパスを間違いなく入力するの は困難である。 / そんなときは、エクスプローラからアイコンをドラッグ& ドロップする。 アクティブウィンドウだけをキャプチャする方法UP! 画面に表示されたイメージをイメージ・ファイルとして保存したいときには、 スクリーン・キャプチャと呼ばれる機能を使う。 / この機能は標準 でWindowsに用意されている。[Print Screen]キーを押せば全画面イメージが クリップボードにコピーされるのだが、[Alt]+[Print Screen]を押せばア クティブ・ウィンドウのイメージだけがクリップボードにコピーされる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (17/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX これだけは覚えておきたい、コマンド・プロンプトの使い方NEW! システム管理やネットワークのトラブルシューティングなどでは、まだまだコ マンド・プロンプト上で手動でコマンドを実行しなければならない場面が多 い。 / コマンド・プロンプトを使いやすくするために、フォント・サイズや ウィンドウ・サイズを調整して、なるべく画面を広くしておくとよい。 / コ マンドの再入力や編集・再実行には、マウスによるドラッグ&ドロップや補完 機能を活用する。 / 最低限覚えるべきコマンドとしては、cdとdirによるファ イル名の表示、検索、moreによる内容確認、メモ帳による編集などがある。 IEのツールバー表示を素早く切り替えるNEW! よく使う機能がボタンなどで配置されたツール・バーは便利だが、一方では貴 重な表示領域を占有して邪魔でもある。/ ツール・バー上でマウスを右ク リックして表示されるショートカット・メニューを使えば、ツール・バー項目 の表示/非表示を素早く切り替えることができる。 現在作業中のファイルをひと目で分かるようにするNEW! 一時的に作成するファイルは、取りあえず作業フォルダに作成して、そのあと 整理するという人は多いだろう。/ しかしこのような作業フォルダは、まめ に整理しないと、古いファイルでいっぱいになってしまい、現在作業中のファ イルが見分けにくくなってしまう場合がある。 /いずれにせよファイルの整 理は避けて通れないのだが、一時的には、Windows XPのエクスプローラで新 たに追加されたファイルのグループ化表示を使えば、現在の作業ファイルを簡 単に見分けられるようになる。 うっとうしい検索コンパニオンを非表示にするNEW! Windows XPの検索機能では、初心者を意識してアニメーション・キャラクタ がデフォルトで表示されるようになった。/邪魔だと思うなら、簡単に非表示 にすることができる。 リモート・デスクトップ・クライアントでCtrl+Alt+Delを送信するNEW! リモート・デスクトップのクライアント・ソフトウェアをフルスクリーン・ モードで使用すれば、あたかも、ローカルのマシンを直接操作しているよう に、リモート・マシンのマウスやキーボードを操作することができる/ただ しCtrl+Alt+Delキーは、ローカル・コンピュータ側で処理されてしまう。こ のキーコンビネーションをリモート・コンピュータに送信したければ、クライ アント側ではCtrl+Alt+Endと入力すればよい。 任意のウィンドウを選んで素早くタイル表示する 多数のウィンドウを同時に見たいが、画面は狭い。そんなときは、タイリング 表示機能を使うと便利である。 / Ctrlキーを押しながらタスク・バー・ボタン を選択することで、必要なウィンドウだけを素早くタイリング表示させること ができる。 企業のホームページに素早くアクセスする ブラウザでURLを知らない企業のホーム・ページをアクセスするとき、試しに 「http://www.【企業名】.co.jp」というアドレスを入力してみるというのはよく ある手だ。/こんなときIEでは、【企業名】だけを入力してCtrl+Enterと入力 すると、 http://www. や .co.jp が自動的に補完される。 ファイルのコピー/移動での上書き時に「すべていいえ」を指定する エクスプローラでファイルをコピー/移動するとき、移動先に同名のファイル が存在すると、それを上書きするかどうかを確認するダイアログが表示される /このとき、元のファイルをすべてそのまま残す[すべていいえ]を指示した ければ、Shiftキーを押しながら[いいえ]ボタンをクリックすればよい。 よく使うコントロール・パネル・アイテムを素早く起動できるようにする 頻繁に使うコントロール・パネル・アイテムには、ショートカット・キーを割 り当てると便利である/%SystemRoot%¥system32の下にある*.cplファイル(ア イテムの実体)のショートカットを作ればこれが可能になる。 プログラムを素早く起動する方法(ショートカット・キーを設定する) 日常的に起動するアプリケーションは、キーボードから1アクションで起動で きると便利だ/これにはアプリケーションのショートカットを作成し、これに 任意のショートカット・キーを割り当てる。 複数ファイルのファイル名を一括して変換する 大量のファイルを操作していると、機械的に統一的なファイル名を割り振りた くなるときがある/Windows XPのエクスプローラでは、複数ファイルを選択 し、これらに「任意の名前+ユニークなシリアル番号」という名前を一括して 割り当てることができる。 Windowsヘルプの表示文字サイズを変更する方法 ヘルプの文字が小さすぎて見えにくい。さりとてヘルプのメニューなどを調べ ても、文字サイズを変更するオプションはなさそうだ。そんなときにはこの方 法。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (18/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX IEの表示文字サイズを素早く変更/元に戻す方法UP! Webページの中には、ページにたくさんの情報を詰め込もうとするあまり、小 さな文字を多用したものなどがある。 / このようなページを見るときには、 一時的にIEの表示フォント・サイズを拡大したいと思う。 / これには[Ctrl] キーを押しながらマウス・ホイールを回転するのが便利である。 エクスプローラの縮小表示機能を使って多数のWebページを画面上でざっと見 渡すUP! Webページで情報収集は便利だが、複数のWebページを同時に見るにはディス プレイ画面の解像度はあまりに小さく、複数ページをざっと見渡すのは困難で ある。/こんなときには、エクスプローラの[縮小版]表示をWebページに適 用すれば、ある程度の目的を達せられる。 エクスプローラで間違って消去・移動してしまったファイルを素早く取り戻す 方法UP! エクスプローラ上でうっかりマウスを操作してしまうと、ファイルがどこかに ドラッグ&ドロップされてしまうことがある。 / こんなときには、エクスプ ローラの[元に戻す] を使えば、ファイルの移動先がどこだか分からなくて も、ファイルを元通りに戻すことができる。 エクスプローラでファイルの移動/コピーを簡単、確実に行う方法UP! エクスプローラでのファイルの移動やコピーでは、マウスのドラッグ&ドロッ プを使える。 /このドラッグ&ドロップでは、移動元と移動先の双方を同時 に表示しておく必要があり、また操作ミスによって、うっかりファイルを予定 外のフォルダに移動してしまうこともある。 /こうした問題を回避して、確 実にファイルを移動(コピー)するには、ファイルのカット&ペーストが有効 である。 なぜかヘルプには記載されていない、IEの便利なショートカット・キーUP! 操作に慣れてくると、マウスを使うより、簡単確実なショートカット・キーを 好んで使うようになる。/ショートカット・キーの一覧はヘルプに記載されて いるが、中にはヘルプに記載されていないながら、非常に便利なショートカッ ト・キーが用意されていることがある。 情報保存機能のないアプリケーションから、情報をファイルに保存する方法 UP! 多くのアプリケーションは、ウィンドウに表示した情報をファイルに保存する 機能も併せ持っている。 / しかし一部には、こうした機能がなく、途方にく れる場合もある。 / こんな場合でも、情報の印刷が可能なら、テキストのみ のジェネリック・プリンタを構成し、結果をファイルに出力することで、テキ スト・データを手に入れられる場合がある。 Webページ用にサイズの小さなスクリーン・キャプチャをとる方法UP! Webページに画面のキャプチャを貼り付けるという場面は少なくない。しか し1つのページに大量のキャプチャ・データを貼り付けると、表示が重くなっ てしまう。 / キャプチャしたデータのパレット数を減らすなどすれば、デー タ・サイズを小さくできるが、デフォルトでグラデーションが使われてい るWindows 2000のウィンドウのタイトル・バーは、パレット数を減らすととた んに表示が醜くなる。 / これを避けるには、タイトル・バーのグラデーショ ン設定をやめればよい。 アクティブウィンドウだけをキャプチャする方法 デスクトップ全体ではなく、特定のウィンドウだけをキャプチャしたいときに はこの方法。 Tweak UIを使ってWindows 2000をカスタマイズする パワー・ユーザーの心強い味方、Windows環境をカスタマイズするユーザー・ インターフェイス・ツール、Tweak UIとは? 現在のユーザーに対応するプロファイル・フォルダを素早く見つける方法UP! Windows 2000/XPでは、ユーザーごとに「お気に入り」や履歴、Webキャッ シュなどが別々のプロファイル・フォルダに保存されている。 / プロファイ ル・フォルダの名前や場所は、アカウントの種類や環境に応じてその都度作成 されるので、一定していない。 / 現在ログオンしているユーザーのプロファ イル・フォルダの位置を素早く見つけるには、[スタート]メニューを右ク リックすればよい。 [送る]メニューに項目を追加する方法UP! エクスプローラでファイルを選択し、マウスを右クリックすると表示される ショートカット・メニューの[送る]を使えば、ファイルをフロッピーディス クにコピーしたり、メールで送信したりできる。 / 必要なら、この[送る] 項目に任意のアプリケーションを 追加することもできる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (19/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX ドラッグ途中でドラッグ操作をキャンセルする方法UP! マウスを使ったドラッグ&ドロップは便利な機能だが、場合によっては、開始 したドラッグ操作を途中で(どこにもドロップしないで)中止したくなるとき もある。 / そんなときには、ドラッグ途中でESCキーを押せば、ドラッグ操 作を途中でキャンセルすることができる。 「Microsoftダウンロード センター」を活用する UP! マイクロソフトは、セキュリティ・ホールやバグを修正するためのhotfixを始 め、便利なツールや技術ドキュメントなどをダウンロードするための 「Microsoftダウンロード センター」を公開している。/通常のWebページから リンクをたどってファイルをダウンロードすることもできるが、このダウン ロード・センターを使えば、効率よくダウンロード・ファイルを検索し、入手 することができる。 サイズの大きなファイルを簡単にみつける方法UP! 大容量化が進もうとも、やがてディスクは不足するものだ。効率的にディスク を掃除するには、サイズの大きな不要ファイルを重点的に削除することだ。/ これには、ファイル・サイズを指定して、ファイルとフォルダの検索を実行す るとよい。 デスクトップにOSバージョン/ビルド番号を表示する方法(非表示にする方 法)UP! Windows 2000から、デスクトップの右下にOSバージョンを表記する機能が追 加された。 / デフォルトでは非表示になっているが、これを表示にすること で、OSの種類や適用済みService Packなどを一目で識別できるようになる。 右Altキーに[漢字]キーを割り当てる方法(AXキーボード設定を利用する方 法) 英語キーボードを利用して、かな漢字変換を簡単に行えるようにするに は、AXキーボード ドライバを活用するとよい。その方法は…。 [Power]キー、[Sleep]キーに注意 キーボードからボタン1つでシステムをシャットダウンできて便利に見える [Power]キー。しかし意外な落とし穴が…。 デスクトップに露出していないウィンドウにマウスでドラッグ&ドロップする 方法UP! マウスを使ったドラッグ&ドロップは便利だが、ドラッグ元のウィンドウと、 ドロップ先のウィンドウの双方(の一部)が画面に露出していなければならな い。狭いディスプレイに多数のウィンドウを表示していると、調整に一苦労さ せられる。 / そんなときには、タスク・バー・ボタンを利用すれば、ドロップ 先が隠れていても、目的のウィンドウにドロップすることが可能だ。 レジストリ・キーのパス文字列をクリップボードにコピーする方法UP! Windowsをカスタマイズするときなど、レジストリを操作する場面は以外と多 い。 / レジストリの設定情報をテキスト形式のレジストリ・ファイル(.reg) に記述し、それらを一括してレジストリに登録することなどができる。 / た だしこの場合には、設定するレジストリ・キーのフルパスを正しく指定しなけ ればならない。 / このような場合には、キー名をクリップボードにコピーす るレジストリ・エディタの機能を使うとよい。 スタート メニューのパーソナライズ メニュー機能をオフにするには 一定期間アクセスしなかったスタート メニュー項目が非表示になる「パーソ ナライズ機能」。これを無効にするには。 [スタート]メニューに[ログオフ]項目を表示するにはUP! Windowsからログオフするには、[スタート]メニューの[シャットダウン] を実行し、表示されるダイアログから「ログオフ」項目を選択する。 / しか しこの方法では、誤ってシステムのシャットダウンを選択してしまう場合があ る。 / こうした事故を防ぐには、[スタート]メニューに「ログオフ」項目 を表示するようにすればよい。 [スタート]−[プログラム]メニューに[管理ツール]項目を表示するには システムを管理するには[管理ツール]メニューに登録されたツールを使う が、このメニューはデフォルトでは表示されないようになっている。 / [管 理ツール]メニューを表示するには、[スタート]メニューをカスタマイズす る。 タスク・バーで複数のプログラムを一斉に閉じる方法 UP! タスク・バー・ボタンを右クリックして、表示されるメニューから[閉じる] を選択すれば、対応するウィンドウを終了することができる。 / この際、複 数のウィンドウを同時に閉じたければ、[Ctrl]キーを押しながら閉じたいタ スク・バー・ボタンをクリックすることで、複数のボタンを選択状態にし、一 度に終了できるようになる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (20/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX [マイ ネットワーク]に追加された共有フォルダのショートカット アイコン を削除する方法 [マイ ネットワーク]に自動的に追加されてしまった共有フォルダやftpサイ トのアイコンを削除するには。 ログオンを省略してWindows 2000を利用できるようにするには(GUIによる設 定法) コンピュータの起動時、ログオン プロンプトでのユーザー名、パスワードの 入力を省略して、すぐにコンピュータを利用可能にする方法。安全だが機能性 にやや制限があるGUIによる方法。 ログオンを省略してWindows 2000を利用できるようにするには(レジストリに よる設定法) コンピュータの起動時、ログオン プロンプトでのユーザー名、パスワードの 入力を省略して、すぐにコンピュータを利用可能にする方法。危険性は高い が、ドメイン環境でも有効なレジストリを操作する方法。 Network 複数のメール・アカウントを使い分けるNEW! 用途やネットワーク接続の状況によってメール・アドレスやメール・サーバを 使い分けたいことがある。 / このような場合は、メール・ソフトウェアの持 つ複数アカウントの定義機能を利用するとよい。 / ただし同一のメール・ サーバで複数アカウントを使い分ける場合は、1つのアカウントでのみ受信を 有効にしておく。 DNSサーバのキャッシュの内容を調査するNEW! DNSサーバは、外部のDNSサーバに問い合わせた結果をDNSキャッシュに保存 することで、無駄な外部サーバへの問い合わせを減らし、クライアントからの 問い合わせにも高速に応答できる。 / DNSキャッシュの内容を確認するに は、DNS管理コンソールで詳細設定を選択する。 / DNSキャッシュの内容を クリアするには、DNS管理コンソールかdnscmdコマンドを利用する。 不適切なメールの返信アドレス設定に注意NEW! インターネット・メールにおいて、送信者の電子メール・アドレスを指定する には2種類の方法がある。 / 一般的にはFrom:が使われるが、別のアドレスへ 返信してほしい場合はReply-To:を利用してもよい。 / だがメーリング・リス トなどではトラブルになる可能性が高いので、Reply-To:はなるべく使わない ようにするべきである。 ウイルス・メールの送信元を調査するNEW! ウイルスやスパム・メールでは送信元アドレスなどが偽装されているので、 メール・アドレスで送信元を特定することは困難である。 / メールのヘッダ には、その送信経路がReceived:フィールドとして記録されている。 / これを 調査することにより、最初にメールを送信してきたホストを突き止めることが できる。 Port ReporterツールでTCP/IPの通信状態を調査するNEW! アプリケーションが使用しているTCPやUDPのポートを知るにはnetstatコマン ドを利用するのが一般的であるが、netstatはログ機能を持たない。 / ネット ワークの通信状態を詳細に調べ、ロギングするにはPort Reporterツールが利用 できる。 / PortReporterツールではローカル・ループバック・インターフェイ スに対する通信もモニタすることができる。 Windowsネットワークのマスタ・ブラウザを調査するNEW! Windowsネットワークでは、コンピュータの一覧をブラウズ・リストという情 報として管理している。この管理を行うコンピュータをブラウザという。 / 通常はドメイン・コントローラがマスタ・ブラウザとなるが、場合によっては そのほかのコンピュータがマスタ・ブラウザとなることがある。 / 現在のマ スタ・ブラウザやバックアップ・ブラウザの情報を調べるにはbrowstatコマン ドを利用するとよい。 svchost.exeプロセスとは?NEW! リッスンしているネットワーク・ポートを調べていると、svchost.exeというプ ロセスが所有者となっていることがよくある。/svchost.exeは、ネットワーク 関連の基本的なサービスを起動するための親となるプロセスであり、いくつか のグループに分けてサービスを起動している。/scコマンドを使うと、サービ スをコマンド・プロンプトから制御することができる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (21/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX DNSサーバでゾーンごとに異なるフォワーダを使うNEW! DNSサーバがほかのDNSサーバに対して名前解決要求を転送・依頼することを フォワードするという。 / Windows Server 2003では、ドメインごとに異なる フォワードを定義することができる。これを条件付きフォワード機能という。 / これを利用すると、組織内に存在する独立した複数のDNSドメインを統合 することが可能になる。 DNSの検索サフィックス・リストを定義するNEW! DNSに対して名前解決を依頼する場合は、単なるホスト名だけでなく、FQDN 名が必要になる。ホスト名だけを指定すると、DNSサフィックスが自動的に補 われる。 / DNSサフィックスには、システム全体で共通のプライマリDNSサ フィックスと、ネットワーク・インターフェイスごとの接続専用のDNSサ フィックスの2つがある。 / 接続専用のDNSサフィックスを手動で追加するこ とにより、(ドメイン名部分を省略して)単なるホスト名だけでアクセスでき るドメインを増やすことができる。 LMHOSTSのエントリ・キャッシュ・サイズを拡張するNEW! LMHOSTSファイルでは、#PREキーワードを指定することで、エントリを キャッシュに読み込ませることができる。 / エントリ・キャッシュの最大値 はデフォルトで100個である。通常はこれで足りるが、不足するならレジスト リの設定変更によりエントリを増加できる。 アカウントを指定してIPC$共有リソースへ接続するNEW! ファイル共有サービスへ接続する場合は、最初にIPC$という共有リソースへの 接続が行われる。 / IPC$への接続時にユーザー名を指定することにより、任 意のアカウント情報を使ってリソースへ接続することができる。 LMHOSTSファイルのキーワードはすべて大文字で記述するNEW! Windowsネットワークでは、LMHOSTSと呼ばれるファイルに名前解決用の情 報を記述することができる。 / LMHOSTSファイルでは、#で始まるキーワー ドを指定することで、これを読み込むWindowsネットワーク・サブシステムに 対し指示を加えることができる。 / これらのキーワードはすべて大文字で記 述しないと、コメント行として無視されてしまう。 ホスト名からIPアドレスを見つける方法NEW! コンピュータ名からIPアドレスを求めることを名前解決という。Windowsネッ トワークでは、NetBIOS系とTCP/IP系の2種類の名前解決がある。 / NetBIOS における名前解決の結果を調べるにはNetBIOSのネーム・キャッシュの内容を 調べるとよい。 / TCP/IPにおける名前解決の結果を調べるにはpingコマンド が便利である。 システム移行のためにコンピュータに複数の名前を付けるNEW! 通常、NetBIOS名は1台のコンピュータにつき、1つしか定義することができな い。 / システムの統廃合などのために、一時的に1台のコンピュータに複数の 名前(NetBIOS名)を付けたいことがある。 / レジストリを操作することに より、コンピュータに対して別名を割り当てることができる。 nslookupの基本的な使い方(MXレコード編)NEW! ドメインのメール・サーバの情報はMXレコードで定義されている。 / MXレ コードの情報は、nslookup -type=mxで取得できる。 DNSサービスのルート・ヒントを変更するNEW! DNSサービスは、ルートDNSサーバを基にして、階層的に構築されているサー ビスである。 / 2002年11月にルートDNSサーバの1つのIPアドレスが変更され た。 / ルートDNSサーバが変更された場合は、DNSサービスの設定を変更す る必要がある。 Windows Serverシステムで利用するネットワーク・ポート番号NEW! Windows OSでは、サービスごとに特定のプロトコルやポート番号を利用して いる。 / Windows Serverシステムが利用しているポート番号の一覧がサポー ト技術情報にまとめられている。これらを参考にして、ファイアウォールを設 定したり、パケットを解析したりするとよい。 ファイアウォールの空白時間に注意NEW! Windows OS内蔵のファイアウォール機能には、システム起動時にサービスが 開始するまで若干のタイムラグがある。このタイムラグの間にワームなどに感 染する危険性があるので注意する。 / これを避けるためには、外部ルータを 使ってパケットをフィルタするのがよい。 / システムのインストールやパッ チの適用などは、インターネットから隔離された安全な場所で行うこと。 DNSの動的更新を無効にするNEW! Windows OSでは、起動時に自分自身のホスト名とIPアドレスをDNSサーバへ 送信して、DNSのエントリを動的に更新するという機能を持っている。 / ト ラフィックやセキュリティなどの観点から、この動的更新が不要ならば、無効 にすることができる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (22/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX ネットワークの修復機能とはNEW! Windows XP以降のOSには、ネットワークを「修復」する機能が用意されてい る。 / ネットワークを「修復」すると、IPアドレスの再更新のほか、サーバ などに対する再登録作業も行われる。 / ネットワークのトラブルシューティ ング時には、これらの修復作業を手動で行い、結果を確認しながら作業を進め るとよい。 ネットワーク・インターフェイスのMACアドレスを変更するNEW! イーサネット・インターフェイス・カードには必ず固有のMACアドレスが設 定されている。 / だが場合によっては、別のMACアドレスを設定したいこと もあるだろう。デバイス・ドライバによっては、GUI画面で設定ができるよう になっているものがある。 / ただし設定をミスすると、ネットワークに重大 なトラブルが発生する可能性があるので、その目的や意味をよく理解したうえ で実行する必要がある。 ネットワーク・プロトコル番号を調査するNEW! TCPやUDPなどのプロトコルで利用するポート番号は、servicesファイルに記述 されている。 / 最新のservicesファイルの内容は、IANAのホームページから 取得することができる。 ttcpでネットワーク・パフォーマンスを測定するNEW! ネットワークの性能を測定するためには、大量のパケットを送受信したり、巨 大なファイルを転送して所要時間を測定したりしてみればよい / だがディス クI/Oなど、ネットワーク以外の影響を受けないようにしなければ、正確なパ フォーマンスを測定することはできない。 / Windows XP/Server 2003で は、ttcpというネットワークのパフォーマンス・テスト用のコマンドが用意さ れている。 イントラネットでファイアウォールを使う(Windows XP編)NEW! イントラネットでもICF(OS内蔵のファイアウォール機能)を使ってセキュリ ティを高めることができる。 / ICFのデフォルト設定では、共有リソースへア クセスできないだけでなく、外部からマシンを管理することも不可能になって いる。 / これらを有効にするためには、ファイル共有プロトコルを通すため のフィルタを定義すればよい。 nslookupの基本的な使い方(イントラネット編)NEW! DNSサーバの動作状態を確認するにはnslookupコマンドを利用する。 / nslookupの引数にホスト名やIPアドレスを指定すると、該当するDNSレコード が表示される。 / nslookupの第2引数には、対象となるDNSサーバを指定する ことができる。 ポートのリッスン状態を調査するNEW! あるTCPのポートがリッスンされているかどうかを調べるにはtelnetで接続して みるとよい。 / netsh diagコマンドを使うと、Proxyやメール・サーバとの通信 テストが簡単に行える。 / portqryコマンドを使うと、ポート・スキャンな ど、より高機能な通信テストが行える。 netstatの統計情報を活用するNEW! netstatでは、TCP/IPプロトコルやネットワーク・インターフェイスの稼働状況 を示す各種の統計情報値を表示することができる。 / ネットワークのトラブ ルシューティングのためには、これらの値も参考にするとよい。 / 正常なと きの値や挙動と比べることにより、問題点を素早く見つけることができる。 使用中のIPアドレスを調査するNEW! 現在ネットワークで使用されているIPアドレスを調査するには、pingコマンド を使うのが一般的である。 / だが場合によってはpingに対する応答がブロッ クされていることもあるので、arpコマンドも使うとよい。 / forコマンドと組 み合わせれば、簡単にLAN上のIPアドレスを列挙することができる。 オープンしているファイルを調査するNEW! ファイルを削除や移動しようとしても、使用中になっていて操作できないこと がある。 / このような場合は、どのプロセスやユーザーがどのファイルを オープンしているかを調査できると便利である。 / openfilesというコマンドを 使うと、使用中のファイルや共有リソースの一覧を調べることができる。 ネットワークの診断ツールを活用するNEW! ネットワークのトラブルシューティングのためには、ネットワークの設定や サーバとの通信の状態などを調査する必要がある。 / ネットワークの診断 ツールを使うと、設定の確認や通信状態の調査が簡単に行える。 / netsh のdiagコマンドでも同様の診断を行うことができる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (23/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX Active Directory用のDNSレコードを強制的に作成する方法NEW! Active Directoryを利用するには、DNSサーバ上にActive Directory用の特別なレ コードが必要になる / 何らかの事情により、Active Directoryの構築時にこれ らのレコードが作成されていなければ、後から再作成させることができる。 / 手動でDNSサーバを再構成することもできるが、netコマンドを使って自動 的に登録させるのが簡単でよい。 高速なネットワーク・インターフェイスを自動的に選択可能にするNEW! 無線LANとイーサネットなど、PCに複数のインターフェイスを装備している 場合には、常に高速な方を優先して利用できると便利である。 /ネットワー ク・インターフェイスのメトリック値を設定すると、このような使い分けが可 能になる。 / ただしイーサネット・ケーブルを抜き差しすると現在通信中の アプリケーションがエラーを起こすので、タイミングには注意が必要である。 netcapコマンドでネットワーク・パケットをキャプチャするNEW! ネットワークのトラブル・シューティングでは、パケットをキャプチャして解 析すれば素早く問題を解決することができる。 / Windows XP Professionalで は、パケットをキャプチャするためのnetcapコマンドが利用できる。 / キャプ チャしたパケットはServerに付属するネットワーク・モニタなどで解析するこ とができる。 DHCPサーバを冗長構成で運用する方法NEW! 通常DHCPサーバは1つのネットワークには1台しか設置できない。不正 なDHCPサーバが存在すると、割り当てられるIPアドレスなどの情報が間違っ たものになり、さまざまな障害が発生する可能性がある。 / だが利用可能 なIPアドレスを2つに分けて2台のDHCPサーバへ割り当てれば、DHCPサービ スを冗長構成で運用することができる。ただしクライアントが実際に利用可能 なアドレスの個数は半分になる。 tracertでネットワークの経路を調査するNEW! tracertを使うと、目的のホストまでの途中で通過したルータのIPアドレスや、 そのルータまでのパケットの応答時間を調べることができる。 / この値を調 べることにより、指定されたホストまでのネットワークの経路やルーティング の状態、混雑の具合などが分かる。 / ただしtracertに応答しないホストも多 く、その場合は応答時間は表示されない。 VPN接続時にブラウザやメール・アクセスがエラーになるNEW! インターネットVPN接続を行うためには、ネットワークの接続ウィザード でVPNの接続先を指定するだけでよい。 / VPN接続を行うと、デフォルトで はVPNの接続先ネットワークがデフォルト・ゲートウェイとなる。これによ り、場合によっては、Webアクセスやメール・アクセスなど、それまで可能 だったサービスが利用できなくなる場合がある。 / VPN接続時にもデフォル ト・ゲートウェイを変更したくなければ、VPN接続の設定を一部変更する デフォルト共有(管理共有)を停止させる方法NEW! Windows NT/2000/XPでは、デフォルト共有、または管理共有と呼ばれる隠 し共有フォルダが存在する。 / これは、コンピュータの集中管理などを目的 とするもので、これにより管理者が利用するツールなどからのアクセスが可能 になる。 / しかしミッション・クリティカルなコンピュータなどで安全性を 高めたい場合には、デフォルトの管理共有をレジストリの変更によって停止さ せることができる。 不正なDHCPサーバを見付けるNEW! クライアント・コンピュータのTCP/IPの設定を行うためには、現在ではDHCP サービスを使うのが一般的である。 / 管理者が意図しないDHCPサーバが稼 働していると、さまざまなネットワーク・トラブルの原因となる。 / 不正 なDHCPサーバを見付けるためには、dhcplocコマンドを使うか、ネットワーク ・パケットをキャプチャして解析する。 VPNのアカウント・ロックアウトを有効にする NEW! Windows 2000 Serverは、標準でVPNサーバ機能を持っている。 / しかしデ フォルトでは、何度パスワード認証に失敗してもリトライできる設定になって おり、ブルート・フォース攻撃対策は十分ではない。 / リモート・アクセス のアカウント・ロックアウトを設定することで、一定回数以上パスワード認証 を間違えたら、一定時間、アカウントをロックアウト(無効化)させることが できる。 スクリプトで使うftpコマンドNEW! ftpコマンドをスクリプト・ファイルと組み合わせて使えば、毎日の定期的な ファイル転送処理などを簡単に実行できる。 / スクリプト・ファイルには、 通常のftpコマンドをそのまま記述しておけばよい。 / インタラクティブなコ マンドを利用する場合は、あらかじめプロンプトを無効にしておく。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (24/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX ドメインにログオンしていないクライアントから共有資源にアクセスす るNEW! 通常、ドメイン環境で提供されている共有資源にアクセスするには、ドメイン にログオンする必要がある。 / しかし、クライアントがWindows NT/2000 /XPなら、ローカル・アカウントでログオンしていても、接続時にユーザー 名を別途指定することで、ドメイン上のユーザー・アカウントの資格情報で共 有資源に接続できる。 ルーティング・テーブルを操作するNEW! TCP/IPではルーティング・テーブルに基づいてIPパケットのルーティング処理 を行っている。ルーティング・テーブルを表示するにはroute printコマンドを 使う。 / ルート情報を追加するにはroute addコマンドを使う。 / ルート情報 を削除するにはroute deleteコマンドを使い、デフォルト・ルートを削除するに はroute -fを使う。 LMHOSTSファイルの更新を即座に反映させる方法NEW! LMHOSTSファイルを作成すると、WINSサーバが存在しない環境でもNetBIOS 向けの名前解決が可能になる。 / このLMHOSTSファイルの内容を変更した 場合、変更を反映させるため、通常ならコンピュータの再起動が必要になる。 しかし、nbtstatコマンドを使用すると、再起動させずに、変更結果を即座に反 映できる。 デフォルト・ゲートウェイは1つのみ有効NEW! デフォルト・ゲートウェイ指定は1つのみが有効である。 / 複数指定すると、 最初のものが無効な場合にのみ、代替として利用される。 / 2つのデフォルト ・ルートを使いたければ、ルーティング指定を明示的に行う必要がある。 net viewコマンドの一覧表示に現れないコンピュータがあるNEW! net viewコマンドや[マイ ネットワーク]アイコンから、ワークグループやド メインに所属するコンピュータを一覧表示させることができる。 / しかし、 設定されている[コンピュータの説明]が48bytesを超えているWindows XPコ ンピュータは一覧表示に現れない。あるいは場合によっては、コンピュータは 一覧に現れるが、説明が表示されないことがある。 ドメイン一覧にコンピュータが表示されないようにするNEW! サーバ・サービスがデフォルトでインストールされるWindows NT/2000/XP をドメインに追加すると、ドメイン一覧に必ずコンピュータが表示される。 / しかし管理者によっては、余計なコンピュータが一覧に表示されていると 事故の元になるので隠してしまいたいと考えるかもしれない。 / 一覧への表 示/非表示の切り替えは、net configコマンドで簡単に行える。 名前解決のトラブルシューティング(DNSリゾルバ・キャッシュ編)NEW! Windows 2000/XPにはDNSの問い合わせ結果をキャッシュするDNSリゾルバ ・キャッシュ機能がある / リゾルバ・キャッシュが働くと、意図しない名前 解決結果が得られることがあるので、トラブルシューティング時には強制的に フラッシュするとよい。 / フラッシュするにはipconfigコマンドを使う。 netコマンドの使い方NEW! netコマンドはWindowsネットワークのトラブルシューティングには欠かせない ツールである。 / telnetのようなコマンド・プロンプト環境しか利用できない 場合には、netコマンドを使うとよい。 / netコマンドを使うと、ネットワーク などの状態を調査したり、設定を変更したり。 ドメインとワークグループの見分け方NEW! Windowsネットワークには、ドメイン・ネットワークとワークグループ・ネッ トワークの2種類がある。 / あるコンピュータがどちらの形態で運用されてい るかは、ログオン・ダイアログやシステムのプロパティなどを調べることに よって見分けることができる。 / 現在ログオンしているユーザー名を調べる には、セキュリティ・ダイアログを使うのが簡単でよい 優先DNSサーバと代替DNSサーバの動作についてNEW! TCP/IPのDNSサーバの設定には、「優先DNSサーバ」と「代替DNSサーバ」 の2種類がある。 / FQDN名を解決する場合は、まず優先DNSサーバへのクエ リーが発生するが、応答が得られない場合は代替DNSサーバへのクエリーが発 生する。 / クライアントのDNSキャッシュ機能を制御するにはipconfigコマン ドを使う。 netstatでリッスンしているプロセスを特定するUP! ネットワーク・サービスは特定のTCPやUDPのポートを使ってリッスン(待ち 受け)している。 / ファイアウォールの設定やネットワーク管理などを行う ためには、どのサービスやプロセスがどのポートを使用しているかを正確に把 握する必要がある。 / あるポートを使用しているサービスを特定するには、 サービスを1つずつ止めながらnetstatコマンドを実行して、ポートがリッスン状 態でなくなるのを調べればよい。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (25/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX netstatコマンドを使いこなすUP! netstatは、TCP/IPにおける通信の状態を調査するために使われる、最も基本的 なコマンドである。 / 引数なしでnetstatを起動すると、現在アクティブなTCP コネクションに関するIPアドレスやポート番号などの情報が表示される。 / aオプションを付けると、現在待ち受け状態にあるTCPやUDPのポートの一覧 が表示される。 Telnetクライアントの使い方NEW! ネットワーク・サービスのトラブルシューティングなどには、Telnetコマンド を使って直接サーバに接続してデバッグを行うと便利 / Telnetでサービスに接 続する場合は、ポート名を指定して、直接目的のサービス・ポートに接続する / Telnet使用中にエスケープ文字を入力すると、コマンド・モードに移行す る。ここでは漢字コードやローカル・エコー、ロギングなどの各種設定を行う ことができる。 Telnetサービスを起動するNEW! Telnetサービスを使うと、コンピュータのリソースをリモートから使うことが できる。TelnetではCUIのみとなるが、管理的な作業ならばこれでも十分に役 に立つ/Telnetサービスはデフォルトでは起動していないので、利用する前 にTelnetサービスを開始させておく必要がある。 UNIXからTelnetサービスに接続できないNEW! Telnetサービスを使うと、コンピュータのリソースをリモートから使うことが できる。TelnetではCUIのみとなるが、管理的な作業ならばこれでも十分に役 に立つ/ただしWindows 2000のTelnetサービスのデフォルト認証方式はNTLM 認証という特殊な方式なので、UNIX上のTelnetクライアントなどから接続する ときは、これを通常のLogin認証に変更しないと接続できない。 Windows XPでNetBEUIプロトコルを利用する方法 Windows XPでは、デフォルトではNetBEUIプロトコルはサポートされていない し、インストールもされない/NetBEUIプロトコルは、Windows XPのインス トールCD-ROMのValueaddフォルダに収録されている。 Windows XPにネットワーク接続できない デフォルト状態のWindows XPでは、空のパスワードのアカウントであって も、コンソールからのログオンは可能である。しかし、ネットワーク経由での 各種のサービス(ファイル共有、リモート・デスクトップ接続、telnet接続な ど)は不可能となっている。これを可能にするには、ローカル・セキュリティ ・ポリシーを変更する。 共有フォルダの自動検索をオフにする Windows XPのエクスプローラでは、定期的にネットワークを自動検索し、存 在する共有資源のアイコンを[マイ ネットワーク]に一覧する機能が追加さ れた/小規模なネットワークなら便利な機能だが、共有資源が大量に存在する ネットワークでは、あまりに多くにアイコンが表示されてしまい、かえって目 的の資源を見失ってしまう/エクスプローラのオプション設定により、この機 能をオフにすることができる。 電子メールの送受信が異常に遅い Windows XPのファイアウォール機能は、デフォルトではidentプロトコルに対 してもサイレントにブロックするので、接続相手のサーバによっては、数十秒 のタイムアウト待ちが生じる可能性がある/これを防ぐには、identに対して拒 否応答を返すようにすればよい。 Windows XPのファイアウォール機能を活用する Windows XPには標準でファイアウォール機能が用意されている/これは、イ ンターネット側のインターフェイスでファイアウォールのチェックボックスを オンにするだけで利用できる。 Windows 2000/Windows XPのICSを活用する(NATを利用する方法) インターネット接続共有機能を使えば、1台のインターネット接続を通じて、 家庭内やSOHOのLAN上の複数のマシンから、同時にインターネットを利用す ることができる。/ICSを利用するには、システムにイーサネット・カードを2 枚装着して、インターネット側のインターフェイスでICS機能を有効にするだ けでよい。/Windows 2000では、セキュリティ対策としてRRASのパケット・ フィルタ機能も設定しておきたい。/Windows XPはファイアウォール機能も 持っているので、より便利に、安全に利用することができる。 インターネット常時接続時の基本セキュリティ設定 追加投資不要で、Windows 2000の標準機能だけで行う基本セキュリティ設定 法。インターネット常時接続環境でWindows 2000を使用する場合には、最低で もこの程度の防衛は必須。典型的なネットワーク構成を元に、設定法を具体的 に解説する。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (26/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX FTPをファイアウォール・フレンドリ・モードに変更する方法 厳しいファイアウォール環境などでFTPを利用できない場合には、FTPをPASV モードにする。 共有リソース・アクセス時にパスワード入力を求められる「IPC$」とは? Windows 9x/Meからネットワーク上のリソースにアクセスしようとすると 「IPC$」のパスワード入力を求められることがあるが、これはいったい何だろ うか? pingでネットワーク・トラブルの原因を調査する UP! pingはTCP/IPにおける最も基本的で、かつ重要なコマンドである。pingが通る かどうかで相手先ノードが稼働しているかどうか、そこまでの通信経路が正し いかどうかを検査することができる。/pingに応答すれば、そのホストは正常 に動作しており、そこまでのネットワークのルーティングが正しく設定されて いるということが分かる。/ネットワークの到達可能性を調べるには、まずは ローカルのネットワーク上のホストから始め、順次遠くのホストへとping先を 変えながら調べるようにする。 「コンピュータの説明」の付け方 UP! コンピュータにはホスト名を付ける必要があるが、これだけではその所有者や 機種などを簡単に知ることはできない。 / さらに「コンピュータの説明」を 付けておくと、エクスプローラなどで一覧表示した場合に、ホスト名と同時に 説明が表示されるので、識別しやすくなる。 / コンピュータの説明を付ける には、GUIで行う方法とコマンド・プロンプトから行う方法があるが、GUIに よる方法はOSごとに少しずつ異なっている。 ポート445(ダイレクト・ホスティングSMBサービス)に注意UP! Windows系OSでは、ファイル共有サービスのためにポート137〜139番を使用し ているので、セキュリティのためにはこれらのポートをインターネットからア クセスできないようにフィルタリングしなければならない。 / Windows 2000 /XPでは、さらにポート445番も使用しているので、これもブロックする必要 がある。 / フィルタリングはOS内蔵のパケット・フィルタ機能を使うか、外 部ルータでフィルタリングを行う。 IPアドレスからホスト名を見つける方法UP! IPアドレスの衝突などのトラブルが発生した場合は、そのIPアドレスを使用し ているホストやユーザーを特定しなければならない。/Windows系OSでIPアド レスからホスト名を求めるためには、nbtstatコマンドを活用するとよい。 共有ファイルを現在使用しているユーザーを特定する方法UP! ネットワーク経由でサーバ上のファイルをアクセスしていると、複数のユー ザーが同じファイルを開こうとして共有違反が発生することがある。 / これ を解決するには最初にオープンしたユーザーがファイルをクローズすればよい が、実際にはすでに終了したはずのプロセスがファイルをロックしていること もある。 / このような場合は、だれがファイルをオープンしているかをファ イル・サーバ上で調べ、必要ならば強制的にファイルをクローズすればよい。 ネットワークの送受信の状態をタスク・バーで確認できるようにするにはUP! ネットワークに正しく接続できないとき、ネットワークが急に重くなったとき など、ネットワーク・インターフェイスの稼働状態を確認する必要に迫られる ことが少なくない。 / イーサネット・カードなどに用意されたLEDを見れば よいのだが、コンピュータの裏側に回らないと見えないなど、LEDが簡単に見 えない場合もある。 / Windowsには、このLEDと同じように機能するアイコ ンをタスク・バーの通知領域に表示する機能がある。 エクスプローラを使ってFTPサーバにアクセスする方法 Windows 2000では、エクスプローラを利用して、ローカル ファイルをアクセ スするようにftpサーバのファイルにアクセスすることができる。これを行うに は。 共有フォルダのショートカット アイコンを[マイ ネットワーク]に追加しな いようにする方法 Windows 2000では、アクセスした共有フォルダへのショートカット アイコン が自動的に作成される。これを禁止させる方法。 ネットワークのバインド順序を制御する方法 原因不明のネットワーク トラブル。ネットワーク プロトコルのバインド順序 は正しいですか? Management http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (27/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX 大量のユーザー・アカウントを一括登録する リソースキットのツールを使って、ユーザーやグループ・アカウントを一括登 録する方法。 サーバ用管理ツールをクライアントPCにインストールするUP! Windows Server OS用の管理ツールをインストールすると、リモートからサー バを管理することができる。 / Server用の管理ツールはサーバ上 のadminpak.msiというファイルに含まれている。 / 管理ツールはService Pack と共に更新されているので、サーバにService Packを適用した場合は管理ツー ルも更新しておく。 Administratorとは? Windows NT系OS(NT/2000/XP)では、複数のユーザーが1台のコンピュー タ資源を共有する可能性も踏まえ、ユーザーごとに異なる権限を与えて使用さ せることができるようになっている/デフォルトの管理者アカウント はAdministratorであり、パスワードはWindowsのインストール時に指定する/ 初心者を意識して、Windows XPでは、Administratorアカウントが可能な限り隠 蔽され、これを意識しなくてもWindowsを使えるようにされた。 Macintoshボリュームを作成・管理する方法UP! Windows 2000 Server/Advanced Serverには、共有フォルダや共有プリンタ をMacintoshクライアントからも利用可能にする機能がある。 / これを利用す れば、WindowsクライアントとMacintoshクライアントとの間で、ファイル共有 やプリンタ共有を行うことができる。 / このためのサービスはデフォルトで はインストールされないので、利用にあたっては明示的にサービスをインス トールし、設定を行う必要がある。 NTPでネットワーク全体のマシンの時刻を合わせる ネットワークで接続された複数のマシン間で共同作業を行うなら、各マシンが 内蔵しているシステム・クロックを同期させておくことは重要である。更新日 時をベースにしてファイルを操作したりする場合に、各マシン間で不整合が生 じたりする可能性があるからだ。/Windowsシステムでは、net timeコマンドを 使って他のマシンと時刻を同期させることができる。/Windows 2000 /Windows XPでは、net time /setsntpコマンドを使って、SNTPサーバに同期さ せることができる。/Windows XPでは、さらにGUIのインターフェイスを使っ てSNTPサーバを指定することができる。 WebブラウザのProxy設定を行うための4つの方法 − WPADのススメ −UP! 社内LANでWebブラウザを使う場合は、Proxyサーバの設定が必要なことがあ る。/ 各クライアントのProxy設定をすべて手動で行うのは大変なの で、Internet Explorerの自動設定機能を利用するとよい。/ 自動設定の方法とし ては、DHCPサーバを使う方法や、WPADを使う方法、グループ・ポリシーを 使う方法などがある。 Scripting バッチ・ファイル中で日付をファイル名に使用するNEW! バッチ・ファイル中で日付や時間をベースにしたファイル名を利用したい場合 がある。/このような用途では、環境変数の%date%や%time%を利用して、 ファイル名を合成すればよい。 テンプレートを元に複数メールを一括配信するNEW! メール送信用コンポーネントBasp21を利用することで、ExcelやAccess上で管理 されたメール・アドレスに対して、いっせいにメール送信することが可能にな る。 / しかしメール送信用のデータをハードコーディングしてしまうと、本 文を変更するためだけにプログラムそのものを変更する必要があり、不便な ケースが少なくない。 / そこで、メール送信用のデータをあらかじめテキス ト・ファイルとして外部データ化しておくことで、モジュールの再利用が容易 になる。 WSHでインタラクティブな試験対策ツールを作成するNEW! WSHを利用してインタラクティブな1問1答形式の試験対策ツールを作ってみ る。 / 問題文はテキスト・ファイルで与える。このファイルの内容を変更す るだけで、問題を差し替えることができる。 WSHでログオン時に共有フォルダを設定するNEW! 複数のユーザーでコンピュータを共有していると、ログオンするユーザーに よって異なる共有フォルダに接続したいというケースがある。 / WSHとタス ク・スケジューラを組み合わせると、ログオン時に自動的に共有フォルダの設 定を行うことができる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (28/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX WSHで簡単なバックアップツールを作成するNEW! 日々コンピュータ上で更新されるドキュメントやデータは、いずれも重要な資 産である。 / これらのデータを不測の事故によって消失させないためには、 日々のバックアップ作業が重要である。 / WSHを用いることで、特別なバッ クアップツールを用いなくても、指定したフォルダの内容を日単位でまとめて バックアップすることが可能になる。 タスク・スケジューラとWSHで定例処理を実現するNEW! タスク・スケジューラを利用することで、任意のアプリケーションを定期的に 実行することができる。 / WSHで組んだコードやバッチ・コマンドなどと組 み合わせれば、特定の処理をバッチ処理することができる。 WSHスクリプトでヘルプ・メッセージを表示するNEW! WSHで作成したコードをエンド・ユーザーなどに配布する場合、いちいち使 用マニュアルを配布するのは面倒である。 / そのような場合、「.wsf」ファ イルに要素を加えることで、コード中に簡単にオンライン・ヘルプを含めるこ とができる。 whichコマンドを作るNEW! forコマンドの制御変数の参照方法にはさまざまな拡張表記が用意されている。 / 「%˜$PATH:I」という表記方法を使うと、PATH変数の指すフォルダから ファイルを検索させることができる。これを使ってwhichコマンドを実現して みる。 ファイルの文字コードを変換するNEW! 指定されたフォルダの下に存在するテキスト・ファイルの文字コードを一括で 変換したいことがある。 / このためには、文字コード変換用のコンポーネッ トをWSHから呼び出せばよい。 複数ファイルの文字列置換をワンクリックで行うNEW! 複数のテキスト・ファイル内にある文字列を置き換えるには、一括処理する ツールがあると便利である。 / Windowsに標準搭載されているスクリプト実 行環境を利用することで、テキスト処理を自動化させることができる。 / 置 き換え文字列の指定には、固定文字列だけでなく、正規表現を使用することも できる。 一定時間以上離席したら強制的にログオフさせるNEW! 離席中に端末を別人に操作されるという危険がある。これを回避するには、ス クリーン・セーバを有効にし、パスワード保護を有効にすればよい。 / この 方法では、コンピュータがロックされてしまうので、複数のユーザーで端末を 共有している場合には使えない。 / このような場合は、ロックではなく、強 制ログオフできると便利だ。今回はこれを可能にする簡単なスクリーン・セー バ・プログラムを編集部で作成した。 曜日や日付によって処理を切り替える(BAT File)NEW! 曜日や日付によってバッチ・ファイルの処理を切り替えたいと思っても、バッ チ・ファイルの機能だけでこれを実現するのは容易ではない。 / しかしWSH を組み合わせれば、簡単に実現できる。 / 曜日や日付に限らず、必要に応じ てカスタマイズしたスクリプトを用意することもできる。 Active Directory Active Directoryのデータベースを強制的に複製するNEW! Active Directoryデータベースでは、同時に複数の管理者が異なるDC上でオブ ジェクトを更新することができる。 / データベースの変更は、あらかじめ決 められたスケジュールに基づいてほかのDCへ伝達されるので、全DCに反映さ れるまでにいくらか時間がかかる。 / 複製を直ちに行うためには、[Active Directoryサイトとサービス]管理ツールかrepadminツールを使うとよい。 Office Master Excelで柔軟なデータ・フィルタリングを行うNEW! Excelシート上の表データを絞り込んで表示する場合、標準的な「オートフィ ルタ」を利用することができる。 / 複雑な条件に基づく絞り込みを行いたい 場合には、「フィルタオプションの設定」を利用することでより柔軟な絞り込 みを行うことが可能になる。 / フィルタオプションの設定を利用すると、表 データそのものをフィルタリング表示するだけでなく、フィルタリング結果を 別のシート領域に出力することも可能である。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (29/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX Officeの「貼り付けオプション」表示を無効にするNEW! Office 2002では、スマート・タグの機能を使って、カット&ペースト時に「貼 り付けのオプション」というアイコンを自動表示し、ペースト後でも書式を選 択できるようにしている。 / 使いようによっては便利だが、これを使わない ユーザーにとっては、編集文書中に使いもしないアイコンが表示されて作業の 邪魔になる。 / アイコン表示がうっとおしいなら、オプション設定により、 このスマート・タグの表示を無効にできる。 Excelの共有ブックとその活用方法NEW! Excelブックを複数のユーザーが同時に編集しようとしても、通常は1人しか編 集することはできず、ほかのユーザーは閲覧しかできない。 / だが共有ブッ ク機能を利用すると、同時に複数のユーザーが開いて編集することができる。 / 複数のユーザーによって同じセルが同時に編集された場合には、どのよう に変更するかをユーザーが選択することができる。 Outlookデータ・バックアップ・ツールを活用するNEW! いまや電子メールは、仕事の情報が集中するツールになった。データを失った ら一大事である。 / Windows 2000/XP/2003標準のバックアップ・ユーティ リティを利用してバックアップを行えるが、ファイルを指定するなど操作は面 倒だ。 / Outlook 2000/Outlook 2002/Outlook 2003を利用しているなら、マイ クロソフトが無償提供しているバックアップ・ツールを利用できる。 ピボットテーブルによる複数シートのくし刺し集計を行うNEW! 大量のデータを軸や視点を変えて分析したいという場合、「ピボットテーブル ・レポート」機能を利用すると便利である。 / 「ピボットテーブル」は特定 の1シート内に含まれた単一の表をクロス集計できるだけではなく、複数の シートにまたがってくし刺し集計するようなケースにも利用できる。 テキスト・ファイルの行末コードを変更するNEW! テキスト形式は互換性が高いが、行末コードはOS環境によって異なることが ある。 / MS-DOS形式では行末はCRとLF、Mac形式ではCRのみ、UNIX形式 ではLFのみとなっている。 / 行末コードをDOS形式に変換するには、moreコ マンドかInternet Explorerを使うことができる。 ソルバー機能による人員配分シミュレーションNEW! Excelに用意されている分析機能である「ソルバー」を利用すると、数式や与 えられた条件を元にした逆算を行うことができる。 / 逆算により、さまざま なシミュレーションが可能になる。 PMT関数とゴールシーク機能によるローン・シミュレーションNEW! Excelに用意されているPMT関数を利用することで、ローン支払における利率 計算を容易に行うことができる。 / PMT関数とゴールシーク機能を併用する ことにより、簡単なローン・シミュレーションを実現してみる。 メンバースケジュールをOutlookで手軽に共有する(インターネット編)NEW! Outlookと「インターネット予定表空き時間情報サービス」を利用すること で、企業や組織の垣根を越えたグループ・メンバー間の予定の空き状況を共有 することができる。 / 各ユーザーがOutlookを利用してインターネットに接続 している状況では、効果の高い情報共有手段となる。 / このサービスを利用 するためには、.NET Passportの取得が必要となる。 イントラネット内のメンバースケジュールをOutlookで手軽に共有するNEW! Exchange Serverなどのグループウェアを導入しなくてもOutlookだけでメンバー 間の予定の空き状況を共有することができる。 / Outlookを利用しつつもグ ループウェアは導入していない状況においては、効果の高い情報共有手段とな る。 対話機能を利用してExcelファイルをWeb公開するNEW! WebコンテンツとしてExcelファイルを掲載する場合、標準のXLS形式のままで はなく、HTML形式として保存する方法がある。 / HTML形式として保存する 際、対話機能を活用することによって、Web情報発信をインタラクティブなも のにすることができる。 Excelで営業日の計算をするNEW! カレンダー・ベースではなく、営業日ベースで日数計算を行うに はWORKDAY関数やNETWORKDAYS関数を使用すると便利である。 / WORKDAY関数を使用すると、日数と営業日カレンダーを元にして、目的の 営業日付を算出することができる。 / NETWORKDAYS関数を使用すると、2 つの日付と営業日カレンダーを元にして、日付間の営業日数を算出することが できる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (30/33) [2004/05/13 17:54:15] @IT:Windows TIPS INDEX Excelのシートやセルを利用しやすいように表示するNEW! 複数のブックや複数のシート、または同一シート内であっても、離れた位置に あるセルをディスプレイ上に表示しながら作業したいというケースは少なくな い。 / Excelでは、ディスプレイ上という限られたスペースの中で効率的な作 業を行えるよう、ブックやシートの整列表示や、分割表示、ウィンドウ枠の固 定、リンク貼り付けなどの手段が用意されている。 Outlookで開けない添付ファイルに遭遇したらNEW! Outlook 2002以降では、セキュリティ対策の一環として、特定の拡張子を持つ 添付ファイルを開いたり保存したりできないようにブロックされている。 / だがこの制限のために、必要な添付ファイルが開けずに困ることがある。 / レジストリを編集することによって、添付ファイルの拡張子ごとに制限を緩め ることができる。 Outlook 2003のデスクトップ通知を使いこなすNEW! Outlook 2003には、メールや会議出席依頼、仕事の依頼を受信するとポップ アップ・ダイアログでメッセージを表示する、「デスクトップ通知」という機 能が搭載されている。 / デフォルトでは、IMAPメールではデスクトップ通知 が利用できないが、「仕訳ルール」を利用すれば実現することができる。 Excelシートの表示状態を素早く切り替えるNEW! Excelのビュー機能を利用すると、ワークシートの表示状態を記録しておい て、後で簡単に呼び出すことができる。 / ツール・バーにビューの切り替え ボタンを用意すると、ビューを素早く切り替えることができる。 / 複数の ユーザーがExcelブックを共有している場合に、各個人用のビュー設定を登録 しておくこともできる。 ピボットテーブルでクロス集計を行うNEW! 大量のデータを軸や視点を変えて分析したいという場合、「ピボットテーブル ・レポート」機能を利用すると便利である。 / 「ピボットテーブル」は単純 な明細データなどを簡単にクロス集計することのできる対話型のテーブルであ り、ユーザーの用途に応じたさまざまな角度からのデータ分析を可能にする。 カレンダー・コントロールで簡易スケジュール帳を作成するNEW! Excelで予定表などを作成する時にも、いちいちカレンダーを作成するのは面 倒である。 / しかしMS Officeにあらかじめ用意されたカレンダー・コント ロールを利用することで、カレンダーを自由にExcelなどに貼りこむことが可 能となる。 Accessクエリで動的に変更するパラメータ情報を受け取るNEW! 「パラメータ・クエリ」を利用すれば、例えば実行ごとに検索条件が異なる選 択クエリを簡単に定義、実行することができる。 / ただし任意の検索条件を 設定したいという場合には、クエリのデザイン時に若干の工夫が必要となる。 データベース・サーバのフロントエンドとしてAccessを利用するNEW! MySQLやPostgreSQLのようなデータベース・サーバはコマンド・プロンプト からの操作が基本であるが、使い慣れたMicrosoft Accessからアクセスできれば 便利である。 / Microsoft AccessはODBCインターフェイスを介して、現在使 われている主要なデータベースサーバとシームレスに接続することができる。 データベース・サーバに直接コマンドを発行するNEW! ODBCを利用すると、AccessからMySQLやPostgreSQLなどのデータベース・ サーバに接続し、データの入力や更新を行うことができる。 / しかし、「リ ンクされたテーブル」は通常のテーブルと異なり、テーブルを直接削除した り、テーブルの構成情報を変更したりすることができない。 / そのようなこ とをAccessから行いたい場合には、パススルー・クエリを利用すると便利であ る。 Excelワークシートで重複データを検出するNEW! Excelで住所録や名簿などの大量のリストを作成していると、データの重複が 気にかかるケースが少なくない。 / ExcelにはAccessのような主キーの概念は 存在しないが、COUNTIF関数を使用することで同じような制約を設定するこ とが可能になる。 Excelでユーザー・カスタムの入力規則を定義するNEW! Excelで帳票を作成する際、ユーザーが不正な値を入力しないよう、あらかじ め入力制限を行いたい場合がある。 / そのようなときには、「入力規則」の 機能を利用すると便利である。 Excelでユーザー・カスタムの書式設定を定義するNEW! Excelには、日付や数値、文字列の表記をカスタマイズする「ユーザー定義書 式」の機能が用意されている。 / この機能を使用することで、ユーザーの用 途に応じて、ワークシート上の表記に一貫性を与えたり、さまざまな表現方法 を実現したりできる。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (31/33) [2004/05/13 17:54:16] @IT:Windows TIPS INDEX n行おきにExcelのセル書式を変更するNEW! Excel上で一覧表を作成する場合、データ部分の背景色がすべて同一色だと見 づらいことがある。 / 1行おきに交互に色を変えると見やすくなるが、後か ら1行追加したりすると、後続の行の書式をすべて変更しなければならず、非 常に面倒である。 / 条件付き書式を用いることで、n行おきにセルのスタイル を自動変更することができる。 Webクエリで外部データとダイナミックにリンクするNEW! Webクエリの機能を利用することで、インターネットで公開されている最新の 情報をリアルタイムにExcel上に反映することができる。 / Excel 2002では、 スマート・タグの機能が強化され、Webクエリにおける範囲の選択が容易に なっている。 VLOOKUP関数でExcel帳票への自動入力を可能にするNEW! ある任意の一意のコードをキーとして、それに関連付けられたデータを参照し たいという場合にはVLOOKUP関数を使用すると便利である。 / VLOOKUP関 数は一意のコードをキーにできるだけではなく、ある一定の範囲を持つあいま いなデータもキーに指定することができる。 Excelのシートをワンクリックで初期化するNEW! Excelで作成した電子伝票にクリア機能を付加してみよう。 / 複雑な伝票を何 度も使い回す場合、使用するたびに以前の内容を手作業で削除するのは煩雑で ある。しかし、VBAを使用すれば簡単に、かつ必要な部分だけをクリアするこ とができる。 / またワークシート上に配置したコントロール部品を印刷させ ない方法や、メッセージ・ボックスの使用方法についても紹介する。 ファイルの一覧情報リストを取得するNEW! あるフォルダに含まれるファイルの一覧を取得できると、ファイルの整理など に役立てることができる。 / Excelを使うことにより、ファイルの一覧情報を 簡単に取得することができる。 配信リストを使ってメールをいっせいに配信するNEW! Excelで管理されたメール・アドレスに対して、いっせいにメールを送信でき ると便利である。 / このためには、メール送信用コンポーネントを使 い、Excelから呼び出せばよい。 Excelと外部データベースとを連携させるNEW! 昨今、業務システム上でさまざまなデータベース・サーバを使用するケースは 少なくない。SQL Server(またはMSDE)やOracle、MySQL、PostgreSQL、さ まざまであろう。 / Excelには、データベースからデータを抽出する機能が用 意されている。この機能を利用すれば、さまざまなデータベースからデータを 取り出し、Excelで加工することができる。 Excelで万年カレンダーを作成するNEW! ちょっとしたスケジュール管理用などとして、紙ベースの日程表作成が必要に なる場合がある。 / Excelを利用すれば作成可能だが、日付や曜日を手作業で 入力するのは面倒である。 / そこで、規定のフォーマットに該当する年と月 を入力するだけで、任意の1カ月分のカレンダーが自動的に作成されるシート を設計してみる。 / ここで紹介する日付関数のWeekdayやDateと条件付き書式 の使い方をマスターすれば、用途に応じて自由なフォーマットにカスタマイズ できる。 Setup Service Packのアンインストール用フォルダを削除するUP! WindowsにService Pack(SP)をインストールすると、万一適用による不具合が 発生したときのために、SPをアンインストールするためのフォルダが作成され る。 / このアンインストール用フォルダは200Mbytesを超える。アンインス トールが不要になったら、このフォルダを削除してディスクを節約することが 可能である。 Windows XP SP1/SP1aを手動で削除するNEW! Service Packの適用によって、システムが不安定になったり、互換性問題が生 じたりする場合がある。 / このような場合、Windows XP SP1/SP1aをコント ロール・パネルからアンインストール可能だが、何らかの理由でこれができな い場合には、Windows XPのインストールCDを使って手作業でSP1/SP1aを削 除することができる。 Security http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (32/33) [2004/05/13 17:54:16] @IT:Windows TIPS INDEX Blasterワーム削除ツールを使うNEW! 2003年に猛威を振るったBlasterやNachiワームは、適切な修正プログラムを適 用しておけば防ぐことができる。 / だがすでに感染してしまった場合は、ま ず修正プログラムを適用するだけでなく、ワームそのものをシステムから削除 する必要がある。 / Blasterワームを削除するためのツールがマイクロソフト から提供されているので、これを実行すればよい。 悪意のあるHTMLメールから、より確実にコンピュータを守るNEW! Outlook Express/OutlookでHTML形式のメールを表示するときには、表示エン ジンとしてIEが使われる。 / このとき、表示に適用されるゾーンを設定でき る。 / 古いOutlook Express/Outlookでは、デフォルトのゾーン設定が甘いの で、より制限の強い設定に変更した方がよい。 @ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料) 申し込み メールアドレスを入力してください @IT 新着記事 反復開発の 反復 とは何をどのように反復するのか VB.NETにおけるWindowsアプリケーションの構造 Linux Tips 英語力を生かし、IT技術者として飛躍したい サーバを熱障害から守れ! VPNとセキュリティを大幅強化するISA Server 2004 スマート・クライアントはVBプログラマのためにある システム部門縮小化に打ち勝つ! 物理構造の基本、「実体」の種類と意味を理解する 5種類の認証システムを使いこなせ Java TIPS ドメイン・エンジニアリング温故知新 Windows Server Insiderフォーラムスポンサー ■Windows Server Insiderフォーラムのトップへ 記事へのご意見、ご感想はWindows Insider会議室へ Copyright(c) 2000-2004 atmarkIT 著作権はアットマーク・アイティまたはその記事の筆者に属します @ITに掲載されている記事や画像などの無断転載を禁止します 「アットマーク・アイティ」「@IT」「@IT自分戦略研究所」「@ITハイブックス」は、株式会社アットマーク・アイティの登録商標です 弊社へのご連絡は「アットマーク・アイティへのお問い合わせ」をご覧ください http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/index/win2ktipsindex.html (33/33) [2004/05/13 17:54:16]
© Copyright 2024 Paperzz