特殊詐欺警報(還付金等詐欺)の発令について(2/10)

特殊詐欺警報(還付金等詐欺)の発令について(2/10)
2月8、9日の2日間で。札幌市と帯広市において4件の還付金等詐欺事
件を認知し、約750万円の被害が生じており、今後も被害の発生が懸念され
るため、北海道警察において「特殊詐欺警報」を発令して注意を呼び掛けて
います。
犯人は、スーパー等の商業施設に設置のATMに誘導し、送金させておりま
すので、店舗内の巡回を強化していただき、携帯電話を利用している方を見
かけた際には声掛けをお願いいたします。
【特殊詐警報の概要】
○ 発令期間
2月10日(水)から2月23日(火)までの2週間
○ 発令区域
北海道全域
○ 主な手口
・市役所職員を名乗る者から「医療費の還付金がある。」との電話が
ある
・その後、金融機関職員や社会保険事務所の職員を名乗る者から「最
寄りのスーパーなどへ行き、到着した時点で電話をするように」と
指示され、電話番号を教えられる。
・教えられた電話番号に電話をかけると、ATMの操作を順次指示さ
れ、指示通りにATMを操作すると、振込手続きとなり、現金をだ
まし取られる
※振込金額の入力画面で、整理番号などと称して、6桁の数字を入寮
させられるケースが散見される
【2月9日に認知した被害概要(一部阻止事案)】
本年2月8日、区役所職員を名乗る男から、
「医療費の還付金があるので、
社会保険事務所に連絡してください。」との連絡があり、教示された社会保
険事務所の電話番号に架電した結果、スーパーマーケットのATMに行くよ
うに言われ、電話の指示に従いATM操作を行い、現金を振り込んだもの。
更に、翌9日に同じ社会保険事務所を名乗る男から連絡があり、「手続き
にミスがあったので、再度同じ操作を行って欲しい。」と言われ、電話の指
示に下がいATMを操作を行い、現金を振り込んだもの。
【阻止状況】
道外の振込先口座の金融機関から振込元の金融機関に、「連日、同金額が
振り込みされており、詐欺被害に遭っているのではないか。」と連絡があり、
振込元金融機関から被害者に確認したところ、被害に遭っていることが判明
し、振込手続きを中止して組み戻し、更なる被害を阻止していただいており
ます。上記のとおり、不審な振込状況を把握した際には、被害者への確認を
よろしくお願いいたします。
◇ATMで携帯電話を使用していたら詐欺かもしれません!◇
北海道警察本部 生活安全企画課
犯罪抑止対策係
011-251-0110(内線3027)