PDFファイル - JISC 日本工業標準調査会

平成22年度基準認証政策の重点と予算案の概要
平成22年3月
経 済 産 業 省
産業技術環境局
基準認証ユニット
基準認証ユニット 22 年度予算:102.5 億円(21 年度:102.0 億円)
1.戦略的な標準化の推進
27.5億円(22.1億円)
2.計量標準等の知的基盤整備
2.9億円 (4.8億円)
3.計量行政の着実な実施
0.5億円 (0.6億円)
4.独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の運営
71.6億円(74.5億円)
平成22年度
1.戦略的な標準化の推進
(平成21年度)
27.5億円(22.1億円)
経済のグローバル化の進展に伴い、国際標準の重要性がますます拡大。また、
環境・福祉など社会ニーズに対応した製品等の普及には、適切な標準化が重要。
このような背景を踏まえ、戦略的かつ強力に標準化を推進する。
(1)国際標準化のための研究開発の推進
○国際標準提案型研究事業
NEDO交付金 1400百万円(80百万円)
スマートグリッド関連技術など我が国が優位にある先端技術の普及に向け、標
準化のための追加的試験等を集中的に実施し、国際標準化を加速。
○標準化調査
NEDO交付金 127百万円(218百万円)
NEDOの研究開発終了プロジェクトで開発を行った新技術について、標準化
のための追加的研究開発等を集中的に実施し、国際標準化を加速。
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(2)社会ニーズに対応したJISの開発・国際標準化の推進
○社会環境整備・産業競争力強化型規格開発事業
849百万円(672百万円)
社会環境整備や国際競争力に資する分野について、規格原案の作成や国際標準
化機関への提案等を委託。
○国際人材活用型国際標準化推進事業
160百万円(200百万円)
戦略的な国際標準の獲得に向けた海外の国際標準専門家の活用や日本企業の国
際標準化人材育成を委託。
○国際標準化機構(ISO)・国際電気標準会議(IEC)分担金等
209百万円(229百万円)
(3)標準化人材の育成
○国際標準化人材育成支援等基盤体制強化事業
産業技術人材育成支援事業の内数 65百万円(65百万円)
世界で通用する国際標準専門家の育成のため、企業等の人材に対する国際標準
作成研修や大学・大学院生等に対する特別講義を実施するとともに、教材作成
等を行う。
2.計量標準等の知的基盤の整備
2.9億円(4.8億円)
研究開発を始めとする知的創造活動により創出された知的資産を研究開発や
経済活動等に活用しやすくするため、体系化・組織化して整備する。
○知的基盤創成・利用促進研究開発事業
NEDO交付金
60百万円(101百万円)
研究開発や経済活動の下支えとして活用される知的基盤の整備(データベース
等の整備)を民間団体等に委託。
○リアルタイム・キャリブレーション技術の開発
86百万円(90百万円)
複数の量を組み合わせからなる複合量の校正について、一括して校正すること
を可能にする校正技術の開発を委託。
○国際度量衡中央事務局(BIPM)分担金
147百万円(153百万円)
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3.計量行政の着実な実施
0.5億円(0.5億円)
計量制度の国際的な整合化を戦略的に推進するとともに、計量法の執行実
態等を把握し、計量行政を着実に実施することにより、適正な計量の実施を
確保する。
○法定計量関連調査事業
39百万円(39百万円)
国際法定計量機関での審議への適切な対応、計量法の適正かつ確実な執行等の
ための情報収集・調査事業を委託。
○計量制度国際機構(OIML)分担金
16百万円(16百万円)
4.独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の運営
71.6億円(74.5億円)
国民生活の安全・安心を支える工業製品等の品質評価、情報収集・提供を行う
独立行政法人製品評価技術基盤機構の、適切かつ効率的な運営を図る。
○独立行政法人製品評価技術基盤機構運営費交付金
7,155百万円(7,392百万円)
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が中期計画に基づき行う業務(①
生活安全分野、②化学物質管理、③バイオテクノロジー分野、④適合性認定分野)
の実施に必要な経費を交付。
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