eco 検定アワード 2015 実施報告書 エコユニット部門表彰 エコピープル部門表彰 eco 検定アワード 2015 審査委員長 ご挨拶 今、私たちは、どのような未来に向かっているのでしょうか。持続可能な社会とはどのよ うなものでしょうか。そして、それを実現していくためには、なにが必要なのだろうか。 そ の 答 え の 一 つ が 、持 続 可 能 な 社 会 を 実 現 す る た め の 知 識・意 識・意 欲 を 持 っ た「 善 き 人 」 の 存 在 で す 。そ の「 善 き 人 」の 一 人 が 、環 境 意 識 を 持 っ て 行 動 す る エ コ ピ ー プ ル と い え ま す 。 こ の エ コ ピ ー プ ル が 多 く な り 、社 会 の 中 で 活 躍 す る こ と で 環 境 サ ス テ ナ ビ リ テ ィ が 実 現 さ れ 、 持続可能な社会を目指すことができます。エコピープルの活動こそが、持続可能な社会実現 のために必要といえます。 平 成 1 8 年 度 か ら 始 ま っ た 環 境 社 会 検 定 ( eco 検 定 ) は 、 1 0 年 を 経 て 合 格 者 数 が 2 1 万 人 を 超 え ま し た 。 eco 検 定 ア ワ ー ド も 7 回 目 を 迎 え 、 年 代 、 職 業 を 問 わ ず 幅 広 い 方 々 か ら 多 数の応募をいただいています。 エコユニット部門では、地域社会との協働により継続的に活動されている組織の応募が多 いことが印象的でした。エコピープル部門では、受賞経験のある方を含め連続して応募され る方が数多くおりました。 どの活動も素晴らしいものでしたが、エコユニット部門で8件、エコピープル部門で7件 を選ばせていただきました。 エコユニット部門で大賞を受賞した株式会社セリタ建設は、本業を活かした森林保全を継 続的に実施し、佐賀県初のカーボンオフセット付き商品の販売に取り組むなど、卓越した活 動から成果をあげられたことが評価されました。特に組織内の活動にとどまらず、地域への 普及活動を推進できるリーダーがいて、地域への波及性がある点が高く評価されました。 一 方 、エ コ ピ ー プ ル 部 門 で は 、NPO と し て 低 炭 素 、循 環 型 社 会 に 関 連 し た 幅 広 い 活 動 を さ れ、優れた成果を出されている小林由紀子氏が、大賞に選ばれました。 成果、継続性、独自性はもちろんのこと、他の方が真似をして活動を広めることができる 汎用性・模倣性がある点が高く評価されました。 個人の環境活動の成果を、いかに仕事に結びつけるかは難しいところがありますが、エコ ピープル部門の受賞者の方々は、企業内での環境活動も卓越したものがありました。 eco 検 定 ア ワ ー ド は 、 エ コ ピ ー プ ル 活 動 で 、 特 に 他 の 模 範 と な る も の や ユ ニ ー ク な 取 り 組 みを表彰し、環境活動を広く社会に伝える役割を担っています。 エ コ ユ ニ ッ ト 、エ コ ピ ー プ ル の 活 動 に は 、学 ぶ べ き と こ ろ が 多 く あ り ま す 。こ れ か ら も eco 検定アワードが、よい学びの場になるよう、関係者一同、いっそうの支援をさせていただき ますので、積極的なご応募を期待しております。 eco 検 定 ア ワ ー ド 2 0 1 5 審 査 委 員 長 鶴田佳史(大東文化大学環境創造学部准教授) 1 エコユニット部門 大賞 株式会社セリタ建設 ……………………………………………………4 優秀賞 NPO なごやエコピープルネット ………………………………………6 MS&AD インシュアランスグループホールディングス株式会社 ……7 大橋運輸株式会社 …………………………………………………………8 学校法人 郡山開成学園 …………………………………………………9 サンデンホールディングス株式会社 …………………………………10 高崎経済大学地域政策学部 飯島明宏ゼミナール ……………………11 ブランシェス株式会社 ………………………………………………12 エコピープル部門 大賞 小林 由紀子氏 (特定非営利活動法人 e-plus 生涯学習研究所) ……………14 優秀賞 上田 マリノ氏 (アーティスト) …………………………………………16 荻野 雅也氏 見波 真氏 矢島 裕幸氏(新潟工科専門学校) 田原 正康氏(ミユキエレックス株式会社) …………17 …………………………………18 林 昌明氏 (前田建設工業株式会社) …………………………………………19 藤野 年喜氏(株式会社リコー) ………………………………………………20 エコマジシャン・ミヤモ氏 (プロマジシャン 日本奇術協会正会員) 2 ………21 3 株式会社セリタ建設 エコユニット名:株式会社セリタ建設 (佐賀県武雄市) 事業内容:総合土木工事業 従業員数:27 名 活動のポイント ・土木会社が取り組む森林の保全活動として、森に触れて、森に学ぶというエコフェスティバルも 4 回目となり、木工 体験、スタンプラリーに加えチェーンソーによる伐採体験、アロマミストの手作り体験などコンテンツの充実を図っ た。日頃、自然と触れ合うことが少なくなっている参加者には、森を身近に感じるきっかけとなるイベントになった。 ・間伐材を利用したアロマ製品の開発を進めてきたが、新たに佐賀県初のカーボン・オフセット付の商品を販売した。 ・産・官・民の地域連携で魅力ある森づくりをめざして「柏岳」の森林保全を進め、遊歩道を整備した。 ◆武雄市森林保全整備活動 ~エコフェスティバル 2014「森に触れよう、森で学ぼう」 第 4 回を実施~ 実を図った。参加者には森林に触れ、森林から多くのことを 学び、森林の実情を知ってもらう機会となった。 今回の「エコフェスティバル」では一部の体験について、 事前にインターネットで参加権を販売した。有料の体験にし 従業員とその家族からスタートしたこのイベントも自治体 たことで、運営側はイベントの質の向上を目指し、社員に責 や地域住民を巻き込み毎年参加者を増やし、SNS などを使 任感が生まれ、参加者は、参加する目的を事前にコミットで って積極的に広報を行った結果、市外や県外からの参加者も き、より楽しむことができたようである。 増え、113 名の参加となった。 また、SNS を使った情報発信を積極的に行うことで、情 報を受け取った人が共感し、その情報を共有(拡散)する流 れを生み出すことができた。イベント終了後に体験の様子や 感想を発信する参加者もいて、次回への興味・関心の輪が広 がることを期待できた。各メディアにも取り上げられ、自治 体から高く評価される成果を得た。 武雄市と締結した「企業の森林づくりに関する協定」は、 5 年間の期間満了後も 2017 年 3 月 31 日まで期間を延長 する契約を取り交わした。今後は、地域をより巻き込んだ活 動にするため、企業の CSR 活動という枠からステージアッ プさせる予定。イベント自体の充実に留まらず、行政が求め る森林の保全管理や森林教育の必要性、地域住民が求める整 備された森林からの恩恵、一般参加者が求める癒しと憩いの 場の創出など、お互いに協力しながら取り組んでいきたい。 第 4 回エコフェスティバル 2014 ◆CSR 活動とカーボン・オフセットで更なる 環境への意識付け 人気の高い木工体験、スタンプラリー、スラックライン、 遊歩道整備などのコンテンツは継続しながら、新たな試みと して、 樹木医とプロカメラマンとともに森林を散策する体験、 間伐材を利用し、ヒノキオイルとレモングラスオイルをブ チェーンソーの指導を受けながらの伐採体験、アロマテラピ レンドしたアロマ製品「モリレコ」として六次化製品の開発 ストのアドバイスのもと、アロマミストの手作り体験やアロ を進め、今年度はカーボン・オフセットを付与した商品 マオイルを使ったハンドマッサージ体験などコンテンツの充 「MORIRECO ヒノキアロマディッシュギフトセット」を販 4 売。佐賀県初のカーボン・オフセット付き商品の事例となっ た。 柏岳において排出されたヒノキの間伐材や枝打ち材から抽 出したヒノキオイルを購入すると、1 セットで一人一日の家 庭生活から排出される CO2 排出量の約 50%≒3.0kgCO2 をオフセットできるもの。 商品として手に取ってもらえ、「香りはメッセージとして 残る」 ということから、 本格的なアロマオイルを商品化した。 さらにカーボン・オフセットを付与することで、一般消費 柏岳 雑草木の刈払い、伐採、集積、処理 者にも、環境意識のきっかけ作り、CO2削減行動の直接貢献 となり、金額の一部が自然エネルギーや植林事業に還元でき 雑草木の刈払い、伐採、集積、処理を行い、林内遊歩道の新 るスキームとなっている。環境意識と実体験という2つの効 設・補修を行った。また、柏岳東側に眺望が望める展望所と 果を消費者に訴求することを目的とした。 して活用できるよう森林整備を進めている。 中小企業でも佐賀県と連携することで、大きなプロモーシ 今年度は活動回数 20 日、 参加人数は延べ 103 名となり、 ョン展開や企業価値を上げる効果として成果を得たと同時に、 「社会的に貢献している」ことを認識してもらうきっかけに 森林面積 3.2ha の整備を行った。 里山は人口の減少や高齢化、産業構造の変化などにより、 なった。 大きな環境変化を受け、生物多様性は、質と量の両面から劣 化が懸念されている。森林保全活動を実施するなかで、四季 折々の風景・良好な景観の形成、多様な生物を育む空間、生 物多様性の確保などを期待している。 地域住民による自主的活動も増加し、毎年開催している 「エコフェスティバル」は地域の年間行事として定着してき ている。自主的なイベントもはじまり「初日の出鑑賞会」が 開催された。 このように徐々にではあるが、地域一体となった環境活動 により、着実に森林への興味・関心が芽生え、里山意識の向 上へとつながり、成果を結びつつある。 森林整備活動は継続しなければ意味がなく、何十年、何百 年と森林とともに寄り添うことのできる地域コミュニティー ◆地域連携へ向けての活動「柏岳 森と風の プロジェクト」 ~産・官・民の地域連携で育む里山意識~ という形態で、次世代へ活動のタスキをつなぐ必要がある。 2010 年 9 月より、 森林経営計画及び森林施業計画が策定 してもらうかが重要で、魅力あるイベント作りや森林教育が 今後は、次の世代である子どもたちを対象とした森林教育 を行っていく予定。いかに里山に興味を持ってもらい、参加 その一助となると期待している。 されていない保有林を、佐賀県の仲介を得て武雄市と当社の 地域密着の活動として定着すれば、今後は地域の裾野を広 間で、「企業の森林づくりに関する協定」を結び、柏岳の森 げるため、近隣地区や行政、他の企業やNPO法人等と連携し 林整備活動を行ってきた。 て、活動の輪を広げていきたい。 企業単独の CSR 活動から地域に根付いた活動をめざすた め、林野庁の森林・山村多面的機能発揮対策交付金を活用し て、柏岳周辺の川良地区・中野地区を加え、『柏岳 森と風 地域との連携 のプロジェクト』を設立した。産・官・民の地域連携を図り ながら、より魅力ある森林づくり・地域の方が笑顔で集う森 林づくりをめざしている。 住民の自主イベント初日の出鑑賞会 柏岳は、佐賀県が整備した「柏岳生活環境保全林」。柏姫 *参照 HP http://www.serita.jp ゆかりの山で、内の子ため池周辺は針葉樹と広葉樹が混在。 その中で『柏岳 森と風のプロジェクト』メンバーによる 5 NPOなごやエコピープルネット エコユニット名:なごやエコピープルネット (愛知県名古屋市) 従業員数:10 名 活動のポイント ・「あいち・なごや宣言」が採択された ESD ユネスコ会議のイベントに参加。団体として皇太子や閣僚が参加した国際 会議のレセプション会場にて、ESD の取り組みをパネルにまとめて展示し活動のアピールをした。 ・子どもたちを支えるオトナたちの心構えを学ぶために、evergreen 代表&エコピープルの谷英樹氏を迎え、自身の運営 する自然塾での話しをベースに、子どもたちがたくましく生きるための経験・体験の重要性を学んだ。 ・「エコピープル・カフェ」として、いつも飲んでいるコーヒーから、身近な行動と地球が繋がっていることや、環境保 全についての考える会となった。 ことは忘れない。 子どもが成長していくなかで、 大切なこと、 ◆ユネスコ世界会議でパネル展示 危険な行為など身をもって判断できるようになる。それを見 皇太子や閣僚をはじめ ESD ユネスコ世界会議参加者のレ 守る大人たちが増えることを祈り期待して、ESD の概念を地 セプション会場において、普段から行っている ESD の取り 域や教育により深く浸透させていくことに努めたい。 組みをパネルとしてまとめ、展示を行った。 パネルにまとめることで、参加者にアピールできたことは もちろん、同時に自分たちの活動を客観的に見直すことがで きた。今回の出展では普段アプローチできない層に対してア プローチできた。今後は、ESD の概念を地域や教育により深 く浸透させていくことに努めたい。 evergreen 代表&エコピープルの谷 英樹氏の講演 ◆「エコピープル・カフェ」オープン 「何気なく飲んでいるコーヒーにはどんな物語があるの か」の問いかけから出発して、サステイナブル・コーヒー、 ESD ユネスコ世界会議 に関わるイベントに参 加。レセプション会場の パネル展示 持続可能なコーヒーなどとともに一杯のコーヒーが食卓に届 くまでのことを考える機会となった。 子育て世代の女性が多く集まり、普段のお買いものが持続 可能な社会とどうつながるかを考えた。身近なものから世界 ◆体験豊かなこどもたちが未来を創る と私たちの生活のつながりを考える機会となった。 自然塾を運営する谷英樹氏をむかえ、 ESD セミナーを行っ 普段の自分たちの暮らしが世界や持続可能な社会とつな た。子どもたちを支える大人の心構えについての話題提供と がっている実感がない人が多いと思われるので、ひとりひと ワークショップを開催。10名ほどの参加者で、子どもたち りの行動、商品の選択等が影響することを今後も伝えていき がたくましく生きるために、体験や経験が大きな力になるこ たい。 *参照 HP http://eco-people.at.webry.info/ とを親として大人として理解し、支える姿勢を考えた。 聞いただけでは忘れてしまうことでも、経験や体験した 6 MS&AD インシュアランスグループ (東京都中央区) (東京都中央区) ホールディングス株式会社 エコユニット名:MS&AD みんなの地球プロジェクト 事業概要:保険業 従業員数:38,358 名 エコユニット名:MS&AD みんなの地球プロジェクト 事業概要:保険業 従業員数:38,358 名 活動のポイント 活動のポイント ・環境・社会貢献マネジメントシステム「MS&AD みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、事業にかかわる電力、ガソ みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、事業にかかわる電力、ガソ ・環境・社会貢献マネジメントシステム「MS&AD リン、紙の削減に取り組んでいる。商品・サービスにおいては利便性を損なわずに、資源やエネルギーの節約をめざして リン、紙の削減に取り組んでいる。商品・サービスにおいては利便性を損なわずに、資源やエネルギーの節約をめざして いる。その進捗状況のセルフチェックや社員に向けての環境教育を実施している。 いる。その進捗状況のセルフチェックや社員に向けての環境教育を実施している。 ・環境 ISO 取得により、グループ全体で事業活動を通じた環境負荷の削減、商品・サービスの提供に取り組み、情報の最 取得により、グループ全体で事業活動を通じた環境負荷の削減、商品・サービスの提供に取り組み、情報の最 ・環境 ISO 新動向を共有している。 新動向を共有している。 ・ラムサール条約登録湿地を中心に、水辺の生物多様性保全に取り組む「MS&AD ラムサールサポーターズ」の活動を行 ・ラムサール条約登録湿地を中心に、水辺の生物多様性保全に取り組む「MS&AD ラムサールサポーターズ」の活動を行 っている。 水辺の生き物や自然環境を学ぶ取り組みの輪を広げるために、 子ども向け環境教育プログラムを提供している。 っている。 水辺の生き物や自然環境を学ぶ取り組みの輪を広げるために、 子ども向け環境教育プログラムを提供している。 ◆「MS&AD みんなの地球プロジェクト」取り組み みんなの地球プロジェクト」取り組み ◆「MS&AD ①商品・サービスの提供を通じた環境の取り組み ①商品・サービスの提供を通じた環境の取り組み 環境 ISO ISO の推進担当者を任命し、環境関連の商品・サービ の推進担当者を任命し、環境関連の商品・サービ 環境 企業活動を通じて、地球環境の保全と改善への取り組みに社 企業活動を通じて、地球環境の保全と改善への取り組みに社 会貢献を加えた環境・社会貢献マネジメントシステム「MS 会貢献を加えた環境・社会貢献マネジメントシステム「MS スを開発・構築する本社部門が本業を通じた環境課題を設 スを開発・構築する本社部門が本業を通じた環境課題を設 定している。代理店・取引先企業も巻き込み、多様な環境 定している。代理店・取引先企業も巻き込み、多様な環境 &AD みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、オフィスで みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、オフィスで &AD の環境負荷の削減や社員の環境教育に取り組んだ。 の環境負荷の削減や社員の環境教育に取り組んだ。 関連商品・サービスの提供・活動を行い、取り組んでいる。 取り組んでいる。 関連商品・サービスの提供・活動を行い、 ②グループ会社間の情報共有・交流 ②グループ会社間の情報共有・交流 「事業活動によって発生する環境負荷の削減取り組み」で 「事業活動によって発生する環境負荷の削減取り組み」で は各種省エネ機器の導入、空調温度設定(夏期 28℃、冬期 28℃、冬期 は各種省エネ機器の導入、空調温度設定(夏期 グループ会社で取り組みの方向性確認・情報の共有を図り、 グループ会社で取り組みの方向性確認・情報の共有を図り、 最新の動向を事務局が学び、社内に還元している。 最新の動向を事務局が学び、社内に還元している。 19℃)などで電力を削減。エコカー導入、エコ安全ドライブ 19℃)などで電力を削減。エコカー導入、エコ安全ドライブ の推進、電子会議の活用で出張を減らしガソリンの使用量を の推進、電子会議の活用で出張を減らしガソリンの使用量を ◆「MS&AD ラムサールサポーターズ」 ラムサールサポーターズ」 (生 物 物 ◆「MS&AD (生 多 様 様 性 性 保 保 全 全 ) ) の の 活 活 動 動 多 削減。裏紙利用やペーパーレス会議の推進で紙の使用量の削 削減。裏紙利用やペーパーレス会議の推進で紙の使用量の削 減を行った。 減を行った。 ラムサール条約登録湿地を中心とした水辺における生物多 ラムサール条約登録湿地を中心とした水辺における生物多 様性保全活動に取り組み、全国各地で、外来種の駆除、清掃 様性保全活動に取り組み、全国各地で、外来種の駆除、清掃 「商品・サービスの提供を通じた環境負荷の削減」取り組 「商品・サービスの提供を通じた環境負荷の削減」取り組 みとして、Web 約款・eco保険証券、電子契約手続による 約款・eco保険証券、電子契約手続による みとして、Web 活動や生き物調査などを行っている。また、本業と密接に関 活動や生き物調査などを行っている。また、本業と密接に関 連する安心・安全をテーマに、渡良瀬遊水地では、保全活動 連する安心・安全をテーマに、渡良瀬遊水地では、保全活動 紙の大幅削減、自動車補修のリサイクル部品活用による廃棄 紙の大幅削減、自動車補修のリサイクル部品活用による廃棄 物削減や新規部品製作にかかる資源やエネルギーの節約、エ 物削減や新規部品製作にかかる資源やエネルギーの節約、エ や寄付も行っている。本年度はグループ社員とその家族が計 や寄付も行っている。本年度はグループ社員とその家族が計 1,670 名参加した。 名参加した。 1,670 コ整備・エコ車検などを実施提供している。なお、Web 約款 約款 コ整備・エコ車検などを実施提供している。なお、Web などの取り組みは、お客さまに選択いただいた数に応じて、 などの取り組みは、お客さまに選択いただいた数に応じて、 取り組みの輪を拡げるため、環境教育プログラムを作成し、 取り組みの輪を拡げるため、環境教育プログラムを作成し、 当社 HP HP でダウンロードできる映像教材の提供および小学校 でダウンロードできる映像教材の提供および小学校 当社 環境保護や東日本大震災の被災地支援などにつながる寄付を 環境保護や東日本大震災の被災地支援などにつながる寄付を 行っている。 行っている。 向けの出張授業を実施している。 向けの出張授業を実施している。 他にも、グループ会社で、イ 他にも、グループ会社で、イ 「社員の環境教育」は、全社員を対象に環境・社会貢献学習 「社員の環境教育」は、全社員を対象に環境・社会貢献学習 プログラムを実施し、全社で環境問題に関する基礎知識や取 プログラムを実施し、全社で環境問題に関する基礎知識や取 ンドネシアの熱帯林再生プロジ ンドネシアの熱帯林再生プロジ ェクト、国内企業の生物多様性 ェクト、国内企業の生物多様性 り組みについて学んでいる。社内報でグループ会社の取り組 り組みについて学んでいる。社内報でグループ会社の取り組 みを紹介し、情報共有・啓発に努めている。環境を推進する みを紹介し、情報共有・啓発に努めている。環境を推進する 保全の取り組み普及啓発、本社 保全の取り組み普及啓発、本社 ビルの緑化、国内外での熱帯林 ビルの緑化、国内外での熱帯林 部門の社員に対しては、 eco 検定試験の受検を推奨している。 検定試験の受検を推奨している。 部門の社員に対しては、 eco の再生、砂漠の緑化、サンゴの の再生、砂漠の緑化、サンゴの 保護等の生物多様性保全にも取 保護等の生物多様性保全にも取 ◆ISO14001(環境 ISO)の取り組みを推進 ISO)の取り組みを推進 ◆ISO14001(環境 渡良瀬遊水地保全活動 渡良瀬遊水地保全活動 沖縄県漫湖保全活動 沖縄県漫湖保全活動 り組んでいる。 り組んでいる。 環境マネジメントシステムの国際規格 ISO14001 ISO14001 の認証 の認証 環境マネジメントシステムの国際規格 を、グループ計 7 7 社の本社部門で取得している。 社の本社部門で取得している。 を、グループ計 *参照 HP HP *参照 http://www.ms-ad-hd.com/csr/community2/index.html http://www.ms-ad-hd.com/csr/community2/index.html 7 大橋運輸株式会社 エコユニット名:大橋運輸環境プロジェクト (愛知県瀬戸市) 事業概要:運輸業 従業員数:107 名 活動のポイント ・環境に悪いイメージを持たれるトラック会社だからこそ「オオハシ・エコ 5 本柱」に基づき、全社をあげて取り組んで いる。地元住民や自治体とも連携し、イベント参加、清掃活動、オオサンショウウオの保護など地域に根差した環境活 動を行った。社外、社内、子どもたちに向けても環境教育、エコピープルを増やす活動を広めている。 ・環境活動を行う上で、地球環境だけでなく、人にも優しい社会貢献活動も行いたいと考え、エコバックの製作寄贈、不 用品の収集や活用、エコキャップの推進運動の支援を行い社会貢献の輪を広めている。 ・社内的には、CO2 の排出削減への取り組み、廃棄物の発生抑制、トラックバッテリーの再利用に取り組んだ。 ◆トラック会社が環境のためにできること 「地域に広げようオオハシ・エコの輪」 寄贈。手を加えて販売し、収益を事業所で活用してもらう。 <フィリピンの子ども達へ>社員、地域の家庭や中学校の協 力で、 不要になった子供服や靴、 環境に悪いイメージを持たれがちなトラック会社だからこ そできる環境にやさしい活動を 「オオハシ・エコ5本柱」(① 文房具を、輸出コンテナの隙間 廃棄物の発生抑制~3R推進~②社員のエコマインド向上③ を利用し、フィリピンの恵まれ エコの輪を広げる④CO2排出削減⑤エコから繋がる支援) ない子どもに寄贈している。 を軸に地域全体のエコに対する意識向上をめざした。 <エコキャップ推進運動>ペ ◆地元自治体と協力したエコマインドの普及 ットボトルキャップを燃やさずCO2の排出削減を図り、 フィリピンの子どもたち ワクチンに換える活動。取引先企業や地元小中学校に、回 自治体主催の環境プロジェクトメンバーとして環境活動 収や運搬を無料で行っている。 の紹介と、市民への参加を呼びかけ、eco検定のPR活動 ◆CO2 排出削減 を行い、地域住民や自治体とのつながりを強めた。 ・「せとまるっと市民生活祭」 紙の使用量の削減、エコ名刺の作成、電力使用量の削減、 の環境フェアに出展し、安全な エコドライブと低公害車導入を行った。CO2 排出量が多いイ 住まい作りの提案や不用品の無 メージのある運輸会社として、最初に取り組んだ環境活動。 料回収を行った。 ・市の環境教育ツールとして ◆廃棄物の発生抑制 ~3R 推進~ 「せとまるっと環境フェア」 本業の引越・片付・リサイクルなどから発生する不用品を、 eco検定の採用、地域環境活動の予算計上、清掃ボランテ 需要のある国に輸出している。また廃棄物の発生を抑制する ィア活動の提案など自治体と協働した。 目的で、事業関連で発生するゴミや事業所から発生するゴミ ・中学生を受入れての「職場体験学習」で、エコ教育。 の徹底分別を行い廃棄を抑えている。使用トラックには、再 ・家庭の不用品を有効活用することを提案し、自社トラック 利用できる高性能のバッテリー使用を推進している。 で無料回収を行っている。 ◆社員のエコマインド向上 ・瀬戸市蛇ヶ洞川に生息する国指定特別天然記念物「オオサ ンショウウオ」 の生息環境を守るため、 人口巣穴やその周辺、 社員が地域美化活動に参加することで、地域の環境に目を 川の上流の清掃を継続、人口巣穴での産卵を確認。 配る習慣が身に付き、身近なことから地球の環境を守るとい ・清掃活動を行い「大口町アダプトプログラム」や、地元瀬 う気持ちが向上し、行動する習慣ができた。 戸市が主催する 「せとまるっとごみゼロ大作戦」 に参加した。 敷地内の空き地で有機ミニ農園を開き、自分たちで育て収 ◆エコからつながる支援 穫し味わうことで、エコマインドを育てることをめざしてい る。eco検定合格支援エコピープルを増やすために、受験 <エコバッグ製作>バッグを製作し環境活動PRツール 料補助、学習サポートなどさまざまな工夫をしている。 に使用するとともに、地域の生活介護・就労支援事業所に *参照 HP http://0084.co.jp 8 学校法人郡山開成学園 エコユニット名:郡山女子大学エコレンジャー エコユニット名:MS&AD みんなの地球プロジェクト (東京都中央区) (福島県郡山市) 事業概要:教育機関 従業員数:216 名 事業概要:保険業 従業員数:38,358 名 活動のポイント 活動のポイント ・環境・社会貢献マネジメントシステム「MS&AD みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、事業にかかわる電力、ガソ ・東日本大震災に伴う福島原発事故を受けて、福島県の教育機関として放射線量の測定に取り組んだ。空間放射線量の リン、紙の削減に取り組んでいる。商品・サービスにおいては利便性を損なわずに、資源やエネルギーの節約をめざして 測定と、除染困難とされた屋上防水層の除染の必要性を提言し、対策が行われた。 いる。その進捗状況のセルフチェックや社員に向けての環境教育を実施している。 ・環境 ISO 取得により、グループ全体で事業活動を通じた環境負荷の削減、商品・サービスの提供に取り組み、情報の最 ・教育内容発表会である「もみじ会」にて、大学生や地域住民に対して、放射能除染についての不安や疑問を分かりや 新動向を共有している。 すい説明で展示して発表。 ・ラムサール条約登録湿地を中心に、水辺の生物多様性保全に取り組む「MS&AD ラムサールサポーターズ」の活動を行 ・「ふくしま復興再生可能エネルギーフェア『REIF ふくしま 2014』」で、本学の再生可能エネルギーの設置状況や っている。水辺の生き物や自然環境を学ぶ取り組みの輪を広げるために、子ども向け環境教育プログラムを提供している。 防災対策、放射線関連研究の発表を行った。 å ①商品・サービスの提供を通じた環境の取り組み ◆「MS&AD みんなの地球プロジェクト」取り組み ◆空間放射線量の測定と除染の必要性 ◆再生可能エネルギーの稼働状況の展示発表 環境 ISO の推進担当者を任命し、環境関連の商品・サービ サポート スを開発・構築する本社部門が本業を通じた環境課題を設 ~ふくしま復興再生可能エネルギーフェア 定している。代理店・取引先企業も巻き込み、多様な環境 『REIF ふくしま 2014』にて~ 屋上防水層内に入り込んだ放射性物質(8,000 ㏃ /㎏超) 企業活動を通じて、地球環境の保全と改善への取り組みに社 は除染困難となり、強風、大雨などの天候悪化時には構内へ 会貢献を加えた環境・社会貢献マネジメントシステム「MS 放射性物質が降り注いでいる。安全で安心なキャンパスを確 &AD みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、オフィスで 保するため、国の安全基準 0.23μ㏜ /h の教育研究環境を の環境負荷の削減や社員の環境教育に取り組んだ。 関連商品・サービスの提供・活動を行い、取り組んでいる。 本学環境委員会が「再生可能エネルギー導入による CO2 ②グループ会社間の情報共有・交流 確保するよう第 4 次除染の提言を行った。 「事業活動によって発生する環境負荷の削減取り組み」で その結果、 各建屋 17 棟の防水層の塗膜剥離 (12,156 ㎡) は各種省エネ機器の導入、空調温度設定(夏期 28℃、冬期 削減対策と防災対策の連動」について発表展示をする際に、 グループ会社で取り組みの方向性確認・情報の共有を図り、 サポートした。 最新の動向を事務局が学び、社内に還元している。 の第 4 次除染対策により、現在空間放射線量は、国の安全基 19℃)などで電力を削減。エコカー導入、エコ安全ドライブ 準の 0.23μ㏜ /h 以下の 0.17μ㏜ /h となった。 の推進、電子会議の活用で出張を減らしガソリンの使用量を 本学の再生可能エネルギーの設置状況、防災対策との連動 ◆「MS&AD ラムサールサポーターズ」 (生 物 状況および、 放射線関連研究成果の展示発表を行ったところ、 多 様 性 保 全 ) の 活 動 100 人を超える方が本学ブースに来場され、 本学の環境活動 ラムサール条約登録湿地を中心とした水辺における生物多 と環境再生を社会にアピールすることができた。 様性保全活動に取り組み、全国各地で、外来種の駆除、清掃 3.11 東日本大震災の経験から、避難所(防災拠点)には、 活動や生き物調査などを行っている。また、本業と密接に関 再生可能エネルギーの導入が必須である。それと環境対策を 連する安心・安全をテーマに、渡良瀬遊水地では、保全活動 いかに連動させるかについて分かりやすく実例を使って説明 や寄付も行っている。本年度はグループ社員とその家族が計 した。 1,670 名参加した。 削減。裏紙利用やペーパーレス会議の推進で紙の使用量の削 ◆放射線除染による環境共生の展示発表 減を行った。 ~第 68 回「もみじ会(教育内容発表会) 」~ 「商品・サービスの提供を通じた環境負荷の削減」取り組 みとして、Web 約款・eco保険証券、電子契約手続による 福島県生活環境部除染対策課との連携事業により、大学生 紙の大幅削減、自動車補修のリサイクル部品活用による廃棄 や地域住民が持っている放射能に対する不安や疑問、問題事 物削減や新規部品製作にかかる資源やエネルギーの節約、エ に対して、分かりやすい発表展示を行った。 コ整備・エコ車検などを実施提供している。なお、Web 約款 取り組みの輪を拡げるため、環境教育プログラムを作成し、 学園の環境委員会と NLS(ナチュラルライフスタイル)部 などの取り組みは、お客さまに選択いただいた数に応じて、 と連携して行ったが、環境意識向上の広まりを感じた。来場 環境保護や東日本大震災の被災地支援などにつながる寄付を 者に放射線や除染という固い内容を分かりやすく伝えるため、 行っている。 当社 HP でダウンロードできる映像教材の提供および小学校 向けの出張授業を実施している。 他にも、グループ会社で、イ 2015 年度も引き続き NLS 部が中心となって進める。 「社員の環境教育」は、全社員を対象に環境・社会貢献学習 渡良瀬遊水地保全活動 ンドネシアの熱帯林再生プロジ プログラムを実施し、全社で環境問題に関する基礎知識や取 ェクト、国内企業の生物多様性 り組みについて学んでいる。社内報でグループ会社の取り組 保全の取り組み普及啓発、本社 みを紹介し、情報共有・啓発に努めている。環境を推進する ビルの緑化、国内外での熱帯林 部門の社員に対しては、 eco 検定試験の受検を推奨している。 の再生、砂漠の緑化、サンゴの ◆ISO14001(環境 ISO)の取り組みを推進 沖縄県漫湖保全活動 保護等の生物多様性保全にも取 ふくしま復興再生可能エネルギーフェア『REIF ふくしま 2014』にて り組んでいる。 環境マネジメントシステムの国際規格 ISO14001 の認証 *参照 HP http://www.koriyama-kgc.ac.jp を、グループ計 7 社の本社部門で取得している。 *参照 HP 「もみじ会」での展示 http://www.ms-ad-hd.com/csr/community2/index.html 9 サンデンホールディングス株式会社(群馬県伊勢崎市) エコユニット名:サンデングループ 事業概要:製造販売業 従業員数:2,455 名(国内連結) 活動のポイント ・群馬県前橋市にあるサンデンフォレスト・赤城事業所では、近隣の小中学校の環境学習や社会科見学を受け入れている。 自然豊かな環境の中でホタルをはじめとする昆虫、動物、植物などと触れあえる、環境教育の場として開放している。ま た、工場も自然と共生するモデル工場として見学を受け入れている。こうした環境の保全活動は社員の環境意識の向上に つながっている。 ・各地域で美化運動に参加し、地域の環境の向上と連携を深めている。今年度も赤城山大沼の清掃活動、伊勢崎市の美化キ ャンペーン、台東区の大江戸清掃隊への参加を継続している。 ◆サンデンフォレストを活用した 自然保護活動 ◆地域清掃活動への参加 ①赤城山大沼の清掃活動(前橋市主催) 赤城事業所とそこを取り囲むサンデンフォレストは、自 群馬県中部環境事務所主催の「春の赤城大沼環境美化運動」 然環境と企業活動の共存をめざして、民間で初めて大規模な が開催され、総勢 635 名の参加者のうち、サンデン赤城事 近自然工法を導入して建設された。この「ふぉれすとやま」 業所からは 221 名が参加し、サンデンの環境に対する関心 には、小中学生の環境教育の場として、また、地域や自然と の高さを地域の方々に知っていただく機会になった。 共生するモデル工場として、子どもから大人まで来場する。 今年は 1 年間で 250 人が参加した。 近隣の小中学校の環境学習、社会科見学の受け入れも行っ ており、8,300 人を受け入れている。参加者の自然保護と環 境保全の意識が向上することの助けになることをめざし活用 してもらっている。 「サンデンフォレスト」は社員による森林保護の活動もし 赤城山大沼清掃活動参加 ており、1,100 人の社員が参加した。 ②環境美化キャンペーン 沢蟹の沢 近隣の小中学生の環境学習 伊勢崎市主催の環境美化キャンペーンに参加。環境美化 は、不法投棄の防止にも効果があり、地域の方々とともに 参加している。 ③大江戸清掃隊(台東区「まちの里親制度」登録済) オオムラサキ・天蚕飼育施設 オオムラサキや緑色のきれ いなマユをつくる天蚕を保 護・飼育し、子どもたちが 観察できる施設。 毎週 15 名程度の従業員が「大江戸清掃隊」として、本 社付近を中心に清掃活動に参加している。 また、携帯灰皿とポケットティッシュを通行者へ配布し、 ポイ捨て防止を促した。 *参照 HP ビオトープ 生態系を保護しながら、工 場用地内の調整池として 活用している。 10 http://www.sanden.co.jp/ 高崎経済大学地域政策学部 飯島明宏ゼミナール エコユニット名:SATOYAMA エコユニット名:SATOYAMA 環境システム研究室 環境システム研究室 事業概要:大学・大学院 事業概要:大学・大学院 (群馬県高崎市) (群馬県高崎市) 地域政策学部所属学生数:37 地域政策学部所属学生数:37 名名 活動のポイント 活動のポイント ・エコピープルの大学生がインストラクターになり、オリジナルに開発した教材を使って、地域の子どもたちに体験型環境 ・エコピープルの大学生がインストラクターになり、オリジナルに開発した教材を使って、地域の子どもたちに体験型環境 学習プログラム『地域の河川を調べよう! 学習プログラム『地域の河川を調べよう!~探そう!いきもの!学ぼう!身近な生物多様性!~』を実施した。身近な河 ~探そう!いきもの!学ぼう!身近な生物多様性!~』を実施した。身近な河 川に多くの水生生物が生息していることを実感させることで、子どもたちに環境に関心を持ってもらうことができた。 川に多くの水生生物が生息していることを実感させることで、子どもたちに環境に関心を持ってもらうことができた。 ・環境学習会のインストラクターは、学習の内容はもちろんのこと子どもたちに安全に安心して参加してもらうことを念頭 ・環境学習会のインストラクターは、学習の内容はもちろんのこと子どもたちに安全に安心して参加してもらうことを念頭 に、実際に開催するフィールドを使って実践的な研修を行っている。 に、実際に開催するフィールドを使って実践的な研修を行っている。 ◆環境学習会を開催 ◆環境学習会を開催 ◆環境学習インストラクター研修会の開催 ◆環境学習インストラクター研修会の開催 エコピープルの大学生がインストラクターとなって、 エコピープルの大学生がインストラクターとなって、 地域 地域 環境学習会のインストラクターになる大学生を養成する 環境学習会のインストラクターになる大学生を養成する の子どもたちの環境学習を支援する活動、河川を利用した体 の子どもたちの環境学習を支援する活動、河川を利用した体 プログラムとして、 プログラムとして、 実際に環境学習会を開催するフィールド 実際に環境学習会を開催するフィールド 験型環境学習プログラム 験型環境学習プログラム『地域の河川を調べよう! 『地域の河川を調べよう!~探そ ~探そ を使って研修会を開催した。 を使って研修会を開催した。 参加者は、 参加者は、 当エコユニットに所 当エコユニットに所 う!いきもの!学ぼう!身近な生物多様性!~』を行った。 う!いきもの!学ぼう!身近な生物多様性!~』を行った。 属する大学生 属する大学生 37 37 人。 人。 研修会では、 研修会では、 次の項目について実践的 次の項目について実践的 エコユニットで開発したオリジナルの教材「水生生物カー エコユニットで開発したオリジナルの教材「水生生物カー な演習を行った な演習を行った。。 ド図鑑」と「フィールドノート」を使い、河川に生息する水 ド図鑑」と「フィールドノート」を使い、河川に生息する水 ①① 安全教育の実施方法 安全教育の実施方法 生生物を探索し、カード図鑑を用いて種を同定した。また、 生生物を探索し、カード図鑑を用いて種を同定した。また、 ②② 水生生物の調査方法 水生生物の調査方法 フィールドノートを用いて簡易な水質判定を行った。カード フィールドノートを用いて簡易な水質判定を行った。カード および同定方法 および同定方法 図鑑はさまざまな工夫で汚濁耐性や生物名同定のポイント写 図鑑はさまざまな工夫で汚濁耐性や生物名同定のポイント写 ③③ フィールドノートの作成方法 フィールドノートの作成方法 真を載せたり、全国水生生物調査における指標生物であるこ 真を載せたり、全国水生生物調査における指標生物であるこ ④④ 水質判定方法 水質判定方法 安全教育の様子 安全教育の様子 とや、群馬県版レッドリストに掲載されている種であること とや、群馬県版レッドリストに掲載されている種であること を示す重要生物種のアイコンも表示し、より専門性の高い考 を示す重要生物種のアイコンも表示し、より専門性の高い考 安全に、安心して学べる場を子どもたちに提供し、自然の 安全に、安心して学べる場を子どもたちに提供し、自然の 察を行う際も役立つ情報もまとめている。大きさはポケット 察を行う際も役立つ情報もまとめている。大きさはポケット なかで学ぶことの楽しさを伝えるためには、インストラクタ なかで学ぶことの楽しさを伝えるためには、インストラクタ に入る名刺サイズにしている。このカード図鑑は、カードゲ に入る名刺サイズにしている。このカード図鑑は、カードゲ ーが川の危険箇所を十分に把握しておくことが不可欠になる。 ーが川の危険箇所を十分に把握しておくことが不可欠になる。 この研修会では、危険予測や予防の重要性を強く認識させる ームが大好きな子どもたちに大変好評で、 ームが大好きな子どもたちに大変好評で、 分厚い図鑑よりも、 分厚い図鑑よりも、 この研修会では、危険予測や予防の重要性を強く認識させる ことに注力している。その上で、調査から水質判定に至る一 ことに注力している。その上で、調査から水質判定に至る一 子どもたちの好奇心に響いている。 子どもたちの好奇心に響いている。 連の流れの確認と、ファシリテーションスキルの獲得を目指 連の流れの確認と、ファシリテーションスキルの獲得を目指 した。 した。 ESD ESD の概念を地域での環境 の概念を地域での環境 教育により深く浸透させていく 教育により深く浸透させていく オリジナル教材: オリジナル教材: 水生生物カード図 水生生物カード図 鑑とフィールドノ 鑑とフィールドノ ート ート ために、今後も環境学習インス ために、今後も環境学習インス トラクターの養成に力を入れて トラクターの養成に力を入れて いきたい。 いきたい。 2014 2014 年は、 年は、 群馬県高崎市内の小学校 群馬県高崎市内の小学校 55 校、 校、 藤岡市内の小 藤岡市内の小 水生生物調査方法の研修 水生生物調査方法の研修 学校 学校 22 校を対象に、延べ 校を対象に、延べ 200 200 人超の児童に対してこのプロ 人超の児童に対してこのプロ グラムを実践した。身近な河川に多くの水生生物が生息して グラムを実践した。身近な河川に多くの水生生物が生息して *参照 *参照 HP HP http://www1.tcue.ac.jp/home1/a-iijima/ http://www1.tcue.ac.jp/home1/a-iijima/ いることを知り、子どもたちは興奮している様子だった。 いることを知り、子どもたちは興奮している様子だった。 学習会に参加した児童に絵日記の提出をお願いして学習効果 学習会に参加した児童に絵日記の提出をお願いして学習効果 の検証も行った。 の検証も行った。 11 ブランシェス株式会社 ブランシェス株式会社 (大阪府吹田市) (大阪府吹田市) エコユニット名:ブランシェス株式会社 エコユニット名:ブランシェス株式会社 事業概要:ベビー、子供、婦人衣料製造販売 事業概要:ベビー、子供、婦人衣料製造販売 従業員数:604 従業員数:604 名名 活動のポイント 活動のポイント ・沖縄のサンゴ礁再生活動の支援で、寄付金付きハンドタオルを販売。デザインやクオリティにもこだわっている。 ・沖縄のサンゴ礁再生活動の支援で、寄付金付きハンドタオルを販売。デザインやクオリティにもこだわっている。 ・吸殻も資源と考える「吸い殻ブリケードプロジェクト」に参加し、ポイントを環境 ・吸殻も資源と考える「吸い殻ブリケードプロジェクト」に参加し、ポイントを環境 NPO NPO の寄付金にした。 の寄付金にした。 ・「大阪万博ロハスフェスタ」に協賛・出店し、環境への取り組みの紹介や震災被災地とのつながりをアピールした。 ・「大阪万博ロハスフェスタ」に協賛・出店し、環境への取り組みの紹介や震災被災地とのつながりをアピールした。 ・廃棄になるハギレや靴下を震災復興のためのグッズ製作の材料に寄付し、ゴミを減らすことと支援の共存ができた。 ・廃棄になるハギレや靴下を震災復興のためのグッズ製作の材料に寄付し、ゴミを減らすことと支援の共存ができた。 ・海をきれいにするアマモ植え作戦に参加し、アマモの種を育て、海に植える活動を行った。 ・海をきれいにするアマモ植え作戦に参加し、アマモの種を育て、海に植える活動を行った。 ◆サンゴ礁再生 ◆サンゴ礁再生 「ブランシェスのサンゴの森」 「ブランシェスのサンゴの森」 ~お魚のおうちを守ろう~ ~お魚のおうちを守ろう~ 自分用と東北のお友達へのクリスマスプレゼント用に、2 自分用と東北のお友達へのクリスマスプレゼント用に、2 つ作ってもらい、東北の子どもたちへ届けた。 つ作ってもらい、東北の子どもたちへ届けた。 ②お客さまとスタッフから、ユーズド衣料を回収し、ロハス ②お客さまとスタッフから、ユーズド衣料を回収し、ロハス 「未来の子ども達の為に、きれいで安心して遊べる感動で 「未来の子ども達の為に、きれいで安心して遊べる感動で フェスタでチャリティ販売(去年に続き2回目)。不要に フェスタでチャリティ販売(去年に続き2回目)。不要に きる海を残したい!」との想いで、2010 きる海を残したい!」との想いで、2010 年よりお魚とサン 年よりお魚とサン ゴモチーフのオリジナルハンドタオルを企画し、店舗とオン ゴモチーフのオリジナルハンドタオルを企画し、店舗とオン なった子供服を回収しチャリティ販売をした。 なった子供服を回収しチャリティ販売をした。 ③東日本大震災復興支援チャリティ販売 ③東日本大震災復興支援チャリティ販売 (去年に続き2回目) (去年に続き2回目) 。。 ラインショップで販売。 ラインショップで販売。 売上の10%を(有)海の種に寄付し、 売上の10%を(有)海の種に寄付し、 サンゴ礁再生活動に役立てている。毎年デザインを更新し、 サンゴ礁再生活動に役立てている。毎年デザインを更新し、 傷、汚れなどがあるアウトレット衣料を販売。 傷、汚れなどがあるアウトレット衣料を販売。 ④「サンゴの森」ハンドタオルの販売。 ④「サンゴの森」ハンドタオルの販売。 必ずサンゴと海の生き物を入れ沖縄の 必ずサンゴと海の生き物を入れ沖縄の ◆ハギレで被災地支援 ◆ハギレで被災地支援 海を思い出してもらえる工夫をしてい 海を思い出してもらえる工夫をしてい る。また、ケナフ率を る。また、ケナフ率を50%に上げ、 50%に上げ、 衣料生産時に発生した廃棄予定のハギレを、東日本大震災 衣料生産時に発生した廃棄予定のハギレを、東日本大震災 認知度の高い今治マークを付けクオリ 認知度の高い今治マークを付けクオリ で被災した釜石市や大槌町のお母さんたちが手作りしている で被災した釜石市や大槌町のお母さんたちが手作りしている ティーを上げて、売上増を目指した。 ティーを上げて、売上増を目指した。 『まごごろねこぴんち』の制作材料に寄付した。買取りの一 『まごごろねこぴんち』の制作材料に寄付した。買取りの一 本年度は、新たにサンゴ30株を植 本年度は、新たにサンゴ30株を植 部が作り手さんへの報酬となり雇用を生みだすだけではなく、 部が作り手さんへの報酬となり雇用を生みだすだけではなく、 樹。ハンドタオルの寄付額で植えたサ 樹。ハンドタオルの寄付額で植えたサ ンゴは2015年3月末現在で、合計 ンゴは2015年3月末現在で、合計 ハンドタオルの店 ハンドタオルの店 舗での展開 舗での展開 90株となった。沖縄のサンゴ植え付 90株となった。沖縄のサンゴ植え付 けポイントでは、毎年サンゴの産卵が確認されている。 けポイントでは、毎年サンゴの産卵が確認されている。 ハギレの有効利用は、ゴミを減らし持続可能な社会への活動 ハギレの有効利用は、ゴミを減らし持続可能な社会への活動 と考えている。 と考えている。 ◆廃棄予定の靴下で被災地支援 ◆廃棄予定の靴下で被災地支援 宮城県東松島市のお母さんたち 宮城県東松島市のお母さんたち ◆「吸い殻ブリケードプロジェクト」に参加 ◆「吸い殻ブリケードプロジェクト」に参加 2009年より社会活動の一環として、 2009年より社会活動の一環として、 毎月 毎月 1 回朝礼後、 1 回朝礼後、 本社周りのゴミ拾いを実施している。そこで吸殻ポイ捨ての 本社周りのゴミ拾いを実施している。そこで吸殻ポイ捨ての 多さを実感し、吸殻から肥料や棚やベンチなどを作る「吸い 多さを実感し、吸殻から肥料や棚やベンチなどを作る「吸い が考えた復興キャラクター「おの が考えた復興キャラクター「おの くん」の製作材料に廃棄予定の靴 くん」の製作材料に廃棄予定の靴 下を190足送った。 下を190足送った。 靴下で作ったおのくん 靴下で作ったおのくん 殻ブリケードプロジェクト」に参加した。送付した吸殻の量 殻ブリケードプロジェクト」に参加した。送付した吸殻の量 に応じたポイントで、環境NPOなどに寄付できる。拾った に応じたポイントで、環境NPOなどに寄付できる。拾った ◆大阪海さくら「アマモの里親」プロジェクトに参加 ◆大阪海さくら「アマモの里親」プロジェクトに参加 吸殻だけではなく、スタッフの家庭や店舗からなどの回収も 吸殻だけではなく、スタッフの家庭や店舗からなどの回収も 海をきれいにして子どもたちが遊べる海を増やしたいとい 海をきれいにして子どもたちが遊べる海を増やしたいとい あり、エコピープルの輪はどんどん広がっている。 あり、エコピープルの輪はどんどん広がっている。 う想いで「大阪海さくら」が展開している「遊べる海をふや う想いで「大阪海さくら」が展開している「遊べる海をふや ◆「大阪万博ロハスフェスタ」に協賛・出店 ◆「大阪万博ロハスフェスタ」に協賛・出店 そう・アマモ植え作戦」に2014年12月から種を育て、 そう・アマモ植え作戦」に2014年12月から種を育て、 44 つのプロジェクトで環境啓発イベントに参加・出店した。 つのプロジェクトで環境啓発イベントに参加・出店した。 ①「届けよう被災地の子どもたちにクリスマスプレゼント。 ①「届けよう被災地の子どもたちにクリスマスプレゼント。 ハハ ギギ レレ でで エエ ココ ババ ッッ クク にに 飾飾 りり つつ けけ 」」 のの ワワ ーー クク シシ ョョ ッッ ププ 地元の小学生が育てた種と共にアマモ移植を行った。アマモ 地元の小学生が育てた種と共にアマモ移植を行った。アマモ は“海のゆりかご”といわれ、CO は“海のゆりかご”といわれ、CO 2 を吸収して酸素を出し、 2 を吸収して酸素を出し、 *参照 *参照 HP HP 海水もきれいにする。 海水もきれいにする。 http://www.branshes.jp/index.php http://www.branshes.jp/index.php 12 13 小林 由紀子 氏 (岐阜県岐阜市) 特定非営利活動法人 e‐plus 生涯学習研究所 代表理事 60才/第8回 eco 検定合格 活動のポイント ・エコピープルとして、基礎知識と積極的な行動で、幅広い生活者にエコマインドを普及。 わざ ・年間 50 回以上にのぼる環境学習講師として、小中学校生への授業や、生活の中で取り組む省エネの技を伝える市民講 座、水の科学工作を組み合わせた講座等を開催。わかりやすく楽しい環境講座をめざしている。 わざ ・「もったいない」という気持ちを大切に、毎日の料理に「省エネの技」を伝え、エコピープルのオピニオンリーダーと して今後が期待できる。 の体験と水の基礎的な知識を学ぶプログラムを提供し、学 ◆環境学習講師として年間 50 回以上の講座 習全体のコーディネートを行った。川や生き物に興味を持 わざ つ子どもたちを増やす目的で助成金を得て、小中学校、エ 小中学校生への授業や、生活の中で取り組む省エネの技を 伝える市民講座、水の科学工作を組み合わせた講座を開催、 コクラブの環境学習を応援している。水の循環、貴重性、 わかりやすく楽しい環境講座をめざし活動している。 希少性を知ってもらい、地域の川について知り、地域を愛 してほしいと願っている。 ①環境省「持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」の一 環として、 岐阜県地域版 ESD 環境教育プログラムを作成、 ⑥水辺共生体験館サマーセミナー 学校現場などで実証事業を行った。 河川環境楽園に来た子どもたちを対象に、絵本の読み聞か せと、プロジェクト WET「驚異の旅」というさいころゲ ②「3R クッキング、フードマイレージ」講座 ームを使って「水の循環」をわかりやすく教え、水の科学 「もったいない」という気持ちを大切にし、毎日の料理を 工作を組み合わせた講座を行った。 通して、生活の中で取り組めて効果的な3Rの方法を「省 今後も子どもたちが興味を持てる環境教育の授業や、授 わざ 業と関連させた科学工作の提供を行いたいと思っている。 エネの技」として伝えている。レシピの指導、料理講師の コーディネートやフードマイレージのミニ講座を行った。 ⑦岐阜県川の日「水の実験教室」 ③岐阜市「ごみの減量を考えるフォーラム」講演 河川環境楽園に来た子どもたちに、COD や pH のパック 岐阜市ごみ減量アドバイザー、環境省の3R 推進マイスタ テストを使い「水質」を教える授業を行った。家でも簡単 ーとして岐阜市の「雑紙回収」に関わり、3R の推進と雑 に酸とアルカリがわかる方法として、ブルーベリーを煮だ 紙回収について講演。子どもたちが多いので、岐阜市の回 した液に高分子吸収体をいれゲル状の試薬を作り、石鹸や、 収ルールを取り入れたクイズを行い、会場が一体となって、 重曹、虫よけ等をかけて色が変わることを確認した。 楽しい学びの場をつくることができた。 ④環境省「気候変動の科学と私たちの未来 ~IPCC と岐阜 県民の対話~シンポジウム」に、パネラーとして参加 「科学の知」を味方にした「生活の知」を得たいと考えて おり、今後の温暖化対策は、科学者も市民目線の対応策が 必要であると提案。 ⑤小中学校における水環境学習の体系化 小中学校の「総合的な学習の時間」の中で、水生生物調査 小学校で行う水の授業 14 ⑧子どもエネルギー教室と科学工作 わざ 子どもたちに、温暖化やエネルギーの基礎知識、省エネル ◆「ぎふ発 省エネへ生きる技」を連載 ギーについての講座を行った。手回し発電機や自転車発電 岐阜新聞の「暮らしのページ」に 2 週間に一度、身近な省 など実験道具を体験してから説明。新エネルギーについて エネや環境問題の記事コラムを連載。 も、わかりやすく知ってもらうために、よく走るソーラー 生活にかかわる身近な省エネルギーについて、家庭ででき カーを作って、子どもたちと一緒に走らせた。 ることにテーマをしぼり、環境問題の「なぜ」を大切に、「ど うやって」を、自分でできる具体的な方法で示した。 ソーラーカーの競争 ⑨イオン各務原 チアーズクラブの指導 イオンチアーズクラブの子どもたちに活動のアドバイス、 講座のコーディネート、講師、工作指導をするなど全般の 活動を一緒にしている。子どもたちに地域の良さを知って 岐阜新聞の連載 もらえる活動を応援したいと考えている。 ◆環境を学ぶ方法として資格取得を推奨 企業や環境教育に携わる方たちへの講座の場で、環境を学 ぶ方法として資格を取ることも一つの方法であること、わか 地域の良さを子どもたちに りやすいテキストがあるエコピープル制度についてお話して 感じてもらう活動 いる。楽しく環境問題を語れる人材育成が必要であり、隣の 人と一緒に気軽に環境の話ができる社会の雰囲気づくりが大 切であると思っている。 ⑩「冬の省エネ家計費節約術」 省エネルギーセンターより「家庭の省エネエキスパート」 として浜松地球温暖化防止活動推進センターに派遣され、 地球の温暖化の解説と冬の家電の省エネ方法の講座を行 った。エネルギーを使わない省エネ方法として、カーテン やじゅうたんを使った省エネ方法も提案。テーマに興味を 持ってもらうために、電気料金を増やさない工夫として伝 えた。 簡単な「間取り図」に家電のイラストシールを張るゲー ムを行い、家の中にある家電の種類や数を目で見て理解し てもらい、電気の働きを「光」「熱」「動力」「情報」に 企業への啓発活動も欠かせない 色分けして、その働き別に省エネの方法を解説した。 15 上田 上田 マリノ マリノ 氏 氏 アーティスト アーティスト (埼玉県所沢市) (埼玉県所沢市) 第5回 第5回 eco eco 検定合格 検定合格 活動のポイント 活動のポイント ・おもに、若い人たちを対象にエコマインドを広げるため「環境ナビゲーター」を名乗り、デザイナー、ライター、シン ・おもに、若い人たちを対象にエコマインドを広げるため「環境ナビゲーター」を名乗り、デザイナー、ライター、シン ガーとしてアーティスト活動をしている。 ガーとしてアーティスト活動をしている。 ・デザイナーとしては、エコの知識を活かして環境や社会に対する想いを制作物に反映。ライターとしては、環境専門誌 ・デザイナーとしては、エコの知識を活かして環境や社会に対する想いを制作物に反映。ライターとしては、環境専門誌 に連載や単発記事を掲載。シンガーとしては、歌やエコトークで啓発活動をしている。 に連載や単発記事を掲載。シンガーとしては、歌やエコトークで啓発活動をしている。 ◆「環境ナビゲーター」として ◆「環境ナビゲーター」として 環境ナビゲーター、もしくはエコのおねえさんと名乗り、 環境ナビゲーター、もしくはエコのおねえさんと名乗り、 「環境意識を 「環境意識を 00 から から 0.1 0.1 へ」 へ」 「エコをもっと楽しく」をモッ 「エコをもっと楽しく」をモッ トーに、デザイナー、ライター、シンガーとしてアーティス トーに、デザイナー、ライター、シンガーとしてアーティス に生まれ育った地域の環境について学び、情報を発信してい に生まれ育った地域の環境について学び、情報を発信してい きたいと思っている。 きたいと思っている。 ◆この1年間の主な活動実績 ◆この1年間の主な活動実績 1 1月月月刊「エネルギーフォーラム」連載開始 月刊「エネルギーフォーラム」連載開始タイトル「エコを タイトル「エコを ト活動をしている。 ト活動をしている。 普段の生活にエコを取り入れたいけれど何をしたらいいか 普段の生活にエコを取り入れたいけれど何をしたらいいか わからない、 わからない、 エコに迷っている人を案内するという目的で エコに迷っている人を案内するという目的で 「環 「環 たのしく知る方法」 たのしく知る方法」 (〜2015.3) (〜2015.3) 3月 3 月「ソーラーパワーフェスティバル」ミニライブ 「ソーラーパワーフェスティバル」ミニライブ 4月 4月埼玉県地球温暖化防止活動推進員 埼玉県地球温暖化防止活動推進員就任(〜2016.3)/「環境 就任(〜2016.3)/「環境 境ナビゲーター」として活動している。 境ナビゲーター」として活動している。 新聞」連載2年目スタート 新聞」連載2年目スタート デザイナーとしては、「環境や社会」をテーマにしたデザ デザイナーとしては、「環境や社会」をテーマにしたデザ FM FM 世田谷 世田谷 「サンプラザ中野くんのせたがやたがやせ」 「サンプラザ中野くんのせたがやたがやせ」 出演 出演 イン物の依頼(フライヤーの制作やアートディレクション) イン物の依頼(フライヤーの制作やアートディレクション) 5 5月月「所沢市環境フォーラム」パネリスト/所沢市ソーラー見学 「所沢市環境フォーラム」パネリスト/所沢市ソーラー見学 に対し、エコの知識を活かして環境や社会に対する想いをし に対し、エコの知識を活かして環境や社会に対する想いをし /「アースデイ東京多摩」ミニライブ /「アースデイ東京多摩」ミニライブ 環境省「エコライフ・フェア」ミニライブ/ソーラージャー っかり汲み取れるようコミュニケーションし、 っかり汲み取れるようコミュニケーションし、 制作物に反映。 制作物に反映。 6 6月月環境省「エコライフ・フェア」ミニライブ/ソーラージャー ライターとしては、「環境新聞」と「エネルギーフォーラ ライターとしては、「環境新聞」と「エネルギーフォーラ ム」など環境専門誌での連載や単発記事を担当し、今年で3 ム」など環境専門誌での連載や単発記事を担当し、今年で3 ナル ナル WEB3回連載① WEB3回連載① 7 7月月 ソーラーシェアリング上総鶴舞見学/ソーラージャーナル ソーラーシェアリング上総鶴舞見学/ソーラージャーナル 年目になる。 年目になる。 WEB3回連載② WEB3回連載② シンガーとしては、 シンガーとしては、 2008 2008 年に結成したエコボーカルユニ 年に結成したエコボーカルユニ 8 8月月府中市「クール・エコの集い」司会&ミニライブ/ソーラー 府中市「クール・エコの集い」司会&ミニライブ/ソーラー ット「エコガールズ」を通じて歌でエコ啓発をしてきたが、 ット「エコガールズ」を通じて歌でエコ啓発をしてきたが、 ジャーナル ジャーナル WEB3回連載③ WEB3回連載③「社会音楽家フェス 「社会音楽家フェスキックオ キックオ 2013 2013 年末にソロデビューし、 年末にソロデビューし、 個人で歌やエコトークによる 個人で歌やエコトークによる フイベント」ミニライブ フイベント」ミニライブ 啓発を進めている。 啓発を進めている。 9月 9 月磯子火力発電所見学/講演「エコのおねえさんのエコ授業」 磯子火力発電所見学/講演「エコのおねえさんのエコ授業」 1010 月月大阪府能勢町「おおさかのてっぺんフェスティバル」司会& 大阪府能勢町「おおさかのてっぺんフェスティバル」司会& ミニライブ ミニライブ「社会音楽家フェス'14 「社会音楽家フェス'14 秋」ミニライブ 秋」ミニライブ 1111 月月FM FM ヨコハマ「E-ne! ヨコハマ「E-ne! ~good ~good forfor you you ~」出演/資源エネ ~」出演/資源エネ ルギー庁表敬訪問 ルギー庁表敬訪問 1212 月月エコプロダクツ全日見学/荒川区 エコプロダクツ全日見学/荒川区 「あらかわ親子エコセミナ 「あらかわ親子エコセミナ ー」出前授業 ー」出前授業 2015 2015 年年 イオンレイクタウン イオンレイクタウン 子ども向けエコイベント 子ども向けエコイベント モリゾーとキッコロと一緒にエコクイズステージ モリゾーとキッコロと一緒にエコクイズステージ 2月 2 月「エコロジーミュージックで伝えたいこと」ミニライブ 「エコロジーミュージックで伝えたいこと」ミニライブ 3月 3 月CSR CSR 検定受験(後日合格)/小型家電リサイクルについての 検定受験(後日合格)/小型家電リサイクルについての 地道な活動が信頼につながり、自治体や企業からイベント 地道な活動が信頼につながり、自治体や企業からイベント ショート講演 ショート講演 出演依頼が増え、 出演依頼が増え、 2015 2015 年春、 年春、 地元所沢市の環境大使に就任。 地元所沢市の環境大使に就任。 地域に根ざした活動もしていきたいと思っており、これを機 地域に根ざした活動もしていきたいと思っており、これを機 16 荻野 雅也氏・見波 真氏・矢島 裕幸氏 (新潟県新潟市) (東京都中央区) 学生 21才/第15回 eco 検定合格 教員 47才/第2回 eco 検定合格 学生 21才/第15回 eco 検定合格 エコユニット名:MS&AD みんなの地球プロジェクト 事業概要:保険業 従業員数:38,358 名 活動のポイント 活動のポイント ・理工学学生としての発想と行動。 ・環境・社会貢献マネジメントシステム「MS&AD みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、事業にかかわる電力、ガソ リン、紙の削減に取り組んでいる。商品・サービスにおいては利便性を損なわずに、資源やエネルギーの節約をめざして ・エネルギー削減量のデータをもとに、学校責任者に校舎のエネルギー改善を提案。 いる。その進捗状況のセルフチェックや社員に向けての環境教育を実施している。 ・後輩に向け、eco 検定の受験啓発の講演会を開催して興味を喚起。 ・環境 ISO 取得により、グループ全体で事業活動を通じた環境負荷の削減、商品・サービスの提供に取り組み、情報の最 新動向を共有している。 ・ラムサール条約登録湿地を中心に、水辺の生物多様性保全に取り組む「MS&AD ラムサールサポーターズ」の活動を行 っている。水辺の生き物や自然環境を学ぶ取り組みの輪を広げるために、子ども向け環境教育プログラムを提供している。 ◆校舎の省エネを学校にプレゼン ①商品・サービスの提供を通じた環境の取り組み 環境負荷の低減方法の 1 例として、校舎のエネルギー削減 ◆「MS&AD みんなの地球プロジェクト」取り組み 環境 ISO の推進担当者を任命し、環境関連の商品・サービ 量を計算して、学校責任者に 7 項目の改善提案を行った。 企業活動を通じて、地球環境の保全と改善への取り組みに社 1 冷暖房設定温度の見直し 会貢献を加えた環境・社会貢献マネジメントシステム「MS 2 外気取り入れ量の削減 &AD みんなの地球プロジェクト」を立ち上げ、オフィスで 3 冷温水温度の適正化 の環境負荷の削減や社員の環境教育に取り組んだ。 4 吸収式冷温水機の空気比低減 「事業活動によって発生する環境負荷の削減取り組み」で 5 冷温水の送水量低減による消費電力量削減 は各種省エネ機器の導入、空調温度設定(夏期 28℃、冬期 6 冷却水ポンプのインバータ調整 19℃)などで電力を削減。エコカー導入、エコ安全ドライブ 7 空調機給気ファンへのインバータ導入 の推進、電子会議の活用で出張を減らしガソリンの使用量を 7 つの省エネ活動提案合計で約 240 万円のコスト削減、原 削減。裏紙利用やペーパーレス会議の推進で紙の使用量の削 油換算で約 88kL、 CO2 換算で約 135t の削減が可能になる。 減を行った。 改善事項 提案No. 金額 原油換算 CO2換算 「商品・サービスの提供を通じた環境負荷の削減」取り組 冷暖房設定温度の見直し 1 560 2 3 みとして、Web 約款・eco保険証券、電子契約手続による 外気取り入れ量の削減 2 570 7 13 冷温水温度の適正化 3 25 9 15 紙の大幅削減、自動車補修のリサイクル部品活用による廃棄 吸収式冷温水機の空気比低減 4 44 1 2 物削減や新規部品製作にかかる資源やエネルギーの節約、エ 5 冷温水の送水量低減による消費電力量削減 1050 18 27 冷却水ポンプのインバータ調整 6 124 2 3 コ整備・エコ車検などを実施提供している。なお、Web 約款 7 空調機給気ファンへのインバータ導入 3 49 72 などの取り組みは、お客さまに選択いただいた数に応じて、 2,376 88 135 (千円/年) (kL/年) (t-CO2/年) 環境保護や東日本大震災の被災地支援などにつながる寄付を スを開発・構築する本社部門が本業を通じた環境課題を設 定している。代理店・取引先企業も巻き込み、多様な環境 関連商品・サービスの提供・活動を行い、取り組んでいる。 ②グループ会社間の情報共有・交流 グループ会社で取り組みの方向性確認・情報の共有を図り、 最新の動向を事務局が学び、社内に還元している。 ◆「MS&AD ラムサールサポーターズ」 (生 物 多 様 性 保 全 ) の 活 動 校舎の省エネ提案 ラムサール条約登録湿地を中心とした水辺における生物多 様性保全活動に取り組み、全国各地で、外来種の駆除、清掃 検定受験の啓発 ◆後輩に向け、eco 活動や生き物調査などを行っている。また、本業と密接に関 学校の後輩に向けて、世界遺産、四大公害などわかりやい 連する安心・安全をテーマに、渡良瀬遊水地では、保全活動 テーマで環境活動を伝えたり、eco 検定の公式問題集を題材 や寄付も行っている。本年度はグループ社員とその家族が計 に試験の雰囲気を伝えるなど、資格取得に関心を持ってもら 1,670 名参加した。 。 うための講演会を開催し、興味を喚起した 取り組みの輪を拡げるため、環境教育プログラムを作成し、 当社 HP でダウンロードできる映像教材の提供および小学校 向けの出張授業を実施している。 行っている。 他にも、グループ会社で、イ 「社員の環境教育」は、全社員を対象に環境・社会貢献学習 渡良瀬遊水地保全活動 ンドネシアの熱帯林再生プロジ プログラムを実施し、全社で環境問題に関する基礎知識や取 ェクト、国内企業の生物多様性 り組みについて学んでいる。社内報でグループ会社の取り組 保全の取り組み普及啓発、本社 みを紹介し、情報共有・啓発に努めている。環境を推進する 部門の社員に対しては、 eco 検定試験の受検を推奨している。 ビルの緑化、国内外での熱帯林 の再生、砂漠の緑化、サンゴの ◆ISO14001(環境 ISO)の取り組みを推進 沖縄県漫湖保全活動 保護等の生物多様性保全にも取 り組んでいる。 環境マネジメントシステムの国際規格 ISO14001 の認証 を、グループ計 7 社の本社部門で取得している。 校舎の省エネ *参照 HP 後輩に eco 検定受験を啓発する講義を開催 http://www.ms-ad-hd.com/csr/community2/index.html 17 田原 田原 正康 正康 氏氏 (兵庫県伊丹市) (兵庫県伊丹市) ミユキエレックス株式会社 会社員 60才/第17回 60才/第17回 eco 検定合格 eco 検定合格 活動のポイント 活動のポイント ・日常生活を積極的に環境配慮型生活にしている。節電、省エネ機器への買い替え、ガソリン車から ・日常生活を積極的に環境配慮型生活にしている。節電、省エネ機器への買い替え、ガソリン車から PHV PHV 車に、太陽光 車に、太陽光 発電設備、昼間水道水使用量の節減、廃棄物の節減、ごみ処理ができる菜園づくり、井戸の利用など。PHV 発電設備、昼間水道水使用量の節減、廃棄物の節減、ごみ処理ができる菜園づくり、井戸の利用など。PHV車の燃費 車の燃費 はガソリン車の はガソリン車の 33 倍程度、エネルギー費で 倍程度、エネルギー費で 1/10 1/10 程度になっている。 程度になっている。 ・職場でエコユニットのリーダー的な存在として活躍 ・職場でエコユニットのリーダー的な存在として活躍 ◆家のエコ活動を継続して推進 ◆家のエコ活動を継続して推進 ◆化石燃料の節約 ◆化石燃料の節約 勤務先の 勤務先の ISO14001 ISO14001 認証取得、eco 認証取得、eco シャインクラブ参加 シャインクラブ参加 ①灯油ファンヒーターの温度設定を ①灯油ファンヒーターの温度設定を16 16度度②ガスファンヒ ②ガスファンヒ がきっかけになり、家庭内のエコ活動にも拍車がかかった。 がきっかけになり、家庭内のエコ活動にも拍車がかかった。 ーターの使用停止 ーターの使用停止③エコドライブの実施 ③エコドライブの実施④エコタイヤへの ④エコタイヤへの 2007 2007 年頃から、 年頃から、 節電、 節電、 省エネ機器の導入、 省エネ機器の導入、 化石燃料の節約、 化石燃料の節約、 買い替え 買い替え⑤通勤は自転車を利用 ⑤通勤は自転車を利用⑥エコキュート・IHクッ ⑥エコキュート・IHクッ 節水、 節水、 廃棄物の削減など、 廃棄物の削減など、 継続して積極的に推し進めている。 継続して積極的に推し進めている。 キングヒーターの導入。 キングヒーターの導入。 ガスから電気へ ガスから電気へ⑦PHV車を購入な ⑦PHV車を購入な ど。 ど。 ◆節電 ◆節電 節電のための具体的な行動は 節電のための具体的な行動は①緑のカーテン ①緑のカーテン②よしず、 ②よしず、 ◆節水 ◆節水 すだれの取り付けで日除け すだれの取り付けで日除け③打ち水、 ③打ち水、 散水 散水④網戸の設置 ④網戸の設置⑤⑤ ①風呂水の利用 ①風呂水の利用②雨水の利用 ②雨水の利用③井戸水の利用 ③井戸水の利用④水洗トイ ④水洗トイ 雨戸、 雨戸、 断熱ボード、 断熱ボード、 断熱シートで保温 断熱シートで保温⑥飲料水を井戸水で冷 ⑥飲料水を井戸水で冷 レに雨水、風呂水、井戸水を使用など。 レに雨水、風呂水、井戸水を使用など。 やす やす⑦大型扇風機の活用 ⑦大型扇風機の活用⑧待機電力のカット ⑧待機電力のカット⑨LED照 ⑨LED照 明に交換 明に交換⑩消費電力の測定など。 ⑩消費電力の測定など。 井戸水の利用。 井戸水の利用。 取水制限を機に庭に井戸を掘る(庭 取水制限を機に庭に井戸を掘る(庭 木への散水など雑用水として使用 木への散水など雑用水として使用 。。 する する すだれ・よしずで日よけ すだれ・よしずで日よけ トイレ内にバスポンプの電 トイレ内にバスポンプの電 源を置き、タンク内に 源を置き、タンク内に センサーを設置 センサーを設置 ◆廃棄物の削減 ◆廃棄物の削減 かぼちゃで緑のカーテン かぼちゃで緑のカーテン ◆省エネ機器の導入 ◆省エネ機器の導入 節電だけでは限界を感じ、「うちエコ診断」を受けて、省 節電だけでは限界を感じ、「うちエコ診断」を受けて、省 エネ機器を導入。 エネ機器を導入。 2014 2014 年には 年には①掃除機をサイクロン型に買い替え ①掃除機をサイクロン型に買い替え②2 ②2 重重 ①コンポストによる生ごみ処理 ①コンポストによる生ごみ処理②落ち葉の堆肥化、 ②落ち葉の堆肥化、 石灰乾燥 石灰乾燥 材の肥料化 材の肥料化③古紙(新聞、ダンボール、牛乳パック、雑多な ③古紙(新聞、ダンボール、牛乳パック、雑多な 紙)の回収 紙)の回収④発泡トレーの回収 ④発泡トレーの回収⑤空き缶、ペットボトル、 ⑤空き缶、ペットボトル、 ビンの回収 ビンの回収⑥プルタブ、エコキャップの収集 ⑥プルタブ、エコキャップの収集⑦電池の再使 ⑦電池の再使 用用⑧家電品等の修理で延命 ⑧家電品等の修理で延命⑨金属スクラップの回収など。 ⑨金属スクラップの回収など。 首振りDCモーター扇風機を購入 首振りDCモーター扇風機を購入③W ③W瞬間ウォシュレット 瞬間ウォシュレット に買い替え。 に買い替え。 2013 2013年以前も 年以前も①太陽光発電設備 ①太陽光発電設備②省エネ液晶テレビ ②省エネ液晶テレビ ③スパイラルパルック蛍光灯 ③スパイラルパルック蛍光灯④省エネ大容量冷蔵庫 ④省エネ大容量冷蔵庫⑤ドラ ⑤ドラ ム式節水型、 ム式節水型、 ヒートポンプ式洗濯乾燥機 ヒートポンプ式洗濯乾燥機⑥DC ⑥DC モーター扇風 モーター扇風 生ごみを 生ごみを コンポストで堆肥化 コンポストで堆肥化 機を購入している。 機を購入している。 18 林 林 昌明 昌明 氏 氏 前田建設工業株式会社 前田建設工業株式会社 (千葉県船橋市) (千葉県船橋市) 36才/第 36才/第 1回 1回 eco eco 検定合格 検定合格 活動のポイント 活動のポイント ・職場と家庭で、エコピープルとしての積極的な幅広い活動。 ・職場と家庭で、エコピープルとしての積極的な幅広い活動。 ・千代田区の環境活動:GBJ ・千代田区の環境活動:GBJ 運営委員会の委員として、グリーンビルディング、グリーンシティの普及促進活動を推進。 運営委員会の委員として、グリーンビルディング、グリーンシティの普及促進活動を推進。 環境フェスタや環境講座、古着交換会などを開催している。 環境フェスタや環境講座、古着交換会などを開催している。 ・家族とともに、自転車通勤、節電、環境寄付、SNS ・家族とともに、自転車通勤、節電、環境寄付、SNS での活動の発信などエコ活動を継続。 での活動の発信などエコ活動を継続。 ・環境フェアなどのイベントにも積極的に参加している。 ・環境フェアなどのイベントにも積極的に参加している。 ◆グリーンビルディング、グリーンシティの ◆グリーンビルディング、グリーンシティの 普及促進 普及促進 ①GBJ(Green ①GBJ(GreenBuilding Building Japan)運営委員会の委員とし Japan)運営委員会の委員とし て、環境配慮製品の情報データベースの整備を担当。 て、環境配慮製品の情報データベースの整備を担当。 ②グリーンビル、グリーンシティの情報収集。海外や国内の ②グリーンビル、グリーンシティの情報収集。海外や国内の 先進的な取り組みを行っている都市の事例を収集。 先進的な取り組みを行っている都市の事例を収集。 ③LEEDコンサルの第一人者である株式会社ヴォンエルフ ③LEEDコンサルの第一人者である株式会社ヴォンエルフ が開催している勉強会に参加。 が開催している勉強会に参加。 ④千代田区のCES推進協議会が開催した環境フェスタにお ④千代田区のCES推進協議会が開催した環境フェスタにお 家族でエコイベントに参加 家族でエコイベントに参加 いて、コミュニティサイクルの講演会などを企画開催。勤 いて、コミュニティサイクルの講演会などを企画開催。勤 務しているオフィスビルにもサイクルポートを設置。 務しているオフィスビルにもサイクルポートを設置。 ◆家族と協力したエコ活動を継続 ◆家族と協力したエコ活動を継続 ①植物や動物を感じるワークショップや森の中で絵本を読み ①植物や動物を感じるワークショップや森の中で絵本を読み 聞かせる環境イベントに親子で参加。 聞かせる環境イベントに親子で参加。 ②毎日、5km ②毎日、5km の自転車通勤を継続。 の自転車通勤を継続。 ③家庭での節電を継続。 ③家庭での節電を継続。 2014 2014 年度は 年度は 2010 2010 年度比 年度比 16%の 16%の ◆CES推進協議会を通じた活動 ◆CES推進協議会を通じた活動 ①CES ①CES環境フェスタの開催。実行委員会メンバーとして企 環境フェスタの開催。実行委員会メンバーとして企 画・実施。42 画・実施。42 団体が出展し、約 団体が出展し、約 200 200 名が来場した。 名が来場した。 ②パタゴニアや ②パタゴニアや CSR48 CSR48 など独自性の高い講師を招き、 など独自性の高い講師を招き、 CES CES 環境講座を開催。講師依頼交渉などを担当。 環境講座を開催。講師依頼交渉などを担当。 ③岩本町ファミリーバザールで古着の交換会を実施。 ③岩本町ファミリーバザールで古着の交換会を実施。 約約 300 300 着の古着を交換し、廃棄削減につながった。 着の古着を交換し、廃棄削減につながった。 電力を削減。 電力を削減。 ④環境寄付の継続 ④環境寄付の継続 ⑤エコブログやフェイスブックなどでエコ活動を発信。 ⑤エコブログやフェイスブックなどでエコ活動を発信。 岩本町ファミリーバザール 岩本町ファミリーバザール古着交換会 古着交換会 タケノコ掘りもエコを学ぶ機会に タケノコ掘りもエコを学ぶ機会に 19 藤野 藤野 年喜 年喜 氏氏 (東京都中央区) (東京都中央区) 株式会社リコー 株式会社リコー 57才/第12回 57才/第12回 eco eco 検定合格 検定合格 活動のポイント 活動のポイント ・職場における環境活動のリーダー的な存在として活躍。リコーは、印刷物の環境負荷低減(CO2の見える化、削減、 の見える化、削減、 ・職場における環境活動のリーダー的な存在として活躍。リコーは、印刷物の環境負荷低減(CO2 に向けて、 に向けて、 官民一体の 官民一体の 「グリーン 「グリーン POD POD 研究会」 研究会」 を結成、 を結成、 印刷物における 印刷物における 「環 「環 ゼロにできない ゼロにできない CO CO 2 をクレジットで相殺) 2 をクレジットで相殺) 境マーク」普及活動を推進。それを主導したことが評価され、「カーボンオフセット大賞・優秀賞」「グリーン購入大 境マーク」普及活動を推進。それを主導したことが評価され、「カーボンオフセット大賞・優秀賞」「グリーン購入大 賞・環境大臣賞」を受賞。 賞・環境大臣賞」を受賞。 ・「中国の環境事情」の講演など環境省との情報交換、エコプロダクツ展での講演を実施。 ・「中国の環境事情」の講演など環境省との情報交換、エコプロダクツ展での講演を実施。 検定」受験を活用して、トータルバリューチェーンでの環境啓発教育に取り組む。 検定」受験を活用して、トータルバリューチェーンでの環境啓発教育に取り組む。 ・「eco ・「eco ◆印刷物の「環境マーク」普及活動を推進 ◆印刷物の「環境マーク」普及活動を推進 ◆「eco ◆「eco検定受験」で環境啓発活動 検定受験」で環境啓発活動 職場(リコー)における環境活動のリーダーとして「環境 職場(リコー)における環境活動のリーダーとして「環境 ①顧客への環境価値提供 ①顧客への環境価値提供 「Value 「Value Proposition」 Proposition」 のために のために 「グ 「グ マーク」普及活動を推進。 マーク」普及活動を推進。 リーンマーケティングPG」 リーンマーケティングPG」 を立ち上げ、 を立ち上げ、 その中で、 その中で、 役員・ 役員・ ①「印刷物」 ①「印刷物」 の環境負荷低減に取り組む。 の環境負荷低減に取り組む。 CO CO (カ (カ 2 の見える化 2 の見える化 社員の環境知識・意識向上を目的として「eco 社員の環境知識・意識向上を目的として「eco 検定」を受 検定」を受 ーボンフットプリント)、CO ーボンフットプリント)、CO 2 の削減(リコー機器の環境 2 の削減(リコー機器の環境 験する活動を開始。第 験する活動を開始。第 16 16 回・17 回・17 回は 回は 259 259 人が受験、合 人が受験、合 性能や印刷仕様の変更により) 性能や印刷仕様の変更により) 、ゼロにできない 、ゼロにできない CO CO 2 をク 2 をク 格者 格者 221 221 人。17 人。17 回の合格率は 回の合格率は 91%。 91%。 レジットで相殺(カーボン・オフセット)。 レジットで相殺(カーボン・オフセット)。 ②勉強の意識付けのために、毎回外部環境コンサルタントに ②勉強の意識付けのために、毎回外部環境コンサルタントに ②官民一体の「グリーン ②官民一体の「グリーン POD POD 研究会」を設立。プロジェク 研究会」を設立。プロジェク よる勉強の仕方セミナーを開催。成績優秀者は、期の初め よる勉強の仕方セミナーを開催。成績優秀者は、期の初め トマネージャーとして普及のために活動。 トマネージャーとして普及のために活動。 の方針発表会で本部長より表彰状を授与。 の方針発表会で本部長より表彰状を授与。 ③印刷業者と一緒になった ③印刷業者と一緒になった 「CFP 「CFP システム認証」 システム認証」 取得により、 取得により、 ③2015 ③2015 年度はその「環境の輪」を広げるべく、追加で 年度はその「環境の輪」を広げるべく、追加で 99 部部 印刷物1件あたり 印刷物1件あたり 11 11 万円の申請料を数千円と大幅に低減。 万円の申請料を数千円と大幅に低減。 門の部門長(役員)に、部門員の 門の部門長(役員)に、部門員の eco eco 検定受験への賛同と 検定受験への賛同と これにより、デジタル印刷業界初の印刷物への これにより、デジタル印刷業界初の印刷物への CFP CFP マー マー 受験料、公式テキスト代などの予算化を依頼、合意を取り 受験料、公式テキスト代などの予算化を依頼、合意を取り ク、カーボンオフセットマーク記載を実現。 ク、カーボンオフセットマーク記載を実現。 付けた。2015 付けた。2015 年度は全社で約 年度は全社で約 1,000 1,000 名が受験を予定し 名が受験を予定し ④これらの活動を主導したことが評価され、「カーボン・オ ④これらの活動を主導したことが評価され、「カーボン・オ フセット大賞・優秀賞」 フセット大賞・優秀賞」 「グリーン購入大賞・環境大臣賞」 「グリーン購入大賞・環境大臣賞」 ている。 ている。 ④「eco ④「eco検定」を活用して、 検定」を活用して、 「総合企画→商品企画→マーケ 「総合企画→商品企画→マーケ を受賞。 を受賞。 ティング→設計・開発→調達→生産→広報宣伝→販売→サ ティング→設計・開発→調達→生産→広報宣伝→販売→サ ービス」と「トータルバリューチェーン」で環境啓発教育 ービス」と「トータルバリューチェーン」で環境啓発教育 ◆社内外で「環境啓発活動」を実施 ◆社内外で「環境啓発活動」を実施 に取り組んでいる。 に取り組んでいる。 ①環境省に「中国の環境事情」を講演、情報交換。 ①環境省に「中国の環境事情」を講演、情報交換。 ②「エコプロダクツ ②「エコプロダクツ 2014」や「グリーン購入セミナーin 2014」や「グリーン購入セミナーin 福福 岡」などで講演。「eco 岡」などで講演。「eco 検定」受験を 検定」受験を PR。 PR。 ③「リコーグローバルエコアクション」。毎年 ③「リコーグローバルエコアクション」。毎年 66 月を「環境 月を「環境 月間」として全世界的に環境活動を強化。「わたしのエコ 月間」として全世界的に環境活動を強化。「わたしのエコ アクション」では、社員が自分の取り組む環境活動を アクション」では、社員が自分の取り組む環境活動を DB DB に記入してプレッジ。 に記入してプレッジ。 ④「トップによる環境リレーメッセージ」。「環境への取り ④「トップによる環境リレーメッセージ」。「環境への取り 組み」を毎月リレー方式で全社員に発信。 組み」を毎月リレー方式で全社員に発信。 eco eco 検定対策セミナー 検定対策セミナー 20 エコマジシャン・ミヤモ エコマジシャン・ミヤモ 氏 氏 プロマジシャン プロマジシャン日本奇術協会正会員 日本奇術協会正会員 (東京都練馬区) (東京都練馬区) 41才/第14回 41才/第14回 eco eco 検定合格 検定合格 活動のポイント 活動のポイント ・環境の基礎知識を、職業としているマジシャンとしてわかりやすく普及。 ・環境の基礎知識を、職業としているマジシャンとしてわかりやすく普及。 ・日本で唯一のプロマジシャンの環境エコ講師として、全国各地で、環境イベント「エコマジックショー+エコ概論の講 ・日本で唯一のプロマジシャンの環境エコ講師として、全国各地で、環境イベント「エコマジックショー+エコ概論の講 義講演」に出演。複雑で難解と敬遠されがちな環境エコ問題を確かな学識とともに楽しく伝えている。それが評価さ 義講演」に出演。複雑で難解と敬遠されがちな環境エコ問題を確かな学識とともに楽しく伝えている。それが評価さ れ、「生物多様性アクション大賞 れ、「生物多様性アクション大賞 2014」に入賞、さらに、「環境大臣賞」グッドアワード 2014」に入賞、さらに、「環境大臣賞」グッドアワード 2015「特別賞」を受賞。 2015「特別賞」を受賞。 ・エコマジックショーの中に「eco ・エコマジックショーの中に「eco 検定」の話を盛り込み、魅力を伝えるようにしている。 検定」の話を盛り込み、魅力を伝えるようにしている。 ◆マジックを交えて環境エコ問題を伝える ◆マジックを交えて環境エコ問題を伝える 全国各地で「エコマジックショー+エコ概論の講義講演」 全国各地で「エコマジックショー+エコ概論の講義講演」 の環境イベントに出演している。 の環境イベントに出演している。 環境の学識を高めるべく、eco 環境の学識を高めるべく、 「環境プランナー」 検定の上位資格である「環 にも挑戦し、 境プランナー」に合格。さらに一般財団法人省エネルギーセ 合格。さらに一般財団法人省エネルギーセンター主催の「家 ンター主催の「家庭の省エネエキスパート検定」に合格。日 庭の省エネエキスパート検定」に合格。日本人で唯一のプロ 本人で唯一のプロマジシャンの環境エコ講師として実績を重 マジシャンの環境エコ講師として実績を重ねている。 ねている。 複雑、難解と敬遠されがちな環境問題を、子供・ファミリ ー・学生・ビジネスマンと幅広い層に、マジックを交えて確 複雑、難解と敬遠されがちな環境問題を、子供・ファミリ ー・学生・ビジネスマンと幅広い層に、マジックを交えて確 かな知識と共に楽しく考えられるショーを提供している。 かな知識と共に楽しく考えられるショーを提供している。 地球環境・生態系の大切さを伝える個人として「生物多様 性アクション大賞2014」に入賞。また、これらの功績が 地球環境・生態系の大切さを伝える個人として「生物多様 性アクション大賞2014」に入賞。また、これらの功績が 認められ、環境省から「環境大臣賞」グッドライフアワード 全国各地の環境エコイベントに出演 全国各地の環境エコイベントに出演 認められ、環境省から「環境大臣賞」グッドライフアワード 2015「特別賞」を受賞。 2015「特別賞」を受賞。 ◆マジックショーの中で「eco ◆マジックショーの中で「eco検定」をPR 検定」をPR エコマジックショーの中に「eco エコマジックショーの中に「eco 検定」で勉強した話をさ 検定」で勉強した話をさ りげなく盛り込み、伝えるようにしている。 りげなく盛り込み、伝えるようにしている。 一般の方や学生からは「面白そう」「トライしたい」「友 一般の方や学生からは「面白そう」「トライしたい」「友 人・知人に広めたい」など、反響を得ている。 人・知人に広めたい」など、反響を得ている。 eco eco 検定の魅力を世の中に広めるスポークスマン的な役割 検定の魅力を世の中に広めるスポークスマン的な役割 を果たしていきたいと思っている。 を果たしていきたいと思っている。 「環境大臣賞」グッドライフアワード 「環境大臣賞」グッドライフアワード 2015「特別賞」を受賞 2015「特別賞」を受賞 21 「eco検定アワード2015」について ■eco検定とは eco検定は、環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の推進に向けて、環境に対する幅広い知識を 身につけた人材を育成するために商工会議所が主催している検定試験です。2006年の創設以来これまで に18回の試験を行い37万人以上が受験し、約22万人の合格者(エコピープル)が誕生しています。企 業の環境意識が高まる昨今、企業における環境教育のツールとしても注目を集めています。 環境問題を幅広く網羅的に学べるとともに、合格者の活動を支援する事業を行っているのが特徴です。 <2015年7月26日実施 第18回eco検定受験者数> 受験者数 合格者数 合格率 13,264 名 7,390 名 62.3% ○47都道府県240を超えるエリアで受験が可能です。 詳しくは、eco検定HP(http://www.kentei.org/eco/index.html)をご覧ください。 ○合格者支援事業の内容については、 「エコピープル支援協議会」HP(http://www.eco-people.jp/)をご覧ください。 ■eco検定アワードとは eco検定の合格者である「エコピープル」や、エコピープル2名以上で構成されたグループの「エコユ ニット」は検定試験を通じて身に付けた知識を活かし、様々な環境活動を積極的に展開しています。 「eco検定アワード」は、積極的に環境活動に取り組むエコピープルやエコピープルの活動を称える顕 彰事業です。 活動を積極的に行っているエコピープルやエコユニットを称え、その活動を広く周知することで、その活 動が今後さらなる発展を図ることができるよう、また、後に続くエコピープルやエコユニットの活動の目標 や参考としてもらえることを目的に開催しています。 ■eco検定アワードの概要 <エコユニット表彰> 多くのエコユニットの模範となる顕著な活動を行ったエコユニットを表彰します。 【審査ポイント】 ●活動の成果 ●継続性 ●独自性 ●地域への波及性 <エコピープル表彰> 多くのエコピープルの目標・参考となる具体的な活動を表彰します。 【審査ポイント】 ●活動の成果 ●継続性 ●独自性 ●誰もが模倣可能な活動であること 22 ■選考について エコユニット・エコピープルから提出された年間活動報告書をもとに選考を実施。選考はeco検定アワー ド審査会が担当します。 eco検定アワード2015では、年間活動報告書の提出があった62のエコユニットと59名のエコピー プルが選考の対象となりました。 ■eco検定アワード2015審査会(敬称略) 【委員長】 鶴田 佳史 【委 員】 辻 恵一 岡本 光正 猪又 陽一 神田 修二 黒柳 要次 澤登 信子 森 摂 西尾 昇治 川瀬 健介 大東文化大学 環境創造学部 准教授 環境省 総合環境政策局環境経済課 環境教育推進室 室長補佐 エコリテラシー協会 副理事長 アミタ株式会社 環境戦略支援営業グループ CSR プロデューサー いであ株式会社 国土環境研究所 執行役員・技師長 株式会社パデセア 代表取締役社長 株式会社ライフカルチャーセンター 代表取締役 株式会社オルタナ『alterna(オルタナ) 』編集長 東京商工会議所 理事・事務局長 特定非営利活動法人 生活・福祉環境づくり21 参与 23 MEMO 24
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