「ECHO」イニシアティブ・プログラムディレクターとしてハーバード大学の

日本学術振興会ワシントン研究連絡センター
NIH、
「ECHO」イニシアティブ・プログラムディレクターとしてハーバード大学の
マシュー・ギルマン教授が 2016 年 7 月に就任(4 月 25 日)
国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)は 4 月25 日、影響力の大きい小児
医療のアウトカムに関する研究を実施する 7 年間のイニシアティブ「小児医療アウトカム
に対する環境的影響(Environmental Influences on Child Health Outcomes:ECHO)」のプ
ログラクディレクターとして、ハーバード大学医学部(Harvard Medical School、マサチュ
ーセッツ州)集団医学教授で同大学公衆衛生学部栄養学教授のマシュー・ギルマン氏
(Matthew W. Gillman)を選出したことを発表した。
ギルマン氏は、疫学・小児科・内科などの分野を専門とするほか、コホート研究におい
ては国際的リーダーとして有名で、母子の健康状態改善を目標とした研究「プロジェクト・
ビバ(Project Viva)」、長期的心血管系コホート研究「フレミング心臓研究(Framingham
Heart Study)」及び 200 年小児健康法(Children’s Health Act of 2000)の下で認可された
「米国小児研究(National Children's Study:NCS)」などといった、大規模且つ著名な研究
の主任研究員や共同主任研究員を務めた実績を持つ。
なお、ギルマン氏は 2016 年 7 月に同プログラムディレクターに就任予定である。
National Institutes of Health, Statement on the Selection of Dr. Matthew Gillman as ECHO
Program Director
https://www.nih.gov/about-nih/who-we-are/nih-director/statements/selection-dr-matthew-gill
man-echo-program-director