ディズニー直営ホテルと他のホテルとの違い松下翔ディズニーランド直営のホテルは３つあります。ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルです。初めにこの３つのホテルを紹介します。ディズニーアンバサダーホテルは、JR 舞浜駅に隣接するショッピングモール「イクスピアリ」のすぐ隣に位置しており、ホテルのテーマは、ディズニーの仲間たちが生まれ育った 1930 年代のアメリカです。洗練されたアールデコの美しいスタイルの中に、ディズニーキャラクターのイメージが創造力豊かに織り込まれていて、504 室の客室を有するこのホテルには、開放的なロビー、くつろぎの空間を演出するレストラン&ラウンジ、リゾート感あふれるプール、ロマンティックなウェディングチャペル、豪華な宴会場やレセプションルームなど、さまざまな施設が完備されています。1920～30 年代、最新のファッションや華やかさを世界中に広めた各国の大使（アンバサダー）のように、おもてなしの心をもってホテルの魅力を伝えていきたいという思いがこのホテルに込められているそうです。そしてこのアンバサダーホテルはディズニー直営ホテル第１号です。所在地：千葉県浦安市舞浜 2-11 開業日： 2000 年 7 月 7 日客室数： 504 室料飲施設： 5 箇所宴会施設： 7 箇所所有：オリエンタルランド（土地・建物はイクスピアリへ賃借し、建物はさらにミリアルリゾートホテルズへ転借。）経営・運営：ミリアルリゾートホテルズ古き良きイタリアの風情に包まれた東京ディズニーシー・ホテルミラコスタは、東京ディズニーシーの中に位置していて、イタリア語で“海を眺めること”を意味する「ミラコスタ」。その名の通り、東京ディズニーシーを臨むすばらしい景観を楽しむことができます。ホテルの目の前には、メディテレーニアンハーバーの美しい港の景色が広がり、窓下で繰り広げられる華やかなエンターテイメントがあります。そして重厚なホテルエントランスをくぐると、八角形のロビーがあり、最上階までつづく吹き抜けはドーム天井になっていて、そこには 8 人の女神描かれています。客室はロケーションによって 3 つのサイドに分かれ、有する 502 室それぞれが、インテリアからルームアメニティーのひとつひとつまでかけがえのない時間を演出しています。そのほかにもイタリアのリゾート地を思わせる優美なスパ&プールや、本格的な料理を楽しめるレストラン、豪華に彩られた宴会場など、ディズニーならではの個性豊かな空間が作り出されています。最も高額な客室は「イル・マニーフィコ・スイート」1 泊 50 万円です。ディズニーアンバサダーホテルの最高級スイート「ミッキーズ・ペントハウス・スイート」は 1 泊 30 万円であり、20 万円の差をつけています。東京ディズニーランドホテルの最高級スイート「ウォルト・ディズニー・スイート」は同額の 1 泊 50 万円です。所在地：千葉県浦安市舞浜 1-13 開業日： 2001 年 9 月 4 日客室数： 502 室料飲施設： 4 箇所宴会場： 5 箇所所有：オリエンタルランド経営・運営：ミリアルリゾートホテルズ東京ディズニーランドホテルは､ディズニーリゾートラインの東京ディズニーランド･ステーションを挟んで､東京ディズニーランドとちょうど向かい合う位置にあります｡東京ディズニーランドのワールドバザールやシンデレラ城の雰囲気と調和した美しい外観とともに､20 世紀初頭のヴィクトリア時代の壮麗で華やかな雰囲気に包まれていて、高さが約 30 メートルの開放的なアトリウムロビーが､とても印象的です。4 つのカテゴリーからなる客室は全 706 室あり、ディズニーキャラクターがモチーフとされたデザインが取り入れられています｡映画｢ピーターパン｣や｢シンデレラ｣などに登場するキャラクターをテーマに特別にデザインした客室があることも特徴のひとつです｡またパークグランドビューの客室からは､東京ディズニーランドの眺望を楽しむことができます。ホテル内には､ゆっくりと食事やティータイムを楽しめる 3 つのレストラン＆ラウンジがあります｡またディズニー映画の世界をテーマにしたガーデンや屋外プール､宴会場なども完備しています。日本国内のディズニーホテルで初めて導入される「キャラクタールーム」（計 103 室）では「ふしぎの国のアリス」は桃色、「白雪姫」は黄色、「シンデレラ」は水色、「ピーターパン」は黄緑色とそれぞれの映画ごとにテーマカラーで統一され、映画の一場面を描いた絵やキャラクターが登場する壁紙でその作品の世界観に浸れるようになっています。 TDR 直営・公式・公認ホテルのカテゴリーは次の 4 種類が存在します。ディズニーホテル、オフィシャルホテル、パートナーホテル、グッドネイバーホテルです。ディズニーホテルとは上記で述べた３つのホテルの事です。東京ディズニーリゾート直営ホテルのカテゴリーであり、TDR を経営・運営するオリエンタルランドが所有し、同社子会社のミリアルリゾートホテルズが経営・運営するディズニーブランドを使用したホテルの事です。TDR の直営・公式・公認ホテルカテゴリーの中で最高ランクです。（アンバサダーホテル、ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル）オフィシャルホテル、東京ディズニーリゾート公式ホテルであり、3 種類ある公式・公認ホテルとしては最高ランク、TDR 直営のディズニーホテルを含めるとディズニーホテルに次ぐランクで、千葉県浦安市舞浜の TDR エリア内にあるホテルの事です。オフィシャルホテルとなっているホテルは、以下の６つがあります。（サンルートプラザ東京、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、ヒルトン東京ベイ、ホテルオークラ東京ベイ、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート、東京ベイ舞浜ホテル）パートナーホテル、3 種類ある東京ディズニーリゾート公式・公認ホテルカテゴリーの一つで、オフィシャルホテルに次ぐランクであり、主に千葉県浦安市内で TDR エリア（ディズニーホテル、オフィシャルホテル）外にあるホテルの事です。パートナーホテルとなっているのは以下の７つです。（浦安ブライトンホテル、オリエンタルホテル東京ベイ（旧称:新浦安オリエンタルホテル）、パーム&ファウンテンテラスホテル、パームテラスホテル、ファウンテンテラスホテル、ホテルエミオン東京ベイ、三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ）グッドネイバーホテル東京ディズニーリゾート公式・公認ホテルカテゴリーの一つで、オフィシャルホテル、パートナーホテルに次ぐランクであり、主に千葉県浦安市以外の東京 23 区内、千葉市等 TDR 近隣地区にあるホテルを指します。グッドネイバーホテルとなっているホテルは、以下の 12 のホテルです。（「新宿・千代田・中央エリア」京王プラザホテル、ホテルメトロポリタンエドモント）（「台場・有明エリア」ホテルグランパシフィック・ル・ダイバ、ホテル日航東京、東京ベイ有明ワシントンホテル、ホテルサンルート有明、「江東・墨田エリア」第一ホテル両国、東武ホテルレバント東京、ホテルイースト 21 東京、「千葉・幕張エリア」京成ホテルミラマーレ、ホテルスプリングス幕張、ホテルニューオータニ幕張）紹介した４つのホテルにはそれぞれ特典があります。ディズニーホテルには、ホテル内でのパークチケット購入、マルチデーパスポート・スペシャルの販売。パーク入園保証（入園制限を実施している場合にも当日付けのパスポート購入が可能です。既に日付指定の無いパスポートを所持している場合や、2 パーク共通年間パスポートを所持している場合には、宿泊証明書を発行してもらえます。宿泊証明書の提示により、入園制限中のパークへの入園が可能です）、カウントダウンパスポートの購入（パーク入園保証の一環として、12 月 31 日を含む宿泊者は、TDL で開催されるカウントダウン・パーティー、または、TDS で開催されるニューイヤーズ・イヴ・セレブレーションのパスポート）、東京ディズニーランド・ハッピー15 エントリー（チェックイン当日を除く宿泊滞在期間中、東京ディズニーランドの開園 15 分前にチェックイン時に配布される「通行書」を提示することでメイン・エントランス中央にある「宿泊者専用エントランス」から、ワールドバザールとトゥモローランドの一部に入園できます）購入、無料バゲッジデリバリーサービス、ショッピングデリバリーサービス、ディズニーリゾートライン乗車券の購入、プリチェックイン（2009 年 4 月 1 日より東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター2 階のホテルカウンターにて、事前チェックインが出来るようになります）などがあります。予約特典旅行代理店などを通じて宿泊予約を行っている場合には、以下の特典を受けることができないこともあります。ガイドツアーの予約、ショーレストランの予約、プライオリティ・シーティングの申し込み、などです。オフィシャルホテルはホテル内でのパークチケット購入、パーク入園保証、カウントダウンパスポートの購入、無料バゲッジデリバリーサービスなどがあります。パートナーホテルはパートナーホテルシャトルバス、ホテル内でのパークチケット購入、有料バゲッジデリバリーサービス、などです。グッドネイバーホテルは、グッドネイバーホテル・シャトルの利用、パーク情報の提供です。やはり、ホテルのランクによって特典が減っているのがわかります。この他にディズニーホテルだけで行っている、シェフミッキー（食事中にディズニーのキャラが挨拶しにきてくれる）などのサービスがあります。そして、オフィシャルホテル・パートナーホテル・グッドネイバーホテルなどのホテルはディズニーホテルと比べて宿泊料金が安いです。この宿泊料金が安いのはディズニーランドに合うようにホテルをデザインし、より夢の世界にいる気分を味わってもらえるようにこだわって作られているのも要因のひとつです。私が一番違いを感じた事は、やはりディズニー直営ホテルの細部までこだわっている作りだと感じました。たとえですが、ディズニーランドに入場する際ゲートを通りますが、ゲートを通った時に音がするのですが、その音とはティンカーベルが魔法を使った時のです。この音にはちゃんと意味がありゲート通った瞬間からゲストに魔法がかかっているのだと聞きました。これと同様に東京ディズニーホテルの頂上に金色のティンカーベルが建てられています。こういった中々築かないこだわりが一番の違いだと感じました。