CSR中期計画(2015∼2017年度)の進捗

CSR中期計画(2015∼2017年度)の進捗
区分
CSR中期課題
グローバルリスクマネジメント
体制の強化
施策
2015年度の計画
2015年度の結果
進捗状況※1
2016年度の計画
○
・グローバルリスクマネジメント体制
の評価・見直し
グローバルリスクマネジメント体制の浸透
・リスクマネジメント体制基盤の強化
・リスク・コンプライアンスの実務者会議、グローバル定例会議を新たに開始
グループの重要リスクへの対応強化
・情報漏えい対策の強化
・グローバルな公正取引の推進
・事業継続対策のグローバル展開
・グローバル企業秘密管理規程の制定
・情報漏えい対策訓練の実施
・サンシャイン法、透明性ガイドラインへの対応実施
・国内試薬工場の設備の耐震化完了
・BCP訓練および周知教育の実施
○
・グループの重要リスク
(情報漏えい、
公正な取引、
事業継続)
への対応継続
・リスクアセスメントによる新たな重要
リスクの選定と対策推進
コンプライアンスの徹底および適用拡大
・公正な取引に関する苦情管理体制の整備
・コンプライアンス方針の適用範囲拡大
・公正な取引に関する苦情管理体制の再整備を実施
・海外との契約内容に法令順守条項を付加
○
・法令順守条項付き契約の適用範囲
の拡大
グローバルコンプライアンス体制の強化
・外部専門家評価に基づく改善策の立案・実施
・2014年度の外部専門家評価結果に基づき、海外グループ会社とコンプ
ライアンスの改善策を立案・推進
○
・2015年度の外部専門家評価結果に
基づく改善策の立案・実施
女性の活躍促進
・女性採用比率の向上
・女性のキャリアアップ研修実施
・新卒女性採用比率:シスメックス(株)37.8%
・女性管理職 (課長級以上)比率:グループ14.3%、
シスメックス(株)8.3%
・女性活躍推進法の行動計画策定
・女性向けキャリア・働き方を考えるセミナー・交流会の実施
○
・女性の働きがい・活躍促進環境の
整備(在宅勤務制度の試行、キャリア
動機付け支援施策の実施等)
多様なグローバル人材の獲得
・外国人材採用比率の向上
・外国籍社員採用比率:13.6%
○
・外国人材採用の継続(2015年度採用
比率の継続)
グローバルタレントマネジメントの推進
・グローバル人材育成プログラムの実施
・マネジメント強化研修、英語スキル研修の体系的な取り組みを開始
・若手中堅社員向け海外研修の継続実施
○
・ グローバル人材育成プログラムの
継続実施
従業員満足度の向上
・各種制度の活用に向けた啓蒙活動の推進
・男性従業員への育児休暇制度の啓蒙活動実施
・福利厚生制度の紹介や手続きなどを掲載した社内ポータルサイトの充実
・グループ従業員への企業風土調査を実施
○
・企業風土調査結果に基づく施策の
立案・実施
・労働慣行とディーセント
ワーク:雇用
・製品・サービスの温室効果ガス排出削減
・物流CO2 排出量は、輸送効率の向上により、
対基準年48% (単体売上高
原単位)削減
・機器製品の新製品開発において、省電力、小型化の取り組みを継続
・サービス依頼へのリモート対応および電話対応の能力向上を継続(車両
出張サービスの低減)
○
・製品・サービスの温室効果ガス排出
削減の継続推進
・環境:エネルギー
・環境:大気への放出
・環境:製品およびサービス
・環境:輸送・移動
・エネルギー・廃棄物・水資源の使用の低減
・生産効率の改善、電力監視システムの導入、再生可能エネルギーによる
電力購入、太陽光発電の利用等により、温室効果ガス排出量は対基準年
28%(連結売上高原単位)削減
・廃棄物処理方法の見直しにより、廃棄物リサイクル率は93%に向上
・水使用量は、試薬出荷量の増加により、対基準年121%(生産量原単位と未達
△
・エネルギー・廃棄物・水資源使用の
継続的低減
・環境:エネルギー
・環境:水
・環境:大気への放出 ・環境:排水および廃棄物
組織統治
コンプライアンス体制の強化
多様な人材の育成・登用
人権・労働慣行
魅力的かつ働きやすい
職場環境の維持・向上
環境
公正な
事業慣行
消費者課題
コミュニティへの
参画・発展
製品・サービスおよび
事業所活動の
環境負荷の低減
(グループ目標値
エコビジョン2020
の目標達成を含む)
対応するG4※2 の側面
製品・サービスの環境配慮推進
事業活動の環境負荷の低減
・経済:間接的な経済影響
・社会:腐敗防止
・社会:腐敗防止
・社会:コンプライアンス
・社会:社会への影響に関する
苦情処理制度
・労働慣行とディーセント
ワーク:雇用
・労働慣行とディーセント
ワーク:研修および教育
・労働慣行とディーセント
ワーク:多様性と機会均等
CSR調達の推進
CSR調達の継続的推進
・新しい調達方針に基づく新規取引先の
選定と既存取引先への啓蒙活動実施
・新規取引先候補へのCSR調査および評価の実施
・サプライヤー説明会でのCSR調達の啓蒙
○
・取引先に対する紛争鉱物調査の実施
・環境:サプライヤーの環境評価
・労働慣行とディーセントワーク:
サプライヤーの労働慣行評価
・人権:サプライヤーの人権評価
・社会:サプライヤーの社会への
影響評価
顧客満足度の向上
グローバルな顧客満足度評価体制の整備
・グローバルでの顧客満足度調査の実施
・日本および海外統括現地法人(中国除く)
での顧客満足度調査を実施
○
・ 中国での顧客満足度調査の実施
・ 2015 年度に実施した顧客満足度
調査結果に基づく対応実施
・製品責任:製品およびサービス
のラベリング
社会貢献活動の推進
社会貢献方針に基づく企業市民活動の実施
・社会貢献活動の継続実施
・社会貢献ポイント制度の推進による
従業員ボランティアの拡大
・地域貢献活動の継続実施(シスメックスの森、みなと異人館の公開、
神戸マラソン協賛、献血、地域清掃など)
・社会貢献ポイント制度への従業員参加率31%。社会貢献ポイント制度に
よる126万円分の医療・食糧・教育への寄付実施
○
・社会貢献活動の継続実施
・社会貢献ポイント制度の推進による
従業員ボランティアの拡大
・社会:地域コミュニティ
注)CSR中期課題のうち、
「グローバルリスクマネジメント体制の強化」
「コンプライアンス体制の強化」
「製品・サービスおよび事業所活動の環境負荷の低減」
「顧客満足度の向上」
の
対象範囲は、シスメックス株式会社および国内外グループ会社。その他のCSR中期課題の対象範囲は、シスメックス株式会社および国内グループ会社。
※1「進捗状況」
は、2015年度の計画に対する状況を示す。(○=計画通り △=一部未達)
※2 GRI(Global Reporting Initiative)
「サステナビリティ・リポーティング・ガイドライン第4版」。