大 学 概 要 1. 建学の理念と教育目的 本学は、昭和21年、敗戦の混乱と虚脱のなか、学問を好み、伝統を愛し、美に親しむ金沢市民の熱意に 支えられて、 「金澤美術工藝専門学校」として創設されました。 「美の創造を通じて人類の平和に貢献する」ことを建学の理念に掲げ、金沢の歴史風土に培われた工芸 美術の継承発展を通して、世界の平和と発展に貢献する人材の育成に努めてきました。 昭和30年、4年制の「金沢美術工芸大学」に移行、さらに学科の改編、設備の充実を経て、平成9年ま でには大学院修士課程および博士課程を整備し、教育研究の質を深めてきました。 本学は、建学の理念のもと、美術の総合大学として、3つの教育目的を立てています。 1.創造力の源は知性にあり(Creative Intelligence) 広く教養を授け、論理性を培うことにより、それらと芸術教育との融合を図り、知性あるクリエイ ターの育成を目指します。 2.あくなきオリジナリティの探求(Professional Individuals) 美術・デザイン・工芸の基礎を習得させ、さらに時代に即応した芸術文化を創造するための高度な 応用を教授することにより、社会に対して芸術で挑戦する気概を持った、個性ある人材の育成を目指 します。 3.地域に生きる国際的芸術家の育成(Glocal Interaction) 国際的な視野を意識させながら、地域の伝統芸術に触れさせることにより、アイデンティティの確 立した国際的芸術家として世界で活躍する人材の育成を目指します。 2. 学科専攻の組織 ◎美 術 科 美術科は実技と理論を専門分野とする4専攻(日本画、油画、彫刻、芸術学)で構成されています。美 術科は、高度で創造的な技術の習熟および応用を図るとともに、古典から現代までを包含する美術理論を 教授研究することを共通の基盤としています。各専攻は専門性に基づいた教育目標を設定し、その達成の ためにそれぞれ特色ある教育課程を編成しています。将来、作家、研究者として新時代の美術分野で活躍、 貢献できる人材の育成を目指します。 ○日本画専攻 将来、作家になろうとする者の育成に努め、創作精神と技術を養成するとともに、広く 美術の応用面にも適応できるよう教育上の配慮をし、日本画の伝統の理解を深め、各自が新しい将 来の道を切り開くよう指導に心掛けています。 あぶらえ ○油画専攻 造形美術の基本的理念を理解させるとともに、高度な油彩画技法を指導し、各自の個性 と感性を伸展させながら、新時代の芸術分野での活動を可能にさせる美術教育を目指して、将来の 作家にふさわしい人材の育成に努めています。 ○彫刻専攻 広く美術社会に貢献し得る人材の養成を目的とし、塑造、石彫、木彫、金属彫刻、複合 素材彫刻の分野から総合的に研修を重ね、美の本質をより深く追求するとともに、豊かな情操を身 につけ、各自の創造活動の原動力となるよう指導に努めています。 −1− ○芸術学専攻 カリキュラムに三つの柱があります。まず、教育の根幹である美術史研究・芸術理論研 究に多様な語学教育を連動させることで思考力・文章力を養います。次に、絹本による日本画模写 をはじめ豊富な実技の学習を通して素材や形態に対する感性を磨きます。そして、金沢21世紀美術 館をはじめ地域の様々な美術館・博物館と連携して、文化財の調査から自主企画展などの開催まで 多彩な実践授業を展開し、アートマネジメント力を培います。これら理論、実技、実践を有機的に 組み合わせることにより、芸術の幅広い現場で活躍する人材の育成を目指しています。 ◎デザイン科 デザイン科3専攻(視覚デザイン、製品デザイン、環境デザイン)は、それぞれの専門分野における教 育をより高度なものとしつつ、相互に連携した教育を行っています。1年次での3専攻共通の演習や2、 3年次における同一テーマ設定などです。 情報化、国際化、高齢化が急速に進行している現代社会において、優れた専門性とデザインの総合力を 発揮できる人材の育成を目指しています。 ○視覚デザイン専攻 社会生活に欠かすことのできないヴィジュアル・コミュニケーションをベースと した視覚伝達領域を扱います。例えば、グラフィック、広告、映像、写真、CG、パッケージ、印 刷などのメディアや手段を通じて、現代社会に適合するコミュニケーションの在り方を創造します。 このために、基礎造形力、専門表現力の育成に力点をおき、広範な地域と分野で活躍できるクリエ イターの輩出を目標としています。 ○製品デザイン専攻 日用品や家具、家電製品、情報機器、公共用品、自動車などのデザインを扱いま す。社会の要請に適切に応え得る幅広い視野と人間に対する深い理解に満ちたデザイナー、研究者、 教育者の育成を目指しています。このため、造形力、表現力を基礎にして調査、仮説の構築を経て、 自らの手で試作し、使用者を交えた実験と改良を繰り返す過程を大切にしています。このことは、 高齢化社会に対応し、ノーマライゼーションにつながっていくと考えるからです。コンピュータは、 思考過程や各段階での表現の道具として、扱えるように指導します。 ○環境デザイン専攻 建築を基礎としインテリアとディスプレイデザインに関わる知識と技能を修得す ることを目的としています。金沢の豊かな自然環境、都市環境に触れながら、活力溢れる独創的な 空間デザインやまちづくりに携わる人材の育成を目指します。カリキュラムは、課題制作を通して 一人ひとりの潜在能力を引き出し、現実の社会に対する提案能力とグローバルな視野を養いながら、 段階を踏んで個人のデザイン力を伸ばしていく内容としています。その中で、二級建築士受験資格 及び商業施設士補資格認定に関する授業科目は、デザイン的要素を加味した特徴あるものとしてい ます。 ◎工 芸 科 1年次では様々な素材に触れる体験から基礎的な造形力を養います。同時に社会に情報発信するために、 デジタル情報処理、映像メディアの基礎についても学びます。 2年次以降は陶磁、漆・木工、金工、染織に分かれて、各々の素材に関わる多様な技術の習得、現代の 社会的ニーズに適応したより高度なモノづくりや造形表現に取り組みます。4年間を通して世界に発信す る工芸作家やデザイナーの養成を目指します。 −2− □ 陶 磁 石川県は焼き物の産地であることから、培われた技術を活かした陶磁器の制作、土を表現媒体とす る造形表現を行います。自然との関わりの中から新たな生活空間を提案するモノづくりを目指します。 □ 漆・木工 基礎では漆芸、木工芸の区別なく素地、下地、加飾などの各種技法を学びます。その後より高度な 技術習得へと移行し、特別制作、卒業制作を通し自己の表現への追究と将来への展望、あるいは、産 地・現代性・就職など多くの視点から時代を見据えたモノづくりを目指します。 □ 金 工 金属の特性を活かした鋳金、鍛金、彫金技法を習得し、現代生活や社会の環境、情勢など市場動向 に対応した作品制作を行います。 □ 染 織 当地は加賀友禅の産地であり、また合成繊維の製造・加工に関して量・質ともに国内トップレベル の産地です。伝統から先端にいたる幅広い技術の習得、造形的表現やデザインに軸足をおきながら、 マンツーマン教育を通して、新たな時代のモノづくりを目指します。 3. 卒業後の資格 (1)本学を卒業する者には、学士(芸術)の学位が授与されます。 (2)教職に関する専門教育科目を履修し、本学を卒業した者には、中学校教諭1種免許状(美術) 、高等 学校教諭1種免許状(美術・工芸)が与えられます。 (3)博物館に関する専門教育科目を履修し、本学を卒業した者には、学芸員となる資格が与えられます。 (4)環境デザイン専攻を卒業した者には、二級建築士受験資格(実務経験不要)と、商業施設士補(講習 会受講が必要)の資格が与えられます。 −3− 4.授業科目 (1) 教養科目 哲学Ⅰ・Ⅱ、文学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、心理学Ⅰ・Ⅱ、歴史Ⅰ・Ⅱ、日本国憲法、文化人類学、考古学、生涯学習概論、 人間と文化Ⅰ・Ⅱ、メディア論、情報処理、スポーツ科学、数学の世界Ⅰ・Ⅱ、物理の世界Ⅰ・Ⅱ、物質の科学、材料 の科学、エコロジー、科学技術史 (2) 外国語科目 英語会話Ⅰ・Ⅱ、英語(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、フランス語(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、フランス語会話Ⅰ・Ⅱ、ド イツ語基礎、イタリア語基礎 (3) 保健体育科目 体育実技(一) ・ (二) ・ (三) (4) 専門教育科目 ① 基礎科目 映像メディア、日本美術史Ⅰ・Ⅱ、美術解剖学、彫刻ⅠA、東洋美術史Ⅰ・Ⅱ、コンピュータグラフィック、メデ ィアアート、西洋美術史Ⅰ・Ⅱ、色彩論、絵画ⅡA、美学、工芸史Ⅰ・Ⅱ、近代美術史、造形心理学、環境心理学、建 築論、美術工芸特論、専門英語演習、絵画Ⅰ、絵画ⅡB、絵画Ⅲ、現代美術演習、彫刻ⅠB、彫刻Ⅱ、彫刻Ⅲ、デザイ ンⅠ・Ⅱ・Ⅲ、工芸Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ、図学Ⅰ・Ⅱ、工芸技法、デザイン概論、現代創作論、芸術と批評、版画、保 存修復概論、東洋絵画技法 ② 専攻科目 ア)美 術 科 《日 本 画 専 攻》 日本画(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、図法(日本画)Ⅰ・Ⅱ、書、日本絵画史特講 《油 画 専 攻》 油絵(一)・(二)・(三)・(四)、図法(油絵)Ⅰ・Ⅱ、絵画組成Ⅰ・Ⅱ、銅版画Ⅰ・Ⅱ、西洋 絵画史特講 《彫 刻 専 攻》 彫刻(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、構成Ⅰ・Ⅱ、彫刻論 《芸 術 学 専 攻》 芸術学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、地域美術史、日本画演習、彫刻演習、専門英語基礎、図法演習、 絵画組成、テンペラ画、素描演習、油絵演習、アートマネジメントⅠ・Ⅱ、フレスコ画、日本 絵画史特講、西洋絵画史特講、専門語学(英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・古文・漢 文・西洋古典語)Ⅰ・Ⅱ、日本・東洋美術史演習Ⅰ・Ⅱ、西洋美術史演習Ⅰ・Ⅱ、工芸史演習 Ⅰ・Ⅱ、美学演習Ⅰ・Ⅱ、保存修復論演習Ⅰ・Ⅱ、複合表現論演習Ⅰ・Ⅱ、芸術論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、 卒業研究 イ)デザイン科 《視覚デザイン専攻》 視覚デザイン演習(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、形態演習、描出演習、色彩演習、材料学演習(石 膏・プラスチック) 、立体図法、形態論、コンピュータ演習A、ベーシックデザイン、映像論、 印刷演習、照明論、視覚デザイン概論、映像演習A、近代デザイン論、人間工学、展示計画論、 広告・コピー論、写真演習A、パッケージ演習、意匠法規、デザインマーケティング、卒業制作 《製品デザイン専攻》 製品デザイン演習(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、形態演習、描出演習、色彩演習、材料学演習(石 膏・プラスチック・塗装・木材・金属) 、立体図法、写真演習B、形態論、コンピュータ演習 B、ベーシックデザイン、照明論、機械製図法、家具意匠論、近代デザイン論、人間工学、デ ザイン工学、製品計画論、デザインマーケティング、製品デザイン特論、意匠法規、卒業制作 《環境デザイン専攻》 環境デザイン演習(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、形態演習、描出演習、色彩演習、建築史Ⅰ・Ⅱ、 材料学演習(石膏、プラスチック、塗装、金属) 、環境デザイン工学Ⅰ・Ⅱ、立体図法、形態 論、ベーシックデザイン、コンピュータ演習C、家具意匠論、建築製図法、照明論、近代デザ イン論、人間工学、景観論、地域空間論、展示計画論、屋内計画論、環境造形計画論、映像演 習 B、建築法規、環境デザイン特論、卒業制作 ウ)工 芸 科 工芸演習(一) 、工芸演習(二)〜(四) (染織、漆・木工、金工、陶磁) 、描出演習、形態演習、色彩演習、材料 学演習(繊維、粘土・石膏、塗装、金工) 、立体図法、写真演習C、デザインプロセス演習、素材技法演習(染織、 漆・木工、金工、陶磁) 、地域工芸演習Ⅰ・Ⅱ、現代工芸論、古美術演習、意匠法規、複合素材演習、工芸企画演 習、伝統文化論、卒業制作 (5) 教職に関する科目 教育の本質と目的、教育心理学、教職論、教育課程論、教育方法論、美術教育法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、道徳教育研究、工芸教 育法Ⅰ・Ⅱ、教育制度と社会、生徒指導論、教育相談研究、教育実習事前事後指導、教育実習Ⅰ・Ⅱ、教職実践演習(中・高) (6) 博物館に関する科目 教育の本質と目的、博物館学、視聴覚教育メディア論、博物館実習Ⅰ・Ⅱ、生涯学習概論、日本美術史Ⅰ・Ⅱ、西洋 美術史Ⅰ・Ⅱ、考古学、歴史Ⅰ・Ⅱ、科学技術史、文化人類学 (注)年度により、開講科目が変更されることがあります。 −4− 平成22年度推薦入学学生募集要項 1. 募 集 人 員 美術工芸学部 学 美 科 術 専 科 デザイン科 2. 出 願 要 芸 術 攻 備 募 集 人 員 学 専攻 入学定員 15人中 5人 視覚デザイン 専攻 入学定員 20人中 2人 製品デザイン 専攻 入学定員 20人中 2人 環境デザイン 専攻 入学定員 20人中 2人 考 石川県枠 2人 件 学 科 ・ 専 攻 出 願 要 件 1 出願資格 次のいずれかに該当する者とします。 (1)高等学校若しくは中等教育学校を平成22年3月卒業見込みの者 (2)外国において、学校教育における12年の課程を平成22年3月 31日までに修了見込みの者、又はこれに準ずる者で文部科学大 臣の指定したもの 美 (3)文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課 程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課 程を平成22年3月31日までに修了見込みの者 ※なお、石川県枠(2人)により受験する者の出願資格は以下のと おりとします。 石川県に所在する高等学校を平成22年3月卒業見込みの者 2 推薦要件 術 芸 術 学 専 攻 次のいずれにも該当し、学校長が責任を持って推薦できる者 (1)国語と外国語の成績が優れ、歴史の学習に関心が強いことが 特に求められる (2)本学において、美学・美術史の調査・研究に熱意を持ち、多様 な美術実技の修得に意欲があり、なおその上で芸術文化の教育 普及に関心がある者 (2)の本専攻が望む学生像に合致し (3)学校長が、上記2の(1)、 科 ていると判断し、向学心、人物、能力、素質及び健康等について 適性と認める者 (4)合格した場合、必ず本学に入学することを確約できる者 (5)1校から推薦できる人数は、2人までとする −5− 学 科 ・ 専 攻 出 願 要 件 次のいずれにも該当し、学校長が責任を持って推薦できる者とします ※ (1) 高等学校設置基準第5条 第2号に規定する高等学校の専門 デ 視覚デザイン専攻 教育を主とする学科を平成22年3月卒業見込みの者又は高等専 門学校第3学年を平成22年3月修了見込みの者 ザ (2)デザイン関係の分野を履修しており、その分野において特に 製品デザイン専攻 イ 秀でている者 (3)学業成績が優秀な者 ン (4)志望する専攻分野について明確な問題意識を持ち、熱意を持 環境デザイン専攻 科 って勉学しようと考えている者 (5)合格した場合、必ず本学に入学することを確約できる者 (6)1校から推薦できる人数は、1専攻ごとに若干名とする ※高等学校設置基準第5条:高等学校の学科は次のとおりとする。 第1号 普通教育を主とする学科(普通科) 第2号 専門教育を主とする学科 第3号 普通教育及び専門教育を選択履修を旨として総合的に施す学科 (総合学科) 3. 出 願 期 間 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 出 願 期 間 芸 術 学 専 攻 平成21年11月1日(日)〜平成21年11月6日(金) デ ザ イ ン 科 視覚デザイン専攻 必 製品デザイン専攻 着 環境デザイン専攻 日曜日、祝日を除き、午前9時から午後4時までとします。 (注)・直接持参する場合の出願受付時間は、土曜日、 ゆとりを持って送付してください。 ・郵送による出願は、受付期間内必着とするので、郵送期間を十分考慮のうえ、 4. 出 願 方 法 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 デ ザ イ ン 科 芸 術 学 専 攻 出 願 方 法 出願書類等は、学校長が取りまとめ、本要項に添付の「推薦入学 視覚デザイン専攻 願書在中」と記載のある封筒に入れ、出願期間内に書留速達郵便で 製品デザイン専攻 郵送または直接持参すること 環境デザイン専攻 ◎受験に関する問合せ先・願書送付先 〒920−8656 金沢市小立野5丁目11番1号 金沢美術工芸大学事務局 電話(076)262−3531 −6− 5. 提 出 書 類 等 本要項に添付の用紙を使用し、本学所定の封筒に次の書類を一括して入れ提出してください。 出願書類の受理後は、いかなる理由があっても書類の返却、記載事項の変更および入学考査料は返還し ません。 (1)共通して提出する書類等 入 学 願 書 ① 験 票 受 ② 推 薦 書 ③ 志望の動機書 ④ 調 査 書 本要項に添付の用紙に、必要事項を記入すること。 写真は3か月以内に撮影した無帽上半身のもの(縦4 cm ×横3 cm)を受験 票および写真の所定欄に貼付すること。 本要項に添付の用紙に、学校長が作成したもの(厳封して提出) * 芸術学専攻志願者で、1出願資格の(2)、 (3)に該当し、学校長の推薦書 が得られない場合は、本学に問い合わせること。 本要項に添付の用紙に、志望の動機を600字以内にまとめること。 (志望者の自筆によること) 文部科学省所定の様式により学校長が作成したもの(厳封して提出) 備考欄に記載漏れのないように注意すること。 1 7 , 0 0 0円 ⑤ 入学考査料 公金払込書 ⑥ 兼領収証書 ( 「ゆうちょ銀行が発行する為替証書(従来の郵便普通為替) 」による) 指定受取人、払渡局欄は記入しないこと。 ※印欄に住所、氏名のみを記入すること。 「ゆうちょ銀行が発行する為替証書」とともに提出すること (銀行で使用しないこと) 本要項に添付の「推薦入学願書受理書在中」及び「選考結果通知書」の封筒に、 返信用封筒 ⑦ 推薦学校の郵便番号、住所、学校名、学校長名を記入し、それぞれに切手(350円) (学 校 長 用) を貼付すること。 住 ⑧ (本 所 人 票 用) 本要項に添付の用紙に、注意事項を読んで記入すること。 2枚とも記入すること。 (2)志願専攻で異なる提出書類 [芸 術 学 専 攻] ⑨ 造形作品写真 提出書 本要項に添付の用紙に、出身学校の美術担当者が必要事項を記載すること。 なお、本人の制作した造形作品2点(デッサン1点以上を含むこと)の写真2L 判(ま たはキャビネ判)を必ず「作品写真添付書(芸術学専攻志願者用)」に貼付すること。 [視覚デザイン専攻・製品デザイン専攻・環境デザイン専攻] デザイン関連 ⑨ 作品写真提出書 本要項に添付の用紙に、出身学校が必要事項を記載すること。 なお、主として授業の過程で制作した作品5点以内の写真2L判(またはキャ ビネ判)を必ず「作品写真添付書(デザイン科志願者用)」に貼付すること。 −7− 6. 受験票の送付 専 攻 受験票発送期日 術 学専攻 芸 視覚デザイン専攻 製品デザイン専攻 環境デザイン専攻 平成21年11月7日(土) 学校長あて第1次選考の結果を郵送します。また第1次選考合格者に、受験票を郵送します。 (注意事項)受験票は、入学手続のときに必要となるので、大切に保管してください。 7. 出願にあたっての注意事項 国公立大学の推薦入学(大学入試センター試験を課す場合・課さない場合を含めて)へ出願することが できるのは、1つの大学・学部です。 8. 身体に障害のある推薦入学志願者との事前相談について 身体に障害(学校教育法施行令第22条の3に定める程度)がある入学志願者で、受験及び修学上特別な 配慮を必要とする者は、出願の前に事前相談申請書等を提出し、相談してください。 (1)提出書類 ①事前相談申請書(次の事項について本学所定の様式に記載してください) ○ 志願学科・専攻 ○ 障害の種類・程度 ○ 受験及び修学上特別な配慮を希望する事項 ○ 高等学校でとられていた特別措置 ○ 日常生活の状況 ○ その他参考となる事項 ②医師の診断書 ③その他参考書類(身体障害者手帳の写し等) (2)相談先・事前相談申請書等提出先 〒920−8656 金沢市小立野5丁目11番1号 金沢美術工芸大学事務局 9. 選 考 方 法 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 デ ザ イ ン 科 電話(076)262−3531 芸 術 学 専 攻 視覚デザイン専攻 製品デザイン専攻 環境デザイン専攻 選 考 方 法 1 大学入試センター試験を免除する 2 選考は、第1次選考及び第2次選考により行う 第1次選考は、推薦書、調査書、志望の動機書、造形作品2点(デッサ ン1点以上を含む)の写真を審査して合格者を決定する 第2次選考は、第1次選考の合格者に対して、小論文と面接(造形作 品1点及び小論文などの口頭説明)によって合格者を決定する なお、第2次選考用の造形作品(第1次選考で写真にて提出したも のでも可)については、本募集要項に綴じ込んである造形作品貼付書 に必要事項を記入し、作品に貼付したうえで以下の受付期限までに提 出(郵送、宅配、持参など)すること。 受付期限:平成21年11月16日(月)正午必着 また、提出した作品は面接終了後に返却いたしますので各自お持ち 帰りください(宅配の場合は事務局で承ります) 1 大学入試センター試験を免除する 2 選考は、第1次選考及び第2次選考により行う 第1次選考は、推薦書、調査書等提出書類及び作品の写真を審査し て合格者を決定する 第2次選考は、第1次選考の合格者に対して、実技試験と面接(作品 の口頭による説明)で行う −8− 10. 試験の実施方法 実 大学入試センター試験で 入学志願者に解答させる 教科・科目 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 課 芸 術 学 専 攻 デ 視覚デザイン専攻 ザ イ 製品デザイン専攻 ン 科 環境デザイン専攻 課 さ な さ な い い 施 方 個別学力検査等 小論文 (但し造形作品鑑賞を含む) 実︵ 第 平面構成デザイン 技2 次 製品のデザイン 試選 構 成 デ ザ イ ン 験考 ︶ 法 面 接 造形作品1点および 小論文の口頭説明等 作品の口頭説明 作品の口頭説明 作品の口頭説明 11. 試験期日・試験時間 試 験 期 日・試 験 時 間 学 科 ・ 専 攻 試 験 場 所 第1次選考(書類審査のみ) 美 第2次選考 小 論 文 術 芸 術 学 専 攻 ( 科 デ 視覚デザイン専攻 平成21年11月16日(月) 13:00〜15:00 面 接 平成21年11月17日(火) 本 学 に お い て 行 う 9:00〜12:00(この間に適宜行う) 造形作品1点 及び小論文等 の口頭説明 ) 第1次選考(書類審査のみ) 第2次選考 平成21年11月18日(水) 実技試験 8:30〜14:20 イ 製品デザイン専攻 (休憩 12:00〜12:50) 本 学 に お い て 行 う ン 接 14:30〜16:30(この間に適宜行う) 環境デザイン専攻 面 科 (作品の口頭説明) ザ (注意事項) 試験場の下見は認めません。昼食は必ず持参してください(デザイン科)。受験者は、試験開始時刻 30分前までに、本館棟1階エントランスホールに必ず集合してください。 12. 試験当日持参する用具等 デザイン科の実技試験に必要な持参用具は、次のとおりとします。 視覚デザイン専攻 鉛筆、消しゴム、直定規、三角定規、コンパス、 着彩用具一式、ポスターカラー又はアクリル絵の具、 (色見本は使用禁止) 製品デザイン専攻 鉛筆、消しゴム、直定規、着彩用具一式 環境デザイン専攻 、三角定規、コンパス、 鉛筆、消しゴム、直定規(金属製30cm程度) カッターナイフ、着彩用具一式 13. 合格発表 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 芸 術 学 専 攻 デ ザ イ ン 科 視覚デザイン専攻 製品デザイン専攻 環境デザイン専攻 発 表 日 時 平成21年11月24日(火) 午前10時 発表場所等 本学正面玄関 (受験番号のみ 掲示する) ※ 電話等による、合否の問い合わせには一切応じられません。 −9− 備 考 合格者には、 「合格通知書」 を郵送 する 学校長には、別途選 考の結果を郵送する 14. 入 学 手 続 (1)入学手続期間 美 術 科(芸術学専攻) 平成21年11月25日(水)から平成21年12月3日(木)まで (土・日曜、祝日は除く) 平日のみ午前9時から午後5時まで。 デザイン科(各専攻共通) 窓口または郵送で受け付ける。 (2)提出書類 本学受験票 入学手続申請書(入学手続き書類として郵送する) 宣誓書、身元保証書等 (3)入学金及び授業料 ① 入学金 金沢市内居住者 282, 000円 (入学手続き時に納入) 上記以外の者 年 額 423, 000円 (入学手続き時に納入) 535, 800円 (4月〜9月) 267, 900円 (4月30日までに納入) 後期分 (10月〜3月) (4)その他の経費 ① 成美会費(後援会費) ② 学生自治会費 ③ 研修旅行費 美 術 科 267, 900円 (10月31日までに納入) ② 授業料 前期分 60, 000円 (入学手続き後に納入) 9, 000円 (入学手続き後に納入) 70, 000円 (入学手続き後に納入) デザイン科 100, 000円 (入学手続き後に納入) ④ その他、学外研修費、用具・材料費等の学修経費が必要となります。 ※ 入学金、授業料等は国立大学法人に準じて改定される場合があります。 ※ 在学中に授業料が改定された場合には、改定時から新授業料が適用されます。 ※ 納入した入学金等は返還いたしません。 (5)入学手続場所 本学事務局または郵送 (6)留意事項 ① 入学手続期間内に入学手続を完了しない場合は、入学を辞退したものとして取扱います。 ② 入学手続後の変更は、一切認めません。 入学を辞退する場合は、学校長等と連署で平成21年12月3日までに推薦入学辞退願(様式任意A 4判)により学長に願い出て、推薦入学辞退許可を得なければなりません。 ③ 1つの国公立大学に入学手続を行った者は、これを取り消して他の国公立大学に入学手続を行う ことはできません。 ④ 本学の推薦入学合格者は、他の国公立大学・学部の個別学力検査等を受験しても、その大学・学 部の合格者とはなりません。 ただし、入学手続後、推薦入学辞退願を提出して、入学辞退を許可された場合を除きます。 15. 推薦入学試験と一般選抜入学試験を受験する場合 (1)推薦入学試験に合格しなかった者が、一般選抜の受験をしようとする場合は、本学が指定した大学 入試センター試験の教科・科目及び個別学力検査等を受験しなければなりません。 (2)本学に出願する場合 出願書類「平成22年度金沢美術工芸大学学生募集要項」 (一般選抜)を参照してください。 (平成21年 10月中旬発表予定) − 10 −
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