大 学 概 要 1. 本学の目的使命 金沢美術工芸大学は金沢市立の大学で、美術工芸学部及び大学院美術工芸研究科(修士課程・博士後期 課程)が置かれている。 本学は、広い教養によって、本学入学者の人格の形成をはかるとともに、造形芸術についての技術と理 論およびその応用を教授研究し、美術・デザイン・工芸の各分野において、社会に貢献する有為の人材を 養成することを使命とする。 《環境と特色》 教育がその効果をあげるには、いろいろな要件を必要とするのであるが、大切な要件の一つとして、そ の環境があげられよう。幸いにして、金沢の歴史と風物と人情は、思索し、創造しようとする青年を育て るには、誠に理想的だといってよい。 街並の美しさはいうまでもなく、藩政時代から長い年月をかけて文化、教育の振興に努めてきた市民は 昔も今もかわりなく、学生を理解し、愛する心に満ちている。このような市民の“意識”が伝統として受 け継がれ、本学を育成してきたともいえるのである。 2. 学科専攻の組織 美術工芸学部は、美術科、デザイン科、工芸科の三学科に分かれている。 (1)美術科は、日本画専攻、油画専攻、彫刻専攻、芸術学専攻の四専攻に分かれ、それぞれの科目を履修 する。 (2)デザイン科は、視覚デザイン専攻、製品デザイン専攻、環境デザイン専攻の三専攻に分かれ、それぞ れの科目を履修する。 ◎美 術 科 ○日本画専攻 将来、作家になろうとする者の育成に努め、創作精神と技術を養成するとともに、広く 美術の応用面にも適応できるよう教育上の配慮をし、日本画の伝統の理解を深め、各自が新しい将 来の道を切り開くよう指導に心掛けている。 あぶら ○油 え 画専攻 造形美術の基本的理念を理解させるとともに、高度な油彩画技法を指導し、各自の個 性と感性を伸展させながら、新時代の芸術分野での活動を可能にさせる美術教育を目指して、将来 の作家にふさわしい人材の育成に努める。 ○彫 刻専攻 将来、広く美術社会に貢献し得る人材の養成を目的とし、塑造、石彫、木彫、金属彫刻、 複合素材彫刻の分野から総合的に研修を重ね、美の本質をより深く追求するとともに、豊かな情操 を身につけ、各自の創造活動の原動力となるよう指導に努めている。 ○芸術学専攻 美学・美術史・工芸論の研究を基盤とし、同時に各種の技法・素材にも通じた、美的感 性と発想力豊かな美術理論の専門家を育成する。テンペラ画をはじめとする古典技法などの多様な 実技演習に加えて、各種の伝統工芸が間近にある環境を生かし、金沢21世紀美術館とも連携した実 −1− 践的な芸術学演習(アートマネジメントおよび文化財調査、美術教育、研究発表など)を組み入れ、 さらに語学に重点を置いて独自の研究成果をあげられるよう指導している。学芸員や研究者ばかり でなく、広範な分野で活躍する人材を育成することを目的とする。 ◎デザイン科 デザイン科三専攻(視覚デザイン、製品デザイン、環境デザイン)は、それぞれの専門分野における教 育をより高度なものとしつつ、相互に連携した教育を行っている。一年次での三専攻共通の演習や二、三 年次における同一テーマ設定などである。 情報化、国際化、高齢化が急速に進行している現代社会において、優れた専門性とデザインの総合力を 発揮できる人材の育成を目指している。 ○視覚デザイン専攻 社会生活に欠かすことのできないヴィジュアル・コミュニケーションをベースと した視覚伝達領域を扱う。例えば、グラフィック、広告、映像、写真、CG、パッケージ、印刷な どのメディアや手段を通じて、現代社会に適合するコミュニケーションの在り方を創造する。この ために、基礎造形力、専門表現力の育成に力点をおき、広範な地域と分野で活躍できるクリエイタ ーの輩出を目標としている。 ○製品デザイン専攻 日用品や家具、家電製品、情報機器、公共用品、自動車などのデザインを扱う。 社会の要請に適切に応え得る幅広い視野と人間に対する深い理解に満ちたデザイナー、研究者、教 育者の育成を目指している。このため、造形力、表現力を基礎にして調査、仮説の構築を経て、自 らの手で試作し、使用者を交えた実験と改良を繰り返す過程を大切にしている。このことは、高齢 化社会に対応し、ノーマライゼーションにつながって行くと考えるからである。コンピュータは、 思考過程や各段階での表現の道具として、扱えるように指導する。 ○環境デザイン専攻 建築を基礎としインテリアとディスプレイデザインに関わる知識と技能を修得す ることを目的とする。金沢の豊かな自然環境、都市環境に触れながら、活力溢れる独創的な空間デ ザインやまちづくりに携わる人材の育成を目指す。カリキュラムは、課題制作を通して一人ひとり の潜在能力を引き出し、現実の社会に対する提案能力とグローバルな視野を養いながら、段階を踏 んで個人のデザイン力を伸ばしていく内容としている。また一級建築士受験資格認定に関する授業 科目は、デザイン的要素を加味するなど特徴ある内容となっている。 ◎工 芸 科 現代の工芸は、その表現や解釈が多様化しており、将来に向けてますます拡大発展する可能性を有して いる。 このことに配慮し、大学4年間の前半を「創造への認識」と「自己発見」のキーワードのもとに、造形 基礎の習得期間として、伝統的技法や素材を踏まえたより新しい自由で個性的な表現を養い、後半には、 「個の発見」と「表現と応用」のキーワードのもと、陶磁、漆・木工、鋳金・彫鍛金、染織の各工房の特 色を生かしつつ、相互に有機的な連携を保ちながら、各工房における専門課程での高度な研究を目指す。 なお、教育効果と応用力を高めるため、美術・デザイン分野の選択履修科目も準備されている。 −2− 3. 卒業後の資格 (1)本学を卒業する者には、学士(芸術)の学位が授与される。 (2)教職に関する専門教育科目を履修し、本学を卒業した者には、中学校教諭1種免許状(美術)、高等学 校教諭1種免許状(美術・工芸)が与えられる。 (3)博物館に関する専門科目を履修し、本学を卒業した者には、学芸員となる資格が与えられる。 (4)環境デザイン専攻を卒業した者は、実務経験を経ずに、視覚デザイン専攻、及び製品デザイン専攻を 卒業した者は、実務経験2年を経て、二級建築士試験の受験資格を得ることができる。 (5)環境デザイン専攻を卒業した者は、実務経験2年を経て、一級建築士試験の受験資格を得ることがで きる。 4.授業科目 (1)教養科目 哲学Ⅰ・Ⅱ、文学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、心理学Ⅰ・Ⅱ、歴史Ⅰ・Ⅱ、日本国憲法、文化人類学、考古学、 生涯学習概論、人間と文化Ⅰ・Ⅱ、メディア論、情報処理、スポーツ科学、数学の世界Ⅰ・Ⅱ、物理の 世界Ⅰ・Ⅱ、物質の科学、材料の科学、エコロジー、科学技術史 (2)外国語科目 英語会話Ⅰ・Ⅱ、英語(一)・(二)・(三)・(四)、フランス語(一)・(二)・(三)・(四)、フランス語会 話Ⅰ・Ⅱ、ドイツ語基礎、イタリア語基礎 (3)保健体育科目 体育実技(一) ・ (二) ・ (三) (4)専門教育科目 ① 基礎科目 映像メディア、日本美術史Ⅰ・Ⅱ、美術解剖学、彫刻ⅠA、東洋美術史Ⅰ・Ⅱ、コンピュータグラ フィック、メディアアート、西洋美術史Ⅰ・Ⅱ、色彩論、絵画ⅡA、美学、工芸史Ⅰ・Ⅱ、近代美術 史、造形心理学、環境心理学、建築論、美術工芸特論、専門英語演習、絵画Ⅰ、絵画ⅡB、絵画Ⅲ、 現代美術演習、彫刻ⅠB、彫刻Ⅱ、彫刻Ⅲ、デザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ、工芸Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ、図学 Ⅰ・Ⅱ、工芸技法、デザイン概論、現代創作論、芸術と批評、版画、保存修復概論、東洋絵画技法 ② 専攻科目 ア)美 術 科 《日 本 画 専 攻》 日本画(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、図法(日本画) Ⅰ・Ⅱ、書、日本絵画史特講 《油 油絵(一)・(二)・(三)・(四)、図法(油絵)Ⅰ・Ⅱ、絵画組成Ⅰ・Ⅱ、銅 画 専 攻》 版画Ⅰ・Ⅱ、西洋絵画史特講 《彫 刻 専 攻》 《芸 術 学 専 攻》 彫刻(一) ・ (二) ・ (三) ・ (四) 、構成Ⅰ・Ⅱ、彫刻論 芸術学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、地域美術史、日本画演習、彫刻演習、専門英語基礎、 図法演習、絵画組成、テンペラ画、素描演習、油絵演習、アートマネジメントⅠ・Ⅱ、 −3− フレスコ画、日本絵画史特講、西洋絵画史特講、専門語学(英語・フランス語・ ドイツ語・イタリア語・古文・漢文・西洋古典語)Ⅰ・Ⅱ、日本・東洋美術史演 習Ⅰ・Ⅱ、西洋美術史演習Ⅰ・Ⅱ、工芸史演習Ⅰ・Ⅱ、美学演習Ⅰ・Ⅱ、保存修 復論演習Ⅰ・Ⅱ、複合表現論演習Ⅰ・Ⅱ、芸術論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、卒業研究 イ)デザイン科 《視覚デザイン専攻》 視覚デザイン演習(一)・(二)・(三)・(四)、形態演習、描出演習、色彩演 習、材料学演習(石膏・プラスチック)、立体図法、形態論、コンピュータ演 習A、ベーシックデザイン、映像論、印刷演習、照明論、視覚デザイン概論、 映像演習A、近代デザイン論、人間工学、展示計画論、広告・コピー論、写 真演習A、パッケージ演習、意匠法規、デザインマーケティング、卒業制作 《製品デザイン専攻》 製品デザイン演習(一)・(二)・(三)・(四)、形態演習、描出演習、色彩演 習、材料学演習(石膏・プラスチック・塗装・木材・金属)、立体図法、写 真演習B、形態論、コンピュータ演習B、ベーシックデザイン、照明論、機 械製図法、家具意匠論、近代デザイン論、人間工学、デザイン工学、製品計 画論、デザインマーケティング、製品デザイン特論、意匠法規、卒業制作 《環境デザイン専攻》 環境デザイン演習(一)・(二)・(三)・(四)、形態演習、描出演習、色彩演 習、建築史Ⅰ・Ⅱ、材料学演習(石膏、プラスチック、塗装、金属)、環境 デザイン工学Ⅰ・Ⅱ、立体図法、形態論、ベーシックデザイン、コンピュー タ演習C、家具意匠論、建築製図法、照明論、近代デザイン論、人間工学、 景観論、地域空間論、展示計画論、屋内計画論、環境造形計画論、映像演習、 建築法規、環境デザイン特論、卒業制作 ウ)工 芸 科 工芸演習(一)、工芸演習(二)∼(四)染織・漆・木工・金工・陶磁、描出演習、形態演習、色 彩演習、材料学演習(繊維・粘土・石膏・塗装・金工)、立体図法、写真演習C、デザインプロセ ス演習、素材技法演習(染織・漆・木工・金工・陶磁)、地域工芸演習Ⅰ・Ⅱ、現代工芸論、古美 術演習、意匠法規、複合素材演習、工芸企画演習、伝統文化論、卒業制作 (5)教職に関する科目 教育の本質と目的、教育心理学、総合演習、教職論、教育課程論、教育方法論、美術教育法Ⅰ・Ⅱ・ Ⅲ、道徳教育研究、工芸教育法Ⅰ・Ⅱ、教育制度と社会、生徒指導論、教育相談研究、教育実習事前事 後指導、教育実習Ⅰ・Ⅱ (6)博物館に関する科目 教育の本質と目的、博物館学、視聴覚教育メディア論、博物館実習Ⅰ・Ⅱ、生涯学習概論、日本美術 史、西洋美術史、考古学、歴史Ⅰ・Ⅱ、科学技術史、文化人類学 (注)年度により、開講科目が変更されることがあります。 −4− 平成19年度推薦入学学生募集要項 1. 募 集 人 員 美術工芸学部 学 科 美 術 専 攻 科 デザイン科 募 集 人 員 備 考 学専攻 入学定員 15人中 5人 石川県枠 2人 視覚デザイン専攻 入学定員 20人中 2人 製品デザイン専攻 入学定員 20人中 2人 環境デザイン専攻 入学定員 20人中 2人 芸 術 2. 出 願 要 件 学 科 ・ 専 攻 出 願 要 件 1 出願資格 次のいずれかに該当する者 (1) 高等学校若しくは中等教育学校を平成19年3月卒業見込みの者 (2) 外国において、学校教育における12年の課程を平成19年3月 31日までに修了見込みの者、又はこれに準ずる者で文部科学大 美 術 科 臣の指定したもの (3) 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課 程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課 程を平成19年3月31日までに修了見込みの者 (4)本学において、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があ ると認めた者で、平成19年3月31日までに18歳に達する者、か つ当該教育機関を平成19年3月修了見込みの者 なお、石川県枠(2人)により受験する者の出願資格は以下のと 芸 術 学 専 攻 おりとする 石川県に所在する高等学校を平成19年3月卒業見込みの者 2 推薦要件 次のいずれにも該当し、学校長が責任を持って推薦できる者 (1) 国語と外国語の成績が優れ、歴史の学習に関心が強いことが 特に求められる (2) 本学において、美学・美術史の調査・研究に熱意を持ち、多様 な美術実技の修得に意欲があり、なおその上で芸術文化の教育 普及に関心がある者 (3) 学校長が、上記2の(1)、 (2)の本専攻が望む学生像に合致し ていると判断し、向学心、人物、能力、素質及び健康等について 適性と認める者 (4) 合格した場合、必ず本学に入学することを確約できる者 (5) 1校から推薦できる人数は、2人までとする −5− 学 科 ・ 専 攻 出 願 要 件 次のいずれにも該当し、学校長が責任を持って推薦できる者 ※ デ ザ イ ン 科 (1) 高等学校設置基準第5条 第2号に規定する高等学校の専門 視覚デザイン専攻 教育を主とする学科を平成19年3月卒業見込みの者又は高等専 門学校第3学年を平成19年3月修了見込みの者 (2) デザイン関係の分野を履修しており、その分野において特に 製品デザイン専攻 秀でている者 学業成績が優秀な者 (3) (4) 志望する専攻分野について明確な問題意識を持ち、熱意を持 環境デザイン専攻 って勉学しようと考えている者 合格した場合、必ず本学に入学することを確約できる者 (5) 1校から推薦できる人数は、1専攻ごとに若干名とする (6) ※高等学校設置基準第5条:高等学校の学科は次のとおりとする。 第1号 普通教育を主とする学科 第2号 専門教育を主とする学科 第3号 普通教育及び専門教育を選択履修を旨として総合的に施す学科 3. 出 願 期 間 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 デ ザ イ ン 科 出 願 期 間 芸 術 学 専 攻 平成18年11月1日(水)∼平成18年11月6日(月) 視覚デザイン専攻 必 着 製品デザイン専攻 環境デザイン専攻 (注) ・直接持参する場合の出願受付時間は、土曜日、 日曜日、祝日を除き、午前9時から午後4時までとする。 ・郵送による出願は、受付期間内必着とするので、郵送期間を十分考慮のうえ、 ゆとりを持って送付すること。 4. 出 願 方 法 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 デ ザ イ ン 科 芸 術 学 専 攻 出 願 方 法 出願書類等は、学校長が取りまとめ、本要項に添付の「推薦入学 視覚デザイン専攻 願書在中」と記載のある封筒に入れ、出願期間内に書留速達郵便で 製品デザイン専攻 郵送または直接持参すること 環境デザイン専攻 ◎受験に関する問合せ先・願書送付先 〒920−8656 金沢市小立野5丁目11番1号 金沢美術工芸大学事務局 電話(076)262−3531 −6− 5. 提 出 書 類 等 本要項に添付の用紙を使用し、本学所定の封筒に次の書類を一括して入れ提出すること。 出願書類の受理後は、いかなる理由があっても書類の返却、記載事項の変更および入学考査料の返還は しない。 (1)共通して提出する書類等 入 学 願 書 ① 受 験 票 ② 推 薦 書 本要項に添付の用紙に、必要事項を記入すること 写真は3か月以内に撮影した無帽上半身のもの(縦4 cm ×横3 cm)を受験 票および写真の所定欄に貼付すること 本要項に添付の用紙に、学校長が作成したもの(厳封して提出) * 芸術学専攻志願者で、1出願資格の(2)、 (3)に該当し、学校長の推薦書 が得られない場合は、本学に問い合わせること ③ 志望の動機書 ④ 調 査 書 ⑤ 入 学 考 査 料 ⑥ 公 金 払 込 書 兼 領 収 証 書 返 信 用 封 筒 ⑦ (学 校 長 用) 住 所 票 ⑧ (本 人 用) 本要項に添付の用紙に、志望の動機を600字以内にまとめること (志望者の自筆によること) 文部科学省所定の様式により学校長が作成したもの(厳封して提出) 備考欄に記載漏れのないように注意すること 1 7 , 0 0 0 円(郵便普通為替による) 指定受取人、払渡局欄は記入しないこと ※印欄に住所、氏名のみを記入すること 郵便普通為替とともに提出すること(銀行で使用しないこと) 本要項に添付の「推薦入学願書受理書在中」及び「選考結果通知書」の封筒に、 推薦学校の郵便番号、住所、学校名、学校長名を記入し、それぞれに切手(350円) を貼付すること 本要項に添付の用紙に、注意事項を読んで記入すること 2枚とも記入すること (2)志願専攻で異なる提出書類 [芸 術 学 専 攻] 造形作品写真 ⑨ 提出書 本要項に添付の用紙に、出身学校の美術担当者が必要事項を記載すること なお、本人の制作した造形作品2点(デッサン1点以上を含むこと)の写真2L 判(キャビネ判)を必ず「作品写真添付書」 (芸術学専攻志願者)に貼付すること [視覚デザイン専攻・製品デザイン専攻・環境デザイン専攻] デザイン関連 ⑨ 作品写真提出書 本要項に添付の用紙に、出身学校が必要事項を記載すること なお、主として授業の過程で制作した作品5点以内の写真2L判(キャビネ判) を必ず「作品写真添付書」 (デザイン科志願者)に貼付すること −7− 6. 受験票の送付 専 攻 受験票発送期日 芸 術 学 専 攻 視覚デザイン専攻 製品デザイン専攻 環境デザイン専攻 平成18年11月7日(火) 学校長あて第1次選考の結果を郵送する。 第1次選考合格者に、受験票を郵送する。 (注意事項) 受験票は、入学手続のときに必要となるので、大切に保管すること。 7. 出願にあたっての注意事項 国公立大学の推薦入学(大学入試センター試験を課す場合・課さない場合を含めて)へ出願することが できるのは、1つの大学・学部である。 8. 身体に障害のある推薦入学志願者との事前相談について 身体に故障(学校教育法施行令第22条の3に定める程度)がある入学志願者で、受験及び修学上特別な 配慮を必要とする者は、出願の前に事前相談申請書等を提出し、相談すること。 (1)提出書類 ①事前相談申請書(次の事項について本学所定の様式に記載すること) ○ 志願学科・専攻 ○ 障害の種類・程度 ○ 受験及び修学上特別な配慮を希望する事項 ○ 高等学校でとられていた特別措置 ○ 日常生活の状況 ○ その他参考となる事項 ②医師の診断書 ③その他参考書類(身体障害者手帳の写し等) (2)相談先・事前相談申請書等提出先 〒920−8656 金沢市小立野5丁目11番1号 金沢美術工芸大学事務局 電話(076)262−3531 9. 選 考 方 法 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 デ ザ イ ン 科 芸 術 学 専 攻 視覚デザイン専攻 製品デザイン専攻 環境デザイン専攻 選 考 方 法 1 大学入試センター試験を免除する 2 選考は、第1次選考及び第2次選考により行う 第1次選考は、推薦書、調査書、志望の動機書、造形作品2点(デッサ ン1点以上を含む)の写真を審査して合格者を決定する 第2次選考は、第1次選考の合格者に対して、小論文と面接(造形作 品1点及び小論文等の口答説明)によって合格者を決定する なお、第2次選考用の造形作品については、本募集要項に綴じ込ん である造形作品貼付書に必要事項を記入し、作品に貼付したうえで以 下の受付期限までに提出(郵送、宅配、持参など)すること 11月11日(土)正午必着 また、提出作品は面接終了後に各自持ち帰ること 1 大学入試センター試験を免除する 2 選考は、第1次選考及び第2次選考により行う 第1次選考は、推薦書、調査書等提出書類及び作品の写真を審査し て合格者を決定する 第2次選考は、第1次選考の合格者に対して、実技試験と面接(作品 の口頭による説明)で行う −8− 10. 試験の実施方法 実 施 方 法 大学入試センター試験で 入学志願者に解答させる 教科・科目 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 課 さ な い 芸 術 学 専 攻 デ 視覚デザイン専攻 ザ イ 製品デザイン専攻 ン 科 環境デザイン専攻 課 さ な い 個別学力検査等 面 接 小論文 (但し造形作品鑑賞を含む) 実︵ 第 平面構成デザイン 技2 次 製品のデザイン 試選 構 成 デ ザ イ ン 験考 ︶ 造形作品1点および 小論文の口頭説明等 作品の口頭説明 作品の口頭説明 作品の口頭説明 11. 試験期日・試験時間 試 験 期 日 ・ 試 験 時 間 学 科 ・ 専 攻 試 験 場 所 第1次選考(書類審査のみ) 美 術 芸 術 学 専 攻 科 第2次選考 小 論 文 平成18年11月11日(土) 13:00∼15:00 面 接 平成18年11月12日(日) 9:00∼12:00(この間に適宜行う) 造形作品1点 及び小論文等 の口答説明 本学において行う ( ) デ 視覚デザイン専攻 第1次選考(書類審査のみ) 第2次選考 平成18年11月11日(土) 実技試験 8:30∼14:20 イ 製品デザイン専攻 (休憩 12:00∼12:50) ン 面 接 14:30∼16:30(この間に適宜行う) 環境デザイン専攻 科 (作品の口頭説明) ザ 本学において行う (注意事項) 試験場の下見は、認めない。昼食は必ず持参すること。受験者は、試験開始時刻30分前までに、本館 棟1階に必ず集合すること。 12. 試験当日持参する用具等 デザイン科の実技試験に必要な持参用具は、次のとおりとする。 視覚デザイン専攻 鉛筆、消しゴム、直定規、三角定規、コンパス、 着彩用具一式、ポスターカラー又はアクリル絵の具、 (色見本は使用禁止) 製品デザイン専攻 鉛筆、消しゴム、直定規、着彩用具一式 環境デザイン専攻 鉛筆、消しゴム、直定規(スチール30cm) 、三角定規、コンパス、 カッターナイフ、着彩用具一式 13. 合格発表 学 科 ・ 専 攻 美 術 科 芸 術 学 専 攻 デ ザ イ ン 科 視覚デザイン専攻 製品デザイン専攻 環境デザイン専攻 発 表 日 時 平成18年11月15日(水) 午前10時 ※ 電話等による、合否の問い合わせには一切応じない。 −9− 発表場所等 本学正面玄関 (受験番号のみ 掲示する) 備 考 合格者には、 「合格通知書」を郵 送する 学校長には、別途選 考の結果を郵送する 14. 入 学 手 続 (1)入学手続期間 美 術 科(芸術学専攻) 平成18年11月16日(木)から平成18年11月22日(水)まで デザイン科(各専攻共通) (2)提出書類 平日、土・日曜日とも午前9時から午後5時まで 本学受験票 入学手続申請書(入学手続き書類として郵送する) 宣誓書、身元保証書等 (3)入学金及び授業料 ① 入学金 ② 授業料 金沢市内居住者 282,000円 (入学手続き時に納入) 上記以外の者 423,000円 (入学手続き時に納入) 年 額 535,800円 前期分 (4月∼9月) 267,900円 (5月1日までに納入) 後期分 (10月∼3月) 267,900円 (10月31日までに納入) (4)その他の経費 ① 成美会費(後援会費) ② 学生自治会費 ③ 見学旅行費 60,000円 (入学手続き時に納入) 9,000円 (入学手続き時に納入) 70,000円 (入学手続き時に納入) ④ その他、学外研修費、用具・材料費等の学修経費が必要 ※ 入学金、授業料等は国立大学法人に準じて改定される場合がある。 ※ 在学中に授業料が改定された場合には、改定時から新授業料が適用される。 ※ 納入した入学金等は返還しない。 (5)入学手続場所 本学事務局 (6)留意事項 ① 入学手続期間内に入学手続を完了しない場合は、入学を辞退したものとして取扱う。 ② 入学手続後の変更は、一切認めない。 入学を辞退する場合は、学校長等と連署で平成18年11月22日までに推薦入学辞退願(様式任意A 4判)により学長に願い出て、推薦入学辞退許可を得なければならない。 ③ 1つの国公立大学に入学手続を行った者は、これを取り消して他の国公立大学に入学手続を行う ことはできない。 ④ 本学の推薦入学合格者は、他の国公立大学・学部の個別学力検査等を受験しても、その大学・学 部の合格者とはならない。 ただし、入学手続後、推薦入学辞退願を提出して、入学辞退を許可された場合を除く。 15. 推薦入学試験と一般選抜入学試験を受験する場合 (1)推薦入学志願者及び推薦入学試験に合格しなかった者が、一般選抜の受験をしようとする場合は、 本学が指定した大学入試センター試験の教科・科目及び個別学力検査等を受験しなければならない。 (2)本学に出願する場合 ① 出願期間 平成19年1月29日(月)∼2月6日(火) 出願の受付けは、土曜日、日曜日を除き午前9時から午後4時までとする。 なお、郵送による出願は、受付期間内必着とする。郵送期間を十分考慮のうえ、ゆとりを持って 提出すること。 ② 出願書類「平成19年度金沢美術工芸大学学生募集要項」 (一般選抜)を参照すること。 − 10 −
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