途上国における持続的農業のための実習型研究能力育成事業 (新規)

途上国における持続的農業のための実習型研究能力育成事業
(新規)
【46(0)百万円】
対策のポイント
国際連合大学へ拠出し、持続的な農業のための研究推進と一体となった実習型の
研修を通じた途上国の研究能力の向上と、現地に根ざした技術の着実な普及を図り、
世界の食料増産に貢献することを目指します。
<背景/課題>
・途上国農業の生産性と持続性を向上させるためには、新しい品種や技術を途上国各地
の環境に応じて最適化させた上で、普及させる必要があります。
・しかし、途上国では十分な能力を持った研究者が少なく技術力が脆弱であるため成果
の普及が進みにくいのが現状です。
・そこで、研究機関でありかつ世界の学術機関や研究者とのネットワークを持つ国際
連合大学と協力し、研究推進と一体となった実習型の研修を行います。
政策目標
○ 世界の食料安全保障の確立に向けた貢献
○ すべての研修生がアクションプランを作成し、各研修終了後
半年以内にアクションプランの着手/実行率100%を達成
<主な内容>
国際連合大学に事務局を置き、以下の研修計画を公募します。
(1)
国際研究機関等における実習型研究能力育成
国際農業研究機関・大学等の研究者(ホスト研究者)の下に、APEC域内外の途
上国から研究者(研修生)を招へいし、途上国の現場に即した共同研究の推進と、
研修、研究成果・技術の伝達を一体的に行います。ホスト研究者が、自ら実施中の
研究に添った研修計画を作成して応募します。
(2)
研修生に対するホスト研究者等によるフォローアップ
ホスト研究者等が伝達した技術等が現地で着実に適用されるよう、ホスト研究者
等による研修生への出張指導を含めたフォローアップを実施します。
拠出先:国際連合大学
事業実施期間:平成23年度∼平成25年度
お問い合わせ先:大臣官房国際部国際協力課(03−3502−5913(直))
農林水産技術会議事務局国際研究課(03−3502−7466(直))