バックアップ取得時の注意事項

“Your Best Partner”
Information
文書番号
SYMC-SMS-08022701-1
タイトル
バックアップ取得時の注意事項
対象機器
Symantec Messaging Gateway 8300
ソフトウェアバージョン
V9、V10
プラットフォーム
SMG8300
参照
-
問合せ先
日商エレクトロニクス株式会社
エンジニアリング本部 第三エンジニアリング部
サポート&サービスグループ
E-mail: [email protected]
■ 本書について
バックアップ取得時の注意事項に関する下記情報が記載されています。
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“Your Best Partner”
1. バックアップファイルの対象
V9 ではバックアップ時に取得する内容を下記の 3 種類から選択できます。
いずれもメールキューは対象外となります。
□ 完全バックアップ
□ 設定とインシデントのみのバックアップ
□ 設定、インシデント、ログ、レポートのみのバックアップ
V10 ではバックアップ時に取得する内容を下記の項目から選択できます。
いずれもメールキューは対応外となります。
□ 完全バックアップ
□ カスタムバックアップ
□ ポリシーのみ
□ 設定(ポリシーを含む)
□ コンテンツインシデントメッセージを含む
□ レポートデータを含む
□ ログデータを含む
設定変更時に障害に備えて取得する際は「V9 では設定とインシデントのみのバックアップ、V10
ではカスタムバックアップ(設定(ポリシーを含む)を選択⇒配下にある全 3 点を選択)」で取得して
頂き、障害時の解析や機器交換時には「完全バックアップ」で取得ください。
2. バックアップの注意
検疫内のメール総数が多い場合やログ、レポートの保存期間を長くされている場合にバックアッ
プの作成に数時間かかる事があります。また、障害時のリストアも同様に数時間かかる事があり
ます。
バックアップファイル作成時はバックアップ対象ファイルの合計サイズの 2 倍以上のディスク空き
容量が必要となります。
ディスク空き容量は、コマンドライン(monitor disk コマンド)を実行した結果の data_free で確認可能
ですが、バックアップ対象のサイズを確認する事は出来ません。
[data_used/(data_used+data_free)]×100 が 30%以下である事をご確認ください。
【注意点】
SMG はログ、レポート、検疫を長期間保存する目的として設計されておりませんので保存期間を
長期に設定をしないようご注意ください。
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“Your Best Partner”
最大で検疫は 10GB 以内、ログは 1GB 以内、レポートは 30 日程度までとして頂くことを推奨しま
すが、お客様環境で運用上問題が発生した場合には上記の値以下にして頂く場合がある事をご
承知ください。
3. バックアップ方法に関して
バックアップファイル取得時は SMG の DISK に保存する方法と FTP サーバへ転送(PUT)する方
法の 2 種類の方法がありますが SMG の DISK には保存せずに FTP サーバへ PUT して保存頂き
ます様お願いします。
GUI でバックアップの開始をした場合はブラウザのタイムアウトにてバックアップの完了を確認出
来ない場合がありますので、バックアップは GUI ではなく CLI で実施する事を推奨します。
CLI によるバックアップ取得コマンドサンプル(V9、V10)
(完全バックアップ)
>db-backup -t full -f ftp://User:Password@IP/Path/
(設定とインシデントのみのバックアップ)
>db-backup ‒t config-incidents ‒f ftp://User:Password@IP/Path/
(設定、インシデント、ログ、レポートのみのバックアップ)
>db-backup ‒t config-incidents-reports-logs ‒f ftp://User:Password@IP/Path/
改訂履歴
2008/2/27 初版
2009/3/31 第二版
2009/5/7
第三版
2010/5/10 第四版
2013/5/28 第五版
以上
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