平成 25 年度 尾鷲市清掃事業の概要 (改訂版) 環 境 課 【目 次】 尾鷲市市民憲章 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 第 1 章 市の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 (1) 組織構成および事務(業務)分掌の概要・・・・・・・・・・・ 5 1 廃棄物事業の沿革 2 清掃関係 (2)清掃施設 1 一般廃棄物(ごみ)の処理施設の整備に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 6.7 し尿及び浄化槽汚泥処理施設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第2章 清掃事業 8 (収集・持込および処理体制等) 1 廃棄物(ごみ) (1)収集するごみの分類(ステーション及び回収拠点回収等) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 (2)常設ステーションによる収集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 (3) 清掃工場への持込ごみの分類(尾鷲市清掃工場他) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4) 10 取り扱わないごみについて(適正処理困難物) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 (5) 一般廃棄物運搬許可業者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 (6) 有料化制度 (7) 感染性一般廃棄物(在宅医療廃棄物)の処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13. (8) 犬・猫等の小動物の処理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 (9) ごみの再資源・減量化に向けた奨励金および補助金制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 (10) 不法投棄対策として ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 (11) その他一般廃棄物(ごみ)の処理に関して必要な事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15・16 2 し尿・浄化槽 (1) 一般廃棄物(し尿・浄化槽)処理方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 (2) 一般廃棄物(浄化槽)運搬許可業者 (3) その他 3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 処理 (1)収集~処理形態図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 第3章 廃棄物統計(実績) (1)平成24年度ごみ処理フロー(廃棄物(ごみ)) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 (2)Ⅰ 廃棄物(ごみ)処理量の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 Ⅱ し尿・浄化槽処理量の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 Ⅲ 古紙回収奨励金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 Ⅳ 電動生ごみ処理機補助金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 Ⅴ 死亡動物処理実績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第4章 21 処理経費(決算額) (1)処理経費の推移(ごみ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 (2)処理経費の推移(し尿・浄化槽) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 尾 鷲 市 民 憲 章 (平成 2 年 10 月 1 日告示第 24 号) 尾鷲市は、熊野灘に面し、紺碧の海、緑深い山々に囲まれ、海の幸、山の幸に恵まれ た伝統ある産業と文化の都市です。 私たちは、このふるさとに誇りをもち、みんなの力で、豊かな未来を築くため、ここ に市民憲章を定めます。 一、郷土を愛し、清潔でみどり豊かなまちをつくりましょう。 一、人と人のつながりを大切にし、思いやりのある住みよいまちをつくりましょう。 一、未来を担う子らを健やかに育て、夢と希望あふれるまちをつくりましょう。 一、伝統を生かし、文化の香り高いまちをつくりましょう。 一、産業を育て、活気あふれるまちをつくりましょう。 1 第1章 市の概況 (位置・市域の変遷・面積・気候・人口) 本市は、三重県南部の東紀州地域に位置し、北は紀北町、南は熊野市、西は台高山 脈を控えて奈良県に接しており、東は太平洋(熊野灘)に面したリアス式海岸を有し ている。 本市は、昭和 29 年 6 月 20 日に北牟婁郡尾鷲町(20,400 人)と近隣の須賀利村(1,402 人) 、九鬼村(3,442 人)、南牟婁郡北輪内村(3,456 人) 、南輪内村(4,488 人)が合併 して「尾鷲市(33,188 人)」が誕生した。 市域は、北緯 34 度 04 分 06 秒、東経 136 度 11 分 49 秒に位置し、面積は 193.16k ㎡(県全体の 3.3%)であるが、総面積の約 90%を山林が占めているため、平坦地が 極めて少なく、ほとんどの集落は湾奥に集中している。 過去 5 年間の平均気温は 16.3℃で、降水量が 3,358mmと多いものの、過ごしやす い気候となっている。 人口は、昭和 35 年の 34,534 人をピークに年々減少し、現状では 20,000 人程度にな っており少子高齢化が進んでいる。 尾鷲市の人口及び世帯数の動向 人口(人) 世帯数(世帯) 20 年度 21,776 10,180 21 年度 21,371 10,142 22 年度 21,030 10,134 23 年度 20,587 10,031 24 年度 20,055 9,896 ※年度末人口 2 1 廃棄物事業の沿革 昭和 29 年 6 月 尾鷲市誕生 (尾鷲町・須賀利村・九鬼村・北輪内村・南輪内村が合併) 清掃に関することは清掃センターが行う。 昭和 46 年 9 月 昭和 51 年 3 月 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」施行 塵芥焼却場・不燃物投棄場に完成(大字南浦字中村 3287-7) これより「尾鷲市清掃工場」と命名 (これまで樋ノ口にあった焼却施設は廃止) 平成 3 年 3 月 尾鷲市清掃工場塵芥焼却場を建設(改築) (同時に死亡獣畜焼却炉も建設) 平成 9 年 4 月 清掃センターが担当係を創設 (第一係(廃棄物担当)、第二係(し尿・浄化槽担当)となった。 ) 平成 11 年 3 月 尾鷲市クリンクルセンター改築 平成 12 年 4 月 清掃センターがクリンクルセンターに改名 (第一係が廃棄物係に、第二係が資源リサイクル係に変更) 平成 12 年 3 月 尾鷲市清掃工場最終処分場(不燃物投棄場)を休止 平成 12 年 4 月 分別収集開始 (可燃・資源(カン・ビン・紙・その他)の収集および拠点回収に) 平成 12 年 10 月 平成 14 年 4 月 尾鷲市清掃工場にダイオキシン除去装置(バグフィルター)を追加 クリンクルセンターと環境課が吸収合併し、環境課に。 (これより、環境課廃棄物係・環境課資源リサイクル係となる。 ) 平成 16 年 4 月 直営収集であった可燃ごみ収集を民間委託に。 平成 16 年 10 月 三重県災害等廃棄物処理応援協定書に調印 (廃棄物 1t当たり 10,000 円・し尿 1KL あたり 2,000 円) 3 平成 18 年 12 月 クリーンセンター(し尿及び浄化槽処理施設)竣工 (これまでは、海洋投棄していたが竣工以来、すべて陸上 処理が可能となる。 ) 平成 21 年 9 月 尾鷲・紀北地区におけるマイバッグ等の持参推進及びレジ袋有料 に関する協定 平成 22 年 4 月 直営収集であった資源ごみ収集を民間委託に。 平成 22 年 5 月 死亡獣畜炉改築、これより死亡動物専用焼却炉に改名 平成 23 年 10 月 清掃工場煙突内筒取替工事 平成 24 年 9 月 平成 25 年度 4 月より可燃ごみ収集指定有料袋制度議決 平成 25 年 4 月 可燃ごみ収集有料指定袋制度開始 (資源物の項目に、資源プラスチック類が追加される。 ) 平成 25 年 4 月 クリーンセンター包括業務委託へ 4 2 清 掃 関 係 (1) 組織構成および事務(業務)分掌の概要 環境課 環 境 係 課 長 課 長 補 佐 廃 棄 物 係 資源リサイクル 係 主な担当係別事務(業務)分掌 人員 環境係 4名 主な仕事 ・大気に関すること ・浄化槽に関すること ・申請書および許可書に関すること ・清掃事務 ・その他 廃棄物係 12 名 ・収集委託に関すること ・し尿収集に関すること ・その他 資源 リサイクル係 5名 ・清掃工場運転管理に関すること ・清掃工場持込処理に関すること ・死亡動物の処理に関すること ・その他 5 (2)清掃施設 1 一般廃棄物(ごみ)の処理施設の整備に関する事項 昭和 51 年 3 月まで尾鷲市矢浜樋ノ口地内に塵芥焼却場でごみの焼却処分を行って いたが、それ以後、「尾鷲市清掃工場」として、現在の尾鷲市大字南浦字中村 3287-7 に移転建設し、平成 3 年 3 月に大幅な改修工事(同時に死亡獣畜炉も同敷地内に建 設)を行った。 【焼却処理施設】 名称 所在地 尾鷲市清掃工場 三重県尾鷲市大字南浦字中村3287-7 供用開始 平成3年3月 処理方式 機械化バッチ式焼却炉 処理能力 45t/8h(22.5t/8h ×2炉) 運転管理 本市直営 受入供給設備 燃焼設備 ガス冷却設備 ピット&クレーン方式 ストーカ方式 水噴射方式 排ガス処理設備 ろ過式集じん機(バグフィルター) 有害ガス除去装置 ダイオキシン類除去装置 排水処理設備 [ごみピット汚水] 高温酸化処理方式(炉内噴霧) [プラント排水] 接触酸化法+ろ過(再循環無放流) 備考 平成13年度ダイオキシン除去装置設置 【大型ごみ処理施設】 名称 所在地 尾鷲市清掃工場 三重県尾鷲市大字南浦字中村3287-7 供用開始 昭和63年3月 処理対象 大型可燃ごみ・不燃ごみ 処理方式 油圧式破砕切断機 処理能力 15t/5h 運転管理 直営 備考 6 【最終処分場】 名 称 所 在 地 尾鷲市清掃工場 三重県尾鷲市大字南浦字中村3287-7 供用開始 昭和51年3月 処分対象 不燃ごみ 計画埋立面積 約7,080㎡ 計画埋立容量 116,200㎥ 施設区分 備考 安定型処分場 平成11年度より休止中 【死亡動物専用焼却場】 名 所 称 在 地 死亡動物専用焼却炉 尾鷲市清掃工場地内 供 給 開 始 平成 3 年 3 月 処 分 対 象 死亡動物 処 理 能 力 40kgを 50 分で焼却 備 考 H23 年 5 月に改修工事 7 2 し尿及び浄化槽汚泥処理施設 本市の処理区域内で収集されたし尿・浄化槽汚泥は、収集開始当初より海洋投棄処分 を行っていたが、平成18年度より陸上施設での処理となった。 (平成18年4月より、し尿処理施設竣工までの期間は県内の陸上処理施設へ処理依頼を し、他市で処分。) 平成18年12月に陸上処理施設(尾鷲市クリーンセンター)が竣工し、それ以降は し尿・浄化槽汚泥は「尾鷲市クリーンセンター」で全量が処理されている。 建設当初から、処理施設の運転管理については委託業者が、ユーティリティーに関す る業務は市が行ってきたが、平成 25 年度よりユーティリティーを含めた包括業務委託に 変更した。 処理施設等 施設名称 尾鷲市クリーンセンター 所在地 尾鷲市大字南浦字真砂福松2562-8 業務開始 平成18年12月 新施設稼働 平成18年12月竣工 処理対象 し尿及び浄化槽汚泥 浄化槽汚泥対応型膜分離高負荷脱窒素処理方式 処理方式 + 高度処理設備 処理能力 40kℓ/日(浄化槽汚泥 25kℓ/日・し尿 15kℓ/日) 運転管理 本市直営 処 理 水 質 P H:5.8~8.6 BOD:10㎎/ℓ以下 T-P:1㎎/ℓ以下 COD:20㎎/ℓ以下 色 度:30度以下 S S:1㎎/ℓ以下 放 流 先 矢ノ川 放 流 水 量 60㎥/日~80㎥/日 備 T-N:10㎎/ℓ以下 大腸菌群:100個/c㎥ 以下 考 施設名称 中継貯留槽 所在地 尾鷲市九鬼町字防主山864-3 施設規模 20kℓ×2基 備 考 8 第2章 清掃事業 1 廃棄物(ごみ) (収集・持込) 本市で取り扱う廃棄物(ごみ)は一般廃棄物のみで産業廃棄物は取り扱わない。 家庭系一般廃棄物は収集するが、事業系一般廃棄物はすべて事業の責任において清掃 工場への持ち込みとなる。また、一般廃棄物であっても、本市が指定する処理困難物は 取り扱わない。 (1) 収集するごみの分類(ステーション及び回収拠点回収等) ○燃やすごみは、週 2 回収集 ○不燃・資源ごみは、月 1 回(但し、資源プラスチック類は週 1 回) ○下記の※印の資源ごみの一部及び有害ごみは、拠点回収となっておりスーパー 等の販売店もしくは公民館等に設置しているステンレス BOX にて常時回収。 分別の区分 燃やすごみ (可燃ごみ) 生ゴミ等の可燃ごみ (木製及びプラスチック製等のごみも含む) 燃やさないごみ(不燃ごみ) ガラス類・陶磁器類 収 燃やさないごみ(資源ごみ) ビン類(無色びん・茶色びん・その他びん) 缶類(飲料缶・空き缶) 金属類(金属(鉄)及びその他金属(アルミ等)) 廃家電製品等 集 (複合製品も含む) 新聞・段ボール・その他紙 繊維類(衣類等) 発泡スチロール ※紙パック(牛乳パック等) ※ペットボトル ※白色発泡トレイ 資源プラスチック類(平成25年4月より実施) 有害ごみ ※乾電池・蛍光管等 但し、上記のうち 50 ㎝を超えるものや、ひとつの重さが 10 ㎏を超えるものは収集 できないため、持込ごみとなる。 9 (2) 常設ステーションによる収集 平成17年9月より、下記の2カ所に常設ステーションを設置 収集品目 設置場所 中央町山本サッシ店北側 ビン類(無色・茶色・その他色)・ガラス・陶磁器類 南陽町富士商会東側 カン類(飲料缶・空き缶) (3) 清掃工場への持込ごみの分類(尾鷲市清掃工場他) 分別の区分 上記の収集するごみ 上記の収集するごみも持込が可能である。 大型ごみ (粗大ごみ) 上記の収集するごみの大きさが概ね四方が50㎝、 持 込 重さが10㎏を超えるもの 事業系一般廃棄物 ※1 下記参照 水銀体温計 尾鷲市クリンクルセンターに持ち込みをする。 リサイクルできる製品 尾鷲市クリンクルセンターに持ち込みをする。 (家電4品目を除く) ※1 事業系一般廃棄物については、法第3条の規定に基づき、 その事業活動に伴って生じた 廃棄物は、自らの責任において 適正に処理しなければならない。 10 (4) 取り扱わないごみについて(適正処理困難物) 市の施設で処理が不可能なため、販売業者および処分業者等が処理するものは次 のとおりとする。 【法第6条の 3 第1項】 処理困難物について ●産業廃棄物 これらのものは尾鷲市では取扱い 尾鷲市では取扱い ●爆発性のあるもの できませんので、処分する方法は できません ●引火性のあるもの ご購入された販売店や廃棄物処理 ●毒性のあるもの 業者に問い合わせてください。 ●危険性のあるもの また、清掃工場に持ち込む前に確 ●特別管理型一般廃棄物に指定されているもの 認してください。 ●著しく悪臭を発するもの ●上記のほか、廃棄物処理を著しく困難にするもの、 尾鷲市清掃工場 ☎22-3245 又は市の処理施設の機能に支障をきたすもの 種 類 主なもの 処理依頼先 プロパン、消火器、農薬、 危 険 物 劇薬、毒物、火薬、 販売店 その他爆発性・引火性のあるもの 廃棄自動車、単車、タイヤ、 自動車関係 バッテリー、その他機械類を 販売店 分解・改造の際に使われた交換部分 土砂、がれき、コンクリート、レンガ、瓦 石膏ボード、ブロック、その他建設廃材、 施工業者 家の改築工事等から出るもの 廃棄物処理業者 建 設 関 係 (日曜大工等で生じる少量の木材は受け入れ可能です。 ) 漁 業 関 係 網、ブイ、FRP製のもの 廃棄物処理業者 農 業 関 係 ビニールハウス 廃棄物処理業者 耐火金庫、スプリングマット、大木(直径30㎝、又は長さ 廃棄物処理業者 2m以上) 処理困難物 ソーラーシステム、電気温水器、浴槽など 廃棄物処理業者 (取替時に施工業者に処理を依頼してください。 ) 施工業者 業務用冷凍庫、業務用大型冷蔵庫、 販売店 業務用複合機など 廃棄物処理業者 業務用機器 11 (5)一般廃棄物(ごみ)運搬許可業者 (H25.1.1 現在) 許可業者名 住 所 1 昭和環境管理有限会社 尾鷲市矢浜四丁目5-15 2 有限会社紀州海上サービス 尾鷲市大滝町1-9 3 株式会社オー・シー・エス 尾鷲市倉ノ谷町12-11 4 ケーエヌ興業株式会社 尾鷲市中村町2-25 5 白川商店 尾鷲市林町5-4 6 山本商店 尾鷲市林町5-9 7 有限会社尾鷲環境開発 尾鷲市矢浜二丁目8-22 8 株式会社寺下商店 尾鷲市林町4-3 9 朴商店 北牟婁郡海山町相賀830-6 株式会社 JP ハイテック西日本カンパニー北 10 尾鷲市大字南浦 3276 山川事業所尾鷲出張所 11 三重コニックス株式会社 四日市市新正4-1-1 12 山崎商店 尾鷲市新田町19-20 13 尾鷲ヤードサービス株式会社 尾鷲市矢浜四丁目2番5号 14 梅谷ビル・サービス(便利屋うめたに) 尾鷲市矢浜二丁目10-12 15 山信運送有限会社 尾鷲市大字向井9-2 16 有限会社 前田商店 熊野市有馬町 5004 番地の6 17 輪内便利社 尾鷲市賀田町451-2 18 南商会株式会社 津市白塚町3025 19 有限会社 太田工務店 尾鷲市小川東町21-21 和歌山県 20 熊野小型運送株式会社 新宮市あけぼの 4 番 1 号 21 大西サービス工業 尾鷲市北浦東町 1513 番地の 7 22 ねこのて 尾鷲市小川西町 8 番 44 号 12 (6)有料化制度 ○可燃ごみの指定袋によるごみ収集手数料(平成 25 年度より開始) 指定袋の料金は、大(45ℓ)45円・中(30ℓ)30円・小(15ℓ)15円である。 ※ 有料 の 指定ごみ袋の収集 は、 可燃ごみ だけであり、それ以外の 不燃ごみ・資源ごみ・有害ごみの収集可能物は無料 ○清掃工場持込処理手数料(平成 25 年度より改定) 平成25年度より、一般廃棄物(家庭系・事業系は問わず)は、 50kg以下を500円とし、これを超える10kg毎に100円を加算する。 (50kg 以上の重量で 10kg 未満の端数については繰上げとする。) (7)感染性一般廃棄物(在宅医療廃棄物)の処理 医療廃棄物は廃棄物処理法上、感染危険度および廃棄物の性状等によって、大 きく4つ(特定管理型産業廃棄物・産業廃棄物・特定管理型一般廃棄物・一般廃 棄物)に分類される。原則として本市に処理責任がある医療廃棄物は特定管理型 一般廃棄物(感染性)と一般廃棄物の2つの廃棄物が該当するが、下記の項目に 留意して2次感染にしないように細心の注意のうえ、運搬処理を行うこととする。 ① 注射器等の鋭利な医療廃棄物は医療機関等へ持込し、感染性産業廃棄物と して医療機関等が処理を行う。(糖尿病用自己注射針等) ② ①以外の非鋭利な医療廃棄物のうち、感染性等の恐れがある物(内容物 や付着物等)を事前に除去し、分別区分に従い一般廃棄物として処理を行 う。また、完全に除去できない可燃性の廃棄物は感染物の拡散や接触付着 がないように留意したうえで可燃物として処理を行う。 ③ 可燃性の医療廃棄物で資源ごみとして処理できるものであっても、血液 や薬物の感染性等の恐れが考えられる場合②を留意のうえ、可燃ごみとし て、焼却処分を行う。 ④ 流行性の感染病等(インフルエンザほか)の感染の恐れのある廃棄物に 関しても、上記の①から③のとおり医療廃棄物の処理に従い適正に処理を 行う。 (8)犬・猫等の小動物の処理 飼い犬・飼い猫等のペットが亡くなった場合は、環境課窓口で引き取りその後、 尾鷲市清掃工場死亡動物専用焼却炉にて焼却処分とする。 (死亡動物専用焼却炉使用手数料 犬 1,500 円・猫 1,000 円・その他動物 1,000 円) ※但し、本市以外の方からの持込については上記の金額の 2 倍に相当する金額とする。 排出者(飼い主等)が不明な路上死等については、本市が収集運搬処理を行う。 ただし、国道及び県道又は海岸・河川等については、所管の国又は県が収集・運 搬する。 13 (9) ごみの再資源・減量化に向けた奨励金および補助金制度 Ⅰ 「資源ごみ集団回収」の奨励金交付や促進 本市では、ごみの減量化・再資源化を図ることを目的に、地域で自主的に古 紙等の回収活動を行っている営利を目的としない団体(子供会・自治会等)に よる集団回収を促進するため、古紙等資源集団回収団体奨励金を交付する。 対象物は新聞紙・段ボール・その他の紙類とし、重量1kg 当たり5円の奨励 金を交付する。 Ⅱ 「生ごみ処理機購入費補助金」制度 家庭内で発生する生ごみ等を減量化する目的で購入する電動生ごみ処理機 の購入者に対して購入費の二分の一(ただし、限度額 30,000円)を補助し、 処理容器等の普及を促進し生ごみの減量化を進める。 Ⅲ 環境美化(ボランティア)活動に伴うごみの廃棄方法について(団体・個人) (申請~処分) 団体・個人の場合も事前に環境課に連絡したうえで、環境課窓口にて美化活 動計画書等の申請書を記入する。団体の場合は、環境美化活動用指定袋(黄色) を申請枚数分を配布、若しくは、清掃工場車両搬入許可証を交付する。 環境美化活動で収集したごみは、環境美化活動用指定袋(黄色)に入れて調 整した指定場所に排出、若しくは自ら清掃工場に運ぶ。 個人の場合は1回につき、最大で環境美化活動用指定袋(黄色)5枚までの 配布とし、可燃物収集日に排出する。 (報告書) 環境美化活動終了後(処理後)団体の場合は、環境活動実施報告書を、個人 の場合は環境美化活動用指定ごみ袋使用届を必ず提出する。残った袋はその際 に返却する。(残らなかった場合も報告書の提出が必要。) 14 (10)不法投棄対策として(野焼きも含む) 本市では三重県環境部および尾鷲警察署と連携を密にとり、不法投棄対策に努 める。本市も直属の不法投棄パトロールに2名の専任者を設け可能な限り迅速に 対応する。また、不法投棄者が特定されない場合は、法律上、土地の所有者が処 理することになるため、不法投棄対策(再発防止の為)を土地の所有者と協議す る。 不法投棄を発見した場合の連絡先は ○尾鷲市環境課廃棄物係 ○三重県紀北地域活性化局廃棄物係 ℡ 22-0605 Fax 23-1700 ℡ 23-3469 Fax 23-0841 注)通報を受けても不法投棄者を特定する必要があるために、直ちに撤去が できない場合がある。 (11) その他一般廃棄物(ごみ)の処理に関して必要な事項 ① 処理困難な廃棄物の処理依頼について 一般廃棄物のうち、市の施設で中間処理が困難な廃棄物については、民間 業者に処理を委託することがある。 ② 緊急時における処理依頼について 処理施設の災害・事故等が発生し、処理が不可能の場合もしくは処理能 力超の受入が発生し、本市の処理場にて処理ができなくなった場合は、三 重県災害等廃棄物処理応援協定等により、他の県内の市町或いは民間業者 に処理を委託することがある。 15 ③ 家電 4 品目について 特定家庭用機器再商品化法対象の家電4品目(洗濯機、乾燥機、冷蔵庫・ 冷凍庫、エアコン、テレビ(液晶・プラズマ含む))については、小売店等 に引き渡しリサイクル処理する。又、購入した店舗が無くなっている場合 は、家電リサイクル法に基づき郵便局にて指定のリサイクル券購入後、指 定取引場である協和運送有限会社 尾鷲倉庫(尾鷲市矢浜1丁目2番8号) に搬入する。 ④ パソコンの処理について 平成 15 年 10 月 1 日から「資源有効利用促進法」に基づいた PC リサイク ルが開始され、そのリサイクルルートにより A 及び B のとおり適正な処 理を行う。 A:購入した販売店に処理を依頼。 B:販売店が不明・存在してない場合は、各製造メーカーのパソコン処 理受付窓口に連絡し、メーカーの指示の従い処分する。 製造メーカーが不明・存在していない場合はパソコン3R 推進セン ターに連絡し手続きを確認する。 3R 推進センター TEL 03-5282-7685 16 2 し尿・浄化槽 (1) 一般廃棄物(し尿・浄化槽汚泥)処理方法 1 水洗化(浄化槽)・・・・市内の浄化槽汚泥収集運搬許可業者(3業者)が 収集し、尾鷲市クリーンセンターに搬入処理。 収集運搬業者は、尾鷲市クリーンセンターへの搬 入量を事前に協議の上、計画的に搬入する。 2 非水洗化(し尿)・・・直営で収集運搬を行っているため、環境課が処理 依頼を受け付け、尾鷲市クリーンセンターに搬入処 理。 非水洗化の収集運搬は、市内・輪内地区と予め作業 日程を設定し、広報等で事前に周知したうえで実施す る。 (2) 一般廃棄物(浄化槽)運搬処理業許可業者 (H25.1.1 現在) 許可業者名 住 所 1 昭和環境管理有限会社 尾鷲市矢浜四丁目5-15 2 クリーン有限会社 尾鷲市宮ノ上町 9 番 3 号 3 南清社株式会社 尾鷲市中央町 5 番 1 号 (3) その他 ① 緊急時における処理依頼について 処理施設が災害や事故等によって処理が困難な場合、若しくは処理能力を超 える受入量が発生した場合は、三重県災害等廃棄物処理応援協定等により、県 内の市町あるいは民間業者に処理を委託する。 17 3 処理 (1) 収集~処理形態図 ○一般廃棄物(ごみ) 可燃収集 可燃ごみ 指定有料袋 のみ回収 清掃工場に搬入 清掃工場にて焼却(中間処理) 県内業者にて 焼却残渣 清掃工場に搬入 資源プラスチック カンの日 紙の日 地元業者 飲料缶 空き缶 金属 直接業者へ 新聞紙 段ボール 雑誌 直接業者へ 茶色 無色 その他の色 地元業者 地元業者 清掃工場に搬入後、 細分化分別作業 資 容器包装リサイクル協会ルート ビンの日 ガラス陶磁器 資源収集 (22品目) 複合製品 清掃工場に搬入、一時保管後 複合製品 鉄 アルミ その他金属 清掃工場に搬入後、 不燃粗大 細分化分別作業 自転車 県内最終処分場 県内業者 源 地元業者 その他の日 化 繊維 発泡スチロール スプレー 布団類 衣類 県内業者 地元業者 発泡スチロールインゴット 地元業者 空き缶 地元業者 ペットボトル 白色トレイ 紙パック 清掃工場に搬入後、 細分化分別作業 地元業者 乾電池 蛍光管 水銀(体温計) 清掃工場に搬入後、 細分化分別作業 県外業者 拠点回収 ○し尿・浄化槽 し尿 資 直営で収集 尾鷲市クリーンセンンターで 処理 県内業者にて 焼却残渣 源 浄化槽 許可業者が収集 化 18 第3章 廃棄物統計(実績) (1)平成24年度ごみ処理フロー(廃棄物(ごみ)) (単位:t) 平成24年度 人口(3月31日) 20,055人 家庭系ごみ 7,099t 1人あたりのごみ排出量 総ごみ量÷人口÷365日 1,225.94g/日 総ごみ量 8,974t 直接搬入量 2,243t 可燃収集量 5,463t 事業系ごみ 1,875t 資源収集量 1,180t 不燃物 88t 可燃物 2,057t 集団回収 38t 資源物 186t 直接資源化 642t 市処理量 8,974t 直接埋立量 118t その他中間処理 直接焼却量 7,490t 724t 焼却残渣(可燃) 焼却残渣(し尿) 746t 26t 焼却灰 資源としての再利用量 772t 最終処分量 118t 1,366t 再利用率 15.22% 資源化総量 資源化率 2,138t 23.82% 19 (2)Ⅰ 廃棄物(ごみ)処理量の推移 可燃物 焼却量 焼却残渣 小 計 資源プラ 平成 20 年 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 7,361.10 7,435.20 7,161.40 7,303.79 7,490.00 (687.1) (727.5) (714.3) (747.3) (746.2) 7,361.10 7435.20 7,161.40 7,303.79 - - - - 7,490.00 - 飲料缶 55.83 60.31 58.81 54.08 50.36 空き缶 35.17 34.15 33.27 31.25 33.04 主に その他金属 25.85 27.99 26.02 24.89 28.20 (収集) 金属 56.13 59.63 56.90 49.27 74.65 プラ付金属 5.44 21.28 19.19 16.20 21.50 アルミ 6.91 7.52 8.27 7.33 9.23 自転車 17.63 6.61 6.73 4.44 6.59 新聞紙 186.94 172.30 156.16 146.15 136.08 段ボール 128.04 131.67 130.55 124.55 129.51 その他紙 288.77 273.60 264.57 258.43 259.70 不燃粗大 70.67 80.55 76.04 73.65 103.64 複合製品 99.46 99.57 94.17 94.89 94.68 - 65.23 74.84 86.42 65.30 159.05 87.84 79.60 82.36 122.12 無色ビン 92.07 83.72 84.98 86.66 83.85 茶色ビン 84.54 83.45 77.38 79.36 70.51 その他ビン 37.61 32.42 31.94 23.95 24.36 発泡スチロール 3.20 4.23 4.45 3.03 3.83 白色トレイ 2.56 3.61 2.55 2.67 1.74 ペットボトル 37.65 39.68 34.07 33.85 28.66 紙パック 5.72 4.84 5.74 5.50 5.39 (拠点回収) 乾電池 9.57 6.22 6.46 6.45 7.52 蛍光管 5.21 4.84 4.88 4.84 5.25 資源物 衣類 繊維(布団) 資源物 主に 小 不燃物 小 合 計 ガラス・陶磁器類 計 計 1,414.02 105.80 1,391.26 119.00 1,337.57 107.60 1300.22 110.61 1,365.71 117.65 105.80 119.00 107.60 110.61 117.65 8880.92 8,945.46 8,606.57 8,714.62 8973.36 20 Ⅱ し尿・浄化槽処理量の推移 (Kl) 平成 20 年 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 し尿 5,366 5,141 4,981 4,970 4,648 浄化槽汚泥 8,475 8,967 9,445 9,400 9,537 13,841 14,108 14,426 14,370 14,185 合 計 Ⅲ 古紙回収奨励金 平成 20 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 9 6 7 8 8 21 14 16 14 20 52,400 22,090 35,730 39,050 38,450 262,000 110,450 178,650 195,250 192,250 活動団体数 申請件数(件) 回収量(kg) 平成 21 年 奨励金 交付額 (円) Ⅳ 電動生ごみ処理機補助金 平成 20 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 13 10 5 4 2 260,000 200,000 100,000 80,000 40,000 補助件数(基) 補助金額(円) 平成 21 年 Ⅴ 死亡動物処理実績 (匹) 平成 20 年 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 猫 178 158 167 164 141 犬 86 86 111 82 77 その他 47 55 57 74 91 311 299 335 320 309 計 21 第4章 処理経費(決算額) (1)処理経費の推移(廃棄物) (円) 平成 20 年 手数料 歳 入 国庫補助金 ― 5,404,500 104,288,000 5,909,000 ― 財産収入 368,550 ― 8,620,660 市債 1,921,176 平成 22 年 5,253,000 ― 8,500,000 ― 4,264,870 平成 23 年 5,606,000 ― 平成 24 年 19,369,500 ― ― 4,924,000 ― 29,800 5,170,427 ― ― 20,507,710 111,616,676 18,117,870 可燃収集費 39,279,456 33,806,381 33,158,744 33,374,421 66,611,202 資源収集費 25,273,065 21,053,994 22,869,544 53,737,708 66,657,416 可燃処理費 139,619,809 255,789,634 201,067,149 192,884,486 201,661,972 資源処理費 36,467,589 34,122,585 32,040,820 34,042,832 35,585,757 344,772,594 289,136,257 314,039,447 370,545,222 240,639,919 計 ― 5,618,774 ― 計 出 5,609,500 県補助金 雑入 歳 平成 21 年 10,776,427 - 29,942,074 ※人件費は除く A 可燃処理費用単価 【(可燃収集+可燃処理)=処理費 平成 20 年度 処 理 量(t) 処 理 費(円) 処理単価(円/t) 平成 21 年度 処理費÷可燃処理量=処理費用単価】 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 7,361.10 7,435.20 7,161.40 7,303.79 7,490.00 178,899,265 289,596,015 234,225,893 226,258,907 268,273,174 24,303 34,780 32,707 30,978 35,818 ※人件費は除く B 資源処理費用単価 【(資源収集+資源処理)=処理費 平成 20 年度 処 理 量(t) 処 理 費(円) 処理単価(円/t) 処理費÷(資源+不燃)処理量=処理費用単価】 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 1,519.82 1,510.26 1,445.17 1,410.83 1,483.36 61,740,654 55,176,579 54,910,364 87,780,540 102,243,173 40,624 36,534 37,996 62,219 68,927 ※人件費は除く 22 (2)処理経費の推移(し尿・浄化槽汚泥) (円) 平成 20 年 歳 入 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 手数料 52,441,300 51,381,500 48,966,700 49,647,300 46,357,200 国庫補助金 11,447,000 8,349,000 11,392,000 6,087,000 14,145,000 県補助金 11,447,000 8,349,000 6,376,000 43,717,000 8,129,000 3,600 財産収入 ― ― ― 10,800 雑入 ― ― ― ― ― 市債 ― ― ― ― ― 計 75,335,300 68,079,500 66,734,700 99,462,100 68,634,800 歳 し尿収集費 5,223,112 5,038,500 4,546,014 11,079,081 5,176,622 出 し尿処理費 102,225,747 151,639,737 143,885,920 143,831,523 143,987,829 107,448,859 156,678,237 148,431,934 154,910,604 149,164,451 計 ※人件費は除く A し尿処理費用単価 【(し尿収集+し尿等処理)=処理費 平成 20 年度 処 理 量(Kl) 処 理 費(円) 処理単価(円/kl) 処理費÷し尿等処理量=処理費用単価】 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 13,841 14,108 14,426 14,370 14,185 107,448,859 156,678,237 148,431,934 154,910,604 149,164,451 7,763 11,106 10,289 10,780 10,516 ※人件費は除く 23
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