第5章 評価指標と目標事業量 ●●●第5章 評価指標と目標事業量 1 評価指標 1-1 評価指標の考え方 評価指標は、計画の質的な成果を客観的に評価・点検する目的で設定します。計画策定時に実施 したニーズ調査結果を活用し、市民の意識の変化や子育て環境の変化等を評価していきます。 評価指標において目標とする水準は、この計画の目標年度である平成 26 年度時点での達成を目 指すものです。したがって、評価時には、新たにニーズ調査を行い現状を把握します。 1-2 目標とする評価指標 この計画は、3つの視点(P29 参照)を重視し、7つの基本目標(P30、31 参照)を設定しています。 評価指標は、3つの視点に立つ計画の成果を検証するものとして設定します。 具体的な評価指標は、以下のとおりです。 計画推進の視点 数値目標 ※1 目標指標 現状値 「子育て支援の実感度」 子どもの視点 子育てが地域の人に支えられている と感じる人の増加を目指します。※2 すべての子どもと 「子育てしやすさ度」 家庭への支援の 稲沢は子育てがしやすいまちだと思う 視点 人の増加を目指します。※3 「ワーク・ライフ・バランスの実現度」 社 会 全 体 に よ る 仕事、家庭生活、地域・個人の生活 支援の視点 の優先度の希望と現実が一致してい る人の増加を目指します。※4 ※1 ※2 ※3 ※4 目標値 就学前 34.0% 50%以上 小学生 36.1% 50%以上 就学前 30.7% 50%以上 小学生 28.6% 50%以上 就学前 27.1% 50%以上 小学生 26.8% 50%以上 数値目標の区分「就学前」は就学前児童の保護者調査、「小学生」は小学生の保護者調査結果を意味します ニーズ調査で、子育てが地域の人に支えられていると「感じる」人と、「まあ感じる」人の合計 ニーズ調査で、稲沢は子育てがしやすいまちであることについて、「そう思う」人と「まあそう思う」人の合計 ニーズ調査で、仕事、家庭生活、地域・個人の生活の優先度の希望と現実が「一致している」と答えた人 62 第5章 評価指標と目標事業量 2 保育サービス特定 12 事業の目標事業量 目標事業量は、次世代育成支援に関するニーズ調査の結果及び将来人口推計から算出した推計 ニーズ量(網掛け部分)をもとに、市の財政や資源の状況等を踏まえて設定しています。 目標年度である平成 26 年度までに以下の目標事業量の達成に努めます。 事業名 平成 21 年度 (現状値) 区 分 平成 26 年度 (推計値・目標値) 通常保育事業 対象人口 3,566 人 2,957 人 (3歳未満) 潜在人口(推計ニーズ量) 1,853 人 1,538 人 707 人 764 人 27 か所 28 か所 利用者数 実施か所数 通常保育事業 対象人口 3,749 人 3,328 人 (3歳以上) 潜在人口(推計ニーズ量) 2,249 人 1,997 人 利用者数 2,528 人 2,267 人 33 か所 33 か所 未実施 実施について検討 実施か所数 特定保育事業 ― 延 長 保 育 事 業 ( 18 ~ 20 時) 対象人口 7,315 人 6,285 人 潜在人口(推計ニーズ量) 2,150 人 1,848 人 910 人 1,848 人 20 か所 23 か所 未実施 実施について検討 7,315 人 6,285 人 潜在人口(推計ニーズ量) 883 人 759 人 利用者数 未実施 38 人 実施か所数 未実施 1 か所 4,173 人 3,274 人 22,793 人日 19,642 人日 利用者数 未実施 520 人日 実施か所数 未実施 1 か所 利用者数 実施か所数 夜間保育事業(20 時~) ― 休日保育事業 対象人口 病児・病後児保育事業 対象人口 潜在人口(推計ニーズ量) ※人日:延べ利用日数 63 第5章 評価指標と目標事業量 事業名 平成 21 年度 (実績値) 区 分 平成 26 年度 (推計値・目標値) 放課後児童健全育成事業 対象人口 4,112 人 3,616 人 (小学校1~3年生) 潜在人口(推計ニーズ量) 1,230 人 1,083 人 902 人 915 人 19 か所 26 か所 7,315 人 6,285 人 潜在人口(推計ニーズ量) 138,839 人 119,289 人 利用者数 2,522 人日 24,612 人日 実施か所数 5 か所 7 か所 実施か所数 センター型 1 か所 センター型 1 か所 利用者数 実施か所数 一時預かり(一時保育)事 業 地域子育て支援拠点事業 対象人口 児童館型 1 か所 ひろば型 1 か所 ファミリー・サポート・ センター事業 実施か所数 子育て短期支援事業 利用者数 (ショートステイ事業) トワイライトステイ事業 1 か所 1 か所 0人 9人 実施か所数 1 か所 1 か所 ― 未実施 実施について検討 ※センター型:地域の子育て支援情報の収集・提供、専門的な支援を行う拠点として機能する事業 ※児童館型:民間の児童館で学齢期の子どもが来館する前の時間を利用し、親子の交流の場を提供する事業 ※ひろば型:常設の広場を開設し、子育て家庭の親子が気軽に集い、交流する場を提供する事業 ※子育て短期支援事業:保護者の疾病等により家庭で子どもの養育が困難になった場合に、児童養護施設等 で一時的に養育する事業 ※トワイライトステイ事業:保護者が仕事等の理由により帰宅が夜間にわたる場合や休日の勤務により子どもの養 育が困難になった場合に、児童養護施設等において生活指導や夕食の提供などをする事業 64
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