2014年 8月 1日 環境活動レポート 株式会社 山 の 郷 ≪ご挨拶≫ 株式会社山の郷は平成3年創業以来一貫して産業廃棄物収集運搬業として歩んで参りま した。近年は本来の業務から一歩前進し、環境保全に即した廃棄物循環に関する処分方法 コンサルティングを積極的に行い、顧客のニーズに応えながら地球環境保護・浄化に寄与 し信頼される企業を目指しております。産業廃棄物の自然環境に与える影響が大きいこと を受け止め、次ページの環境方針を基に環境活動を展開し、更なる地球環境保護に新たな 一歩を歩み出しました。 以下、 「環境活動レポート」としての取り組みをまとめましたので、ご高覧の上、ご指導、 ご指摘を頂き、今後の環境活動に生かして参りたいと存じます。 株式会社 山の郷 代表取締役 栗原成次 ≪目次≫ Ⅰ. 環境方針 Ⅱ. 事業活動の規模 Ⅲ. EA21 推進体制 Ⅳ. 環境目標とその実績 Ⅴ. 環境活動の取組計画と評価 Ⅵ. 環境関連法規制の遵守 Ⅶ. 経営者による全体の見直しと評価 Ⅰ.環境方針 [基本理念] 株式会社山の郷は地球温暖化防止の視点よりエネルギー消費の節約に努め、地球環 境保護・浄化に寄与し、自然との共生・共存を目指し産業廃棄物収集・運搬業を通じ てこれの発展に貢献する。 [基本方針] 「地球環境保護・浄化への良心的配慮」をスローガンに、以下の環境方針を定め、 事業活動を通じて、これの実現に取組む。 1) エネルギーの効率的利用 エネルギーの効率的利用により、地球温暖化防止に寄与する。 2) 汚染の予防 廃棄物の各種リデュース・リユース・リサイクルを図り顧客への積極的プラニング 提供により、環境負荷軽減を推進する。 3) 資源循環 限りある天然資源採掘・伐採等抑制の一助となるべくグリーン購入による資源循環 を図る。 4) 環境関連法規の遵守 環境関連法規及び条例の遵守 5) 社員教育の実施 環境方針をはじめ、環境負荷軽減システムに関する教育・啓発に努め意識の向上を 目指す。 ~ この環境方針は社内外に公表します ~ 2007 年 6 月 10 日 株式会社 山 の 郷 代表取締役 栗原成次 -1- Ⅱ.事業活動の概要 1. 事業者及び代表者名 株式会社 山 の 郷 代表取締役 栗 原 成 次 2. 所在地 本社 〒372-0844 群馬県伊勢崎市羽黒町11番地7 事業所 〒372-0033 群馬県伊勢崎市南千木町2691番地1 3. 設立 1991年3月17日(平成3年1月17日) 4. 資本金 1,000万 5. 従業員 5人 6. 売上高 2013年度(平成25年度) 2.82億円 7. 環境保全関係の責任者及び担当者連絡先 代表責任者 代表取締役 栗原成次 環境管理責任者 担当 栗原成次 EA21推進事務局 栗原亜夕 斉藤恵美子 8. TEL 0270-21-3031 FAX 0270-21-3181 事業の内容 ・ 産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物収集運搬業 ・ 廃棄物処理コンサルティング ・マテリアルリサイクルプラン ・サーマルリサイクルプラン ・窯業副資材リサイクルプラン ・肥・飼料化リサイクルプラン ・その他、廃棄物の特性に順じたリサイクルプラン提供 -2- 9. 許可の内容 産業廃棄物収集運搬業 許可番号 許可年月日 許可の有効年月日 群馬県 01000005126 H23.3.26 H28.3.25 埼玉県 01104005126 H23.4.8 H28.2.15 栃木県 00900005126 H25.9.21 H30.9.20 茨城県 0801005126 H23.12.19 H28.12.16 許可番号 許可年月日 許可の有効年月日 群馬県 01050005126 H25.9.17 H30.9.16 埼玉県 01154005126 H25.10.16 H30.7.27 栃木県 00950005126 H25.9.21 H30.9.20 特別管理産業廃棄物収集運搬業 10. 運搬車輛の種類と台数 ・ 10tバキュームダンパー車 1台 ・ 4t平ボデー車 2台 -3- 合計 3台 11. 収集運搬実績 廃棄物の種類 2013 年度実績(t) H25.6.1~H26.5.31 1352.3185 汚 泥 ガラス及び陶磁器屑 20.5750 金属屑 59.8880 801.5260 廃アルカリ 5.8335 酸 廃プラスチック類 油 2.1770 ばいじん 燃え殻 15.9820 動植物性残渣 41.5200 合 1351.9120 特 管 0.0025 有 害 0.4040 産 廃 196.4660 特 管 599.9700 有 害 5.0900 産 廃 5.8330 特 管 0.0005 有 害 0.0000 産 廃 355.6870 特 管 40.851 有 害 0.0160 813.5770 396.5540 廃 産 廃 68.7680 屑 廃 細 1.4300 がれき類 木 詳 計 3580.1490 -4- 12. 廃棄物の処理工程 リサイクルを前提とした処理フローに基づき、適正な処分業者の開拓に努めています。 中間処分 廃棄物区分 名 最終処分 称 備 処分方法 廃塗料 焼却 廃インキ・油泥 焼却 リサイクルプラン リサイクルプラン 考 埋立処分 廃溶剤・廃塗料 廃油 含油水 油水分離 燃料化 含水メタノール 混合 燃料化 焼却 サーマルリサイクル 蒸留 製品化 焼却 窯業原料 廃溶剤 焼却 廃プラスチック類 骨材利用 破砕 燃料化 燃料 破砕・溶融(成形) 製品化 側溝蓋他 焼却 窯業原料 セメント工場燃料再利用 焼却 サーマルリサイクル 骨材原料 自社発電の熱源利用 余剰電力の東電への売電 廃アルカリ 中和→脱水汚泥 廃酸クロム 中和→脱水汚泥 窯業原料 セメント副資材利用 廃酸・廃アルカリ 汚泥 管理型埋立処分 焼成 窯業原料 脱水汚泥 固化 窯業原料 ブース汚泥 脱水 セメント副資材利用 窯業原料 セメント副資材利用 管理型埋立処分 燃え殻 焼成 窯業原料 動植物性残渣 発酵 肥料化 セメント副資材利用 13. 廃棄物処理料金 見積書提示による 14. 本レポートの対象期間 2013年6月1日~2014年5月31日 -5- 【最高責任者】 Ⅲ.EA21 推進体制 代表取締役 栗原 成次 【環境管理責任者】 代表取締役 栗原 成次 【環境委員会】 【営業課】 【事務局】 【業務課】 【総務課】 栗原成次 栗原成次 栗原成次・栗原亜夕 斉藤和人 斉藤和人・竹村信夫 斉藤恵美子 職 名 最高責任者 役 割 【代表取締役 栗原成次】 ① 環境管理者をはじめ、必要な責任者を任命する。該当責任者には、現在の責務 に関わりなく、兼任で責任と権限を明示する。 ② エコアクション21の構築・運用・維持に必要な経営諸資源(人材・資金・機 器設備・技術技能を含む)を準備する。 ③ 環境方針を制定する。 ④ エコアクション21の構築・運用に関する情報を収集し、環境方針・環境目的 をはじめシステム全体の見直しを行い、必要に応じ改訂を指示する。 環境管理責任者 【栗原成次】 ① エコアクション21に関する経営諸資源の合理的・効果的な運用を図り、目的 を達成するために環境委員会を設置する。 ② エコアクション21の構築と運用を円滑に行い、最高責任者による見直しのた めの情報として、構築・運用に関する情報を最高責任者に提供する。 事務局 【栗原亜夕・斉藤恵美子】 ① 事務局として、環境管理責任者を補佐し、エコアクション21に関する実務全 般を所管する。 ② 苦情等の受付窓口とする。 環境委員会 全社員で構成し、4ヶ月に1回環境管理責任者が召集する。 環境目標の設定、環境活動計画の策定及び進捗管理について協議する。 環境管理責任者が必要と認めたものは出席することができる。 -6- Ⅳ.環境目標とその実績 当社は 2006 年から環境活動に取組み始め、2007 年3月にエコアクション 21 認 証を受けた。3年ごとに環境目標を設定し成果を検証しながら活動に取組み、2011 年度実績では削減の限界に近い状態にまで成果を上げてきた。 2012 年度からは 2011 年度実績を目標とし、維持継続していけるよう削減を強 く意識しながら取組むこととした。 1. 主要な環境目標と環境負荷・実績 2012年度 2011年度 管理実施項目 単位 1 電力使用の削減 (注1) 2 2013年度 評価 実績 目標 実績 目標 実績 kwh 4862.00 2011年度維持 4794.00 (1.40%減) 2011年度維持 4718.00 (2.96%減) ○ ガソリン使用の削減 L 4450.03 2011年度維持 5106.46 (14.75%増) 2011年度維持 5131.41 (15.31%増) × 3 産業廃棄物受託量 t当たりの 軽油使用の削減 L/t 5.13 2011年度維持 4.70 (8.46%減) 2011年度維持 5.21 (1.56%増) × 4 産業廃棄物受託量 kgt当たりの CO2/t 二酸化炭素排出量 17.00 2011年度維持 15.50 (8.83%減) 2011年度維持 17.52 (3.06%増) × 5 従業員一人当り一 般廃棄物排出量 kg/人 32.20 2011年度維持 40.00 (24.22%増) 2011年度維持 25.20 (21.74%減) ○ 6 総排水量の削減 ㎥/人 7.47 2011年度維持 7.11 (4.82%減) 2011年度維持 7.28 (2.54%減) ○ 7 グリーン購入の推進 (注2) % 72.0 50.0 37.0 (13.0ポイント↓) 50.0 52.6 (2.6ポイント↑) ○ 8 廃棄物コンサルティング の推進 ― 10件↑達成 ― 10↑件達成 ― 10↑件達成 ○ 注1.購入電力排出係数は 0.406(kg-CO2/kWh)で算出 注2.Smartoffice(オフィス用品通販)における、全購入金額に占めるグリーン購入法 適合商品の割合 2. 上記の目標の他に、以下の取組みを推進する。 顧客に対し産業廃棄物収集運搬業としての専門的知識を活用し廃棄物の3R(リデュー ス・リユース・リサイクル)を推奨する。 -7- Ⅴ.環境活動の取組と評価 取組計画 評 価 1.二酸化炭素排出量の削減 2011 年度の実績を維持する。 受託量 1t 当りの二酸化炭素排出量をみると、2011 年度排出量に対し 3.06%増となり、目標を達成する ことが出来なかったが、評価に値する結果になった と思われる。 来年度以降も 2011 年度実績の 17.00kg-CO2/t を 目標とし、削減を強く意識しながら活動の継続に取 組みたい。 『目標達成手段』 ① 電力使用の削減 エアコンの省エネ運転 節電点灯の徹底 2011 年度実績に対し 2.96%減となり、目標を達 成することが出来た。 来年度以降の目標値は、2011 年度実績維持の OA 機器節電の徹底 4862.0kwh となっている。二酸化炭素排出量に占め クリーンカーテンの導入 る購入電力の割合は 3.05%にしかすぎないが、グリ ーンカーテン(ニガウリの収穫)やクールビズ&ウォームビズを楽し みながら積極的に削減に取組んで行きたい。 ② 自動車燃料使用の削減 2011 年度実績に対し、ガソリン使用量は 15.31%増、 受託量 1t 当りの軽油使用量も 1.56%増となり、と もに目標を達成することが出来なかった。 しかし、エネルギー投入量の 96.95%を自動車燃料が 占め、営業活動量,受託量,自動車燃料使用量が比 例関係にあり、様々な要因で受託量の変動がある中 で、受託量 1t 当りの軽油使用量を目標の 1.56%増 に抑える事が出来たことは非常に評価できる。 来年度以降も 2011 年度実績維持の 4450.03L(ガソ リン使用量)5.13L/t(受託量 1t 当りの軽油使用量)を 目標としている。エコドライブの推進、効率的な車両運 行等従来の取組みを継続していきたい。 ③ アイドリングストップの実施 エコ 10 計画に則した運行が浸透している。 -8- ④ 定期的な整備の実施 車輌点検表に従い的確な整備点検が行われ、車両 を良好な状態で維持する事を可能にしている。 ⑤ 運搬及び営業活動の効率化 戻り便の利用や併せ便運行を積極的に行った効 率的な車両運行が引き続き行われている。 来年度以降も活動の継続に取組みたい。 2.廃棄物の削減 2011 年度の実績を維持する。 従業員一人当りの一般廃棄物排出量は、2011 年度 実績に対し 21.74%減となった。 分別とリサイクルが浸透し、さらに昨年度末に FAX 複 合機を導入してペーパーレス化に取組んだことで、可燃 ゴミと古紙回収量が減少した結果であると思われ る。 来年度も積極的に排出量の削減に取組んで行き たい。 3.総排水量の削減 2011 年度の実績を維持する。 2011 年度実績に対し 2.54%減となり目標を達成 することが出来た。 来年度も現状維持の為の活動に取組みたい。 4.グリーン購入の推進(注 1) 構成比 50.0%以上を環境配慮商品で物品 調達できるよう努める。 構成比 52.6%ととなり目標を 2.6 ポイント上回る結 果となった。 来年度も全購入額の 50.0%を目標にしている。物 品購入の際にはより配慮していきたい。 5.廃棄物コンサルディングの推進 2011 年度の実績を維持する。 今年度も 10 件↑達成となり目標達成出来た。 来年度以降も、既存,新規の顧客共に積極的に提案 に取組んでいきたい。 注1. Smartoffice(事務用品通販)における全購入金額に占めるグリーン購入法適合商品の割合 -9- Ⅵ.環境関連法規制の遵守状況 (1) 当社に適用となる主な環境関連法規 法規制等の名称 遵守状況 遵法 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 廃掃法範囲内での事業活動 自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における 遵法 総量の削減に関する特別措置法 粒子状物質減少装置装着済 遵法 下水道法 規制対象外、届出済、構造の変更 なし 遵法 悪臭防止法 特定悪臭物質取り扱いなし 車輌清掃の習慣 遵法 制限速度遵守 道路交通法 積載物の重量制限遵守 積載方法他安全運転実施 遵法 道路運送車両法 保安基準遵守、定期的な点検及び 整備の実施 遵法 消防法 消火設備の設置 遵法 グリーン購入法 物品購入の際はリサイクル率を 調査 (2) 苦情・違反について 環境関連法規への違反はありません。 なお、関係当局よりの違反等の指摘は、創業以来ありません。 - 10 - Ⅶ.経営者による全体の見直しと評価 1.環境責任者からの報告内容 ① 環境関連法規等の遵守状況 遵 守 ② 外部からの苦情等の受付状況 な し ③ 環境目標の達成状況 目標達成項目(8項目中5項目) ・電力使用量 ・一般廃棄物排出量(従業員一人当り) ・総排水量の削減(従業員一人当り) ・廃棄物コンサルティング件数 ・グリーン購入の推進 未達成項目(8項目中3項目) ・ガソリン使用量 ・軽油使用量(受託量 1t当り) ・二酸化炭素排出量(受託量 1t当り) ④ 環境活動を通して見えた当社の環境負荷の特徴 当社の二酸化炭素排出量の 96.95%が化石燃料の使用による。 ⑤ 環境活動計画の実施状況及び評価結果 例年二酸化炭素総排出量の 95%以上が化石燃料投入量で占め、収集運搬受託量と二 酸化炭素排出量が比例関係にある中で、今年度は環境活動に取組み始めて以来初の受 託量が前年比減少し、19.52%減少という結果になった。これに伴い軽油使用量も 10.85%減少し、二酸化炭素総排出量が前年比 8.99%減となった。 ⑥ 問題点の是正処置及び予防処置の結果 化石燃料投入量を抑える為にエコ 10 計画の浸透,車両運行の効率化,節電に取組ん だ結果、二酸化炭素排出量の目標値はほぼ達成したといえる。 電力使用量,総排水量,廃棄物コンサルティング件数に関しても、前年度に引続き目標を達 成し、昨年度目標を達成できなかった一般廃棄物排出量の削減とグリーン購入の推進に関 - 11 - しては、活動の成果がみられ今年度は目標を達成することができた。 ⑦ 改善提案 ガソリン使用量の削減のため営業車両の効率的な運行に努め、軽油使用量の削減の ためにより一層の運行計画の効率化を図る。 ⑧ 前年度の見直しによるフォロー状況・結果 環境活動に取組み始め8年が経過した。 データ蓄積が出来たことにより当社の環境負荷の特徴を把握することができ、重点的 に管理すべき項目(化石燃料投入量)が明確になってきた。さらにそれらのデータや 活動経過報告を従業員の目に触れる場所に掲示することにより、全員がその時々の環 境目標に対する達成度を認識して二酸化炭素排出量の削減を意識するようになり、環 境目標 8 項目中 5 項目で目標を達成することが出来た。 ⑨ 次年度の取組重点項目 ・事務所、倉庫の整理整頓に努める。 ・一般廃棄物の分別にさらに注意を払う。 ・データをしっかり取り、掲示物等の形にして、エネルギー使用状況を随時確認 できる状態にする。 ・エコドライブ、効率的な車両運行計画に努める。 ⑩ その他(取引先からの要望,競合他社の状況など) 特になし 2.環境管理責任者からの報告に対するコメント 当社が環境活動の目標としているのは「産業廃棄物受託量 1t 当りの二酸化炭素排出 量の削減」である。 2006 年に環境活動に取組み始め、3 年ごとに目標値を設定し達成し続け、2011 年度 終了時点で削減の限界に近い状態になりつつあると判断し、2011 年度の実績を当面の 指標として維持継続していけるよう監視する方向で環境活動に取組むことにした。 今年度は産業廃棄物受託量(自社車両収集運搬分)が前年比 19.52%減となり、それ に連動する形で軽油使用量,総エネルギー投入量が減少し、二酸化炭素総排出量が前 年比 8.99%減少する結果となった。 し か し 産 業 廃 棄 物 受 託 量 1t 当 り の 二 酸 化 炭 素 排 出 量 を み る と 、 目 標 の 17.00kg-CO2/t の 3.06%増となる 17.52 kg-CO2/t という結果になり、当社の業務の中 - 12 - 心となる収集運搬部門と密接な関係にある「産業廃棄物受託量 1t 当りの軽油使用量の 削減」においても、目標値の 5.13L/t の 1.56%増の 5.21L/t という結果となった。 結果としては、EA21 認証を受けて以来初めて目標未達成という結果になったが、目 標値と大差なく概ね評価できる結果になったといえる。 当社は、産業廃棄物収集運搬業という職業柄、二酸化炭素排出量のほとんどを化石 燃料が占めてしまい、二酸化炭素総排出量の削減が非常に困難な状況にあるが、業務, 営業部門によるエコドライブの推進継続や効率的な車両運行努力によって「産業廃棄 物受託量 1t 当りの二酸化炭素排出量削減」を可能にしてきた。昨年度から 2011 年度 実績を維持する事を目標にしている。より一層データ管理に努め、環境委員会で定期 的に活動経過を報告し、活動状況の周知と意識の向上を図りながら、今後とも削減を 強く意識しながら活動に取組んで行きたい。 - 13 -
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