9月26日(金)研修8日目 中野 冴華 この日は朝から UNESCO の本部の

9月26日(金)研修8日目
中野 冴華
この日は朝から UNESCO の本部の見学へ出掛けた。10時に UNESCO へ到着した。館内
に入るとすぐに今回、館内を案内してくれる2人のスタッフの方々を紹介していただいた。
世界機関なのでさぞかし豪華な造りになっているんだろうと思っていたがそんなことはな
かった。入ってみると意外と質素な造りでスタッフの人もそこまで多くなく静かだった。
まずはシアターホールに案内されて UNESCO の活動内容を紹介するビデオを鑑賞した。
UNESCO ときくと世界遺産を保存、管理しているイメージが強くて他にどんな活動をして
いるのか把握していなかった。世界中の子供たちの現状を見せられて驚かされた。次に中
庭にある日本庭園へ案内された。ここには原爆のときに奇跡的に残されたモニュメントや
日本人が手がけたホールなどとても不思議な空間だった。
また理事会を開く際に使われてる会議室も見学させてもらった。ここはよくテレビのニュ
ースでもなんとなく見たことがある部屋で国名のネームプレートが目に入ったときは鳥肌
が立った。お昼には UNESCO 見学は終了し、午後はパリの街歩きが始まった。
まずはじめに UNESCO からエッフェル塔へと向かった。公園を抜けると遠くにエッフェル
塔が目に入った。だんだんと大きくなって見えるのを見るとフランスに来たんだなと改め
て実感した。塔を真下から見るということも現地へ来ないと見られない景色である。次に
凱旋門へ向かった。凱旋門周辺は交通量が激しく、これは予想外であった。ここでは全員
で凱旋門へ登ることに。上から眺めるシャンゼリゼ通りは格別であった。凱旋門をあとに
して、そのままシャンゼリゼ通りを歩きコンコルド広場へ向かった。ここはマリー・アン
トワネットが処刑された場所ということもあり、広場に着くと少し考えてしまった。
ルーブル美術館とオペラ座の前を通り、最後にシテ島へ向かった。シテ島ではパリの醍醐
味であるノートルダム大聖堂が待っていた。この時点で時間はすでに午後5時を過ぎてい
た。ノートルダム大聖堂の中はとても静かで入るとすぐに聖歌が流れてきてとても幻想的
であった。この日は早足ではあったがパリの多数の歴史的建築物を見学することができて
とても満足の一日であった。