UPS テクノロジー契約書

UPS テクノロジー契約書
一般条件
エンドユーザーの権利
UPS テクノロジー契約書
バージョン UTA02012008
この UPS テクノロジー契約書の以下の諸条件をよくお読みください。貴殿が本契約書の諸条
件の拘束を受けることに同意される旨を以下に示すということは、ユナイテッド・パーセ
ル・サービス・ジェネラル・サービシズ・カンパニー(以下「UPS」と称す)との間で法的
拘束力のある契約を結んだことになります。
本契約書は、(1)一般条件(これに添付された参照 A「用語の定義:一般条件」も含まれ
る)、(2)エンドユーザーの権利(これに添付された参照 A「用語の定義:エンドユーザー
の権利」、参照 B「UPS テクノロジー」、参照 C「許容地域」も含まれる)(ここをクリッ
クすると入手可能。エンドユーザーの権利はその条件に従って随時変更されることがある)、
(3)前述の一般条件やエンドユーザーの権利の中で引用される文書(どれも引用により本契
約書の一部とみなされる)で構成される。貴殿は、エンドユーザーの権利(ここを クリック
すると入手可能)をよく読み、それを十分理解していることをここに確認するものとする。
UPS テクノロジーの使用とアクセスに関連して本契約書が貴殿に数回提示されることがある
が、それは、提示のたびに相互の合意を確認するためであって、本契約書のバージョンに変
更が出ない限り、本契約書に追加したり、別の契約書を結ぶものではない。
本契約書の目的上、「お客様」とは貴殿の雇用者を指し、(1)貴殿がアクセスした最初の
UPS テクノロジーで登録時に UPS 口座の開設が義務付けられている場合は、かかる登録に必
要な UPS 口座の保有主が同雇用者であるか、あるいは(2)貴殿がアクセスした最初の UPS
テクノロジーで登録時には UPS 口座の開設が義務付けられていないが、使用の際にそうする
よう義務付けられている場合は、貴殿が最初に使用する UPS 口座の保有主が同雇用者である
か、あるいは(3)貴殿がアクセスする最初の UPS テクノロジーで登録時、使用時いずれの
場合も UPS 口座を必要としない場合、「貴殿」とは、該当する限りにおいて、個人としての
貴殿であると同時にお客様であるものとする。さらに貴殿は、法定年齢に達しており、しか
も、該当する場合、お客様に代わって、適用される法律のもとで UPS テクノロジーに関わる
法的拘束力のある契約書を結ぶ能力があることを、ここに表明し保証するものとする。貴殿
が、UPS 口座に関連して、該当する法律のもとでお客様に代わって法的拘束力をもつ契約を
結ぶ権限がなくなったときは、UPS 口座を用いて UPS テクノロジーを使用することも不可能
となる。
一般条件
1.
定義: 本契約書(英文)中、頭文字が大文字の用語については、添付の一般条件
「参照 A」とエンドユーザーの権利「参照 A」で定義された意味を持つものとする。但し、
エンドユーザーの権利で定義されている用語と一般条件で定義されている用語に食い違いが
ある場合には、一般条件の定義が優先するものとする。
2.
ライセンスの付与
2.1
範疇: 本契約書の諸条件に従って、UPS はここに、UPS テクノロジーの許容地域
内で、かかる UPS テクノロジーとそれに付随する技術文書の使用に関連した、限定的で、取
消可能、サブライセンス不可能、非独占的、かつ譲渡不可能なライセンスを貴殿に付与し、
貴殿はそれを受諾するものとする。さらに、エンドユーザーの権利には、ライセンスに関す
る一般的な権利と制限が付加されているほか、各 UPS テクノロジーでもライセンスについて
の具体的な権利と制限が掲載されている。
2.2
一般的制限――UPS 資材およびソフトウェア: 貴殿は、UPS の書面による同意なく、
UPS 資材を第三者にサブライセンスしたり、開示、または、移転してはならず、自分の従業
員や代理人に対して、かかる行為を許容してはならない。貴殿は、UPS の同意なく、UPS 資
材の全体またはその一部を、変更したり(これにはソフトウェアの改ざんも含まれる)、複
写、賃貸、リース、または第三者に権利を与えたり、配布、再配布、再販、あるいは廃棄し
ないことに同意し、さらに該当する法律のもとで貴殿に与えられたかかる権利を放棄するも
のとする。但し、このような放棄を執行できない地域は例外とする。貴殿はソフトウェアを
複写しないことにも同意する。但し、本契約書の条件に従って利用する場合と、アーカイブ
の目的のみにソフトウェアのバックアップ・コピーを 1 部だけ作成する場合は例外とする。
かかるバックアップ・コピーには UPS の著作権や他の独占権を記述した文章が含まれている
ものとし、本契約書のあらゆる条件が適用されるものとする。また、本契約書の内容に矛盾
することがあったとしても、貴殿は、かかるソフトウェアを外部のタイムシェアリングやサ
ービス・ビューロの一部として使用してはならない。
3.
輸出法に基づく保証: 貴殿は、合衆国の法律や、ソフトウェアもしくは諸情報の取得
国の所轄の法律で認められていない形で、ソフトウェアまたは諸情報を使用したり、輸出した
り、あるいは再輸出してはならない。特に、かかるソフトウェアまたは諸情報を(1)規制地
域に向けて(または規制地域の市民または居住者宛に)、あるいは(2)米財務省の
「Specially Designated Nationals リスト」、または米商務省の「Denied Persons List 」もしくは
「Entity List 」に掲載された人物宛に、輸出、積み替え、再輸出することは禁じられている。
なお、上述のリストは随時変更されており、http://www.treas.gov/ofac/index.htmlおよび
http://www.bis.doc.govで閲覧可能である。
4.
UPS 資材
4.1
知的財産権の所有者: 貴殿は、UPS 資材に対する権利、権原、権益、さらに、UPS
資材に内在する権利、権原、権益を UPS がすべて所有しており、さらに UPS 資材の使用ラ
イセンスを貴殿に付与する権利が UPS にあることをここに了承し同意するものとする。貴殿
は、本契約書を根拠にして UPS 資材の所有権を取得するものではないことを了承し同意する
ものとする。貴殿は、UPS の権利や、UPS 資材に対する、または、UPS 資材中に含まれるラ
イセンサーの権利を損なうような行動をとったり、かかる権利を損なうような事象を引き起
こしたり、あるいは、かかる権利を損なうことを承知のうえで、このような行動をとらせた
り、事象を引き起こさせたりするのを容認してはならない。UPS とそのライセンサーは、本
契約書に具体的に指摘されていないものであっても、UPS 資材に関わるあらゆる権利を保留
するものとする。
4.2
UPS 資材と UPS テクノロジーの変更: UPS は、UPS 資材または UPS テクノロジー、
あるいはその両方の一部または全体を随時更新したり、変更、修正、あるいは補足すること
がある。
5.
サポートサービス
5.1
サポートとメンテナンス: UPS は随時、単独の判断でソフトウェアのサポートまたは
メンテナンス(以下「サポートサービス」と称す)を行うと決定することがある。その際、
貴殿は、UPS とその認可代理人(以下「サポートプロバイダー」と称す)が、同ソフトウェ
アや、それと関連して貴殿が使用している他のアプリケーション、さらに貴殿のコンピュー
タシステムに、(1)インターネットまたは他の手段(その際、UPS またはサポートプロバイ
ダーにより貴殿のコンピュータシステムに別のソフトウェア(以下「サポートソフトウェ
ア」と称す)を追加的にインストールしなければならないこともある)を通じて遠隔的にア
クセスするか、あるいは、(2)当事者同士の同意に基づく特定の時間帯にオンサイトでアク
セスするか、いずれかの方法でかかるサポートサービス行うことをここに許可するものとす
る。さらに貴殿は、UPS とサポートプロバイダーが、サポートサービスを提供するのに必要
な妥当な範囲で、同ソフトウェアや、貴殿のコンピュータシステム、アプリケーション、フ
ァイル、関連データを操作し変更する権限を付与するものとする。但し、かかるサポートサ
ービスは UPS の任意の判断で行われるものであって、UPS がこのようなサポートサービスを
行う義務があると解釈できるような内容は本件契約書中に一切含まれていない点に貴殿が同
意するものとする。
5.2
独占情報へのアクセス: UPS またはサポートプロバイダーがサポートサービスを提
供している間に、貴殿が自社の情報を開示したり、あるいは、UPS またはサポートプロバイ
ダーが貴殿の情報を閲覧することがあるうえ、UPS が機密保守の契約書に署名していない限
り、こうした情報やデータは極秘とはみなされない点を貴殿は認め、同意するものとする。
加えて、貴殿は、UPS またはサポートプロバイダーの使用する遠隔通信セッションがインタ
ーネットで実行されることがあり、しかも、このようなセッションが本質的に安全性に欠け
ることを認めるとともに、インターネット上でセキュリティーが侵害された場合でも UPS ま
たはサポートプロバイダーには一切責任がないことに同意するものとする。従って、UPS ま
たはサポートプロバイダーのサポートサービスを要請する際は、上述の内容をよく考慮した
うえで行うべきである。
6.
契約の中断、期間、終了
6.1
権利の中断: UPS は、UPS テクノロジーを通じてアクセスする UPS システムのいか
なる部分でも、単独の判断で必要とみなされた場合に、それにアクセスする貴殿の権利を中断
することができる。これには、(1)本契約書の諸条件に反する形で UPS システムまたは UPS
テクノロジーのあらゆる部分にアクセスするのを防ぐため、(2)UPS システム上または UPS
テクノロジー上で起こる重大なエラーを修正するため、あるいは(3)法律、規制、規則、裁
判所もしくは他の所轄機関の判決に準拠するため、といった理由が含まれるが、それだけに限
られるわけではない。
6.2
契約期間: 本契約書は、貴殿が以下の同意のボタンをクリックした時点で発効し、
本契約書の規定に従って終了するまで全面的に効力を持つものとする(以下「契約期間」と
称す)。
6.3
契約の終了
a.
本契約書は当事者のいずれかにより終了することができる。UPS は、ここで
付与した UPS テクノロジーのライセンスの一部もしくは全体を相手方当事者に書面で通知す
ることにより、便宜上いつでも終了することができる。
b.
前述の内容にも拘らず、万一(1)本一般条件の第3条、4条(3 番目の文章)、
7条、10条、あるいは2.2 項に違反するとみなされた場合、あるいは(2)貴殿が破産したり、
財政難に陥ったり、組織再編成や、民事上の更正、コンコルダート(協約)、特別清算、も
しくは貴殿に関連した他の破産手続きの対象となっているか、あるいは、貴殿が管財人、管
理人、行政管財人、清算人を指名したり、会社を閉鎖する決議を通過させたり、そのような
命令を裁判所から受けた場合、(3)貴殿がパートナーシップのパートナーであるか、あるい
はお客様自身がパートナーシップを形成しているときに、かかるパートナーシップが解散さ
れた場合、本契約書は、UPS がさらなる行動を取る必要なく終了するものとする。
6.4
終了後の影響
a.
いかなる理由にせよ本契約書が終了した場合は、ここで付与されたライセン
スのすべてが直ちに終了し、貴殿は即刻 UPS 資材のアクセスと使用を取り止め、貴殿の手元
にある、または貴殿が管理する UPS 資材をすべて廃棄するものとする。
b.
UPS テクノロジーのいずれかのライセンスが終了した場合、貴殿は、かかる
UPS テクノロジーとそれに関連した UPS 資材の使用とアクセスを直ちに取り止め、貴殿の手
元にある、または貴殿が管理する同 UPS 資材をすべて廃棄するものとする。
6.5 終了後に存続する条件: 一般条件第1条、5条、7~9条、12条、4.1項、6.4 項、6.5 項、
参照 A、さらに、エンドユーザーの権利3.2 項に記述された条項は、理由の如何に拘らず、本
契約書の終了後も存続するものとする。
7.
機密情報、企業秘密、諸情報
7.1
開示: 貴殿は、本契約書の期間中とそれ以降に(貴殿による本契約書の履行上、
許容されている場合を除き)、いかなる者に対しても、企業秘密(これには、UPS 資材に含
まれている企業秘密も含まれるが、それだけに限らない)を開示したり、他者にアクセスを
許可してはならない。本契約書の期間中とその後 5 年間は、法律により義務付けられていな
い限り、貴殿が機密情報を利用したり、開示したり、他者にアクセスを許可してはならない。
但し、貴殿による本契約書の履行上、許容されている場合は例外とする。貴殿が本一般条件
第 7 条に違反した場合、UPS は十分な法的救済を受けられないかも知れず、その際は、取り
返しのつかない危害を被る可能性がある。従って、UPS は平衡法上の救済を求める権利を有
するものとする。貴殿は、自分自身の機密情報と企業秘密を守るのと変わらない注意と配慮
をもってして、かかる機密情報や企業秘密を保護することに同意するものとする。法律の規
定または法廷の命令により機密情報の開示が義務付けられている場合は、十分な余裕をもっ
て UPS にその旨を通知し、UPS がこのような開示に異議を申し立てる適切な機会が与えられ
るようにする。
7.2 総括: 貴殿は、本契約書で特に許容されている場合を除き、諸情報を総括したり、
または、諸情報を含めた情報、サービス、製品を派生させたり、開発してはならない。
8.
保証
8.1
お客様による保証: 貴殿は、(1)お客様の本社が規制地域に所在せず、(2)UPS
テクノロジーを規制地域で使用せず、しかも(3)貴殿とお客様が、米財務省の「Specially
Designated Nationals リスト」、米商務省の「Denied Persons List 」または「Entity List 」に掲
載された者ではなく(これらのリストは随時変更されており、
http://www.treas.gov/ofac/index.htmlおよび http://www.bis.doc.govで閲覧可能)、しかも規制地
域で法人格を形成したり、規制地域に在住する国民であったり、規制地域の政府ではないこ
とをここに表明し保証するものとする。
8.2
免責:
a.
UPS 当事者は、貴殿にソフトウェアを引き渡してから 90 日間、かかるソフト
ウェアが付随の技術文書の説明通りに実質的に動作することを保証する。この保証に違反した
際に UPS が負うべき唯一の責任は、かかるソフトウェアを取り替えることである。前述の 2
つの文章中の保証に関する内容を除き、UPS 資材は「欠陥も含めた現状のまま」、すなわち、
現在の状況と状態のままで提供される。UPS は、UPS 資材の状態、質、耐久性、正確さ、完全
性、性能、第三者の権利の不侵害性、商品性、平穏享受(QUIET ENJOYMENT)、特定の目的
または使用に対する適合性を、黙示的か明示的かを問わず、しかも、制定法の適用を受けるか
否かに拘らず、いかなる場合も、保証したり、表明、請合い、条件付け、引受け、あるいは指
名することはなく、かかる保証、表明、請合い、条件付け、引受け、指名のすべて、さらに、
使用中、取扱い中に生じる保証からも、法律で許容される最大の範疇において免除されるもの
とする。UPS はまた、UPS 資材の欠陥を是正するという保証も行わない。UPS または UPS を
代表する者が口頭や書面で情報を提供したり、助言を提供することがあっても、それは保証と
みなされるわけではない。
b.
さらに、上記 5 項に基づいて UPS またはサポートプロバイダーは単に貴殿に
代わってサポートサービスを実行するために貴殿のコンピュータシステムやファイル、関連
データにアクセスするのであって、貴殿のコンピュータシステムや、アプリケーション、フ
ァイル、データのバックアップの責任は貴殿自身にある点を貴殿は認識し、同意するものと
する。本契約に基づいて UPS またはサービスプロバイダーが提供するサポートサービスもし
くはサポートソフトウェアはいずれも「あらゆる欠陥を含めた現状のまま」で実施されるも
のとし、UPS はこうしたサポートサービスまたはサポートソフトウェアに対する保証を、黙
示的か明示的かを問わず、一切行わない。UPS はまた、前述の内容の一般性を制約すること
なく、商品性、第三者の権利の非侵害性、あるいは特定の目的への適合性(但し、それだけ
に限定されない)に対する保証など、本契約のもとで実施されるサポートサービスまたはサ
ポートソフトウェアに関連した一切の保証、さらにかかるサービスまたはソフトウェアに関
連して行われた助言、診断、結果に対する一切の保証から確実に免責されるものとする。貴
殿は、サポートサービスで生じた間違い、不作為、不履行、欠如、非慣例的行為に対し UPS
が一切の責任を負わないことを了承し同意するものとする。
c.
UPS 当事者は、UPS システムが継続的に、中断されることなく、安全にアク
セスできると保証するわけではなく、UPS のコントロール下にない多数の要因によって UPS
システムへのアクセスが妨げられることがある。このような妨害に起因して何らかの損害が
生じたとしても、UPS 当事者は一切の責任を負わないものとする。
d.
管轄地域によっては、黙示的保証の制限を許容していない場所もある。その
ような場合、本項に記述された制限と免除は貴殿に適用されないかもしれない。本契約書は
貴殿に具体的な法的権利を与えるものである。貴殿にはその他の権利が与えられているかも
しれないが、それは管轄地域によってまちまちである。貴殿は、本契約書に記述された責任
の制限と免除の内容が公正であり適切であることに同意し了承するものとする。
9.
責任の制限
a.
契約違反、不法行為(これには過失も含まれる)、UPS 資材の違法な使用な
ど、本契約書に起因して間接的損害、付随的損害、懲戒的損害、懲罰的損害、複数の必然的
損害、特別損害、利益の喪失、データの喪失または使用、預金の喪失、または代替物資の調
達費が生じた場合、たとえ UPS 当事者にこのような損害が生じる可能性が知らされていたと
しても、UPS 当事者には、本契約書の内容に矛盾することなく、該当する法律の許容範囲に
おいて、貴殿もしくは第三者に対して一切の責任を負うことはない。UPS 当事者側に重大な
過失、または意図的な不法行為があった場合、あるいは、人身傷害または致死行為であった
場合、かかる責任の制限は、法律で許容される最大限の範疇でのみ適用されるものとする。
エンドユーザーの権利の 1.7 項、さらに、一般条件の 8.2 項において規定された責任の制限を
除き、損害(直接的か否かを問わず)、罰則、喪失のすべてに対する UPS 当事者側の責任は、
訴訟、賠償請求、契約に起因するもの、不法行為(これには過失も含まれる)、その他、違
法かその他のタイプかといった形態を問わず、総額で 1,000 米ドル(USD $1,000)を超えな
いものとし、それ以上の損害に対する賠償請求権は貴殿によりここに放棄されたものとする。
b.
本一般条件の第二副説の内容に疑問が生じるのを避けるため、さらに、かか
る副説の内容に矛盾がないよう、本契約書(バージョン UTA02012008)は何度か貴殿に提示
しているが、だからといって、上述の 1,000 米ドル(USD $1,000)という UPS 当事者側の賠
償総額に変更が生じるわけではない。
c.
さらに、賠償請求の根拠となる最初の事象が発生してから 6 ヵ月が経過した
場合、かかる賠償請求の権利が放棄されたものとみなされる。
10.
名称の使用と広報活動: 本契約書で例外として明示されていない限り、貴殿は、一
件ごとに UPS から別途の合意書を事前に受け取らずに、UPS 当事者(これには United Parcel
Service of America, Inc.も含まれるが、それだけに限らない)、そのパートナー、または UPS
当事者の従業員の名称をはじめ、UPS 当事者が所有する商標名、商標、トレードドレス、ま
たはシミュレーションを宣伝活動、広報活動、それ以外の活動に使用しないことに同意する。
11. 通知: 本契約書で例外として認められていない限り、ここで義務付けられた通知、
要求、その他の連絡事項、あるいは、ここで許容された通知、要求、その他の連絡事項は、
すべて書面で行われ、以下の要領で提出されるものとする。
貴殿からの場合: 直接交付、UPS Next Day Air®による配達(発送日の翌日に有
効)、ファクシミリまたはテレコピアーによる送信(但し、発信元が受信先から受
領の確認を受け取った場合に限られる。受領の確認日に有効)、または、返信料金
前払いの配達証明付き書留郵便(投函後 10 営業日後に有効)による方法で、UPS 宛
(United Parcel Service, 2010 Warsaw Road, Roswell, Georgia 30076, attention: CTM
Manager。ファクシミリの場合:011-1-678-585-2074)に送るものとする。
UPS からの場合: 貴殿が用いることのできる各方法のほか、電子メール(送信当
日に有効)による方法で、(1)貴殿が UPS に提出した UPS テクノロジーの登録情
報、あるいは(2)貴殿が使用する UPS テクノロジーの UPS 口座に含まれる住所、
電子メール・アドレス、またはファクシミリ番号のいずれか該当するものに送るもの
とする。
また、いずれの当事者も、相手方に 30 日前に書面で通知することにより、住所、電
子メール・アドレス、ファクシミリ番号を変更することができる。
12.
その他
12.1
当事者の独立性: 両当事者はそれぞれ独立した存在であり、両者間で雇用関係、
代理関係、パートナーシップ、または、合弁会社、あるいはそのすべての関係が形成されて
いると解釈できるような内容は一切ここに含まれていないものとする。どちらの当事者も、
黙示的か明示的かを問わず、相手方に代わって、あるいは、相手方の名前で債務や責任を負
ったり、かかる債務や責任を創出したり、何らかの形で相手方を法的に拘束するような権利
や権限は一切与えられていない。
12.2
免除: 本契約書の諸条項の免除、あるいは、本契約書の下で各当事者に課された
権利と義務の免除は、その遵守を免除する一方または両方の当事者によって署名された書面
に基づかない限り、いかなる場合も効力をもたない。さらに、かかる免除の書面は、具体的
な内容と具体的な目的が記述している場合のみ有効とする。
12.3
条項の可分性: 裁判所の判決または判断により、本契約書のある項目が無効とな
ったり、執行不能となった場合でも、本契約書のそれ以外の部分は、諸条件に従って、その
まま有効で、かつ執行力をもつものとする。
12.4
譲渡: 貴殿は、UPS の書面による同意を事前に得ずに、本契約書に基づく権利、
ライセンス、債務を含め、本契約書そのものを他者または他の事業体に譲渡することはでき
ない。一方、UPS は、本契約書の一部または全体、もしくは、本契約書に記述されたあらゆ
る権利を、貴殿の承認または同意を得る必要性なく、UPS 当事者の一員に譲渡、委任、また
は移譲することができる。こうした目的上、「譲渡」には、合併、譲渡側の資産の全体また
はその大部分の売却、本契約書の移譲またはその一部分の移譲(法律が適用された結果か否
かを問わず)、譲渡側の議決権付き株式/権益またはその支配権の 30 パーセント(30%)以
上の売却あるいは移譲が含まれるが、それだけに限られるわけではない。本契約書が許容さ
れた形で譲渡された場合、それは、当事者の双方と、それぞれの法的後継者、さらに許容さ
れた譲渡先の利益となるものとして法的拘束力をもち、効力を発揮するものとする。
12.5
税金: 本契約書の下で支払われる料金には、かかる料金に対して正当な税務当局
から賦課された税金や手数料(これには、該当する源泉徴収税、付加価値税(VAT)、その
他の税金や手数料が含まれるが、それだけに限らない)は含まれていない。この税額を正し
く算出し、該当する税務当局に支払う責任は貴殿だけにあり、このような税金を納めたから
といって、支払うべき料金が減額されるわけではない。
12.6 準拠法、裁判管轄権、および言語: 本契約書は、法律上許容される最大限において、
アメリカ合衆国ジョージア州法に準拠し、同法に従って解釈されるものとする。但し、(1)
同法の抵触法の原則、(2)国際物品売買契約に関する国際連合条約(the United Nations
Convention on Contracts for the International Sale of Goods)、(3)1974 年国際物品売買におけ
る時効に関する条約(the 1974 Convention on the Limitation Period in the International Sale of
Goods)、(4)1980 年 4 月 11 日にウィーンにおいて締結された 1974 年条約の修正議定書
(the Protocol amending the 1974 Convention)は例外とする。さらに、当事者は共に、本契約
書とそれに付随する文書のすべてを、現在と将来を通じ、英語で作成する義務があると宣言
するものとする。Les parties déclarent qu'elles exigent que cette entente et tous les documents y
afférents, soit pour le présent ou l’avenir, soient rédigés en langue anglaise seulement. 法律上許容さ
れる最大の範囲において、さらに法的拘束力を有する契約の締結に相反さない範囲において、
本契約書で使用される主言語は英語とし、貴殿が受け取る翻訳は便宜を図ることのみを目的
としたものである。貴殿と UPS の間で交わされる書類や対話は、法律上許容される最大の範
囲において、英語で行われる必要がある。貴殿が、米語以外で書かれた本契約書の翻訳版を
インターネット上の画面で参照しながら本契約書を結ぶ場合は、ここをクリックして、本契
約書の米語版を閲覧することもできる。本契約書に関連したあらゆる訴訟(契約違反か、不法行
為か、その他のものかを問わず)は、米国ジョージア州アトランタ市に所在する連邦裁判所か州裁判
所の専属的管轄権に服するものとし、さらに訴訟当事者はここに、かかる専属的管轄権に同意する
とともに、対人管轄権の欠如、不適切な裁判地、または不便な裁判所を根拠とした抗弁を取消不可
能な形で放棄し、主張しないものとする。但し、前述の内容にも拘らず、米国ジョージア州アト
ランタ市にある裁判所の判決を執行するため、あるいは、係争中の問題に対する救済や解決
を完全に得るためには、米国内または外国の他の裁判所で、その後、別途の裁判または補助
的裁判が必要となった場合には、その範疇において、当事者双方が、米国内あるいは外国の
かかる裁判所で、その後、別途の裁判または補助的裁判を受けることができ、さらに両当事
者はここに、かかる裁判所が非専属的管轄権しかない点に同意し、しかも、対人管轄権の欠
如、不適切な裁判地、または不便な裁判所を根拠とした抗弁を行う権利をすべてここに放棄
するものとする。また、本文中にこれに矛盾する規定があったとしても、UPS は、所轄のあ
らゆる裁判所で、暫定的救済または仮救済を受ける権利を有するものとする。本契約書の内
容に関して紛争が起きた場合、貴殿は、コンピュータに保存された記録や電子情報が証拠と
して認められることに同意する。
12.7 不可抗力:
当事者の妥当なコントロール範囲を超えた事象(これには、天災、ストライキ、
産業界で生じた混乱、テロが含まれるが、これだけに限らない)に起因して本契約書の義務が履行され
なかった場合は、どちらの当事者もかかる不履行の責任を負う必要はない。
12.8
救済:
本契約書に基づく救済は非独占的なものとする。
12.9
法律の遵守: いずれの当事者も、ここで規定された項目の履行に関し、該当する
法律、裁判所の決定、ならびに規制を厳重に尊守し、相手方当事者に適用されるあらゆる法
律、裁判所決定、規制の違反につながるような行動を一切慎むものとする。これには、ライ
センス保持者である貴殿が政府機関に本契約書の申請を義務付けられている場合も含まれる。
12.10 データの使用慣行: 貴殿の所轄の UPS 運送会社の名称および所在地は、同所轄の
UPS ウエブサイト上の「UPS 連絡先」に掲載されている(以下「UPS 運送会社」と称す)。
これらの UPS 運送会社は、(1)かかる所轄内の荷物の集配に関連した個人のデータおよび
情報(以下「配達データ」と称す)、(2)UPS.com で入力を促された貴殿の登録情報(以下
「登録データ」と称す)、さらに(3)使用中の UPS テクノロジーに関連して貴殿によって
提供されたその他のデータまたは情報(以下「その他のデータ」と称す)(以下、配達デー
タ、登録データ、その他のデータをまとめて「データ」と称す)を集め、処理し、使用する。
UPS Internet Services, Inc.(住所:55 Glenlake Parkway, N.E., Atlanta, Georgia, USA 30328 )と他
の UPS 当事者は、以下に定義された諸目的のために、かかるデータを受け取り、使用する。
但し、かかるデータには、UPS.com の「アドレス帳」の機能を使って貴殿が入力した情報は
含まれないものとする。
こうしたデータは、以下の目的(以下「諸目的」と称す)のために使用される。(1)UPS 当
事者が荷送人および荷受人に利用可能にするサービスの提供または向上、(2)配達の実施と
確認、(3)貴殿に役立つ追加サービスについて貴殿と通信するため、(4)UPS の合法的事
業への関心を満たすため(これには、動向分析や市場調査、価格設定などが含まれる)、
(5)クレジットの開設、(6)UPS テクノロジーを通じて求められたサービスの実施、(7)
請求機能の遂行、(8)内部業務の改善、(9)問合せまたはクレームの管理、(10)口座管
理 、 ( 11 ) UPS ウ ェ ブ サ イ ト に 公 表 さ れ て い る UPS プ ラ イ バ シ ー ・ ポ リ シ ー
(http://www.ups.com/content/jp/ja/privacy.html で閲覧可能。本契約書に引用されていることに
より、本契約書の一部とみなされる)や、該当するデータ保護法に準拠した他の目的。貴殿
は、UPS プライバシー・ポリシーをよく読み、十分理解したことを認めるものとする。また、
荷物の荷受人の署名および姓は、配達証明として荷送人とその代理人が電子的方法で閲覧す
ることができるものとする。
かかるデータは、以下の特定の受取人(以下「受取人」と称す)に提供されることがある。
(1)上述の諸目的を携えた UPS 当事者、(2)上述の諸目的の実施の際に UPS の支援役と
して同データを使用する UPS 当事者のサービスプロバイダー、(3)荷物のトラッキングナ
ンバーまたはパスワード(付帯サービスの契約を結んでいる者に関して)を有する荷送人お
よび荷受人、さらに(4)政府機関および当局(法律で義務付けられている場合に限る。これ
には関税当局も含まれるが、それだけに限らない)。
かかるデータは、上述の諸目的上、アメリカ合衆国、貴殿の出身国、あるいは、同データに
関係した個人の出身国と同等のデータ保護が行われていない他の諸国に転送されることがあ
るが、同データの喪失、開示、または非認可のアクセスから保護するためには、かかるデー
タのすべてが、UPS の適用している適切な技術的・組織的措置に従っている必要がある。同
データに関係して個人的に識別可能な個人については、適用法に基づき、この情報にアクセ
スして、不正確な点を訂正する権利を有するものとする(但し、配達済み配送記録は除外す
る)。
貴殿、その従業員、代理人、または下請業者(以下「荷送人」と称す)が、UPS 運送会社に、
特定の個人(以下「個人」と称す)に関連したデータを提供する場合、貴殿は(1)荷送人側
にはあくまでもそれを提供する権利と権限があること、(2)上述の諸目的上、UPS が荷受人
に関するデータを処理し、かかる荷受人に関するデータを上述に規定された受取人に提供し、
かかる荷受人に関するデータを上述のごとく転送するかもしれない旨を、貴殿または他の荷
送人が各個人(これには荷受人全員が含まれる)に伝えること、さらに(3)本一般条件
12.10 項に記述された処理を行ってもよいという同意を貴殿が各個人から得ていることを、
UPS に対して表明し保証するものとする。
12.11 非独占性: 本契約書には、UPS が、他者と同様の契約を結んだり、両当事者に共
通する顧客と直接取り引きしたり契約を結んだりするのを禁止したり、制限するように解釈
できる内容は一切含まれていないものとする。
12.12 完全合意と改定: 本契約書は、その掲題に関して当事者同士で完全なる理解と合意
が得られたものとして成立しており、(1)かかる契約に関連して過去に結ばれた、または同
時期に発生した表明、理解、ならびに合意、さらに(2)UPS と貴殿の間で交わした UPS テ
クノロジー契約書の過去のバージョン(すべてが本契約書に集約された)のすべてに取って
代わるものとする。UPS とお客様の間で結ばれたコーポレート・テクノロジー契約は、本契
約書の日付以前か、それとも以後に結ばれたかを問わず、すべて本契約書に優先するものと
する。UPS と貴殿の間で結ばれた UPS テクノロジー契約は、バージョン UTA02012008 より
新しいバージョンが本契約書に取って代わるものとする。但し、過去の契約が本契約書に取
って代わられたとは言え、本契約書の日付以前に過去の契約書に対する違反行為があった場
合は、貴殿に対する UPS の権利が縮減されるわけではない。本契約書の修正または改正は、
各当事者の権限をもつ代表の署名入り書面によらない限り行うことはできない。但し、UPS
は、エンドユーザーの権利3.1 項に基づくエンドユーザーの権利の修正、さらに、UPS 資材や、
一般条件第 5 条に基づく UPS テクノロジーの修正を行えるものとする。電子署名入り書面は、
本契約書の修正または改定の資格をもたないものとする。
12.13 欧州連合諸国における通知の放棄: 貴殿が欧州連合加盟国に在住している場合、貴
殿による UPS テクノロジーの使用に関して貴殿の管轄地域で実施されている EU 指令書
2000/31/EC の第 10(1)条、10(2)条、11(1)条、および 11(2)条の義務項目に従い、貴殿は、法律
で許容される最大限の範囲で、電子的手段による契約締結に関連した、あらゆる通知、了承、
確認を放棄するものとする。
12.14 通告:データ処理に関する同意: 貴殿の登録データの中で、ダイレクト・マーケテ
ィングに関する質問に同意していない場合(但しこれはいつでも変更できる)は別として、
貴殿はここに、本一般条件 12.10 項の規定に従い、UPS 当事者が諸目的のために貴殿のデー
タを処理することに同意するものとする。また、貴殿が荷物の荷送人または荷受人である場
合、貴殿は、本一般条件12.10 項の規定通り、貴殿のデータの処理と使用に関する通知を受け
取り、かかる処理と使用に同意したことをここに承諾するものとする。
参照 A
用語の定義:一般条件
関連会社:直接的か間接的かを問わず、ある者を支配する第三者、ある者によって支配され
る第三者、あるいは、ある者の共同支配下に置かれる第三者を指す。
本契約書:本一般条件の第二副説の定義参照。
代替請求荷物:貴殿に代わって他者が UPS 当事者に荷物を持ち込み、その代金が貴殿の UPS
口座に請求されるような出荷荷物を指す。
譲渡:本一般条件12.4 項の定義参照。
機密情報:企業秘密以外で、UPS にとって価値があり通常、第三者には知られていない情報
または資料、あるいは、UPS が所有するか否かを問わず、UPS が第三者(これには UPS 当事
者も含まれるが、それだけに限らない)から取得し、それを独占情報として扱っている情報
または資料を指す。機密情報の中には、ここで定義されている諸情報も含まれる。但し、
(1)貴殿が UPS から受領した時点ですでに周知の情報で、当事者同士で交わされた他の秘
密厳守の同意書の適用を受けないもの、(2)貴殿の落ち度によらずに現在すでに公知となっ
ているか、今後公知となる情報、(3)本件の機密情報を参照せずに、貴殿が合法的に、しか
も独立して開発した情報、または(4)秘密厳守の義務を全く負わずに貴殿が第三者から合法
的に入手した情報であると貴殿が証明できるものについては、機密情報とはみなされないも
のとする。
お客様:本一般条件の第三副説の定義参照。
データ:本一般条件12.10 項の定義参照。
配達データ:本一般条件12.10 項の定義参照。
エンドユーザーの権利:以下のウェブサイトで閲覧でき(ここを クリック)、本一般条件の
第二副説に記述されている。
一般条件:この書類を指す。
インバウンド荷物:到着・輸入貨物。貴殿宛の配達を目的として UPS 当事者に持ち込まれた荷
物を指す。
個人:本一般条件12.10 項の定義参照。
諸情報:UPS 当事者のサービスに関して UPS システムが提供する情報、もしくは、貴殿が
UPS 当事者に依頼した出荷物(これには、委託荷物の情報も含まれるが、それだけに限らな
い)に関連して UPS システムが作成する情報を指す。
その他のデータ:本一般条件12.10 項の定義参照。
アウトバウンド荷物:貴殿により UPS 当事者に委託された発送・輸出貨物を指す。
許容地域:本エンドユーザーの権利、参照 Cに掲載された各 UPS テクノロジーの許容諸国を
指す。
者:個人、法人、有限会社、パートナーシップ、合弁会社、協会、株式会社、信託、法人格
のない事業体、その他の法主体を指す。
諸目的:本一般条件12.10 項の定義参照。
受取人:本一般条件12.10 項の定義参照。
登録データ:本一般条件12.10 項の定義参照。
規制地域 :米財務省の海外資産管理局(以下「OFAC」と称す)によって指定された禁輸国
または制裁国を指す。イラクとリビアはこの規制地域の一部とみなされており、このような
国への輸出品目については、今後も引き続き OFAC により輸出ライセンスを取得することが
義務付けられている。OFAC の禁輸または制裁の対象国は随時変更されることがあり、以下
のウェブサイト(http://www.treas.gov/ofac/index.htmlおよび http://www.bis.doc.gov )から諮問
資料を取り寄せて更新することが可能。
荷送人:本一般条件12.10 項の定義参照。
ソフトウェア:本件契約書に基づいて UPS が供給したあらゆるコンピュータ・ソフトウェアを
指す。但し、コンピュータ・ソフトウェアのサンプル・コードと、それに付随する技術文書
や UPS がその後提供する更新版は除外する。
サポートサービス:本一般条件5.1 項の定義参照。
サポートソフトウェア:本一般条件5.1 項の定義参照。
サポートプロバイダー:本一般条件5.1 項の定義参照。
技術文書:本件の下で UPS から貴殿に提供される、もしくは、入手可能になる UPS テクノ
ロジーまたは UPS マークに関連したあらゆる文書、またはコンピュータ・ソフトウェアのサ
ンプル・コード、あるいは、その両方を総称したもの。
委託荷物:配達を目的に、貴殿により、または、貴殿に代わって UPS 当事者に持ち込まれた
荷物を指す。これにはアウトバウンド荷物、代替請求荷物、インバウンド荷物が含まれる。
期間:本一般条件6.2 項の定義参照。
企業秘密:UPS に関するあらゆる情報、または、UPS が取得した、一般には普通知られてい
ない、または、一般が通常入手できない第三者(これには、UPS 当事者が含まれるが、それ
だけに限らない)のあらゆる情報で、(1)一般にはまだ知られていないために、あるいは、
適切な手段でその実否を確かめることができないために、実際もしくは潜在的に経済的価値
を引き出すことができ、さらに、それが公開または使用されたならば他者が経済的価値を取
得しうるものであり、かつ(2)それを秘密にするために、その環境下では適切とみなされる
努力が払われている情報を指す。
更新:UPS 資材のメンテナンス、エラー修正、改良、変更、更新、エンハンスメント、改定
を指す。
UPS :United Parcel Service ジェネラル・サービシズ・カンパニーを指す。
UPS 口座:UPS 当事者の一員により貴殿に与えられたあらゆる出荷口座を指す。
UPS データベース:UPS 当事者の出荷サービスに関連した独占情報を含むデータベースで、
本件ソフトウェアとともに配布された、もしくは、本件ソフトウェアと一緒に使用するため
に配布されるものを指す。
UPS 運送会社:本一般条件12.10 項の定義参照。
UPS マーク:以下のマークを指す。
UPS 資材:UPS テクノロジー、UPS データベース、技術文書、諸情報、ソフトウェア、UPS
マーク、および UPS システムの総称。
UPS 当事者:UPS と、その時点の関連会社、さらにそれらの株主、役員、取締役、従業員、
代理人、パートナー、第三者サプライヤー、および第三者ライセンサーを指す。
UPS システム:UPS テクノロジーがアクセスする UPS コンピュータならびにネットワーク・
システム。
UPS テクノロジー:本エンドユーザーの権利、参照 Bに掲載された製品を指す。
貴殿:本契約書の第三副説の定義参照 。
エンドユーザーの権利
バージョン EUR05072008
このエンドユーザーの権利は、貴殿と UPS の間で交わされる UPS テクノロジー契約
書(以下「UTA」と称す)の一部を成すものです。これらの契約書はいずれも(1)一般条
件(これには参照 Aも含まれる)、(2)エンドユーザーの権利(これには添付の参照 A『用
語の定義』、参照 B『UPS のテクノロジー』、参照 C『許容地域』も含まれる)、さらに
(3)契約書中で引用されるあらゆる文書(どれも引用に基づいて契約書の一部とみなされ
る)で構成されています。貴殿はすでに、UTA の一般条件を閲覧し所要項目をクリックされ
ています。この一般条件の項は、UPS のあらゆるテクノロジーを貴殿がご使用になる際の権
利と責任の諸項目で構成されています。また本エンドユーザーの権利には、貴殿が UPS テク
ノロジーを 2 つ以上ご使用になる場合に適用される項目(第 1 条)と UPS テクノロジーを 1
つだけご使用になる場合に適用される項目(第 2 条)が 含まれています。貴殿の権利と責任
は UPS のどのテクノロジーをご利用になるかによって決まります。そのため、まず UPS の
どのテクノロジーの使用をご希望なのか決めていただき、それから、お決めになった UPS テ
クノロジーに対応するエンドユーザーの権利第 2 条の項へ進み、該当する項目のリストをご
覧ください。例えば、貴殿が UPS CampusShip のアクセスと使用を選択された場合、一般条
件、エンドユーザーの権利第 1 条1.4 項を除いた第1条の全項目、および、エンドユーザーの
権利2.2 項(c)および2.5 項(g)が該当します。
このエンドユーザーの権利の中で例外として記述されていない限り、UPS テクノロ
ジーへのアクセスや使用は無料となっています。UPS テクノロジーの中には、UPS の各種サ
ービスを有料でアクセスできるようにしている場合(例:エンドユーザーの権利2.1 項(c)(v)
および(x)、2.2 項(a)および(c)、さらに2.5 項(a)および(b)に該当する全 UPS テクノロジーでア
クセスできる出荷サービス)があります。貴殿は、UPS テクノロジーを通して有料または無
料で UPS サービスにアクセスする際、例えば、該当する UPS 輸送・サービス約款など、か
かる UPS サービスに関して貴殿と UPS 当事者の一員の間で交わされた合意書に基づいて使
用することに同意するものとします。
インデックス
第 1 条: 一般的権利と制限 ..................................................................................................................... 3
1.1
荷物の追跡と出荷に関した諸情報 ........................................................................................ 3
(a)
諸情報................................................................................................................................. 3
(b)
お客様独自の情報 ............................................................................................................. 4
(c)
荷物の追跡 ......................................................................................................................... 4
(d)
インバウンド荷物の住所の照合 .................................................................................... 4
(e)
デジタル署名画像と配達証明書 (POD).......................................................................... 5
(f)
データの利用 ..................................................................................................................... 5
1.2
UPS 資材へのアクセスと利用 ................................................................................................ 6
(a)
法律を遵守したアクセス ................................................................................................. 6
(b)
ホスト先の UPS テクノロジー ........................................................................................ 6
(c)
システム口座 ..................................................................................................................... 6
(d)
インターネット ................................................................................................................. 6
(e)
自動アクセス ..................................................................................................................... 7
(f)
ウィルス............................................................................................................................. 7
(g)
クッキーと UPS ウェブサイト ........................................................................................ 7
1.3
情報の保証.............................................................................................................................. 8
1.4
ソフトウェアの一般条件 .......................................................................................................... 8
(a)
限定的ライセンス ............................................................................................................. 8
(b)
地理的制限 ......................................................................................................................... 8
(c)
リバース・エンジニアリング ......................................................................................... 8
(d)
下請業者 ............................................................................................................................. 8
-1-
(e)
契約の終了 ......................................................................................................................... 9
(f)
ウィルスに関する保証の免責 ......................................................................................... 9
(g)
米国政府のエンドユーザー ............................................................................................. 9
1.5
出荷に関する一般条件........................................................................................................... 9
(a)
出荷サービス契約の適用性 ............................................................................................. 9
(b)
自由な流通と経由地 ......................................................................................................... 9
(c)
ロケーション ID の利用 ................................................................................................... 9
(d)
不完全な情報と追加料金 ............................................................................................... 10
(e)
出荷業務の完了 ............................................................................................................... 10
(e)
出荷業務の完了 ............................................................................................................... 10
(f)
委託荷物の受領 ............................................................................................................... 10
(g)
荷物の情報 ....................................................................................................................... 10
1.6
お客様のロゴの使用 ............................................................................................................. 11
1.7
ベータテクノロジー................................................................................................................. 11
(a)
秘密保持 ........................................................................................................................... 12
(b)
貴殿の情報の利用 ........................................................................................................... 12
(c)
欠陥およびエラー ........................................................................................................... 12
(d)
テスト期間 ....................................................................................................................... 12
第 2 条: 個々の UPS テクノロジーに適用される条件 ............................................................................ 12
2.1
UPS OnLine® Tools グループ............................................................................................. 13
(a)
アプリケーションの開発条件 ....................................................................................... 13
(b)
使用に関する諸条件 ....................................................................................................... 17
(c)
個々の UPS OnLine® Tools ............................................................................................ 18
(i)
UPS OnLine® Tools Tracking (HTML、XML および Web Services) ............................ 18
(ii) UPS OnLine® Tools Rates & Service Selection (HTML、XML および Web Services) . 18
(iii) UPS OnLine® Tools Address Validation (XML)および UPS OnLine® Tools Street
Level Address Validation (XML および Web Services)................................................... 19
(iv) UPS OnLine® Tools Time in Transit (XML および Web Services) ................................ 19
(v)
UPS OnLine® Tools Shipping (XML および Web Services)........................................... 20
(vi) UPS OnLine® Tools Returns on the Web (ROW) ............................................................ 20
(vii) UPS TradeAbility Web Services ....................................................................................... 21
(viii) UPS Electronic Manifest .................................................................................................. 21
(ix) UPS Online® Tools Signature Tracking (XML および Web Services) ........................... 22
(x)
UPS Online® Tools Freight Shipping (Web Services) ..................................................... 22
(xi) UPS OnLine® Tools Freight Rating (Web Services) ....................................................... 23
(xii) UPS OnLine® Tools Freight Pickup (Web Services) ....................................................... 23
(xiii) UPS Locator/Drop Off Locator (XML) ............................................................................ 23
2.2
UPS Shipping Systems グループ ......................................................................................... 23
(a)
UPS WorldShip ................................................................................................................. 23
(b)
UPS CrossWare ................................................................................................................. 26
(c)
UPS CampusShip .............................................................................................................. 26
(d)
UPS CampusShip Scheduled Import Tool ........................................................................ 28
2.3
UPS Visibility Services グループ......................................................................................... 28
(a)
Quantum View Data および Quantum View Manage...................................................... 28
(b)
Quantum View Notify ....................................................................................................... 29
(c)
Quantum View Manage for Importers............................................................................... 30
(d)
UPS File Download for Quantum View............................................................................ 30
(e)
UPS Claims on the Web サービス ................................................................................... 30
(f)
UPS Wireless サービス.................................................................................................... 31
(g)
UPS Billing Center............................................................................................................ 31
2.4
UPS Volume Data Exchange グループ ............................................................................... 31
(a)
UPS Host Manifest Service ............................................................................................... 32
(b)
UPS Billing Data および PDF Invoice ............................................................................. 32
(c)
UPS Billing Data File Analysis and Reporting ソフトウェア......................................... 33
(d)
電子データの交換 ........................................................................................................... 34
-2-
2.5
UPS.com グループ ................................................................................................................ 35
(a)
UPS.com Shipping (UPS Internet Shipping)..................................................................... 35
(b)
UPS.com Internet Freight Shipping................................................................................... 35
(c)
UPS.com Tracking (UPS Signature Tracking も含む) ..................................................... 36
(d)
UPS.com Time and Cost ................................................................................................... 36
(d)
UPS.com Time and Cost ................................................................................................... 36
(e)
UPS.com Void a Shipment................................................................................................ 36
(f)
UPS.com Order Supplies ................................................................................................... 36
(g)
UPS.com Forms for Export ............................................................................................... 37
(h)
UPS.com Find Locations................................................................................................... 37
(i)
UPS Service Center Locator Maintenance Service ........................................................... 38
(j)
UPS TradeAbility .............................................................................................................. 38
第 3 条 : その他の項目 ........................................................................................................................... 39
3.1
エンドユーザーの権利の修正 .............................................................................................. 39
3.2
契約終了後の存続項目........................................................................................................ 40
参照 A -用語の定義................................................................................................................................. 41
参照 B - UPS テクノロジー ....................................................................................................................... 47
参照 C -許容地域..................................................................................................................................... 48
第 1 条: 一般的権利と制限
1.1
荷物の追跡と出荷に関した諸情報
(a)
諸情報
(i)
アクセス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、貴殿は、諸情報
の入手を目的に UPS テクノロジーにアクセスできる。
(ii)
使用: エンドユーザーユーザーの権利 1.1 項(a)(iii)で情報公表が許
可されていることを前提に、貴殿は、(x) 自己ための出荷の際、(y) 自己のための出荷をサプ
ライヤーに指示する際、さらに (z) UPS 当事者によって提供された輸送サービスを通して荷
物を受け取る際に関連して、かかる諸情報を、自己の個人的目的または自社の目的(該当す
る場合に限る)に利用することができる。この使用の権利の中には、(A) 配達日を設定する
ため、(B) 貴殿のお客様に配達情報を提供するため、(C) 貴殿のカスタマーサポート・サービ
スセンターの運用のため、(D) UPS の請求書を支払うために、貴殿がかかる諸情報を使用す
る権利が含まれる。但し、主として輸送サービスもしくは輸送情報サービスを第三者に直接
提供するようなビジネスをサポートするためにかかる諸情報を使用してはならない。貴殿は
また、かかる諸情報を予定を立てる目的だけに利用し、請求書以下の金額しか UPS に支払わ
ない理由としてかかる情報を利用せず、さらに調整額あるいはサービスの払戻し額があるか
どうかを決定するためにかかる諸情報を使用しようとしても、それだけでは不十分であるこ
とを認め、これに同意するものとする。従って、貴殿または第三者がギャランティ・サービ
スの払戻し額、UPS 当事者が課した他のサービス料の調整額もしくは払戻し額、あるいは、
UPS 当事者が提供したサービスの請求書の照合を目的とした調整額もしくは払戻し額を算出
するためには、かかる諸情報以外のデータも必要であることに同意するものとする。なお、
サービス払戻しに要する手続きとデータについての詳しい内容は、委託荷物を提出した時点
で有効な、同委託荷物の発送国の UPS 輸送/サービス約款をご参照ください。
(iii)
情報公開の制限: 貴殿は、かかる諸情報を入手する正当な権利の
ある者と自社の関連会社(例えば、出荷人、荷受人、料金を支払う第三者)だけにかかる諸
情報を公表することができる。さらに、かかる諸情報をサービスプロバイダーに配布するの
は可能だが、但しその際は、貴殿とこのサービスプロバイダーの間で以下の項目を含む契約
を交わすものとする。(1)UPS を第三の受益者として指定し(但し、この「第三の受益者」
が、貴殿とサービスプロバイダーの間で交わした契約書の準拠法下で認識されている場合に
限られる)、(2)本件契約書の制限に決して矛盾しない形で、このサービスプロバイダーが
-3-
貴殿の利益のためだけにかかる諸情報を使用することを義務付け、(3)本件契約書中の該当
する制限項目に矛盾する方法(これには認可されていない方法で第三者がこの諸情報にアク
セスすることも含まれる)で、かかる諸情報を利用したために損害が生じた場合、同サービ
スプロバイダーが UPS の被補償者に対して損害を補償し、さらに、こうした損害からかかる
被補償者を無害に守る義務を負わせ、(4)同サービスプロバイダーが第三者の身元(これに
は同諸情報に含まれる署名データも含まれるが、それだけに限られるわけではない)を識別
できる諸情報を荷物の追跡や配達の確認以外の目的で使用しないよう義務付け、(5)同サー
ビスプロバイダーがデジタル署名画像からなる諸情報を保存するのを禁止し、(6)かかる諸
情報を偶発的破損、あるいは不法な破損、偶発的喪失、改ざん、不当な開示またはアクセス
から保護するための、適切な技術的措置、設備、組織的対策を講ずるよう同サービスプロバ
イダーに義務付け、さらに、同サービスプロバイダーと貴殿の間で交わしたサービス契約が
終了した際は、直ちに諸情報のすべてを廃棄するよう同サービスプロバイダーに義務付け、
さらに(7)電子形式か否かに拘らず、かかる諸情報を別途に保存し、他のデータと混合させ
たり併合させないよう同サービスプロバイダーに義務付けるものとする。さらに、以上の項
目に加え、前文で記述された貴殿とサービスプロバイダーとの間の契約書を各サービスプロ
バイダーに遵守させる責任は、貴殿が UPS に対して引き続き負うことに貴殿は同意するもの
とする。
(b)
お客様独自の情報
(i)
交渉済み料金情報: UPS テクノロジーは、委託荷物に関連した特
定の価格条件や料金(以下「交渉済み料金情報」と称す)へのアクセスを可能にしている。
かかる交渉済み料金情報は、[UPS の]諸情報であり、従って UPS 当事者の機密情報である。
貴殿は、エンドユーザーの権利 1.1 項 (a)(ii)の規定に関わらず、自社の UPS 口座に課された
料金の支払いを促す目的で、かかる交渉済み料金情報を社内の会計処理と請求書処理業務の
みに利用するものとし、さらに貴殿は、かかる交渉済み価格情報を、自社のサービスプロバ
イダーと関連会社以外の何者にも開示せず、しかも本エンドユーザーの権利 1.1 項(a)の規定
だけに従って利用するものとする。
(ii)
参照用料金: UPS 当事者が実際に請求する出荷料金は UPS テクノ
ロジーにより諸情報の一環として表示された料金と異なる場合があるうえ、UPS テクノロジ
ーが交渉済み料金情報を表示した場合ですらこのようなことが起こりうることを貴殿は認識
し、同意するものとする。貴殿に送付する請求書の実際の金額に影響を与える要因としては、
UPS 当事者に記述された荷物の特色が実際と異なる場合、出荷ラベルに明記された情報が不
十分であったり正確でない場合、さらに、交渉済み料金は荷物の重量と出荷中に発生する追
加料金に基づいて算出されるが、共に UPS 当事者に荷物を委託する前に予期できなかったり
算出不能であったりする場合(但し、それだけには限られない)などが挙げられる。
(c)
荷物の追跡 UPS テクノロジーの追跡(Tracking)機能を利用するのは、
個々の委託荷物に関連してかかる諸情報を検索するときだけに限られる。UPS テクノロジー
の特定の追跡機能には、貴殿が提供したメールアドレスに追跡結果を送信するよう UPS テク
ノロジーに指示するものがある。その際、貴殿は、かかる委託荷物に関連のある者の管理下
に置かれたメールアドレスだけに、追跡結果を送るよう UPS に指示することに同意する。さ
らに、メールアドレスの受信先から委託荷物に関連した電子メールのメッセージを以後受け
取りたくないという意志表示があった場合、貴殿は直ちに UPS テクノロジーを使って、かか
るアドレスに電子メール・メッセージを送るのを停止するよう UPS に指示するものとする。
追跡結果を知らせる電子メールが送付されなかった場合、あるいは、その送付もしくは受信
が遅れた場合でも、UPS は一切の責任を負わないものとする。また、貴殿が追跡結果を知ら
せる電子メールの一部としてテキストを添付し送信する場合、その内容についての責任は貴
殿だけが負うものとする。その際、貴殿は、他者に対するいやがらせや中傷、名誉毀損、侮
辱とみられる内容を、追跡結果を知らせる電子メールに一切含めないこととする。
(d)
インバウンド荷物の住所の照合 UPS の特定のテクノロジーは、インバウン
ド荷物(到着/輸入貨物)の宛先を、インバウンド荷物の照合を可能にするサービスを使用し
-4-
て、貴殿が提供した住所と照合したり、荷物のロケーション ID(LID)と対応させることに
よって、かかる荷物を確認している。貴殿は、提供した住所の内容が、真実であり、不備が
なく、正確であることを保証し、提供した住所の内容に変更が出た場合は実務的な限り早急
にその旨を UPS に伝えるとともに、提供した住所に UPS 当事者が荷物を配達した際、貴殿
にはこの荷物に関する諸情報を入手する権限があることを保証するものとする。貴殿は、
UPS テクノロジーが(1)貴殿の提供した住所宛、あるいは LID に対応した住所宛の荷物を
すべて、UPSI の出荷システム上で確認・報告できない可能性があること、(2)貴殿の提供
した住所、あるいは LID に対応する住所のいずれの宛先にも配達すべきでない荷物を UPSI
の出荷システム上で確認・報告するかもしれないこと、さらに(3)宛先が不適切であったた
め、あるいは LID が間違っていたために、全く無関係の第三者宛の荷物が UPSI の出荷シス
テムに紛れ込み、このような無関係の第三者宛て荷物を確認・報告することもありうること
を認め、これに同意するものとする。上述の(2)と(3)で指摘された荷物は、以下「誤送
到着荷物」と称す。UPS テクノロジーを通じて誤送到着荷物に関する諸情報を全く無関係の
第三者に提供する際は、出荷受領書上のデジタル署名画像が含まれることもある。なお、誤
送到着荷物に関係した諸情報の提供により、賠償請求もしくは損害が生じたとしても、UPS
当事者は、適用法で許容されている限り、出荷人、荷受人、その他の第三者に対して一切責
任を負わないものとする。UPS テクノロジーを通して貴殿が入手した誤送到着荷物の情報は
ここで定義された「諸情報」とみなされる。貴殿は、誤送到着荷物に関する諸情報を保存、
開示、利用しないうえ、かかる荷物の確認が済み次第、このような諸情報のコピーをすべて
廃棄することに同意するものとする。
(e)
デジタル署名画像と配達証明書 (POD) 諸情報にはデジタル署名画像も含ま
れる。デジタル署名画像は、配達証明書(POD)の一部でない限り、保管したり、第三者に
配布したり、複写または改ざんしてはならない。UPS テクノロジーの利用またはアクセスに
より作成もしくは創出された各 POD は電子形式または文書形式に複写したり保管することが
できる。但し、UPS はこうした POD に関して次のような権利のみを貴殿に付与するものとす
る。(1) 第三者に POD を配布する際に電子形式以外のものに印刷するか、ファックスにより
送信することができる、(2)POD をかかる第三者に配布するのは、この POD に記述された
出荷方法で荷物が配達されたことを証明するときだけに限られる。また、各 POD を保管でき
る期間は、POD に記述された荷物が配達された日付から 18 ヵ月間までに限られるものとす
る。なお、本エンドユーザーの権利 1.1 項(e)において明確に許容された目的以外のために、
配達証明書または UPS テクノロジーが提供したデジタル署名画像を利用することは、UPS の
同意を事前に書面で受けていない限り(このような同意は本件契約書中に含まれていない)
一切禁じられている。
(f)
データの利用 貴殿は (i) UPS テクノロジーを通して UPS にデータを送信す
るのは、貴殿に与えられた権利であるものとし、(ii) 該当する法律の規定に従って、当該デー
タを UPS に送信し、UPS がそれを利用するという内容の通知を当該データの所有主(複数の
場合もある)に送り、かかる所有主からそれについての同意を得ており、(iii) UPS テクノロ
ジーを通して受領する諸情報と、かかる諸情報に関連した荷物に対し、貴殿は真の関心をも
っていることを保証するものとする。また、貴殿は、UPS テクノロジーを通して UPS に提供
するデータのすべてを、その提出時点で有効な UPS プライバシーポリシーに準じて UPS 当
事者が利用するのを認めるものとする。貴殿は、UPS、UPS Supply Chain Solutions 社、およ
びそれらの関連会社、後継者、譲渡人に対し、連邦規則集(CFR)タイトル 19、パート 111
および 163 で引用されている記録(これには、貴殿の事業に関連したあらゆる文書、データ、
もしくは情報が含まれる)を、ユナイテッド・パーセル・サービス社の子会社や事業部門
(以下「UPSI」と総称する)のいずれか、もしくは、全体と共有するのをここに認め、これ
を指示するものとする。UPS、UPS Supply Chain Solutions 社を始めとする(但し、それだけ
に限らない)UPSI は、事業上の日常業務プロセスや事務的業務プロセス(例えば、請求書の
発行、集金、銀行業務、データの画像作成、文書保管など)を第三者に外注することがあり、
下請業者がこうした日常業務プロセスや事務的業務プロセスを遂行できるよう、貴殿はここ
に、その事業に関係した文書も含めた一連の文書を、UPSI がこうした下請業者に公表するこ
とに同意するものとする。貴殿には、UPS Supply chain Solutions 社のサービス条件に矛盾せ
-5-
ずに、かかる記録を米関税法、または他の米諸法律、あるいはその両方の規定に従って維持
する義務があり、しかも、その責任は貴殿だけが負うものとするほか、本件契約書には、
UPSI が「記録係」として、あるいは貴殿に代わる「記録代行者」として機能する義務は一切
要求されておらず、さらに UPSI はそのような責任を一切受諾していないことを認めるもの
とする。
1.2
UPS 資材へのアクセスと利用
(a)
法律を遵守したアクセス 貴殿は、該当する法律、裁判所判決、規制を完全
に遵守した形のみで UPS 資材にアクセスし、それを利用することに同意する。さらに貴殿は、
UPS の妥当な判断により、UPS テクノロジーの性能もしくは機能に悪影響を及ぼすような形
で、あるいは、他者が UPS テクノロジーにアクセスする能力を妨害するような形で、UPS 資
材を利用したり、それにアクセスしないものとする。本件契約書の条件に矛盾した形で UPS
資材にアクセスまたは利用するのは、UPS の同意を事前に書面で入手していない限り認可さ
れておらず、しかもこうした行為は一切固く禁止する。
(b)
ホスト先の UPS テクノロジー UPS の特定のテクノロジーは UPSI または
UPSI の下請業者がホストとなっている。こうしたホスト先の UPS テクノロジーは、アメリ
カ合衆国内のサーバー上でホストされており、しかも、年中無休、すなわち週 7 日間 24 時間
体制で利用できることになっている(但し、メンテナンス時は除く)。だからといって、
UPS は、ホスト先の UPS テクノロジーが常に利用可能で、途切れなく、エラーなしにアクセ
スできると保証しているわけではない。UPS は、メンテナンス、グレードアップ、さらにこ
れらに類する理由で随時、ホスト先の UPS テクノロジーを中断したり、使用を制限したり、
あるいは一時停止したりする権利を保留しているものとする。さらに、ホスト先の UPS テク
ノロジーが、原因を問わず、中断、一時停止、終了したために損害が生じた場合でも、UPS
と UPSI はいずれも一切の責任を負うことはなく、かかる損害の賠償責任も負っていないこ
とに貴殿は同意するものとする。
貴殿は、ホスト先の第三者のサービス(以下「第三者サービス」と称す)を通じて UPS テク
ノロジーにアクセスできる。この第三者サービスを利用するときは、かかる第三者サービス
をホストしている者(以下「ホスト」と称す)に、貴殿を識別する情報と識別しない情報
(以下「貴殿の情報」と総称する)の両方を提供することになる。その際、貴殿は、このホ
ストが貴殿の情報を UPS と共有し、さらに、UPS が(i)第三者サービスを通じて UPS に提
示された貴殿の出荷業務に関連して、しかも(ii)UPS のプライバシー・ポリシーに準じた
方法で、貴殿の情報があたかも UPS に直接提供されたかのごとく、かかる情報を利用するこ
とに、明確に同意するものとする。さらに貴殿は、第三者サービスを通じて UPS に提示され
た貴殿の出荷業務に関する情報のいかなる部分も、またそのすべてを UPS がホストに提供す
ることにも同意するものとする。これにより、ホストは、かかる情報を利用したり配信して、
第三者サービスを貴殿に提供できることになる。
(c)
システム口座 UPS の特定のテクノロジーは、貴殿がシステム口座を開設し、
ログイン ID とそれに対応するパスワードを設定するよう義務付けている。貴殿は、自社のシ
ステム口座に対応する UPS テクノロジーにアクセスする際、自社に割り当てられたシステム
口座だけを利用し、他者に割り当てられたシステム口座を使って UPS テクノロジーにアクセ
スしてはならない。貴殿はまた、自社のシステム口座のログイン ID とパスワードを他者に開
示してはならない。貴殿のシステム口座を通して UPS テクノロジーへのアクセスを得た者が
UPS テクノロジーを利用もしくはアクセスしたために(これには、貴殿の許可の有無を問わ
ず、直接もしくは間接的にアクセスまたは利用することが含まれるが、それだけに限られる
わけではない)、それに関連して何らかの損害が生じた場合、その責任は全面的に貴殿だけ
が負うものとし、さらに、かかる損害を UPS の被補償者に補償する責任も全面的に貴殿だけ
が負うものとする。
(d)
インターネット
-6-
(i)
インターネットの信頼性: 貴殿は、UPS テクノロジーが UPSI の管
理下にはないインターネットを利用できる機能を提供している点を認識するものとする。従
って、(x) 貴殿がインターネットを不適切な方法もしくは誤った方法で利用したために損失ま
たは損害が生じた場合、もしくは生じたと申し立てられている場合、あるいは、(y) 貴殿がイ
ンターネットに依存してコンテンツ、商品、サービスを提供しているために損失または損害
が生じた場合、または生じたと申し立てられている場合、あるいは、(z) 貴殿が UPS システ
ム、ホスト先の UPS テクノロジー、インターネット、またはそのウエブサイトにアクセスで
きる能力がないために損失または損害が生じた場合、もしくは生じたと申し立てられている
場合でも、UPS と UPSI は一切の責任も賠償責任も負わないことに貴殿は同意するものとす
る。貴殿はまた、UPS テクノロジーの利用に際し、第三者との通信料または他の接続料を発
生させることがあるが、このような料金を支払う責任は貴殿だけにある点を認識するものと
する。さらに天災、ストライキ、産業界で生じた混乱、テロ行為、火災、停電、コンピュー
タのハードウェアまたはソフトウェアの故障、設備の納入遅延、または第三者の行為(但し、
それだけに限らない)など、いかなる当事者でも制御不可能な妥当な状況が何らかの理由で
発生したために、諸情報や委託荷物に関連した他のデータをいずれかの当事者が UPS システ
ムから受信または送信できなかった結果、損害や他の債務が生じた場合は、いずれの当事者
もその責任を負わないものとする。
(ii)
外部へのリンク: UPS テクノロジーには他のウエブサイトへのリ
ンクが含まれていることがある。かかるリンク先のサイトへのアクセスを可能にしているの
は、貴殿の便宜を図るためだけであって、UPS が、このようなリンク先サイトのコンテンツ
を支持しているわけではない。UPS は、リンク先のサイトに表示されたコンテンツ、ソフト
ウエア、サービス、またはアプリケーションの妥当性、正確さ、性能、質を表明するわけで
も、保証するわけでもない。貴殿がリンク先のサイトにアクセスする際は、リスクを承知し
たうえで行うものとする。UPS はまた、リンク先サイトにアクセスできるかどうかについて
も責任を負うことはない。さらに、貴殿がリンク先サイトを使用する際は、かかるリンク先
サイトで適用される方針や利用条件(例えば、リンク先サイトのプライバシーポリシーも含
まれるが、それだけに限られるわけではない)に従う必要がある。
(e)
自動アクセス UPS システムまたはホスト先の UPS テクノロジーにアクセス
するために、自動質問デバイス、ロボット、またはデータを繰り返し収集したり抽出するツ
ールやルーチン、スクリプトを用いること、あるいは、本件契約書でライセンスが付与され
た UPS テクノロジーではない類似機能をもつ他のメカニズムをこのような目的のために用い
ることは、制限なく、いかなる場合も固く禁じられている。
(f)
ウィルス 貴殿は、コンピューターウィルス、トロージャンホース、ワーム、
時限爆弾(time bomb)、その他 UPS システムあるいはホスト先の UPS テクノロジーの (i) 破
損、妨害、傍受、収奪を意図した、または、(ii) 他者の知的財産権の侵害を意図したコンピュ
ーター・プログラム・ルーチンと関わりを持ったり、これらを UPS システムまたはホスト先
の UPS テクノロジーに入力したり、アップロードしないことに同意するものとする。
(g)
クッキーと UPS ウェブサイト
(i)
「クッキー」とは、ウェブサイトから貴殿のブラウザに送信され、
ハードドライブに保存される小さなテキスト・ファイルのことである。クッキーは、ウェブサ
イトのステータスや設定上の嗜好といったユーザー情報を保存・管理することにより、イン
ターネットの使用を容易にする。ブラウザのほとんどは、当初クッキーを受信するよう設定
されているが、貴殿は、クッキーが送信される際、それを拒否するか、または警告を受け取
るよう設定を変更することができる。クッキーの設定を変更する方法については、各自のブ
ラウザの「ヘルプ」メニューを参照することとする。なお、クッキーを拒否しても、UPS の
ウェブサイトと交信する能力は阻害されないが、UPS ウェブサイトの特定の UPS テクノロジ
ー(例えば、UPS.com Shipping)を使用するためにはクッキーを受け入れる必要がある。
(ii)
UPS は以下の目的でクッキーを使用する(時にはウェブビーコンの
ような他の技術と並行して使用することもある)。(1)貴殿のステータス、設定上の嗜好、
-7-
ビジネス情報、その他貴殿から送られた情報を追跡・管理するため、(2)セキュリティ確保
のため、(3)匿名ベースで利用者が UPS ウェブサイトをいかに利用しているかを理解する
ため、そして (4) 特定の広告の効果を評価するため。
(iii)
UPS ウェブサイトの登録ユーザーに関連してクッキーを使用する以
外、または 1 つ以上の UPS ウェブサイトで情報を 1 つのアプリケーションから他のアプリケ
ーションへと移動させるためにクッキーを使用する以外、UPS ウェブサイトの使用に際して
クッキーやウェブビーコンが集めた情報は、個人を特定するために UPS が利用することはな
い。 UPS.com のクッキーは、貴殿が UPS.com にログインするたびにウェブブラウザに設置
され、そのセッション中だけ利用できる。情報を 1 つのアプリケーションから他のアプリケ
ーションに移動させるためのクッキーは、移動時のセッション中だけ利用できる。その他の
クッキーは貴殿のハードドライブに無期限に保存される。
1.3
情報の保証
貴殿が UPS テクノロジーを通して UPS に提出する自己の情報は、真実かつ正確で、
不備がなく、最新の情報であることを、貴殿は表明し保証するものとする。貴殿の提出した
情報が虚偽であったり、不正確であったり、不備がある場合、または、その後虚偽であった
り、不正確であったり、不備があることが判明した場合、あるいは、かかる情報が虚偽であ
ったり、不正確であったり、不備があると UPS が疑う適切な根拠がある場合、UPS には、貴
殿に与えられたあらゆる UPS テクノロジーへのアクセスと使用の権利を一時停止したり、終
了する権限があるものとする。
1.4
ソフトウェアの一般条件
以下の条件は、UPS が貴殿に配布したあらゆるソフトウェアの使用に適用される。
(a)
限定的ライセンス 本件契約書の諸条件(これには一般条件第 2 項も含まれ
るが、それだけに限られるわけではない)を遵守することを前提に、UPS が貴殿にソフトウ
ェアを提供次第、貴殿は、同ソフトウェアをオブジェクトコードの形式のみでインストール
し使用することができる。その際、貴殿は、本ソフトウェアに関し、ここで具体的に与えら
れている権利以外のいかなる権利も UPS により付与していないことを認めるものとする。イ
ンストール中、同ソフトウェアが(1)ロード先のハードウェアの特定の OS とその設定内容
を確認し、利用することがあり、しかも(2)貴殿の機密情報や独占情報にアクセスしたり、
貴殿の特定のデータベースとインタフェースしたり、あるいはその両方を行うことがある。
貴殿は、こうした確認、アクセス、使用、インターフェース、もしくはそのすべてに対して、
ここに同意するものとする。
(b)
地理的制限
止されている。
規制地域からの同ソフトウェアへのアクセスならびに使用は禁
(c)
リバース・エンジニアリング 同ソフトウェアの翻訳、逆コンパイル、リバ
ース・エンジニアリング、逆アセンブルを行う権利が法律によって与えられ、貴殿がこの権
利を放棄できないような管轄地域においては、本文一般条件 2.2 項の一般性を制約すること
なく、法律の許容する範囲で、貴殿が別に作成したプログラムと同ソフトウェアとの間で相
互運用を可能にするのに必要な枠内において、かかる翻訳、逆コンパイル、リバース・エン
ジニアリング、逆アセンブルを行う権利を行使することができる。但し、相互運用に必要な
情報を得るために UPS に書面で要請を提出したにも拘らず、UPS から適切な期間内にこの情
報を入手できなかった場合だけに限られる。また、このような逆コンパイル作業は、同ソフ
トウェア中、相互運用を可能にするのに必要な部分だけに制限されるものとする。
(d)
下請業者 貴殿は、ソフトウェアのインストールの際に自費で下請業者を利
用できる。但し、貴殿が(1)本件契約書の遵守を義務付けた契約をこの下請業者と交わし、
(2)この下請業者に本件契約書を遵守させる責任を UPS に対して全面的に負い、(3)同下
-8-
請業者と交わす契約書の中に UPS を拘束するような内容が一切含まれていないことが前提と
なる。
(e)
契約の終了 貴殿に付与されたソフトウェア・ライセンス契約は、いかなる
場合も、本件契約書の期日、または、本件契約書の終了日のいずれか早期の日付に終了する
か、あるいは、同ソフトウェアに対応した UPS テクノロジーの使用権の終了日に終了するも
のとする(例:UPS CampusShip の使用権が終了したときには、それに対応するソフトウェア
「Scheduled Import Tool」の使用権も終了する)。本件契約書が期日に達したとき、あるいは
ソフトウェアのライセンス契約が何らかの理由で終了したとき、直ちに貴殿は、期日に達し
たライセンス、もしくは、終了したライセンスの関連ソフトウェアのコピーをすべて、貴殿
のハードウェア、システム、その他の格納メディアや格納装置から消去するものとする。
(f)
ウィルスに関する保証の免責 UPS は、コンピュータ・ウィルスが 同ソフト
ウェアに一切含まれていないとか、存在しないといった保証を、明示的にもまた黙示的にも
一切行わない。
(g)
米国政府のエンドユーザー 連邦調達規制(以下「FAR」と称す)(連邦規
則集 48)2.101 項で定義されているように、かかるソフトウエアは「商業品目」とみなされ
ている。この「商業品目」は FAR 12.212 項、または適用される場合は米国防総省(DoD)の
FAR 補足条項 227.7202-1(a)に定義されているように「商業用コンピュータ・ソフトウェア」
と「商業用コンピュータ・ソフトウェアの文書」で構成されている。FAR 12.212 項、FAR §
27.405(b)(2)項、および DoD の FAR 補足条項 227.7202-1 から 227.7202-4 までの項目の内容と
同様、しかも、これ以外の FAR の中に上述の項目に相反する内容があったとしても、また、
本件契約書の内容が組み込まれていそうな契約書に上述の内容に矛盾するような他の契約条
項が存在する場合であっても、同ソフトウェアを入手する米政府エンドユーザーはすべて、
本件契約書で規定された権利のみを有するものとする。米国政府が同ソフトウェアを使用す
るときは、それが「商業コンピュータ・ソフトウェア」と「商業コンピュータ・ソフトウェ
アの文書」であることに同意し、ここに規定された権利と制約を受け入れたものとみなされ
る。前述の内容が特定の米政府機関に適用されない場合、かかる米政府機関には、同ソフト
ウェアの制限付き使用権(RESTRICTED RIGHTS)とそれをサポートする文書の限定的使用
権(LIMITED RIGHTS)を与えるものとし、さらにこのような場合においては、米政府によ
る使用、複写、もしくは開示は、FAR 52.227-19 項の商業コンピュータ・ソフトウェアの福節
C――制限付き使用権の項に規定された制約の対象となるものとする。
1.5
出荷に関する一般条件
(a)
出荷サービス契約の適用性 UPS 口座のもとで UPS テクノロジーの出荷マニ
フェストを用いて輸送される委託荷物は、それに対応した UPS 口座の、出荷時点で有効な出
荷サービス契約の対象となり、その適用を受ける。この出荷サービス契約が適用されない委
託荷物を含め、すべての委託荷物は、出荷時点で有効な UPS 輸送・サービス約款の諸条件で
規定された諸々の条件の対象となるものとする。
(b)
自由な流通と経由地 UPS テクノロジーの出荷マニフェストを用いて輸送さ
れる委託荷物は、自由に流通する物品に限られる。用語「自由な流通」とは、(1)物品の発
送地と、かかる物品の輸送の開始地ならびに終了地がすべて同一の国内にあることを意味す
る場合と、(2)物品の発送地は別の国だが、かかる物品の輸送の開始地と終了地が通関地と
同一の国内にあることを意味する場合がある。
(c)
ロケーション ID の利用 貴殿は、UPS の他の利用者から、委託荷物のパッ
ケージ・レベルの明細(PLD)にロケーション ID(LID)を含めるよう要請されるかもしれな
い点を了承するものとする。この LID は、UPS の利用者が UPS Visibility Services の中の特定
のサービスに参加できるようにするためのものである(例:Quantum View Data を用いた到着
荷物の追跡)。貴殿がこの LID を自己の PLD 記録に含めると選択した場合、UPS は、かかる
UPS Visibility Services の一環として、LID を供給している UPS 利用者もしくは第三者に対し
-9-
(但し、いずれの場合もこの UPS 利用者からの要請に応じて)、かかる PLD 記録を配布す
ることがあるうえ、この記録の受信者がかかる記録を利用したり、さらに他者に配布するこ
とがありうる点を貴殿は了承するものとする。
(d)
不完全な情報と追加料金 UPS テクノロジーの出荷マニフェストを用いて輸
送される委託荷物の情報が、何らかの形で不完全または不正確であった場合、UPS 当事者の
適切な担当者が、貴殿に代わって情報を補足もしくは是正したり、あるいは、そのために料
金を調整することがあるが、それだからといって、かかる担当者には、このような補足や是
正、調整を行わなければならない義務はないものとする。貴殿は、輸送料金、関税、税金、
追加料金、政府罰金、保管料のほか、貴殿が支払わなかったために発生した、あるいは、荷
受人が適切な書類を提出する際や必要な免許または認可を受ける際に発生した通関手数料、
UPS 当事者が前払いした費用、UPS 当事者側の法的費用、その他 UPS テクノロジーの出荷マ
ニフェストを用いて輸送される委託荷物に関連して賦課された、または発生した費用(これ
らを「追加料金」と総称する)のすべてを支払うことに同意するものとする。また、UPS テ
クノロジーの出荷マニフェストを用いて輸送された委託荷物の支払いがクレジットカードか
キャッシュカードで行われる場合、貴殿は、かかる委託荷物に関連して発生し、同一のクレ
ジットカードまたはキャッシュカードで支払うことにしたあらゆる料金(これには追加料金
も含まれるが、それだけに限らない)を、UPS 当事者が賦課し集金することを、ここに明確
に認可するものとする。さらに、UPS テクノロジーのもとで、第三者への請求といった他の
選択肢が貴殿に与えられている場合でも、第三者または荷受人による支払いが履行されなか
ったときは、貴殿が委託荷物に関連したあらゆる料金(これには追加料金も含まれる)の支
払いを保証することに同意するものとする。
(e)
出荷業務の完了 貴殿が要請した出荷サービスの料金は、貴殿が UPS テクノ
ロジーを使って出荷業務を完了し、 ラベルが印刷用として画面に表示された段階で(ラベル
を直ちに印刷し、荷物に貼付したうえで UPS 当事者に受け渡すか、それらを後に行うか に拘
らず)、貴殿のクレジットカードもしくは UPS 口座に計上されることに、貴殿は同意するも
のとする。
(f)
委託荷物の受領 UPS 当事者が委託荷物を実際に受け取ったことを証明する
唯一の確定的証拠は、かかる委託荷物の取り扱い方を示したラベルを UPS 当事者がスキャナ
ーで読み込んだという事実だけである。
(g)
荷物の情報
(i)
一般事項: UPS テクノロジーの出荷マニフェストを用いて輸送さ
れる委託荷物に関して貴殿が提供した陳述内容が不完全であったり、不適切、不正確、ある
いは虚偽であったために損害が発生した場合、あるいは、かかる陳述内容が不完全であった
り、不適切、不正確、あるいは虚偽であったことに関連して損害が発生した場合、貴殿は、
いかなる損害であってもその全額を、単独の負担で、UPS 被補償者に補償し、かかる損害か
ら UPS 被補償者を無害に守るものとする。
(ii)
国際貨物: 委託荷物が UPS テクノロジーの出荷マニフェストを用
いて輸送される場合、貴殿は、かかる委託荷物の輸出管理、全数調査報告、または通関、あ
るいはそのすべてに必要な情報と書類を提出しなければならない。貴殿が所定の情報と書類
を UPS に提供するということは、UPS テクノロジーの出荷マニフェストを用いて輸送される
委託荷物の輸出入に関する陳述書類や情報の内容がすべて真実であり、正確であり、しかも
本件契約書の一般条件 12.9 項と 12.10 項に矛盾していないことを貴殿が証明することを意味
する。さらに、UPS テクノロジーの出荷マニフェストを用いて輸送するあらゆる委託荷物
(これには個々の荷物を一括して出荷する場合も含まれるが、それだけに限られない)のラ
ベル作成や所要項目の記入(これには発送国の指定などが含まれるが、それだけに限られな
い)を、所轄の法律に従って行う責任は貴殿だけにあるうえ、UPS テクノロジーの出荷マニ
フェストを用いた委託荷物のラベル作成サービスを UPS 当事者が行う場合であっても、かか
る責任は貴殿だけが負うものとする。さらに、虚偽の陳述、誤解を招く陳述、あるいは不正
- 10 -
な陳述を行ったり、もしくは、米国輸出管理法、全数調査報告に関する法律、関税法など
(これには、合衆国法典(U.S.C.)タイトル 13 セクション 305、U.S.C.タイトル 22 セクショ
ン 2778、U.S.C.タイトル 50 App 2410、U.S.C.タイトル 15 セクション 1125 などが含まれるが、
それだけに限られない)に違反した場合、貴殿に対して、民事上、刑事上の罰金(これには、
資産の押収や売渡しも含まれる)が賦課されることがある点を了承しているものとする。ま
た、いかなる出荷においても、貴殿が記録上の輸入元である場合は、国または国際的な税関
が発行した貨物情報を、UPS 当事者がかかる貨物の適切な関係者に開示することを承認する
ものとする。
1.6
お客様のロゴの使用
ホスト先の UPS テクノロジーには、グラフィック画像を加えることにより、カスタ
ム化が可能なものがある。UPS テクノロジーに貴殿がアクセスする際、さらに、その他のお
客様の従業員や、貴殿が認可した他のユーザー(適切な場合に限られる)がアクセスする際、
貴殿はここに、UPS に提供した貴殿の名称、指定の商標、ロゴ、またはサービスマーク(以
下「ロゴ」と称す)、あるいはそのすべてを、UPS テクノロジーの一環として、UPS が本契
約期間中に使用したり、複写、出版、履行、表示するための世界規模で、非独占的、かつ無
償のライセンスを UPS に付与し、さらに、この目的の達成上、適切であれば必要に応じてサ
ブライセンスを発行するものとする。貴殿は UPS の指定するフォーマットとサイズに従って
ロゴを提出することに同意する。なお、貴殿は、かかるロゴの所有権をすべて有し、ここで
付与するロゴ・ライセンスの提供権を持つものとする。
1.7
ベータテクノロジー
UPS は、場合によって、一般では入手できない UPS テクノロジーの改良版あるいは
新テクノロジーの追加版(以下「ベータテクノロジー」と総称)をテスト中に貴殿が入手で
きるようにすることがある。かかるベータテクノロジーが既存の UPS テクノロジーの改良版
である場合、元となる UPS テクノロジーの一部とみなされ、この UPS テクノロジーに適用
される本件契約書の各セクションがかかるベータテクノロジーにも適用されるるものとする。
一方、かかるベータテクノロジーが新テクノロジーとして追加される場合、貴殿の使用に適
用される本件契約書中のセクションが UPS から通知されるものとする。UPS は、貴殿による
ベータテクノロジーの利用に関し一切の責任を負わないものとする。
- 11 -
(a)
秘密保持:貴殿は、(a) UPS が設定したベータテクノロジーのテスト期間中
と、テスト終了後 5 年間にわたり、法律で他の期間が規定されていない限り、(i) かかるベー
タテクノロジーの存在、特性、運用、安全性、パフォーマンス、評価、査定、能力、コンテ
ンツ、(ii) かかるベータテクノロジーに関する貴殿のコメント、質問、提案、さらに (iii) かか
るベータテクノロジーに関する、または、包括されるその他の情報やデータを、秘密として
保持し維持するものとし、(b) UPS の書面による承諾を事前に受けずに、第三者がベータテク
ノロジーにアクセスしたり、使用するのを防止するものとし、さらに (c) UPS によって設定
されたかかるベータテクノロジーのテスト期間が終了または満了した日付のいずれか早い方
の日から 10 日以内にかかるベータテクノロジーに関する情報または文書をすべて UPS に返
還するものとする。前述の文章で特定されたいかなる情報であっても、貴殿が (x) 秘密保持
の義務なくすでに受け取っているもの、(y) 独立して開発したもの、あるいは (z) 秘密保持の
義務なしに第三者から合法的に受け受け取ったものに関しては、貴殿が秘密を保持する必要
はない。但し、いずれの場合も、貴殿が書面による記録を同時に維持して実証する必要があ
る。さらに、ベータテクノロジーが公知の場合は秘密保持の義務はなく、本件契約書や UPS
との他の契約書に違反することにはならない。
(b)
貴殿の情報の利用: UPS は、ベータテクノロジーに関連して貴殿が UPS に
提供したコメント、情報、データ、提案(これにはフィードバックのデータも含まれるが、
通常一般に知られていない、または公開されていない財務データ、財務計画、あるいは製品
企画などは含まれない)を、貴殿に対しいかなる種類の制限も責任も負わずに自由に、複写、
利用、開示、展示、表示、変更、派生作業の創出、他者への配布を行えることに、貴殿は同
意するものとする。さらに UPS は、かかる情報に含まれているアイデア、コンセプト、ノウ
ハウ、あるいはテクニックを、貴殿に対しいかなる種類の制限も責任も負わずに自由に利用
できるものとする。
(c)
欠陥およびエラー: お客様は、(A) ベータテクノロジーには欠陥やエラー
が含まれている可能性があり、UPS は、ベータテクノロジーがお客様の所要条件に見合って
いるとか、中断されることなく、エラーなしに利用し運用できるとかを表明したり、保証す
るものではなく、(B) ベータテクノロジーは商業目的としてリリースされておらず、UPS に
は将来いかなる時点においてもベータテクノロジーを販売したりライセンス契約の対象とし
なければならないという義務は全く負っておらず、しかも(C) UPS には、ベータテクノロジ
ーのメンテナンスやサポートを始めとするサービスを提供する義務もないことを認識し同意
するものとする。
(d)
テスト期間: ベータテクノロジーのテスト期間は、貴殿がかかるテクノロ
ジーを受け取った日付から UPS の単独の判断で規定された日付までとする。UPS は便宜上、
貴殿へ通知することにより、いつでもテストを中止したり、ベータテクノロジーの下で許可
したあらゆる権利を終了させることができる。その際、貴殿は、テスト期間の中止された日
付または満了した日付のいずれか早い方の日付でベータテクノロジーの使用を中止すること
に同意するものとする。なお、ベータテクノロジーは委託荷物に関連して利用するときだけ
に限られる。
第 2 条: 個々の UPS テクノロジーに適用される条件
本エンドユーザーの権利第 2 条で規定される権利と制限は所定の UPS テクノロジー
に適用される。従って、貴殿に適用される権利と制限は、かかる権利と制限の対象となる特
定の UPS テクノロジーに貴殿がアクセスまたは利用する場合に限られる。本エンドユーザー
の権利第 2 条で特定された UPS テクノロジーを使用もしくはアクセスする際は、まず該当す
る UPS テクノロジーの使用とアクセスに関する権利と制限を見直していただく必要がある。
- 12 -
2.1
UPS OnLine® Tools グループ
このエンドユーザーの権利 2.1 項は、UPS OnLine Tools と呼ばれる UPS テクノロジー
のアクセスおよび使用についての具体的諸条件を述べている。
UPS OnLine Tools にアクセスするには 2 通りの方法がある。
貴殿が UPS から「UPS 開発者向けキット」を受け取っている場合は、自社の e コマ
ース・アプリケーションに UPS OnLine Tools を組み入れて、社内業務を目的としたアプリケ
ーションの開発が可能になるライセンスを付与されたことになり(但し、貴殿がこうして開
発したアプリケーションを第三者に配布したり販売することはいかなる形においても許容さ
れない)、本エンドユーザーの権利 2.1 項 (a)~(b) に含まれる権利と制限のすべてと、貴殿が
アクセスし利用する特定の UPS OnLine Tool(s) についてはエンドユーザーの権利 2.1 項 (c) に
それぞれ規定された本件契約書の一般条件と各項目が、貴殿による UPS OnLine Tools のアク
セスと使用に適用されるものとする。
貴殿以外の者が開発した UPS Ready Solution の一環として、貴殿が UPS OnLine
Tools にアクセスする場合は、貴殿には UPS 開発者向けキットは配布されず、アプリケーシ
ョンを開発する権利も与えられない。貴殿が UPS OnLine Tools にアクセスできるのは、社内
業務を目的として UPS Ready Solution を通した場合だけに限られる。このような場合は、本
エンドユーザーの権利 2.1(b)の項目に含まれる権利と制限のすべてと、貴殿がアクセスし利
用する特定の UPS OnLine Tool(s) については、本件契約書の一般条件と、エンドユーザーの
権利 2.1 項 (c) にそれぞれ規定された各項目が、貴殿による UPS OnLine Tools のアクセスと
使用に適用される。
(a)
アプリケーションの開発条件
(i)
UPS 開発者向けキットの使用に関する同意: 本件契約書の諸条件
の遵守を前提に、さらに貴殿に付与された UPS テクノロジーのライセンスに基づいて、UPS
はここに、許容地域内での UPS OnLine Tool の利用を目的として貴殿が UPS 開発者向けキッ
トを使用することを許可し、同意する。但し、かかる UPS OnLine Tool は、本件契約書と
UPS 開発者向けキットに規定された指示と制限に基づいて、本件契約書の期間中に、インタ
ーフェースを開発し、かかるインターフェースをアプリケーションに組み込むことのみに使
用されるものとする。UPS 開発者向けキットをいずれかのプレミアム・ツール(Premium
Tools)のために使用する場合は、これに該当する UPS 開発者向けキットの認可を書面で
UPS から別途に入手する必要がある。これを認可するか否かは UPS の単独の判断によるもの
とする。
(ii) 下請業者: 貴殿は、単独の費用で、インターフェースの開発のため
に下請業者を雇い、同下請業者がかかるインターフェースをアプリケーションに組み込む目
的だけに、UPS 開発者向けキットにアクセスできるようにすることができる。但し、貴殿が、
(1) 本件契約書の UPS Online Tools の項に該当する部分の遵守(これには、UPS 開発者向けキ
ットの内容と諸情報の開示制限が含まれるが、それだけに限られない)を義務付けた契約書
を同下請業者と交わし、(2) 本件契約書の UPS Online Tools の項に該当する部分を同下請業者
に遵守させる責任を UPS に対して全面的に負い、しかも (3) 同下請業者と交わす契約書の中
に UPS を拘束するような内容を一切含めないことを前提とする。また、本エンドユーザーの
権利 2.1 項(a)(ii)に基づいて下請業者が開発または提供したインターフェースは、アプリケー
ション用としてのみ開発され、下請け業者により一般を対象に販売される標準的製品であっ
てはならない。
- 13 -
(iii) 所有権: アプリ ケーションに内在する権利、権原、利権、さらに、
かかるアプリケーションに対する権利、権原、利権はすべて貴殿が保有するものとする。但
し、アプリケーションに UPS 資材、その派生作業、変更作業が含まれる場合は、その部分を
除外するものとする。
(iv)
UPS マークの使用に関する同意: UPS は、貴殿が本件契約書の諸
条件の遵守を前提に UPS マークを使用することをここに許可し同意する。その際、UPS マー
クは、本エンドユーザーの権利 2.1 項(a)(iv)と貴殿が UPS から受け取る UPS 開発者向けキッ
トに規定された方法のみに基づいてアプリケーションに使用するものとする。UPS によるこ
の許可ならびに同意は、限定的で、取消可能、かつ非独占的で、譲渡不可能なものとする。
UPS は、本エンドユーザーの権利 2.1 項(a)(vii)に従って、90 日前に貴殿に事前に通知するこ
とで、理由を問わず、UPS マークの使用の許可と同意を取り消すことができる。本エンドユ
ーザーの権利 2.1 項(a)(i)のもとで UPS 開発者向けキットを使用する貴殿の権利が終了した場
合、この UPS マークの使用の許可と同意も直ちに無効となる。
貴殿は以下の内容に同意し了承するものとする。(1)UPS マークとそれに
関連する暖簾の権利は UPS に帰属し、しかも(2)本エンドユーザーの権利 2.1 項(a)(ii)の下
で貴殿とその下請業者が使用する UPS マークはどれも UPS の利益に寄与するものでなけれ
ばならない。さらに貴殿は、UPS マークに類似した、あるいは UPS マークの一部または全体
を含めた企業名、商号、ドメイン名、商標、サービスマーク、認証マーク、その他の称号を
採用したり、利用したり、登録してはならない。UPS マークに関連して訴訟を起こす権利、
相手を訴追する権利、訴訟の抗弁ならびに管理を行う権利は UPS だけにあり、さらに(UPS
の単独の判断で)、UPS マークに関連した訴訟を起こしたり、相手を訴追したり、訴訟の抗
弁ならびに管理を行うことがある。本項で特定された UPS の権利が履行される場合、貴殿は
UPS に協力するものとする。
貴殿は、アプリケーションの質を標準と同様、もしくはそれを上回る水準で
維持し、しかもそのパフォーマンスを業界で一般に認められた水準に保つことに同意する。
UPS マークの使用に不備があったり、本エンドユーザーの権利 2.1 項(a)(iv)の規定の遵守が不
完全だった場合には、貴殿は、UPS から適切な通知を受け次第、その是正策と救済措置を全
面的に講ずるものとする。
アプリケーションが生成するコンピュータ画面や書式に UPS の諸情報が含ま
れている場合、かかる画面や書式にはすべて(1)諸情報から近い適切な位置に、諸情報の出
処が UPS であることが容易に分かる大きさの UPS マークを表示し、さらに(2)UPS マーク
が表示されたあらゆる画面の下部に以下の文面を表示するものとする。「UPS とそのブラン
ドマーク、さらに『カラー・ブラウン』と呼ばれる色は、United Parcel Service of America, Inc.
の商標で、同社がこれに関連したあらゆる権利を保留するものとする」。貴殿には、前述の
規定以外の用途に UPS マークを使用する権利は与えられておらず、上述以外の用途に使用す
る場合は UPS の認可を事前に受けなければならない。具体的には以下の例が挙げられる。

UPS マークは、いかなる形にせよ、UPS の関連会社であるとか、UPS か
ら財政支援、裏書き、証明、もしくは認可を受けているといった内容を
明示または暗示するために使用されてはならない。貴殿が UPS マークを
使用するのは、UPS と UPS サービスを正確に反映する形だけに限られる。

UPS の判断で、UPS マークの暖簾が傷つけられたり、その価値を下げる
とみなされるような方法で UPS マークを使用してはならない。さらに貴
殿は、UPS の知的財産権を侵害するような製品やサービス、あるいは、
州法、連邦法、国際法、規制、裁判所判決に違反するような製品やサー
ビス、あるいは、UPS の名声と事業に危害を加えるような製品やサービ
スに関連して UPS マークを使用してはならない。
- 14 -

貴殿は、第三者の商標と関連付けて、共同ブランドと思わせたり、アプ
リケーションの出処または後援者、あるいは、UPS マークの所有者を混
同させる恐れがあるような方法で UPS マークを使用してはならない。

UPS マークは、UPS から電子的に送信された通りの、あるいは、紙面で
提供された通りの形だけで使用されるものとする。UPS マークを、いか
なる形においても、変更したり(これには、縦横の比率、色、構成部分
の変更などが含まれる)、アニメ化したり、形態を変えたり、あるいは、
遠近感や次元的描写をを歪めたりしてはならない。

UPS マークを他のシンボルと併用してはならない。こうしたシンボルの
例としては、用語、ロゴ、アイコン、グラフィックス、写真、スローガ
ン、数字、その他のデザイン要素などが含まれる。さらに UPS マークの
周囲には、型、写真、縁取り、縁など他の対象物から分離するための最
低限の空間を設ける必要がある。UPS マークの高さを X とすると、UPS
マークの周囲に必要な空間は少なくとも X の 3 分の 1 とする。

1995 年オーストラリア商標法(オーストラリア連邦)セクション 26 と
1953 年ニュージーランド商標法セクション 27 のもとでライセンス保有
者に付与された権利については特に例外とする。
(v)
アプリケーションへのアクセス: 貴殿は、書面による要請を受け
次第、UPS の選択により、アプリケーションのアクセス情報か、もしくはそのコピー(また
はその後の更新版、あるいはその両方)、さらにアプリケーションのインターネット上の各
URL アドレス(但し、アプリケーションがインターネット上で使用される場合やインターネ
ット上での使用が可能な場合に限られる)を UPS に提出するものとする。この目的は、当該
アプリケーションが UPS 開発者向けキットや UPS システムと互換性があるかどうかと、貴
殿が本件契約書の諸条件に従っているかどうかを判断することにある。その結果、当該アプ
リケーションが UPS システムと互換性がないとか、本件契約書または UPS 開発者向けキッ
トの諸条件に準拠していないと UPS によって判断された場合、貴殿は、UPS から要請された
変更をインターフェースに加えるものとし、さらに、かかるアプリケーションが UPS システ
ムと互換性があり、しかも本件契約書と UPS 開発者向けキットの諸条件に準拠しているとい
う書類を UPS が発行するまで、かかるアプリケーションへのアクセスと使用を控えるよう要
請されることもある。
(vi)
本拠地: かかるアプリケーションに(1)TradeAbility Web
Services へのアクセスが含まれていない場合、貴殿の本拠地は同アプリケーションに取り込
まれた各 UPS OnLine Tool の許容地域内の国とし、(2)TradeAbility Web Services へのアク
セスだけが含まれている場合には、貴殿の本拠地は UPS TradeAbility の許容地域内の国とし、
(3) TradeAbility Web Services へのアクセスと UPS OnLine Tool 中、最低一つのツールへのア
クセスが含まれている場合は、かかるアプリケーションに取り込まれた各 UPS OnLine Tool
と UPS TradeAbility の許容地域内にある国を貴殿の本拠地とすることを、貴殿は表明し保証
するものとする。
(vii)
契約書の終了: 貴殿が、本エンドユーザーの権利 2.1 項(b)(ii)で認
められていない第三者にアプリケーションを配布した場合、UPS は貴殿に対する UPS
OnLine Tools のライセンス契約を終了させることがある。その際、貴殿は(1)第三者への
配布をすべて直ちに中止し(さらに配布したアプリケーションをすべて回収し)、第三者に
よるインターフェースへのアクセスをすべて使用不能にするほか、(2)アプリケーションを
受け取った第三者、あるいは、インターフェースへのアクセスを得た第三者の各々に対し、
貴殿が UPS とライセンス契約を結ばずに当該アプリケーションを配布したことと、当該アプ
リケーションの使用はいかなる場合も認可されていない旨を書面で通知し(但し、通知内容
についての承認を UPS から事前に受ける必要がある)、さらに(3)貴殿がアプリケーショ
- 15 -
ンを配布したり、インターフェースへのアクセスを与えた第三者全員のリストを UPS に提出
するものとする。
(viii)
情報の表示: 貴殿がアプリケーションをデザインする際は、単一
または複数のフレームで構成されているかを問わず、他の出荷サービスプロバイダーの情報
を表示したり、かかるサービスプロバイダーの情報を UPS の諸情報の表示されているページ
に一緒に表示するような方法を用いてはならない。但し、複数の出荷サービスプロバイダー
のメニューを表示することは、この義務を侵害することにはならない。その際、かかるメニ
ューまたはページには、これらの出荷サービスプロバイダーの特定のサービスレベルに関係
した、もしくは、特定のサービスレベルを判別できるような他の情報(但し、これだけに限
らない)を含めていないことを前提とする。さらに、アプリケーション上では、各データフ
ィールドに必要データをすべて表示し、いかなる種類のデータであっても、修正したり、削
除したり、変更してはならない。
(ix)
トラッキングに関する情報: 貴殿は、以下の文面と UPS から随時
提供される他の文面を、出入力情報のトラッキング(追跡)画面の近くの適切な場所に明確
に表示しなければならない(あるいは、UPS 開発者向けキットの所要項目に従って、出入力
情報のトラッキング画面の近くの適切な場所に、ハイーパーテキスト・リンクを掲示し、こ
こからアクセスするポップアップ・ウィンドウもしくはドーター・ウィンドウのブラウザに
かかる文面を含めることも可能)。
「お知らせ:本サービスからアクセスする UPS 荷物追跡システム(以下「追
跡システム」と称す)と本サービスを通して入手する追跡情報(以下「諸情
報」と称す)は、UPS の私有財産です。UPS は、貴殿から委託された、また
は貴殿に代って委託された荷物の配達を目的に、その他の目的には決して利
用せずに、かかる荷物の追跡だけにこの追跡システムを利用することを貴殿
に認可します。貴殿は、UPS の明確な同意を書面で受けずに、商業利益を追
求するために、この諸情報をウェブサイトに掲載したり、複製、配布、複写、
保存、使用、販売することは制限なく禁止されています。本サービスは個人
使用を目的とし、従って、この追跡システムまたは諸情報を利用する権利は
他者に譲渡することはできません。以上の条件に反する形で同システムにア
クセスまたは使用することは認可されておらず固く禁じられています。」
さらに貴殿は、利用者全員が追跡作業を UPS システムに送信する前に、UPS 開発者向けキッ
トの諸条件に基づいて上述の文面を確かに受諾するよう、アプリケーションをデザインしな
ければならない。
(x)
料金についての情報: 貴殿が、UPS OnLine Tools で提供される
UPS 料金とは異なる料金を表示もしくは広告する場合は、以下の文面、もしくは UPS が随時
提供する他の文面を、かかる料金に近い適切な位置にはっきりと表示しなければならない。
「ここに表示された料金は一概に UPS 料金であるとはいえず、手数料が加算されている場合
もあることをご了承ください。」
(xi)
通知: UPS マークが含まれるアプリケーションやインターフェー
ス、配達証明書(POD)にはすべて、UPS が随時指定する形状とフォーマットで、UPS の著
作権と独占権についての通知を含めなければならない。
(xii)
セキュリティー項目: 各インターフェースには、UPS にアクセス
する前に、本件契約書に規定された条件に従って、あるいは、UPS から他の指示がない限り、
UPS から提供されたセキュリティー項目を恒久的に組み入れなければならない。
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(xiii)
以前の契約書: 一般条件 12.12 項の規定とは異なり、貴殿に
OnLine Tools Street Level Address Validation Tool のライセンスを付与するために貴殿と UPS
の間で先に交わされた「限定的リリース」契約や、UPS Internet Tools に関して貴殿が以前に
結んだ契約(これには、UPS ロゴおよびインターフェースに関するライセンス契約とかエン
ドユーザー向け UPS Internet Tools 契約が含まれるが、これだけに限られない)については、
今後も効力を有し、各契約書の諸条件に従って履行されるものとする。
(b)
使用に関する諸条件
(i)
アクセスと使用: 貴殿は、本件契約書の諸条件に基づき、また貴
殿に付与された UPS テクノロジーのライセンス契約に従って、UPS OnLine Tool の許容地域
内に存在する貴殿のあらゆる施設または場所で、諸情報の入手だけを目的に、限定的で、取
消可能、非独占的、かつ譲渡不可能な形で、アプリケーションまたは UPS Ready Solution を
用いて、標準ツールおよび認可されたプレミアム・ツールにアクセスし使用できるものとする。
(ii)
ホスト上の制限: UPS TradeAbility へのアクセスを含んでいない
アプリケーションもしくは UPS Ready Solution については、(1) かかるアプリケーションまた
は UPS Ready Solution に取り込まれた各 UPS OnLine Tool の許容地域内にある貴殿の施設で、
かかるアプリケーションまたは UPS Ready Solution をホストするか、あるいは、(2) UPS の競
争相手ではない、あるいは UPS Ready Vendor ではない第三のサービスプロバイダー(以下
「ホスト先プロバイダー」と称す)と請負契約を結んで(但し、UPS の競争相手または UPS
Ready Vendor が UPS の承認を書面で受け取っている場合は例外とする)、かかるアプリケー
ションまたは UPS Ready Solution に取り込まれた各 UPS OnLine Tool の許容地域内にあるホ
スト先プロバイダーの施設で、貴殿の利益だけのために、かかるアプリケーションまたは
UPS Ready Solution をホストしてもらうことができる。また、UPS TradeAbility へのアクセス
だけが含まれるアプリケーションまたは UPS Ready Solution については、 (1) UPS
TradeAbility の許容地域内の貴殿の施設でかかるアプリケーションまたは UPS Ready Solution
をホストするか、あるいは、(2) ホスト先プロバイダーと請負契約を結んで、UPS
TradeAbility の許容地域内にあり、しかも UPS Ready Vendor ではないホスト先プロバイダー
の施設で、貴殿の利益だけのために、かかるアプリケーションまたは UPS Ready Solution を
ホストしてもらうことができる。さらに、UPS TradeAbility と最低一つの UPS OnLine Tool
の両方へのアクセスが含まれているアプリケーションまたは UPS Ready Solution については、
(1) かかるアプリケーションまたは UPS Ready Solution に取り込まれた各 UPS OnLine Tool の
許容地域と UPS TradeAbility の許容地域の国内にある貴殿の施設で、かかるアプリケーショ
ンまたは UPS Ready Solution をホストするか、あるいは、(2) UPS Ready Vendor ではない ホス
ト先プロバイダーと請負契約を結んで、かかるアプリケーションまたは UPS Ready Solution
に取り込まれた各 UPS OnLine Tool の許容地域と UPS TradeAbility の許容地域の国内にある
ホスト先プロバイダーの施設で、貴殿の利益だけのために、かかるアプリケーションまたは
UPS Ready Solution をホストしてもらうことができる。
(iii)
アクセス上の制限: 貴殿がライセンサーのホストする UPS Ready
Solution にアクセスする場合、(1) UPS TradeAbility へのアクセスが含まれていない UPS
Ready Solution については、かかる UPS Ready Solution に取り込まれた UPS OnLine Tools の
許容地域内にあるコンピュータからかかる UPS Ready Solution にアクセスできるものとし、
(2) UPS TradeAbility へのアクセスだけが含まれている UPS Ready Solution については、UPS
TradeAbility の許容地域内にあるコンピュータだけから、かかる UPS Ready Solution にアク
セスできるものとし、さらに、(3) UPS TradeAbility と最低一つの UPS OnLine Tool の両方へ
のアクセスが含まれている UPS Ready Solution については、かかる UPS Ready Solution に取り
込まれた各 UPS OnLine Tool の許容地域と UPS TradeAbility の許容地域の国内にあるコンピ
ュータだけから、かかる UPS Ready Solution にアクセスできるものとする。
- 17 -
(iv)
サポートとメンテナンス: UPS は、いかなるアプリケーションま
たは UPS Ready Solution に対してもサポートやメンテナンスを行う義務は一切負っていない。
かかる UPS Ready Solution のサポートやメンテナンスについてはライセンサーと連絡をとる
こととする。
(v)
UPS マーク変更の禁止: UPS マークの表示は、いかなる形にも変
更してはならない。但し、1995 年オーストラリア商標法(オーストラリア連邦)セクション
26 と 1953 年ニュージーランド商標法セクション 27 のもとで貴殿に付与された権利について
は特に例外とする。
(vi)
セキュリティー項目: UPS は Ready Solution に組み入れるセキュリ
ティー項目を貴殿に提供することがある。その際、貴殿は、かかるセキュリティー項目を
UPS Ready Solution のライセンサー以外の第三者に開示してはならない。
(c)
個々の UPS OnLine® Tools
(i)
UPS OnLine® Tools Tracking (HTML、XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Tracking
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(c)~(d)、
1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f); 1.3 項、1.7 項、
2.1 項(b)、
さらに UPS により開発の権利が付与されている場合は、
エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
(ii)
UPS OnLine® Tools Rates & Service Selection (HTML、XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Rates & Service Selection
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(b)、
さらに UPS により開発の権利が付与されている場合は、
エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
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(iii)
UPS OnLine® Tools Address Validation (XML)および UPS OnLine® Tools
Street Level Address Validation (XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Address Validation および
UPS OnLine® Tools Street Level Address Validation の
アクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(b)、2.1 項(c)(iii)、
さらに UPS により開発の権利が付与されている場合は、
エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
UPS OnLine® Tools Address Validation または UPS OnLine® Tools Street Level Address Validation
の利用をリクエストするのは、UPSI のサービスを通じて委託荷物を配達するのに関連して住
所の確認を目的とする場合だけに限られる。貴殿が(一連の)アプリケーションをデザイン
する際に、確認後の住所が無効であるとユーザーに知らせる場合、そのメッセージと同一の
画面上で、かかるメッセージに近い適切な位置に、以下の文面、もしくは、UPS が随時提供
する他の文面をはっきりと表示するものとする。「お知らせ:UPS はこの住所確認機能で得
られた情報に対して一切の責任を負いかねます。また、この住所確認機能は、この住所の居
住者の身元を特定したり確認するものではありません。」さらに、貴殿が(一連の)アプリ
ケーションをデザインする際は、Address Validation Tool または UPS OnLine Tools Street
Level Address Validation Tool が返信した諸情報と同一の画面上で、かかる情報に近い適切な
位置に、(1) 私書箱(P.O. Box)宛の住所を対象とするか、または (2) あらゆる住所を対象と
するか(貴殿の選択により)いずれかを対象に、ユーザーに対して、以下の文面、もしくは、
UPS が随時提供する他の文面をはっきり通告するものとする。「お知らせ:この住所確認機
能は私書箱宛の住所の確認も行います。但し、UPS は私書箱宛の住所に配達しておりません。
UPS を通じて私書箱に送付しようとなさるお客様に対しては追加料金がかかることがある旨
をご了承ください」。
(iv)
UPS OnLine® Tools Time in Transit (XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Time in Transit
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(b)、
さらに UPS により開発の権利が付与されている場合は、
エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
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(v)
UPS OnLine® Tools Shipping (XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Shipping
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.5 項、
1.7 項、
2.1 項(b)、2.1 項(c)(v)、さらに UPS により開発の権利が
付与されている場合は、エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
UPS OnLine Tools Shipping Tool へのアクセスならびに使用には、貴殿の UPS 口座が開設さ
れている必要がある。UPS OnLine Tools Shipping Tool の出荷マニフェストを用いた委託荷物
の料金はどれも (1) 貴殿の UPS 口座、または、(2) UPS の受け入れる有効なクレジットカード、
または、(3) UPS が荷受人に指定した UPS 口座(この支払い方法は Freight Collect Billing とも
呼ばれる)、あるいは、(4) 委託荷物の支払いに使用することを貴殿に対して認めた第三者の
UPS 口座(この支払い方法は Third Party Billing とも呼ばれる)のいずれかに請求される。貴
殿に認可された UPS 口座がない場合、貴殿はこのような口座を利用してはならない。なお、
貴殿に付与されたライセンスは、本エンドユーザーの権利 2.1(b)(ii)項の制限の枠内で、貴殿
のあらゆる施設と場所で、あらゆるアプリケーションもしくは UPS Ready Solution を使用で
きる点をここで明確にしておく。
(vi)
UPS OnLine® Tools Returns on the Web (ROW)
UPS OnLine® Tools ROW
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.5 項、1.7 項、
2.1 項(b)、2.1 項(c) (vi)、さらに UPS により開発の権利が
付与されている場合は、エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
ROW に関する合意: 貴殿が UPS Returns on the Web™の限定的リリ
ース契約に基づいた輸送契約書(以下「ROW 契約」と称す)を UPS との間で結ぶまで、
UPS は ROW セキュリティー項目を配布しないこと、もしくは、貴殿がインターフェースを
通じて UPS OnLine Tools ROW Tool と情報交換を行うのを許可しないことを、貴殿は了承し
同意するものとする。UPS と貴殿の間で ROW 契約が適切に執行されしだい、UPS は、本契
約期間中、本件契約書の他の条件に従って、貴殿が、適度な必要性に応じ、インターフェー
スを通じて UPS OnLine Tools ROW Tool と情報交換を行うのを許可し同意するものとする。
支払い: 貴殿は、ROW 契約に規定された諸金額を、ROW 契約書
の規定と、そこに規定された UPS OnLine Tools ROW Tool と UPS システムの使用に関する
各条件に従って UPS に支払うものとする。
UPS 口座: UPS OnLine Tools ROW Tool の出荷マニフェストを用
いた委託荷物の料金はどれも、貴殿の UPS 口座に請求されるか、あるいは、ROW 契約書の
添付 A に掲載された業者の UPS 口座のうち貴殿が合意した口座に請求されるものとする。か
かる UPS 口座に登録された住所は、貴殿の実際の住所と一致しているか、もしくは、該当す
る業者の、UPS により毎日集荷が行われる地点の住所と一致している必要がある。
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(vii)
UPS TradeAbility Web Services
UPS TradeAbility Web Services
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(b)、2.5 項(j)、さらに UPS により開発の権利が
付与されている場合は、エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
(viii)
UPS Electronic Manifest
UPS Electronic Manifest
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.5 項、
1.7 項、
2.1 項(b)、2.1 項(c) (viii)、さらに UPS により開発の権利が
付与されている場合は、エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、さらに、貴殿に付与さ
れた UPS テクノロジーのライセンスに基づいて、貴殿は、自社内の業務の遂行だけを目的と
して、UPS 向け発送荷物の PLD をアップロードするために、UPS Electronic Manifest と呼ば
れる UPS テクノロジーを許容地域内でアクセスし使用することができる。但し、インターフ
ェース、もしくは貴殿または第三者が開発した他のソフトウェアを通じて、第三者が UPS
Electronic Manifest にアクセスしたり使用するのを貴殿が許可したり承諾してはならない。
所要項目のアップロード: 貴殿は、UPS Electronic Manifest に PLD をアッ
プロードする前に、(1) まず UPS OnLine Tools Rates & Service Selection Tool を使って、PLD
がすべて正しいかどうか、さらに、住所確認機能を用いて市・州・郵便番号(該当する場合
に限られる)が正しいかどうかを確認するか、あるいは、(2) アプリケーションと、かかるア
プリケーションのインターフェースが UPS の審査を受け、認可されていることを記した証明
書を UPS から受ける必要があることに同意するものとする。但し、かかるアプリケーション
やインターフェースのパフォーマンスに影響を与えるようなソフトウェアに関連して、かか
るアプリケーションやインターフェースを何らかの形で改ざん、変更、あるいは使用した場
合、かかる証明書は無効となる。
スマート・ラベル: 貴殿は、上記の「所要項目のアップロード」の項に従っ
て確認済みの PLD だけからスマート・ラベルを印刷するものとする。スマート・ラベルは、
各荷物につき独自の内容しか印刷できない。従って、一つの固有の荷物に対応して一つの独
自のスマート・ラベルを作成するものとし、かかるスマート・ラベルの使用は、この固有の
荷物に関連した場合に限られる。スマート・ラベルの複写、撮影、再生、改ざん、変更、配
布、譲渡、保存、販売、リース、転送、または開示は、電子的であっても、他の形式であっ
ても、第三者に行ってはならない。スマート・ラベルを利用できるのは、配達、その他の目
的で、貴殿が UPS に提供した委託荷物に関連した場合のみとする。
- 21 -
情報の交換: 貴殿は、UPS が、UPS のサービス、UPS の料金、UPS の配達
経路コード、もしくは/さらに、アプリケーションまたは UPS Ready Solution に含まれる
UPS 資材の更新や変更の目的のみに、限定的な期間、かかるアプリケーションまたは UPS
Ready Solution に遠隔的にアクセスすることがあるのを認めるものとする。
PLD のアップロードの時期: UPS Electronic Manifest の出荷マニフェスト
を利用した発送荷物の PLD は、UPS の運転手がかかる荷物を集荷する前に、UPS に送信され
ていなければならない。UPS Electronic Manifest を通じて UPS に送信される PLD はどれも、
貴殿のハードウェアから直接発信されたものに限られる。また、かかるハードウェアは、
UPS Electronic Manifest の許容地域内にある施設に設置されている必要があり、第三者の施
設、もしくは第三者を通じた施設ではない。但し、この第三者が ISP の機能を代行している
場合は例外とするが、その際は、代行している機能の範疇だけ例外扱いするものとする。
UPS Electronic Manifest の出荷マニフェストを通じて、UPS の Daily Pick-Up サービスが受け
取った発送荷物はすべて UPS 口座だけにその料金が請求され、かかる UPS 口座は、貴殿の
UPS 毎日の集荷サービス地点の実際の住所と一致している必要がある。
(ix)
UPS Online® Tools Signature Tracking (XML および Web Services)
UPS Online® Tools Signature Tracking
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(c)~(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(b)、さらに UPS により開発の権利が
付与されている場合は、エンドユーザーの権利 2.1 項(a)
(x)
UPS Online® Tools Freight Shipping (Web Services)
UPS Online® Tools Freight Shipping
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、
1.5 項(a)、1.5 項(d)、1.5 項(f)~(g)、1.7 項、2.1 項(a)~(b)、2.1 項(c)(x)
UPS Online Tools Freight Shipping の出荷マニフェストを用いた委託荷物はす
べて、かかる荷物の貨物運送状、および UPS の貨物に関する規約と料金が適用される。
- 22 -
(xi)
UPS OnLine® Tools Freight Rating (Web Services)
UPS Online® Tools Freight Rating
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(a)~(b)
(xii)
UPS OnLine® Tools Freight Pickup (Web Services)
UPS Online® Tools Freight Pickup
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(a)~(b)
(xiii)
UPS Locator/Drop Off Locator (XML)
UPS Online® Tools Locator/Drop Off Locator
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.7 項、
2.1 項(a)~(b)
2.2
UPS Shipping Systems グループ
(a)
UPS WorldShip
UPS WorldShip
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(d)、1.1 項(f); 1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.5 項、1.7
項、2.2 項(a)
UPS WorldShip は、UPS が配布する世界規模の出荷・追跡ソフトウェアである。本件契約書
は、UPS WorldShip バージョン 9.0 とそれ以降のバージョン、さらに、これに関連した支援
アプリケーション(これには、危険物や有害物質の出荷を円滑にする UPS Hazardous
Materials ソフトウェアや、UPS WorldShip と他のソフトウェアとの統合を容易にする
CrossWare が含まれるが(以下「WorldShip ソフトウェア」と総称する)それだけに限らな
い)へのアクセスと使用を対象とする。貴殿が上記より古いバージョンの UPS WorldShip を
使用している場合は、かかるソフトウェアに含まれている契約書の適用を受けるものとする。
(i)
始動: WorldShip ソフトウェアは、貴殿の UPS 口座、または、貴殿
を認定ユーザーに指定した第三者の UPS 口座を使って始動されなければならない。その際、
貴殿は、第三者が要請する Trade Direct Cross Border, Ocean and Air Services に関連して、かか
- 23 -
る UPS 口座を利用するものとする(以下、UPS 口座と第三者 UPS 口座を「Trade Direct UPS
口座」と総称する)。
(ii)
使用地: WorldShip ソフトウェア は、UPS WorldShip の許容地域内
で貴殿が所有、リース、または管理するコンピュータであれば何台でも使用することができ
る。加えて、WorldShip ソフトウェア は、 (1) 委託荷物が WorldShip ソフトウェア のインストー
ル地を申告発送地としているか、または Trade Direct の UPS 口座と関連した住所を有する場
合、もしくは、(2) 貴殿が Trade Direct Cross Border, Ocean or Air Services を受けるために、
UPS Supply Chain Solutions, Inc. とマスターサービス契約を結び、貴殿が始動した Trade Direct
Cross Border, Ocean and Air Services に基づいて、かかる荷物が一括荷物の一部である場合だけ
にしかアクセスすることができない。しかも、かかる荷物の処理や追跡(但し、それだけに
限らない)をはじめとする UPSI の一連のサービスの利用を促進する目的だけのために使用
され、それ以外の目的には使用されないものとする。
(iii)
UPS データベース: WorldShip ソフトウェア に関連して UPS の特定
のデータベースが配布されるが、貴殿は、WorldShip ソフトウェア を用いて出荷ラベルを作成
するときだけに、同ソフトウェアと一緒に配布された各々のデータベースを使用するものと
し、それ以外の目的には使用しないものとする。さらに、貴殿がこれらの UPS データベース
にアクセス、変更、修正できるのは、WorldShip ソフトウェアの (1) データ・インポート機能、
および (2) 外部データベースのマッピングや統合機能を使用した場合だけに限られる。
(iv)
配達先の住所: WorldShip ソフトウェア を通して作成される各ラベ
ルの住所は、WorldShip ソフトウェア の UPS 住所確認機能を用いて必ず確認する必要がある。
(v)
PLD のアップロード: WorldShip ソフトウェア には、PLD を UPS に
アップロードする機能が含まれている。かかるアップロード機能は、WorldShip ソフトウェア
のキーイン・インポート機能、バッチ・インポート機能、XML 自動インポート機能、ハンド
オフ出荷機能、もしくは直接入力機能を使って、出荷マニフェストで輸送される委託荷物の
PLD を UPS に転送するときだけに利用されるものとする。
(vi)
機能の統計調査: WorldShip ソフトウェア には、同ソフトウェアの
様々な機能を貴殿がどのように利用しているかを評価し、評価結果を UPS に知らせる「機能
の統計調査」と呼ばれる機能が含まれている。この機能は、貴殿が Worldship ソフトウェア を
使用している間にどのような作業を行ったかをログ上に記録するもので、これには、(1) 「相
手先」の住所を追加、確認、または仕分けする際に Worldship のどのプロセスを使ったか、
(2) Worldship の「ヘルプ」機能にどれほど頻繁にアクセスしているか、(3) あらかじめ設定さ
れた荷物の特色をどれほど頻繁に使ってプロセスしているか、などが含まれる。UPS は、こ
の評価結果を UPSI 全体に知らせ、UPSI は、UPS プライバシー・ポリシーに沿ってこの評価
結果を利用する。特に UPSI は、Worldship ソフトウェアのどの機能の利用度が高いかとか、ど
のような改善が必要かを把握するためにこの結果を利用して、貴殿に提供するサービスの向
上を図るものである。ただし、UPS プライバシー・ポリシーに基づき、UPS は、「機能の統
計調査」から得た情報のどの部分であっても、いかなる方法にせよ、いっさい第三者に移転
したり、譲渡したり、あるいは伝えないものとする。貴殿がこの調査に参加したくない場合、
UPS 宛にその旨をメール([email protected])で送信いただければ(あるいは貴殿の口
座担当者にご連絡いただければ)、UPS は遠隔操作でこの機能を使用不可能にする。
(vii)
最新バージョン: 貴殿が WorldShip ソフトウェアと UPS データベー
スの最新バージョンを使用していない場合、UPS は、出荷時に有効なUPS 輸送・サービス約
款 の規定に基づいて(適用される場合)手作業の料金を課すことがある点を貴殿は了承し同
意するものとする。
(viii)
Worldship を通じたメッセージの送付: UPS Worldship には、UPS
から貴殿に様々なメッセージを送る機能が含まれている。貴殿は、UPS からのメッセージ送
付に関し他の方法を選択している場合でも、UPS Worldship のライセンスをここに付与され
- 24 -
たことの対価の一部として、UPS Worldship を通じて UPS から貴殿にメッセージが送られる
ことがあるのに同意するものとする。こうしたメッセージの中には、UPS Worldship や他の
UPS テクノロジー、UPS サービスの機能、運用、または販売についてのメッセージが含まれ
るが、これだけに限られるわけではない。
(ix)
Microsoft®商品: UPS Worldship には、Microsoft® SQL Server™
2005 Express Edition と Microsoft® SQL Server™ 2005 JDBC Driver 商品が含まれている。本件
契約書は、こうした Microsoft® の商品に対する権利、あるいはこれら商品に内在する権利を
貴殿に付与するものではない。ただし、UPS WorldShip には、これらの商品の各々に適用さ
れる Microsoft® ソフトウェアのライセンス規約が含まれている。
(x)
UPS Hazardous Materials の機能
適用性: 本エンドユーザーの権利 2.2 項(a)(x)項が適用されるのは、
貴殿が現在、危険物や他の有害物質の輸送に関する契約書、すなわち、有害物質輸送契約、
危険物入り小型荷物の国際輸送契約、危険物国際輸送契約、例外数量危険物国際輸送契約、
または例外数量危険物輸送契約(以下「危険物輸送サービス契約」と称す)の一つを UPSI
と結んでいる場合だけに限られる。
制限: 貴殿は、 (1) かかる危険物輸送サービス契約で特定されてい
る危険物や有害物質の輸送を円滑に行うために、貴殿の危険物輸送サービス契約の有効期間
中に、UPS Hazardous Materials の機能を使用することとし、 (2) 危険物輸送サービス契約で
規定された諸国で、しかも危険物を輸送するサービスを利用可能な国だけにおいて、かかる
ソフトウェアを使用することに同意するものとする。
免責: UPS は、(1) UPS HAZARDOUS MATERIALS の機能がエラ
ーなしで、しかも中断されずに必要な情報を UPS に送信するとか、もしくは、必要な書類を
作成するとか、あるいは、(2) UPS HAZARDOUS MATERIALS の機能が、危険物の空輸と陸
上輸送に関する適切な条約、多国間協定、二国間協定、指令書、法律、または規制(これに
は、以下の諸法律の最新版がが含まれるが、それだけに限られるわけではない)のすべてに
準拠しているといった保証を一切行っておらず、しかもこのような表明をいかなる形にせよ
一切行っていない。
 米国: 連邦規則集タイトル 49、国際民間航空機関の危険物の安全な空
輸に関する技術的説明書、国際航空輸送協会の危険物に関する規則。
 香港: 危険物条例(CAP 295)、危険物(申請および免除)規制(CAP
295A)、危険物(一般)規制(CAP 295B)、危険物(船舶輸送)規制
(CAP295C)、危険物(政府爆発物および貯蔵庫)規制(CAP 295D)、危険
物(空輸貨物)(安全)条例(CAP 384)、危険物(空輸貨物)(安全)規制
(CAP 384A)、商船(安全)条例(CAP 369)、商船(安全)(危険物および海
洋公害物質)規制(CAP 413H)。
 日本: 航空法、船舶安全法。
 韓国: 航空法。
 マレーシア: 1967 年関税法、1991 年鉄道法、適切な港湾局規則および/
または条例。
 シンガポール: 関税法、輸出入管理法、戦略物質(管理)法、電子取引
法、コンピュータ不正使用法。
 台湾: 危険物の検査官向けハンドブック、民間航空輸送業務に関する規
則、航空貨物取扱業者(フォワダー)の業務に関する規則、航空貨物ター
ミナル運用業者に関する規則、道路輸送安全規制、ヒトの臓器、組織、細
胞の輸出入に関する規則、国際民間航空機関の危険物安全航空輸送に
関する技術指針、国際航空輸送協会の危険物に関する規制。
補償: 貴殿や、その従業員、あるいは貴殿の代理人や、下請業者
が UPS Hazardous Materials の機能を利用したために発生した損害、あるいは貴殿や、その
- 25 -
従業員、あるいは貴殿の代理人や、下請業者が UPS Hazardous Materials の機能を利用した
ことに関連して発生した損害については、いかなる場合も、そのすべてを、貴殿の単独の費
用で、UPS 被補償者に対して補償し、かかる UPS 被補償者を無害に守ることとする。
(b)
UPS CrossWare
WorldShip と併用する UPS CrossWare
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(f)、1.4 項 1.7 項
(c)
UPS CampusShip
項目が適用される。
UPS CampusShip と呼ばれる UPS テクノロジーには以下の
UPS CampusShip
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1~1.3 項、1.5 項~1.7 項、2.2 項(c)、2.5 項(g)
(i)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、さらに貴殿に
付与された UPS テクノロジーのライセンスに基づいて、UPS CampusShip システムの口座が
貴殿に与えられるものとする。
1.
貴殿は、出荷マニフェストを用いて委託荷物を輸送し、さら
に出荷マニフェストを用いて輸送される委託荷物の諸情報を UPS CampusShip を通して、
UPS 口座のもとで入手する目的のみに UPS CampusShip にアクセスするものとし、
2.
お客様により貴殿が UPS CampusShip の管理者に指定されて
いる場合、もしくは、お客様の認可を得た別の CampusShip 管理者から UPS CampusShip の
管理者に指定されている場合(いずれの場合も、かかる個人を以下「CampusShip の管理者」
と称す)、UPS は貴殿に対し(i) その時点で最新の UPS CampusShip のメニューとそれに関連
した管理機能、および (ii) UPS CampusShip を通じて輸送されるお客様の委託荷物に関する
諸情報にアクセスする権利を付与するものとする。
(ii)
解消: UPS CampusShip にアクセスする貴殿の(個人としての)
権利は、UPS もしくはお客様の単独の判断により解消されることがある。加えて、UPS
CampusShip にアクセスする貴殿の権利は、UPS CampusShip を使用するお客様の権利が期
日に達し次第、あるいは終了次第、自動的に解消されるものとする。
(iii)
管理者の権利: 貴殿は、他の UPS CampusShip ユーザーを
CampusShip 管理者に指定して、当初の CampusShip 管理者と同等の権利を与えることができ
る点を了承し同意するものとする。さらに、貴殿に代わって UPS CampusShip にアクセスす
るユーザー全員の行動に対して全責任を負うとともに、適切な場合は、これらユーザーによ
る UPS CampusShip へのアクセスをモニターし、その権利を解消する責任も貴殿が負ってい
る点に同意するものとする。
(iv)
コーポレート・アドレス帳: 貴殿には、グループ別の住所録(以
下「コーポレート・アドレス帳」と称す)を作成、アクセス、使用、変更するための権利が
与えられる。住所入力データ(以下「CAB データ」と称す)で構成されるこのコーポレー
ト・アドレス帳は、UPS システムに保存され、UPS CampusShip を通して利用可能となる。
UPS では、お客様以外の者による改ざん、喪失、もしくは非認可者によるアクセスから CAB
- 26 -
データを保護するため、商業上適切と考えられる努力を払う。CAB データは、UPS
CampusShip にアクセスするお客様の権利が解消され次第、UPS システムから消去される。
解消後、UPS CampusShip の出荷マニフェストを用いて輸送される委託荷物の CAB データだ
けが、一般条件12.10 項を目的としたデータを構成するものとする。また、管理者や他のユー
ザーが CAB データの作成、追加、閲覧、開示、使用、変更(これには、お客様がコーポレー
ト・アドレス帳を使用する管轄地全体に、こうしたデータを転送すること(以下「処理業
務」と称す)も含まれるうえ、かかる管轄地に存在する転送関連のデータ保護法やプライバ
シー保護法を根拠とするあらゆる賠償請求も含まれる)に携わる際の行動はお客様がすべて
の責任を負うものとする。
(v)
ベンダーによる使用: UPS は、お客様の特定のベンダーに対し、
ベンダーユーザーとして UPS CampusShip の利用を許可することがある。その際、お客様は、
ベンダーユーザーを自社の従業員とみなして、かかるベンダーユーザーによる UPS
CampusShip の使用全般の責任を負うものとする。UPS は、単独の判断で、お客様に通知す
るか否かに拘らず、お客様がベンダーユーザー用として設置した CampusShip システム口座
を即座に使用不能にしたり、解約することができる。加えて、ベンダーユーザーに与えられ
たアクセス権は、お客様に与えられた UPS CampusShip の使用権が期日に達したとき、ある
いは、終了したときに自動的に解消されるものとする。UPS は、本件契約書の諸条件に反す
ることなく、お客様からの指示に従って、ベンダーユーザー用 CampusShip システム口座の
設定とメンテナンス作業を管理する。但し、本件契約書の内容に矛盾せずに、UPS は、ベン
ダーユーザー用システム口座の管理上の責任をお客様に対して一切負わないものとする。お
客様は、UPS CAMPUSSHIP、UPS SCHEDULED IMPORT TOOL(本エンドユーザーの権
利2.2 項(d)を参照)の使用に起因して発生した、もしくは、かかる使用に関連して発生した、
あるいは、お客様が設定したベンダーユーザー用 CAMPUSSHIP システム口座を使用する者
/事業体が同口座の使用を通じて得た情報に起因して発生した、もしくは、かかる情報に関
連して発生した賠償請求(これにはベンダーもしくはベンダーユーザーによって起こされた
賠償請求も含まれるが、それだけに限らない)、損失、損害、判決、コスト、ならびに費用
(これには弁護士料とその費用も含まれる)を、UPS の被補償者に対してすべて補償し、か
かる被補償者を無害に守り、さらに、UPS が選択した場合は、かかる被補償者を弁護するも
のとする。
(vi)
ロケーション口座: 本エンドユーザーの権利1.2 項(c) に矛盾せず
に、UPS が別途に認可した場合には、お客様は、個々の従業員向けシステム口座ではなく、
ロケーション用の口座を開設して、認可済み従業員がロケーション・システム口座を使って
UPS CampusShip にアクセスできるようにすることができる。UPS がお客様に対してロケー
ション・システム口座の開設を認可した場合、お客様の従業員は、単一のロケーション・シ
ステム口座を使って同口座に連結された場所であれば、どこからでも UPS CampusShip にア
クセスしたり使用することができる。但し、その目的は、UPS CampusShip の出荷マニフェス
トを用いた委託荷物の処理ならびに追跡、さらに、かかる委託荷物に関する出荷履歴情報の
閲覧ならびに印刷だけに限られる。UPS は、本件契約書の諸条件に矛盾することなく、お客
様の指示に従って、ロケーション・システム口座の設定とメンテナンス作業を管理する。但
し、本件契約書の内容に矛盾せずに、UPS は、ロケーション・システム口座の管理上の責任
についてお客様に対し一切の責任を負わないものとする。UPS は、単独の判断で、理由の如
何に関わらず、お客様に通告し次第、ロケーション・システム口座を即座に使用不能にした
り、解約することができる。
- 27 -
(d)
UPS CampusShip Scheduled Import Tool
UPS CampusShip Scheduled Import Tool
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項~1.4 項、1.7
項、2.2 項(d)
UPS CampusShip Scheduled Import Tool は、お客様のコスト・センターに割り当てられた一
連のコードを UPS CampusShip に自動的にアップロードするためのソフトウェアで、UPS
CampusShip の許容地域内で貴殿が所有、リース、または管理するコンピュータ上だけで使
用でき、ネットワーク上、もしくは共有環境ではアクセスしてはならない。
2.3
UPS Visibility Services グループ
(a)
Quantum View Data および Quantum View Manage
Quantum View Data および Quantum View Manage
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項 1.2 項、1.3 項、1.7 項、2.3 項(a)
(i)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、さらに貴殿に
付与された UPS テクノロジーのライセンスに従って、貴殿は、諸情報の入手だけを目的に
Quantum View Data (以下「QVD」と称す)および Quantum View Manage (以下「QVM」
と称す)に、該当する各許容地域からアクセスし使用することができる。但し、貴殿に
Quantum View システム口座が開設されていることが前提となる。
(ii)
Quantum View の管理者: お客様から認可を受けたユーザー(以下
「QV 管理者」と称す)が貴殿による QVD と QVM の使用を管理するものとする。お客様は、
QV 管理者が他のユーザーを QV 管理者に指定して、当初の QV 管理者と同等の権利をかか
る管理者に与えることができる点を了承し同意するものとする。
(iii) 中断: QVD または QVM にアクセスする貴殿の権利は随時、UPS、
お客様、または QV 管理者、もしくはその全員の任意の判断のみにより中断されることがあ
る。これには、UPS が無活動を理由に中断することも含まれるが、それだけに限られるわけ
ではない。UPS は、要請を受け次第、任意の判断だけで、貴殿の Quantum View システム口
座を復活させ、本件契約書に基づいて QVD または QVM へのアクセスと使用を引き続き許
可するが、但し、履歴情報は、Quantum View システム口座が復活した時点で白紙に戻るもの
とする。QVD および QVM にアクセスする貴殿の権利は、QVD および QVM のお客様の使
用権が期日に達したとき、または終了したとき、あるいは、貴殿の雇用が終了したとき、ま
たはお客様に代わって QVD と QVM にアクセスする権限が解消されたときに自動的に終了
するものとする。
(iv)
サービスプロバイダー
1.
お客様がサービスプロバイダーの従業員用として Quantum
View システム口座の開設をすでに承認しており、かかる口座が 2005 年 2 月 1 日現在で有効
であり、かつ本件契約書の契約日においてもかかる口座が有効である場合、同サービスプロ
バイダー従業員用 Quantum View システム口座は以後も続けて効力をもつものとする。サー
- 28 -
ビスプロバイダーが、上述のエンドユーザーの権利1.1 項(a)(ii)で規定された契約を貴殿と交
わし、同サービスプロバイダーの行動または無行動が同契約に違反する場合、あるいは、貴
殿とこのような契約を結んでいたならば同サービスプロバイダーの行動または無行動がこの
契約に違反することになる場合、貴殿は、かかる行動または無行動に起因して発生した、あ
るいは、かかる行動または無行動に関連して発生した損害を、いかなるものもすべて、貴殿
の単独の費用で、UPS 被補償者に補償し、かかる損害から UPS 被補償者を無害に守るものと
する。
2.
貴殿がサービスプロバイダーの従業員である場合、貴殿は、
自己に代わって、さらにサービスプロバイダーに代わって、以下の項目を保証または同意す
るものとする。
(A)
貴殿がサービスプロバイダーの従業員であり、しか
も、適用法に基づき、同サービスプロバイダーに代わって、法的拘束力をもつ契約を正式に
結ぶ権限の与えられた者であることを保証し、さらに、
(B)
貴殿は、サービスプロバイダーが、本件契約書で規
定された制限に反することなく、サービスを提供する UPS のお客様の利益のみに諸情報を利
用し、さらに、いかなる場合も (1) 荷物の追跡と配達の確認以外、第三者の身元(これには、
諸情報に含まれる署名データも含まれるが、それだけに限らない)を特定するためにかかる
諸情報を利用せず、(2) 署名情報を電子形式で保存せず、しかも、(3) 電子形式か否かを問わ
ず、諸情報を必ず別途に保存し、決して他のデータと混合したり併合しないことに同意する
ものとする。
(b)
Quantum View Notify
Quantum View Notify
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、
1.7 項、2.3 項(b)
(i)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、さらに、貴殿
に付与された UPS テクノロジーのライセンスに基づいて、貴殿は、Quantum View Notify
(以下「QVN」と称す)の適切な許容地域で、貴殿の提供したメール・アドレスに出荷情報
の電子メール・メッセージを送るよう UPS に指示する UPS テクノロジーの一つ QVN にアク
セスし使用することができる。QVN はUPS.com 、もしくは QVN を使用可能な UPS テクノロ
ジーで使用できる。
(ii)
制限: 貴殿は、個々の委託荷物に関連した情報を、かかる委託荷
物に関係する者のみと通信する目的だけに QVN を使用するものとする。但し、委託荷物に
関連した電子メールのメッセージの受取先から、かかるメッセージを以後受け取りたくない
という連絡があった場合、貴殿は直ちに、QVN を使ってこのようなメッセージをかかる相手
先に送信するのを停止するものとする。UPS は、電子メールのメッセージの送受信の失敗あ
るいは遅延に対して、いかなる場合も、一切の責任を負わないものとする。貴殿が QVN の
メッセージの一部として送信するテキストの内容は貴殿のみが負うものとし、他者に対し、
いやがらせ、中傷、名誉毀損、有害となるような内容は一切含めてはならない。
(iii)
保証: 貴殿は、(1) 荷物の関係者が管理するメール・アドレスに、
かかる荷物を掲題とした QVN メッセージを、(2) UPS 出荷システム上で荷物の出荷・配達状
況を相手に知らせる目的のみに、しかも、その他の理由は全くなしに、QVN を通してかかる
QVN メッセージを UPS に送るよう依頼することを保証する。さらに、荷物の関係者に QVN
- 29 -
メッセージを送るよう UPS に依頼する前に、このような QVN メッセージを受け取ってもよ
いという同意をかかる関係者から取り付けることも保証するものとする。
(c)
Quantum View Manage for Importers
Quantum View Manage for Importers
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(d)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項、 2.3 項(c)
貴殿は、UPS が Quantum View Manage for Importers を通じて委託荷物に関する情報を入手で
きるよう、かかる情報に関係のある貴殿の顧客と事業体から、あるいは、かかる情報を提供
している事業体から、承諾を得ていることを保証するものとする。また、貴殿の従業員以外
のいかなる者にも Quantum View Manage for Importers にアクセスさせないものとする。
(d)
UPS File Download for Quantum View
UPS File Download for Quantum View
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項~1.4 項、
1.7 項、 2.3 項(d)
UPS File Download for Quantum View と呼ばれるこのソフトウェアは、UPS File Download
for Quantum View の許容地域で貴殿が所有、リース、管理するコンピュータ上でのみ使用で
きる。
(e)
UPS Claims on the Web サービス
UPS Claims on the Web サービス
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項
- 30 -
(f)
UPS Wireless サービス
UPS Wireless サービス
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(c)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、
1.7 項、 2.3 項(f)
本件契約書の諸条件の遵守を前提に、さらに貴殿に付与された UPS テクノロジーのライセン
スに基づき、貴殿は、UPS Wireless サービスの許容地域内にあるワイヤレス装置から、UPS
テクノロジーの一つである UPS Wireless サービス(UPS.comで利用可能)にアクセスし使用
できる。貴殿は、UPS Wireless サービスへのアクセスに必要なワイヤレス装置を貴殿側です
べて完備し、それに関連した費用の支払いも貴殿側だけに責任があることに同意する。
(g)
UPS Billing Center
UPS Billing Center
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項、2.3 項(g)
(i)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、貴殿に付与さ
れた UPS テクノロジーのライセンスに基づいて、さらに、貴殿が UPS Billing Center に登録
することを条件に、貴殿は、資金の電子的振込みにより請求書の受領と支払いを円滑に行う
UPS テクノロジーの UPS Billing Center にアクセスし使用できる。
(ii)
請求書の送付と支払い: UPS Billing Center で作成された請求書は
すべて、UPS Billing Center のウェブサイトで入手できる。請求書の閲覧が可能になると、貴
殿に電子メールでその旨が伝えられる。貴殿は、UPS Billing Center で作成された請求書のす
べてを、該当する UPS 輸送/サービス約款と本件契約書の諸条件に従って、インターネット
支払い方式(以下「EFT」と称す)、小切手、あるいは、輸入送り状に限ってはクレジット
カードで支払い金額を送金することに同意する。さらに、貴殿は、UPS Billing Center を利用
して作成された請求書が何らかの形で適切な請求金額(この用語はUPS 料金表/米国内小型荷
物輸送に関するサービス約款の定義を参照)を反映していない場合があることに同意し、
UPS はかかる取引に対応した不足額を貴殿に請求し、貴殿は同請求日から 7 日以内にかかる
不足額を支払うことに同意する。出荷に関連して貴殿が要請する払戻しについては、UPS 輸
送/サービス約款に従って行われるものとする。お客様側で請求書を調整した場合は、UPS の
さらなる審査の対象となる。また、お客様側で作成した請求書の調整に対応して、お客様の
口座に調整もしくは貸方記帳が行われた場合でも、かかる要請の調整額もしくは調整理由を
UPS 側が最終的に受け入れたことにはならない。なお、UPS Billing Center を不適切に利用し
たために請求書の調整、貸方記入、もしくは払戻しが発生したと UPS が判断した場合、かか
る調整、貸方記入、払戻しを受ける権利はお客様側にはないものとする。
(iii)
広報資料: UPS は、UPS Billing Center の利用者リストを掲載した
広報資料を第三者に配布する際、貴殿を UPS 顧客としてリストアップする権利を有するもの
とする。貴殿の商標、サービスマーク、氏名・社名、ロゴを UPS がその他の用途に使用する
際は、貴殿の同意を事前に受ける必要があるものとする。
2.4
UPS Volume Data Exchange グループ
- 31 -
(a)
UPS Host Manifest Service
Host Manifest Service
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.5 項、
1.7 項、 2.4 項(a)
(i)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、さらに貴殿に
付与された UPS テクノロジーのライセンスに基づき、貴殿は、PLD の電子データ・ファイル
の構成方法や、かかるファイルを指定のウェブサイトで UPS にアップロードする方法を提供
する UPS テクノロジーの一つ UPS Volume Data Exchange グループにアクセスし使用できる。
(ii)
アップロード時の条件: 貴殿は、(1)PLD を UPS Host Manifest
Service にアップロードする前に、UPS OnLine Rates & Service Selection Tool と、かかる PLD
の都市、州、郵便番号(該当する場合に限られる)が正しいことを確認する住所確認機能を
用いて PLD をすべて確認するか、または、(2)貴殿のアプリケーションが UPS により審査
され認可されたことを示す書面による証明を UPS から受けなければ、PLD を UPS Host
Manifest Service にアップロードできないことに同意する。また、貴殿のアプリケーションが、
いかなる形にせよ、改ざんされたり、変更されたり、あるいは、その性能に影響を与えるよ
うなソフトウェアと関連して使用された場合、かかる証明書は無効となる。
(iii)
スマート・ラベル: 貴殿は、エンドユーザーの権利 2.4(a)(ii)に従
って確認された PLD だけからスマート・ラベルを印刷するものとする。
(iv)
PLD のアップロードの時期: UPS Host Manifest Service の出荷マ
ニフェストを利用した発送荷物の PLD は、UPS の運転手がかかる荷物を集荷する前に、UPS
に送信されていなければならない。UPS Host Manifest Service を通じて UPS に送信される
PLD はどれも、貴殿のハードウェアから直接発信されたものに限られる。また、かかるハー
ドウェアは、UPS Host Manifest Service の許容地域内にある施設に設置されている必要があ
り、第三者の施設、もしくは第三者を通じた施設ではない。但し、この第三者が ISP の機能
を代行している場合は例外とするが、その際は、代行している機能の範疇だけ例外扱いとす
る。UPS Host Manifest Service の出荷マニフェストを通じて、UPS の毎日の集荷サービスが
受け取った発送荷物はすべて UPS 口座だけにその料金が請求され、かかる UPS 口座は、貴
殿の UPS の毎日の集荷サービス地点の実際の住所と一致している必要がある。
(b)
UPS Billing Data および PDF Invoice
UPS Billing Data および PDF Invoice
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、
1.7 項、 2.4 項(b)
本項目には、UPS Billing Data および PDF Invoice(以下「請求書テクノロジー」と総称)と
呼ばれる UPS テクノロジーへのアクセスと使用に関する具体的な諸条件が掲載されている。
(i)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、貴殿に付与さ
れた UPS テクノロジーのライセンスに基づき、さらに、請求書テクノロジーに貴殿が登録す
ることを条件に、貴殿は、UPS Billing Data および PDF Invoice の許容地域で請求書データ
- 32 -
(Billing Data)の送信に用いる各 UPS テクノロジーで請求書テクノロジーにアクセスし使用
できるものとする。
(ii)
認可済み第三者: 請求書データは、貴殿に直接送信するか、また
は、Billing Data サービスプロバイダーを通すか、いずれかの方法で本規定に従って、電子的
に送信されるものとする。貴殿は、いかなる場合においても、Billing Data サービスプロバイ
ダー以外の第三者に請求書データを提供してはならない。さらに貴殿が Billing Data サービス
プロバイダーを利用する場合も、かかる Billing Data サービスプロバイダーに本件契約書を遵
守させるという UPS に対する責任は、以後も貴殿側が全面的に負うものとする。
(iii)
認定ユーザー: 本件契約書に基づいて交換する Billing Data は、
UPS Billing Data の許容地域内だけで、貴殿、もしくは Billing Data サービスプロバイダー、
あるいはその両方のみによって利用されるものとする。
(iv)
支払い: Billing Data の請求書はすべて、本件契約書の当事者同士
が別途の同意書に署名して別の条件に同意していない限り、UPS が貴殿または Billing Data サ
ービスプロバイダーに対して同請求書の入手が可能であると通知した日付から 7 日以内に支
払われるものとする。支払いが遅れた場合は、遅滞料と利息が加算されるものとする。
(v)
機密厳守の責任: Billing Data を ISP または Billing Data サービスプ
ロバイダーに開示することは、本件契約書の下では、貴殿の秘密厳守の責任に違反すること
にはならない。
(vi)
さらなる保証の免責: 本件契約書の他の免責項目の一般性を制限
することなく、UPS は、貴殿が UPS BILLING DATA の許容地域で適用される法律、規則、
または規制、あるいはそのすべてに従って BILLING DATA を利用していると保証しているわ
けではない。これには、書面による請求書の提出を義務付けている法律、規則、規制、また
は、付加価値税に関連している法律、規則、規制が含まれるがそれだけに限られるわけでは
ない。
(vii)
主となる請求書: UPS から Billing Data と書面による請求書の両方
を受け取った場合、主となる正式な請求書は書面による請求書であり、貴殿が受け取った
Billing Data は貴殿の便宜上提供したものであることを、貴殿は了承し同意するものとする。
(c)
UPS Billing Data File Analysis and Reporting ソフトウェア
UPS Billing Data File Analysis and Reporting ソフトウェア
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.3~1.4 項、1.7 項、2.4 項(c)
- 33 -
(i)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提に、さらに貴殿に
付与された UPS テクノロジーのライセンスに基づき、貴殿は、UPS Billing Data と呼ばれる
UPS テクノロジーを通して得た諸情報の分析とそれに基づく報告書の作成だけを目的として、
許容地域内で UPS テクノロジーの一つである UPS Billing Data File Analysis and Reporting ソ
フトウェアを UPS Billing Data 用として使用することができる。
(ii)
報告書: UPS Billing Data File Analysis and Reporting ソフトウェア
を用いて作成された報告書は、それがいかなる形態もしくは形式であれ、諸情報とみなされ
ることに貴殿は同意するものとする。
(iii)
登録: 貴殿は、UPS Billing Data File Analysis and Reporting ソフト
ウェアを使用する前に、要請された登録情報を UPS にアップロードし送信しなければならな
いことを了承するものとする。
(d)
電子データの交換
電子データの交換
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項、1.2 項(a)~(f)、1.3 項、1.5 項、1.7 項、2.4 項(d)
UPS は、任意の裁量により単独で、特定の UPS テクノロジーを通じて入手可能となった諸情
報を、一般に電子データ交換(EDI)と呼ばれるコンピュータ間データフィード方式を用い
て貴殿に送信することがある。貴殿と UPS の間で行われる EDI は、両社間で交わされた EDI
注文書(EDI Order Form)に一貫した形で設定されるものとし、かかる注文書にはデータフ
ィードの技術的特性と EDI の設定された地域が記述されているものとする。
(i)
配信点: EDI トランザクションの配信点は、EDI 注文書に指定され
ている各当事者の特定の付加価値通信網(以下「VAN」と称す)まで配信するものとする。
(ii) 費用と手数料: データ送信に対する VAN 送信料は送信側が負担し、
データ受信に対するかかる送信料は受信側が負担するものとする。貴殿がサービスプロバイ
ダーへのデータ送信を選択した場合は、貴殿への接続のために UPS がインストールした専用
ラインの全費用または通信費を貴殿が負担するものとする。さらに、サービスプロバイダー
への接続のために専用ラインを UPS がインストールするのにかかった VAN と専用ラインの
全費用または通信費も貴殿が負担するものとする。UPS に支払う費用はどれも電子資金振替
(EFT)方式で行われるものとする。また、サービスプロバイダーの場所変更に伴って処理
手数料が生じた場合も貴殿が負担するものとする。
(iii)
ファイル形式の変更: EDI ファイル形式の変更通知を UPS から受
け取ったときは、かかる変更(または複数の変更)を実施するまでの期間として貴殿に 30 日
が与えられる。貴殿は、その時点で用いられている現行バージョン以外の EDI ファイル形式
を UPS がサポートする義務がないことに同意するものとする。
(iv)
機能上の確認: EDI トランザクションで受信側がデータを適切に
受信したときは受信を確認する返信を直ちに送る必要がある。この確認の返信は適切に受領
したこと、さらに、必要な部分がすべて配信され、シンタックス面でも正確であることを示
す決定的証拠となるが、データの実質的な内容を確認するものではない。
- 34 -
(v)
アプリケーション・アドバイス EDI 注文書の規定に基づいて「ア
プリケーション・アドバイス」機能が使用可能になっており、UPS が受信したデータの中に
無効な部分や不足分がある場合、UPS は直ちにアプリケーション・アドバイスを返送する。
このアプリケーション・アドバイスに拒否メッセージが含まれているとき、貴殿は、かかる
アドバイスを受け取ってから 24 時間以内に新規の正しいデータを UPS に速やかに送信する
ものとする。このアプリケーション・アドバイスに警告メッセージが含まれているとき、貴
殿は、かかるアドバイスを受け取ってから 48 時間以内に、データ送信に利用した機器、ソフ
トウェア、サービスのすべてをチェックする診断を行って、次回にデータ送信を行うときに
は正しく送信されるようにする。また、アプリケーション・アドバイスが送られる原因とな
ったデータと同一のデータを再送信してはならない。アプリケーション・アドバイスは、不
適切な送信データを UPS が受け取った旨を示すだけであって、データの実質的な内容を確認
または否定するものではない。
(vi)
偶発的事態が起きた場合の手続き: ハードウェア、ソフトウェア
の通信機能が故障したり、あるいは不可抗力(本諸条件の12.7 項参照)の事態が発生し、一
方の当事者側で EDI トランザクションによるデータの電子的送受信が阻害された場合、かか
る当事者は、このような問題の発見後、実質的に妥当なときになりしだい直ちに次の行動を
取ることに同意するものとする。(i) 相手先当事者の EDI 担当者に問題とその解決策を警告し、
さらに (ii) 可能であれば、トランザクション全体をファックスか、その他の利用可能でかつ
商業上適切な手段で通信する。
(vii)
テスト期間: 両当事者は、当事者同士で相互に合意した期間(以
下「EDI テスト期間」と称す)の間、データの電子的送受信をテストすることに同意するも
のとする。EDI テスト期間中のデータの電子的送受信は、書面によるデータ交換に取って代
わるのではなく補足するものである。EDI テスト期間は当事者同士の相互の合意によりいつ
でも停止できる。EDI テスト期間中に電子的に送受信されたデータは、当事者同士に法的拘
束力や影響力を与えるものではない。EDI テスト期間は、EDI 注文書が当事者間で取り交わ
されるまで開始してはならない。
2.5
UPS.com グループ
(a)
UPS.com Shipping (UPS Internet Shipping)
UPS.com Shipping (UPS Internet Shipping)
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.5 項、1.7 項、
2.5 項(a)、2.5 項(g)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提とし、さらに貴殿に付与さ
れた UPS テクノロジーのライセンスに基づいて、貴殿は、出荷マニフェストを用いて委託荷
物の輸送を可能にする UPS.com テクノロジーの一つである UPS.com Shipping にアクセスし
使用できる。
解消: UPS.com Shipping と呼ばれる UPS テクノロジーは、連続 180 日間
に渡って、この UPS.com Shipping を用いてラベルを作成しなかったとき、貴殿に付与された
権利が解消されるものとする。この権利が解消された場合、貴殿は、すぐに UPS.com
Shipping のユーザーとして再登録しなければならず、さらに、そうなった場合、CTA または
UTA に基づいて貴殿に付与されたライセンスも取り消され、しかも UPS.com Shipping の使
用を再開する目的で CTA または UTA を再執行することはできない。
(b)
UPS.com Internet Freight Shipping
- 35 -
UPS.com Internet Freight Shipping
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2 項~1.3 項、1.5 項、1.7 項
UPS.com Internet Freight Shipping の出荷マニフェストを利用した委託荷物はすべて、UPS 料
金表/米国内小型貨物輸送に関するサービス約款、UPS 米国内・カナダ・国際空輸サービスの
請負に関する UPS の空輸約款、UPS の貨物に関する規約および料金の適用を受けるものとす
る。
(c)
UPS.com Tracking (UPS Signature Tracking も含む)
UPS.com Tracking
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(c)~(f)、1.2~1.3 項、1.7 項
(d)
UPS.com Time and Cost
UPS.com Time and Cost
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)~(b)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項
(e)
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Void a Shipment
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、
1.7 項、2.5 項(e)
UPS.com Void a Shipment は、特定の出荷マニフェストを用いて輸送される委託荷物を無効
にする際に利用する UPS.com サービスの一つである。UPS.com Void a Shipment を用いて出
荷を無効にできるのは、(1)かかる荷物が貴殿の UPS.com システム口座に対応した UPS 口
座を用いているが、クレジットカードに料金が直接請求される口座ではない場合、(2)UPS
がかかる荷物の有効な PLD を受け取ったが、同荷物を実際に引き取っていない場合、さらに
(3)かかる荷物が UPS.com Shipping (UPS Internet Shipping)、UPS CampusShip、または
UPS OnLine Tools のいずれかの UPS テクノロジーを通して処理されており、同荷物の有効な
PLD を UPS が受け取った後 24 時間経過してから同出荷を無効にする要請が出された場合だ
けであることに貴殿は同意するものとする。さらに貴殿には、UPS.com Void a Shipment に
出荷の無効を要請する権限があることを貴殿は保証するものとする。
(f)
UPS.com Order Supplies
- 36 -
UPS.com Order Supplies
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項、
2.5 項(f)
UPS.com Order Supplies は、UPS の梱包用資材を注文する際に利用する UPS.com サービスの
一つである。UPS は、UPS.com Order Supplies を通して受け取った梱包用資材の発注リクエ
ストに完全に応えるか、一部応えるか、あるいは全く応えないかを単独で判断する権利を保
留するものとする。これには、かかる発注リクエストが出された UPS 口座の出荷量に基づい
て判断する場合も含まれるが、それだけに限られるわけではない。
(g)
UPS.com Forms for Export
UPS.com Forms for Export
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項、
2.5 項(g)
UPS.com Forms for Export は、国際委託荷物に使用する書式を作成する際にUPS.comか、そ
の他の特定の UPS テクノロジーを通じてアクセスできる UPS.com サービスの一つである。
UPS は、UPS.com Forms for Export を通じて海外向け出荷に必要な書式(International
Shipping Forms)を貴殿の便宜を図って提供しているのであって、このような書式や UPS
International Shipping Forms を使用する責任は一切貴殿が負うものとし、UPS.com Forms for
Export によって作成される書式とその中に含まれる情報は予告なしに変更されたり、更新さ
れることがある。適切な書式を選択し、必要書類のすべてに正しく記入する責任は貴殿にあ
るものとする。さらに、UPS.com Forms for Export によって書式が提案されたとしても、そ
れが貴殿または他者に対する法的助言とみなされるわけではない。さらにこのアプリケーシ
ョンで提供されていない追加書類が、貴殿の国際貨物の通関に必要となることもある。UPS
は、いかなる場合も、本アプリケーションによって作成された情報、書式、あるいは本アプ
リケーションの機能に間違いがあったことで、直接的、間接的、結果的、偶発的、その他の
原因で損害が発生しても、さらに、貴殿がかかる損害の恐れを UPS に通知したとしても、い
かなる法的理論をもってしても、どのような者または事業体に対しても一切の責任を負わな
いものとする。UPS はあらゆる保証の責任が免除されることをここに明示する。この中には、
特定の目的に対する商品性や適合性といった黙示的保証も含まれるが、それだけに限られる
わけではない。
(h)
UPS.com Find Locations
UPS.com Find Locations
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項、
2.5 項(h)
UPS.com Find Locations は、UPS に委託された荷物をユーザーが受け取る際に、このような荷
物の情報を UPS とかかるユーザーの間で交換できるようにするものである。UPS が UPS.com
Find Locations へのアクセスを貴殿に許可した場合、貴殿は、お客様から UPS に委託された荷
- 37 -
物を受け取る権利を貴殿に付与する「UPS Letter of Agreement for Commercial Counters(UPS
商業店舗向け契約書)」か、「UPS Authorized Shipping Outlet Agreement(UPS 認定出荷店舗
契約書)」、または UPS との他の契約書のいずれかを結ぶことを表明し保証するものとする。
さらに貴殿は、UPS.com Find Locations にアクセスし利用する期間中、常にかかる契約書が最
新のものであり、有効であり、執行可能であることを保証するものとする。
(i)
UPS Service Center Locator Maintenance Service
UPS Service Center Locator Maintenance Service
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項、
2.5 項(i)
UPS Service Center Locator Maintenance Service(以下「SCL」と称す)は、UPS が所有・維持
し、UPS Drop-Off Locator サービスにより利用されている SCL データベース(以下「SCL デ
ータベース」と称す)上の自社情報をユーザーが編集し更新するためのものである。UPS が
SCL へのアクセスを貴殿に許可した場合、貴殿は、お客様から UPS に委託された荷物を受け
取る権利を貴殿に付与する「UPS Letter of Agreement for Commercial Counters(UPS 商業店舗
向け契約書)」か、「UPS Authorized Shipping Outlet Agreement(UPS 認定出荷店舗契約
書)」、または UPS との他の契約書のいずれかを結ぶことを表明し保証するものとする。さ
らに貴殿は、SCL にアクセスし利用する期間中、常にかかる契約書が最新のものであり、有
効であり、執行可能であることを保証するものとする。また、SCL を通じて SCL データベー
スに提供された情報が不正確であったために、あるいはかかる情報が不正確であったことに
関連して損害が発生した場合、または、SCL データベースに情報を提供しなかったために、
あるいはかかる情報を提供しなかったことに関連して損害が発生した場合、または貴殿が
SCL データベースに提供した情報によりその他の理由が発生して損害が生じた場合、貴殿は、
いかなる損害であってもその全額を、単独の費用で、UPS 被補償者に補償し、かかる損害か
ら UPS 被補償者を無害に守るものとする。
(j)
UPS TradeAbility
UPS TradeAbility
のアクセスと使用に適用される項目:
本契約書の一般条件
エンドユーザーの権利 1.1 項(a)、1.1 項(f)、1.2~1.3 項、1.7 項、
2.5 項(j)
ライセンス: 本件契約書の諸条件の遵守を前提とし、さらに貴殿に付与さ
れた UPS テクノロジーのライセンスに基づき、貴殿は、UPS TradeAbility の許容地域への輸
入向け、もしくは、かかる許容地域からの輸出向けの国際委託荷物の準備を支援することだ
けを目的に UPS TradeAbility にアクセスしたり使用できる。UPS TradeAbility は、UPS.com
で使用するか、もしくは UPS TradeAbility Web Services を使用できるアプリケーション(貴
殿が開発したか、他者が開発したかを問わず)上で使用できる。いずれの使用方法も、UPS
TradeAbility への貴殿のアクセスと使用に関しては、エンドユーザーの権利2.5 項(j)に規定さ
れている。
TradeAbility の諸情報に対する制限: UPS は UPS TradeAbility の諸情報を
貴殿に最初に提供してから最高 90 日間まで維持する。それ以降、貴殿は、かかる UPS
TradeAbility の諸情報を利用することはできない。
- 38 -
解消: UPS TradeAbility にアクセスできる貴殿の権利は、UPS
TradeAbility に対応した貴殿の UPS.com システム口座に連続 14 ヵ月間アクセスしなかった
場合、自動的に解消される。解消後、貴殿は UPS TradeAbility のユーザーとして再登録しな
ければならない上、すでに UTA または CTA の適用を受けていない場合は、新規に契約を交
わさなければ UPS TradeAbility の使用を再開できないものとする。
指定プロバイダー: お客様は、UPS の関連会社の一社である UPS Supply
Chain Solutions, Inc. (これには、その後継者、譲渡人も含まれる)を、UPS TradeAbility サ
ービスの提供者として指定した。
法的助言としての非適格性: UPS TradeAbility サービスのもとで提供され
る料金またはコストの見積もり、さらに物品の分類は、貴殿、荷送人、または他のあらゆる
者に、法的な助言を行ったことにはならない。
第 3 条 : その他の項目
3.1
エンドユーザーの権利の修正
UPS は、単独の判断で、このエンドユーザーの権利の改訂版をhttp://www.ups.comに
掲載したり、貴殿が入手できる他の方法で知らせることにより、本エンドユーザーの権利を
いつでも変更できる権利を保留するものとする。本件契約書にこのような変更が加えられ
(これには、保証の免責、責任の制限といったものが含まれるが、それだけに限らない)、
本エンドユーザーの権利の改訂版が掲載された後、もしくは、入手可能になった後は、かか
る改訂版が、UPS テクノロジーの使用全般に関する以前のエンドユーザーの権利に取って代
わられるものとし、かかる改訂版が掲示もしくは入手可能になった以後、UPS テクノロジー
を続けて使用するということは、このような変更を貴殿が承諾したこととみなされる。但し、
かかる変更はソフトウェアに関して有効とはならない。貴殿が特定のソフトウェア・バージ
ョンを受け取った時点で有効なエンドユーザーの権利が、かかるソフトウェア・バージョン
の使用に常に適用される。
- 39 -
3.2
契約終了後の存続項目
本エンドユーザーの権利 1.1 項(a)(ii)~(iii)、1.1 項(b)(i)、1.1 項(e)~(f)、 1.2 項(c)(最
後の文章)、1.5 項(c)~(g)、1.7 項(b)、2.1 項(a)(iii)、2.2 項(a)(vi)、2.2 項(a)(x)(掲題「免責」と
「補償」の各項)、2.3 項(g)(ii)、2.4 項(b)(ii)(三つ目と四つ目の文章)、2.4 項(b)(iv)、2.4 項
(b)(vi)、2.5 項(g)(最後の二つの文章)、2.5 項(j)(掲題「料金」、「指定プロバイダー」、および
「法的助言としての非的確性」の各項)、および参照 A(用語の定義)の各項は、何らかの理
由で本件契約書が終了しても、そのまま存続するものとする。
- 40 -
参照 A
用語の定義
以下は、一般条件およびエンドユーザーの権利で使用されている用語の定義が記載
されている。
追加料金:本エンドユーザーの権利1.5 項(d)の定義参照。
関連会社:直接的か間接的かを問わず、ある者を支配する第三者、ある者によって
支配される第三者、あるいは、ある者の共同支配下に置かれる第三者を指す。
本件契約書:一般条件、本エンドユーザーの権利、さらにこれらの中で引用される
あらゆる明細書、参照、文書を総称したもの。
代替請求荷物:貴殿に代わって他者が UPS 当事者に荷物を持ち込み、その代金が貴
殿の UPS 口座に請求されるような出荷荷物を指す。
アプリケーション :本エンドユーザーの権利2.1 項に基づいて、貴殿または下請業者が、
第三者により使用したり、もしくは第三者に代わって使用するのではなく、貴殿の事業上の
目的だけのために開発したインターフェースが含まれるソフトウェア製品またはウェブサイ
トを指す。
譲渡:一般条件12.4 項に掲載された定義参照。
ベータテクノロジー :本エンドユーザーの権利1.7 項の定義参照。
請求書データ:UPS から貴殿宛(または、該当する場合は、請求書データ・サービス
プロバイダー宛)に料金支払い用として電子的に送信された請求書の諸情報を指す。
請求書データ・サービスプロバイダー:(1)貴殿によって採用され、お客様の請求書の
締めを貴殿に代わって行う第三のサービスプロバイダーと(2)ここで定義された送信方法を
用いて請求書データを受信する際に、貴殿が受信先として UPS に指定した第三のサービスプ
ロバイダーを指す。
請求書テクノロジー:本エンドユーザーの権利2.4 項(b)の定義参照。
CAB データ:本エンドユーザーの権利2.2 項(c)(iv)の定義参照。
CampusShip 管理者:本エンドユーザーの権利2.2 項(c)(i)(2)の定義参照。
機密情報:企業秘密以外で、UPS にとって価値があり通常、第三者には知られてい
ない情報または資料、あるいは、UPS が所有するか否かを問わず、UPS が第三者(これには
UPS 当事者も含まれるが、それだけに限らない)から取得し、それを独占情報として扱って
いる情報または資料を指す。機密情報の中には、ここで定義されている諸情報も含まれる。
但し、(1)貴殿が UPS から受領した時点ですでに周知の情報で、当事者同士で交わされた
他の秘密厳守の同意書の適用を受けないもの、(2)貴殿の落ち度によらずに現在すでに公知
となっているか、今後公知となる情報、(3)本件の機密情報を参照せずに、貴殿が合法的に、
しかも独立して開発した情報、または(4)秘密厳守の義務を全く負わずに貴殿が第三者から
合法的に入手した情報であると貴殿が証明できるものについては、機密情報とはみなされな
いものとする。
コーポレート・アドレス帳:本エンドユーザーの権利2.2 項(c)(iv)の定義参照。
CTA:本エンドユーザーの権利の第一節の定義参照。
- 41 -
お客様: 貴殿の雇用主であり、しかも、貴殿が最初にアクセスした UPS テクノロジ
ーの登録(かかる登録が必要な場合)のために開設された UPS 口座の保有者を指す。
お客様の請求書サイクル:UPS が貴殿宛(または、該当する場合は、請求書データ・
サービスプロバイダー宛)に電子請求書を発行し、貴殿からの支払いを求めること、さらに
適切な場合は、貴殿の顧客にその支払いを請求することを指す。
お客様のロケーション(場所):お客様が常時、営業する物理的な場所(例えば、事務
所、店舗、物流施設)を指す。
損害:あらゆる種類の損害賠償の請求、損失、損害、裁判所の判決、判断、費用、
経費(これには弁護資料も含まれるが、それだけに限らない)を指す。
EDI:本エンドユーザーの権利2.4 項(d)の定義参照。
EDI テスト期間:本エンドユーザーの権利 2.4 項(d)の定義参照。
エンドユーザーの権利:本書類を指し、ここを クリックすると閲覧できる。
FAR:本エンドユーザーの権利1.4 項(g)の定義参照
機能の統計調査:本エンドユーザーの権利 2.2 項(a)(vi)の定義参照。
ファイル形式:その時点で入手可能な UPS の請求書ファイル形式(1 つ以上)を指す。
どのファイル形式も、本件契約書に従って UPS により随時変更されることがある。
一般条件:本件契約書の中で貴殿が履行を合意、または、オンライン上でクリックし
た部分を指す。一般条件のオンライン版はここをクリックすると入手可能。
危険物輸送サービス契約:本エンドユーザーの権利2.2 項(a)(x)の定義参照。
ホスト:本エンドユーザーの権利1.2 項(b)の定義参照。
ホスト先プロバイダー:本エンドユーザーの権利2.1 項(b)(ii)の定義参照。
インバウンド荷物:到着・輸入貨物。貴殿宛の配達を目的として UPS 当事者に持ち込
まれた荷物を指す。
諸情報:UPS 当事者のサービスに関して UPS システムが提供する情報、もしくは、
貴殿が UPS 当事者に依頼した出荷物(これには、委託荷物の情報も含まれるが、それだけに
限らない)に関連して UPS システムが作成する情報を指す。
インターフェース:UPS 開発者向けキットと本件契約書に従って、貴殿が開発した
UPS システムのインターフェースを指す。
ISP :インターネット・サービスプロバイダーとして機能する一連の第三者を指すが、
かかる機能を遂行している部分だけに留まる(その各々を「ISP」と呼ぶ)。
LID:物理的位置に割り当てられたロケーション・コードを指す。
リンク先のサイト:UPS ウェブサイトまたは UPS テクノロジーにリンク先の URL とし
て掲載している第三者のウェブサイトまたはリソース集を指す。
ロケーション・システム口座:お客様のロケーションに対応した UPS CampusShip シス
テム口座を指す。
- 42 -
ロゴ:本エンドユーザーの権利1.6 項の定義参照。
誤送到着荷物:本エンドユーザーの権利1.1 項(d)の定義参照。
交渉済み料金情報:本エンドユーザーの権利1.1 項(b)(i)の定義参照。
アウトバウンド荷物:貴殿により UPS 当事者に委託された 発送・輸出貨物を指す。
許容地域:本エンドユーザーの権利、参照 C に掲載された各 UPS テクノロジーの許
容諸国を指す。
者 :個人、法人、有限会社、パートナーシップ、合弁会社、協会、株式会社、信託、
法人格のない事業体、その他の法主体を指す。
PLD:各荷物を識別するための情報で、「パッケージ・レベルの明細」とも言われ
る。特定の UPS テクノロジーにおいて UPS 当事者が定義し使用している。
POD 書簡:配達証明書。技術文書の説明参照。
プレミアム・ツール:Signature Tracking 、Shipping and Street Level Address Validation ツ
ール(それぞれ XML XPCI バージョン 1 に対応)、TradeAbility Web Services 、UPS Electronic
Manifest 、さらに ROW ツールとして知られる UPS OnLine Tools を指す。
処理:本エンドユーザーの権利2.2 項(c)(iv)の定義参照。
QV 管理者:本エンドユーザーの権利2.3 項(a)(ii)の定義参照。
QVD :本エンドユーザーの権利2.3 項(a)(i)の定義参照。
QVM:本エンドユーザーの権利2.3 項(a)(i)の定義参照。
QVN :本エンドユーザーの権利2.3 項(b)(i)の定義参照。
規制地域:米財務省の海外資産管理局(以下「OFAC」と称す)によって指定された
禁輸国または制裁国を指す。イラクとリビアはこの規制地域の一部とみなされており、この
ような国への輸出品目については、今後も引き続き OFAC により輸出ライセンスを取得する
ことが義務付けられている。OFAC の禁輸または制裁の対象国は随時変更されることがあり、
以下のウェブサイト(http://www.treas.gov/ofac/index.htmlおよび http://www.bis.doc.gov)から
諮問資料を取り寄せて更新することが可能。
ROW:Returns on the Web の頭字語で、電子返品ラベル・サービスを指す。
ROW 契約:本エンドユーザーの権利2.1 項(c)(vi)の定義参照。
SCL :本エンドユーザーの権利2.5 項(i)の定義参照。
SCL データベース :本エンドユーザーの権利2.5 項(i)の定義参照。
セキュリティー項目:UPS の単独の判断で UPS システム上に組み込まれた UPS OnLine
Tools への限定的なアクセスを可能にするUPS.com のパスワードと ID、さらに貴殿独自の
UPS OnlineTools の開発者キーと UPS OnlineTools のアクセスキーを総称したもの。
サービスプロバイダー:UPS 当事者との間の出荷活動の管理を支援するために貴殿と
下請契約を結んだ第三者を指す。
- 43 -
サービスプロバイダーの従業員:上述のサービスプロバイダーの従業員を指す。
スマート・ラベル:UPS によって認証もしくは提供されたアプリケーションまたは UPS
Ready Solution(但し、改ざんされていないものとし、その例として、UPS WorldShip、UPS
CampusShip、または UPS Online Tools Shipping Tools などが挙げられる)を使ってコンピュー
タが印刷するもので、その時点で有効な UPS ラベル作成ガイド(通常 UPS が提供するも
の)に従って作成されるものを指す。
ソフトウェア:以下のような UPS テクノロジーの項目を指す。(i) 本件契約書に基づい
て UPS が貴殿に供給したソフトウェア(但し、コンピュータ・ソフトウェアのサンプル・コ
ードは除外する)とそれに付随する技術文書、ならびに、(ii) 本件契約書に基づいて UPS が
貴殿に対してその後提供した更新版。
標準ツール:Tracking 、Rates & Service Selection ツール(各ツールともに XML XPCI
バージョン 1 および HTML バージョンの両方に対応)、さらに、Address Validation、Time in
Transit、および File Download for Quantum View ツール(3 つとも XML XPCI バージョン 1 に
対応)として知られる UPS OnLine Tools を指す。
システム口座:UPS テクノロジーのユーザーに与えられるアクセス口座を指す。
技術文書:本件の下で UPS から貴殿に提供される、もしくは、入手可能になる UPS
テクノロジーまたは UPS マークに関連したあらゆる文書、またはコンピュータ・ソフトウェ
アのサンプル・コード、あるいは、その両方を総称したもの。
委託荷物:(i) 配達を目的に貴殿により、または、貴殿に代わって UPS 当事者に持ち
込まれた荷物、または (ii) 貴殿への配達を目的に、第三者により UPS 当事者に持ち込まれた
荷物を指し、アウトバウンド荷物、代替請求荷物、またはインバウンド荷物である場合があ
る。
契約期間:一般条件6.2 項の定義参照。
第三者サービス:本エンドユーザーの権利1.2 項(b)の定義参照。
Trade Direct UPS 口座:本エンドユーザーの権利2.2 項(a)(i)の定義参照。
企業秘密:UPS に関するあらゆる情報、または、UPS が取得した、一般には普通知
られていない、または、一般が通常入手できない第三者(これには、UPS 当事者が含まれる
が、それだけに限らない)のあらゆる情報で、(1)一般にはまだ知られていないために、あ
るいは、適切な手段でその実否を確かめることができないために、実際もしくは潜在的に経
済価値を引き出すことができ、さらに、それが公開または使用されたならば他者が経済価値
を取得しうるものであり、かつ(2)それを秘密にするために、その環境下で適切とみなされ
る努力が払われている情報を指す。
送信方法:UPS システムを通じて UPS から貴殿に請求書データをダウンロードする
際にセキュア・ソケット・レイヤー(SSL)のプロトコルを用いて電子的に送信する方法を
指す。但し、本件契約書に従って UPS により随時変更される可能性がある。
更新:UPS 資材のメンテナンス、エラー修正、改良、変更、更新、エンハンスメン
ト、改定を指す。
UPS :United Parcel Service ジェネラル・サービシズ・カンパニーを指す。
UPS 口座:UPS 当事者の一員により貴殿に与えられたあらゆる出荷口座を指し、こ
れには、UPS..com Shipping でユーザーに与えられた「臨時口座」も含まれるが、それ
だけに限られるわけではない。
- 44 -
UPS 競合会社:輸送または物流支援に従事するあらゆる企業ならびにその関連会社
を指す。
UPS データベース:UPS 当事者の出荷サービスに関連した独占情報を含むデータベー
スで、本件ソフトウェアとともに配布された、もしくは、本件ソフトウェアと一緒に使用す
るために配布されるものを指す。
UPS 開発者向けキット: UPS が利用可能にした UPS OnLine Tools へのインターフェー
スの構築を目的とした説明書(これにはコンピュータ・ソフトウェアのサンプル・コードも
含まれる)とその後の更新版(これには TradeAbility Web Services ガイドも含まれるが、それ
だけに限らない)からなる技術文書を指す。
UPSI :本エンドユーザーの権利1.1 項(f)の定義参照。
UPS 被補償者:UPS 当事者とその後継者および譲渡人を指す。
UPS インターネット・ツール:UPS OnLine Tools (Tracking、Rates & Service Selection、
および Quick Cost Calculator の HTML バージョン)の HTML バージョンの旧称。
UPS マーク:以下のマークを指す。
UPS 資材:UPS テクノロジー、UPS データベース、技術文書、諸情報、ソフトウェ
ア、UPS マーク、および UPS システムの総称。
UPS OnLine Tools:プレミアム・ツールと標準ツールの総称。
UPS 当事者:UPS と、その時点の関連会社、さらにそれらの株主、役員、取締役、
従業員、代理人、パートナー、第三者サプライヤー、および第三者ライセンサーを指す。
UPS Ready Solution(s):UPS Ready Solution と呼ばれ、UPS 当事者以外の者がライセン
スを提供するあらゆるソフトウェア製品もしくはウェブサイトを指し、UPS OnLine Tools への
アクセスのために UPS システムに接続するインターフェースも含まれる。
UPS Ready Vendor:UPS により UPS Ready Solution の配布を認可された者を指す。
UPS システム:UPS テクノロジーがアクセスする UPS コンピュータならびにネット
ワーク・システム。
UPS テクノロジー :本エンドユーザーの権利、参照 B に掲載された製品を指す。
UPS 輸送・サービス約款:ある国で入手可能な、小口荷物と貨物の動きを示す UPS サ
ービス、かかるサービスの諸条件ならびに料金を掲載した文書。多くの場合、UPS 輸送・サー
ビス約款は ups.com で該当する国を選択すると、同国のページに掲載されている。例えば、
米国では、UPS 輸送・サービス約款は、(1) UPS 料金表/米国内小型荷物輸送に関するサービス
約款(ここをクリック)、(2) UPS 米国内・カナダ・国際空輸サービスの請負に関する UPS 空
- 45 -
輸約款(ここをクリック)、(3) UPS の貨物に関する規約と料金(ここをクリック)で構成され
ている。
UPS ウェブサイト:www.ups.com および UPS 当事者によって管理または運用されてい
るか、UPS テクノロジーを通してアクセスされる他のインターネット・ウェブサイト。
使用条件:(1)本エンドユーザーの権利2.1 項(a)(iv)に記載された UPS マークの使用
条件、および、(2)UPS が随時貴殿に提供する UPS マークまたは UPS 資材の他の使用条件
を指す。
UTA :本エンドユーザーの権利の最初の副説で定義されている。
VAN:本エンドユーザーの権利2.4 項(d)(i)の定義参照。
ベンダー:お客様の第三者サプライヤー、ベンダー、プロバイダーを指す。
ベンダーユーザー:お客様の利益のみに UPS CampusShip にアクセスし使用すること
が許可されたベンダーの従業員を指し、かかるベンダーユーザー向けとしてお客様により設
定されたシステム口座を通してアクセスし使用する。さらに、このようなシステム口座はベ
ンダーのロケーションに対応したもので、あらかじめ設定されたお客様のロケーション・リ
スト向け出荷に限られる。
WorldShip ソフトウェア:本エンドユーザーの権利2.2 項(a)の定義参照。
貴殿:適宜、個人である場合とお客様である場合がある。
貴殿の情報:本エンドユーザーの権利1.2 項(b)の定義参照。
- 46 -
参照 B
UPS テクノロジー
UPS OnLine® Tools グループ
UPS OnLine® Tools Tracking (HTML、XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Rates & Service Selection (HTML、XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Address Validation (XML)および UPS OnLine® Tools Street Level
Address Validation (XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Time in Transit (XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Shipping (XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Returns on the Web
UPS TradeAbility Web Services
UPS Electronic Manifest サービス
UPS OnLine® Tools Signature Tracking (XML および Web Services)
UPS OnLine® Tools Freight Shipping (Web Services)
UPS OnLine® Tools Freight Rating (Web Services)
UPS OnLine® Tools Freight Pickup (Web Services)
UPS Locator/Drop Off Locator (XML)
UPS Shipping Systems グループ
UPS WorldShip
UPS CrossWare
UPS CampusShip
UPS CampusShip Scheduled Import Tool
UPS Visibility Services グループ
Quantum View Data サービス
Quantum View Manage サービス
Quantum View Notify サービス
Quantum View Manage for Importers サービス
UPS File Download for Quantum View
UPS Claims on the Web サービス
UPS Wireless Access
UPS Billing Center
UPS Volume Data Exchange グループ
Host Manifest Service
UPS Billing Data
UPS PDF Invoice
UPS Billing Data File Analysis and Reporting ソフトウェア
電子データの交換
UPS.com グループ
UPS.com Shipping (UPS Internet Shipping)
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Tracking (Signature Tracking も含む)
UPS.com Time and Cost
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Order Supplies
UPS.com Forms for Export
UPS.com Find Locations
UPS Service Center Locator Maintenance Service
UPS TradeAbility
- 47 -
アルバニア
アルジェリア
アンティグア
アルゼンチン
アルメニア
アルバ
オーストラリア
オーストリア
アゼルバイジャン
バハマ諸島
バーレーン
バングラデシュ
バルバドス
ベラルーシ
ベルギー
バーミューダ
X X
X
X
X
X
X
X X
X
X
X
X
X
地域
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
S
X
1
- 48 -
X
X
X
X
X
X
X
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X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
UPS TradeAbility
UPS Service Center Locator
Maintenance Service
UPS.com Find Locations
UPS.com Forms for Export
UPS.com Order Supplies
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Shipping (UPS Internet
Shipping)
Electronic Data Interchange(各 EDI 注
文書の規定内容に従う)
UPS PDF Invoice
UPS.com Time and Cost
X
S
UPS.com Tracking (Signature Tracking)
X
UPS Billing Data and File Analysis and
Reporting Software
Host Manifest Service
UPS Billing Center
UPS Wireless Access2
UPS Claims on the Web
UPS File Download for Quantum View
Quantum View Manage for Importers
Quantum View Notify
Quantum View Manage
Quantum View Data
CampusShip and Scheduled Import Tool
UPS Worldship and UPS CrossWare
UPS Electronic Manifest
TradeAbility Web Services
ROW
OnLine Tools1
参照 C
許容地域
X
OnLine Tools – Returns on the Web、TradeAbility Services、UPS Electronic Manifest 以外の標準ツールとプレミアム・ツール全般に適用される。UPS OnLine® Tools Signature
Tracking はコスタリカ、グアテマラ、パナマ、ハンガリア、イスラエルでは入手不能。UPS OnLine® Tools Freight Shipping は、米国、カナダ、メキシコにおいてのみ入手可能。
ボリビア
ボスニア
ブラジル
ブルネイ
ブルガリア
カナダ
カンボジア
ケイマン諸島
チリ
中国
コロンビア
コスタリカ
クロアチア
キプロス
チェコ共和国
デンマーク
ドミニカ共和国
エクアドル
エジプト
エルサルバドル
エストニア
2
X X
X
X X
X X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
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X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
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X
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X
X
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X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
S
S
- 49 -
X
X
X
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X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
SMS と WAP が含まれる。S:SMS のみ、W:WAP のみ、X:SMS と WAP の両方を意味する。
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
UPS TradeAbility
UPS Service Center Locator
Maintenance Service
UPS.com Find Locations
UPS.com Forms for Export
UPS.com Order Supplies
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Shipping (UPS Internet
Shipping)
Electronic Data Interchange(各 EDI 注
文書の規定内容に従う)
UPS PDF Invoice
UPS.com Time and Cost
X
UPS.com Tracking (Signature Tracking)
W
UPS Billing Data and File Analysis and
Reporting Software
Host Manifest Service
UPS Billing Center
UPS Wireless Access2
UPS Claims on the Web
UPS File Download for Quantum View
Quantum View Manage for Importers
X
Quantum View Notify
X
Quantum View Manage
Quantum View Data
CampusShip and Scheduled Import Tool
UPS Worldship and UPS CrossWare
UPS Electronic Manifest
TradeAbility Web Services
ROW
OnLine Tools1
地域
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
フィジー諸島
フィンランド
フランス
グルジア
ドイツ
ジブラルタル
ギリシャ
グアム
ギニア
グアテマラ
ハイチ
ホンジュラス
香港
ハンガリー
アイスランド
インド
インドネシア
イラク
アイルランド
イスラエル
イタリア
ジャマイカ
日本
X X
X X
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X X
X
X
X
X
X X
X
X
X X
X
X
X
X
X
X
X X
X
X X
X
X
X
X
X
X
X
Quantum View Manage
Quantum View Notify
Quantum View Manage for Importers
UPS File Download for Quantum View
UPS.com Tracking (Signature Tracking)
UPS.com Time and Cost
X
X
X
X
X
X
X
X
X
S
S
X
X
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X
X
S
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X
X
X
- 50 -
S
X
X
X
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S
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X
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X
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S
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X
X
S
S
S
X
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X
X
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X
X
X
X
X
X
W
X
X
X
X
UPS TradeAbility
UPS Service Center Locator
Maintenance Service
UPS.com Find Locations
UPS.com Forms for Export
UPS.com Order Supplies
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Shipping (UPS Internet
Shipping)
Electronic Data Interchange(各 EDI 注
文書の規定内容に従う)
UPS PDF Invoice
UPS Billing Data and File Analysis and
Reporting Software
Host Manifest Service
UPS Billing Center
UPS Wireless Access2
UPS Claims on the Web
Quantum View Data
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
CampusShip and Scheduled Import Tool
UPS Worldship and UPS CrossWare
UPS Electronic Manifest
TradeAbility Web Services
ROW
OnLine Tools1
地域
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
カザフスタン
ケニア
クウェート
ラオス
ラトビア
レバノン
リビア
リトアニア
ルクセンブルグ
マカオ
マケドニア
マダガスカル
マラウィ
マレーシア
マリ
マルタ
モーリタニア
モーリシャス
メキシコ
モロッコ
ネパール
オランダ
オランダ領
X
X
X
X
X
X
X
X X
X
X
X X
X
X
X
X
X
X
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X
X
X
X
X
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X
X
X
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X
X
X
X
X
X
X
S
S
- 51 X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
UPS TradeAbility
UPS Service Center Locator
Maintenance Service
UPS.com Find Locations
UPS.com Forms for Export
UPS.com Order Supplies
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Time and Cost
UPS.com Tracking (Signature Tracking)
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Shipping (UPS Internet
Shipping)
Electronic Data Interchange(各 EDI 注
文書の規定内容に従う)
UPS PDF Invoice
UPS Billing Data and File Analysis and
Reporting Software
Host Manifest Service
UPS Billing Center
UPS Wireless Access2
UPS Claims on the Web
UPS File Download for Quantum View
Quantum View Manage for Importers
Quantum View Notify
Quantum View Manage
Quantum View Data
CampusShip and Scheduled Import Tool
UPS Worldship and UPS CrossWare
UPS Electronic Manifest
TradeAbility Web Services
ROW
OnLine Tools1
地域
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
アンティル
ニュージー
ランド
ニカラグア
ナイジェリア
ノルウェー
オマーン
パキスタン
パナマ
パラグアイ
ペルー
フィリピン
ポーランド
ポルトガル
プエルトリコ
カタール
レユニオン
ルーマニア
ロシア
サウジアラビア
セネガル
セルビア・
モンテネグロ
X X
X
X X
X X
X X
X
CampusShip and Scheduled Import Tool
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
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X
X
UPS TradeAbility
UPS Service Center Locator
Maintenance Service
UPS.com Find Locations
UPS.com Forms for Export
UPS.com Order Supplies
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Time and Cost
X
UPS.com Tracking (Signature Tracking)
X
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Shipping (UPS Internet
Shipping)
Electronic Data Interchange(各 EDI 注
文書の規定内容に従う)
UPS PDF Invoice
UPS Billing Data and File Analysis and
Reporting Software
Host Manifest Service
UPS Billing Center
UPS Wireless Access2
UPS Claims on the Web
UPS File Download for Quantum View
Quantum View Manage for Importers
Quantum View Notify
Quantum View Manage
Quantum View Data
UPS Worldship and UPS CrossWare
X
UPS Electronic Manifest
TradeAbility Web Services
ROW
OnLine Tools1
地域
X
X
X
シンガポール
スロバキア
スロベニア
南アフリカ
韓国
スペイン
スリランカ
セントクリスト
ファー・ネーヴ
ィス
セントルシア
スウェーデン
スイス
台湾
タイ
トリニダード・
トバゴ
トルコ
ウガンダ
ウクライナ
アラブ
首長国
イギリス
X
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X X
X X
X X
X
X
X X
X
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S
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X
S
S
S
W
S
S
S
X
S
S
- 53 X
X
X
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X
X
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X
X
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X
X
X
X
X
X
X
X
X
UPS TradeAbility
UPS Service Center Locator
Maintenance Service
UPS.com Find Locations
UPS.com Forms for Export
UPS.com Order Supplies
UPS.com Void a Shipment
UPS.com Time and Cost
UPS.com Tracking (Signature Tracking)
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Shipping (UPS Internet
Shipping)
Electronic Data Interchange(各 EDI 注
文書の規定内容に従う)
UPS PDF Invoice
UPS Billing Data and File Analysis and
Reporting Software
Host Manifest Service
UPS Billing Center
UPS Wireless Access2
UPS Claims on the Web
UPS File Download for Quantum View
Quantum View Manage for Importers
X
Quantum View Notify
X
Quantum View Manage
Quantum View Data
CampusShip and Scheduled Import Tool
UPS Worldship and UPS CrossWare
UPS Electronic Manifest
X
TradeAbility Web Services
ROW
OnLine Tools1
地域
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
アメリカ
米領バージン諸
島
ウルグアイ
ウズベキスタン
ベネズエラ
ベトナム
ザンビア
X
X X
X
X
X
X
X
Quantum View Notify
Quantum View Manage for Importers
UPS File Download for Quantum View
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
X
- 54 -
X
X
UPS.com Internet Freight Shipping
UPS.com Tracking (Signature Tracking)
X
X
X
X
X
X
X
X
UPS.com Order Supplies
UPS.com Forms for Export
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