■ TOPsolid: TOPsolid:作成資料 ■ No. TSTS-467467-web P - 1/12 発行 平成 13 年 11 月 30 日 コダマコーポレーション株式会社 コダマコーポレーション株式会社 サポートセンター TOPsolid v6.xJ シリーズ グラフィックカード別 設定仕様 (平成18年6月27日 改訂) TOPsolid のグラフィックに関する設定は初期値では、最も良いパフォーマンスが得られるように 設定されています。しかし、グラフィックカードによってはサポートされていない機能を設定すること によってパフォーマンスが低下することもあります。グラフィックカード毎に推奨する設定を下記に 示します。 記 第1章 TOPsolid の環境設定 TOPsolid での設定は[ツール]-[オプション]コマンドで行います。ここで変更した内容は、環境設定ファイ ル TOP.cfg に記録されます。設定を反映させるには TOPsolid の再起動が必要になります。 1. [ディスプレイ]-[初期設定] [初期設定]では DirectX と OpenGL 機能の設定を行います。 T:\A アプリ\2CAD\TOPSOLID\SIRYOU\400-499\TS-467-web.doc TOPsolid v6.xJ シリーズ No. TSTS-467467-web グラフィックカード別 設定仕様 P - 2/12 (1) ハードウェア nVIDIA nVIDIA nVIDIA ATI 3Dlabs 3Dlabs QuadroFX Quadro4 ※2 FireGL2 Permedia3 Permedia2 1400/1500M /FX ※1 DirectX ハード ウェア アク ☐ ☐ ☑ ☐ ☐ ☐ セラレータ機能を有効にする ※3 ※3 ※6 OpenGL ハードウェア アク ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☐ ☐ セラレータ機能を有効にする ビュー毎に OpenGL コンテキ ストを使用する 起動時に OpenGL を初期化 ※8 ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ グレー※7 グレー※7 ※7 グレー※7 ※7 ※7 □ ☑ ☐ ☐ ☐ ☐ ☑ ☑ ☑ ☑ する OpenGL パーシャル ダブル バッファを使用する ワイヤーフレーム表示に OpenGL を使用する 印刷にハードウェアアクセラ ※4 ☑ ☑ レータを使用する ※5 ※1 nVIDIA Quadro4/FX には以下のチップが含まれます。 Quadro 4 XGL900, Quadro 4 XGL980, Quadro 4 XGL700, Quadro 4 XGL550,Quadro FX 1000 ,Quadro FX 500,Quadro FX 3000,Quadro FX 1300, Quadro FX 3400,Quadro FX Go1000 ※2 nVIDIA には以下のチップが含まれます。 TNT2 ,TNT2 Ultra ,Geforce2 GTS ,GeForce2 Ultra ,Quadro ,Quadro2 MXR ,Quadro2 Pro ※3 OpenGL が有効な場合、DirectX は無効になるのでチェックをはずします。 ※4 長破線が正常に表示されない場合はチェックをはずして下さい。 [板金]-[結合]-[フランジ]で、プレビューが正常に表示されない場合はチェックをはずして下さい。 ※5 レンダリング印刷で正常に印刷されない場合は、チェックをはずしてください。 ※6 TNT2 チップを搭載したグラフィックボードを使用し、Windows NT4.0Workstation 環境で TOPmold を使用する場合は、チェックをはずしてください。 ※7 コンパスが表示されていると、ファイルを開いた直後の表示が正常に更新されない場合があります。 再表示、パンニングなどのビュー操作で改善されますが、現象を回避したい場合にはチェックをは ずしてください。 ※8 Quadro FX 1300 チップを搭載したグラフィックボードを使用する場合は、チェックをはずしてくださ い。 コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ No. TSTS-467467-web グラフィックカード別 設定仕様 P - 3/12 (2) ステレオ表示 nVIDIA nVIDIA QuadroFX Quadro4 1400/1500M /FX ステレオ表示を使用しない ● ● ダブル Z バッファでステレオ ○ 表示 nVIDIA ATI 3Dlabs 3Dlabs FireGL2 Permedia3 Permedia2 ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - - - - - - ※ シェード Z バッファでステレ オ表示 ※ アナグリフ ステレオ表示 ※ 視差 コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ 2. No. TSTS-467467-web グラフィックカード別 設定仕様 P - 4/12 [ディスプレイ]-[パフォーマンス] [パフォーマンス]では、OpenGL の拡張機能とテクスチャに関する設定を行います。 (1) OpenGL 拡張機能 ワイヤーの描画を最適 nVIDIA nVIDIA nVIDIA nVIDIA ATI 3Dlabs 3Dlabs QuadroFX QuadroFX Quadro4 FireGL2 Permedia Permedia 1500M 1400 /FX 3 2 ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☐ ☐ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☐ ☐ ☑ ☐ ☐ ☐ ☑ ☐ ☐ ☑ (4096) ☑ (4096) ☑ (4096) ☑ (4096) ☑ (4096) ☑ (4096) ☐ nVIDIA nVIDIA nVIDIA nVIDIA ATI 3Dlabs 3Dlabs QuadroFX QuadroFX Quadro4 FireGL2 Permedia Permedia 1500M 1400 /FX 3 2 ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☐ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☑ ☐ ☐ 化する ブロック単位でデータ を転送する テキスト描画を高速化 する ブロックリストで表示す る 表示リストサイズを制 限する (2) テクスチャ テクスチャ転送をアク セラレータで使用する テクスチャを 32bit に 変換する テクスチャを圧縮する コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ No. TSTS-467467-web グラフィックカード別 設定仕様 P - 5/12 3. [ディスプレイ]-[パフォーマンス-TOPdraft] [パフォーマンス – TOPdraft]では、TOPdraft ドキュメントでの再描画に関する設定を行います。 (1) 一般設定 nVIDIA nVIDIA nVIDIA QuadroFX QuadroFX Quadro4 1500M 1400 /FX ATI 3Dlabs 3Dlabs FireGL2 Permedia3 Permedia2 ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ ☐ nVIDIA nVIDIA nVIDIA nVIDIA ATI 3Dlabs 3Dlabs QuadroFX QuadroFX Quadro4 FireGL2 Permedia3 Permedia2 1500M 1400 /FX 常に再描画 ● ● ● ● ● ● ● 自動再描画 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 再描画なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 再描画時にスクリーンを nVIDIA 一時保存 移動要素のみを再描画 (2) 曲線変更時の設定 第2章 グラフィックドライバの設定 1. グラフィックドライバの選定 グラフィックドライバには下記の様に複数の種類があります。 ① マシン本体のメーカーが独自の仕様で作成し、提供するドライバ(例:HP) ② グラフィックカードのメーカーが提供するドライバ(例:エルザジャパン) ③ グラフィックチップのメーカーが提供するリファレンスドライバ(例:nVIDIA) コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ グラフィックカード別 設定仕様 No. TSTS-467467-web P - 6/12 このような場合、①と②においては各社独自の機能を組み込んでおり、アプリケーション上で問題が発生 する事があります。よって、原則として③のリファレンスドライバを推奨します。 TOPsolid v6.xJを使用する際の最適なグラフィックドライバの設定を以下に記します。 2. グラフィックドライバの変更について 新しいドライバを導入する事で新たな問題が発生することがあります。グラフィックドライバは表示に不具合 が発生しない限り、現在ご使用のバージョンのままご使用していただく事をお勧めします。 また、古いバージョンのドライバは入手が困難になります。入手したドライバは消去せず、必ず保存される 事をお願いします。 3. グラフィックドライバ別の詳細設定 (1) nVIDIA ドライバ Windows XP/2000 用 Quadro FX 1400 nVIDIA ForceWare v67.22 Windows XP/2000 Quadro FX 1500M nVIDIA ForceWare v84.29 Windows XP/2000 Quadro 4 シリーズ、Quadro FX 1000 nVIDIA Detonator XP v43.51 Windows XP/2000 Quadro FX 500 nVIDIA Detonator XP v43.54 Windows XP/2000 Quadro FX 3000 nVIDIA ForceWare v53.03 Windows XP/2000 Quadro FX 1300、Quadro FX 3400 nVIDIA ForceWare v61.76 Windows XP/2000 その他 nVIDIA グラフィックボード nVIDIA Detonator XP v28.32 Windows XP/2000 上記ドライバは nVIDIA 社製の Windows 2000/XP 対応バージョンになります。以下の Web サイトからダ ウンロードできます。 v53.03/v61.76/v67.22: http://www.nvidia.com/view.asp?IO=certified_win2k v43.51: ftp://download.nvidia.com/Windows/Quadro_Certified/43.51/43.51_win2k_international_w hql.exe v43.54: http://support2.jp.dell.com/jp/jp/download/document.asp?dn=301817 v28.32: http://www.nvidia.com/object/winxp-2k_28.32.html ※v84.29 は DELL ハードウェア付属の「System Software CD」よりインストールしてください。 コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ グラフィックカード別 設定仕様 No. TSTS-467467-web P - 7/12 Multi-Language 対応なので、以下のように日本語で設定することができます。また、チップの種類によ って表示される項目は異なります。 設定する箇所は次にあります。例:[画面のプロパティ]ダイアログボックスの[設定]タブで<詳細> → [Quadro2 Pro のプロパティ]ダイアログボックスの[Quadro2 Pro]タブで<詳細プロパティ> → [詳細 Quadro2 Pro プロパティ]ダイアログボックスの[OpenGL の設定]タブ。 コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ No. TSTS-467467-web グラフィックカード別 設定仕様 P - 8/12 [OpenGL の設定]タブのパフォーマンスと互換性オプション バッファ領域の拡張機能を有効にする *1 ☑ TOPsolid では使用しませんがチェッ クを入れても問題ありません ローカルビデオ メモリを使用するためにデュアル プ ☑ TOPsolid では使用しません ☑ テクスチャ表示において処理速度が レーン拡張機能を有効にする *1 高速リニア-Mip マップ-リニアフィルタリングを使用する *1 上がります 一体化バック/深層バッファを使用する ☑ 複数ウィンドウを利用している OpenGL アプ リ ケ ー ション で 利 用 さ れ、使用するとパフォーマンスが向上 します 4 分割バッファ ステレオを有効にする ☐ ステレオ表示機能を有効にします オーバーレイを有効にする ☐ TOPsolid では使用しません 強化 CPU 命令セットのサポートを無効にする ☐ 特定の CPU で使用される拡張命令 のドライバサポートが無効になります 16 ビット深度バッファを強制的に使用する ☐ OpenGL ドライバで 16 ビット深度バッ ファを強制的に使用します テクスチャメモリを最大化する ☐ テクスチャを多用するアプリケーション でパフォーマンスが向上します。テク スチャを使用しないアプリケーション ではパフォーマンスが多少低下しま す。 OpenGL 対応のテクスチャ クランプ動作を有効にす ☐ る *2 適合する OpenGL テクスチャ クラン プの動作を有効にします。 ドロップダウンリストの選択 テクスチャ用のカラー深度の初期設定 デスクトップのカラー深度を使用 バッファ フリップ モード ブロック転送を使用 垂直同期 初期設定ではオン 異方性フィルタリング *1 無効 使用可能な容量 < 5 > MB のシステムメモリを PCI モードのテクスチャに使用します。 *1 nVIDIA Detonator XP v43.51 Windows XP/2000 以降で設定不可能な項目です。 *2 nVIDIA Detonator XP v43.51 Windows XP/2000 以降で設定可能な項目です。 コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ No. TSTS-467467-web グラフィックカード別 設定仕様 P - 9/12 (2) NVIDIA Detonator XP v28.32 Windows NT4.0 用 nVIDIA 社製の Windows NT 対応バージョンは v28.32 になります。以下の Web サイトからダウンロード できます。 http://www.nvidia.com/view.asp?IO=winnt_28.32 設定項目は英語になります。また、チップの種類によって表示される項目は異なります。 設定する箇所は次にあります。例:[画面のプロパティ]ダイアログボックスの[Quadro]タブで<Additional Properties>→[Additional Quadro Properties]ダイアログボックスの[OpenGL Settings]タブ。 [OpenGL Settings]タブの Performance and Compatibility Options ※1 Enable buffer region extension ☑ TOPsolid では使用しませんがチェッ クを入れても問題ありません Allow the dual planes extension to use local video ☑ memory TOPsolid では使用しませんがチェッ クを入れても問題ありません Use fast linear-mipmap-linear filtering ☑ テクスチャ表示において処理速度が 上がります Use unified back/depth buffer ☑ 複数ウィンドウを利用している OpenGL アプ リ ケ ー ション で 利 用 さ れ、使用するとパフォーマンスが向上 します Enable quadbuffered stereo API ☐ ステレオ表示機能を有効にします Enable Overlays ☐ TOPsolid では使用しません Disable support for enhanced CPU instruction sets ☐ 特定の CPU で使用される拡張命令 のドライバサポートが無効になります ※1 表にないチェック項目がある場合は、その項目のチェックは外してください。 コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ グラフィックカード別 設定仕様 No. TSTS-467467-web P - 10/ 10/12 ドロップダウンリストの選択 Default color depth for textures Use desktop color depth Buffer flipping mode Use block transfer Vertical sync On by default Anisotropic Filtering Disabled Use up to < 5 > MB of system memory for textures in PCI ※ TOPsolid v6.6J は Windows NT 非対応となりますので、TOPsolid v6.5J Plus 以前のバージョンの為 の設定です。 (3) ATI FireGL 2 Windows NT/2000 build 5.12.2195.2082 FireGL 2 のドライバは Windows 2000 と NT で下記の設定項目は同じです(平成 14 年 4 月 5 日現在 の最新バージョン)。以下の Web サイトからダウンロードできます。 http://www.ati.com/support/products/workstation/firegl2/firegl2drivers.html 設定する項目は特にありません。 [構成]タブの設定 構成プロファイル デフォルト デフォルト設定 選択できません 垂直リトレース待ち ☐ [詳細設定]タブの設定 Sync Control 機能拡張を有効にする ☐ オフスクリーンレンダリング(Pバッファ)を有効する ☐ Quad Buffer Stereo を有効にする ☐ 追加のビデオモードを許容 ☐ コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ グラフィックカード別 設定仕様 No. TSTS-467467-web P - 11/ 11/12 (4) 3Dlabs Permedia 3 Windows 2000 ver2.16-0421 ver2.16-0388 Windows NT Permedia 3 のドライバは Windows 2000 と NT で下記の設定項目は同じです(平成 13 年 12 月 4 日現 在の最新バージョン)。以下の Web サイトからダウンロードできます。 http://www.3dlabs.com/support/drivers/permedia3_create_drivers.htm 設定する箇所は次にあります。例:[画面のプロパティ]ダイアログボックスの[設定]タブで<詳細>→[プラ グアンドプレイ・・・プロパティ]ダイアログボックスの[3Dlabs]タブで<詳細設定>→[3Dlabs ディスプレイ設 定]の[OpenGL サポート]タブで<詳細設定>。 [OpenGL サポート]タブの設定 ドライバは以下のアプリケーションに最適化されています OpenGL(tm)Default アドバンスドオプション DMA バッファ数 8 各 DMA バッファのサイズ 131072 DMA サブバッファ数 0 オーバーレイ / アルファモード ダイナミック VBlank を待つ ☑ ステレオビューのサポート ☐ 3D テクスチャの有効化 ☐ 高品質 AA ライン ☐ コダマコーポレーション株式会社 TOPsolid v6.xJ シリーズ グラフィックカード別 設定仕様 No. TSTS-467467-web P - 12/ 12/12 (5) 3Dlabs Permedia 2 Windows NT ver2.11-0555 Permedia 2 のドライバは Windows NT のみサポートされています(平成 13 年 12 月 4 日現在の最新バ ージョン)。以下の Web サイトからダウンロードできます。 http://www.3dlabs.com/support/drivers/permedia_drivers.htm Windows 2000 では Windows 標準のドライバを使用することで Direct X は利用できます。但し、OpenGL 機能はサポートされません。 設定する箇所は次にあります。例:[画面のプロパティ]-ダイアログボックスの[3Dlabs]タブまたは、 [Permedia 設定]タブ。 [3Dlabs]タブの設定 Configuration OpenGL Advanced Options Number of DMA Sub Buffers 0 Wait for Vblank ☑ [Permedia 設定]タブの設定 高解像度を有効にする ☑ OpenGL 用の DMA バッファ数 8 OpenGL 用の DMA サブバッファ数 0 DMA を使用しない ☐ ※ TOPsolid v6.6J は Windows NT 非対応となりますので、TOPsolid v6.5J Plus 以前のバージョンの 為の設定です。 以 上 コダマコーポレーション株式会社
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