●ハンブルク・シュド 新会長にガスト氏 ●ユートランスポート ヨルダン航空のCSAを受託 ●郵船航空サービス 南仏マルセイユに駐在員事務所 ハンブルク・シュドの会長に1月1日付でオットマ ー・ガスト副会長が昇格した。クラウス・メベス会 長は退任。また、同日付で不定期船事業を統轄す るアーント・ベスパーマン氏が、役員会メンバーに 就任した。役員会メンバーはガスト氏、ベスパーマ ン氏、ヨハキム・A・コンラッド氏、ヘイノ・シュミッ ト氏の4人となった。 新会長のガスト氏は1994年、役員会のメンバ ーとしてハンブルク・シュドに入社した。同氏はア ーヘンの研究機関で機械工学を研究後、自動車 の技術者としてキャリアを積み、87年からドイツの 自動車部品メーカー、マーレー(Mahle GmbH) の物流部門のダイレクター、91年からDeutscher Paketdienst社の役員を歴任した。 ユートランスポートは1月19日、中東のロイヤ と貨物販売代理店(CSA) ルヨルダン航空(RJA) 契約を締結した。準備が整い次第、販売を開始 する。日本発のファーストキャリアはタイ国際航 空と日本航空を利用する予定で、バンコク経由で アンマンまで輸送する。 RJAは旅客機材に加えて、エアバスA310-Fや ボーイングB737-Fを所有し中近東を中心に貨物 便のサービスも提供している。問い合わせ・予約 (電話=03-5479-7047) 。 はユートランスポートまで フランス郵船航空サービス (中堂康政社長) は同 国5つ目の拠点として、1月5日付でマルセイユ駐在 事務所を開設した。郵船航空サービスが同月13 日、発表した。マルセイユ駐在事務所では仏地場 企業を主要なターゲットとし、特に海上貨物の取り 扱い増を目指す。新事務所の連絡先は次のとおり。 u住所=c/o NYK Line (Europe) Ltd., Atrium 102, 10 Place de la Joliette BP 80003 13568, Marseille, Cedex 02, France u電話番号=(33)04-8682-0076 uEメール=[email protected] u代表者=Ms.Sandra Martin ●韓進海運 恩瑛会長がCEO就任 韓進海運の崔恩瑛(Eun Young Choi)会長は 1月1日付でCEOを兼任した。同社の大株主であ る崔氏の就任により、金融危機に端を発した厳し い経済状況を乗り切る考え。 一方、昨年末に退任した朴政遠(Jung Won P a r k )社 長 兼 C E O は 相 談 役 に 退き、金 永 敏 ( Young Min Kim)COOが 1月 1日 付 で 社 長 兼 CEOに就任した。 ●OCS 岡山営業所を開設 海外新聞普及(OCS) は1月26日、岡山営業所 の営業を開始した。従来の広島営業所を岡山に 移転した。関西国際空港に近くなることで、集荷 締切時間を遅くし、関空発深夜便への集荷同日 搭載サービスを強化した。 岡山営業所の所在地などは次のとおり。 u所在地=〒710-0048 岡山県倉敷市福島 776-1 u電話=086-435-7807 uFAX=086-435-7808 ●阪急エクスプレス モスクワ支店開設 阪急エクスプレスのオランダ法人Hankyu International Transport (Netherlands) B.V.は、 1月1日付でモスクワ支店を開設した。阪急エク スプレスがロシアに拠点を開設するのは初めて。 ロシアでは、積極的な外資誘致政策や通関制度 の浄化政策などの影響を受け、日系企業の現地 法人設立の動きが加速。各企業が、ロシア国内 へ直接、輸入する動きも高まっており、これに対 応する。当面、倉庫施設などは持たず、現地のオ ペレーションは提携代理店を通じて提供する。 u住 所 = Capital Plaza, Room No.505 4th Lesnoy pereulok 4, 125047, Mos-cow Russia u電話=+7-495-225-8588 uFAX=+7-495-225-8500 58 CARGO FEBRUARY 2009 ●IATA ワールドカーゴシンポジウム2009を開催 国際航空運送協会(IATA) は3月2日から5日に かけて、バンコクで第3回IATAワールドカーゴシ ンポジウム2009を行う。IATA貨物部門の祭典と も言える同シンポジウムでは、加盟航空会社の 貨物首脳らで構成されるカーゴ・コミッティーなど の各種会議のほか、CARGO2000、e-フレートな ど世界横断的に取り組みに関する総会などもま とめて行われる。 「貨物サプライチェーンを一緒に構築しよう」を テーマとする同シンポジウムでは、同時に各種 イベント、セミナーなども多数開催される予定。 海事プレス社は同シンポジウムのメディアス ポンサーとして参画。シンポジウムの模様などを 日刊航空貿易や4月創刊の日刊CARGOなどで詳 しくリポートしていく予定。 ●サンキュウシッピング 大阪営業所移転 サンキュウシッピング大阪営業所は事務所を移 転し、1月26日から新事務所で業務を開始した。 u新住所=〒550-0011 大阪市西区阿波座15-10 福島ビル5階 u電話=06-6532-8238(変更なし) uFAX=06-6532-8235(変更なし) ●ユーフレイトジャパン 福岡営業所を移転 ユーフレイトジャパンは福岡営業所を移転し、 2月9日から新事務所で業務を開始した。新事務 所の概要は次のとおり。 u住所=〒812-0013 福岡県福岡市博多区 博多駅東1-11-5 アサコ博多ビル1005 u電話=092-482-7140(変更なし) uFAX=092-482-7141 ●NOL 米州統括本社をフェニックスに移転へ APLの親会社、NOLは1月8日、米州の統括本 社を現在のカリフォルニア州・オークランドから アリゾナ州・フェニックスに移転することを明らか にした。米国拠点の移転は、昨年発表した合理 化策の一環として実施されるもので、移転作業は 今年第3四半期中に完了する予定。 米州統括法人は北米、中南米地域における海 運、ターミナル、ロジスティクス事業を統括する機 能を持つ。 ●関東運輸局 海へのチャレンジフェア 関東運輸局は3月10日に東京で「海へのチャレ ンジフェア」を開催する。求人者と求職者が集ま り、就職面接などを実施する。 u日時=3月10日午前11時∼午後4時 u会場=船の科学館4階マリンホール(東京都 品川区東八潮3-1) u問い合わせ先=関東運輸局海事振興部船員 労政課(電話045-211-7231) ●TAPAアジア日本支部 3月にTAPA審査員養成講座 TAPAアジア日本支部(浅生成彦代表) は3月30 ∼31日、都内でTAPAアジア委員会公認審査員 養成・内部監査員資格取得講座を開催する。同 講座の国内開催は5回目。 従来は、TAPAアジアから講師を招いて開催し てきたが、今回からTAPA日本支部独自での講座 開催が許可されたため、講義は浅生成彦代表ら 日本支部の講師が行う。31日には、東京海洋大 学工学部の渡邉豊教授による講演も行われる。 受講者は、電子・精密機器、医薬品、食品会社 など各種メーカーはじめ、物流企業やセキュリティー 関連企業などから広く募る。開催概要は次のとおり。 u参加費=14万8000円(TAPAアジア会員登 録費用、テキスト代、昼食代などを含む) u募集定員=20人 u申込締切=3月18日 u開催場所=ホテルグランドヒル市ヶ谷 u問い合わせ先=TAPAアジア日本支部・浅 生代表(電話=043-275-1523、eメール= [email protected]) ●海事プレス社 「航空貨物Q&A」改訂版発行 海事プレス社は「フレッシュマン のための航空貨物Q&A 100問 100答」 (第4版) を2月下旬に発行 する。100の質問をその難易度に よって「入門編」 「初級編」 「中級編」 「応用編」の4つに分類。変化の激 しいエアカーゴ業界で次から次に 生まれる新しいテーマを盛り込ん だタイムリーな内容となっている。 さらに資料・統計類も最新のものを掲載。エアカーゴ業界 に携わる人に必須の一冊となっている。 定価1995円(税込み)。
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