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光ファイバセンサ市場動向:ElectoniCast

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特別寄稿
光ファイバセンサ市場動向
By, Stephen Montgomery, ElectroniCast Consultants
光ファイバセンサは、光ファイバをセ
もあり、これらは光ファイバでネットワー
次の通り。工場の製造工程、土木建築
ンシングエレメント(本来のセンサ)とし
ク化されて、P2P(マルチポイント)分
(建物、橋梁、トンネルなど)
、軍/航空
て、またはリモートセンサからの信号を、
布線を形成するが、これは連続タイプ
機/セキュリティ、石油化学/公共設備/
信号処 理を行うエレクトロニクスにリ
には入れていない。ElectroniCastの定
自然資源、バイオメディカル/科学。
レーする手段として使用する(外的セン
義では、これは正にポイントセンサであ
サ)
。ここでは市場予測データを扱う。
り、連続的ではない。
ポイントセンサの一般的なアプリケー
ションは次の通り。製造工程/工場、土
3つのセグメントに分け、連続分布光ファ
連続分布センサベースの光ファイバセ
イバセンサシステム(光ファイバ/ケーブ
ンサは、温度や機械歪のモニタに広く
軍/航空/セキュリティ、テスト&計測(通
ルおよびセンシングエレメントのみ)
、光
用いられている。このシステムの主要な
信、CATV、 私 設・エンタプライズ )、
ファイバポイントセンサコンポーネント、
利点は、ファイバそのものがセンシング
バイオメディカル/科学、石油化学/エネ
光通信信号解析インタフェースコンポー
エレメントになっていることだ。敷設の
ルギー /公共設備/自然資源、自動車/
ネント/モジュールとしている。
温度プロファイルが求められたり、たく
車輌。
木/建築(ビル、橋梁、トンネルなど)
、
連 続分布光ファイバセンサシステム
さんのセンシングポイントが要件であっ
光ファイバセンサ市場はセンシング/計
は、ファイバに埋め込んだセンサを持つ
たりする場合、連続分布温度光ファイバ
測量・タイプでさらにセグメント分けされ
光ファイバ、エレクトロニクス、コネクタ、
センシング技術の利点は大きい。した
る。機械歪、温度、圧力、化学、ガス、
データ取得モジュール、
ソフトウエア、
様々
がってこの技術は、長尺のアプリケー
液体、振動、音響、地震、変位、加速、
なコンポーネントを必要とするが、ここ
ション(パイプライン、トンネル、電力ケー
近似、電界、磁界-光センサ、回転(光ジャ
ではElectroniCastは光ファイバ、ケー
ブル、コンベアベルト)
、小型センサで
イロ:FOGs)
。
ブル(ファイバジャケット)、センサエレメ
しかアクセスできないアプリケーション
光 通信信号 解 析インタフェースコン
(油田)
、安全を最重視する全ポイントモ
ポーネント/モジュールには、コンポーネ
ントのみを扱う。
光ファイバセンサとケーブル化した光
ニタが重要なアプリケーション(精油所、
ント、 サンプリング/インタフェースモ
ファイバを使用するモニタリングやデー
液化ガス/LNGプラント)に適用される。
ジュール、内蔵(ボードレベル)エレメン
タ伝送は、連続分布光ファイバセンサに
連続分布センサアプリケーション/技術
ト。これらは光センシング計測として直
は一般的。分布光ファイバセンサの中に
には、干渉計、ラマン後方散乱、ブリ
接使用されるもの、装置に使用されるも
は、複数のポイントセンサを用いるもの
ルアン波が含まれ、アプリケーションは
の が あ る( オ シ ロスコープ、OTDR、
BERT、信号発生器、スペクトラルアナ
1800
ライザ、その他、通信や信号処理に使
1600
われる装置)
。ここでは、テスト/計測
1400
1200
やモニタリング装置全体は含まない。市
1000
800
場データとしては光インタフェースコン
600
ポーネントのみを対象にしている。
400
光ファイバセンサ市場のビジネスチャ
200
0
2009
2010
2011
2012
2013
2014
Continuous Distributed FO Sensors
313
432
605
858
1231
1787
Point FO Sensors
534
583
637
698
766
844
Optical Signal Analysis Modules
669
772
894
1036
1203
1400
図1 連続分布システム、ポイントセンサ、光信号解析モジュール世界市場予測(金額ベース、
単位:百万ドル)
54
ンスの調査にあたって、
重要なアプリケー
ション技術/ソリューションを認識してお
くことが重要。干渉 計、強 度、偏波、
FBG、ラマン後方散乱、蛍光、ブリル
OPTCOM October 2010
Average A
R e g io n
アン波、ドップラ測風、分光、導波路/
特殊ファイバ、光化学センサの利用。
2009
2010
2011
2012
2013
2014
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
Growth Ra
2009-
A m e ric a
1 0 0 .6 4
1 4 0 .3 3
EMEA
1 4 4 .6 2
1 9 5 .1 6
2 6 6 .3 4
3 6 7 .5 4
5 1 2 .6 6
7 2 2 .5 4
3 7 .9 5
APAC
6 7 .9 7
9 6 .9 3
1 3 9 .9 0
2 0 4 .2 4
3 0 1 .3 8
4 4 9 .0 9
4 5 .8 8
313.23
432.41
605.21
858.09
1231.44
1787.05
41.66
TOTAL
世界市場予測
NOTE: Totals may not be exact, due to rounding
1 9 8 .9 7
2 8 6 .3 1
4 1 7 .3 9
6 1 5 .4 3
Study Number: 4033
4 3 .6 4
表1 連 続 分 布 光
ファイバセンサシ
ステム、世界消費
額の市場予測(金
額ベース、単位:
百万ドル)
ElectroniCast Cons
光ファイバセンサやケーブル内の光
ファイバを用いたモニタリングや伝送は、
万ドルだった。航空機と石油化学業界
タリング(SHM)、その他建物、橋梁、
ポイントセンサ、分布センサとして様々な
が市場の牽引役だった。アメリカ地域
(北
トンネル、塔などで用いられる連続ファ
アプリケーションで一般的に用いられて
米、中南米)は市場シェアで第2位を維
イバセンサを含む土木建築分野も力強
いる。ElectroniCastは、 図1に 示した
持、しかし成長 率はEMEAを上 回る。
い成長が予想されている。
ように3つのカテゴリーで光センサの世
これは、軍、航空機、セキュリティ業界
検査や品質制御が、多くの産業で製
界消費額を予測している。
と土木建築業界が成長の原動力となっ
造コストの最大部分を占めることがよく
2009年の光ファイバセンサ世界市場
たものだ。APACは、2009年の市場シェ
ある。計測ソリューションの改善に対す
の規模は約15億2000万ドルだった。光
ア は22 %。APAC地 域 の 消 費 額 は
るニーズが高まっている。ここでは正確
通信インタフェースコンポーネントとモ
CAGR 45.88%で成長し、2016年には4
さ、速度、精度の向上が求められており、
ジュールが世界市 場を牽引しており、
億4909万ドルに達すると予測されてい
製造過程で動く対象の計測の改善が必
2009年の市場シェアは44%、6億6900
る。消費額は、
エンドユーザのアプリケー
要だ。これにより、よりよい製品がより
万ドル。
ポイントセンサの利用は金額ベー
ション、エンドユーザ地域に基づいてい
低価格で製造できるようになる。製造/
スでCAGR 9.56%で成長し、2014年に
る。
工場分野はAPAC地 域がリードしてお
は8億4400万ドルに達する。しかし、連
ポイントセンサに関しては、各センサ
続的光ファイバ分布センサが市場シェア
を1ユニットとカウントしているが、連続
で追い越すと予測されており、これを牽
分布光センサシステムはシステム全体を
光 通信信号 解 析インタフェースコン
引するのは軍/セキュリティ、石油化学/
ベースにしている。1つのシステムは、連
ポーネント/モジュールに含まれるのは、
エネルギーおよび土木建築業。
続線に数100のセンシングエレメントがあ
コンポーネント、 サンプリング/インタ
る場合もある、ElectroniCastは、分布
フェースモジュール、内蔵部品で、直接
システムのこれらのセンシングユニットの
光ファイバセンシング計測に用いられた
連続分布システムに使用する光センサ
すべてを1つの(システム)ユニットとし
り、オシロスコープ、OTDRs、BERT、
の消費額を地域ごとに分けたものが表
てカウントしていることに注意。アプリ
信号生 成器、スペクトラルアナライザ、
1。2009-2014年 の期 間で、 消 費 額は
ケーションによっては、システム価格は
その他多くの通信/光信号処理アプリ
CAGR 41.66%成長し、3億1323万ドル
数千ドルになることもある。
ケーション用のテスト/計測/モニタリング
連続分布光ファイバセンサシステム
から17億8700万ドルに増加すると予測
石油化学/エネルギー分野は、市場
している。ヨーロッパ、中東、アフリカ
シェアとしてはNo.2に滑り落ちる、軍/
地域(EMEA)が世界市場をリードし、
航空機/セキュリティアプリケーションに
2009年の市場シェアは46%、1億4462
首位をとられるからだ。構造物健全モニ
り、消費額は倍増となることが予測され
ている。
装置に使用されたりする。
Average Annual
A p p lic a tio n
2009
2010
2011
2012
2013
2014
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
5 6 0 .8 3
6 5 5 .5 4
7 6 7 .1 9
8 9 8 .9 4
P R IV A T E E N T E R P R IS E D A T A N E T W O R K S
3 0 .3 6
3 3 .5 6
3 7 .1 3
4 1 .1 0
4 5 .5 2
5 0 .4 3
1 0 .6 9
CABLE TV
2 3 .6 0
2 5 .6 7
2 7 .9 4
3 0 .4 2
3 3 .1 4
3 6 .1 3
8 .8 9
M IL IT A R Y /A E R O S P A C E /S E C U R IT Y
4 7 .0 5
5 0 .2 9
5 3 .8 1
5 7 .6 5
6 1 .8 1
6 6 .3 5
7 .1 2
6 .9 0
7 .1 6
7 .4 4
7 .7 4
8 .0 8
8 .4 4
4 .1 2
668.73
772.22
893.51
1035.85
1203.12
1399.95
T E L E C O M M U N IC A T IO N S
OTHER
TOTAL
NOTE: Totals may not be exact, due to rounding
Study Number: 4033
1 0 5 4 .5 7 1 2 3 8 .5 9
Average Annual
Growth Rate, %
R e g io n
2009
2010
2011
2012
2013
2014
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
$ M illio n
A m e ric a
2 2 6 .5 0
2 4 1 .6 1
2 5 8 .0 1
2 7 5 .8 0
2 9 5 .1 2
3 1 6 .1 0
EMEA
1 7 8 .6 3
1 9 5 .4 3
2 1 4 .2 7
2 3 5 .4 1
2 5 9 .1 3
2 8 5 .7 9
9 .8 5
APAC
1 2 9 .2 8
1 4 5 .5 8
1 6 4 .5 0
1 8 6 .4 6
2 1 1 .9 8
2 4 1 .6 6
1 3 .3 3
534.41
582.63
636.77
697.66
766.23
843.55
9.56
2 0 0 9 -1 4
1 7 .1 7
15.92
ElectroniCast Consultants
表2 ポイント光ファイバセンサ、地域ごとの世界消費市場予測
(金額ベース、単位:100万ドル)
TOTAL
NOTE: Totals may not be exact, due to rounding
Study Number: 4033
Growth Rate, %
2 0 0 9 -1 4
6 .8 9
ElectroniCast Consultants
表3 光通信信号解析インタフェースモジュール、アプリケーション毎の
世界消費市場予測(金額ベース、単位百万ドル)
55
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