日野原重明さん - 男女共同参画センター(横浜市男女共同参画推進協会)

ひとりの老後を幸せに生きるために
~こころ・からだ・くらしに寄り添う本~
日野原重明さん(からだに寄り添う本)推薦本リスト
書 名
著者名
2009年2月
出版社
出版年
備考
1
死ぬ瞬間
E・. キューブラー・ロス
読売新聞社
1971
C212 シ
2
老年の豊かさについて
M・T・キケロ
法蔵館
1999
C27ロ
3
8割以上の老人は自立している!
柴田博
ビジネス社
2002
C27 ハ
4
ただいま100歳
曻地三郎
致知出版社
2005
C27タ
5
老いて賢くなる脳
日本放送出版協会
2006
C27 オ
6
老化と生活習慣
香川靖雄
岩波書店
2003
C27ロ
7
進化医学からわかる 肥満・糖尿病・寿命
井村裕夫
岩波書店
2008
C324シ
8
生きがいについて
神谷美恵子
みすず書房
1966
A218カ
9
食でつくる長寿力
家森幸男
日本経済新聞出版社
2008
C316シ
10
食べかた上手
中村丁次
幻冬舎
2003
C316タ
11
人は成熟するにつれて若くなる
ヘルマン・ヘッセ
草思社
1995
C27ヒ
12
年齢の嘘
日経BP社
2000
C27ネ
13
それでも人生にイエスと言う
V・E・フランクル
春秋社
1994
C21ソ
14
死をみつめ、今を大切に生きる
日野原重明編著
春秋社
2002
C27シ
15
「新老人」を生きる
日野原重明
光文社
2001
C27シ
16
死をどう生きたか
日野原重明
中央公論新社
1983
C27シ
17
私の幸福論
日野原重明
大和書房
2005
C27ワ
18
高齢者の健康学
日野原重明
創英社
道場信孝
三省堂書店
2007
C27コ
19
テンダー・ラブ
日野原重明
ユーリーグ
2004
C211テ
20
豊かに老いを生きる
日野原重明
春秋社
1995
C27ユ
エルコノン・
ゴールドバーグ
ジョン・W・ローウェ
ロバート・L・カーン
21
私のすすめる健康の秘義
日野原重明
中央法規出版
2006
C313ワ
22
生きかた上手 1・2・3 (文庫版)
日野原重明
ユーリーグ
2008
C27イ
23
「生活習慣病」がわかる本
日野原重明
ごま書房
1997
C324セ
日野原重明監修
日本放送出版協会
2007
C32ケ
日野原重明
講談社
2002
B11イ
24
25
検査がわかる 結果がわかる
「人間ドック」健康百科
生きるのが楽しくなる15の習慣
■ 推薦図書メッセージ
私は、過去70年間内科臨床医として多くの人々の健康について指導してき
た。その中で私は習慣が作る病気という考えから、成人病と言われてきたもの
を「生活習慣病」と改称することを勧めてきたので、食生活や運動や飲酒、喫
煙によって起こる内容の書籍をまず推薦したい。栄養として、中村丁次博士の
『食べ方上手』と家森幸男博士の『食で作る長寿力』を特に推薦したい。
また私は予防医療としての健診を重要視しているので、健診に関する書籍も
紹介したい。
次に私は老年医学やこう加齢医学に関心が深いので、この方面の日本とアメ
リカの書籍を紹介する。特に老人医学の大家ローウェ博士らの書いた『年齢の
嘘』は高く評価する。
最近の私と道場信孝博士の『高齢者の健康学』も紹介したい。体は老いても
精神を強めるものとしてヘルマン・ヘッセの『人は成熟するに連れて若くなる』
の本も推薦したい。
末期がん患者を中心とするホスピス医療に関心が強いので、この方面の書籍
も紹介した。体は病人でも生き甲斐を持つことが生きていく上で非常に大切な
ので、神谷恵美子さんの『生きがい』なども紹介したい。
キュブラー・ロスの『死の瞬間』や日本財団すら出版の「メメントモリ(死
を思う)」に関する書籍も推薦する。
私の末期患者へのケア『テンダー・ラブ』
(ユーリーグ)も自著として加えた
い。最後に最近メタボリック症候群の本も多く出版されているが、その中で、
この症候群の本体に触れるものとしては、井村裕夫博士の『進化医学から分か
る肥満・糖尿病・寿命』を特に推薦したい。
1
■
日野原重明さん
プロフィール
聖路加国際病院理事長
私は明治44年(1911)生まれで、6人兄弟中3番目。山口市に生まれ、
父が神戸の教会の牧師であったことから、子ども時代は神戸市で過ごす。関
西学院中学部を終え、京都で三高、京大医学部に学び、卒業後京大医学部の
大学院を終えて、上京し、聖路加国際病院に勤務、医学生の時代結核を病み、
1年休学したので、日米戦争中兵役を免ぜられ、戦争中は病院で空襲による
病者の治療に専念。終戦後病院は米軍に接収のため、昭和26年から1年間
米国に留学。戦後研修医の医学教育看護教育に携わりつつ、多数の著作を行
い、医学、看護学書を含め、半世紀間に400冊の著書を出し、90歳の時
の『生きかた上手』(ユーリーグ)は130万部のベストセラーとなる。生
と死に関する一般向けの著書が多い。
(2009年2月現在)
1.死ぬ瞬間
死とその過程について
エリザベス・キューブラー・ロス著
鈴木晶訳(読売新聞社)1971年
スイス生まれの精神科医である著者は、アメリカで200人の末期がん患者に直接インタビューをした。患
者としてではなく、個別の人間として見直し、死に至るまでの心の動きに、1.否認と孤立
取引
4.抑うつ
5.受容
2.怒り
3.
という5段階がであることを発見した。それは、「病院における患者管理の長
所と欠点を彼らから学ぶ」という経験の記録であった。著者は、現代医学が、末期患者を物として扱う傾向に
あることを指摘し、本書は尊厳死やホスピスの原点となった。
2.老年の豊かさについて
M.T.キケロ著、八木誠一、八木綾子訳
(法蔵館)1999年
本書は、ローマ時代の政治家で哲学者でありキケロが書いた古典的名著「老年論」の翻訳である。老人に対
する、「体力がない、することがない、何の楽しみもない、死が近い」という社会的通念にたいして、一つ一
つ実例をあげて反論していく。その内容は明快で解りやすく、2000年以上の年月が流れても色あせること
はない。倫理学者である著者の「老年論」も付記されており、古典から現代への橋渡しの役目をしている。
3.8割以上の老人は自立している
柴田博著(ビジネス社)2002年
これまで、高齢者問題といえば、主に病気や障害、経済問題を抱えた人々に対する策という感が強かった。
近年、加齢変化と高齢者に対する正しい理解のための「老年学」という学問分野の発達により、日本の8割以
上の高齢者は自立していて、社会貢献ができるほどの能力を持っていることがわかってきた。長年の経験に裏
打ちされた「知恵」や「知能」の衰えのない高齢者の人格は、生涯を通して成長し続けることがわかってきた。
この事実を知ることは、老後自信をもって前向きに生きていく励みになるだろう。
2
しょうち
4.ただいま100歳
曻地三郎著(致知出版社)2005年
今からでも遅くはない
著者は、2人の子供が脳性小児麻痺だったことがきっかけで、イジメのない学校をつくるために「しいのみ
学園」を設立した。本書では、半世紀にわたり障害児教育に心血を注いできた著者の健康法、実践的教育論、
親子・家族のあり方などが綴られている。現役で100歳を迎えた著者だから言える「生き方の秘訣」は、参
考になり勇気をもらえる1冊である。
5.老いて賢くなる脳
エルコノン・ゴールドバーク著、藤井留美訳
(日本放送出版協会)2006年
世の中には、老いてもなお気力、知力ともにみなぎり、現役として最前線で活躍する人がいる。歳とともに
老化する脳の機能低下とは別に、歳をとると分別とか洞察力とも言える広い視野からバランスよく最善の方向
性を見出す円熟した能力「知恵」がついてくる。認知神経科学の一人者が、人生は衰えていくばかりの一方通
行ではなく、歳をとることで起こる逆流を楽しむ方法もあることを伝えている。
6.老化と生活習慣
香川靖雄著(岩波書店)2003年
人はどうして老いるのか。同じ歳でも老けた人と若々しい人がいるのはなぜか。そのメカニズムを寿命の回
数券と呼ばれる「テロメア」の存在と、寿命を短縮させる活性酸素の有害性やその除去の方法についてなど、
老化のプロセスとその基礎知識をやさしく解説している。生活習慣病を防ぐ方法、高齢化社会を生き抜く方法
についてもわかりやすく紹介している。
7.進化医学からわかる
肥満・糖尿病・寿命
井村裕夫著
(岩波書店)
2008年
野生の動物は肥満しない。肥満するのは、人、家畜、ペットだけだという。それは、たえず変化している環
境に適応しようとしてきた進化の結果であると著者はいう。現代医学における生活習慣病などのように、原因
があって病気になり治療するという時間的流れとは別に、生命進化の歴史をたどることによって、人の病気の
成り立ちについて新たな理解が得られる。本書は、こうした進化医学の視点にたって、糖尿病、肥満、寿命の
成因とメカニズムを遺伝子レベルの進化からわかりやすく解説している。
8.生きがいについて
神谷美恵子著(みすず書房)1966年
精神科医である著者は、1957年から72年まで、ハンセン病患者が暮らす長島愛生園に勤務し、彼らの
心の世界を紹介してきた。病に蝕まれていく肉体とは別に、精神活動が維持され続いていく世界は、難病をか
かえる人や治癒困難ながん患者が持つ「いのちの切迫感」と同じである。「人間がいきいきと生きていくため
に、生きがいほど必要なものはない」という事実と、生存の根底にある「生老病死」という人生の四苦という
事実をふまえた体験からにじみ出た思想は、私たちに生きていく勇気を与えてくれる。
3
9.食でつくる長寿力
家森幸男著(日本経済新聞出版社)2008年
病理学者として、食物と病気、寿命との関係を研究してきた著者が、1983年からWHO(世界保健機構)
の協力を得て、世界25ヶ国61地域の食生活の調査を20年かけて実施してきた。短命、長寿の境目は何な
のか?
長寿地域の食生活の調査結果から導き出された長寿力10ヶ条を紹介し、健康で長生きができる食生
活の秘訣を紹介している。
10.食べ方上手
食を変えて100歳まで生きる
中村丁次著(幻冬舎)2003年
がんや高血圧症や心臓病、糖尿病は、一度かかると、薬を飲み、食事制限を一生し続けなければならない慢
性病である。本書では、健康を維持し、生活習慣病を予防し、体力を増進させる食事の取り方を紹介している。
「食べ方上手で若さを保つ」「老化のスピードは食べ方次第」「おいしく食べればやせられる」「うんちが水に
うけば、食物繊維はとれている」
「いい油をとれば、体が老化しない」など目からうろこのアドバイスが満載。
11.人は成熟するにつれて若くなる
(草思社)1995年
ヘルマン・ヘッセ著、フォルカー・ミヒェルス編、岡田朝雄訳
ヘッセが42歳~84歳の間に書かれた、「老いと死」をテーマとするエッセイ、詩、短編集である。人が
老いていくことと自然の四季の移り変わりを、くりかえされる生命の再生として芸術的に描いている。ノーベ
ル文学賞など多くの賞を受賞したヘッセが、老いを生き、自然とともに生きた暮らしを綴った本書は、ヘッセ
の写真とともに、著者の想いの深さと奥行きを与えている。
12.年齢の嘘
ジョン・W・ローウェ、ロバート・L・カーン著
医学が覆した6つの常識
関根一彦訳(日経BP社)2000年
高齢者に対するこれまでのイメージは、病人、虚弱、性的不能、受身、孤独、みじめなどマイナス面ばかり
がめだった。しかし、近年アメリカのマッカーサー財団成功加齢研究において、「知力・体力の衰えは、年齢
よりもその人の生き方が大きく影響すること」がわかった。もう歳だから無理としてあきらめていた多くのこ
とは、実は「思い込み」だったのである。本書では、高齢者が自立して生きがいを楽しむための、科学的準備
方法を紹介している。
13.それでも人生にイエスと言う
V.E.フランクル著
山田邦男、松田美佳訳(春秋社)1994年
『夜と霧』の著者で、精神医学者として知られるフランクルは、第二次大戦中、ナチス強制収容所で地獄に
等しい体験をした。その後、「生きる意味」を問い続け、精神の尊厳を重視した独自の思想を展開した。本書
は、その体験をもとに、生きる意味の「喪失」から、「生きる意味の再発見」にいたるまでを語った、人生を
肯定することを訴えた感動の書である。
4
14.死をみつめ、今を大切に生きる
日野原重明編著(春秋社)
柏木哲夫ほか著
本書は、1991年から毎年日本各地で開催されたセミナー「memento
2002 年
mori『死』をみつめ、
『今』を生きる」の講演記録を再編集したものである。終末期における緩和ケアの必要性を考え、著者をはじ
め、柏木哲夫のホスピスケア、遠藤順子の「心あたたかな医療」、アルフォンス・デーケンの「新しい死の文
化を考える」などが収められている。
「死」について考え、「ホスピス」についての認識を深める1冊。
15.「新老人」を生きる
日野原重明著(光文社)2001年
知恵と身体情報を後世に遺す
少子高齢社会において、「老人と家庭の問題ぬきに、これからの医療、福祉、教育など国家の根幹をなす問
題と本格的に取り組むことはできない。」と著者はいう。75歳以上の健康な老人に、若い世代の庇護をうけ
ることなく、精神的身体的に自立し、さらに社会に役立つ力を発揮しようという目的から2000年9月、著
者は「新老人の会」を結成し一大ムーブメントを引き起こした。「老いとは成熟することだ」ということを実
感させられる。
16.死をどう生きたか
日野原重明著(中央公論新社)1983年
私の心に残る人びと
長年にわたり内科医として多くの患者を看取ってきた著者が、その経験の中でもとくに、「生きることの意
味」を教えられた22名の患者との関わりを日記風にまとめたものである。患者の晩年の生と死、そして医師
としてその死を見届けたことを綴った本書は、死生観の講義より、「死をどう生きたか」というリアルな姿を
淡々と伝えている。死ぬことと生きることがつながっていることを感じさせる。著者の優しさと死に対する覚
悟が感じられる迫力ある1冊となっている。
17.私の幸福論
日野原重明著(大和書房)2005年
「しあわせ」を感じる生き方
人は、
「生老病死」という人生の四苦をどのように生きるのか。著者は、釈迦のこの言葉を「どうよく生き、
どうよく老い、どうよく病み、どうよく死ぬか」と言い換えている。人の人生が多様なように、人の老後もま
た多様である。心のあり方、持ちようによっては、成長し続けることができることを、著者は身をもって示し
てくれる。
18.高齢者の健康学
みずからかちとる生き方上手
日野原重明、道場信孝著
英社、三省堂)2007年
(創
75歳からの「第3の人生」を楽しむための準備としての、抗加齢医学の本である。抗加齢の生き方とは、
高齢になっても若い気持ちをもって前向きに生きること。本書では、老化現象を最小限に抑える予防医学の実
践のほか、積極的な老化対策(若返り)をアドバイスしている。具体的に、肌、髪、目、歯、骨、筋肉、関節、
脳など身体における抗加齢チェックポイントや、生活習慣からくる慢性病、日常生活における睡眠、転倒、難
聴、排尿障害、栄養など、セルフケアの仕方についても書かれている。
5
19.テンダー・ラブ
それは愛の最高の表現です
日野原重明著(ユーリーグ)2004年
「死」という誰もがいつかは迎える現実のそのときに、人はどうしたら心安らかに死ねるだろうか。テンダ
ー・ラブとは、最期の時に、延命治療を断った患者に行う「愛という名の癒し」である。長年終末期患者を看
取ってきた内科医の経験から、病魔との苦しい戦いの中で、やさしい愛に包まれて最期を迎えることのできた
5人の愛の形を紹介している
20.豊かに老いを生きる
日野原重明著(春秋社)1995年
著者は、80歳後半から90歳にかけて生きる証として、
「新老人の会」
「子どもたちへの死の準備教室」
「音
楽療法」など様々な活動をしてきた。中年期以降の人生の午後の時間を、豊かによりよく生きるためにはどう
したらいいのか。人生のプランをたて、自分の時間をデザインし、「老いを育てる」ことを、推奨している。
年輪を重ねることで初めて見えてくる風景があることを、教えてくれる。
21. 私のすすめる健康の秘義
日野原重明著(中央法規出版)2006年
ライフプランニング実践への誘い
からだ(Body)
・こころ(Mind)
・魂(Spirit)の3つが健康であることが、
「質の高い健康」
だと著者はいう。与えられた寿命をよりよく生きるために、著者が65歳から実践しているのは、健康をめざ
しての生き方(健康行動)と、人生の生き方(健康哲学)である。4章の「なぜ、私はぼけないのか
認知症
予防の極意」は、著者が実践している日常の習慣が紹介されており、説得力がある。
22. 生きかた上手1・2・3
日野原重明著(ユーリーグ)2008年
本書は、「50代から自分らしく強く生きていきたい」という世代向けの雑誌『いきいき』に連載されたも
のをまとめたもの。「生きることを頭で難しく考えすぎないこと。それよりもまず、生きることに体当たりす
べき。そうすれば、時間は豊かに実る」「少し肩の力を抜いてお上手、お上手と自分に声をかけながら生きて
いく」など、著者の生きていく知恵がつまった1冊。高齢を迎えたからこその境地から出た言葉には、説得力
がある。
23. 「生活習慣病」がわかる本
日野原重明著(ごま書房)1997年
あなたがつくり、あなたが治す病気
高血圧、動脈硬化、心臓病、脳卒中、がん、糖尿病は、かつて「成人病」と呼ばれてきた。1996年厚生
省は、それらの病気を「生活習慣病」と名づけ、病気への取り組み方の意識変革を示した。「人生は習慣であ
る」というオスラー博士の言葉に感銘を受けた著者が、健康的な生活習慣を身につけるという「一次予防」こ
そが、病気を防ぐ方法だと説いている。
6
24. 検査がわかる、結果がわかる「人間ドック」健康百科
日野原重明監修
増補新版
日本総合健診医学会編
(日本放送出版協会)2007年
本書では、人間ドックを受ける前の注意点や、受け方の内容・検査の結果が出て再検、精密検査が必要とい
われたときに、健診を受ける人の立場に立って26人の医師がくわしく解説している。早期発見から生活習慣
病予防のために、新たに「メタボリック症候群と特定健診、特定保健指導」を追補した内容は、「人間ドック
の健康百科」として必携の書となっている。全国版・人間ドック施設ガイド付き。
25. 生きるのが楽しくなる15の習慣
日野原重明著(講談社)2002年
「鳥は飛び方を、動物は走り方を変えられない。しかし人は明日からでも自分の生き方、つまり生活の習慣
を変えることができる」と著者はいう。健康は、習慣の積み重ね。本書では、
「愛することを心の習慣にする」
「腹八分目より少なく食べる」
「目標となる人に学ぶ」
「出会いを大切にする」など15の習慣をあげ、著者が
どのように日々の生活に取り入れ心がけてきたかを紹介している。著者の人生の中で出会った本や人物が随所
に紹介されていて、1冊で深みと広がりを持てる本。
* 推薦図書は、男女共同参画センター横浜情報ライブラリで所蔵しています。利用カードを作成して
借りることができます。
* 当館で実施したブックフェアでご好評いただいた展示資料(選書リストを含む)を、すべて、セッ
トにして貸し出します。公共施設や図書館、学校、病院での展示、またグループでの勉強会にぜひ、
資料セットをご利用ください。
詳細はライブラリスタッフにお問合せください。
男女共同参画センター横浜情報ライブラリ
℡
045-862-5056
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