保護者各位Ｈ２８．６．１黒野こども園６がつあおぐみだより〈５歳児〉梅雨入りとともに室内で遊ぶ時間が増える時期になってきました。同じクラスの友達と仲良く遊び、子ども達の中で「こんな風にしたら面白いよね」「こうしてみようよ」等とお互いに意見を出し合い工夫しながら製作や遊びを発展させていく姿がたくさん見られるようになってきます。それをきっかけとし新たな遊び方やその子達らしさが出てきて、保育教諭も遊びの中に入り一緒に楽しみながら保育していこうと思っています。また日々の保育の中での子ども達のつぶやきを受け止め、子ども達の願いが叶うような環境を作っていきたいと思っています。〈子どもが安心して元気に生活できるために保育者が子どもにしてあげること〉・梅雨の時期に入りますので、保健衛生に留意し一人ひとりの健康管理に努めると共に、快適に過ごせるようにします。・こまめに水分補給や衣服の調節を行っていきます。・天気の悪い日が多く、室内で過ごすことが増えてくると思います。室内を広く安全に使えるように工夫すると共に、エネルギーを発散させる遊びができるようにします。・健康状態を常に把握し、異常のある時は適切に対応していきます。・友達との遊びの中で自分の思いを十分出せなかったり、伝えられなかったりする時は伝えたい気持ちに共感しながら、保育教諭も一緒に表現の方法を考えていきます。・意見がぶつかって思い通りに遊びが進まない時は、どうしたらよいか保育教諭も一緒に考えたり、アイディアを提案したりするなどの援助をします。・友達との関わりの中で気持ちの葛藤や試行錯誤している時には、保育教諭はそれぞれの思いに寄り添いながら、解決を急がずに自分で乗り越えていく力をつけていけるように援助します。〈活動を通してこんなことをしてみよう〉 ● 丈夫な体を作ろう！ ● 身の周りにある自然に触れよう！・体を動かして伸び伸びと遊ぼう。・枝豆の水やりを通して、成長を身近で感じよ（マット運動、鬼ごっこ）う。・手洗い、うがいの大切さについて考え習慣を・虫や草花の世話を通して、命の大切さを知ろつけよう。う。 ● たくさんお話をしよう！・思った事、考えた事を相手に分かるように話したり、友達の話を聞いてあげよう。・見た事や感じた事等を、人に分かりやすく話そうとします。お願い＊６月１日は衣替えです。スポ − ツウエアーでの登園になります。いずれも、記名をお願いします。また、今年のクラス名に書き換えておいて下さい。気温差の激しい時期でもありますので、スモックを着用して調節して下さって結構です。＊暑くなり汗をかく季節、着替えの回数も多くなります。全ての衣服、持ち物に必ず名前を書いて持たせて下さい。＊ポケットに毎日、ハンカチ、ティッシュを入れて下さい。手洗いの後、ハンカチがなくて困っている子を見かけます。＊製作・遊びをしている時、前髪が目に入ったり、長い髪が気になり、活動がスムーズに行えない子がいます。また、これからは暑くなり、汗もかきやすくなります。髪の長いお子さんは、髪を結んで登園させて下さい。爪も必ず短く切ってください。＊子ども達は毎日外で走り回っています。その時に靴がお子さんに合っていないものだと、転んで怪我をしやすくなったり、思いっきり走ることが出来ません。靴はお子さんに合ったものを履かせて下さい。〈丈夫な歯を作るために、歯磨きをしよう〉＊歯には前歯、奥歯があること知り、それぞれどのように磨けば良いのか歯の模型を使って磨き方を伝えていきます。＊看護士の先生が教室に来て頂き歯を磨く大切さの話をして頂きます。 ※ ハブラシを持ってきていないお子さんがいます。必ず持たせて頂きますようお願い致します。５月のエピソード１組「ホールで遊んだよ」体操教室に参加した後、子ども達に「今日はどんなことが楽しかったかな」と聞いてみると、「掃除機」「やきいも」などとたくさん話をしてくれました。翌日、フラフープや跳び箱、マット運動など、いろいろな遊具を用意すると、子ども達は好きな遊びを選び、汗をかくほど体を動かして遊んでいました。フラフープではなかなか回せない子が「できんもん」とつぶやいていたので、友達がどんな風に体を使っているのかを見る時間を作りました。すると「こうやってお腹動かしとるね」と真似をし始めました。その気づきのおかげで、体の使い方が分かり、練習を繰り返したことで少しずつ回せるようになりました。できるようになったことが自信に繋がったようで「お母さんに見せたい」と嬉しそうに話していました。今後も体操教室で指導して頂いたことを日頃の保育に取り入れながら、子ども達の体力づくりに努めていきたいと思います。また、先日カメの絵を描きました。カメをタライに入れて近くで見てみると、甲羅に模様があることや、手足にしわがあることに気づいて、じっくりと観察する姿が見られました。色塗りも子ども達に使いたい色を聞いて、色鮮やかに塗ることができました。２組「ダンゴ虫ってどんな色？」先月からクラスでダンゴ虫を飼っています。“ダンゴ虫ってどんな家に住んでいるんだろう、何を食べるんだろう ”と実際にダンゴ虫を見つけた場所を観察したり、図鑑を使って調べていきました。ちょうど家庭でダンゴ虫を飼っているという子がいたので、その子がダンゴ虫博士になり、いろいろ教えてくれました。一人ひとりダンゴ虫を観察しながら絵を描いてみることにしました。クレヨンで輪郭を描き、絵の具で色を塗りました。絵の具を用意する時、子ども達に「何色がいい？」と尋ねると「黒」「ねずみ色」「黒みたいなねずみ色」と様々でした。そこで、白と黒の絵の具を用意し、子どもたち一人ひとりがスプーンを使って絵の具を皿に取りながら、“ダンゴ虫色 ”を作っていきました。「まだ黒いからもっと白入れよう」「ねずみ色になりすぎた」と何度も色を足しながら満足がいくまで色を作っていきました。自分で色を作ったという事はどの子も嬉しかったようで、満足げにダンゴ虫に色を付けている姿が印象的でした。３組「てんとう虫を見つけたよ」先日園外散歩に出掛け、城跡公園まで歩いて行きました。城跡公園で見つけたてんとう虫を「持って帰りたい」という子ども達の願いを受け止め部屋で飼うことにしました。「てんとう虫はどんな風に飼うんだろう」と聞きにきたので、みんなで調べてみることにしました。自分の図鑑を持ってきて調べる子や絵本コーナーへ行き、ひらがなを一生懸命読みながら調べている子がいました。これからどんな成長が見られるか子ども達と一緒に毎日観察し、時には調べたことと感じたことを発表し合う機会も作っていきたいと思っています。