PDF ARAA_IRT2014 (日本語)

オーストラリアの自動車リサイクル産業
•
•
•
•
•
•
オーストラリアの人口 – 2,350万人
乗客と商業用車両の合計 – 1,450万台
オーストラリアの廃車数 – 800,000/年間
産業価値– 10億ドル/年間
自動車部品リサイクラー数 – およそ500社
その他の産業からの参加者 – およそ1,000社
業界が直面しているチャレンジ
• 事実上の政府の規制などは無い
• 事実上の業界の自主基準も無い
• 当業界へ新規参入するのに困難な障害も無い
• 我々の業界は以下の2つのビジネスタイプから構成
されている
1. 自動車部品ビジネス – 部品ビジネスは下降しつつ
ある。多くの企業が経済的困難を経験
2. スクラップビジネス– スクラップビジネスは拡大しつ
つあり、競合が激化している
自動車部品ビジネスが直面しているチャレンジ
• 自動車リサイクル部品マーケットは変化している
• 優れた実務とシステムにて運営していく必要性
• 正しい価格で正しい製品を購入することが可能でな
くてはならない
• 進歩したテクノロジーの利用
• 優れたマーケティング・営業スキルが必須
• 他のリサイクラー達との部品売買に対する適切なプ
ロセス
スクラップビジネスが拡大している理由
• 過去5年間に多くの新規参入企業が出現
• 新規参入するにあたり規制が少なく、低予算にてビ
ジネスを始めることができる
• 監督不足
• オークション上でやり取りされた車に対してアクセス
規制が無い
• インターネット・マーケティング
• 部品・スクラップの国際マーケットの好調
ARAAの目標
1. リサイクルにおける環境保全と経済利益
2. 保険会社とのより良い関係を築く
3. 公認のリサイクラーに対してオンライン上の引揚車
の可能性を調査する
4. 自動車板金業界や整備業界との関係を拡大する
5. 保険業者や事故車修理業者へ高品質のリサイク
ル部品の使用を最大限に実現する
6. 効果的な業界認証プログラムの導入の実施
今どんな行動が可能か?
1. 政府、自動車メーカー、自動車リサイクラー間の協
力推進
2. 自動車メーカーによるEPR定義受諾の促進(自国
同様に)
3. 任意の製品管理スキームを確立するために、既存
の法律規定を使用
多少時間を要するが、これらのアクションが前向きな
第一歩となるだろう
協力の重要性
• 単独ではこれらの目標を達成することが不可能
• 協力の重要性は明確
• 国レベル – 国内ネットワーク
–USA – LKQ; PRP
–Korea
–Japan
–UK
• オーストラリアでは以上のことは明確な事実である
国際協力の可能性
国際協力を通して達成される目標:
a. 自動車リサイクル組織、自動車メーカー、環境
団体、サプライヤー、サービス提供会社が一体と
なる
b. 自動車リサイクル水準の向上、ELVの環境問題
管理、修理業者や板金業者への自動車リサイク
ル部品の利用促進;
国際協力の可能性
c. 自動車リサイクル部品での電子部品の利用促進
d. 国際レベルでの積極的な自動車リサイクル業界の
情報交換の促進
e. 自動車リサイクル業界のイメージアップ強化の促進
IRTとは・・・
• 各国の自動車リサイクルの最新状況を比較
する機会を与えてくれるのがIRT
• お互いから学びあい、助け合うことが可能
• 互いに協力して取り組むことにより、皆が利
益を得ることができる
他から学ぶ
• 我々の業界は、かなりのスピードで変化して
いる
• これらの変化に対応し、そこから利益を模索
しなくてはならない
• 自動車リサイクル部品ネットワークを築くこと
により、グリーンパーツ(リサイクル部品)の
利用促進、新たなアフターマーケットの拡大
へとつながる
強い業界・強い製品
• 我々のゴール ⁻ マーケットシェアを増やし、自
動車リサイクラー業界を拡大する
• 我々の最大なるライバル「新品部品」との競
争に集中する
• これらの達成するために戦略・リソースを展
開する必要性
• 変化と順応の現実を認める
• これらが一番生産的な前進への道
協会のリーダーシップ
• 国際協力は、自動車メーカーや政府と今まで
の立場を変える助けとなる
• 話し合うだけでは、もはや十分ではない ⁻ 国
境を越えた環境基準に合った明確な製品の
採用が必要
THANK YOU