第1章 特定ラジオマイクの周波数移行

New Frequency Band
Wireless System Guide
Shure 新周波数帯域ワイヤレスシステム選定ガイド
2014年11月版
New Frequency Band Wireless System Guide
■目次
第1章
特定ラジオマイクの周波数移行
●なぜ特定ラジオマイクの周波数が移行するのか?……………………………………………………… 01
●移行後の周波数帯域……………………………………………………………………………………… 02
●移行後の懸念事項………………………………………………………………………………………… 02
第2章
今後の周波数プランニング
●ホワイトスペースのTVチャンネルリスト………………………………………………………………… 03
●チャンネルリストの見方…………………………………………………………………………………… 04
●チャンネルリストでの注意点……………………………………………………………………………… 05
第3章
Shureの新周波数帯域対応製品の特長
●アナログ、デジタルワイヤレスシステムからインイヤー・モニターシステムまで……………………… 06
●電波状況の厳しい環境でも必要なチャンネル数を確保する多チャンネル性能… …………………… 08
●新周波数帯域の周波数選定を簡単・迅速に行える
専用ソフトウェア「Wireless Workbench® 6」… …………………………………………………… 09
●iOSデバイスからShureワイヤレスシステムを遠隔でモニタリングする
アプリケーション「ShurePlus™ Channels」… ……………………………………………………… 10
ワイヤレス製品紹介
●帯域別製品/アクセサリーリスト… ……………………………………………………………………… 11
●AXT Wireless Management Network… ………………………………………………………… 12
●UHF-R Wireless Systems… ………………………………………………………………………… 12
●ULX-D Digital Wireless Systems… ……………………………………………………………… 13
●PSM1000
●PSM900
In-Ear Monitor Systems……………………………………………………………… 13
In-Ear Monitor Systems… …………………………………………………………… 13
●ワイヤレスアクセサリー… ……………………………………………………………………………… 14
第4章
Q&A
●新周波数帯域の運用に関するQ&A… ………………………………………………………………… 16
New Frequency Band Wireless System Guide
第1章
特定ラジオマイクの周波数移行
●なぜ特定ラジオマイクの周波数が移行するのか?
近年、携帯電話の利用者の飛躍的な増加、そして従来の「電話」としての携帯電話の使用方法以外に「スマートデバイス」
としての機能が追加されたことにより、携帯電話を円滑に運用するために必要な周波数帯域がより広範になっています。こ
の需要に対応するため、政府は現在使用されている周波数を再編することを決議し、電波法を改正しました。新しい電波法
では、特定ラジオマイクが使用していた周波数帯域(770~806MHz)は携帯電話事業者をはじめとする認定開設者が引き
継ぎ、特定ラジオマイクは、ホワイトスペース(470~710MHz)、710~714MHz、1.2GHz帯の3つの周波数帯域に移
行します。現行の周波数帯域(770~806MHz)の使用期限は2019年3月31日と定められており、この期限以降、770~
806MHzを使用したすべての特定ラジオマイク(ワイヤレスマイクロホンシステムやインイヤー・モニターシステムなど)は
使用できません。また、使用期限が2019年3月31日と定められているものの、認定開設者による終了促進措置(新周波数
帯域を使用するための費用を負担し、期限を前倒しすること)の進み具合により、2019年3月31日よりも前に新周波数帯
域への移行が完了する可能性があります。
特定ラジオマイクの周波数移行
移行前(特定ラジオマイクは、2019年3月31日が最終使用期限)
地デジ
470
地デジ用周波数再編
FPU
により空く周波数
特定ラジオマイク
710
移行後 (2012年7月25日以降)
770
806 810MHz
特定ラジオマイク
B型ラジオマイク
携帯電話
特定ラジオマイク(ホワイトスペース)
470
FPU
携帯電話
(端末)
710 714 718
① 470 〜 710MHz の使用状況
B型ラジオマイク
特定
ラジオ
マイク
(基地局)
748 755
765 773
② 710 〜 714MHz の使用状況
803 806 810
特定
ラジオ
マイク
1240
1260
1252〜1253
特定小電力
1300MHz
③ 1240 〜 1252MHz、
1253 〜 1260MHz の使用状況
地デジ
公共的なレーダー
特定ラジオマイク
特定ラジオマイク
専有帯域
特定ラジオマイク
エリア放送、センサーネットワーク
災害向け通信システム など
01
特定ラジオマイクの周波数移行
New Frequency Band Wireless System Guide
移行前(特定ラジオマイクは、2019年3月31日が最終使用期限)
地デジ
●移行後の周波数帯域
B型ラジオマイク
地デジ用周波数再編
FPU
により空く周波数
特定ラジオマイク
470
710
770
806 810MHz
周波数の再編後、特定ラジオマイクの周波数帯域は470~710MHz、710~714MHz、1.2GHz帯の3つの周波数帯域
に移行します。その中の①470~710MHz(「ホワイトスペース」と呼ばれます)の周波数帯域は地上デジタル放送やエリア
放送と共用され、地上デジタル放送のチャンネルやそのほかの用途で使用されていない帯域を特定ラジオマイクが使用でき
移行後 (2012年7月25日以降)
特定ラジオマイク
B型ラジオマイク
ます。②710~714MHzは特定ラジオマイクのみが利用できる専有帯域です。③1.2GHz帯(1252~1253MHzを除い
FPU
携帯電話
携帯電話
た1240~1260MHz)はレーダーなどほかのFPUと共用され、ほかの用途で使用されていない帯域を特定ラジオマイクと
特定
特定
(端末)
(基地局)
ラジオ
ラジオ
特定ラジオマイク(ホワイトスペース)
して使用できます。
これらの周波数帯域の運用は従来のA型ワイヤレスと同じく、利用免許を取得し、運用連絡と調整を行
マイク
マイク
470
710 714 718
748 755
765 773
803 806 810
1240
1260
1300MHz
うことで利用可能です。
また、免許不要で運用可能なB型ワイヤレスの周波数帯域
(806~810MHz)
は周波数移行の対
1252〜1253
特定小電力
象外で、今後も変更なく運用できます。
① 470 〜 710MHz の使用状況
② 710 〜 714MHz の使用状況
③ 1240 〜 1252MHz、
1253 〜 1260MHz の使用状況
地デジ
公共的なレーダー
特定ラジオマイク
特定ラジオマイク
専有帯域
特定ラジオマイク
エリア放送、センサーネットワーク
災害向け通信システム など
●移行後の懸念事項
今までのワイヤレス運用と移行後のワイヤレス運用で最も異なるポイントは地上デジタル放送などと周波数を共用しながら
運用を行わなければならない、というところではないでしょうか?現行のA型ワイヤレスはFPUとの共用周波数帯域ではあり
ながらもA2型、A4型というすみ分けがなされていたため、実質的にはワイヤレスマイクがほぼ専有して使用していた帯域
でした(デジタルワイヤレスマイクはA1からA4型まで使用可能)。しかし今後ホワイトスペースで運用を行う場合、ワイヤレ
スマイクで使用する周波数以外にもTV送信波や将来的にはTVBD(TV Band Device)
と呼ばれるマイクロホン以外のワ
イヤレス機器との共用も視野に入れた調整が必要となります。
地上デジタル放送のチャンネルの割り当ては場所によって異なり、同じ地域でも場所によってホワイトスペースが異なる可能
性があります。そのため、今後は運用場所ごとにどのチャンネルが利用可能であるかを把握し、利用可能なチャンネル内で
効率よくワイヤレスチャンネルをプランニングする必要があります。つまり、これからはワイヤレスシステムを運用する方々が
より周波数に関する知識を求められる状況になるのではないでしょうか?
02
New Frequency Band Wireless System Guide
第2章
今後の周波数プランニング
●ホワイトスペースのTVチャンネルリスト
移行後の周波数帯域の運用の場合、多くの場所は現行のA型と同程度以上、もしくははるかに広い帯域がワイヤレス使用
可能チャンネルとして指定されています。Shureをはじめ多くのワイヤレス機器は近年のデジタル化に伴い、より狭い帯域
での多チャンネル運用が可能になってきているため、今後はこれまで以上に多チャンネルのワイヤレスを使用できる場所も
増え、制作における自由度も広がる可能性が十分にあります。それぞれの場所でどの周波数を使用できるか、それを把握す
るのが総務省から公開されている「特定ラジオマイクのTVホワイトスペースチャンネルリスト」です。このリストは総務省の
ホームページ(http://www.tele.soumu.go.jp/j/ref/material/radio/index.htm
※2014年9月現在)からPDF形式
で確認できます。
このリストには様々な施設、エリアが掲載されていますが、まだ掲載されていない施設、エリアも存在します。掲載されてい
ない場所に関しては原則としてホワイトスペースでワイヤレス機器を運用することはできません。リストに載っていない場所は
711~714MHzもしくは1.2GHz帯、およびB型を含む免許不要帯域のみが使用可能です。ホワイトスペースで運用を行う
予定のエリアがある場合は速やかに電波調査依頼を行い、調査後にチャンネルリストに追加をしてもらう必要があります。
特定ラジオマイク[アナログ]チャンネルリスト
住所
施設名
北海道札幌市中央区北1条東13-1-79 株式会社プリズム
北海道札幌市中央区北1条西1
札幌市民ホール
北海道札幌市中央区北1条西2
北海道経済センター
北海道札幌市中央区北1条西5
北海道放送㈱
北海道札幌市中央区北1条西8-1-1
札幌テレビ放送㈱
北海道札幌市中央区北1条西12
ニトリ文化ホール
北海道札幌市中央区北1条西13
札幌市教育文化会館
北海道札幌市中央区北1条西17
北海道立近代美術館
北海道札幌市中央区北1条西14
北海道文化放送㈱
北海道札幌市中央区北2条東3-2−5
cube gar den
区分
適用エリア
屋内
倉庫
屋外
屋内
大ホール
屋内
札商ホール
屋外
屋内
ロビー
屋外
屋内 ニューススタジオ
屋外
屋内
ホール
屋外
屋内
大ホール
屋内
1、2F館内
屋外
屋内
スタジオ
屋内 イベントホール
13ch 14ch 15ch
チャンネル
27ch 28ch 29ch 30ch 31ch 32ch 33ch 34ch 35ch 36ch 37ch 38ch 39ch 40ch 41ch 42ch 43ch 44 ch 45ch 46ch 47ch 48ch
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49ch 50ch 51ch
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52ch
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備考
追加(14.8.28)
追加(14.4.16)
修正(14.7.28)
追加(14.4.16)
追加(14.5.23)
特定ラジオマイクのTVホワイトスペースチャンネルリスト
(2014年9月版)
03
New Frequency Band Wireless System Guide
●チャンネルリストの見方
特定ラジオマイク[アナログ]チャンネルリスト
住所
施設名
北海道札幌市中央区北1条東13-1-79 株式会社プリズム
北海道札幌市中央区北1条西1
札幌市民ホール
北海道札幌市中央区北1条西2
北海道経済センター
北海道札幌市中央区北1条西5
北海道放送㈱
北海道札幌市中央区北1条西8-1-1
札幌テレビ放送㈱
北海道札幌市中央区北1条西12
ニトリ文化ホール
北海道札幌市中央区北1条西13
札幌市教育文化会館
北海道札幌市中央区北1条西17
北海道立近代美術館
北海道札幌市中央区北1条西14
北海道文化放送㈱
北海道札幌市中央区北2条東3-2−5
cube gar den
区分
適用エリア
屋内
倉庫
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屋内
大ホール
屋内
札商ホール
屋外
屋内
ロビー
屋外
屋内 ニューススタジオ
屋外
屋内
ホール
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大ホール
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1、2F館内
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スタジオ
屋内 イベントホール
13ch 14ch 15ch
チャンネル
27ch 28ch 29ch 30ch 31ch 32ch 33ch 34ch 35ch 36ch 37ch 38ch 39ch 40ch 41ch 42ch 43ch 44 ch 45ch 46ch 47ch 48ch
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備考
追加(14.8.28)
追加(14.4.16)
修正(14.7.28)
追加(14.4.16)
追加(14.5.23)
特定ラジオマイクのTVホワイトスペースチャンネルリスト
(2014年9月版)
上図が総務省から公開されているチャンネルリストの一部です。アナログワイヤレスを使用する場合とデジタルワイヤレスを
使用する場合の2つのリストに分かれており、北海道から沖縄まで、各施設、エリアでの使用可能なチャンネル番号に「○」
が付いています。チャンネルは13ch~52chに分かれており、13chが470~476MHz、14chが476~482MHzという
ように6MHzの帯域幅で区切られており、最後の52chが704~710MHzです。この「○」の付いたチャンネルがワイヤレ
スチャンネルとして利用可能なのですが、ほかの地デジ機器等との干渉を避けるため、「○」の帯域幅の両端1MHzはガー
ドバンドとして使用できません。つまり、単独の「○」チャンネルは両端の1MHzが削られ利用可能な帯域幅は4MHz、2つ
の「○」が連続している場合は両端が削られ利用可能な帯域幅が10MHzとなります。
●ガードバンドの考え方
●単一のTVチャンネルが使用可能な場合
●単一の TV チャンネルが使用可能な場合
(例)
27ch
×
28ch
○
560MHz
29ch
×
566MHz
4MHz の帯域幅が有効
●連続したTVチャンネルが使用可能な場合
●連続した TV チャンネルが使用可能な場合
(例)
27ch
×
560MHz
両端 1MHz は
ガードバンドのため
使用不可
28ch
○
29ch
○
566MHz
10MHz の帯域幅が有効
30ch
×
572MHz
両端 1MHz は
ガードバンドのため
使用不可
●札幌市民ホールの例
チャンネルリスト2行目「札幌市民ホール 屋内 大ホール」の場合、32chに○、36ch~52chに○が付いています。32ch
は584~590MHz、36ch~52chは608~710MHzです。しかし、専有帯域に隣接する52ch以外の両端1MHzはガー
ドバンドとして利用できないため、
「札幌市民ホール 屋内 大ホール」で利用可能な周波数帯域は585~589MHz、609~
714MHzとなります。
04
New Frequency Band Wireless System Guide
●チャンネルリストでの注意点
チャンネルリストに掲載されている施設の中でも、屋外か屋内かで利用可能なチャンネルが異なる場合があり、運用する場
所が具体的にどこであるのかを確認する必要があります。また、チャンネルリストはアナログワイヤレス用とデジタルワイヤ
レス用の2種類が公表されており、デジタルワイヤレスの方がアナログワイヤレスに比べて使用可能チャンネル数が少ない
傾向がある点も注意が必要です。これはデジタルワイヤレスには最大50mWの出力が認められていることなどを考慮した測
定が行われているためです。規定された帯域での使用可能チャンネル数が優れたデジタルワイヤレスを導入すべきか、利
用できる帯域の制限が少ないアナログワイヤレスを導入すべきか、機器の選定には悩ましい問題です。しかし、使用可能
チャンネル数がほかに比べて極端に少ない施設、エリアでは、この点が致命的となる可能性があります。
基本的にデジタルワイヤレスは等間隔ステップで周波数をとれるため、プランニングを行う対象の周波数範囲が広いほど
使用可能チャンネル数が有利になります。一方アナログワイヤレスはチャンネルが増えれば増えるほど相互変調の影響で、
チャンネル数に比例して一定の周波数範囲における最大使用可能チャンネルが減少していきます。つまり逆に言えば、対象
の周波数範囲が狭ければ、アナログとデジタルの使用可能チャンネル数の開きが少なくなることになります。例として福岡
市民会館におけるアナログワイヤレスAXTとデジタルワイヤレスULX-Dの最大使用可能チャンネル数を下図に記載します。
福岡市民会館では図左側でワイヤレスマイクが使用可能なTVチャンネルは2つしかありませんが、その場合の最大使用可
能チャンネル数は両方共に18chです。また、アナログ、デジタルで利用可能な周波数が異なるため、利用可能なチャンネ
ルを全て使う場合、アナログワイヤレスの方が同時運用チャンネル数は多いことがわかります。
もちろん、これは福岡市民会館での例であり、ほかの施設ではデジタルワイヤレスの方が同時運用チャンネル数を多く取れ
る場合もあります。運用されるエリアのチャンネルリストを注意深く確認していただき、アナログ、デジタルのどちらを使用し
たほうが有利であるかを是非検討してください。
■アナログ / デジタルでの同時運用可能チャンネル数の比較
●福岡市民会館大ホールにおける運用例(2014年10月時点)
●福岡市民会館における運用例
アナログワイヤレス・チャンネルリスト
16 個の TV チャンネルが利用可能
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52
ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch
○
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AXT -G19 モデルで
約18chの同時運用可能
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AXT -J12 モデルで
約30chの同時運用可能
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AXT -L20 モデルで
約 40chの同時運用可能
アナログワイヤレスの場合、帯域全体で約 88ch の同時運用が可能
デジタルワイヤレス・チャンネルリスト
7 個の TV チャンネルが利用可能
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52
ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch
○
○
ULX-D -G50 モデルで
約18chの同時運用可能
○
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ULX-D -J51 モデルで
約18chの同時運用可能
○
○
○
ULX-D -L53 モデルで
約34chの同時運用可能
デジタルワイヤレスの場合、帯域全体で約 70ch の同時運用が可能
05
New Frequency Band Wireless System Guide
第3章
Shureの新周波数帯域対応製品の特長
●アナログ、デジタルワイヤレスシステムからインイヤー・モニターシステムまで
Shureは新周波数帯域対応モデルとしてアナログワイヤレスシステムのAXT… Wireless… Management… Network、
UHF-R…Wireless…Systems、デジタルワイヤレスシステムのULX-D…Digital…Wireless…Systems、インイヤー・モニター
システムのPSM1000、PSM900の計5シリーズを用意しています。この幅広いラインナップにより、皆様の運用するシス
テムに合わせて柔軟にシステム選定が可能。製品を組み合わせることで470~714MHzの広範な周波数帯域を極めて効
率よく運用できます。また、各製品の親和性も高く、Shure製品のみでワイヤレスシステムを構成すれば、他社のワイヤレ
ス製品を混在させるよりも圧倒的に多くのチャンネル数を使用できます。
■ワイヤレスシステム機能一覧表
ワイヤレスシステム
カテゴリー
AXTシリーズ
UHF-Rシリーズ
方式
アナログ
アナログ
遅延
1ms以下
モデル
送信出力
2/10mW
特定ラジオマイク専用帯(710~714MHz)
最大同時運用可能ch数 ※3
切替
—
10mW
×
○
3MHz幅
—
6波
4MHz幅
10波
8波
10MHz幅
17波
12波
不等間隔
不等間隔
ネットワーク
(Wireless Workbench 6)対応
周波数間隔
○
○
ShurePlus™対応
○
×
専用リチウム充電池(AXT910、AXT920)
単3型電池×2
®
電池寿命
電池持ち時間
ハンドヘルド型
約9時間…(シングルモード)
約9時間
約8時間
約9時間
ボディーパック型
・ARCを超える高品位音声レベル圧縮を採用
・ハイデンシ
・周波数ダイバーシティ
その他の機能
・干渉の検出と回避
・送信機のリモートコントロール
・高度な充電管理
※1…通常モードで計算
※2…専用充電池SB900を使用した場合の電池寿命
※3…ソフトウェアWireless…Workbench®…6で「Standard」設定として計測した結果を表示しています。
「More…Frequency」設定で計測すると、より多くのチャンネル数を使用できる可能性があります。
06
・音声レベル圧縮技術「ARC」による高音質
・AES-25
・高度な充
・Dante対
New Frequency Band Wireless System Guide
インイヤー・モニターシステム
ULX-Dシリーズ
PSM1000
PSM900
デジタル
アナログ
アナログ
2.9ms
—
—
10mW
10mW
1/10/20mw
切替
○
○
×
8波…※1
5波
—
10波…※1
6波
6波
20波…※1
11波
10波
350kHz等間隔
不等間隔
不等間隔
○
○
×
○
○
×
単3型電池×2または
単3型電池×2または
単3型電池×2または
SB900(リチウム充電池)
SB900(リチウム充電池)
SB900(リチウム充電池)
約12時間…※2
—
—
約12時間…※2
約9時間(受信機)…※2
約9時間(受信機)…※2
・ハイデンシティーモードによる圧倒的な多チャンネル性能
・音声レベル圧縮技術「ARC」による高音質
・AES-256bit暗号化
・ダイバーシティアンテナ
・音声レベル圧縮技術「ARC」による高音質
・高度な充電管理
・スペクトラム・スキャニング機能
・1ch送信機
・Dante対応(ULXD4D/Qのみ)
・2ch送信機
07
New Frequency Band Wireless System Guide
●電波状況の厳しい環境でも必要なチャンネル数を確保する多チャンネル性能
Shureは長年ワイヤレスマイクのリーディングメーカーとして世界各国の電波環境に対応したワイヤレスシステムを開発し
ています。その中には従来の日本も含め、極めて電波環境が厳しい国もありました。そのため、Shureは電波環境の厳し
いエリアでも最大限の運用チャンネルを確保する様々なテクノロジーを開発しています。以下の表は周波数帯域幅が3MHz
(711~714MHzを想定)、4MHz(単独のTVチャンネルを想定)、10MHz(2つ連続したTVチャンネルを想定)時に使用
可能なチャンネル数を表しています。この使用可能チャンネル数はほかメーカーと比べても同等以上、トップレベルの多チャ
ンネルを誇ります。従来のA型周波数帯域に比べて非常に広い周波数帯域が使えるようになったとはいえ、エリア、施設に
よっては今まで以上に厳しい電波環境になる場所もあります。そのようなエリアや膨大なチャンネル数を安定して運用したい
環境では多チャンネル性能に優れたワイヤレスシステムの導入をお勧めします。
製品名
AXTシリーズ
UHF-Rシリーズ
ULX-Dシリーズ
PSM1000(IEM)
PSM900(IEM)
3MHz
ー
6波
8波
5波
ー
4MHz
10波
8波
10波
6波
6波
10MHz
17波
12波
20波
11波
10波
※ソフトウェアWireless Workbench 6で「Standard」設定として計測した結果を表示しています。
「More Frequency」設定で計測すると、より多くの
チャンネル数を使用できる可能性があります。
®
さらに、各製品には導入後、すぐに運用できるように「リファレンス・チャンネルプラン」を製品に同梱。運用するエリアのチャ
ンネルリストとリファレンス・チャンネルプランを見比べることで使える周波数をすぐに把握できます。
ULX-D Reference Channel Plan
周波数帯域
470 -
476 -
482 -
488 -
494 -
500 -
506 -
512 -
518 -
524 -
530 -
536 -
542 -
548 -
554 -
560 -
566 -
TVチャンネル名
13ch
14ch
15ch
16ch
17ch
18ch
19ch
20ch
21ch
22ch
23ch
24ch
25ch
26ch
27ch
28ch
29ch
G50 (470.150-534.000)
Shure送信機
対応周波数帯域
H50 (534.000-598.000)
1
471.000
477.000
483.000
489.000
495.000
501.000
507.000
513.000
519.000
525.000
531.000
537.000
543.000
549.000
555.000
561.000
567.000
2
471.350
477.350
483.350
489.350
495.350
501.350
507.350
513.350
519.350
525.350
531.350
537.350
543.350
549.350
555.350
561.350
567.350
3
471.775
477.775
483.775
489.775
495.775
501.775
507.775
513.775
519.775
525.775
531.775
537.775
543.775
549.775
555.775
561.775
567.775
4
472.125
478.125
484.125
490.125
496.125
502.125
508.125
514.125
520.125
526.125
532.125
538.125
544.125
550.125
556.125
562.125
568.125
5
472.625
478.625
484.625
490.625
496.625
502.625
508.625
514.625
520.625
526.625
532.625
538.625
544.625
550.625
556.625
562.625
568.625
6
473.050
479.050
485.050
491.050
497.050
503.050
509.050
515.050
521.050
527.050
533.050
539.050
545.050
551.050
557.050
563.050
569.050
7
473.400
479.400
485.400
491.400
497.400
503.400
509.400
515.400
521.400
527.400
533.400
539.400
545.400
551.400
557.400
563.400
569.400
8
473.825
479.825
485.825
491.825
497.825
503.825
509.825
515.825
521.825
527.825
533.825
539.825
545.825
551.825
557.825
563.825
569.825
9
474.450
480.450
486.450
492.450
498.450
504.450
510.450
516.450
522.450
528.450
534.450
540.450
546.450
552.450
558.450
564.450
570.450
10
474.900
480.900
486.900
492.900
498.900
504.900
510.900
516.900
522.900
528.900
534.900
540.900
546.900
552.900
558.900
564.900
570.900
周波数帯域
572 -
578 -
584 -
590 -
596 -
602 -
608 -
614 -
620 -
626 -
632 -
638 -
644 -
650 -
656 -
662 -
668 -
674 -
680 -
686 -
692 -
698 -
704 -
710 -
TVチャンネル名
30ch
31ch
32ch
33ch
34ch
35ch
36ch
37ch
38ch
39ch
40ch
41ch
42ch
43ch
44ch
45ch
46ch
47ch
48ch
49ch
50ch
51ch
52ch
53ch
711.000
運用波数
H50 (534.000-598.000)
Shure送信機
対応周波数帯域
J51 (572.000-636.000)
L53 (632.000-713.850)
1
573.000
579.000
585.000
591.000
597.000
603.000
609.000
615.000
621.000
627.000
633.000
639.000
645.000
651.000
657.000
663.000
669.000
675.000
681.000
687.000
693.000
699.000
705.000
2
573.350
579.350
585.350
591.350
597.350
603.350
609.350
615.350
621.350
627.350
633.350
639.350
645.350
651.350
657.350
663.350
669.350
675.350
681.350
687.350
693.350
699.350
705.350
711.350
3
573.775
579.775
585.775
591.775
597.775
603.775
609.775
615.775
621.775
627.775
633.775
639.775
645.775
651.775
657.775
663.775
669.775
675.775
681.775
687.775
693.775
699.775
705.775
711.775
4
574.125
580.125
586.125
592.125
598.125
604.125
610.125
616.125
622.125
628.125
634.125
640.125
646.125
652.125
658.125
664.125
670.125
676.125
682.125
688.125
694.125
700.125
706.125
712.125
5
574.625
580.625
586.625
592.625
598.625
604.625
610.625
616.625
622.625
628.625
634.625
640.625
646.625
652.625
658.625
664.625
670.625
676.625
682.625
688.625
694.625
700.625
706.625
712.625
6
575.050
581.050
587.050
593.050
599.050
605.050
611.050
617.050
623.050
629.050
635.050
641.050
647.050
653.050
659.050
665.050
671.050
677.050
683.050
689.050
695.050
701.050
707.050
713.050
7
575.400
581.400
587.400
593.400
599.400
605.400
611.400
617.400
623.400
629.400
635.400
641.400
647.400
653.400
659.400
665.400
671.400
677.400
683.400
689.400
695.400
701.400
707.400
713.400
8
575.825
581.825
587.825
593.825
599.825
605.825
611.825
617.825
623.825
629.825
635.825
641.825
647.825
653.825
659.825
665.825
671.825
677.825
683.825
689.825
695.825
701.825
707.825
713.825
9
576.450
582.450
588.450
594.450
600.450
606.450
612.450
618.450
624.450
630.450
636.450
642.450
648.450
654.450
660.450
666.450
672.450
678.450
684.450
690.450
696.450
702.450
708.450
10
576.900
582.900
588.900
594.900
600.900
606.900
612.900
618.900
624.900
630.900
636.900
642.900
648.900
654.900
660.900
666.900
672.900
678.900
684.900
690.900
696.900
702.900
708.900
運用波数
※このリファレンス・チャンネルリストは単独のTVチャンネル、つまり、チャンネルの両端に1MHzのガードバンドが存在することを想定したリファレンス・チャンネルを記載して
います。電波の干渉を避けるため、基本的に縦一列のみで運用を行ってください。
®
※より多くのチャンネルを運用する場合はShureの提供する無償の周波数管理ソフト「Wireless Workbench 6」による算出、管理が有効です。
®
是非Wireless Workbench 6を利用した周波数コーディネーションをご活用ください。
ULX-D受信機に同梱されているリファレンス・チャンネルプラン
08
New Frequency Band Wireless System Guide
●リファレンス・チャンネルプランを使用した周波数選定
①まず、総務省から公開されているチャンネルリストを見て、利用可能なTVチャンネル(「○」が付いている箇所)を確認します。
②リファレンス・チャンネルプランの該当するTVチャンネル下に列挙された周波数が安定した運用を行える可能性の高い周
波数です。電波環境がクリアであればリファレンスの周波数で問題なく運用できます。運用するチャンネル数を考慮しなが
ら周波数プランを組んでください。
しかし、このリファレンス・チャンネルプランは「安定した」周波数運用を前提に作成したプランです。利用可能なTVチャンネ
ルが連続している場合などはガードバンドを隣接した部分に考慮する必要が無いため、本来はもっと多くのチャンネルを運用
できます。どうすれば最も効率よく、多くのチャンネルを運用できるか…それを実現するのが、無償で提供している周波数
管理ソフトウェア「Wireless Workbench® 6」です。
●新周波数帯域の周波数選定を簡単・迅速に行える専用ソフトウェア
「Wireless Workbench® 6」
Wireless Workbench® 6(以下WWB6)
はShureワイヤレス製品の周波数管理を包括的に行うWindows OS、Mac OS
対応の無償のソフトウェアです。TVチャンネル、ガードバンド、ほかの機器が使用している電波を全て加味した上で運用可能
な周波数を自動で計算し、運用中の電波状況のモニタリングも実行。新周波数帯域での周波数運用にも完全対応していま
す。ソフトウェア上で使用する機材や運用する周波数帯域、同時利用チャンネル数を設定すれば、現場の電波状況をスキャ
ンし、最適な周波数チャンネルを選出。決定したチャンネルは赤外線経由でボタン1つ押すだけで送信機へ転送可能です。
そのため、日本のレギュレーションに則したチャンネルプランの選出は以下の4つの工程だけで簡単に実行できます。
①総務省から公表されているチャンネルリストで運用する施設の使用可能チャンネルを確認する。
②WWB6のTVチャンネル制限ウィンドウで使用できないチャンネルを制限する。
③使用予定のワイヤレス機器を実際に接続、もしくは仮想的に機器を追加してチャンネル計算ボタンをクリックする。
④計算された周波数プランを接続された機器に割り当てる。機器を接続していない場合はファイルとしてデータを保存する。
使用できないTVチャンネルのフィルタリングやガードバンドの設定も簡単に実行できるため、チャンネルリストを基に精度の
高い周波数選定を実行可能。Shure製品以外のワイヤレス機器のプロファイルも一部プリセットされているため、該当する
ほかメーカーのワイヤレス機器を含めたチャンネルプランニングも行えます。
また、リハーサル時や本番時にWWB6を起動しておけば、運用中の電波状況をリアルタイムでモニタリングできるほか、送
信機から発信されている電波強度の記録が可能。時間軸で状況を把握できるため、使用中の電波と外来電波の判別やド
ロップポイントの特定を高い精度で実行できます。さらにWWB6は複数の受信機をネットワークで接続可能。1台のPCで各
種パラメーターのモニタリングおよび受信機設定の変更を一括で行えるため、大規模なワイヤレスシステムもシンプルかつ
効率的に運用できます。
運用する周波数帯域を入力する、もしくは運用しない周
時系列で電波の強弱を視覚的に表示します。リハーサ
設定したデータはPC上に保存が可能。一度設定した
波数帯域を設定することで利用エリアに適した周波数
ル時に会場を動き回りながらモニタリングを実施すれ
エリアで設定データを流用できるため、今後のワイヤ
ば、時間軸上でどこのエリアがドロップポイントである
レス運用を効率的に行えます。
チャンネルを自動で選出。
かを正確に把握できます。
09
New Frequency Band Wireless System Guide
Wireless Workbench® 6は以下のサイトから無償でダウンロードできます。
http://www.shure.com/americas/products/software/wireless-workbench/wireless-workbench-6
Wireless Workbench® 6の設定方法は以下のサイトからダウンロードできます。
文書名:Wireless Workbench 6 クイックガイド
http://www.shure.co.jp/ja/support_download/downloads/pdf-guides
●iOSデバイスからShureワイヤレスシステムを
遠隔でモニタリングするアプリケーション「ShurePlus™ Channels」
ShurePlus™はiTunes Storeから無償でダウンロード可能なiOS
デバイス用アプリです。ShurePlus™を使えばiPhoneやiPadな
どのiOSデバイスからRF/オーディオレベル、電池残量、周波数
割り当て状況などの重要なパラメーターをモニタリング可能。アプ
リ内課金によるロック解除を行うことで受信機の出力レベル調整、
周波数設定、ミュートなどの制御も行えます。
●ロック解除で可能になる機能
AXT、ULX-D、QLX-D受信機
周波数割り当て、出力レベル調整、
ミュート、ロック、名称設定
PSM1000送信機
周波数割り当て、ゲイン/レベル調整、RFミュート/レベル調整、モード切替、ロック、名称設定
AXT with ShowLink
送信機のゲイン/周波数変更、RFミュート/レベル調整、ロック、名称設定
●動作可能機種(2014年8月現在)
iPhone 4S/5/5C/5S、iPod Touch 第5世代、iPad Air/2/Retina/Mini
10
New Frequency Band Wireless System Guide
ワイヤレス製品紹介
●帯域別製品/アクセサリーリスト
新周波数帯域の運用の場合、従来の特定ラジオマイク運用周波数に比べて帯域が非常に広くなります。そのため、従来は
1台の送信機、受信機で運用帯域をカバーできていたのに対し、新周波数帯域では帯域ごとに送信機、受信機が分割され
る傾向があります。どのように分割されるかはモデルごとに異なるため注意が必要です。
例えばAXT受信機は470MHz~698MHzまで1台の受信機でカバーしていますが、送信機は帯域ごとに4つに分かれてお
り、運用する周波数に合わせて適切に選択する必要があります。そのほかのシリーズは基本的に周波数帯域ごとに送信機、
受信機ともに分かれています。異なる対応周波数の送信機、受信機を対応させて使用することはできません。
また、アンテナなどのアクセサリーに関しても1/2波長アンテナのUA8-XXのように周波数ごとにモデルが分かれている製
品もあります。適合していないアンテナを受信機に使用すると受信感度が大幅に低下し、運用ができない可能性があるた
め、従来の周波数運用と比べて、機器の選択に関しても十分に注意が必要です。必ず運用する周波数帯域に適した製品を
カテゴリー
TVチャンネル
ワイヤレス・
マイクロホン
システム
送信機
806-810
710-714
704-710
698-704
692-698
686-692
680-686
674-680
662-668
668-674
656-662
650-656
644-650
638-644
632-638
626-632
620-626
614-620
608-614
602-608
596-602
590-596
584-590
578-584
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52
受信機
AXT
572-578
566-572
560-566
554-560
548-554
542-548
536-542
530-536
524-530
518-524
512-518
506-512
500-506
494-500
488-494
482-488
476-482
周波数(MHz)
470-476
使用してください。
− B帯
470-698MHz
G19 (470-530MHz)
H18 (518-578MHz)
J12 (578-638MHz)
L20 (638-698Hz)
H4HK (518-578MHz)
J5HK (578-638MHz)
L3HK (638-698Hz)
G1HK (470-530MHz)
UHF-R
送受信機※
M6 (692-714MHz)
ULX-D
インイヤー・
モニター
システム
スペクトラム
マネージャー
送受信機
PSM1000
送受信機
PSM900
送受信機
G50 (470-534MHz)
H50 (534-598MHz)
L53 (632-714MHz)
J51 (572-636MHz)
G10J (470-542MHz)
J8J (554-626MHz)
L8J (626-698MHz)
L11J(670-714MHz)
G6 (470-506MHz)
K1 (596-632MHz)
G14 (506-542MHz)
AXT600J
470-952MHz
AXT630J
470-698MHz
AXT631J
分配器
ブースター
608-814MHz
UA845J
470‒952 MHz
UA844SWB-J
470-952 MHz
UA221
10-1000 MHz
UA830WB
470-900 MHz
UA874WB
470-900 MHz
PA805SWB
470-952 MHz
HA-8089
470-900 MHz
UA860SWB
470-1100 MHz
UA864LO
470-698MHz
UA864HI
アンテナ
530-790 MHz
UA864A
UA8‐470‐542
(UA820G10)
650‒952 MHz
470-542MHz
UA8‐518‐598
(UA820H2)
UA8‐554‐638
(UA820J2)
518-598MHz
554-638MHz
UA8‐596‐714
(UA820L53)
596-714Hz
UA8‐740‐814
(UA820Q)
混合器
L6 (656-692MHz)
740-814Hz
PA421A-A
470-952 MHz
PA821A-A
470-952 MHz
※モデルにより各周波数帯域に対応していない製品があります。詳しくは12ページを参照してください。
11
New Frequency Band Wireless System Guide
●AXT Wireless Management Network
RF干渉、 混信を最大限まで防止する最先端の機能を凝縮しながら
Shureワイヤレス最高峰の音響性能を持つフラグシップモデル
■.…1 つの音声信号を2つの独立した周波数で送受信する周波数ダイ
バーシティ方式を設定可能。電波干渉が発生しても良好な周波数
側にシームレスに切り替え、音途切れの無い安定した運用が可能。
■.…デュアルチャンネル受信機AXT400には高度な干渉検出回路を搭
載し、信号品質が低下すると即座にアラートを表示。
■.…Shureの定評ある音声レベル圧縮技術「ARC」を超える、さらに高
品位な音声圧縮を行い、ワイヤードに匹敵する優れた音質を実現。
■.…全体域のスキャンと分析を行うスペクトラムマネージャーAXT600
を使用すれば、運用帯域で最適な周波数を自動で選定。複数の安
定した周波数をバックアップ周波数として確保し、信号品質が落ち
た場合はバックアップ周波数に瞬時に切り替え可能。
■.…ShowLinkアクセスポイントAXT610を使用すれば、従来不可
能であった送信機側の周波数切り替えなどの制御をリモートで実
行可能。
■.…デュアルチャンネル受信機AXT400は470~698MHzの幅広い
帯域を1台でカバー。
■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless…
Workbench®…6」での周波数管理が可能。
■.…i…OSデバイスからシステムのモニタリング、コントロール(アプリ内課
金)
を実現するアプリケーション「ShurePlus™…Channels」に対応。
AXT200/KSM9S-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、シャンパンゴールド)
AXT200/KSM9B-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、黒)
オープンプライス
AXT200/K9HSS-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、シャンパンゴールド)
オープンプライス
AXT200/K9HSB-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、黒)
オープンプライス
AXT200/B58-XX
ハンドヘルド型送信機(BETA…58Aマイクヘッド)
オープンプライス
AXT200/B87A-XX
ハンドヘルド型送信機(BETA…87Aマイクヘッド)
オープンプライス
AXT200/B87C-XX
ハンドヘルド型送信機(BETA…87Cマイクヘッド)
オープンプライス
AXT200/SM58-XX
ハンドヘルド型送信機(SM58マイクヘッド)
オープンプライス
AXT100-XX
ボディーパック型送信機
オープンプライス
AXT400J-J
デュアルチャンネル・ダイバーシティ受信機
オープンプライス
AXT600J
スペクトラムマネージャー
オープンプライス
AXT610
ShowLinkアクセスポイント
オープンプライス
AXT620J
イーサネットスイッチングハブ
オープンプライス
AXT630J
アンテナ分配機
オープンプライス
AXT900J
ラックマウント型充電ステーション
オープンプライス
オープンプライス
-G19
-H18
-J12
-L20
470~530MHz(TVch13~22)
518~578MHz(TVch21~30)
578~638MHz(TVch31~40)
638~698MHz(TVch41~50)
○
○
○
○
モデル名末尾
対応周波数
■.……システム構成
送信機
受信機
○
●UHF-R Wireless Systems
世界中のSRカンパニーの支持を集めるShureワイヤレスの
ワールドスタンダード
■.…特 許取得の音声レベル圧縮技術「ARC(Audio… Reference…
Companding)」を採用し、ワイヤレスながらワイヤードマイクロ
ホンに匹敵する高品位な音声伝送を実現。
■.…M 6 モ デ ル は 特 定 ラジ オ マ イクの 専 有 帯 域 で あ る7 1 0~
714MHzをカバー。
■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless…
Workbench®…6」での周波数管理が可能。
UR2/KSM9/SL-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、シャンパンゴールド)
388,800円
(本体価格360,000円)
UR2/KSM9/BK-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、黒)
388,800円
(本体価格360,000円)
UR2/K9HSS-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、シャンパンゴールド)
388,800円
(本体価格360,000円)
UR2/K9HSB-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、黒)
388,800円
(本体価格360,000円)
UR2/BETA 58A-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…58Aマイクヘッド)
253,800円
(本体価格235,000円)
UR2/BETA 87A-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Aマイクヘッド)
291,600円
(本体価格270,000円)
UR2/BETA 87C-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Cマイクヘッド)
291,600円
(本体価格270,000円)
UR2/SM58-XX
ハンドヘルド型送信機
(SM58マイクヘッド)
226,800円
(本体価格210,000円)
UR1-XX
ボディーパック型送信機
205,200円
(本体価格190,000円)
UR1M-XX
ボディーパック型送信機
(超小型タイプ)
356,400円
(本体価格330,000円)
UR3-XX
プラグオン送信機
194,400円
(本体価格180,000円)
UR4D+-XX
デュアルチャンネル・ダイバーシティ受信機
626,400円
(本体価格580,000円)
UR5-XX
ポータブル受信機
216,000円
(本体価格200,000円)
-G1HK
-H4HK
-J5HK
-L3HK
-M6
470~530MHz
(TVch13~22)
518~578MHz
(TVch21~30)
578~638MHz
(TVch31~40)
638~698MHz
(TVch41~50)
692~714MHz(TVch50~52+専有帯域)
UR2
○
○
○
○
○
UR1
○
○
○
○
○
UR1M
-
-
○
○
○
UR3
-
-
-
○
○
UR4D+
○
○
○
○
○
UR5
-
-
○
○
○
モデル名末尾
対応周波数
12
■.…システム構成
New Frequency Band Wireless System Guide
●ULX-D Digital Wireless Systems
デジタルならではの音響性能と先進のセキュリティー機能に加え、
圧倒的な多チャンネル性能を備えたデジタルワイヤレスシステム
■.…送 信機のRF出力を1mWにし、運用可能範囲を30mに制限することで従
来の約3倍のチャンネル数での運用を実現するハイデンシティーモードを用
意。4MHzの帯域幅で最大30chの同時運用が可能。
■.…システム構成
ULXD2/B58-XX
ハンドヘルド型送信機(BETA…58Aマイクヘッド) 129,600円(本体価格120,000円)
■.…極めて安全性の高いAES-256bitの暗号化処理を採用し、秘匿性の
高いワイヤレス運用を実現。
ULXD2/B87A-XX
ハンドヘルド型送信機(BETA…87Aマイクヘッド) 157,680円(本体価格146,000円)
ULXD2/B87C-XX
ハンドヘルド型送信機(BETA…87Cマイクヘッド) 157,680円(本体価格146,000円)
■.…24bit/48kHzの高解像デジタル処理により極めて高品位な音響性能を獲得。
ULXD2/SM58-XX
ハンドヘルド型送信機(SM58マイクヘッド)
116,640円(本体価格108,000円)
■.…2ch/4ch受信機はDanteネットワーク対応のインターフェースを搭載。イーサネット
ケーブルによるシンプルなワイヤリングで多チャンネル・デジタルネットワークを形成。
ULXD2/KSM9-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド)
248,400円(本体価格230,000円)
■.…特定ラジオマイクの専有帯域である710~714MHzをカバーする広
範な周波数レンジ。
ULXD2/KSM9HS-XX
ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル) 248,400円(本体価格230,000円)
ULXD1-XX
ボディーパック型送信機
116,640円(本体価格108,000円)
ULXD4-XX
1chダイバーシティー受信機
213,840円(本体価格198,000円)
ULXD4D-XX
2chダイバーシティー受信機
518,400円(本体価格480,000円)
ULXD4Q-XX
4chダイバーシティー受信機
969,840円(本体価格898,000円)
■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless…
Workbench®…6」での周波数管理が可能。
■.…iOSデバイスからシステムのモニタリング、コントロール(アプリ内課金)
を実現するアプリケーション「ShurePlus™…Channels」に対応。
-G50
-H50
-J51
-L53
470~534MHz(TVch13~23)
534~598MHz(TVch24~34)
572~636MHz(TVch30~40)
632~714MHz(TVch40~52+専有帯域)
ULXD2
○
○
○
○
ULXD1
○
○
○
○
ULXD4
○
○
○
○
モデル名末尾
対応周波数
●PSM1000
In-Ear Monitor Systems
ステージパフォーマンスの可能性を広げるShureの
ワイヤレス インイヤー・モニターシステム
■.…送信機には高精度のフィルターを採用したデジタル・ステレオ・エンコー
ダーを搭載し、エンコードによる音質の劣化を最小限に抑制。
■.…システム構成
■.…複 数 の ア ー ティストが 受 信して い る信 号を 個 別 に モ ニター できる
「 C u e Mode 」や最 終 的なモニターミックス調 整を受 信 機 側で行える
「MixMode」機能など、インイヤー・モニター環境に最適な機能を装備。
P10T-XX
デュアルチャンネル送信機
626,400円(本体価格580,000円)
P10R-XX
ボディーパック型受信機
194,400円(本体価格180,000円)
■.…特定ラジオマイクの専有帯域である710~714MHzをカバーする広
範な周波数レンジ。
■.…受信機は安定した電波受信を実現するダイバーシティ方式を採用。
■.…送信機は充実の2ch構成。
■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless…
Workbench®…6」での周波数管理が可能。
■.…iOSデバイスからシステムのモニタリング、コントロール(アプリ内課金)
を実現するアプリケーション「ShurePlus™…Channels」に対応。
-G10J
-J8J
-L8J
-L11J
470~542MHz(TVch13~24)
554~626MHz(TVch27~38)
626~698MHz(TVch39~50)
670~714MHz(TVch47~52+専有帯域)
モデル名末尾
対応周波数
P10T
○
○
○
○
P10R
○
○
○
○
●PSM900
In-Ear Monitor Systems
インイヤー・モニター環境を手軽に導入できるコスト・パフォーマンスモデル
■.…送信機には高精度のフィルターを採用したデジタル・ステレオ・エンコー
ダーを搭載し、エンコードによる音質の劣化を最小限に抑制。
■.…システム構成
■.…複 数 の ア ー ティストが 受 信して い る信 号を 個 別 に モ ニター できる
「CueMode」や最終的なモニターミックス調整を受信機側で行える「Mix…
Mode」機能など、インイヤー・モニター環境に最適な機能を装備。
P9T-XX
シングルチャンネル送信機
156,600円(本体価格145,000円)
P9RA-XX
ボディーパック型受信機
118,800円(本体価格110,000円)
■.…送信機はコンパクトなハーフラックの1chタイプ。
モデル名末尾
対応周波数
-G6
-J14
-K1
-L6
470~506MHz(TVch13~18)
506~542MHz(TVch19~24)
596~632MHz(TVch34~39)
656~692MHz(TVch44~49)
P9T
○
○
○
○
P9RA
○
○
○
○
13
New Frequency Band Wireless System Guide
●ワイヤレスアクセサリー
アンテナ分配器
UA845J
226,800円(本体価格210,000円)
■ 最大5台の受信機を接続可能。
■ AC電源の供給が可能。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜952MHz)
。
■ 電源:AC100V、50/60Hz、15W
■ 寸法・質量:幅483×高45×奥行295mm、3.3kg
■ 付属品:50Ω同軸ケーブル
(60cm)
×12
■ アクティブアンテナ用電源電圧:DC12V、150mA
アンテナ分配器
UA844SWB-J
151,200円(本体価格140,000円)
■ 最大4台の受信機を接続可能。
■ DC14〜18Vの電源供給が可能。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜952MHz)
。
■ 電源:DC14〜18V
(3A)
、付属のACアダプター
(AC100V、50/60Hz)
■ 寸法・質量:幅483×高45×奥行172mm、1.6kg
■ 付属品:50Ω同軸ケーブル
(約50cm)
×8、50Ω同軸ケーブル
(約180cm)
×2、
ワッシャー×2、
ナット×2、
バルクヘッドアダプター×2、
DC電源供給用ケーブル×8、
ACアダプター、
ハードウェアキット一式
■ アクティブアンテナ用電源電圧:DC12V、150mA
インライン・パワーサプライ
アンテナ・ブースター
UABIAST-J
16,200円(本体価格15,000円)
UA830WB
42,984円(本体価格39,800円)
■ アンテナケーブルの引き回しによる損失を補償し、
受信機から離れた
■ BNC同軸ケーブルで12VDCのバイアス・パワーを供給。
■ アクティブ指向性アンテナUA874WBやアンテナ・ブースターUA830WB
場所へのアンテナの設置が可能。
■ アンテナとレシーバーの間は、RF信号によるパススルー。
■ ゲインは、
ケーブル長に応じて3dB
(7.5m以下)
または10dB
(7.5m以上)
を選択。
■ パワー・インジケーター装備。
■ 付属のマウンティング・フランジ以外に、
マイクスタンドへの取付も可能。
■ 電源アダプター
(PS23J)
付属。
■ 2台までの直列接続に対応。
■ アクティブアンテナ用電源電圧:DC12V、400mA
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜900MHz)
。
と一緒に使用。UABIAST1つで3つまでの電源供給が可能。
■ 電源:DC12V
(接続元の受信機や分配器から供給)
、
0.6〜0.72W
■ 寸法・質量:幅32×高67×奥行112mm、420g
■ 構成品:アンテナ・ブースター、
マウンティング・フランジ
■ 消費電流:60mA
アクティブ指向性アンテナ
パッシブ指向性アンテナ
UA874WB
82,080円(本体価格76,000円)
■ 送信機のエリアを的確かつ高い感度で狙うことができるため、
コンサー
ト会場やスタジアムなどの広い会場に最適。
■ +12dB、
+6dB、0dB、
−6dBの4段階のゲインを設定可能。
■ 天井、壁、
マイクスタンドへの取付が可能。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜900MHz)
。
■ 電源:DC12V
(接続元の受信機や分配器から供給)
、0.68W
PA805SWB
75,600円(本体価格70,000円)
■ 軸上のアンテナゲインは6.5dBi。受信範囲はカーディオイド型で、
100゜
の範囲内では感度が3dB向上。
さらに、狙ったエリア以外の
感度が低いため、
ノイズは減少。
■ 天井、壁、
マイクスタンドへの取付が可能。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜952MHz)
。
■ 寸法・質量:幅378×高334×奥行28mm、319g
■ 寸法・質量:幅359×高316×奥行36mm、317g
■ 消費電流:60mA
パッシブ無指向性アンテナ
ヘリカル指向性アンテナ
HA-8089
124,200円(本体価格115,000円)
■ 57°
の範囲をカバー。軸上のアンテナゲインは14dBi。
さらに、狙ったエリア以外の感度が低いためノイズは減少。
■ 送信機のアンテナの角度に関わらず、一定の感度で受信可能。
UA860SWB
■ 全天候型のため、屋外でも使用可能。
■ケ
… ーブル長が7.6m以上の場合はアンテナ・ブースターUA830WB
の使用を推奨。
■ アンテナ分配器
(UA845J、UA844SWB-J)
との併用も可能。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜1100MHz)
。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜900MHz)
。
■ 寸法・質量:Φ39×高284mm、275g
■ 寸法・質量:最大径350×全長330mm、1.7kg
■ 付属品:スタンドアダプター、
スレッドアダプター
(5/8→3/8)
、50Ω
同軸ケーブル
(60cm)
、50Ω同軸ケーブル
(7.6m)
14
70,200円(本体価格65,000円)
New Frequency Band Wireless System Guide
壁/天井取付白アンテナ
UA864
1/2 波長アンテナ
64,800円(本体価格60,000円)
■ 壁や天井に取り付けるアンテナ。白の筐体は目立たず、会議室などの
UA8
9,072円(本体価格8,400円)
■ 運用する周波数帯域により製品名末尾に周波数帯域幅が表記されます。
例)
UA8-470-542
(周波数帯域470MHz〜542MHz対応モデル)
設置に最適。筐体は環境に合わせた塗装も可能。
■ 送信機の距離やケーブルの長さにより、
ゲイン設定可能。+10dB、
0dB、
−10dB、
−20dBの4段階。ゲイン設定を表示するLED付。
※運用する周波数帯域、製品に応じて適切に選択してください。
※以下のアンテナは該当する製品に使用可能な帯域幅を有していますが、
製品に同梱された
■ 最大100°
までをカバー可能
(3dBビーム幅、環境に依存)
。
純正のアンテナとは異なります。純正のアンテナをご希望の場合は、
各製品ページの付属
■ 周波数帯域に応じたモデルを用意。
品欄、
1/2波長アンテナの品番を参照してください。
UA864LO:470〜698MHz、
■ 対応表
UA864HI:530〜790MHz、
UA864A:650〜952MHz
(B型)
製品名
AXT400J
UR4D
■ H176×W176×D51mm、487g
UA8‐470‐542
G19
G1HK
MW4D
G50
■ 構成品:白アンテナ、壁/天井取付金具一式
UA8‐518‐598
H18
H4HK
H50
H53
■ 消費電流電圧:DC12V、60mA
UA8‐554‐638
J12
J5HK
J51
J51
K1
J8J
UA8‐596‐714
L20
L3HK/M6
L53
L53
L6
L8J/L11J
AB
JB
UA8‐740‐814
リモート・マウント・アンテナキット
UA505
○
ULXD
QLXD
SLX4
○
BLX4R
P9T
P10T
G6/G14
G10J
○
パッシブ・アンテナ分配キット
5,400円(本体価格5,000円)
UA221
34,560円(本体価格32,000円)
壁面などにアンテナを取り付ける際に使用。
2本のアンテナで受信した信号を2台の受信機に分配。
■ 構成品:
ブラケット、
ワッシャー、
ナット、
バルクヘッドアダプター
■ 構成品:分配器×2、50Ω同軸ケーブル
(60cm)
×4、
バルクヘッドアダプター×2、
メス-メスコネクター接続アダプター×2
50Ω同軸ケーブル
UA850
29,160円(本体価格27,000円)
■ ケーブル長:15m ■ コネクター:BNC→BNC
UA825
15,120円(本体価格14,000円)
■ ケーブル長:7.5m ■ コネクター:BNC→BNC
アンテナ混合機
PA421A-A
324,000円(本体価格300,000円)
■ 最大4台の送信機を接続可能。
■ DC15Vの供給が可能な電源出力端子を4つ装備。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜952MHz)
。
■ 電源:AC100V、50/60Hz、80W
■ 寸法・質量:幅401×高43×奥行365mm、4.3kg
■ 付属品:50ΩBNC同軸ケーブル
(約60cm)
×4、50ΩBNC同軸ケーブル
(約30cm)
×1、DC電源供給用ケーブル×4、電源ケーブル、
ラックマウントねじ
■ 対応製品:P10T、P9T
アンテナ混合機
PA821A-A
オープンプライス
■ 最大8台の送信機を接続可能。
■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型
(470〜952MHz)
。
■ 電源:AC100V、50/60Hz、70W
■ 寸法・質量:幅401×高43×奥行365mm、4.8kg
■ 付属品:50ΩBNC同軸ケーブル
(約60cm)
×8、50ΩBNC同軸ケーブル
(約30cm)
×1、電源ケーブル、
ラックマウントねじ
■ 対応製品:P10T、P9T
15
New Frequency Band Wireless System Guide
第4章
Q&A
●新周波数帯域の運用に関するQ&A
Q. TVチャンネルリストはどこで入手ができるか?
A.総務省のウェブサイトでPDFファイルをダウンロードできます。調査済みのエリアが随時追加されますので、最新の情報を確認してくださ
い。また一般社団法人700MHz利用推進協会のウェブサイトではExcelに変換したデータも公開されています。
Q. 使用したい場所・施設がTVチャンネルリストに無い場合はどうしたら良いか?
A.TVチャンネルリストに無い場所でホワイトスペース帯域を運用することは原則としてできず、TVチャンネルリストに追加を依頼する必要が
あります。現行A型で免許登録をしている場合は700MHz利用推進協会が行っているホワイトスペースチャンネル検討サービスを利用す
ることで、エリア・施設の追加を依頼できます。詳しくは700MHz利用推進協会へお問い合わせください。
現行A型ワイヤレスマイクを保有していない方でTVチャンネルリストの追加を行いたい場合は、一般社団法人特定ラジオマイク運用調整
機構(特定ラジオマイク利用者連盟が法人化し、名称を変更)へお問い合わせください。
Q. 新周波数帯域における運用調整はどのように行うのか?
A.今までのA型ワイヤレスマイクの運用調整と同じく、特定ラジオマイク運用調整機構が引き続き運用調整を行います。
Q. 新周波数帯域の運用チャンネルはどのように選択すればいいのか?
A.従来のA型ワイヤレスマイクの運用と異なり、ホワイトスペースの運用チャンネルは場所ごとに使える帯域が異なります。そのため、運用
するエリアで利用可能なチャンネルを確認して計算する必要があります。新しい帯域における運用方法は3ページを参照してください。
また、新周波数帯域での周波数プランの作成から運用・管理をサポートするShureのソフトウェアWireless Workbench® 6の使い方をわ
かりやすくレクチャーする「ワイヤレス・ワークベンチ・スクール」や各種セミナーも随時開催しています。ご参加に関しては弊社までお問い
合わせください。
Q. 新周波数帯域で運用する場合の電波利用料と運用調整費はいくらか?
A.2014年10月1日以降の電波利用料、運用調整費は以下の金額となりました。
【周波数移行に伴う免許申請手続き関連費用の一覧】2014年10月1日現在
参考
項目
総務省
特ラ機構
単位
費用
新設免許申請手数料(電子)
初期費用
局数
¥2,550(紙:¥3,550)
変更申請・届手数料
初期費用
局数
¥0
電波利用料
年額
局数
¥600又は¥800
新設免許申請書類 取扱費
初期費用
局数
¥5,000
変更申請・届書類 取扱費
初期費用
局数
¥2,500
入会金
初期費用
1加入
¥20,000
年会費
年額
1加入
¥48,000
マイク局数
2013年度 ¥1,200
※1
固定
年額
移動
年額
※2
運用調整費
マイク局数
※2
2014年度 ¥900
2013年度 ¥3,600
2014年度 ¥2,700
※1 移行先周波数における特ラ機構会員費用は今後変更される可能性があります。
※2 新周波数帯域への移行により増加した交換本数分はカウントされません。
2014年10月1日、「新周波数帯特定ラジオマイク」における特例が認められ、使用周波数幅の算出方法が変わりました。電波利用料
は製品により600円または800円に分かれ、従来よりも安い価格での運用が可能となっています。TVホワイトスペースの場合は470~
710MHzに対応した製品の電波利用料が600円、470~710MHzに加えて特定ラジオマイク専有帯域(710~714MHz)に対応した
製品の電波利用料が800円となります。同じシリーズであっても運用する送信機の利用帯域により電波利用料が変わるため注意が必要で
す。例えばShureのUHF-Rワイヤレスの場合、638~698MHzに対応したUR2/SM58-L3HKの電波利用料は600円ですが、692~
714MHzに対応したUR2/SM58-M6の電波利用料は800円です。
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New Frequency Band Wireless System Guide
Q. AXT200、PSM1000は電波を2波分送出するが、免許も2つ必要なのか?
「単一の無線局として管理することが合理的」
との考えから、無線局免許手続き規則第2条、第9項の規定によ
A.総務省は上記の機器について、
り、無線局免許は1局として扱われることとなっています。そのため、電波利用料は1波分の申請です。
Q. 電波法の改正に伴い、運用方法が変わる機材はあるか?
A.今回の周波数移行に伴い、空中線出力の絶対利得が2.14dB以下から7dB以下に変更になったことで、インイヤー・モニターシステムのアンテ
ナにPA805
(指向性パッシブアンテナ)
も使用可能になりました。
●700MHz利用推進協会による終了促進措置について
Q. 新しい機材は自己負担で購入しなければいけないのか?
A.認定開設者が終了促進措置を実施するにあたって費用負担をすることが定められています(総務省告示513号)。なお、費用負担の範囲、
方法、実施時期等は免許人との協議によって決められる予定です。
Q. 現行A型ワイヤレス機器を新周波数帯域ワイヤレスに入れ替える場合、どこに問い合わせたらよいのか?
A.2012年12月、認定開設者により周波数移行の推進を行う700MHz利用推進協会(http://www.700afp.jp/)が設立されました。現
在、この団体が中心となって周波数移行の各種調整を行っています。そのため、現行A型の免許を取得しているワイヤレスマイクの入れ
替えに関しては、700MHz利用推進協会へお問い合わせください。
Q. 交換先の機器を何にしたらよいか相談したい。
A.従来ワイヤレス製品を購入されているお取引先やヒビノ株式会社、ヒビノインターサウンド株式会社までお気軽にお問い合わせください。
Q. 中小企業投資促進税制措置を適用し、税制面の優遇措置を受けたいが、Shure製品は適用対象になるか?
A.新周波数帯域対応のAXT、UHF-R、ULX-D、PSM1000、PSM900はすべて先端設備の要件を満たす証明書の取得が可能です。優
遇措置の適用かどうかに関してはそのほかの適用条件もあるため、税理士、国税局等にご確認ください。先端設備の要件を満たす証明書
の発行は、ご購入される販売店にご相談ください。
Q. 周波数移行に伴い、B型ワイヤレスも使えなくなるのか?
A.いいえ。今回の周波数移行にB型は含まれておらず今後も使用可能です。
Q. 現行A型ワイヤレス機器はすぐに使えなくなるのか?
A.いいえ。免許をすでに取得している特定ラジオマイクは2019年3月31日まで使用可能です。しかし、認定開設者の終了促進措置の進行
によっては2019年3月31日以前に使用できなくなる可能性がありますが、その場合は認定開設者とそのエリアで運用を行っている免許
人の合意が前提となります。
Q. 新しい周波数帯域はアメリカのワイヤレス帯域と近そうだが、アメリカのワイヤレス機器を日本国内で使用することは可能か?
A.日本国内で使用するワイヤレスマイクは技術基準適合証明や工事設計認証を受けている必要があります。そのためアメリカで販売されて
いるワイヤレス機器を持ち込んで使用すると、不法無線局とみなされる可能性があります。
Q. 今まで全国を移動してワイヤレスを使用しても周波数帯域は変わらなかったが、今後は地域によって複数の周波数帯域を持たなければい
けないのか? その場合の補償はどうなるのか?
A.今回の周波数移行の終了促進措置の前提として、「従来と同様の運用を確保するために必要な機器は補償の対象」となります。具体的な
補償対象に関しては認定開設者と免許人との協議により決まります。また各メーカー、各モデルによりカバーしている周波数帯域は異なり
ます。モデルによって必要となる数量も変わりますので、機器の選定に関してはメーカー、販売代理店などにご相談ください。
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ヒビノは2 0 1 4 年に設 立 5 0 周 年を迎えました。
●このカタログに掲載されている商品を安全にお使いいただくために、
設置・運用には十分な安全対策を行ってください。
●価格には、
配送や設置、
使用済み機器の引き取りにかかる費用は含まれておりません。
●商品写真は、出荷時のものと一部異なる場合があります。
●このカタログの掲載内容は2014年11月現在のものです。仕様及び外観は予告なく変更されることがありますので、
ご了承ください。
●このカタログに記載されている商品名、会社名等は各社の登録商標、
または商標です。