New Frequency Band Wireless System Guide Shure 新周波数帯域ワイヤレスシステム選定ガイド 2014年11月版 New Frequency Band Wireless System Guide ■目次 第1章 特定ラジオマイクの周波数移行 ●なぜ特定ラジオマイクの周波数が移行するのか?……………………………………………………… 01 ●移行後の周波数帯域……………………………………………………………………………………… 02 ●移行後の懸念事項………………………………………………………………………………………… 02 第2章 今後の周波数プランニング ●ホワイトスペースのTVチャンネルリスト………………………………………………………………… 03 ●チャンネルリストの見方…………………………………………………………………………………… 04 ●チャンネルリストでの注意点……………………………………………………………………………… 05 第3章 Shureの新周波数帯域対応製品の特長 ●アナログ、デジタルワイヤレスシステムからインイヤー・モニターシステムまで……………………… 06 ●電波状況の厳しい環境でも必要なチャンネル数を確保する多チャンネル性能… …………………… 08 ●新周波数帯域の周波数選定を簡単・迅速に行える 専用ソフトウェア「Wireless Workbench® 6」… …………………………………………………… 09 ●iOSデバイスからShureワイヤレスシステムを遠隔でモニタリングする アプリケーション「ShurePlus™ Channels」… ……………………………………………………… 10 ワイヤレス製品紹介 ●帯域別製品/アクセサリーリスト… ……………………………………………………………………… 11 ●AXT Wireless Management Network… ………………………………………………………… 12 ●UHF-R Wireless Systems… ………………………………………………………………………… 12 ●ULX-D Digital Wireless Systems… ……………………………………………………………… 13 ●PSM1000 ●PSM900 In-Ear Monitor Systems……………………………………………………………… 13 In-Ear Monitor Systems… …………………………………………………………… 13 ●ワイヤレスアクセサリー… ……………………………………………………………………………… 14 第4章 Q&A ●新周波数帯域の運用に関するQ&A… ………………………………………………………………… 16 New Frequency Band Wireless System Guide 第1章 特定ラジオマイクの周波数移行 ●なぜ特定ラジオマイクの周波数が移行するのか? 近年、携帯電話の利用者の飛躍的な増加、そして従来の「電話」としての携帯電話の使用方法以外に「スマートデバイス」 としての機能が追加されたことにより、携帯電話を円滑に運用するために必要な周波数帯域がより広範になっています。こ の需要に対応するため、政府は現在使用されている周波数を再編することを決議し、電波法を改正しました。新しい電波法 では、特定ラジオマイクが使用していた周波数帯域(770~806MHz)は携帯電話事業者をはじめとする認定開設者が引き 継ぎ、特定ラジオマイクは、ホワイトスペース(470~710MHz)、710~714MHz、1.2GHz帯の3つの周波数帯域に移 行します。現行の周波数帯域(770~806MHz)の使用期限は2019年3月31日と定められており、この期限以降、770~ 806MHzを使用したすべての特定ラジオマイク(ワイヤレスマイクロホンシステムやインイヤー・モニターシステムなど)は 使用できません。また、使用期限が2019年3月31日と定められているものの、認定開設者による終了促進措置(新周波数 帯域を使用するための費用を負担し、期限を前倒しすること)の進み具合により、2019年3月31日よりも前に新周波数帯 域への移行が完了する可能性があります。 特定ラジオマイクの周波数移行 移行前(特定ラジオマイクは、2019年3月31日が最終使用期限) 地デジ 470 地デジ用周波数再編 FPU により空く周波数 特定ラジオマイク 710 移行後 (2012年7月25日以降) 770 806 810MHz 特定ラジオマイク B型ラジオマイク 携帯電話 特定ラジオマイク(ホワイトスペース) 470 FPU 携帯電話 (端末) 710 714 718 ① 470 〜 710MHz の使用状況 B型ラジオマイク 特定 ラジオ マイク (基地局) 748 755 765 773 ② 710 〜 714MHz の使用状況 803 806 810 特定 ラジオ マイク 1240 1260 1252〜1253 特定小電力 1300MHz ③ 1240 〜 1252MHz、 1253 〜 1260MHz の使用状況 地デジ 公共的なレーダー 特定ラジオマイク 特定ラジオマイク 専有帯域 特定ラジオマイク エリア放送、センサーネットワーク 災害向け通信システム など 01 特定ラジオマイクの周波数移行 New Frequency Band Wireless System Guide 移行前(特定ラジオマイクは、2019年3月31日が最終使用期限) 地デジ ●移行後の周波数帯域 B型ラジオマイク 地デジ用周波数再編 FPU により空く周波数 特定ラジオマイク 470 710 770 806 810MHz 周波数の再編後、特定ラジオマイクの周波数帯域は470~710MHz、710~714MHz、1.2GHz帯の3つの周波数帯域 に移行します。その中の①470~710MHz(「ホワイトスペース」と呼ばれます)の周波数帯域は地上デジタル放送やエリア 放送と共用され、地上デジタル放送のチャンネルやそのほかの用途で使用されていない帯域を特定ラジオマイクが使用でき 移行後 (2012年7月25日以降) 特定ラジオマイク B型ラジオマイク ます。②710~714MHzは特定ラジオマイクのみが利用できる専有帯域です。③1.2GHz帯(1252~1253MHzを除い FPU 携帯電話 携帯電話 た1240~1260MHz)はレーダーなどほかのFPUと共用され、ほかの用途で使用されていない帯域を特定ラジオマイクと 特定 特定 (端末) (基地局) ラジオ ラジオ 特定ラジオマイク(ホワイトスペース) して使用できます。 これらの周波数帯域の運用は従来のA型ワイヤレスと同じく、利用免許を取得し、運用連絡と調整を行 マイク マイク 470 710 714 718 748 755 765 773 803 806 810 1240 1260 1300MHz うことで利用可能です。 また、免許不要で運用可能なB型ワイヤレスの周波数帯域 (806~810MHz) は周波数移行の対 1252〜1253 特定小電力 象外で、今後も変更なく運用できます。 ① 470 〜 710MHz の使用状況 ② 710 〜 714MHz の使用状況 ③ 1240 〜 1252MHz、 1253 〜 1260MHz の使用状況 地デジ 公共的なレーダー 特定ラジオマイク 特定ラジオマイク 専有帯域 特定ラジオマイク エリア放送、センサーネットワーク 災害向け通信システム など ●移行後の懸念事項 今までのワイヤレス運用と移行後のワイヤレス運用で最も異なるポイントは地上デジタル放送などと周波数を共用しながら 運用を行わなければならない、というところではないでしょうか?現行のA型ワイヤレスはFPUとの共用周波数帯域ではあり ながらもA2型、A4型というすみ分けがなされていたため、実質的にはワイヤレスマイクがほぼ専有して使用していた帯域 でした(デジタルワイヤレスマイクはA1からA4型まで使用可能)。しかし今後ホワイトスペースで運用を行う場合、ワイヤレ スマイクで使用する周波数以外にもTV送信波や将来的にはTVBD(TV Band Device) と呼ばれるマイクロホン以外のワ イヤレス機器との共用も視野に入れた調整が必要となります。 地上デジタル放送のチャンネルの割り当ては場所によって異なり、同じ地域でも場所によってホワイトスペースが異なる可能 性があります。そのため、今後は運用場所ごとにどのチャンネルが利用可能であるかを把握し、利用可能なチャンネル内で 効率よくワイヤレスチャンネルをプランニングする必要があります。つまり、これからはワイヤレスシステムを運用する方々が より周波数に関する知識を求められる状況になるのではないでしょうか? 02 New Frequency Band Wireless System Guide 第2章 今後の周波数プランニング ●ホワイトスペースのTVチャンネルリスト 移行後の周波数帯域の運用の場合、多くの場所は現行のA型と同程度以上、もしくははるかに広い帯域がワイヤレス使用 可能チャンネルとして指定されています。Shureをはじめ多くのワイヤレス機器は近年のデジタル化に伴い、より狭い帯域 での多チャンネル運用が可能になってきているため、今後はこれまで以上に多チャンネルのワイヤレスを使用できる場所も 増え、制作における自由度も広がる可能性が十分にあります。それぞれの場所でどの周波数を使用できるか、それを把握す るのが総務省から公開されている「特定ラジオマイクのTVホワイトスペースチャンネルリスト」です。このリストは総務省の ホームページ(http://www.tele.soumu.go.jp/j/ref/material/radio/index.htm ※2014年9月現在)からPDF形式 で確認できます。 このリストには様々な施設、エリアが掲載されていますが、まだ掲載されていない施設、エリアも存在します。掲載されてい ない場所に関しては原則としてホワイトスペースでワイヤレス機器を運用することはできません。リストに載っていない場所は 711~714MHzもしくは1.2GHz帯、およびB型を含む免許不要帯域のみが使用可能です。ホワイトスペースで運用を行う 予定のエリアがある場合は速やかに電波調査依頼を行い、調査後にチャンネルリストに追加をしてもらう必要があります。 特定ラジオマイク[アナログ]チャンネルリスト 住所 施設名 北海道札幌市中央区北1条東13-1-79 株式会社プリズム 北海道札幌市中央区北1条西1 札幌市民ホール 北海道札幌市中央区北1条西2 北海道経済センター 北海道札幌市中央区北1条西5 北海道放送㈱ 北海道札幌市中央区北1条西8-1-1 札幌テレビ放送㈱ 北海道札幌市中央区北1条西12 ニトリ文化ホール 北海道札幌市中央区北1条西13 札幌市教育文化会館 北海道札幌市中央区北1条西17 北海道立近代美術館 北海道札幌市中央区北1条西14 北海道文化放送㈱ 北海道札幌市中央区北2条東3-2−5 cube gar den 区分 適用エリア 屋内 倉庫 屋外 屋内 大ホール 屋内 札商ホール 屋外 屋内 ロビー 屋外 屋内 ニューススタジオ 屋外 屋内 ホール 屋外 屋内 大ホール 屋内 1、2F館内 屋外 屋内 スタジオ 屋内 イベントホール 13ch 14ch 15ch チャンネル 27ch 28ch 29ch 30ch 31ch 32ch 33ch 34ch 35ch 36ch 37ch 38ch 39ch 40ch 41ch 42ch 43ch 44 ch 45ch 46ch 47ch 48ch ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 49ch 50ch 51ch ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 52ch ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考 追加(14.8.28) 追加(14.4.16) 修正(14.7.28) 追加(14.4.16) 追加(14.5.23) 特定ラジオマイクのTVホワイトスペースチャンネルリスト (2014年9月版) 03 New Frequency Band Wireless System Guide ●チャンネルリストの見方 特定ラジオマイク[アナログ]チャンネルリスト 住所 施設名 北海道札幌市中央区北1条東13-1-79 株式会社プリズム 北海道札幌市中央区北1条西1 札幌市民ホール 北海道札幌市中央区北1条西2 北海道経済センター 北海道札幌市中央区北1条西5 北海道放送㈱ 北海道札幌市中央区北1条西8-1-1 札幌テレビ放送㈱ 北海道札幌市中央区北1条西12 ニトリ文化ホール 北海道札幌市中央区北1条西13 札幌市教育文化会館 北海道札幌市中央区北1条西17 北海道立近代美術館 北海道札幌市中央区北1条西14 北海道文化放送㈱ 北海道札幌市中央区北2条東3-2−5 cube gar den 区分 適用エリア 屋内 倉庫 屋外 屋内 大ホール 屋内 札商ホール 屋外 屋内 ロビー 屋外 屋内 ニューススタジオ 屋外 屋内 ホール 屋外 屋内 大ホール 屋内 1、2F館内 屋外 屋内 スタジオ 屋内 イベントホール 13ch 14ch 15ch チャンネル 27ch 28ch 29ch 30ch 31ch 32ch 33ch 34ch 35ch 36ch 37ch 38ch 39ch 40ch 41ch 42ch 43ch 44 ch 45ch 46ch 47ch 48ch ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 49ch 50ch 51ch ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 52ch ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考 追加(14.8.28) 追加(14.4.16) 修正(14.7.28) 追加(14.4.16) 追加(14.5.23) 特定ラジオマイクのTVホワイトスペースチャンネルリスト (2014年9月版) 上図が総務省から公開されているチャンネルリストの一部です。アナログワイヤレスを使用する場合とデジタルワイヤレスを 使用する場合の2つのリストに分かれており、北海道から沖縄まで、各施設、エリアでの使用可能なチャンネル番号に「○」 が付いています。チャンネルは13ch~52chに分かれており、13chが470~476MHz、14chが476~482MHzという ように6MHzの帯域幅で区切られており、最後の52chが704~710MHzです。この「○」の付いたチャンネルがワイヤレ スチャンネルとして利用可能なのですが、ほかの地デジ機器等との干渉を避けるため、「○」の帯域幅の両端1MHzはガー ドバンドとして使用できません。つまり、単独の「○」チャンネルは両端の1MHzが削られ利用可能な帯域幅は4MHz、2つ の「○」が連続している場合は両端が削られ利用可能な帯域幅が10MHzとなります。 ●ガードバンドの考え方 ●単一のTVチャンネルが使用可能な場合 ●単一の TV チャンネルが使用可能な場合 (例) 27ch × 28ch ○ 560MHz 29ch × 566MHz 4MHz の帯域幅が有効 ●連続したTVチャンネルが使用可能な場合 ●連続した TV チャンネルが使用可能な場合 (例) 27ch × 560MHz 両端 1MHz は ガードバンドのため 使用不可 28ch ○ 29ch ○ 566MHz 10MHz の帯域幅が有効 30ch × 572MHz 両端 1MHz は ガードバンドのため 使用不可 ●札幌市民ホールの例 チャンネルリスト2行目「札幌市民ホール 屋内 大ホール」の場合、32chに○、36ch~52chに○が付いています。32ch は584~590MHz、36ch~52chは608~710MHzです。しかし、専有帯域に隣接する52ch以外の両端1MHzはガー ドバンドとして利用できないため、 「札幌市民ホール 屋内 大ホール」で利用可能な周波数帯域は585~589MHz、609~ 714MHzとなります。 04 New Frequency Band Wireless System Guide ●チャンネルリストでの注意点 チャンネルリストに掲載されている施設の中でも、屋外か屋内かで利用可能なチャンネルが異なる場合があり、運用する場 所が具体的にどこであるのかを確認する必要があります。また、チャンネルリストはアナログワイヤレス用とデジタルワイヤ レス用の2種類が公表されており、デジタルワイヤレスの方がアナログワイヤレスに比べて使用可能チャンネル数が少ない 傾向がある点も注意が必要です。これはデジタルワイヤレスには最大50mWの出力が認められていることなどを考慮した測 定が行われているためです。規定された帯域での使用可能チャンネル数が優れたデジタルワイヤレスを導入すべきか、利 用できる帯域の制限が少ないアナログワイヤレスを導入すべきか、機器の選定には悩ましい問題です。しかし、使用可能 チャンネル数がほかに比べて極端に少ない施設、エリアでは、この点が致命的となる可能性があります。 基本的にデジタルワイヤレスは等間隔ステップで周波数をとれるため、プランニングを行う対象の周波数範囲が広いほど 使用可能チャンネル数が有利になります。一方アナログワイヤレスはチャンネルが増えれば増えるほど相互変調の影響で、 チャンネル数に比例して一定の周波数範囲における最大使用可能チャンネルが減少していきます。つまり逆に言えば、対象 の周波数範囲が狭ければ、アナログとデジタルの使用可能チャンネル数の開きが少なくなることになります。例として福岡 市民会館におけるアナログワイヤレスAXTとデジタルワイヤレスULX-Dの最大使用可能チャンネル数を下図に記載します。 福岡市民会館では図左側でワイヤレスマイクが使用可能なTVチャンネルは2つしかありませんが、その場合の最大使用可 能チャンネル数は両方共に18chです。また、アナログ、デジタルで利用可能な周波数が異なるため、利用可能なチャンネ ルを全て使う場合、アナログワイヤレスの方が同時運用チャンネル数は多いことがわかります。 もちろん、これは福岡市民会館での例であり、ほかの施設ではデジタルワイヤレスの方が同時運用チャンネル数を多く取れ る場合もあります。運用されるエリアのチャンネルリストを注意深く確認していただき、アナログ、デジタルのどちらを使用し たほうが有利であるかを是非検討してください。 ■アナログ / デジタルでの同時運用可能チャンネル数の比較 ●福岡市民会館大ホールにおける運用例(2014年10月時点) ●福岡市民会館における運用例 アナログワイヤレス・チャンネルリスト 16 個の TV チャンネルが利用可能 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ○ ○ ○ AXT -G19 モデルで 約18chの同時運用可能 ○ ○ ○ ○ AXT -J12 モデルで 約30chの同時運用可能 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ AXT -L20 モデルで 約 40chの同時運用可能 アナログワイヤレスの場合、帯域全体で約 88ch の同時運用が可能 デジタルワイヤレス・チャンネルリスト 7 個の TV チャンネルが利用可能 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ch ○ ○ ULX-D -G50 モデルで 約18chの同時運用可能 ○ ○ ULX-D -J51 モデルで 約18chの同時運用可能 ○ ○ ○ ULX-D -L53 モデルで 約34chの同時運用可能 デジタルワイヤレスの場合、帯域全体で約 70ch の同時運用が可能 05 New Frequency Band Wireless System Guide 第3章 Shureの新周波数帯域対応製品の特長 ●アナログ、デジタルワイヤレスシステムからインイヤー・モニターシステムまで Shureは新周波数帯域対応モデルとしてアナログワイヤレスシステムのAXT… Wireless… Management… Network、 UHF-R…Wireless…Systems、デジタルワイヤレスシステムのULX-D…Digital…Wireless…Systems、インイヤー・モニター システムのPSM1000、PSM900の計5シリーズを用意しています。この幅広いラインナップにより、皆様の運用するシス テムに合わせて柔軟にシステム選定が可能。製品を組み合わせることで470~714MHzの広範な周波数帯域を極めて効 率よく運用できます。また、各製品の親和性も高く、Shure製品のみでワイヤレスシステムを構成すれば、他社のワイヤレ ス製品を混在させるよりも圧倒的に多くのチャンネル数を使用できます。 ■ワイヤレスシステム機能一覧表 ワイヤレスシステム カテゴリー AXTシリーズ UHF-Rシリーズ 方式 アナログ アナログ 遅延 1ms以下 モデル 送信出力 2/10mW 特定ラジオマイク専用帯(710~714MHz) 最大同時運用可能ch数 ※3 切替 — 10mW × ○ 3MHz幅 — 6波 4MHz幅 10波 8波 10MHz幅 17波 12波 不等間隔 不等間隔 ネットワーク (Wireless Workbench 6)対応 周波数間隔 ○ ○ ShurePlus™対応 ○ × 専用リチウム充電池(AXT910、AXT920) 単3型電池×2 ® 電池寿命 電池持ち時間 ハンドヘルド型 約9時間…(シングルモード) 約9時間 約8時間 約9時間 ボディーパック型 ・ARCを超える高品位音声レベル圧縮を採用 ・ハイデンシ ・周波数ダイバーシティ その他の機能 ・干渉の検出と回避 ・送信機のリモートコントロール ・高度な充電管理 ※1…通常モードで計算 ※2…専用充電池SB900を使用した場合の電池寿命 ※3…ソフトウェアWireless…Workbench®…6で「Standard」設定として計測した結果を表示しています。 「More…Frequency」設定で計測すると、より多くのチャンネル数を使用できる可能性があります。 06 ・音声レベル圧縮技術「ARC」による高音質 ・AES-25 ・高度な充 ・Dante対 New Frequency Band Wireless System Guide インイヤー・モニターシステム ULX-Dシリーズ PSM1000 PSM900 デジタル アナログ アナログ 2.9ms — — 10mW 10mW 1/10/20mw 切替 ○ ○ × 8波…※1 5波 — 10波…※1 6波 6波 20波…※1 11波 10波 350kHz等間隔 不等間隔 不等間隔 ○ ○ × ○ ○ × 単3型電池×2または 単3型電池×2または 単3型電池×2または SB900(リチウム充電池) SB900(リチウム充電池) SB900(リチウム充電池) 約12時間…※2 — — 約12時間…※2 約9時間(受信機)…※2 約9時間(受信機)…※2 ・ハイデンシティーモードによる圧倒的な多チャンネル性能 ・音声レベル圧縮技術「ARC」による高音質 ・AES-256bit暗号化 ・ダイバーシティアンテナ ・音声レベル圧縮技術「ARC」による高音質 ・高度な充電管理 ・スペクトラム・スキャニング機能 ・1ch送信機 ・Dante対応(ULXD4D/Qのみ) ・2ch送信機 07 New Frequency Band Wireless System Guide ●電波状況の厳しい環境でも必要なチャンネル数を確保する多チャンネル性能 Shureは長年ワイヤレスマイクのリーディングメーカーとして世界各国の電波環境に対応したワイヤレスシステムを開発し ています。その中には従来の日本も含め、極めて電波環境が厳しい国もありました。そのため、Shureは電波環境の厳し いエリアでも最大限の運用チャンネルを確保する様々なテクノロジーを開発しています。以下の表は周波数帯域幅が3MHz (711~714MHzを想定)、4MHz(単独のTVチャンネルを想定)、10MHz(2つ連続したTVチャンネルを想定)時に使用 可能なチャンネル数を表しています。この使用可能チャンネル数はほかメーカーと比べても同等以上、トップレベルの多チャ ンネルを誇ります。従来のA型周波数帯域に比べて非常に広い周波数帯域が使えるようになったとはいえ、エリア、施設に よっては今まで以上に厳しい電波環境になる場所もあります。そのようなエリアや膨大なチャンネル数を安定して運用したい 環境では多チャンネル性能に優れたワイヤレスシステムの導入をお勧めします。 製品名 AXTシリーズ UHF-Rシリーズ ULX-Dシリーズ PSM1000(IEM) PSM900(IEM) 3MHz ー 6波 8波 5波 ー 4MHz 10波 8波 10波 6波 6波 10MHz 17波 12波 20波 11波 10波 ※ソフトウェアWireless Workbench 6で「Standard」設定として計測した結果を表示しています。 「More Frequency」設定で計測すると、より多くの チャンネル数を使用できる可能性があります。 ® さらに、各製品には導入後、すぐに運用できるように「リファレンス・チャンネルプラン」を製品に同梱。運用するエリアのチャ ンネルリストとリファレンス・チャンネルプランを見比べることで使える周波数をすぐに把握できます。 ULX-D Reference Channel Plan 周波数帯域 470 - 476 - 482 - 488 - 494 - 500 - 506 - 512 - 518 - 524 - 530 - 536 - 542 - 548 - 554 - 560 - 566 - TVチャンネル名 13ch 14ch 15ch 16ch 17ch 18ch 19ch 20ch 21ch 22ch 23ch 24ch 25ch 26ch 27ch 28ch 29ch G50 (470.150-534.000) Shure送信機 対応周波数帯域 H50 (534.000-598.000) 1 471.000 477.000 483.000 489.000 495.000 501.000 507.000 513.000 519.000 525.000 531.000 537.000 543.000 549.000 555.000 561.000 567.000 2 471.350 477.350 483.350 489.350 495.350 501.350 507.350 513.350 519.350 525.350 531.350 537.350 543.350 549.350 555.350 561.350 567.350 3 471.775 477.775 483.775 489.775 495.775 501.775 507.775 513.775 519.775 525.775 531.775 537.775 543.775 549.775 555.775 561.775 567.775 4 472.125 478.125 484.125 490.125 496.125 502.125 508.125 514.125 520.125 526.125 532.125 538.125 544.125 550.125 556.125 562.125 568.125 5 472.625 478.625 484.625 490.625 496.625 502.625 508.625 514.625 520.625 526.625 532.625 538.625 544.625 550.625 556.625 562.625 568.625 6 473.050 479.050 485.050 491.050 497.050 503.050 509.050 515.050 521.050 527.050 533.050 539.050 545.050 551.050 557.050 563.050 569.050 7 473.400 479.400 485.400 491.400 497.400 503.400 509.400 515.400 521.400 527.400 533.400 539.400 545.400 551.400 557.400 563.400 569.400 8 473.825 479.825 485.825 491.825 497.825 503.825 509.825 515.825 521.825 527.825 533.825 539.825 545.825 551.825 557.825 563.825 569.825 9 474.450 480.450 486.450 492.450 498.450 504.450 510.450 516.450 522.450 528.450 534.450 540.450 546.450 552.450 558.450 564.450 570.450 10 474.900 480.900 486.900 492.900 498.900 504.900 510.900 516.900 522.900 528.900 534.900 540.900 546.900 552.900 558.900 564.900 570.900 周波数帯域 572 - 578 - 584 - 590 - 596 - 602 - 608 - 614 - 620 - 626 - 632 - 638 - 644 - 650 - 656 - 662 - 668 - 674 - 680 - 686 - 692 - 698 - 704 - 710 - TVチャンネル名 30ch 31ch 32ch 33ch 34ch 35ch 36ch 37ch 38ch 39ch 40ch 41ch 42ch 43ch 44ch 45ch 46ch 47ch 48ch 49ch 50ch 51ch 52ch 53ch 711.000 運用波数 H50 (534.000-598.000) Shure送信機 対応周波数帯域 J51 (572.000-636.000) L53 (632.000-713.850) 1 573.000 579.000 585.000 591.000 597.000 603.000 609.000 615.000 621.000 627.000 633.000 639.000 645.000 651.000 657.000 663.000 669.000 675.000 681.000 687.000 693.000 699.000 705.000 2 573.350 579.350 585.350 591.350 597.350 603.350 609.350 615.350 621.350 627.350 633.350 639.350 645.350 651.350 657.350 663.350 669.350 675.350 681.350 687.350 693.350 699.350 705.350 711.350 3 573.775 579.775 585.775 591.775 597.775 603.775 609.775 615.775 621.775 627.775 633.775 639.775 645.775 651.775 657.775 663.775 669.775 675.775 681.775 687.775 693.775 699.775 705.775 711.775 4 574.125 580.125 586.125 592.125 598.125 604.125 610.125 616.125 622.125 628.125 634.125 640.125 646.125 652.125 658.125 664.125 670.125 676.125 682.125 688.125 694.125 700.125 706.125 712.125 5 574.625 580.625 586.625 592.625 598.625 604.625 610.625 616.625 622.625 628.625 634.625 640.625 646.625 652.625 658.625 664.625 670.625 676.625 682.625 688.625 694.625 700.625 706.625 712.625 6 575.050 581.050 587.050 593.050 599.050 605.050 611.050 617.050 623.050 629.050 635.050 641.050 647.050 653.050 659.050 665.050 671.050 677.050 683.050 689.050 695.050 701.050 707.050 713.050 7 575.400 581.400 587.400 593.400 599.400 605.400 611.400 617.400 623.400 629.400 635.400 641.400 647.400 653.400 659.400 665.400 671.400 677.400 683.400 689.400 695.400 701.400 707.400 713.400 8 575.825 581.825 587.825 593.825 599.825 605.825 611.825 617.825 623.825 629.825 635.825 641.825 647.825 653.825 659.825 665.825 671.825 677.825 683.825 689.825 695.825 701.825 707.825 713.825 9 576.450 582.450 588.450 594.450 600.450 606.450 612.450 618.450 624.450 630.450 636.450 642.450 648.450 654.450 660.450 666.450 672.450 678.450 684.450 690.450 696.450 702.450 708.450 10 576.900 582.900 588.900 594.900 600.900 606.900 612.900 618.900 624.900 630.900 636.900 642.900 648.900 654.900 660.900 666.900 672.900 678.900 684.900 690.900 696.900 702.900 708.900 運用波数 ※このリファレンス・チャンネルリストは単独のTVチャンネル、つまり、チャンネルの両端に1MHzのガードバンドが存在することを想定したリファレンス・チャンネルを記載して います。電波の干渉を避けるため、基本的に縦一列のみで運用を行ってください。 ® ※より多くのチャンネルを運用する場合はShureの提供する無償の周波数管理ソフト「Wireless Workbench 6」による算出、管理が有効です。 ® 是非Wireless Workbench 6を利用した周波数コーディネーションをご活用ください。 ULX-D受信機に同梱されているリファレンス・チャンネルプラン 08 New Frequency Band Wireless System Guide ●リファレンス・チャンネルプランを使用した周波数選定 ①まず、総務省から公開されているチャンネルリストを見て、利用可能なTVチャンネル(「○」が付いている箇所)を確認します。 ②リファレンス・チャンネルプランの該当するTVチャンネル下に列挙された周波数が安定した運用を行える可能性の高い周 波数です。電波環境がクリアであればリファレンスの周波数で問題なく運用できます。運用するチャンネル数を考慮しなが ら周波数プランを組んでください。 しかし、このリファレンス・チャンネルプランは「安定した」周波数運用を前提に作成したプランです。利用可能なTVチャンネ ルが連続している場合などはガードバンドを隣接した部分に考慮する必要が無いため、本来はもっと多くのチャンネルを運用 できます。どうすれば最も効率よく、多くのチャンネルを運用できるか…それを実現するのが、無償で提供している周波数 管理ソフトウェア「Wireless Workbench® 6」です。 ●新周波数帯域の周波数選定を簡単・迅速に行える専用ソフトウェア 「Wireless Workbench® 6」 Wireless Workbench® 6(以下WWB6) はShureワイヤレス製品の周波数管理を包括的に行うWindows OS、Mac OS 対応の無償のソフトウェアです。TVチャンネル、ガードバンド、ほかの機器が使用している電波を全て加味した上で運用可能 な周波数を自動で計算し、運用中の電波状況のモニタリングも実行。新周波数帯域での周波数運用にも完全対応していま す。ソフトウェア上で使用する機材や運用する周波数帯域、同時利用チャンネル数を設定すれば、現場の電波状況をスキャ ンし、最適な周波数チャンネルを選出。決定したチャンネルは赤外線経由でボタン1つ押すだけで送信機へ転送可能です。 そのため、日本のレギュレーションに則したチャンネルプランの選出は以下の4つの工程だけで簡単に実行できます。 ①総務省から公表されているチャンネルリストで運用する施設の使用可能チャンネルを確認する。 ②WWB6のTVチャンネル制限ウィンドウで使用できないチャンネルを制限する。 ③使用予定のワイヤレス機器を実際に接続、もしくは仮想的に機器を追加してチャンネル計算ボタンをクリックする。 ④計算された周波数プランを接続された機器に割り当てる。機器を接続していない場合はファイルとしてデータを保存する。 使用できないTVチャンネルのフィルタリングやガードバンドの設定も簡単に実行できるため、チャンネルリストを基に精度の 高い周波数選定を実行可能。Shure製品以外のワイヤレス機器のプロファイルも一部プリセットされているため、該当する ほかメーカーのワイヤレス機器を含めたチャンネルプランニングも行えます。 また、リハーサル時や本番時にWWB6を起動しておけば、運用中の電波状況をリアルタイムでモニタリングできるほか、送 信機から発信されている電波強度の記録が可能。時間軸で状況を把握できるため、使用中の電波と外来電波の判別やド ロップポイントの特定を高い精度で実行できます。さらにWWB6は複数の受信機をネットワークで接続可能。1台のPCで各 種パラメーターのモニタリングおよび受信機設定の変更を一括で行えるため、大規模なワイヤレスシステムもシンプルかつ 効率的に運用できます。 運用する周波数帯域を入力する、もしくは運用しない周 時系列で電波の強弱を視覚的に表示します。リハーサ 設定したデータはPC上に保存が可能。一度設定した 波数帯域を設定することで利用エリアに適した周波数 ル時に会場を動き回りながらモニタリングを実施すれ エリアで設定データを流用できるため、今後のワイヤ ば、時間軸上でどこのエリアがドロップポイントである レス運用を効率的に行えます。 チャンネルを自動で選出。 かを正確に把握できます。 09 New Frequency Band Wireless System Guide Wireless Workbench® 6は以下のサイトから無償でダウンロードできます。 http://www.shure.com/americas/products/software/wireless-workbench/wireless-workbench-6 Wireless Workbench® 6の設定方法は以下のサイトからダウンロードできます。 文書名:Wireless Workbench 6 クイックガイド http://www.shure.co.jp/ja/support_download/downloads/pdf-guides ●iOSデバイスからShureワイヤレスシステムを 遠隔でモニタリングするアプリケーション「ShurePlus™ Channels」 ShurePlus™はiTunes Storeから無償でダウンロード可能なiOS デバイス用アプリです。ShurePlus™を使えばiPhoneやiPadな どのiOSデバイスからRF/オーディオレベル、電池残量、周波数 割り当て状況などの重要なパラメーターをモニタリング可能。アプ リ内課金によるロック解除を行うことで受信機の出力レベル調整、 周波数設定、ミュートなどの制御も行えます。 ●ロック解除で可能になる機能 AXT、ULX-D、QLX-D受信機 周波数割り当て、出力レベル調整、 ミュート、ロック、名称設定 PSM1000送信機 周波数割り当て、ゲイン/レベル調整、RFミュート/レベル調整、モード切替、ロック、名称設定 AXT with ShowLink 送信機のゲイン/周波数変更、RFミュート/レベル調整、ロック、名称設定 ●動作可能機種(2014年8月現在) iPhone 4S/5/5C/5S、iPod Touch 第5世代、iPad Air/2/Retina/Mini 10 New Frequency Band Wireless System Guide ワイヤレス製品紹介 ●帯域別製品/アクセサリーリスト 新周波数帯域の運用の場合、従来の特定ラジオマイク運用周波数に比べて帯域が非常に広くなります。そのため、従来は 1台の送信機、受信機で運用帯域をカバーできていたのに対し、新周波数帯域では帯域ごとに送信機、受信機が分割され る傾向があります。どのように分割されるかはモデルごとに異なるため注意が必要です。 例えばAXT受信機は470MHz~698MHzまで1台の受信機でカバーしていますが、送信機は帯域ごとに4つに分かれてお り、運用する周波数に合わせて適切に選択する必要があります。そのほかのシリーズは基本的に周波数帯域ごとに送信機、 受信機ともに分かれています。異なる対応周波数の送信機、受信機を対応させて使用することはできません。 また、アンテナなどのアクセサリーに関しても1/2波長アンテナのUA8-XXのように周波数ごとにモデルが分かれている製 品もあります。適合していないアンテナを受信機に使用すると受信感度が大幅に低下し、運用ができない可能性があるた め、従来の周波数運用と比べて、機器の選択に関しても十分に注意が必要です。必ず運用する周波数帯域に適した製品を カテゴリー TVチャンネル ワイヤレス・ マイクロホン システム 送信機 806-810 710-714 704-710 698-704 692-698 686-692 680-686 674-680 662-668 668-674 656-662 650-656 644-650 638-644 632-638 626-632 620-626 614-620 608-614 602-608 596-602 590-596 584-590 578-584 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 受信機 AXT 572-578 566-572 560-566 554-560 548-554 542-548 536-542 530-536 524-530 518-524 512-518 506-512 500-506 494-500 488-494 482-488 476-482 周波数(MHz) 470-476 使用してください。 − B帯 470-698MHz G19 (470-530MHz) H18 (518-578MHz) J12 (578-638MHz) L20 (638-698Hz) H4HK (518-578MHz) J5HK (578-638MHz) L3HK (638-698Hz) G1HK (470-530MHz) UHF-R 送受信機※ M6 (692-714MHz) ULX-D インイヤー・ モニター システム スペクトラム マネージャー 送受信機 PSM1000 送受信機 PSM900 送受信機 G50 (470-534MHz) H50 (534-598MHz) L53 (632-714MHz) J51 (572-636MHz) G10J (470-542MHz) J8J (554-626MHz) L8J (626-698MHz) L11J(670-714MHz) G6 (470-506MHz) K1 (596-632MHz) G14 (506-542MHz) AXT600J 470-952MHz AXT630J 470-698MHz AXT631J 分配器 ブースター 608-814MHz UA845J 470‒952 MHz UA844SWB-J 470-952 MHz UA221 10-1000 MHz UA830WB 470-900 MHz UA874WB 470-900 MHz PA805SWB 470-952 MHz HA-8089 470-900 MHz UA860SWB 470-1100 MHz UA864LO 470-698MHz UA864HI アンテナ 530-790 MHz UA864A UA8‐470‐542 (UA820G10) 650‒952 MHz 470-542MHz UA8‐518‐598 (UA820H2) UA8‐554‐638 (UA820J2) 518-598MHz 554-638MHz UA8‐596‐714 (UA820L53) 596-714Hz UA8‐740‐814 (UA820Q) 混合器 L6 (656-692MHz) 740-814Hz PA421A-A 470-952 MHz PA821A-A 470-952 MHz ※モデルにより各周波数帯域に対応していない製品があります。詳しくは12ページを参照してください。 11 New Frequency Band Wireless System Guide ●AXT Wireless Management Network RF干渉、 混信を最大限まで防止する最先端の機能を凝縮しながら Shureワイヤレス最高峰の音響性能を持つフラグシップモデル ■.…1 つの音声信号を2つの独立した周波数で送受信する周波数ダイ バーシティ方式を設定可能。電波干渉が発生しても良好な周波数 側にシームレスに切り替え、音途切れの無い安定した運用が可能。 ■.…デュアルチャンネル受信機AXT400には高度な干渉検出回路を搭 載し、信号品質が低下すると即座にアラートを表示。 ■.…Shureの定評ある音声レベル圧縮技術「ARC」を超える、さらに高 品位な音声圧縮を行い、ワイヤードに匹敵する優れた音質を実現。 ■.…全体域のスキャンと分析を行うスペクトラムマネージャーAXT600 を使用すれば、運用帯域で最適な周波数を自動で選定。複数の安 定した周波数をバックアップ周波数として確保し、信号品質が落ち た場合はバックアップ周波数に瞬時に切り替え可能。 ■.…ShowLinkアクセスポイントAXT610を使用すれば、従来不可 能であった送信機側の周波数切り替えなどの制御をリモートで実 行可能。 ■.…デュアルチャンネル受信機AXT400は470~698MHzの幅広い 帯域を1台でカバー。 ■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless… Workbench®…6」での周波数管理が可能。 ■.…i…OSデバイスからシステムのモニタリング、コントロール(アプリ内課 金) を実現するアプリケーション「ShurePlus™…Channels」に対応。 AXT200/KSM9S-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、シャンパンゴールド) AXT200/KSM9B-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、黒) オープンプライス AXT200/K9HSS-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、シャンパンゴールド) オープンプライス AXT200/K9HSB-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、黒) オープンプライス AXT200/B58-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…58Aマイクヘッド) オープンプライス AXT200/B87A-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Aマイクヘッド) オープンプライス AXT200/B87C-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Cマイクヘッド) オープンプライス AXT200/SM58-XX ハンドヘルド型送信機(SM58マイクヘッド) オープンプライス AXT100-XX ボディーパック型送信機 オープンプライス AXT400J-J デュアルチャンネル・ダイバーシティ受信機 オープンプライス AXT600J スペクトラムマネージャー オープンプライス AXT610 ShowLinkアクセスポイント オープンプライス AXT620J イーサネットスイッチングハブ オープンプライス AXT630J アンテナ分配機 オープンプライス AXT900J ラックマウント型充電ステーション オープンプライス オープンプライス -G19 -H18 -J12 -L20 470~530MHz(TVch13~22) 518~578MHz(TVch21~30) 578~638MHz(TVch31~40) 638~698MHz(TVch41~50) ○ ○ ○ ○ モデル名末尾 対応周波数 ■.……システム構成 送信機 受信機 ○ ●UHF-R Wireless Systems 世界中のSRカンパニーの支持を集めるShureワイヤレスの ワールドスタンダード ■.…特 許取得の音声レベル圧縮技術「ARC(Audio… Reference… Companding)」を採用し、ワイヤレスながらワイヤードマイクロ ホンに匹敵する高品位な音声伝送を実現。 ■.…M 6 モ デ ル は 特 定 ラジ オ マ イクの 専 有 帯 域 で あ る7 1 0~ 714MHzをカバー。 ■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless… Workbench®…6」での周波数管理が可能。 UR2/KSM9/SL-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、シャンパンゴールド) 388,800円 (本体価格360,000円) UR2/KSM9/BK-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド、黒) 388,800円 (本体価格360,000円) UR2/K9HSS-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、シャンパンゴールド) 388,800円 (本体価格360,000円) UR2/K9HSB-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル、黒) 388,800円 (本体価格360,000円) UR2/BETA 58A-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…58Aマイクヘッド) 253,800円 (本体価格235,000円) UR2/BETA 87A-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Aマイクヘッド) 291,600円 (本体価格270,000円) UR2/BETA 87C-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Cマイクヘッド) 291,600円 (本体価格270,000円) UR2/SM58-XX ハンドヘルド型送信機 (SM58マイクヘッド) 226,800円 (本体価格210,000円) UR1-XX ボディーパック型送信機 205,200円 (本体価格190,000円) UR1M-XX ボディーパック型送信機 (超小型タイプ) 356,400円 (本体価格330,000円) UR3-XX プラグオン送信機 194,400円 (本体価格180,000円) UR4D+-XX デュアルチャンネル・ダイバーシティ受信機 626,400円 (本体価格580,000円) UR5-XX ポータブル受信機 216,000円 (本体価格200,000円) -G1HK -H4HK -J5HK -L3HK -M6 470~530MHz (TVch13~22) 518~578MHz (TVch21~30) 578~638MHz (TVch31~40) 638~698MHz (TVch41~50) 692~714MHz(TVch50~52+専有帯域) UR2 ○ ○ ○ ○ ○ UR1 ○ ○ ○ ○ ○ UR1M - - ○ ○ ○ UR3 - - - ○ ○ UR4D+ ○ ○ ○ ○ ○ UR5 - - ○ ○ ○ モデル名末尾 対応周波数 12 ■.…システム構成 New Frequency Band Wireless System Guide ●ULX-D Digital Wireless Systems デジタルならではの音響性能と先進のセキュリティー機能に加え、 圧倒的な多チャンネル性能を備えたデジタルワイヤレスシステム ■.…送 信機のRF出力を1mWにし、運用可能範囲を30mに制限することで従 来の約3倍のチャンネル数での運用を実現するハイデンシティーモードを用 意。4MHzの帯域幅で最大30chの同時運用が可能。 ■.…システム構成 ULXD2/B58-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…58Aマイクヘッド) 129,600円(本体価格120,000円) ■.…極めて安全性の高いAES-256bitの暗号化処理を採用し、秘匿性の 高いワイヤレス運用を実現。 ULXD2/B87A-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Aマイクヘッド) 157,680円(本体価格146,000円) ULXD2/B87C-XX ハンドヘルド型送信機(BETA…87Cマイクヘッド) 157,680円(本体価格146,000円) ■.…24bit/48kHzの高解像デジタル処理により極めて高品位な音響性能を獲得。 ULXD2/SM58-XX ハンドヘルド型送信機(SM58マイクヘッド) 116,640円(本体価格108,000円) ■.…2ch/4ch受信機はDanteネットワーク対応のインターフェースを搭載。イーサネット ケーブルによるシンプルなワイヤリングで多チャンネル・デジタルネットワークを形成。 ULXD2/KSM9-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9マイクヘッド) 248,400円(本体価格230,000円) ■.…特定ラジオマイクの専有帯域である710~714MHzをカバーする広 範な周波数レンジ。 ULXD2/KSM9HS-XX ハンドヘルド型送信機(KSM9HSマイクヘッド、高感度モデル) 248,400円(本体価格230,000円) ULXD1-XX ボディーパック型送信機 116,640円(本体価格108,000円) ULXD4-XX 1chダイバーシティー受信機 213,840円(本体価格198,000円) ULXD4D-XX 2chダイバーシティー受信機 518,400円(本体価格480,000円) ULXD4Q-XX 4chダイバーシティー受信機 969,840円(本体価格898,000円) ■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless… Workbench®…6」での周波数管理が可能。 ■.…iOSデバイスからシステムのモニタリング、コントロール(アプリ内課金) を実現するアプリケーション「ShurePlus™…Channels」に対応。 -G50 -H50 -J51 -L53 470~534MHz(TVch13~23) 534~598MHz(TVch24~34) 572~636MHz(TVch30~40) 632~714MHz(TVch40~52+専有帯域) ULXD2 ○ ○ ○ ○ ULXD1 ○ ○ ○ ○ ULXD4 ○ ○ ○ ○ モデル名末尾 対応周波数 ●PSM1000 In-Ear Monitor Systems ステージパフォーマンスの可能性を広げるShureの ワイヤレス インイヤー・モニターシステム ■.…送信機には高精度のフィルターを採用したデジタル・ステレオ・エンコー ダーを搭載し、エンコードによる音質の劣化を最小限に抑制。 ■.…システム構成 ■.…複 数 の ア ー ティストが 受 信して い る信 号を 個 別 に モ ニター できる 「 C u e Mode 」や最 終 的なモニターミックス調 整を受 信 機 側で行える 「MixMode」機能など、インイヤー・モニター環境に最適な機能を装備。 P10T-XX デュアルチャンネル送信機 626,400円(本体価格580,000円) P10R-XX ボディーパック型受信機 194,400円(本体価格180,000円) ■.…特定ラジオマイクの専有帯域である710~714MHzをカバーする広 範な周波数レンジ。 ■.…受信機は安定した電波受信を実現するダイバーシティ方式を採用。 ■.…送信機は充実の2ch構成。 ■.…ネットワーク接続に対応し、周波数管理ソフトウェア「Wireless… Workbench®…6」での周波数管理が可能。 ■.…iOSデバイスからシステムのモニタリング、コントロール(アプリ内課金) を実現するアプリケーション「ShurePlus™…Channels」に対応。 -G10J -J8J -L8J -L11J 470~542MHz(TVch13~24) 554~626MHz(TVch27~38) 626~698MHz(TVch39~50) 670~714MHz(TVch47~52+専有帯域) モデル名末尾 対応周波数 P10T ○ ○ ○ ○ P10R ○ ○ ○ ○ ●PSM900 In-Ear Monitor Systems インイヤー・モニター環境を手軽に導入できるコスト・パフォーマンスモデル ■.…送信機には高精度のフィルターを採用したデジタル・ステレオ・エンコー ダーを搭載し、エンコードによる音質の劣化を最小限に抑制。 ■.…システム構成 ■.…複 数 の ア ー ティストが 受 信して い る信 号を 個 別 に モ ニター できる 「CueMode」や最終的なモニターミックス調整を受信機側で行える「Mix… Mode」機能など、インイヤー・モニター環境に最適な機能を装備。 P9T-XX シングルチャンネル送信機 156,600円(本体価格145,000円) P9RA-XX ボディーパック型受信機 118,800円(本体価格110,000円) ■.…送信機はコンパクトなハーフラックの1chタイプ。 モデル名末尾 対応周波数 -G6 -J14 -K1 -L6 470~506MHz(TVch13~18) 506~542MHz(TVch19~24) 596~632MHz(TVch34~39) 656~692MHz(TVch44~49) P9T ○ ○ ○ ○ P9RA ○ ○ ○ ○ 13 New Frequency Band Wireless System Guide ●ワイヤレスアクセサリー アンテナ分配器 UA845J 226,800円(本体価格210,000円) ■ 最大5台の受信機を接続可能。 ■ AC電源の供給が可能。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜952MHz) 。 ■ 電源:AC100V、50/60Hz、15W ■ 寸法・質量:幅483×高45×奥行295mm、3.3kg ■ 付属品:50Ω同軸ケーブル (60cm) ×12 ■ アクティブアンテナ用電源電圧:DC12V、150mA アンテナ分配器 UA844SWB-J 151,200円(本体価格140,000円) ■ 最大4台の受信機を接続可能。 ■ DC14〜18Vの電源供給が可能。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜952MHz) 。 ■ 電源:DC14〜18V (3A) 、付属のACアダプター (AC100V、50/60Hz) ■ 寸法・質量:幅483×高45×奥行172mm、1.6kg ■ 付属品:50Ω同軸ケーブル (約50cm) ×8、50Ω同軸ケーブル (約180cm) ×2、 ワッシャー×2、 ナット×2、 バルクヘッドアダプター×2、 DC電源供給用ケーブル×8、 ACアダプター、 ハードウェアキット一式 ■ アクティブアンテナ用電源電圧:DC12V、150mA インライン・パワーサプライ アンテナ・ブースター UABIAST-J 16,200円(本体価格15,000円) UA830WB 42,984円(本体価格39,800円) ■ アンテナケーブルの引き回しによる損失を補償し、 受信機から離れた ■ BNC同軸ケーブルで12VDCのバイアス・パワーを供給。 ■ アクティブ指向性アンテナUA874WBやアンテナ・ブースターUA830WB 場所へのアンテナの設置が可能。 ■ アンテナとレシーバーの間は、RF信号によるパススルー。 ■ ゲインは、 ケーブル長に応じて3dB (7.5m以下) または10dB (7.5m以上) を選択。 ■ パワー・インジケーター装備。 ■ 付属のマウンティング・フランジ以外に、 マイクスタンドへの取付も可能。 ■ 電源アダプター (PS23J) 付属。 ■ 2台までの直列接続に対応。 ■ アクティブアンテナ用電源電圧:DC12V、400mA ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜900MHz) 。 と一緒に使用。UABIAST1つで3つまでの電源供給が可能。 ■ 電源:DC12V (接続元の受信機や分配器から供給) 、 0.6〜0.72W ■ 寸法・質量:幅32×高67×奥行112mm、420g ■ 構成品:アンテナ・ブースター、 マウンティング・フランジ ■ 消費電流:60mA アクティブ指向性アンテナ パッシブ指向性アンテナ UA874WB 82,080円(本体価格76,000円) ■ 送信機のエリアを的確かつ高い感度で狙うことができるため、 コンサー ト会場やスタジアムなどの広い会場に最適。 ■ +12dB、 +6dB、0dB、 −6dBの4段階のゲインを設定可能。 ■ 天井、壁、 マイクスタンドへの取付が可能。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜900MHz) 。 ■ 電源:DC12V (接続元の受信機や分配器から供給) 、0.68W PA805SWB 75,600円(本体価格70,000円) ■ 軸上のアンテナゲインは6.5dBi。受信範囲はカーディオイド型で、 100゜ の範囲内では感度が3dB向上。 さらに、狙ったエリア以外の 感度が低いため、 ノイズは減少。 ■ 天井、壁、 マイクスタンドへの取付が可能。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜952MHz) 。 ■ 寸法・質量:幅378×高334×奥行28mm、319g ■ 寸法・質量:幅359×高316×奥行36mm、317g ■ 消費電流:60mA パッシブ無指向性アンテナ ヘリカル指向性アンテナ HA-8089 124,200円(本体価格115,000円) ■ 57° の範囲をカバー。軸上のアンテナゲインは14dBi。 さらに、狙ったエリア以外の感度が低いためノイズは減少。 ■ 送信機のアンテナの角度に関わらず、一定の感度で受信可能。 UA860SWB ■ 全天候型のため、屋外でも使用可能。 ■ケ … ーブル長が7.6m以上の場合はアンテナ・ブースターUA830WB の使用を推奨。 ■ アンテナ分配器 (UA845J、UA844SWB-J) との併用も可能。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜1100MHz) 。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜900MHz) 。 ■ 寸法・質量:Φ39×高284mm、275g ■ 寸法・質量:最大径350×全長330mm、1.7kg ■ 付属品:スタンドアダプター、 スレッドアダプター (5/8→3/8) 、50Ω 同軸ケーブル (60cm) 、50Ω同軸ケーブル (7.6m) 14 70,200円(本体価格65,000円) New Frequency Band Wireless System Guide 壁/天井取付白アンテナ UA864 1/2 波長アンテナ 64,800円(本体価格60,000円) ■ 壁や天井に取り付けるアンテナ。白の筐体は目立たず、会議室などの UA8 9,072円(本体価格8,400円) ■ 運用する周波数帯域により製品名末尾に周波数帯域幅が表記されます。 例) UA8-470-542 (周波数帯域470MHz〜542MHz対応モデル) 設置に最適。筐体は環境に合わせた塗装も可能。 ■ 送信機の距離やケーブルの長さにより、 ゲイン設定可能。+10dB、 0dB、 −10dB、 −20dBの4段階。ゲイン設定を表示するLED付。 ※運用する周波数帯域、製品に応じて適切に選択してください。 ※以下のアンテナは該当する製品に使用可能な帯域幅を有していますが、 製品に同梱された ■ 最大100° までをカバー可能 (3dBビーム幅、環境に依存) 。 純正のアンテナとは異なります。純正のアンテナをご希望の場合は、 各製品ページの付属 ■ 周波数帯域に応じたモデルを用意。 品欄、 1/2波長アンテナの品番を参照してください。 UA864LO:470〜698MHz、 ■ 対応表 UA864HI:530〜790MHz、 UA864A:650〜952MHz (B型) 製品名 AXT400J UR4D ■ H176×W176×D51mm、487g UA8‐470‐542 G19 G1HK MW4D G50 ■ 構成品:白アンテナ、壁/天井取付金具一式 UA8‐518‐598 H18 H4HK H50 H53 ■ 消費電流電圧:DC12V、60mA UA8‐554‐638 J12 J5HK J51 J51 K1 J8J UA8‐596‐714 L20 L3HK/M6 L53 L53 L6 L8J/L11J AB JB UA8‐740‐814 リモート・マウント・アンテナキット UA505 ○ ULXD QLXD SLX4 ○ BLX4R P9T P10T G6/G14 G10J ○ パッシブ・アンテナ分配キット 5,400円(本体価格5,000円) UA221 34,560円(本体価格32,000円) 壁面などにアンテナを取り付ける際に使用。 2本のアンテナで受信した信号を2台の受信機に分配。 ■ 構成品: ブラケット、 ワッシャー、 ナット、 バルクヘッドアダプター ■ 構成品:分配器×2、50Ω同軸ケーブル (60cm) ×4、 バルクヘッドアダプター×2、 メス-メスコネクター接続アダプター×2 50Ω同軸ケーブル UA850 29,160円(本体価格27,000円) ■ ケーブル長:15m ■ コネクター:BNC→BNC UA825 15,120円(本体価格14,000円) ■ ケーブル長:7.5m ■ コネクター:BNC→BNC アンテナ混合機 PA421A-A 324,000円(本体価格300,000円) ■ 最大4台の送信機を接続可能。 ■ DC15Vの供給が可能な電源出力端子を4つ装備。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜952MHz) 。 ■ 電源:AC100V、50/60Hz、80W ■ 寸法・質量:幅401×高43×奥行365mm、4.3kg ■ 付属品:50ΩBNC同軸ケーブル (約60cm) ×4、50ΩBNC同軸ケーブル (約30cm) ×1、DC電源供給用ケーブル×4、電源ケーブル、 ラックマウントねじ ■ 対応製品:P10T、P9T アンテナ混合機 PA821A-A オープンプライス ■ 最大8台の送信機を接続可能。 ■ 対応周波数帯域:新周波数帯域・B型 (470〜952MHz) 。 ■ 電源:AC100V、50/60Hz、70W ■ 寸法・質量:幅401×高43×奥行365mm、4.8kg ■ 付属品:50ΩBNC同軸ケーブル (約60cm) ×8、50ΩBNC同軸ケーブル (約30cm) ×1、電源ケーブル、 ラックマウントねじ ■ 対応製品:P10T、P9T 15 New Frequency Band Wireless System Guide 第4章 Q&A ●新周波数帯域の運用に関するQ&A Q. TVチャンネルリストはどこで入手ができるか? A.総務省のウェブサイトでPDFファイルをダウンロードできます。調査済みのエリアが随時追加されますので、最新の情報を確認してくださ い。また一般社団法人700MHz利用推進協会のウェブサイトではExcelに変換したデータも公開されています。 Q. 使用したい場所・施設がTVチャンネルリストに無い場合はどうしたら良いか? A.TVチャンネルリストに無い場所でホワイトスペース帯域を運用することは原則としてできず、TVチャンネルリストに追加を依頼する必要が あります。現行A型で免許登録をしている場合は700MHz利用推進協会が行っているホワイトスペースチャンネル検討サービスを利用す ることで、エリア・施設の追加を依頼できます。詳しくは700MHz利用推進協会へお問い合わせください。 現行A型ワイヤレスマイクを保有していない方でTVチャンネルリストの追加を行いたい場合は、一般社団法人特定ラジオマイク運用調整 機構(特定ラジオマイク利用者連盟が法人化し、名称を変更)へお問い合わせください。 Q. 新周波数帯域における運用調整はどのように行うのか? A.今までのA型ワイヤレスマイクの運用調整と同じく、特定ラジオマイク運用調整機構が引き続き運用調整を行います。 Q. 新周波数帯域の運用チャンネルはどのように選択すればいいのか? A.従来のA型ワイヤレスマイクの運用と異なり、ホワイトスペースの運用チャンネルは場所ごとに使える帯域が異なります。そのため、運用 するエリアで利用可能なチャンネルを確認して計算する必要があります。新しい帯域における運用方法は3ページを参照してください。 また、新周波数帯域での周波数プランの作成から運用・管理をサポートするShureのソフトウェアWireless Workbench® 6の使い方をわ かりやすくレクチャーする「ワイヤレス・ワークベンチ・スクール」や各種セミナーも随時開催しています。ご参加に関しては弊社までお問い 合わせください。 Q. 新周波数帯域で運用する場合の電波利用料と運用調整費はいくらか? A.2014年10月1日以降の電波利用料、運用調整費は以下の金額となりました。 【周波数移行に伴う免許申請手続き関連費用の一覧】2014年10月1日現在 参考 項目 総務省 特ラ機構 単位 費用 新設免許申請手数料(電子) 初期費用 局数 ¥2,550(紙:¥3,550) 変更申請・届手数料 初期費用 局数 ¥0 電波利用料 年額 局数 ¥600又は¥800 新設免許申請書類 取扱費 初期費用 局数 ¥5,000 変更申請・届書類 取扱費 初期費用 局数 ¥2,500 入会金 初期費用 1加入 ¥20,000 年会費 年額 1加入 ¥48,000 マイク局数 2013年度 ¥1,200 ※1 固定 年額 移動 年額 ※2 運用調整費 マイク局数 ※2 2014年度 ¥900 2013年度 ¥3,600 2014年度 ¥2,700 ※1 移行先周波数における特ラ機構会員費用は今後変更される可能性があります。 ※2 新周波数帯域への移行により増加した交換本数分はカウントされません。 2014年10月1日、「新周波数帯特定ラジオマイク」における特例が認められ、使用周波数幅の算出方法が変わりました。電波利用料 は製品により600円または800円に分かれ、従来よりも安い価格での運用が可能となっています。TVホワイトスペースの場合は470~ 710MHzに対応した製品の電波利用料が600円、470~710MHzに加えて特定ラジオマイク専有帯域(710~714MHz)に対応した 製品の電波利用料が800円となります。同じシリーズであっても運用する送信機の利用帯域により電波利用料が変わるため注意が必要で す。例えばShureのUHF-Rワイヤレスの場合、638~698MHzに対応したUR2/SM58-L3HKの電波利用料は600円ですが、692~ 714MHzに対応したUR2/SM58-M6の電波利用料は800円です。 16 New Frequency Band Wireless System Guide Q. AXT200、PSM1000は電波を2波分送出するが、免許も2つ必要なのか? 「単一の無線局として管理することが合理的」 との考えから、無線局免許手続き規則第2条、第9項の規定によ A.総務省は上記の機器について、 り、無線局免許は1局として扱われることとなっています。そのため、電波利用料は1波分の申請です。 Q. 電波法の改正に伴い、運用方法が変わる機材はあるか? A.今回の周波数移行に伴い、空中線出力の絶対利得が2.14dB以下から7dB以下に変更になったことで、インイヤー・モニターシステムのアンテ ナにPA805 (指向性パッシブアンテナ) も使用可能になりました。 ●700MHz利用推進協会による終了促進措置について Q. 新しい機材は自己負担で購入しなければいけないのか? A.認定開設者が終了促進措置を実施するにあたって費用負担をすることが定められています(総務省告示513号)。なお、費用負担の範囲、 方法、実施時期等は免許人との協議によって決められる予定です。 Q. 現行A型ワイヤレス機器を新周波数帯域ワイヤレスに入れ替える場合、どこに問い合わせたらよいのか? A.2012年12月、認定開設者により周波数移行の推進を行う700MHz利用推進協会(http://www.700afp.jp/)が設立されました。現 在、この団体が中心となって周波数移行の各種調整を行っています。そのため、現行A型の免許を取得しているワイヤレスマイクの入れ 替えに関しては、700MHz利用推進協会へお問い合わせください。 Q. 交換先の機器を何にしたらよいか相談したい。 A.従来ワイヤレス製品を購入されているお取引先やヒビノ株式会社、ヒビノインターサウンド株式会社までお気軽にお問い合わせください。 Q. 中小企業投資促進税制措置を適用し、税制面の優遇措置を受けたいが、Shure製品は適用対象になるか? A.新周波数帯域対応のAXT、UHF-R、ULX-D、PSM1000、PSM900はすべて先端設備の要件を満たす証明書の取得が可能です。優 遇措置の適用かどうかに関してはそのほかの適用条件もあるため、税理士、国税局等にご確認ください。先端設備の要件を満たす証明書 の発行は、ご購入される販売店にご相談ください。 Q. 周波数移行に伴い、B型ワイヤレスも使えなくなるのか? A.いいえ。今回の周波数移行にB型は含まれておらず今後も使用可能です。 Q. 現行A型ワイヤレス機器はすぐに使えなくなるのか? A.いいえ。免許をすでに取得している特定ラジオマイクは2019年3月31日まで使用可能です。しかし、認定開設者の終了促進措置の進行 によっては2019年3月31日以前に使用できなくなる可能性がありますが、その場合は認定開設者とそのエリアで運用を行っている免許 人の合意が前提となります。 Q. 新しい周波数帯域はアメリカのワイヤレス帯域と近そうだが、アメリカのワイヤレス機器を日本国内で使用することは可能か? A.日本国内で使用するワイヤレスマイクは技術基準適合証明や工事設計認証を受けている必要があります。そのためアメリカで販売されて いるワイヤレス機器を持ち込んで使用すると、不法無線局とみなされる可能性があります。 Q. 今まで全国を移動してワイヤレスを使用しても周波数帯域は変わらなかったが、今後は地域によって複数の周波数帯域を持たなければい けないのか? その場合の補償はどうなるのか? A.今回の周波数移行の終了促進措置の前提として、「従来と同様の運用を確保するために必要な機器は補償の対象」となります。具体的な 補償対象に関しては認定開設者と免許人との協議により決まります。また各メーカー、各モデルによりカバーしている周波数帯域は異なり ます。モデルによって必要となる数量も変わりますので、機器の選定に関してはメーカー、販売代理店などにご相談ください。 17 N W S ヒビノは2 0 1 4 年に設 立 5 0 周 年を迎えました。 ●このカタログに掲載されている商品を安全にお使いいただくために、 設置・運用には十分な安全対策を行ってください。 ●価格には、 配送や設置、 使用済み機器の引き取りにかかる費用は含まれておりません。 ●商品写真は、出荷時のものと一部異なる場合があります。 ●このカタログの掲載内容は2014年11月現在のものです。仕様及び外観は予告なく変更されることがありますので、 ご了承ください。 ●このカタログに記載されている商品名、会社名等は各社の登録商標、 または商標です。
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