レポート - Team LeMans

SUNOCO TEAM LEMANS
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
2016年 SUPER FORMULA シリーズ
第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート
SUNOCO TEAM LEMANS
2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート
大会概要
2016年 全日本 スーパーフォーミュラ 選手権 第3戦
大会名称
2016年 全日本 スーパーフォーミュラ 選手権 第3戦 富士スピードウェイ
開催日時
7月16日 土曜日(予選)
7月17日 日曜日(決勝)
開催サーキット
富士スピードウェイ(1周 4.563km)
住所:静岡県駿東郡小山町中日向694
同時開催レースカテゴリー
・2016 全日本フォーミュラ3選手権 第9戦&第10戦
・2016 N-ONE OWNER’S CUP Rd.7 ・GTアジア シリーズ 第7戦&第8戦
・WAKO’S スーパーカートカップ 第4戦
主催
富士スピードウェイ株式会社 / FISCOクラブ
公認
国際自動車連盟(FIA)/ 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)
認定
株式会社日本レースプロモーション(JRP)/ 日本フォーミュラスリー協会(JF3A)
モータースポーツアジア(MSA)/ Hondaワンメイクレース事務局(HORS)
後援
静岡県小山町 / 御殿場市 / 裾野市 / 公益社団法人静岡県観光協会 / 小山町観光協会 / 御殿場市観光協会
裾野市観光協会 / K-mix / 東京中日スポーツ / 中日スポーツ
SUNOCO TEAM LEMANS
2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート
SUNOCO TEAM LEMANS 参戦体制
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
ドライバー:ナレイン・カーティケヤン
出身地:インド
生年月日:1977年1月14日
身長:168cm
体重:65kg
血液型:RH+A
エントラント代表:土沼 広芳
監督:山田 健二
チーフエンジニア:田中耕太郎
チーフメカニック:小倉 啓悟
#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
ドライバー:小林可夢偉
出身地:兵庫県
生年月日:1986年9月13日
身長:170cm
体重:63kg
血液型:RH+AB
エントラント代表:土沼
監督:山田
チーフエンジニア:山田
チーフメカニック:寺尾
広芳
健二
健二
由貴
SUNOCO TEAM LEMANS
2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート
レース情報
予選(7月16日)
天気:小雨 / コース状況:ウエット
気温:21度(予選開始時)
路面温度:22度(予選開始時)
湿度:95%(15時)
予選開始:14時45分
前戦から2カ月弱という長いレース間隔をおいての第3戦は、チーム本拠に近い富士スピードウェイがそのステージだ。
今季序盤の2戦は厳しい戦況が続いてしまったSUNOCO TEAM LEMANSだが、心機一転、ここからの巻き返しを目指す。
富士スピードウェイといえば、その最大の特徴は世界有数、約1.5kmにもおよぶロングストレートである。
スーパーフォーミュラはそのストレートにおいて、300km/hを超える速度域で争う。その迫力はまさに世界水準のそれだ。
SUNOCO TEAM LEMANSの小林可夢偉とナレイン・カーティケヤンも、頂点を狙いライバルたちと激しく競い合う覚悟である。
予選前日の練習走行はウエットコンディション。そして予選日、やはりウエットでのフリー走行を経て、公式予選が始まった。
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
ナレイン・カーティケヤン選手
予選結果:12位(予選Q2ベストタイム:1分44秒402)
予選日の富士の空模様は、とにかく「微妙」のひとことに尽きるものだった。雨は本格的な降りにはならないがものの、
完全にあがることもなく、路面の水量も微妙に変化し続ける難しいコンディション。カーティケヤンはQ1で7位となり、
3戦連続でQ2に進むと、今季初のQ3進出を狙った。だがQ2では今季の予選ベスト順位を更新するも、12位にとどまる。
#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
小林可夢偉選手
予選結果:9位(予選Q2ベストタイム:1分43秒519)
20分あるQ1のセッション中、小林はほぼ一貫してタイムモニターの上位にその名を刻み、最終的には6位でここを通過。
2戦ぶりのQ2突破も難なく決めるかと思われたが、Q2終盤、路面が乾く方向のなかで熾烈な順位変動があり、0.055秒差で
Q3進出枠の8位以内を逃す。「マシン的に、路面が乾いてくると厳しかったですね」。決勝で中団からの追い上げを期す。
SUNOCO TEAM LEMANS
2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート
レース情報
決勝(7月17日)
天気:曇り / コース状況:ドライ
気温:25度(レース開始前)
路面温度:27度(レース開始前)
湿度:67%(12時)
決勝レーススタート:14時00分
決勝レース予定周回数:55周
#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
ナレイン・カーティケヤン選手
決勝結果:7位(所要時間:1時間25分56秒268、ベストラップ:1分26秒840)
決勝日の天候は曇り。ただ、朝のフリー走行はまだ路面に水が残っている状態で始まり、それが徐々に乾いていく展開に。
予選上位のマシンが1台欠場となったため、カーティケヤンは11番グリッドに繰り上がり、ドライの決勝レースを迎える。
1周目に10番手、2周目に9番手へと順位を上げたカーティケヤンは、セーフティカー導入となった際の16周目終了時、
他の多くのマシンと同様に給油のためのピットインを行なった。順位変わらず、9番手のままレース中盤以降の戦いへ。
29周目に10号車に先行して8番手。すると後半には3〜9番手が一列に並ぶ局面もあったくらいの接戦のなかで奮戦し、
前に3号車、後ろ1号車という形勢のまま6番手まで上がる。ゴール直前で1号車にパスされるも、7位で今季初入賞を決めた。
#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14
小林可夢偉選手
決勝結果:10位(所要時間:1時間26分30秒721、ベストラップ:1分27秒064)
小林は8番グリッドからのスタートに。しかし1周目はライバルたちとの接近攻防を連続的に強いられる厳しい流れのなか、
1コーナー(TGRコーナー)で他車に押されたり、へアピン(アドバンコーナー)では2号車と接触したりと、辛い状況も。
序盤戦、9〜11番手でレースを進めた小林は多くのマシンと同じく16周目終了時に給油ピットインを敢行、順位は13番手に。
ここで全車がルーティンピットを終えたとみられる状況になったため、このままでは大幅な順位アップは望めない。
そこで小林はもう一度ピットへ。ほぼ最後尾まで下がるが、フレッシュなタイヤに履きかえるというチャレンジ策を実行する。
その後、1周目の件でドライブスルーペナルティを受けもしたが、粘り強く走り、上位の脱落もあって10位でゴールした。
SUNOCO TEAM LEMANS
2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート
レース情報
ナレイン・カーティケヤン選手のコメント
雨絡みの予選はトリッキーな展開で、Q2ではミスもありました。あれがなければQ3進出ラインに接近できたかもしれません。
レース序盤のマシンのフィーリングはそれほど良くはなかったのですが、レースが進むとだんだん良くなっていきましたね。
何台かのマシンをコース上でパスしましたし、とてもエンジョイできたレースでした。ただ、終盤はブレーキに問題が出て、
それもあって最後に1号車に抜かれてしまいました。でも、自分とチームの今季初ポイントを獲得できたことは良かったです。
小林可夢偉選手のコメント
1周目は1コーナーで誰かに押されて、それで遅れをとることになったんです。その後は36号車と競り合っていたんですけど、
ヘアピンで僕たちのアウト側から2号車がターンインしてきた時に、彼に当たるかたちになってしまったという状況でした。
もっとマシンの改善をしていかないといけませんね。明日の富士テストを含めてしっかりやって、次戦で頑張りたいと思います。
チャンピオンシップのポイント的には上位ともそんなに離れていませんから、まだまだチャンスはあると思っています。
山田健二監督のコメント
セッティングに関して新しいトライもしてきているなか、こういう天候の週末になったことは我々にとって厳しい状況でした。
最初にドライコンディションでの走行データを取れたのが決勝レース直前の8分間フリー走行、という展開でしたからね。
この高いレベルのスーパーフォーミュラの戦いにおいては、それでうまくいくような甘いものではないということです。
ただ、今日のレースでデータを取れましたし、明日のテストも含め、次戦もてぎに向けて問題点を解決していきたいと思います。
今季初ポイントを獲得できたことはポジティブに考えつつ、やるべきことをしっかりやっていって、優勝を目指します。
勝ちたいという気持ちがないと次にはつながりません。そして今、我々はどのチームよりもその気持ちが強いと思っています。
シリーズランキング
ナレイン・カーティケヤン
小林可夢偉
:14位/2ポイント
: ー位/0ポイント
チーム(#7+#8)
:9位/2ポイント
SUNOCO TEAM LEMANS
2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 シリーズ 第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート
観客動員数
開催期間中 延べ入場者数
約35,100人
7月16日 土曜日(予選日、天気:小雨)12,300人
7月17日 日曜日(決勝日、天気:曇り)22,800人
イベントへの参加報告
ピットウォーク
開催日程:7月16日
7月17日
11:20〜12:00
11:05〜11:45
キッズウォーク
開催日程:7月16日
17:35〜18:05
主催:日本レースプロモーション、富士スピードウェイ
参加者:N.カーティケヤン、小林可夢偉
ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、
グッズ提供を行い、沢山のお客様をお迎えすることが
出来ました。
また、キッズウォークではお子様を対象に握手&サイン会、
キッズ限定グッズなどの提供を行いました。
グリッドウォーク
決勝レース前に実施。
TOYOTAイベント 解体ショー&搭乗体験
SF13車両にて開催されました。
たくさんの観客を集め盛大に行われました。