1. 神経系とは 神経系 : 情報伝達の役割をする組織 例) 脳が痛みを感知することで、痛みを感じる 体の部位を傷害 神経を伝わる 脊髄 神経を伝わる 痛みを感じる 脳 1. 神経系の仕組み 神経 細胞 神経系の働き シグナルとして情報を伝える 神経細胞の間には隙間がある 神経伝達物質が必要 神経伝達物質 神経伝達物質の例 アドレナリン 運動時などに分泌 情報を伝える アセチルコリン 体を休めている時に分泌 1. 神経系の分類 神経系 中枢神経 脳 脊髄 人の体の 中枢を担う 体性神経 意思によって動かせる 知覚神経 末梢神経 脳・脊髄以外 自律神経 意思によって動かない 運動神経 交感神経 副交感神経 2. 脳で働く神経伝達物質 ノルアドレナリン(NA) 興奮 意欲 不安 集中力 セロトニン(5-TH) 情緒 食欲 運動 睡眠 ドパミン(DA) 快感 学習 アセチルコリン(ACh) 学習 記憶 意欲 集中力 意識 睡眠 2. 復習 神経伝達物質 ノルアドレナリン(NA) セロトニン(5-TH) ドパミン(DA) アセチルコリン(ACh) 役割 ・ 神経の興奮に関与 ・ 意欲、不安、恐怖と関係 ・ 集中力や記憶力を高める ・ 精神を安定させる作用をもつ ・ 食欲や体温調節、運動、睡眠など様々な体の機能に関与 ・ 快感や学習、意欲に関わる ・ 脳の覚醒や集中力を高めるなども行う ・ 学習、記憶に関わる ・ 眠りや目覚めにも関与 3. 交感神経 運動をしている時 自律神経 交感神経 瞳孔散大 気管支拡張 血管収縮 副交感神経 アドレナリンやノルアドレナリン が分泌される 交感神経を興奮 a1 血管収縮 b1 心機能亢進 b2 気管支拡張 血圧上昇 心機能亢進 3. 副交感神経 自律神経 体を休めている時 アセチルコリンが分泌される 副交感神経を興奮 交感神経 胃酸分泌 大量の唾液 副交感神経 腸管運動促進 心機能抑制 肺 胃 小腸 ・大腸 膀胱 ムスカリン受容体 4. 自律神経と効果器の働き 交感神経 器官 副交感神経 散大 瞳孔 縮小 分泌 (濃い粘りのある液) 唾液 分泌 (大量の薄い液) 拡張 気管支 収縮 収縮 末梢血管 拡張 亢進 (拍動数増加) 心機能 抑制 (拍動数減少) 抑制 消化管運動 (胃腸の蠕動運動) 亢進 分泌抑制 胃液・膵液 分泌増加 排尿を妨げる 膀胱(排尿) 排尿促進 4. 自律神経に作用する薬 自律神経 交感神経 抑制 (受容体阻害) 心 機 能 抑 制 ( 降 圧 薬 ) 血 管 拡 張 ( 降 圧 薬 ) 副交感神経 興奮 (受容体刺激) ( 喘気 息管 治支 療拡 薬張 ) 血 管 収 縮 ( 昇 圧 剤 ) 心 機 能 亢 進 ( 強 心 薬 ) 抑制 (受容体阻害) 排 尿 消 抑 化 制 ( 鎮管 ( 頻 痙運 尿 剤動 治 )抑 制 療 薬 ) 興奮 (受容体刺激) ( 腸消 麻化 痺管 の運 改 善動 な改 ど善 )
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