大和スコラー2016

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大和スコラー2016
モニーブ・バーバ
2014年にインペリアル・カレッジ・ロンドンで修士(航空工学)。来日するまで川崎重工担当統合マネージャー
として、ロールス ・ ロイス plc に勤務。 2 つの主要なエンジニアリング会社の設計工学関係の強化に努めた。出
張と休日を兼ね、2015 年秋に初めて日本を訪れた。日本への関心は、伝統的な折り紙と任天堂のゲームが最初の
きっかけだった。学問的関心は乱気流のモデリングで、戦略的な管理に興味を持っており、研究を統合させ高度
な技術戦略を開発するキャリアを追求したい。
オラセインデ・ジェゲデ
2012 年にマンチェスター大学で学士(航空宇宙工学)、さらに2016年に博士課程(航空宇宙工学)を修了。日
本語学習に関心を持ち自分で漢字も学習した。日本のアニメを楽しみ、マンチェスター大学の日本協会の長年の
メンバーである。日本の航空力学や宇宙システム デザイン分野で経験を積みたい。その後、日本で働きながら
JAXA などの航空宇宙部門でのキャリアを追求したい。こういった経験を元に、国際的な企業にて、日本の航空宇
宙産業との取引等の仕事をしたいと考えている。
ケリー・ マドックス
2008 年と 2012年にいずれもランカスター大学で学士と修士(歴史)、2016年に同大学で博士課程(歴史)修
了。日本文化と歴史に長年興味を持ち、13 歳の時から松濤館空手を実践している。学士論文は、20 世紀の日米
の帝国主義の比較であった。母校で初心者のための日本語コースを取り、2013 年東京の上智大学で 6 週間の日本
語集中コースを修了した。学術分野でのキャリアを追究したく、ヨーロッパ帝国の集団暴行に関する最近の研究
との関連で、日本帝国(1937年-1945 年)の戦争行為の特徴を博士論文とした。
ベンジャミン・サイクス-トンプソン
ロンドン大学バートレット建築学校で学士(建築)。日本への長年の興味は、曽祖父が日本で働いていたことと、
祖父と父が日本で生まれて働いていたという事実である。 2012 年にギャップイヤーの間に 3ヶ月ティーチング
アシスタントとして来日、2015年夏には兄弟と父親を伴い再来日。非常にシンプルなフォームで、空間に対する
モーメントへの美しい感性で表現されている日本の建築についての知識を深めて、建築家としての資格を確立
し、実務を続けたい。
ユアン・テイラー
王立スコットランド音楽院で学士(音楽、ジャズ コントラバス)。日本の音楽に興味を持ち、日本の民謡に影響
された作曲を行っている。久石穣と坂本龍一は、ユアンの音楽的な英雄である。2015 年 7 月に 3 週間日本を訪
問し、東京で音楽のライブ イベントに参加した。奨学期間中に地域のアーティストや日本の音楽家とネットワー
クを作り、特に日本の音楽、琴について学びたい。朝倉彩と八木美知依のように即興音楽の作成にジャズと琴の
知識を応用したい。演劇及び映画のための作曲を中心としたプロのミュージシャンを目指している。
アリーシャ・ウォン
2016年、インペリアル・カレッジ・ロンドンで修士課程(化学工学)修了。日本のアニメや漫画に対する関心
は、8 歳の時に芽生えた。2003 年に家族と共に来日し、日本のお風呂、ハローキティの展示等が印象に残った。
医薬品の世界的リーダーとしての日本に関心を持った。化学技術者として専門を活かし、国際的製薬企業でグロ
ーバルなキャリアとして専門的な経験を得た上で、日本の製薬会社との橋渡しをしたい。
201610 大和日英基金
東京事務局
和訳