NO.12 平成18年 4月1日発行

人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
No.12 平成18年4月1日発行
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平成17年度 卒業生
大 学院第一期修了生「臨床心理士」資格試験に8名中7名合格!
平成 17 年度「臨床心理士」資格試験(日本臨床心理士資格認定協会)に、本学大学院第一期修了生8名(平成 17 年3月修了)
が試験に臨み、7名が合格いたしました。(平成 16 年度「臨床心理士」資格試験合格率(全国平均)は 61.2%)
合格までの歩み
たが、資格試験には専門の臨床心理学の問題のみではなく、
大学院での授業だけではなく、200 時間以上の学外施設で
関連法規や薬物に関する問題も出題されるとあって、その対
の実習活動をこなしながら、修士論文の作成を目標とした研
応には大変苦労したようです。そのうちの数名は、毎週木曜
究活動にも精力的に取り組んでいました。この実習時間には、
日に大学の実習室に集合して、協力して臨床心理士試験の過
1 年半にわたり毎週 1 日の病院実習、あるいは、1 週間合宿
去問題を解いたり、本番と同じタイムスケジュールで「模擬
しての施設実習等に加えて、大学附属臨床心理相談室や教育
試験」をしたりと、限られた時間で工夫しながら受験勉強を
機関等での相談活動を含みます。このような実践活動を支え
行っていました。このような院生同士の協力関係は、第一期
たのは教員側が心理臨床活動を自ら行っているため、質の高
生であるがために様々な試行錯誤をしながら協力してきたこ
いケースカンファレンスやスーパービジョンを提供できたこ
との成果でありました。また、このような関係は、教員と院
とによるものと考えられます。本学の実習重視のカリキュラ
生の間にも築かれていて、非常に支持的な雰囲気の中で受験
ムは、実践的な力をみようとする認定試験の傾向にうまく合
を行うことができたと考えられます。院生の多大な努力と熱意、
致したといえましょう。
教員側のサポートが実を結び、初年度の修了生が数多く臨床
大学院修了後、大学病院、精神科クリニック、学校、そし
心理士になることができたのかもしれません。しかし、そう
て本学附属の臨床心理相談室など様々な現場において、相談
した彼らも、やっと臨床心理士としてのスタートラインに立
活動や研修活動に忙殺されながら、受験勉強を続けてきまし
ったにすぎません。
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人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
臨床心理士試験に合格して
平成18年4月1日発行 No.12
平成 17 年 3 月 人間環境大学大学院修了生 杉浦 貴弘
私は人間環境大学大学院臨床心理研究指導分野を平成17年
由に、来年でもいいか…といったある意味、諦めにも似た気
3月に修了し、民間の心療内科クリニックに勤めながら臨床
持ちでもいました。
心理士試験を受験したところ、一度の受験で合格することが
試験当日、いつもなら緊張して仕方のない私ですが、思い
できました。これも偏に人間環境大学大学院で先生方の長い
切って解答していきました。こうして何とか解答できたものの、
経験から伝えられてくるしっかりとしたご指導を頂きながら、
試験終了時には合格できるという自信は到底持てず、また来
多くの実習をさせて頂き、様々なことを学ばせていただけた
年がしんどいなあと思っておりました。しかし、後日、一次
お陰であると思い、大変感謝しています。講義では理論的に
試験の合格通知がきて驚きました。私にとってまさに青天の
学ぶだけでなく、実践的に学習したり、先生方を交えてディ
霹靂に似たできごとでした。その後、苦手な面接試験である
スカッションすることができました。学内では付属相談室で
二次試験にも合格し、現在、ホッと胸をなでおろしながら免
実習をさせて頂き、事例検討会では先生方のご指導や同級生、
状が来るのを待っている次第です。先生方を始めとしたこれ
下級生を含めた数々の有用なご意見を頂けました。また、学
までお世話になった皆さんに支えられて合格できたのだ、得
外実習先でも先生方の体験的経験的なご指導も頂きながら、
がたい財産を得ていたのだと改めて気づきました。
多くのクライエントさんや患者さんと接することができました。
それに加えて自分自身の気持ちも大切なのではないかと思
こうした環境の中で私は色々と学び、考えていくことができ
いました。何かに立ち向かう時、現実を受け入れる意味での
ました。また、大学職員の方々にも勉強しやすいようにとご
諦めや見直しは必要なことかも知れません。しかし、この経
配慮頂けたことも大変助かりました。私にとって人間環境大
験から私が学んだのは、内心だけでも簡単に諦めて投げ出さ
学大学院で学んで培ったものが得がたい財産となり、今回の
ないということです。心のどこか奥底に実現したい、絶対に
試験合格の基礎力として、また、私の現在の仕事への理論的・
諦めないという気持ちをギリギリまで持ち続けていたことで
実践的な血となり肉となり、根付いていると思います。
私のベストを試験会場で出せていたように思います。これか
しかし、試験に際しての私は勉強時間が取れず、合格する
らも内心に粘りの気持ちを持ち続けることは私の人生にとっ
自信を持てずにいました。内心では諦めずに合格したい気持
て悪くないこと、意味のあることではないかと思っております。
ちを持ちつつも、仕事や私生活の忙しさに追われることを理
大学も開学以来7年目をむかえ、学外でも学生たちが活躍し始めています。今回は全国大学学生環境活動コンテストで
準グランプリを受賞した環境サークルとトヨタ生産方式で有名な「カイゼン」の発表会をご紹介します。
環境サークル「ecoact」が、ecocon(全国大学生環境活動コンテスト)で準グランプリを受賞!
昨年12月26日、27日に東京で行われた、「ecocon(全国大
学生環境活動コンテスト)」で、人間環境大学の環境サーク
ル ecoact (エコアクト)(代表:小林昭広)が、準グラン
プリを受賞しました!
ecoactは学生の環境意識の向上を目的に活動しているサー
クルです。今回のecoconでは、昨年10月に行われた人間環境
大学の大学祭を、「エコ学祭」にするための活動と、「my箸」
についての発表を行いました。「エコ学祭」とは、大学祭を、
今回のecoconでは、日本全国から56の大学サークル、学生
学生や来場者の環境についての意識を高める場として捉えた
NPO、環境団体が参加しました。審査委員は安井至国連大
環境活動のことです。具体的には、来場者自身が、ごみの分
学副学長をはじめ、環境省など各省庁、環境NPO、企業の
別をするようなごみステーションを作りました。また、容器
環境部の方など第一線で活躍している方々で構成されています。
に関しても、来場者自身が容器のフィルムをはがして分別す
ecoactは活動を始めた昨年からecoconへ参加。しかし初参加
るようにし、来場者の環境意識を高める工夫をしました。
ということもあり、うまくプレゼンテーションできず、全国
「my箸」とは、箸を持ち歩くことによって割り箸を使わず
のレベルを痛感。そこで学んだ経験・知識を活かし、全国の
に済む、という身近なエコツールです。そんな「my箸」を
学生とも情報を交換しながら活動を改善しました。そうした
広めようと、ecoactでは、ポスターで呼びかけたり、実際に
改善をもとに、インパクトのある発表方法をもって今回の
箸作りをしたり、箸袋を作ったり、さらに大学祭で発表もし
ecoconに臨みました。その結果、グループ予選に勝ち残り、
ました。
最終選考での発表と、審査委員、発表団体、一般参加者によ
ecoconは、様々な立場の社会人で構成される選考委員と、
る公開選考の結果、準グランプリに選ばれました!
参加大学生による公開選考を通じ、全国の大学生の環境活動を、
ecoactはこの熱い思いを持って環境活動を続け、4月には、
様々な観点から評価・表彰し、学生の環境活動の活性化につ
卒業生の不用となった家具・家電を引き取り、新入生に安く
なげていくことを目的としたコンテストで、今回で3回目です。
提供する第2回リユース市を開催することにしています。
No.12 平成18年4月1日発行
人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
全国で2位の実力を
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秋田 道子
全国環境活動コンテストecocon。
容のすごさよりも、アピール能力で勝ち取ったと思っている
文字通り、全国から約60団体集まる環境の全国大会である。
からだろう。
結成10年以上の伝統ある環境部や、行政や市民と共同する学
今回のecoconで、ecoactの全国での知名度は飛躍的に上が
生NPOがひしめくその会場で、私たちecoactは、自分たちの
ったように感じる。しかし、学内ではどうだろうか。
やっていることを精一杯伝えて審査員や他団体の方々から意
『ecoactって、外では賞とか取っているけど、学内で何して
見を聞き、よりよい活動の糧を得られればいいと思っていた。
んの?』そんな声をあちこちから聞く。
しかし、まさかの予選突破、最終選考の9団体、そして準
まだまだ、学内での認知度は低く、近寄りがたい雰囲気を
グランプリに。地域への波及効果や、先駆性が求められるよ
出しているような気もする。実際、活動もまだまだ発展途上だ。
うな気運の選考委員の皆様の雰囲気を払拭できるように、名も、
しかし、準グランプリを取ったことで学内での注目度も高
実もない私たちは精一杯努力したように思う。それはつまり、
まっている。今年こそ、人間環境大学の学生にアピールする
ecoconで私たちがとった準グランプリは、アピール能力に因
いい機会である。
るものが大きいということだ。
ecoconは、そんな、自分たちの足りない部分をまざまざと
私たちの活動報告の柱は“エコ学祭”と“my箸”である。
見せてくれるとてもいい機会となった。
“エコ学祭”とは、学祭を環境に優しいものにしようという、
外からの評価は、内での関心を高め、モチベーションをあ
分別や使用食器の選定などに関わる活動であるが、同じ17分
げる。内での活動は、外でのアピール材料となり、さらなる
別をするにしても総合大学でゴミを回収するステーションが
発展を生む。
何十箇所もあるような学祭と私たちのようなゴミステーショ
環境サークルは3年で潰れるというジンクスがある。創設
ンが2カ所で常に3人、4人の人がいられるような恵まれた環
者の思いがとぎれがちな3年目。
境とは、もともとの状況が違うのである。
今年ecoactも創立から3年目を迎え岐路に立っている。
同様に、my箸活動に関しても、箸袋の販売によってmy
学外と学内の活動をバランスよく取り入れ、名実ともに全国
箸を推進する、という点において先駆性があると評されたが
レベルとなれるように、期待して見守って頂きたいと思う。
現在製作している箸袋のデザインも私たちが考え出したもの
ではない。
そのような現実を、どうカバーし、小さい活動をどう大き
く見せ、どうやって、人間環境大学ecoactを審査員に印象づ
けるか、すべての勝因はそこにあるのだと思う。その点につ
いての細かい努力に関しては詳述しないが、そうやって勝ち
得た準グランプリである。
学生らしく楽しんで活動していること、将来の展望性も評
されたことはわかっても、手放しでは喜べないのは、活動内
大学祭で活動する部員たち
第6回カイゼン塾発表会が開催されました
去る12月5日(月)、静岡県の大学を会場に第6回改善塾発表会
ーダー、トレーナーの方から発表があった。
が行われた。改善(カイゼン)とは、トヨタ生産方式として
司会者の元気な挨拶で幕を開けたこの会は、どの発表も「発
も知られ、キャノンやソニー、スタンレー電気といった日本
表を担当します○○○○です!よろしくお願いします!」と
を代表する企業にも取り入れられ、産業界で注目をあびている。
元気のよい挨拶で開始され、発表が終わるときには「有難う
大学のカリキュラムとして取り入れているのは現在のところ
ございました!」とやはり元気の良い挨拶で締めくくられて
人間環境大学が日本で唯一の大学である。
おり、終始活気づいた発表会だったのがとても印象的であった。
改善塾発表会は、PEC産業教育センターが主催する「改善塾」
最後にPEC産業教育センターの山田直志先生より、先生の
(全6回 本学の授業科目「カイゼン実習」としても開講)の
若い頃の経験談を通して改善塾生たちへ激励のご挨拶があり、
最終日に行われるもので、本学からは本年度カイゼンコース
2時間にわたる会は無事幕を閉じた。
受講者10名とカイゼンに興味をもっている学生2名が参加した。
学生発表では、本学3年生の会田悦子さん(教育心理学)
と田中基文君(資源循環型経済社会論)がパワーポイントを用
い『改善します!各地に広がる教育の波』と題して発表を行い、
それに続き、日本大学、南山大学の各大学の改善塾受講生に
よる発表があった。また、企業の側からは、改善を導入して
いる叶匠寿庵、スタンレー電気、トステムの各企業の青年リ
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人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
平成18年4月1日発行 No.12
人間環境大学 卒業式
平成18年3月15日、人間環境学部を修了した182名と、大学
の方々に学長賞が授与されました。最後に卒業生を代表して、
院人間環境学研究科を修了した19名にそれぞれ学士(人間環
谷尾さん、小野寺さんから謝辞が述べられました。
境学)と修士(人間環境学)の学位が小橋澄治学長から授与され
学位授与式終了後、学生食堂で卒業記念パーティーが開かれ、
ました。また、学部卒業生から人間環境学専攻の谷尾陽一さん、
卒業生、卒業生の父母、先輩、後輩、教職員が多数参加し、
精神環境専攻の近藤容子さん、歴史・文化環境専攻の野村慧
最後の思い出話で盛り上がりました。
さんに、また、大学院からは小野寺美紀さんの合わせて4名
学部 卒業生
代表
谷 尾さん
大学院 修了生
代表
小 野 寺さん
平成17年度卒業論文および修士論文題目一覧
主専攻学科目 主査教員
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境保全論
環境倫理学
環境倫理学
環境倫理学
環境分析化学
環境分析化学
環境分析化学
環境分析化学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
卒業論文題目
藤 井 アスベストによる企業への被害とそこから発生する地域住民への影響
藤 井 奈良県の植物分布 離弁花4
藤 井 2005年琵琶湖水生植物の現状調査
藤 井 矢作川のし尿汚染
藤 井 奈良県の植物分布 離弁花
藤 井 渥美半島におけるヤブムラサキとムラサキシキブの分布
藤 井 北設楽郡地域の民族植物学
藤 井 奈良県の植物分布 離弁花3
藤 井 ホタルの棲息する場所としない場所の植生の比較と考察
倉 田 地球温暖とメタンハイドレードによる影響
倉 田 諏訪湖と白樺湖のプランクトン種相違の解析
倉 田 矢作川下流におけるヨシの分布
倉 田 「ODAにおける農業技術協力の意義」
倉 田 猿田池における明暗瓶法の光合成量の測定 −植物プランクトンの役割−
倉 田 水生植物による水質浄化機能の解析
倉 田 佐鳴湖における水生植物の現状
内 藤 捕鯨と異文化理解
内 藤 環境学習・その必要性と問題点 ∼総合学習における今後の課題∼
内 藤 人口増加問題に対する対応策の批判的検討
長 井 河川水中の有機物の分布と挙動
長 井 降水の水質
長 井 ハイドロタルサイトを吸着剤とするヒ素除去に関する研究
長 井 河川水中の主要溶存成分に対する森林の寄与
片 山 河川水中の溶存成分の分布と挙動
片 山 岩石の水への溶解
片 山 河川水中の懸濁物質の分布と挙動
片 山 森林生態系における水を媒体にした有機物の移動
片 山 佐鳴湖の栄養塩分布と微生物活動
片 山 縮合ケイ酸表面への金属イオンの担持
片 山 森林生態系の水試料中の懸濁物質
片 山 佐鳴湖の有機物の分布
主専攻学科目 主査教員
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
森林環境学
環境デザイン論
環境デザイン論
環境デザイン論
環境デザイン論
地域・都市計画論
地域・都市計画論
地域・都市計画論
地域・都市計画論
地域・都市計画論
地域・都市計画論
地域・都市計画論
地域・都市計画論
地域経済論
地域経済論
地域経済論
環境政策論
環境政策論
環境政策論
マーケティング論
マーケティング論
マーケティング論
マーケティング論
マーケティング論
財務会計論
片 山
片 山
片 山
片 山
片 山
片 山
小 橋
島 崎
島 崎
島 崎
島 崎
青 井
青 井
青 井
青 井
青 井
青 井
青 井
青 井
藪 谷
藪 谷
藪 谷
佐 野
佐 野
佐 野
岡 本
岡 本
岡 本
岡 本
岡 本
磯 貝
卒業論文題目
森林生態系の物質循環におけるリターの役割
河川水の水質に対する生物の影響
森林生態系での金属元素の挙動
森林生態系でのP,
N,
Siの分布と挙動
茶園流域における栄養塩収支
年輪中の微量元素の分布
佐鳴湖の主要溶存成分の分布と挙動
名鉄東岡崎駅新駅舎デザイン設計案
康生リメイクプロジェクト
プロジェクトKATURA(桂離宮増築案)
岡崎市、丘の上住宅計画。 ∼斜面という空間を利用し、建築する集合住宅∼
路面電車廃止後の併用軌道が都市環境に及ぼす影響 −岐阜市の事例から−
都市祭典を通してみる地域コミュニティの変容 ∼愛知県知立市の知立まつりを事例として∼
子供が遊ぶまち ∼岡崎市根石地区周辺を事例にした調査と提案
戦後の都市近郊農村における住宅環境の変容過程 −愛知県豊橋市高田町の一住宅を例として−
公共トイレに関する調査研究 −現代日本都市の公共空間のあり方をめぐって−
西尾市商店街道路拡幅事業に関する研究 ∼道路拡幅は西尾市商店街に必要なのか∼
消えゆく駄菓子屋からみた子供の生活空間 ∼静岡県藤枝市藤枝中央小学区∼
高蔵寺ニュータウンにみるセンター機能の再編過程に関する研究
少子高齢化が雇用に及ぼす影響について
企業スポーツの現状と今後の展望
高齢化社会における住まいについて
わが国における原子力発電所の立地問題
ファッション嗜好の変化とエコ・デザインの展望
風力発電の補助政策 ∼ドイツ・デンマーク・日本の制度比較∼
小売業のグローバル化についての考察
小売業の国際化に関する一考察
ライフスタイルの変化と食品業界の動向
顧客情報システムの発展と現状
企業におけるブランドの重要性
経営分析におけるキャッシュフロー情報の有用性
No.12 平成18年4月1日発行
主専攻学科目 主査教員
財務会計論
財務会計論
財務会計論
環境経済学原論
資源循環型経済社会論
資源循環型経済社会論
資源循環型経済社会論
資源循環型経済社会論
資源循環型経済社会論
資源循環型経済社会論
資源循環型経済社会論
資源循環型経済社会論
基礎心理学
基礎心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
臨床心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
教育心理学
幼児臨床心理学
幼児臨床心理学
幼児臨床心理学
幼児臨床心理学
幼児臨床心理学
幼児臨床心理学
幼児臨床心理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
磯 貝
磯 貝
磯 貝
山 根
吉 野
吉 野
吉 野
吉 野
吉 野
吉 野
吉 野
吉 野
芳 賀
芳 賀
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
渡 辺
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
田 畑
廣 利
廣 利
廣 利
廣 利
廣 利
廣 利
廣 利
総 田
総 田
総 田
研究指導分野 主査教員
人間環境
人間環境
人間環境
人間環境
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
青 井
藪 谷
藪 谷
片 山
廣 利
渡 辺
廣 利
渡 辺
渡 辺
渡 辺
人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
卒業論文題目
トヨタ自動車の経営分析 ∼主要国産車メーカー4社とのクロスセクション分析∼
株式会社すかいらーくを中心としたファミリーレストラン業界の経営分析
株式会社ゼンショーを中心とした牛丼チェーンの経営分析
人類と森林との共生を考える ∼熱帯林問題と日本の森林政策を通じて∼
水資源と食料問題
木質廃棄物の有効利用について
産業廃棄物不法投棄の現状と解決策
自動車リサイクル法におけるメーカーの取組みと課題
離島におけるリサイクルシステム
食品廃棄物の有効利用と課題について
容器包装リサイクル法の改政の動向について
エコタウン事業の現状と課題 ∼富山市を事例にして∼
ハンドジェスチャーが印象形成に及ぼす影響の検討
潜在学習における短期的レミニッセンス効果の検討
小説『娼年』における臨床心理学的考察
心理的依存に対するアレン・カーのセラピーについての考察
個性化とナルシシズムの深層心理学的考察
青年期における対人関係ストレスに関する心理学的一考察
共依存についての心理学的考察
トラウマ治療におけるEMDRの有効性についての考察
青年期の単極うつ病における対人関係療法についての考察
夏目漱石の病跡学的研究
動物飼育における心的状態の変化について一考察
介護殺人についての考察
笑いの治癒力の心理学的解釈
心理療法における「遊び」の考察
『歯車』からみた芥川龍之介についての考察
感情表現の抑圧についての考察 −何故泣けないのかという事をめぐって−
心理療法からみた「適応」の意味についての一考察
人生の物語りがユウ子さんに与えた影響とその心理的意味 −自叙伝的小冊子作りの作業を通して−
芥川龍之介の自殺と作品における心理学的考察
「大学生によるリストカット」の調査的研究
中年期男性のアイデンティティ再構築について −子どもとの関係から−
青年期における「モラトリアム心理」と「自我同一性形成」の関連性について −質問紙調査法による一研究−
仲間関係に及ぼす遊びの効果について
対人関係におけるストレスとその対処方略の関連について ∼大学生のアンケート調査より∼
不登校についての一考察 −親子関係の観点から−
高校卒業資格取得のための支援 −特に大学入学資格検定についての一考察−
自己嫌悪感の意味について ∼大学生への質問紙から∼
高機能広汎性発達障害児を兄に持つ不登校児との関わり −家庭教師の役割を考える−
双生児の人間関係についての一考察 ∼親子関係・きょうだい関係・仲間関係∼
「社会的ひきこもり」に関する一考察
大学生のストレスについて −ネガティブストレスイベントにおける認知タイプと対処行動の関連−
ドメスティック・バイオレンスに関する一考察 ∼子どもに及ぼす影響の観点から∼
摂食障害者への心理的援助について −友人・家族の役割−
中学時代における「居場所」に関する一考察 ∼大学生への質問紙調査から∼
いじめについての一考察 ∼加害者の立場から∼
母親像の肯定的・否定的側面について ∼童話にみる母親像より∼
親子関係とその歴史
学校ストレスのコピーングとソーシャル・サポートについて ∼高校生への質問紙調査から∼
自閉症者の社会的自立と就労について
発達障害児のプレイセラピーにおける対人関係の変化について
攻撃的行動がみられた広汎性発達障害児のプレイセラピーにおけるあそびの変化
大学生における携帯メールの利用と友人関係の考察
広汎性発達障害児へのコミュニケーションの取り方と児童同士が与える影響について −遊戯療法を通して−
幼児期における移行対象について −移行対象の種類及び子どもの発達との関係性−
出生順位と性格形成
メディアとの接触が及ぼす攻撃性とその行動様式の変化について
ターミナルケアの場所としてのホスピスの役割 ∼ある末期癌患者の死を通して∼
阪神淡路大震災による子どもの心理的影響
修士論文題目
下位サプライヤーからのボトムアップ的視点による企業間関係の研究に関する一考察 ∼自動車産業の事例より∼
公共事業評価における市民意見の反映に関する研究 ∼社会的アセスメントの構築に向けて∼
都市型有機系廃棄物循環の課題と展望 −豊橋市を対象として−
プランクトン相の周年変化から見た佐鳴湖の富栄養化の現状
箱庭療法における母性の変容について −6歳女児の遊戯療法を通して−
分離不安を呈する不登校女児の遊戯療法過程 ∼母子同室面接に関する一考察∼
発達障害のある不登校児の遊戯療法過程
選択性緘黙についての臨床心理学的考察 −心理療法過程を通して−
デイケアに通所する統合失調症者のバウムテスト −二枚実施法による考察−
保護室における患者の主観的体験と回復の関係についての臨床心理学的考察 ∼治療関係と保護室の心理的機能から∼
主専攻学科目 主査教員
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
精神病理学
芸術療法論
芸術療法論
芸術療法論
芸術療法論
芸術療法論
芸術療法論
芸術療法論
社会・文化環境論
社会・文化環境論
社会・文化環境論
身体環境論
身体環境論
身体環境論
身体環境論
言語コミュニケーション論
認知言語学
演劇言語論
比較日本文化論
比較日本文化論
日本の言語と文学
日本の言語と文学
日本近世教育史
日本史
日本史
日本史
日本史
日本史
日本史
中国社会文化論
中国社会文化論
日本語教育
日本語教育
日本語教育
日本語教育
日本語教育
日本語教育
芸術と工芸
芸術と工芸
芸術と工芸
芸術と工芸
芸術と工芸
景観・庭園文化論
景観・庭園文化論
景観・庭園文化論
景観・庭園文化論
景観・庭園文化論
景観・庭園文化論
景観・庭園文化論
日本美術文化論
総 田
総 田
総 田
総 田
総 田
総 田
総 田
総 田
総 田
総 田
総 田
亀 井
亀 井
亀 井
亀 井
亀 井
亀 井
亀 井
石 上
石 上
石 上
鈴木壯
鈴木壯
鈴木壯
鈴木壯
岡
小早川
日比野
吉 田
吉 田
奥 村
奥 村
川 口
川 口
川 口
川 口
川 口
西 田
西 田
渡
渡
文 野
文 野
文 野
文 野
文 野
文 野
井 尻
井 尻
井 尻
井 尻
井 尻
小 橋
小 橋
小 橋
守 村
守 村
守 村
守 村
菅 原
研究指導分野 主査教員
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
臨床心理
日本文化
[5]
卒業論文題目
日本人における心性の変遷に関する一考察
教育現場においてサポート主任の持つジレンマの意識調査
統合失調症における重大犯罪(殺人)
と病的体験の関係性について
豊川主婦殺害事件における「自明性の喪失」
社会におけるアルコールの役割について
学生と社会人の悩みの傾向について
近年の大学生の被服関心度とその性差
親が子に与える影響
気晴らし食いの心理的効果
都市伝説の、伝播の要因
アルコール依存症者の子供の心理的問題
においにおける癒し効果についての一考察
ラップと元型イメージ (エミネムのラップが与える色の元型イメージの共通性)
「意識−無意識」間での自我の揺れ動きと「芸術的創造性」
写真芸術から見る「退廃的」とは
岡本太郎から見る「描く事」とは
音楽が心理的作業に及ぼす効率について
人物画から見るパーソナリティについての研究 ∼個人の中の男性性と女性性(小学校4年生)∼
東京ディズニーランドとシーにおける空間環境が人に与えるもの
“中1ギャップ”について
岡崎における乙川の中心性について
Coachingに関する研究
オーバートレーニング症候群にかかわる研究
岡崎市の学童保育における障害児受け入れの現状と課題
ヒト体温の日内変動について −概日リズムの視点から−
教育者による学習者の学力の表現の考察
空間と時間に関する認知言語学的研究
ブルーズの歴史
日本統治と欧米の植民地支配に関する一考察
日本文化と言葉 −国語改革から見た言葉の問題
『竹取物語』の求婚難題譚について
『古事記』における死の表現及びその観念
大日本帝国憲法についての考察
牧野伸顕 −教育と地方行政−
戦国大名における職制の研究 −織田・豊臣を中心に−
河川周辺の町環境の変遷
夏目漱石の文学作品の考察
若槻礼次郎とロンドン海軍軍縮会議
戦間期の海軍戦略・戦備と軍縮条約
現実主義としての洋務派
鄭成功について
『会話におけるコードスイッチング −方言と共通語の使い分け−』
文末に現れる「けど」に関する考察 −サッカー・野球選手のインタビューから−
年齢を指す日本語助数詞の使用に関する調査
趣味をテーマとした会話におけるあいづちの研究
真偽疑問文と応答詞「はい」の関係について
男言葉と女言葉の現状と意識の距離
世界が求めた「日本工芸」、日本が失った「日本工芸」 −近代化の道程の中で−
日本から犬張子が消えてゆくとき、失われるものは何か −犬張子の姿の史的変化を通し、江戸から明治期の庶民の美意識と祈りの文化の一端を見る−
日本建築内部における遮蔽装置についての考察 −遮蔽装置にみる日本人の性格を探り、現代日本人が忘れかけている心を考える−
大・小鼓の関係についての一考察 −乾と湿の音色に求められたもの−
今、世界に「日本」をいかに発信するか −現状を検証し、伝統の魅力化の推進を図る−
2000年東海豪雨による山腹斜面崩壊の発生要因の考察 −根羽村地区を事例として−
防災公園の現状と課題 ∼稲永公園・稲永東公園を例に∼
駐車場つき都市公園の施設管理と運営
人工芝の課題と技術動向 ∼グラウンドへの普及に向けて∼
市街地における鎮守の森の役割とその保存
数種の造園樹木における水分生理特性の比較
放棄二次林における埋土種子とその利用可能性について
「ドラえもんの色と形」
修士論文題目
渡 辺 心理療法過程における「死と再生」についての考察 −6歳女児の遊戯療法をめぐって−
総 田 サルバドール・ダリの病跡学的研究 −観賞者側の当惑を手がかりに−
廣 利 子どもの恥意識の発達
渡 辺 親子関係の認知に関する質的研究 −卒業期の大学生を対象として−
渡 辺 家族を背負う5歳女児との遊戯療法過程 −親が親に、子どもが子どもになるために−
渡 辺 アルコール依存症者のバウム・テストによる一考察
渡 辺 精神病状態における「拠(よりどころ)」についての一考察 ∼病院実習体験と、セシュエーの「ルネ」事例から∼
渡 辺 「裁き」に関する臨床心理学的研究 −母による映し返し(mirroring)としての裁き−
井 尻 人・物・「豊かさ」についての一考察 −物の在り方が人に及ぼす作用−
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人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
大
学
大学祭
通
平成18年4月1日発行 No.12
信
人間環境大学WEEK
10月22日(土)、23日(日)の2日間にわたって人間環境大学大学
10月17日(月)から21日(金)までの5日間、「人間環境大学
祭が開かれました。今年のテーマは「世界」、岡崎から世界
WEEK」として大学の講義が学生の父兄に開放されました。
の今を見つめようという試みは、ゴミ問題や環境問題で来場
秋の恒例行事として定着し、今年も近在のご父兄だけでなく、
者に今の私たちを取り巻く問題の大きさをあらためて感じさ
遠く九州や中国地方、さらに信州からも多数の方が大学を訪れ、
せました。2日目には途中雨がふるあいにくの天気でしたが、
学生たちとともに大学の講義を受講しました。ふだんは接す
仮装やカラオケの大会、バンドの連続演奏などの企画を楽し
ることのほとんどない学生たちのキャンパスライフを間近か
みました。最後は大学祭恒例の「花火」が本宿の空を彩り、
ら見ることができ、また、教授陣の講義がじかに聴けるとあ
二日間の祭典に幕をおろしました。
って参加された方々からは高い評価を受けています。最終日
には学長をはじめとする教授陣との懇談の場が設けられ、活
発に意見が交わされました。
文化のつどい
「木を植えた人」を聴く会が開催されました
昨年の11月17日(木)18時30分から人間環境大学A館にて、文
朗読してくださった榊原氏、企画・照明の杪谷氏、衣装製
化のつどい「木を植えた人」を聴く会が行われ、学内外から
作の橋本氏のお三方に対し、観客から拍手が鳴り渡りました。
多くの皆様が参加されました。
観客は全員どんぐりの実を頂いて持っています。
名古屋の劇団クセックACTの榊原忠美氏によるジャン・
舞台の後、会場が明るくなったとき驚きました。榊原氏は
ジオノ著、原みち子訳「木を植えた人」の朗読会です。原作
裸足でいらしたのです。エアコン、時計も止まったままの深
はたった一人で希望の実を植え続け、荒地から森を蘇らせた
い静寂の中、声のみで完璧に「木を植えた人」の世界を造り
孤高の人の話です。
だそうとなさった氏の決意がまさにその裸足姿に象徴されて
和蝋燭の灯りが消された後の舞台は仄かな明かりの下、幻
いたように感じました。
想的な雰囲気になりました。俳優であられる榊原氏の声によ
今回は190回目の朗読会
る一人芝居が繰り広げられ、観客は全員「木を植えた人」の
でした。榊原氏がこれから
世界に引き込まれていきました。朗読の最後にA館前の松の
全国でどれほどこの「木を
林が突然濃淡まじりにライトアップされました。その繊細な
植えた人」の朗読会を重ね
色あいはまるで「木を植えた人」の世界そのものと見まがう
ていかれるのかとても楽し
ばかりに眼前に浮かび上がったのです。息をのむ美しさでした。
みです。
No.12 平成18年4月1日発行
人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
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史跡探訪
秋の京都の歴史を歩いてきました
は学生と教員が、親睦の輪を広げたという。
9月23日(金)、24日(土)の二日間、川口雅昭教授のゼミ生
翌日の午前中は自由散策の時間。それぞれが思い思いに京
(日本史・教育史)を中心に、史跡探訪が行われた。当初は、
都の街中を散策し、中には、偶然舞妓さんに出会うことができ、
「ゼミ旅行」の予定だったが、学生からの要望もあり、例年
「感動した」人も。
行われている「史跡探訪」の趣旨を加味し、ゼミ生以外にも
午後は、京都の西に位置する天王山へ。JR山崎駅から徒
ひろく呼びかけて、全部で22人の学生が参加した。
歩で急な坂道を歩き、山頂を目指した。天王山は、豊臣軍と
最初の目的地は天台宗の開祖最澄の仏教・学問にかける意
明智軍の戦いの際、その占有が勝敗を決めたと言われ、後に「天
気込みを感じる厳かな雰囲気が今でも残る比叡山延暦寺。
王山の戦い」と言えば勝敗の分かれ目を意味するようになっ
バスの車中から御所、蛤御門(はまぐりごもん)を見て、
た水陸交通の要衝。蛤御門の戦いで敗れ、この地に眠ってい
二条城に向かった。
る長州側の総帥真木和泉(まきいずみ)ら十七士のお墓に詣
二条城は、徳川最後の将軍慶喜が、諸藩に対して大政奉還
でた。
の意志を伝えた所。幕末・維新の一つの大きな舞台となった
その後、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参詣。
ところである。通常は非公開の本丸は、幸運にも公開時期に
この社は、朝廷より特別の処遇を受けた「二十二社」に数え
あたり、見学することができた。
られ、とくにその中でも格が高い上七社の一つで、伊勢神宮
次に、新撰組とゆかりの深い壬生寺(みぶでら)へ向かった。
に次ぐ。国宝の本殿は工事中だったが、たしかに「歴史を感
同寺で、幕末の政争に思いをめぐらせ、国を憂い、激しく生
じさせてくれる神社だった」という。
きたのは、決して薩長だけではなく、幕府側も真剣に時代を
最後の見学地は、幕末の尊王攘夷派の殺戮事件として知ら
生きたことを実感したと、川口教授は語っている。
れている寺田屋事件の現場、かつての薩摩藩の船宿寺田屋。
夕方には、場所を木屋町へ移して、大夕食会。小橋学長、
到着は16時40分、わずか10分の差で旅館内部の見学はできな
片山学科長も参加され、盛り上がりは素晴らしいものがあっ
かったが、学生達は、龍馬通りなどを散策、伏見の風情をた
たという。これが「京都の夕食会」だと、川口教授も満足し
っぷりと味わったようだ。
たようだ。それまで、あまり交流がなかった学生同士さらに
フランス文化研修
フランス語教室の日比野教授が引率するフランス文化研修
が9月5日から12日までの8日間にわたっておこなわれた。定
番のルーブル美術館の「モナリザ」や「ミロのビーナス」や
エッフェル塔はもちろんのこと、クリュニー美術館ではロー
マ時代の大浴場の遺跡や中世を代表する一角獣のタピスリー
を鑑賞し、17世紀に建てられた建造物に囲まれたマレ地区で
はピカソ美術館を訪れた。ブルターニュ地方の名物、そば粉
でできたクレープとシードルを味わい、ビストロでは伝統的
なフランス料理に舌鼓を打ち、パリを満喫。パックツアーで
は味わえないパリを楽しんだ1週間だった。
シャイヨー宮から見るエッフェル塔
ポンビドゥーセンターにて
ピカソ美術館
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人間環境大学 学生後援会会報〈松韻〉
職
相
談
室
か
SYOIN
2006.4.1
就
平成18年4月1日発行 No.12
ら
企業セミナー
No.
12
2月9日(木)、来年春卒業予定者を対象として企業セミナーが
開催されました。今年度新たに7社が加わり29社の企業側人
事担当者と約90名の卒業予定者の相談会がおこなわれました。
企業側人事担当には一昨年卒業した本学第1回卒業生の姿も
見られ、先輩後輩の交流も見られ、大きな会場の企業説明会
とは違った説明会となりました。
卒業生の進路状況
■大学院進学決定状況
大
■内定率(%)= 96.7
男子内定率(%)=
女子内定率(%)=
97.3
95.7
昨年同日比+2.9%
(2/1現在 厚労省発表内定率は85.8%)
学
院
研
究
科
専
京都大学大学院
農学研究科
地域環境科学
千葉大学大学院
社会科学研究科
総合政策
静岡大学大学院
農学研究科
人間環境科学
岐阜大学大学院
農学研究科
生物資源科学
信州大学大学院
農学研究科
森林科学
豊橋技術科学大学大学院
工学系研究科
三重大学大学院
生物資源学研究科
共生環境学
静岡県立大学大学院
生活健康科学研究科
環境物質科学
上越教育大学大学院
教育研究科
教科・領域教育
宮城教育大学大学院
教育学研究科
障害児教育
弘前大学大学院
教育学研究科
学校教育
桜花学園大学大学院
人間文化研究科
人間科学
人間環境大学大学院
人間環境学研究科
人間環境
攻
■おもな内定企業
業
種
企
業
名
㈱五十鈴製作所
流通・小売
㈱ニトリ、㈱スギ薬局、㈱ファミリーマート、㈱ユーストア
商社
日産プリンス名古屋販売㈱、名古屋トヨペット㈱、ネッツトヨタ東名古屋㈱、
トヨタカローラ中京㈱、トヨタカローラ静岡㈱
金融・保険
㈱十六銀行、豊田信用金庫、西尾信用金庫
住宅・不動産・建設
積水ハウス㈱、㈱ニッショー、富士ハウス㈱、㈱フジケン
環境関連
三菱住環境システムズ㈱、遠州中央農業組合、あずみ農業組合、大北農業組合
教育・出版・印刷
㈱さなる、㈱蛍雪ゼミナール
外食
㈱木曽路、㈱サガミチェーン、㈱物語コーポレーション
医療・福祉
㈱ハートウェル
その他
日本通運㈱、西濃運輸㈱、トヨタ生活協同組合、信州ハム㈱、㈱サカイ引越センター、㈱引越社
公務員・教育
日本郵政公社
人間環境大学を運営する学校法人岡崎学園は平成 18 年に
百周年を迎えることになりました。学園では記念事業として
大学内のバリアフリー化工事をおこなったところですが、平
成 18 年度には記念連続講演会(講師 山根一眞氏、村上和雄氏、
井沢元彦氏)、記念音楽会(森山良子さん)を予定しており
ます。詳細についてはあらためてご連絡させていただきます。
編 集 後 記
会報第12号をお届けします。昨年の春に大学院の第1回修了
生を送り出しましたが、その中から7名の臨床心理士が誕生し
ました。2000年に誕生したまだ若い大学ですが、その成果が着
実にあらわれてきているようです。
次号は平成18年10月発行予定です。皆様のご意見、ご要望をお
寄せください。あて先は人間環境大学学生課内、学生後援会会
報編集係です。
Tel/Fax 0564(48)1118(直通) E-mail : [email protected]
なお、大学のHP(http://www.uhe.ac.jp/)では学生後援会の
会報『松韻』のバックナンバーをご覧いただけます。保護者→
後援会へとおすすみください。
TEL.0564-48-7811 FAX.0564-48-7814
学校法人岡崎学園
百周年記念行事協力のお願い
行
/
人
間
環
境
大
学
学
生
課
内
人
間
環
境
大
学
学
生
後
援
会
〒
4
4
4
3
5
0
5
愛
知
県
岡
崎
市
本
宿
町
上
三
本
松
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番
2
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製造業
学人
生間
後環
援境
会大
会学
報
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松
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