インターンシップ報告書

平成27年度
インターンシップ報告書
堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会
目
次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

平成27年度インターンシップ事業 報告
Ⅰ.平成27年度インターンシップの概要
(1)協議会の設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(2)平成27年度インターンシップ実施スケジュール・・・・・・・・・・・・4
(3)インターンシップの推進状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
表1
平成27年度インターンシップ受入企業一覧表・・・・・・・・・・・6
表2
平成27年度インターンシップ学校別受入学生数・・・・・・・・・・9
(4)プロジェクト型インターンシップの実施・・・・・・・・・・・・・・・10
(5)事前合同オリエンテーションの実施・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(6)事後学習会の実施・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
(7)平成27年度インターンシップ説明会&報告会及び産学交流会の実施・・・15
Ⅱ.
平成27年度インターンシップ参加学生のアンケート結果・・・・・・・・・19
Ⅲ.
平成27年度インターンシップ参加企業のアンケート結果・・・・・・・・・24
Ⅳ.
平成27年度インターンシップ参加大学のアンケート結果・・・・・・・・・28
Ⅴ.
インターンシップ
Ⅵ.
(参考)平成27年度受入企業

研修風景
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
プログラム例 ・・・・・・・・・・・・・・32
平成27年度堺地域キャリア教育支援事業
報告
Ⅰ.事業の実施内容一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
Ⅱ.社会人基礎力講座と企業出前講座・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
【平成27年度講座記録】
【社会人基礎力講座・企業出前講座アンケート】
Ⅲ.企業見学バスツアー・アンケート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
Ⅳ.本事業の成果と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
1
は じ め に
堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会
会長
副会長
植松 高志
木村
亮介
社会や企業の将来を支える若年層の育成の観点から、インターンシップの重要性に鑑み、堺経営
者協会、南大阪地域大学コンソーシアム、堺市が連携し、「堺・南大阪地域インターンシップ推進
協議会」を立ち上げ 5 年になりました。規約には「インターンシップの趣旨・目的を踏まえて、堺・
南大阪地域を中心とした企業・団体・自治体等の協力を得て、若者の人材育成に寄与することを目
的とする」と明記しました。また、お互いの連携を深め、それぞれの利点を活かし、事業の充実化
が年々図れるようにすることを行動目標にしました。
本推進協議会として、27 年度を振り返ってみます。平成 27 年度の活動は、前年の 11 月に実施し
た「報告会」が終わるとすぐに始まりました。12 月に「インターンシップ報告書」をホームページ
に掲載するとともに関係先に郵送しました。そして受け入れ企業・団体の新規開拓訪問を開始。本
年度は新たに 11 の企業・団体が加わり合計 110 企業・団体から受入表明をいただきました。4 月の
「大学と企業への説明会」
、6 月に学生と企業の「マッチング」、7 月 12 日(日)には、学生と大学
職員の方が 258 名も参加しての「事前合同オリエンテーション」
、7~9 月にかけて「インターンシ
ップ研修」の実施。昨年より 11 名増の 268 名の学生が就労体験をすることが出来ました。参加大
学も 37 校で、大阪府、兵庫県、京都府、和歌山県と広域化してきました。10 月には「学生の事後
学習会」と 11 月には「報告会&産学交流会」を開催し、平成 27 年度を締めくくることが出来まし
た。産学交流会では、「次年度のインターンシップの質を高めるために」をテーマにグループ討議
をし、その発表を通じて貴重な意見をいただきました。
本年度も昨年に続き「堺地域キャリア教育支援事業」として、堺地域の産業を理解していただこ
うということで、「大学への出前講座」、「学生と教職員対象の企業見学バスツアー」を実施しまし
た。一連の事業を通して、堺地域には革新しながら伝統を積み重ねる元気のある企業がたくさんあ
ることを知っていただけたのではないかと思います。
日本を取り巻く経済情勢や労働環境はますますグローバル化し、競争も厳しくなっています。
「国
家 100 年の計は教育にあり」と言われていますが、わが国の将来もひとえに人材育成にあります。
これからの日本を背負う主体である若者が逞しく育っていってもらわないと国際社会における日
本の地位は危ういものとなってしまいます。
このような観点からもインターンシップやキャリア教育への支援を更に高めていかねばならな
いと考えております。
関係者の皆様には、尚一層のご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2
Ⅰ.平成27年度 インターンシップの概要
(1)協議会の設置
平成 23 年 4 月より、堺経営者協会、南大阪地域大学コンソーシアム、堺市は「堺・南大阪地域
インターンシップ推進協議会」を設立し、それぞれの強みを生かすことによりインターンシップ事
業の充実を図ってきました。本年度は連携して 5 年目となり、従来にも増してインターンシップ事
業の拡大に力を入れています。
1.協議会名
2.活動目的等
堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会
インターンシップ事業の趣旨・目的を踏まえて、堺・南大阪地域を中心とし
た企業・団体・自治体等の協力を得て、若者の人材育成に寄与することを目的
とする。
3.実施主体
堺経営者協会
南大阪地域大学コンソーシアム
堺市
3
(2)平成 27 年度
時期
企業
インターンシップ実施スケジュール
インターンシップ事務局
大学
4月
インターンシップ説明会 4月21 日(火)(於:サンスクエア堺 )
インターンシップ書類 データ一括送付
4月21日以降
学生募集開始
受け入れ企業リスト学内掲示
5月
インターンシップ事務局(南大阪地域
大学コンソーシアム)
にエントリーシート提出
自社選考企業のエントリー
シート送付 5月26日以降
(堺経営者協会)
エントリーシート受取
(南大阪地域大学コンソーシ
アム)
申込締切
5月25日(月)必着
6月
自社選考のマッチング
書面審査面接等
事務局選考企業のマッチング
6月5日(金)
派遣学生・
受け入れ企業の決定
インターンシップ
プログラム作成
募集結果受信
(随時更新)
決定学生のエントリーシート
を受け入れ企業へ送付
(堺経営者協会)
受入企業を大学に通知
追加募集企業を大学に通知
(南大阪地域大学コンソーシ
アム)
学生に通知・意思確認
追加募集の開始
6月8日(月)ごろ
インターンシッププログラム
受取
(堺経営者協会)
エントリーシート受取
(南大阪地域大学コンソーシ
アム)
参加大学独自の
事前研修等
エントリーシート申込
締切(pdf可)
6月22日(金)必着
追加募集企業のマッチング・通知 随時
7月
合同オリエンテーション 7 月12日(日)
(於:大阪府立大学I-siteなんば)
誓約書作成・提出
誓約書送付
(堺経営者協会)
8月
学生の派遣
インターンシップ実施
9月
10月
大学・企業間の連絡等
アンケート
記入・提出
アンケート受取
(堺経営者協会)
アンケート受取
(南大阪地域大学コンソーシ
アム)
アンケート記入・提出
(大学)
報告書作成
(参加学生対象)インターンシップ事後学習会10 月18日(日)
(於:大阪府立大学I-siteなんば)
11月
(企業・大学対象)インターンシップ報告会及び産学交流会 11月5日(木)
(於:サンスクエア堺)
4
(3)インターンシップの推進状況
本年度は、受入企業の開拓に力を注いだ結果、インターンシップ受入企業は昨年度より
11 社増え、平成 27 年度受入を表明した企業・団体は 110 社だった(図 1 参照)。インター
ンシップ参加学生数は 268 名だった(図2参照)
。実施学生の大学数は 31 校あり、その他、
高専複数校の参加があった。
<インターンシップ受入事業所の推移>
0
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
20
【図1】
40
60
80
100
2
単位:社数
6
12
32
24
16
26
19 27
26 33
41
22
38
17
41
65
82
88
99
110
協議会
南コンソ
堺経協
<インターンシップ参加学生数の推移>
0
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
120
50
【図2】
100
150
200
250
300
5
12
25
73
53
48 57
44
50
63
61
100
111
133
143
127
212
210
203
平成23年度
平成24年度
平成25年度
257
268
平成26年度
平成27年度
協議会
南コンソ
5
堺経協
(表 1)
平成 27 年度インターンシップ受入企業(企業・NPO・自治体・保育園)一覧表
企業名
業 種
日数
募集人数
参加人数
1
New! アゴーラ・ホテルマネジメント堺
ホテル業
10日間
2
2
2
New! アサヒ衛陶(株)
住宅設備機器製造販売
1週間
1
0
3
旭精工㈱
製造業(機械器具製造業)
5日間
1
1
4
㈱アスト中本
物流業
5日間
4
5
5
井上軸受工業㈱
製造業(ボールベアリング製造)
10日間
3~4
2
6
New! 上島珈琲貿易(株)
コーヒー焙煎加工卸売
5日間
2
4
7
エアポートホテル運営企画(株)
(ホテル日航関西空港)
ホテル業
5日間
1
1
8
NPO法人 栄友社
福祉(介護職)
4日間
4
1
9
栄和産業㈱
製造業
3日間
1
1
10
㈱エトリ
製造業(農業機械部品製造)
5日間
1~2
0
11
大井建設㈱
総合建設業
10日間
3
1
12
大阪信用金庫
金融業
5日間
2
2
13
大阪南部合同青果㈱
青果卸売業
5日間
1
1
14
㈱オム印刷
印刷全般
10日間
1
1
15
New! オリックス・リビング(株)
高齢者向け住宅事業運営
5日間
5
3
16
要薬品㈱
製造業(工業薬品の製造・販売)
5日間
1
1
17
㈱関西マツダ
自動車販売業
5日間
2
2
18
New! NPO法人 NPOかんなびの丘
社会福祉(成年後見人受任他)
5日間
2
2
19
㈱紀陽銀行
金融業
4日間
10
8
20
New!北おおさか信用金庫
金融業
5日間
1
1
21
近畿中央ビジネス㈱
人材派遣業
5日間
2~3
2
22
くまとり旅行センター
旅行業
5日間
2
4
㈱グルメ杵屋
飲食業
6日間
1~2
2
24
ケイ・エイチ工業㈱
製造業(機械器具設置業)
不問
2
0
25
KHスタッフステーション㈱
人材派遣業
5日間
1
0
26
KOZZ create (コッツクリエイト)
デザイン制作他
5日間
2
3
27
コーナン商事㈱
小売業・ホームセンター
5日間
10
4
28
㈱コノミヤ
スーパーマーケット
5日間
15
4
29
NPO法人 SEIN
市民活動の現状調査・発信ほか
10日間
5
4
30
堺化学工業㈱
製造業(無機工業製品の製造販売)
3日間
1
1
31
(公財)堺市勤労者福祉サービスセンター
勤労者等の福祉厚生事業、施設管理運営事業
5日間
2
2
堺市農業協同組合
信用、共済、営農、指導、販売
5日間
4
4
33
New! 堺商工会議所
地域総合経済団体
10日間
1
1
34
㈱さかい新事業創造センター
ベンチャー企業支援
5日間
1
2
35
㈱サカイ引越センター
運輸(引越)業
5日間
2
1
36
㈱堺ファーム
農業・サービス
10日間
4
4
37
堺労務事務所
社会保険労務士業・労働保険事務組合
10日間
1
1
23
32
6
企業名
業 種
日数
募集人数
参加人数
不問
1
1
10日間
5
3
38
(株)サニコン
設備管理・設計施工・メンテナンス
39
しあわせ総合研究所グループ
総合経営コンサルタント
40
㈱JTB西日本法人営業大阪支店
旅行業
5日間
4
4
41
ジェイズパークグループ(J-Green堺)
施設運営管理
5日間
1~4
2
42
製造業
(シーリング材、接着剤の開発・製造
販売)
10日間
理系1
シャープ化学工業㈱
1
10日間
文系1
0
43
シャローム株式会社
社会福祉(高齢者介護)
5日間
6
3
44
㈱ジャパンフットボールマーチャンダイズ
宿泊施設運営
5日間
4
2
45
㈱青雲荘
ホテル業
10日間
2
1
46
㈱総合水研究所
環境証明事業
10日間
2
3
47
大庫洋紙㈱
製造業
(特殊紙・産業包装資材の加工販売)
5日間
2
2
48
㈱ダイサン
製造業(建築・建設資材の施工サービ
ス・製造・販売)
3日間程度
2
0
49
ダイベア㈱
製造業(ベアリングの製造・販売)
5日間
大学理系1
高専1
50
ダイワロイネットホテル堺東
ビジネスホテル業
5日間
1
1
0
1
1
51
テンチ機械㈱
製造業(自動機械製造)
5日間
1
1
52
New! (株)つーる・ど・堺
飲食・雑貨の企画販売他
1か月未満
2
2
53
東武トップツアーズ㈱ 堺支店
旅行業
5日間
1
1
54
New! 東横イン堺東駅
ビジネスホテル業
不問
1~2
2
55
New!(株)トレス
住宅設備機器の販売・施工
5日間
2
2
56
㈱ナジック・アイ・サポート
人材サービス業
10日間
1
1
57
㈱ニッカトー
製造業(セラミック製品製造・販売)
5日間
2
2
58
㈱日刊工業新聞 大阪支社
新聞の製作・販売
5日間
2
2
59
New! 日本フィナンシャルマネジメント(株) 経営コンサルタント、生損保代理業
5日間
大学文系1
60
㈱日本旅行 関西法人営業部
2
2
旅行業
10日間
4
4
10
17
61
野村證券㈱堺支店
証券業
5日間
62
㈱浜田
機械・工具、鋼材販売(商社)
5日間
1
1
63
NPO法人 ピュア・ハート御池
小学校こども放課後支援事業ほか
5日間
2
0
64
NPO法人 美容本舗 harmony
出張トータル美容・講習会セミナー他
3日間
2
2
65
NPO法人 福祉ワーカーズほーぷ
社会福祉(地域福祉)
10日間
6
4
66
編集プロダクション フジイ企画
サービス業
10日間
2
1
67
New!(有)藤川樹脂
プラスチック製品の企画、設計、開発
5日間
2
1
68
㈱プリメールソリューションサービス
経営戦略、財務コンサルタンティング他
5日間
2
2
69
ホテルサンルート堺
ホテル業
5日間
3
3
ホテル業
2週間以上
1
1
10日間
3~4
1
自動車販売業
5日間
3
3
製造業(鉄鋼業)
5日間
2
0
5日間
1
1
70
71
72
73
ホテルニューオータニ大阪
㈱堀内機械
㈱ホンダクリオ南海
モリ工業㈱
製造業(油圧シリンダー製造・組立)
74
山下敷物株式会社
リネンサプライ業
75
NPO法人 やんちゃまファミリーwith
子育て支援事業
76
税理士法人ゆびすい
税務指導 会計指導
77
NPO法人 結芽
子ども対象の野外教育活動の企画・運営
78
New!(株)Life Design
生損保代理店業
7
不問
数名
6
5日間
2
2
12日間
8
5
5日間
2
3
企業名
業 種
日数
募集人数
参加人数
79
New!(株)ワークプロジェクト
保育支援サービス
10日間
2
1
80
堺市役所
行政
10日間
10
10
81
堺市立中央図書館
図書館
5日間
2
2
82
高石市
行政
10日間
1
1
83
New!高石市立図書館
図書館
5日間
1
1
84
和泉市
行政
10日間
1
1
85
和泉市立図書館
図書館
5日間
1
1
86
泉大津市
行政
10日間
1
1
87
泉佐野市
行政
10日間
1
1
88
New!泉佐野市立図書館
図書館
5日間
1
1
89
泉南市
行政
10日間
1
1
90
貝塚市
行政
10日間
1
1
行政
10日間
1
1
5日間
1
1
行政
10日間
1
1
10日間
3~5
5
5日間
1
1
日数
募集人数
参加人数
91
92
阪南市
阪南市立図書館
図書館
93
岸和田市
94
New!河内長野市
行政
95
New!羽曳野市立図書館
図書館
企業名
業 種
96
五ケ荘保育園
保育園
10日間
2
1
97
龍谷保育園
保育園
10日間
2
1
98
竹宝保育園
保育園
5日間
2
0
99
城山台保育園
保育園
10日間
数名
1
100
こども園くさべ
こども園
10日間
5
0
101
竹城台東保育園
保育園
10日間
1
0
102
登美丘西こども園
こども園
5日間
3~4
2
103
晴美台保育園
保育園
不問
2
1
104
深井中央保育園
保育園
5日間
2
2
105
New!とみなみこども園
こども園
5日間又は
10日間
4
1
内容
日数
募集人数
参加人数
プロジェクト型インターンシップ
106
プロジェクト型インターンシップ(観光)
”外国人旅行者を満足させます”in sakaiプラン
5日間
10
13
107
プロジェクト型インターンシップ(金融)
地銀を巻き込め!”企業誘致請け負います”プラン
5日間
10
10
108
プロジェクト型インターンシップ(地域創生)
地域課題解決~若者を呼び込む~プラン
5日間
10
14
日数
募集人数
参加人数
【指定校】
企業名
業 種
109
㈱梅栄堂
製造業(香・線香製造・販売)
10日間
1
1
110
㈱シマノ
製造業(輸送用機械器具製造・販売)
11日間
15
15
8
(表2) 平成27年度インターンシップ学校別受入学生数
大学名
1
追手門学院大学
2
大阪大谷大学
3
大阪教育大学
4
大阪経済大学
5
大阪経済法科大学
6
大阪芸術大学
7
大阪国際大学
8
大阪樟蔭女子大学
9
大阪女子短期大学
10
大阪千代田短期大学
11
大阪府立大学
12
関西大学
13
関西外国語大学
14
関西福祉科学大学
15
京都産業大学
16
近畿大学
17
近畿大学 生物理工学部
18
甲南大学
19
甲南女子大学
20
神戸国際大学
21
神戸松蔭女子学院大学
22
神戸親和女子大学
23
神戸女学院大学
24
神戸女子大学
25
高野山大学 26
堺女子短期大学
27
四天王寺大学
28
太成学院大学
29
帝塚山学院大学
30
羽衣国際大学
31
阪南大学
32
プール学院大学
33
プール学院大学短期大学部
34
佛教大学
35
桃山学院大学
36
和歌山大学
その他大学 近畿職能開発大学校ほか
その他高専
計
参加学生数
平成27年
応募数
平成27年
決定数
平成26年
応募数
平成26年
決定数
3
7
5
9
5
0
1
14
4
4
9
23
0
4
3
13
0
9
11
4
3
0
1
3
0
3
55
1
26
4
24
6
16
2
33
49
1
16
1
6
5
7
3
0
1
13
4
4
7
17
0
4
3
12
0
3
11
4
2
0
1
2
0
3
32
1
17
2
14
1
8
1
26
36
1
16
371
268
4
4
-
13
3
1
-
14
0
6
4
29
1
9
0
10
0
7
5
3
6
0
7
8
0
3
44
2
23
12
8
15
23
1
34
32
7
17
355
2
4
-
8
3
1
-
10
0
6
3
20
1
8
0
8
0
5
5
3
5
0
4
4
0
3
24
2
17
6
5
13
14
1
22
27
6
17
257
9
(4)プロジェクト型インターンシップの実施
【目的】
・課題を解決する力の育成
・プロジェクトをチームでこなすことによる社会人基礎力の育成
・インターンシップ実施機会の提供
【募集テーマ】
① 外国人旅行者を満足させます!in 堺ツアー~プランを考える! (13 名 3 グループ)
協力企業:新関西国際空港㈱、堺市観光部、(株)JTB西日本
② 地銀を巻き込め!“企業誘致“請け負います!~プランを考える!(10 名 2 グループ)
協力企業:(株)池田泉州銀行、(株)紀陽銀行、日本政策金融公庫
③ 地域問題解決“若者を呼び込む”プランを考える!
(14 名 3 グループ)
協力企業:堺市ニュータウン地域再生室、樋口恵介デザイン事務所(シティプロモーション認
定事業) 、堺東駅前商店街協同組合
【事前課題】
(観光PJ)
地方における外国人観光客の満足度向上のための取り組みについて
(金融PJ)
地域経済を支える地銀の役割について
(地域創生PJ)なぜ今、地域創生が重要か~先進事例を踏まえて~
【参加者】37 名
【プログラム】
観光 PJ
8 月 24 日(月)
(オリエンテーション)
金融 PJ
挨拶
協議会
会長 植松高志
“プロジェクト型インターンシップがめざすもの”
10:30~
12:00
地域創生 PJ
コーディネーター
難波祐美
「Peach が作る新たなツーリズム」
Peach
Aviation 株式会社
アドバリュークリエーションラボ所長
野村
泰一 氏
(業界に学ぶ)
13:00〜14:15
14:20〜15:35
15:45〜17:00
新関西国際空港(株)
(株)池田泉州銀行
堺市観光部
(株)紀陽銀行
・堺市ニュータウン地域再生室
・樋口恵介デザイン事務所
(株)JTB西日本
日本政策金融公庫
(シティプロモーション認定事業)
・堺東駅前商店街協同組合
8 月 25 日(火)
9:00~17:00
プロジェクト型ツアー(観光ボランティアの案内あり)
(午前)・堺市役所
→
・堺市立博物館(シアター、仁徳天皇陵)
⇒さかい利晶の杜
(午後)
(見学と昼食)
・観光 PJ はフィールドワーク&見学(榎並屋、梅栄堂、伝統産業会館他)
・金融 PJ、地域創生 PJ
(ハグルマ封筒、さかい新事業創造センター、KOZZ
8 月 26 日(水)
(サンスクエア堺にて研修)
9:30~10:30
「企業が求める人材」
10:30~12:00
<企画・立案>
13:00~16:30
提案・企画
検討
提案・企画
検討
協議会
会長
植松高志
8 月 27 日(木)
9:00~17:00
create)
(サンスクエア堺にて研修)
(サンスクエア堺にて研修)
8 月 28 日(金)
9:00~12:00
AM 企画書完成
13:45~17:00
各チーム発表(1チーム 15 分)質疑応答・交流懇談会
10
【プロジェクト型
参加学生のアンケート感想より】
・一人ではなく、グループみんなと活動することで何倍もの経験ができた
・プランニングに興味があったので、経験ができて達成感があった。また、協調性を学ぶこと
もできた。
・第一線で活躍されている講師の方々の話を聞けて満足している。
・同じ年代の学生と一つのことをやり遂げて、自分の視野が広がった。
・グループワークを通じて、コミュニケーション能力を高められた。また自分の弱みを見つけ
ることができた。
・人と接することが多く、多くの意見を聞くことができた。
・インターンシップをする前後で自分の変化に気付けた。
・多様な知識を得ることができた。
グループに分かれての研修風景
最終日の発表会の様子
PJ型インターンシップ参加者 37 名
11
【プロジェクト型インターンシップ 講師陣】
Peach Aviation(株)
野村 泰一 氏
(株)JTB西日本
熊谷 泰伸 氏
(株)紀陽銀行
磯田 泰祐 氏
堺市 ニュータウン地域再生室
高松 俊 氏
新関西国際空港(株)
筒井 千恵 氏
谷
竹内 和樹
堺市 観光部
氏
北口 崇 氏
(株)池田泉州銀行 堺支店
宗樹 氏
栗山 智史 氏
塩川
古屋敷
日本政策金融公庫
誠 氏
田中 明男
樋口恵介デザイン事務所
樋口 恵介 氏
12
裕貴 氏
氏
堺東駅前商店街協同組合
矢本 憲久 氏
(5)
事前合同オリエンテーションの実施
ⅰ)目的
インターンシップに参加する学生の意欲を高め、責任感や意識を向上させることで、今回
のインターンシップの目的を明確にすること。各参加大学の学生が一堂に会することで、新
たな自覚が生まれることを期待した。
ⅱ)参加者
・参加学生 242名
・大学職員 10名
事務局6名
合計258名
ⅲ)内容
(1)日 時
平成27年7月12日(日)13:30~16:30
(2)会 場
大阪府立大学I-site なんば
(3) プログラム
① 開会挨拶 「インターンシップの目的」
② ビジネスマナー講座
会長
植松高志
株式会社キャリアスクエア 代表取締役
永川幸子
氏
③ 昨年度の体験談「インターンシップを体験して」
1)プール学院大学短期大学部
2 年 瀧北晃菜 氏(ダイワロイネットホテル堺東)
2)追手門学院大学 3 年 松本祐輝 氏
(PJ型着地観光)
④ 学生交流&ワークショップ (班に分かれてグループワークしながら交流)
⑤ グループ代表による発表
「インターンシップの目的 各班発表」
⑥ 事務局連絡
⑦ 閉会挨拶
副会長
木村亮介
【ワークショップ:インターンシップの目的
各班発表内容】
・自分に向く職業を探す(将来の選択のため)
・仕事を理解し、アルバイトではできない業務経験をする
・経験することで現状を変える
・自分の考えと実際(社会)とのギャップを減らす
・視野を広げ、物事を客観視できるようにする
・社会人基礎力の向上
・自分の経験値を上げ、スキルアップにつなげる
・自己分析のチャンス
・今の自分に何ができて、できないかハッキリさせる
・
「社会人」になるための第一歩
【昨年度研修生発表】
左:松本祐輝さん 右:瀧北晃菜さん
ワークショップの様子
各グループ代表による「インターンシップの目的」の発表
13
(6)
事後学習会の実施
ⅰ)目的
本協議会が実施しているインターンシップに参加した学生を対象として、事後学習会の機
会を提供し、①インターンシップの課題や成果を学生自身が振り返り、②学生の今後の就職
活動に生かすと同時に、③大学への学びの還元をめざす。
ⅱ)参加者
・参加学生 141名 ・大学職員12名 ・事務局7名
合計160名
ⅲ)内容
(1)日 時
平成27年10月18日(日)14:00~16:20
(2)会 場
大阪府立大学I-site なんば
(3)プログラム
① 開会挨拶
会長 植松高志
② 「インターンシップ実施を終えて」
事務局
③ 参加学生発表
1)大阪経済大学 3 年 川原雄人 氏(研修先:岸和田市役所)
2)大阪教育大学 3 年 米延奏美 氏(研修先:PJ 型観光)
④ 事後学習会
株式会社キャリアスクエア 代表取締役 永川幸子 氏
⑤ ワークショップ
⑥ インターンシップアンケート記入
⑦ 閉会挨拶
副会長 木村亮介
<ワークショップ
~今後学生生活にどうつなげるか~>
① 企業を知る!
・説明会等に参加し“企業”をもっと知る
・将来就きたい仕事を明確にする
・本や新聞から企業情報収集をする
② 人と関わる!
・人と接する機会を増やしコミュニケーション能力
を高める
・緊張する場へどんどん参加するようにする
・周りに気配りし、簡潔にわかりやすく伝える力を
身に付ける
③ 自分を変える!
・自分の強みを更に磨き、弱みを改善する
・いろいろな視点から物事を考えるようにする
・当たり前のことをしっかりやっていく
・周りの方の良いところをどんどん吸収しながら
も自分を持ち、常にビジネスマナーを心掛けた学生
生活にする。
・できないことをできないで終わらせない
【参加学生発表】
川原雄人さん
米延奏美さん
・疑問を持つことをクセにする
14
(7)
平成 27 年度インターンシップ説明会&報告会及び産学交流会の実施
平成 27 年度インターンシップ説明会&産学交流会
平成 27 年 4 月 21 日(火)14:00-16:25
於:サンスクエア堺 第 1 会議室
(参加者:大学 37 名、企業 35 名)
1. 開会挨拶及び平成 26 年度報告
2. 平成 27 年度事業説明
3. 新規受入企業、新規参加大学ご紹介
4. 産学交流会
(テーマによる交流、ディスカション)
テーマ:
(企業側) “こんな学生に研修に来てほしい!”
(学校側) “学生にこんなことを学ばせてほしい!”
産学交流会の様子
チーム代表による発表
15
平成 27 年度インターンシップ報告会&産学交流会
平成 27 年 11 月 5 日(木)13:30-16:35
於:サンスクエア堺 第 1 会議室
(参加者:大学 18 名、企業 22 名)
【第一部 報告会】
1. 開会挨拶及び平成 27 年度報告
2. 受入企業報告「わが社の取り組みについて」((株)日本旅行)
3. 参加大学報告「本学の取り組みについて」(桃山学院大学)
4. 名刺交換会
(株)日本旅行 関西法人営業部
次長 山本重樹 氏
【第二部 産学交流会】
1. 班別意見交流会
テーマ「本音で語ろう!インターンシップ
~質の向上をめざして~」
2. 各班発表
3. 親交会
5. 産学交流会
(テーマによる交流、ディスカション)
テーマ:
(企業側) “こんな学生に研修に来てほしい!”
(学校側) “学生にこんなことを学ばせてほしい!”
桃山学院大学 キャリアセンター
松本雄一 氏
<班別意見交流会
インターンシップの質の向上のためには>
・マナー(電話応対・服装など)を事前学習でしっかりしてほしい
・理系の学生マッチングについて、理系の学生を受け入れるプログラム、内容を強化していく
・障がいのある学生の受け入れについて、より柔軟にしていく必要がある
・企業と学生のミスマッチを防ぐ為に、学生がわかりやすい企業一覧表を作成する
・学生から本音を聞き、学生のニーズに応えられるようなカリキュラムを考える
・事前の面接に加え、実施後の事後面接が質の向上につながるのではないか
・学生の企業の理解を深める努力、営業はものを売ること、というような学生にこびりついている
イメージをはがす。
・インターンシップはせっかくの機会であるので、受け入れ企業はインターンシップ参加学生に対して
何のためにその作業が必要なのか、というような事を説明していただけると学生も納得できると思う。
16
(回答数 33)
【産学交流会アンケート】
Q1.産学交流会はいかがでしたか?
0
5
10
大変有意義だった
9
5
有意義だった
それほど有意義ではなかった
0
0
15
11
8
大学
企業
<企業>
・非常に参考になった。次回のカリキュラムを良いものにしたいと思う。
・大学側の取り組みがわかり、他社のインターンシップの取り組みについても知ることができた。
・企業だけでなく大学側の意見も聞けて貴重な交流の場となりました。
・学生にとって魅力的になる部分、ミスマッチを防ぐ為の情報発信が質の向上につながると感じ
た。
・大学側の率直な意見が聞けて有意義であった。採用のイメージも湧いた。
・インターンシップだけでなく、就職に向けての意識やスケジュールなどが把握できた。
・大学ではしっかりマナー研修頂いてるので受入側も体制を整えないといけない。
・多くの企業や大学が良い人材を育てたいという思いが理解できた。
・この場で得た担当者それぞれの意見を今後のインターンシップに生かしていきたい。
・障がいのある学生や留学生など積極的に受入れ、多様性のあるインターンシップにしていきた
い。
<学校関係>
・企業のみなさんが、思っていた以上にインターンシップについて好印象をお持ちだとわかった。
・日常的に学生への指導の大切さを更に感じることができた。
・企業の声を聞き、学生へのインターンシップの内容の伝え方を具体的に実践したいと思った。
・実際に受入れいただいた企業の方とお話出来てよかった。事前、事後教育を改善していきたい。
・グループディスカッションでは非常にフランクに企業の方々と語れた。
・大学側、企業側それぞれの意見があり、こういう場は必要だと感じました。
・大学や企業の思惑をかなり本音で語ることができた。
・インターンシップは大学生の社会への一歩になるシステムであり、活用していきたい。
・各グループの発表から企業や大学の意見をうかがえて大変参考になった
・学生のマナーや目的意識を更に高める必要があると痛感した。
・評価表等の統一は本当に企業に求められているとよくわかった。
・インターンシップに対する意識を企業、大学とも共有するには交流会は重要だと感じました。
17
Q2.交流会で大学・企業への意識の変化はありましたか
0
5
2
とても変化があった
10
15
4
変化があった
14
10
1
1
変化はなかった
大学
企業
Q3.今後もこのような機会を希望しますか
0
5
希望する
10
10
4
7
あれば参加する
希望しない
15
12
0
0
大学
企業
5
10
Q4.みなさんが期待する産学交流会についてのご希望
0
8
大学・企業が人材育成について語り合う交流会
15
11
4
4
大学・企業を知るセミナーの実施
大学・企業の現状を知るアンケートの実施
6
企業
7
大学
<インターンシップ事業全体について企業・大学の自由記述>
・交流会を通じて得た改善点に取り組みたいと思う。(大学)
・企業の方の生の声が聴けて、それぞれの大学の取組みについてもよくわかった。(大学)
・小規模校なので、自力では不可能なことも可能となるのでありがたく感じている。(大学)
・企業の方がどのように人材育成されているのか、具体的にききたい。(大学)
・本来のインターンシップで学生の就業意識を高められることを期待する。(大学)
・すべてに参加できた学生に「認定証」などを付与していただくと良いモチベーションになる
と思う。(大学)
・交流会は、企業、大学、学生の 3 方を知る機会なのでこれからも参加したい。(企業)
・学生への指導と、若手社員への指導は共通する部分があると思う。(企業)
・インターンシップ終了後、学生の変化や成果をヒアリングできる機会があればいい。(企業)
・インターンシップの参加大学がもっとあればよい。(企業)
・他企業の取り組みを知ることで自社に取り入れられることを見つけることができる。(企業)
・初めての受け入れであったが、企業側としても大変勉強になった。来年度も引き続き受入し
たい。(企業)
・他の企業の皆さんのご苦労もわかり、来年以降も頑張ろうと思った。(企業)
18
Ⅱ. 平成27年度 インターンシップ参加学生のアンケート結果
(回答数 141 名)
E1 プロフィール
(単位:人)
(学部・学科)
(学年)
(性別)
1
社会学部系
30
1
12
男性
38
2
経済・経営学部
27
2
18
女性
98
3
文学部
12
3
109
未記入
5
4
学芸学部
12
4
1
5
法学部
12
修士
1
6
人間科学部
8
7
国際学部系
7
8
工学部系
6
堺市内
38
堺市内
19
9
教育学部系
4
大阪府(堺市以外)
84
南大阪
95
10
現代システム科学域
3
大阪府外
18
大阪府内
24
11
福祉系
3
無回答
1
無回答
3
12
その他
6
短期大学
11
(住居)
(大学場所)
E1-1 マッチング結果
5%
4%
希望通り
22%
どちらともいえない
希望通りでない
69%
無回答
E1-2 インターンシップ参加の動機
0
(複数回答)
20
40
(人数)
60
80
120
103
就職に向けて
63
自己の適性把握
44
地域の企業・行政が知りたい
23
大学の学びとつなげる
13
単位取得
その他
100
8
19
※その他志望動機
・先輩から勧められた
・自己成長
・社会におけるマナーを学びたい
・視野を広げたい
・自分自身のスキルアップのため
E2-1 今回の実習期間について
E2-2 今回の実習期間
単位:人
長すぎる
13%
1
適当
138
短すぎる
1
無回答
1
23%
64%
※短過ぎる理由・・・
濃い内容の実習ができなかったから
5日間
E3
実習内容について
2週間
その他
E4 指導方法について
2%
1%
34%
1%
18%
64%
80%
適切
普通
適切
不適切
普通
適切でない
その他
E5 目標は達成できたか
【目標を達成できた】
10%
・マナーや礼儀を実践することができたから
【目標を達成できなかった理由】
90%
・積極的に行動できなかった
・自己の適性が明確にならなかった
・知識不足で質問に迷ってしまった
・マナーなど社会人としての知識を学ぶ
できた
ことができなかった
できなかった
・自分自身に負けてしまった
・良いプレゼンができなかった
20
E6 満足度
E6-1 体験した仕事内容について
1%
5%
35%
満足
どちらかといえば満足
どちらかといえば不満足
不満足
59%
【仕事内容に満足した学生の主な感想】
・学びたい分野の仕事内容で、非常に貴重な経験をさせてもらった
・多くの方とお話する機会を与えてもらった
・知らなかった知識をたくさん吸収することができた
・行政の仕事内容につきはっきりとしたイメージがつかめた
・実務、営業戦略とさまざまなプログラムを組んでもらった
・実習生ひとりひとりに合わせたスケジュールや体験内容を提示していただけた
・PJ型インターンシップは詳細なプログラムでとても勉強になった
・自分自身の成長の可能性を発見することができた
・ざっくりした仕事内容しか知らなかったが、裏側、内面まで知ることができた
・介護の皆様とふれあい、笑顔を見てこの仕事で役に立ちたい!と思いました。
・工場、事務、営業同行など様々な経験をさせて頂き、視野が広がった
【仕事内容に不満な学生の主な感想】
・専門的な内容の作業で、見ていることが多かった
・営業職のインターンシップがしたかったのに事務職の内容であった
・スケジュールが分からないまま研修が進んだ
・どのように経営しているのか、深く聞きたいと思うところが知ることができなかった
・ベッドメイキングは勉強になったが、実習内容がおおまかで、暇な時間があった。
・研修内容は充実していたが、自分には向いていないと思った
・社内のことやマナーは学べたが研修内容が少し簡単に感じた
・思っていたインターンシップとは違っていた
21
E6-2 勤務時間や仕事量について
(単位:人)
満足
91
どちらかといえば満足
41
どちらかといえば不満足
7
不満足
1
無回答
1
【不満な理由】
・もっと多くの業務がしたかった
・実習内容が簡単であった
・仕事をあまりさせてもらえなかった
・インターンとはいえ、職員より早く帰っ
ていいのかと思った
E6-3 社員とのコミュニケーションについて
満足
92
どちらかといえば満足
35
どちらかといえば不満足
13
不満足
(単位:人)
【不満な理由】
・積極的にコミュニケーションがとれず後
悔している
・社員と話す機会がもう少し欲しかった
・みなさん忙しくて話す機会がなかった
・PJ型の企業の方々と最終日にもっと交
流を持ちたかった
1
【満足した学生の主な感想】
・小さい企業だからこそ社長と話す機会をいただけた
・気さくに話しかけて下さり、交流を深められた
・質問もしやすく、仕事に対する考え方や就職活動のアドバイス等いただけた
・1日の始めと終わりに時間をとって、質問や不安がないか確認してくれた
・社員の方の生の声を聞くことで研修に参加しなければ知りえなかったことが知れた
・主体的に自ら話しかけ、また話しかけてくださった
・支店研修では直接社員の方々と交流ができ良かった
・懇親会や昼食会まで開催していただけました
E6-4 事前・期間中指導・事後フォローアップついて
単位:人
満足
91
どちらかといえば満足
37
どちらかといえば不満足
10
不満足
1
無回答
2
【不満な理由】
・PJ事前課題が学校のテストとかぶって
大変でした
・事後評価が見たい
・学内の研修だけで満足なので不要
・事前や事後のフォローアップがなかった
・いつも面倒見ていただけていなかった
・研修から事後学習会まで長い
【満足した学生の主な感想】
・的確な指導で研修しやすかった
・事前学習会で学んだことを実際に行動におこすことができ好感を持っていただけた
・毎日のノートに細かくご指導いただき、熱心に話していただけた
・事後学習会は研修から時間が空いていたのでよい振り返りになった
・PDCAサイクルがつくられているな、と感じたから
・振り返りにより新たな気づきもあり、就職に向けて意識を高めることができた
・事前、事後学習会の研修がとても勉強になり、遅刻した時もおどおどせず連絡できた
22
E6-5 今回のインターンシップの総合評価
(単位:人)
満足
【不満な理由】
104
どちらかといえば満足
・企業の方の厳しいだめだしが欲しかった
・自分自身の準備不足であった
・社会人マナーが実践であまり学べなかった
から
・過酷な研修であった
・会社に貢献できなかった
32
どちらかといえば不満足
3
不満足
2
•
【総合評価:満足の理由】
・研修内容も社員の方々との交流もすべてにおいて充実していた
・社会人として働くことについて多くを学べた
・これから直すべき課題が発見できた
・就職に対する意識の向上があり、また自信がついた
・介護施設で研修できて人の温かさや情熱に触れることができた
・市役所での仕事は専門性以上に多くの分野に対応できる能力が大事だとアドバイスいただけた
・PJ型では、プランニングだけでなくグループワークの難しさや協調性を学べた
・自分の良い部分、悪い部分を見つめなおす良いきっかけになり、目標が明確になった
・緊張感の中で発言も出来、良い経験をさせていただけた
・参加しなければ知りえない知識が増えた
E7 インターンシップに参加して感じたこと
(複数回答)
0
20
(単位:人)
40
60
72
視野が広がった
57
55
53
50
48
厳しさや責任感を感じた
イメージが明確になった
協調して仕事に取り組む姿勢
適性や興味がわかった
業種や企業について理解
34
大学の勉学に更に力を入れる必要性を感じた
26
人脈などが広がった
E8 合同オリエンテーションについて
80
(単位:人)
役に立った
88
【ほかの内容がほしいという意見】
よくわからない
33
・もっとグループで話す機会が欲しい
・マナー講座をもう少しほしい
・多くの先輩の話を聞きたい
・グループワークでないほうが良い
役に立たなかった
9
無回答
11
※プログラムで良かった内容
①他大学の学生との交流
②心構えができた
③社会人の基本が学べた
23
Ⅲ. 平成27年度 インターンシップ参加企業のアンケート結果
(1)インターンシップのマッチング結果について
3
(回答数 90 社)
9
3
9
【不満な理由】
・学生を自社選考にしたかった。
78
・障がいのある学生を受け入れたが
78
最終的にリタイアした
・司書資格取得のない実習生の受け
満足している
不満がある
入れは違和感を感じた
その他(無記入)
(2)参加した学生のモチベーションについて
0
とても高い
高い
どちらかといえば低い
低い
かなり低い
無記入
(単位 社数)
20
40
60
26
48
8
4
0
4
(3)組織のモチベーションの変化について
0
とても上がった
少し上がった
変わらない
少し下がった
かなり下がった
無記入
10
(単位
20
30
40
50
11
47
27
1
0
4
(4)受け入れによって得られた効果について
0
10
20
(複数回答)
30
40
社会貢献
35
自社の認知度を高める
30
29
28
職場の活性化
将来の採用の人材の見極め
大学との交流
22
学生の意見による職場の改善
9
3
24
(単位
50
41
指導する若手の成長
その他
社数)
社数)
(5)募集・採用の際、インターンシップ参加経験の有無の確認
(他社でのインターンシップも含む)
15
(単位
社数)
10
5
27
33
確認している
ケースバイケース
していない
募集していない
(6)大学への要望(複数回答)
(単位
0
20
60
54
事前にビジネスマナー講習をする
41
実習前に機密保持の徹底を図る
26
実習内容に関連した専門知識を勉強する
9
3
特になし
その他
社数)
40
学生の目的意識を高める
担当教員の巡回を徹底する
無記入
9
3
(7)過去の研修生が貴社の就職説明会に参加されたことはありますか。
10
15
ある
ない
無記入
65
(8)過去の研修生で採用されたことはありますか。
(単位 社数)
14
9
ある
ない
無記入
67
25
(単位 社数)
【社会人基礎力 評価】
◇前に踏み出す力(主体性、働きかけ力、実行力)
13
2
18
とてもある
ある
あまりない
ない
48
◇考え抜く力(課題発見力、計画力、創造力)
0
14
12
とてもある
ある
あまりない
57
ない
◇チームで働く力 (発信力、傾聴力、柔軟力、状況把握力、規律性、ストレスコントロール)
0
8
19
とてもある
ある
あまりない
56
ない
◇目的意識
0
10
18
とてもある
ある
あまりない
55
ない
◇学習意欲
1
3
30
とてもある
ある
あまりない
49
ない
26
<受入企業の声>
(実習生の評価)
企業(業種)
感想
1
機械器具製造業
実習態度は非常にまじめで一生懸命理解しようと取り組んでいた。若手社員
への良い教育にもなった。マナーや礼儀がしっかりしており、社員から好感
を得ていた。
2
製造業
まじめな学生で、説明や指示内容を聞く姿勢も非常に良かった。学習意欲も
旺盛で教え甲斐がある好印象の青年だった。
3
金融業
事前準備を十分してこられたので、スムーズに受入ができた。学生の研修意
欲が高く、目的意識も高かったので他大学の学生へも良い影響を与えていた。
4
旅行業
5
引越業
留学生は日本語もうまくコミュニケーションはとれていた。業界の呑み込み
も早かった。聞く、話す姿勢の良い学生もいた。インターンシップでやりた
いことや知りたいことも明確な学生もいた。
グループディスカッションを重ねるごとにしっかり発言できるようになっ
た。学習意欲も高く礼儀正しさが際立っていて好印象だった。自分の可能性
を信じて、視野を広げた就職活動をされたらいいと思う。
6
設備管理業
将来の就職も視野に入れて、意欲的に取り組んでおられた。
7
製造・販売業
毎日自己目標を設定して、懸命に達成しようとする態度が伝わった。営業担
当者との同行時、得意先から笑顔が大変良いと褒められていた。
8
経営コンサルタント 学生2名は自身の将来について考え、研鑽し、指導者の理解もしやすいよう
だった。広く弊社を認知いただきたい。
9
製品企画・開発業
10 サービス業
今回の学生は「ものづくり」に大変興味があったので体験を第一に考えた。
非常に勉強熱心に取り組んでいただけたので、次回はもっと内容を考え充実
させたい。
何か役に立とうという気持ちのある学生であった。失敗や分からないことを
聞ける雰囲気作りが大切だと思った。今回の3名ともに笑顔が多かった。一
度きりのインターンシップに当社を選んでくれて感謝する。
(メリットや成果)
1
新聞製作・販売
2
NPO法人(社会福 最近の学生像もわかりよい機会を頂いた。多くの企業が学生を受け入れミス
祉)
マッチの低減やお互いのコミュニケーションを図れれば良い。
3
製造業
受け入れて、若手社員の成長につながった。実習生は積極的に質問し、企業
として改善の課題も見えた。今後も受入れ、時代の変化に対応していきたい。
4
製造業
モチベーションの高い学生さんが来られて受入担当者も初心にかえることができた。双
方にメリットがあったのでないかと感じた。
5
自動車販売業
6
行政
インターンシップの取組は社会貢献の側面がメインとなっているが、採用に
結び付けたいという本音部分がある。採用活動にもう少しリンクするような
取り組みがあればよい。
市役所の仕事が単なるデスクワークだけでないことも理解してもらえたのは
メリットとして感じている。今後、公務員志望、当市に関心のある学生の研
修を望む。
7
行政
学ぼうとする姿勢がみえ受入側として良かった。学生にとって将来を考える
ヒントを与えることができたことは大きな成果であった。学ぶべきことが多
くあるということを知ることも意義があった。
実習生が来ることで課内の意識改革、課題の再認識ができる良い機会になっ
た。今後もこのような実習生を期待する。
27
Ⅳ. 平成27年度 インターンシップ参加大学のアンケート結果
(回答数 28 校)
(1)募集時期について
適当
24
もう少し早く
2
もう少し遅く
2
(2)マッチング方法について
このままでよい
24
別の方法を検討
2
無記入
2
【別の方法】

事務局で面接を行い、適性を判断して選考してほしい。

希望の優先順位でなく複数記入の中でどの企業に研修にいってもよいという方法

第 5 希望まで書いても参加できない学生がいるので、再度検討してほしい
(3)マッチング結果について
満足
18
不満
7
無回答
3
【不満な理由】

人物重視でマッチングしてほしい。

エントリー者の半数がマッチングで落選し、実習参加を諦めざるを得なくなった。

マッチングの連絡ミスがあり学生へ説明が出来なかった

希望企業を 5 社近く書いていても落選している。

理系企業応募者が少ないと聞いていたが学生に薦め応募したが不可であった
学生のモチベーションをさげてしまった。
(4)エントリーシートについて
このままでよい
20
事務局選考が増えると良い
4
自社選考が増えると良い
3
無回答
1
(5)受入企業について
もっと必要
12
現状でよい
14
障がいのある学生の受け入れ
6
複数回答
4
・受入希望職種・・・金融 5, 旅行 3,
食品 2,
28
その他(アパレル、栄養士等)
(6)合同オリエンテーションについて
来年度も実施してほしい
19
大学でも実施しているが合同開催は必要
7
必要はない
3
複数回答
2
無回答
1
※来年度の合同オリエンテーションについてのプログラムについて
このままでよい
14
別のメニュー
1
※自由記述
 マナー講習にもう少し時間をとってほしい。

同じ実習先に行く学生が事前顔合わせできるのがよい。

マナーや心構え等の内容は大学でも実施しているので、企業社長との懇談等実施を希望。
(7)インターンシップを通じて何を身につけてもらいたいですか
0
(複数回答)
10
20
社会へ出るための意識や感覚
25
自分自身の適性・興味
14
就職活動への心構え
13
仕事への責任感
10
就職先への実務能力
4
就職先への専門能力や知識
その他
30
3
0
(8)インターンシップを効果的なものにするためには何が必要だと思いますか
0
(複数回答)
10
20
学習内容を事前に充分説明
19
社員との交流機会
16
大学で事後のフォロー
14
13
12
学生が希望する企業に参加
大学での事前研修
その他
5
採用に結びつく
4
高度な業務の体験
3
大学での単位認定
採用とは切り離す
2
1
※自由記述
 事前学習などを通じ参加目的(意義)が明確になっていること
 事後研修を自由参加から“必須”にすること
 社会人基礎力、社会への貢献と企業活動が理解できるプログラムの実施
29
(9)インターンシップに対する貴学の方針
(複数回答)
0
10
20
30
事前教育の実施
26
事後のフォローアップ
23
インターンシップの認知度をあげる
18
より低学年で行う
12
企業に効果的実習内容を求める
10
単に認定を伴うものを増やす
9
全ての学生に行う
7
その他
4
採用に結びつくものを増やす
2
※自由記述
 長期実践型の推進、有給型の開発

単位認定の申請が可能な実習内容・期間等のインターンシップのみ対応

社会に対する理解、自分理解
(10)インターンシップ等を含めて学生支援としてどのような希望がありますか
0
10
(複数回答)
20
企業を知る場
30
23
真剣に取り組むための場の提供
16
企業と大学の交流の場
12
実践を通した大学での学びの深化
12
学生交流
8
留学生の交流機会提供・就職支援
5
就職活動支援講座
5
学生起業支援
1
その他
1
※PBL 型インターンシップの拡大
※PBL型・・・身近な問題や事例を素材としながら、具体的な問題解決に向けてチーム
学習を行っていく学習メソッドのこと
<参加大学の声>
○インターンシップ参加を重視するか、受入先を希望して出願しているのか、意思表示をさせた
上で、出願させるのが良いと感じる。
○参加した学生は、全て無事に実習を終えることができ、大変多くの学びを得ることができた。
○受入期間が、
「学生と応相談」とあったが、期間が固定されていた。
○企業の担当者様への挨拶等につき、手順がわかりづらかった。
30
Ⅳ.インターンシップ 研修風景
<しあわせ総合研究所 研修最終日発表会>
○リーダーにしっかり引っ張られながら研修からたくさんのことを学べました。
<(株)ニッカトー>
<要薬品(株)>
○礼儀正しく、積極的に参加されました
○学習意欲も旺盛で教え甲斐がある
好印象の青年でした。
観光プロジェクトチーム
榎並屋(刃物)さんにて見学・説明
お世話になりました!
31
Ⅳ (参考) 平成27年度 受入企業プログラム例
① プログラム例(製造業
午
理系)
前
午
後
総務部・
軸受技術課
会社概要・工場見
学・等
12:45
~17:00
軸受技術課
軸受技術課全体の概要説明
軸受商品の概要・仕事の説明
レポート作成
2 日目
8:20
~12:00
軸受技術課
軸受技術課全体
の概要説明
軸受商品の概
要・仕事の説明
12:45
~17:00
軸受技術課
試験室での試験・実験実習
レポート作成
3 日目
8:20
~12:00
軸受技術課
試験室での試
験・実験実習
12:4
~17:00
軸受技術課
設計CAD実習
レポート作成
4 日目
8:20
~12:00
軸受技術課
設計CAD実習
12:45
~17:00
軸受技術課
軸受製品選定・寿命計算実習
レポート作成
5 日目
8:20
~12:00
軸受技術課
軸受製品の分解
調査実習
12:45
~17:00
軸受技術課
・総務部
軸受製品の分解調査実習
レポート作成
まとめ、アンケート
1日目
8:20
~12:00
<企業担当者の感想>
・実習態度は非常にまじめで一生懸命理解しようと取り組んでいた。若手社員への良い教育にもなった。マナーや礼儀
をしっかりしており、社員から好感を得ていた。
② プログラム例(会計事務所)
午
前
午
後
1日目
9:00~
12:00
堺事業部
業務内容の説明
(税務・会計・電話応対
オフィス見学)
13:00~
17:00
堺事業部
データ入力、読み合わせ、摘
要入力
証憑整理
2日目
9:00~
12:00
堺事業部
企業顧問先への巡回同行
13:00~
(伝票チェック、その他) 17:00
堺事業部
公益法人顧問先への巡回
同行
(伝票チェック、その他)
3日目
9:00~
12:00
堺事業部
模擬決算
(B/S、P/L、勘定明細)
13:00~
17:00
堺事業部
模擬決算
(法人税の申告書の作成)
9:00~
12:00
経営コン
サル ティ
ング
事業部
実際のクライアントへの
事業戦略提案プロジェク
ト
(プロジェクトの説明、
分析・戦略方法講義、ク
ライアントの紹介、事業
内容の説明)
13:00~
17:30
経営コン
サル
ティング
事業部
実際のクライアントへの
事業戦略提案プロジェクト
(チームに分かれてワーク)
9:00~
12:00
経営コン
サル
ティング
事業部
実際のクライアントへの
事業戦略提案プロジェク
ト(チームに分かれてワ
ーク)
13:00~
17:30
経営コン
サル
ティング
事業部
実際のクライアントへの
事業戦略提案プロジェクト
(チームに分かれてワーク、
チーム毎にプレゼン&質疑
応答、総括)
4日目
5日目
<企業担当者の感想>
・かなり難度の高い課題についても、前向きにじっくり取り組む力があった。
32
③ プログラム例(行政)
日 程
実 習 内 容
場
開講(9時~)
所
市役所高層館 12 階会議室
・実習責任者等の紹介
・実習オリエンテーション
1 日目
・市について
・受入担当者の紹介(10 時~)
*産業振興局の業務のあらまし学習
*農水産課の業務のあらまし学習
各課へ
産業政策課
農水産課
2 日目
*市地域農業再生協議会
*農業振興に係る業務
農水産課
3 日目
*ハーベストの丘の業務
*農産物直売所「またきて菜」の業務
農水産課
4 日目
【午前】雇用推進課業務説明
【午後】SCK サービスセンター業務
雇用推進課
5 日目
*商業流通課の業務(中小商業・商業諸団体等の支援等)
商業流通課
6 日目
* 農業土木課の業務説明(水利組合・水利権、農業用施設の管理
等)
* 財産管理・施設管理業務
* 農業用施設視察(ため池・ほ場整備・水路・農道等)
農業土木課
【午前】*ものづくり支援課の業務のあらまし学習
*セミナー受付補助・参加「女性起業家メンターミーティング」
7 日目
【午後】*さかい新事業創造センターの見学と業務のあらまし学
習
*セミナー受付補助・参加「高密度水素水貯蔵技術セミナー」
*産業振興センター経営支援課の業務に関する資料整理
【午前】さかい新事業創造センター
【午後】さかい新事業創造センター~
堺市産業振興センター
8 日目
* 農業用施設維持管理業務(要望に伴う土地調査(法務局等))
* 農業用施設維持管理業務(調査要望対応実務)
農業土木課
* 農業用施設改修事業の工事現場監理監督業務(東西道路・菰池)
9 日目
さかい JOB ステーション
【午前】センター内見学、セミナー準備補助
【午後】セミナー受付補助、セミナー参加
雇用推進課
*産業振興センター販路開拓課・金融支援課の業務のあらまし学
習
*伝統産業会館見学
産業振興センター~伝統産業会館
*実習報告書作成
産業政策課
振り返り、閉講
堺市役所高層館 12 階会議室
10 日目
<企業担当者の感想>
・大変意欲的に取り組まれていた。今後も目的意識と学習意欲を持った学生の参加を望む。
<参加学生の感想>
・業務中、丁寧に仕事を教えてもらい休み時間もたくさん話せました。
・市役所で働きたいという思いが再認識できた。
33
平成27年度堺地域キャリア教育支援事業報告書
<本事業の目的>
堺地域の大学において、望ましい勤労観・職業観をはぐくみ、社会人として必要なキャリア形成
能力を育成し、持続可能な地域社会づくりに貢献できる人材育成を行う。
<実施団体>
堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会(堺経営者協会・南大阪地域大学コンソーシアム・堺市)
<事業背景>
平成27年3月に大学を卒業した5人に1人が安定した職業に至っていない。
近年、中小企業にも学生が目を向けつつあるものの、以前として大企業志向が高い。積極的に就職
先として地元中小企業を選択するような意識付けが必要である。
一方、企業は、コミュニケーション力、主体性・実行力等の社会人基礎力を備えた人材を求めてお
り、学生と企業との間に意識のミスマッチが生じている。キャリアセンターを含めた学生側と企業側
との意識変革のための交流が必要となっている。
<事業内容>
①社会人基礎力講座
*時間:1講座1コマ(90分)
*実施大学等:
大阪健康福祉短期大学、羽衣国際大学、太成学院大学、(予定)プール学院大学
(大学、短大、修士、博士課程の学生)
*講座内容:大学キャリアセンターからのヒアリングのもと、学生ニーズのあるキャリア教育プログ
ラムを作成し、大学と相談の上実施した。講座内容は、社会人基礎力を養い、就職活動の知識・ノ
ウハウを身につけるものとした。
*講師:社会人基礎力講座については、大学と相談の上決定した。
②企業等による出前講座
*時間:1講座1コマ(90分)
*実施大学:
大阪府立大学、羽衣国際大学、プール学院大学、(予定)帝塚山学院大学
(大学、短大、修士、博士課程の学生)
*講座内容:大学キャリアセンターからのヒアリングをもとに、その大学の学生に必要と思われる
内容、業種・職種にあった社長の話を聞く「仕事塾」プログラムを作成し、実施した。
内容として「堺市内の中小企業を学生が知ること」
「堺市内の企業に関する知識を得ること」
「企業
が何を求めているのか、経営者や人事担当者から経営理念や仕事での経験などを話してもらい、職
業意識の醸成を図ること」を中心とした。
*講師:上記プログラムに適した企業経営者にお願いした。
③企業見学バスツアー
*目
*時
*内
的:企業の特色や魅力に触れ、職場の活気や雰囲気を感じとり、堺市内の企業を知ってもらう。
間:堺市役所発着9:00~17:00 3社~4社企業見学
容:堺市内の企業を学生及び教職員が訪問し、職場見学会を実施する。企業の特色や魅力に触
れるとともに職場の活気や雰囲気を感じてもらい、企業の現場を体験する場を提供する。
34
Ⅰ.事業の実施一覧
大学名
実施時期
企業出前講座
講座内容(企業名)
人数
羽衣国際大学
平成27年
10/27(火) 10:40~12:10
【講師】日本絨氈(株) 社長 池﨑博之 氏
・自社概要、業界について
・仕事とは
・仕事の人生における意義
・わが社について
・日本の未来について
大阪府立大学
平成27年
7/13(月) 14:35~16:05
【講師】(株)マスター 社長 奥中泰征 氏
・自社紹介
・3年間のサラリーマン生活において
・経営者として
・一人の社会人として
21名
帝塚山学院大学
平成28年
1月20日(水) 13:30~15:00
【講師】(株)南テスティパル 社長 藤井俊成 氏
未定
平成27年
10月27日(火)15:00~16:20
【講師】日本通酸(株) 社長 吉澤雅一 氏
おおお (大学OB) 営業部係長 吉延興忠 氏
・会社紹介
・社会人になるための心構え
・会社が求める人材
51名
社会人基礎力講座
講座内容(企業名)
人数
プール学院大学
大学名
実施時期
56名
羽衣国際大学
平成27年
11/24(火)10:40~12:10
【講師】㈱毎日放送
1111111111人事部キャリア推進部長 大谷邦郎 氏
「コミュニケーションに関する講座」
56名
プール学院大学
平成28年
2月2日(火) 15:00~16:20
【講師】㈱毎日放送
1111111111人事部キャリア推進部長 大谷邦郎 氏
「コミュニケーションに関する講座」
未定
太成学院大学
平成27年
10月5日(月)9:00~10:30
【講師】㈱毎日放送
1111111111人事部キャリア推進部長 大谷邦郎 氏
「コミュニケーションに関する講座」
43名
大阪健康福祉短
期大学
平成27年
7月1日(水)10:40~12:10
【講師】(株)キャリアスクエア
111111111111111111代表取締役 永川幸子 氏
「マナー・あいさつ・面接・電話などの講座」
55名
企業見学バスツアー
実施日時
参加大学
見学企業
参加数
教職員向け
8月18日(火)
9:00~17:00
(8:45集合)
大阪経済法科大学、帝塚山学院
大学、大阪府立大学、羽衣国際大
学、プール学院大学、プール学院
大学短期大学部、太成学院大学、
大阪国際大学・大阪国際大学短期
大学部、大阪樟蔭女子大学、和歌
山大学
上島珈琲貿易(株)
ホテル青雲荘(昼食)
(株)ナビタス
(株)サカイ引越センター
19名
学生向け
8月25(火)
9:00~17:00
関西大学、近畿大学、関西福祉科
学大学、四天王寺大学、京都産業
大学、和歌山大学、大阪千代田短
期大学、桃山学院大学、甲南大
学、プール学院大学、大阪教育大
学、大阪府立大学、甲南女子大
学、太成学院大学
堺市役所、仁徳天皇稜古墳
さかい利晶の杜 、 (株)羽車
(株)さかい新事業創造センター
KOZZ create、(株)梅栄堂、榎並刃物製作所
44名
35
Ⅱ.社会人基礎力講座と企業出前講座 【平成 27 年度講座記録】
大阪健康福祉短期大学
7 月 1 日(水)
講師:(株)キャリアスクエア
10:40~12:10
代表取締役
1.
参加学生
55 名
永川幸子 氏
「ビジネスマナーセミナー」
ビジネスマナーの基本
・大切なのは最初の7秒の「第一印象形成時間」(少ない人は4秒)。この7秒で悪い印象があると、3年間残るといわれている。15
秒たつと、所属している団体のイメージになる。7秒で使う感覚は視覚と聴覚。(メラビアンの法則)表情と立ち居振る舞いに注意
する。
2.
素敵な自己紹介の仕方
・「大阪健康福祉短期大学の○○と申します(謙譲語)。本日は(「今日は」は×)よろしくお願いいたします。(最後まできっちりと)」
3.
立ち居振る舞いと身だしなみ・・・・自己紹介の実践講習
4.
電話応対
・電話用の台本作成。「恐れ入ります。自己紹介。本日は求人票についてお電話いたしました。→相手が居るとき →居ないとき」
・おしゃれは自分のためにする。身だしなみは相手のためにする。
5.
資料「さちこ先生からのプレゼントシート」の説明
□訪問前7つのチェックポイント 会社の最寄り駅から注意、携帯電話はマナーモード・バイブもダメ、受付・通行人にも会釈・笑
顔、荷物は整理整頓、会場に居る人は将来の仲間、筆記用具は忘れない、手鏡でヘアのチェック
6.
□入室前7つのチェックポイント 身だしなみ、入室・退出、表情、姿勢、笑顔、声、挨拶
大阪府立大学
7 月 13 日(月)
講師:株式会社マスター
14:35~16:05
代表取締役社長 奥中泰征 氏
参加学生
21名
仕事塾(企業出前講座)
株式会社マスターは受託製造では国内2位の石鹸メーカーである。
1. 自己紹介の映像
2. 3 年間のサラリーマン生活において
・よき先輩のまねをする
・信頼を得る仕事をする
・自分は何が得意かしっかりアピールする→自分は英語ができたので、シンガポールで法人を作ることになった際、「科学が分
かり英語が出来る奥中君」ということで大抜擢された。役員同行通訳等、通訳の仕事がどっと増え、それが現在でも役に立っ
ている。
3. 経営者として
・雇う側と雇われる側があることを知る。雇われる側は企業を通して自己実現をすることを考えると、経営者の考える価値と自
分の価値が合うかが重要。
4. 一人の社会人として
・アメリカ人の時間当たりの労働生産性は日本の 1.5 倍。期限を切って時間を使わないので日本人はスキルが上がらない。
5. 新社会人として
・仕事は出来る人間に集まる。最初は憧れの先輩を真似る。間違えて頑張る人が一番だめ。間違えて頑張らない人のほう
まだ被害が少ない。ぜひ憧れる人を作って欲しい。
36
太成学院大学
10 月 5 日(月)
講師:(株)毎日放送
「コミュニケーションに関す
参加学生 る講座」
41 名
9:00~10:30
人事部キャリア推進部長
大谷邦郎 氏
1.
聞き上手になろう! ← リアクションしながら聞く
・良くない口ぐせ・・・でも~、別に~、はぁ?
・相手との距離を意識して話す、うなずく、話を引き出す
・話をしながらやってはいけないこと「腕を組む」「マスクしたまま話す」
2.
企業が採用したいと思う人・・・
・笑顔のある人、根性のある人、運のある人(目を見ればわかる)、まばたきが多いと不信感が増す
3.
就活生よ、好奇心を持とう!
← あれ面白そう!と思うことが大事 ← 気づく力をUPさせよう
(発見力や発想力はどの企業にもいつも求められている、ビジネスには気づき力が必要)
4.
自分の弱みは強みである ← 成果を語るな“失敗”を語れ!= 可能性を語れ
5.
人前で話すキーワードは“開ける”こと (口、目、間をあける、手を開ける)
6.
自己紹介するときは原稿にして書く
7.
三つの力を鍛えよう!・・・「聴く力」「気づく力」「発信力」
羽衣国際大学
講師:日本絨氈(株)
代表取締役社長
10 月 27 日(火)
10:40~12:10
参加学生
56名
池﨑博之 氏
仕事塾(企業出前講座)
日本絨氈株式会社は、1875 年に創業、主力商品はタイルカーペット、売上 77 億円、スポーツ用の人工芝は日本一である。
1.
自社概要、業界の話
2.
仕事とは
・学生と社会人の違い → (学生は授業料を払って知識を取得する ⇔ 社会人は成果・価値を提供して給料を得る)
・仕事は厳しい、なぜか ←会社は金を作る木であるから。会社員も会社もお金に見合った成果や価値を提供しなければ
ならないから。
・プロとは? → 自分の長所を活かし切り「さすが」と他人が認めてくれる人
3.
仕事の人生における意義
・仕事を通じて成長する・・・羽衣国際大学の教育理念“BE the ONE!(かけがえのない存在たれ!)”仕事も全てこれで
ある。
・人間として成長する・・・不完全さを「自覚」し、更なる「人間性の向上」を求める。そして、人の喜びを自分の喜びと感じる
「感性」を向上させる。(お客様に、同僚に、部下に喜んでもらいたい!→ 成功する人はそういう行動をする)
・人間性の向上(人間性には①高さ ②深さ ③広さ がある)知識や教養の高さ、自己責任の意識を持つ深さ、相手を理
解し、理解してもらおうと努力する心の広さが大切
4.
わが社について・・・オールドビジネスであるが、絶えず変化している、社員も同じように変化・成長している
5.
日本の未来について
・理性から感性へ
・西洋文明から東洋文明へ
・超高齢化社会のノウハウを世界へ
37
プール学院大学
10 月 27 日(火) 仕事塾
講師:日本通酸(株)
15:00~16:20
社長 吉澤雅一 氏
参加学生
51名
営業部係長 吉延興定 氏
「社会人になるための心
構え」
「会社が求める人材」
(大学OB)
日本通酸株式会社は、製造業と卸売り・小売業(商社)であり、商品を購入して再販している。
<プール学院大学OBによる講演>
1.日本通酸株式会社とは?
2.製造業と商社の違い
3.実際の工場の中での作業風景
4.社会人になるための心構え
挨拶、言葉遣い、仕事をしていく上での視点の違いを知ること、また給与を貰うことに対して成果を出すことが大事である。
アルバイトは自分の仕事をやれば一人前だが、社員は自分だけでなく会社、社員、他の会社の動きなどをチェックしてプロ
意識を持って仕事をする必要がある。給与を貰うことについては、成果を出す方法を考えている。
私は大学のOBであるが、年に何回か同窓生と会うので、大学にいる間に友達を作って学生生活をエンジョイしてもらいた
い。
<社長より講演>
~会社が求める人材~
ここに書いてあることをやっている人は、実際に会社で伸びている人。
・継続的に勤務ができ、変化に対応できる人材。毎年チャレンジ精神を掲げ、計画性を持って発展していける人材。会社組織、ル
ールに則った活動が出来る人材。時間内に濃密な仕事ができる人材。報告・連絡・相談(社内)及び打ち合わせ(客先)が的確に
出来るコミュニケーション力のある人材。社内でも常にライバル精神を持ち自分の立ち位置を確認できる人材。自分自身に明確な
目標を持ち、ワンステップずつ分析、具現化しゴールに向き合える人材・プレーヤーに徹することなく、全体的マネージャーになり
うる意識を持った人材。商売はお客様(ファン)があって成り立つもの、お客様(ファン)の立場に立って行動できる人材。
3年で人がころころと変わると人材育成をしないといけないし、教えるレベルも低くなるので、継続勤務は本当に重要。組織は1人
じゃ回らない、チームワークが大事。会社の質を上げるためには多少なりともルールが必要。自分がなんとかせなあかんというプ
ライドが先行した結果トラブルが起きたりするけれど、その前に上司に相談してもらうような力があるといい。
羽衣国際大学
11 月 24 日(火)
講師:(株)毎日放送
10:40~12:10
人事部キャリア推進部長
参加学生
56 名
大谷邦郎 氏
1.
「コミュニケーションに関す
る講座」
.笑顔はコミュニケーションの基本である。 企業採用者は、“笑顔”のある人を採用する。運のある人を採用する。
← 目を見ればわかる
2.
コミュニケーションで大切なのは“聴く姿勢” 聞き上手は好印象である。
・ リアクションしながら聞く。うなずくことで相手は話しやすくなる。相手との距離を意識して話す。話を引き出す
・ 良くない口ぐせ・・・でも~、うける~、別に~、はぁ?など
・話をしながらやってはいけないこと「腕を組む」「マスクしたまま話す」
・おしゃべりは下手でもいい。伝えたい意志が大切である。強い意志を伝えると良い。
3.
好奇心を持とう!
← ビジネスには発想力が大切。
(発見力や発想力はどの企業にも求められている、気づき力が必要である)
4.
自分の弱みは強みである ← 可能性を語ろう。失敗しても乗り越えたことはたくさんあるはずだ。失敗を語れ!
5.
人前で話すキーワードは“開ける”こと (口、目、間をあける、手を開ける).
38
【社会人基礎力講座・企業出前講座アンケート】
<社会人基礎力講座アンケート>
Q1 本日のセミナー内容は、これからの参考になりましたか?
(単位:人)
自由記述:
・自己紹介や身だしなみを学び、改めて自分の良さを引き出す機会であった(大阪健康福祉短大)
・挨拶の仕方やマナーなど就職などで活用できることを学べた(同上)
・可能性、想像力、創造力など色々なことを教えて頂けた(太成学院大)
・自分の知らないこと、足りないことがよくわかった(同上)
・今まで知らなかった「気づく力」ということを参考にしていきたい(羽衣国際大)
・コミュニケーションについての考え方やイメージが変わった(同上)
Q2受講前と後でマナー等のスキルのイメージに変化がありましたか?
(単位:人)
自由記述:
・お辞儀の仕方や一言変えるだけで伝え方に違いがあることを学んだので就職に生かしたい。
(大阪健康福祉短大)
・今まで使っていた言葉使いが変わった(同上)
・コミュニケーションの大切なポイントを教えて頂けて、難しくないということが分かった
(太成学院大学)
・聞くではなく、“聴く”を意識すること、よく観察することが大切である(同上)
・コミュニケーション能力は話し上手だけでなく聞き上手も大切である(羽衣国際大)
・日頃何気なく見過ごしている中にも視点を変えると見え方がかわってくる(同上)
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Q3もっと基礎力について詳しく聞きたいなど、要望はありますか?
(単位:人)
自由記述:
・自分の知らないことがたくさんあることに気付いたからもっと学びたい(大阪健康福祉短大)
・就活や社会に出て必要な知識を身に付けたいと思った(同上)
・知識や基礎をもっと学びたい(太成学院大)
・自分にどのくらいの基礎力があるのか知りたい(同上)
・社会人としての立居振る舞いをもっと学びたい(羽衣国際大)
・楽しく必要なこと教えてくれるのでもっと聞きたい(同上)
Q4今回のセミナーで印象に残ったことや感想をお聞かせください。
・マナーの話は堅苦しいイメージだったが、楽しんで学べた(大阪健康福祉短大)
・知らないことがたくさんある、ということに気付けたのでセミナーに出て良かった(同上)
・これからももっと想像力を伸ばしていきたい(太成学院大)
・強い意志をもってその会社に入りたいという思いを伝えたい(同上)
・自分の弱みが「強み」になり自分のためになることがわかった(羽衣国際大)
・「気づき力」を意識しながら、学生生活をおくりたい(同上)
(於:大阪健康福祉短期大学)
(於:太成学院大学)
(於:羽衣国際大学)
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<企業出前講座アンケート>
Q1 自分の将来の職業について考える参考になりましたか?
(単位:人)
自由記述:
・経営者の方の話を直接聞く機会なんてめったになく、呑み込みやすい内容だった(大阪府大)
・自分の将来像をしっかり持ちながら何をすべきか考え、その為に遠回りも必要だと感じた(同上)
・企業や会社が社員に対してどう思っているのか聞けて良かった(同上)
・自分の強みは必ず誰にでもある、と聞いたので早く見つけたい(羽衣国際大)
・就職の難しさ、厳しさ、採用について企業の方の話を聞けて参考になった(同上)
・企業は「人」に寄り添いお客様はもちろん社員も大事にしてこそ会社だということ(同上)
・実際に採用する方の話が聞けて求めている人材がよくわかった(プール学院大)
・中小企業を知ることでこれからの就職活動の幅が広くなる(同上)
Q2受講前と後で堺の企業のイメージに変化がありましたか?(どのような変化か)(単位:人)
自由記述:
・人口が多いので人海戦術 → 効率をしっかり考えた企業戦術(大阪府大)
・中小企業は下請けでこだわりがない →
・堺は刃物や貿易、小さい工場
→ 大企業を支える大切な役割を担う中小企業(羽衣国際大)
・堺のことをよく知らなかった
→ 講師が熱心に話してくれて興味が湧いてきた(同上)
・堺の中小企業はあまり知らない
・堺は部品の製造業が多い
→
理念やこだわりを持って創造している(同上)
→ 自分から探しにいかないとわからない(プール学院大)
商品の価値を決めるメリットがあるが、自社の商品しか取り扱えな
いデメリットもある(同上)
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Q3もっと堺の企業について詳しく聞きたいなど、要望はありますか?
(単位:人)
自由記述:
・より企業経営者の考えが理解できると思うので聞きたい(大阪府大)
・堺は中小企業が多そうなので付加価値をつけるのが基本なので興味がある(同上)
・堺市で就職するのにもっと企業のことを知りたい(羽衣国際大)
・ずっと住んでいる町なのにどんな産業があるのかよく知らなかったから知りたい(同上)
・堺は地元に近いので貴重なセミナーであった(プール学院大)
・堺の他の企業や違う業種の話も聞きたい(同上)
Q4今回のセミナーで印象に残ったことや感想をお聞かせください
・経営者としてのモットーやこれからの新社会人になるにあたっての心構えなどためになることが
たくさん聞けた(大阪府大)
・自分の持っていなかった視点を得られてよかった(同上)
・会社の価値観に賛同する社員は、長く会社で勤める確率が高くなるという事実を知り、将来の起業
の参考にしたい(大阪府大)
・自分の成功する法則を見つけたい、自分の強みをしっかり見つめたい(羽衣国際大)
・社会人は学生のような考えではいけない、考える力などを鍛えていかなければと思った(同上)
・企業内容はもちろん、
“Be the One”という大学の教育理念についても教えてくれた(同上)
・製造業が就職の候補なので話がきけて、印象に残り良かった(プール学院大)
・計画性をもち、ライバル精神をもち目標をたててやっていくことが大切だと思った(同上)
(於:羽衣国際大学)
(於:プール学院大学)
42
Ⅲ.企業見学バスツアー・アンケート
<学生向け見学ツアー>

対 象:堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会参加大学の学生(留学生、修士、博士含)
見学先:(株)羽車、(株)サカイ新事業創造センター、KOZZcreate、(株)梅栄堂、榎並刃物製作所
参加者:学生37名
事務局7名
合計44名
★バスツアー全体の感想 (回答数22名)
○堺にある企業や観光資源を知ることができた
○さまざまな企業の方の生の声を聞くことができてよかった
○堺市内を実際に巡ることで新たにわかることがあった
○企業の具体的な仕事の内容を知ることができ、いろいろな発見があった
○実際に刃物を打つ様子を見せていただき伝統を感じた
○堺市には魅力的な企業が多いことを知った
○堺市が起業家の方々の支援をこんなにしていることを初めて知った
○堺で起業することのメリットがよくわかり、またそのあとのフォローやネットワークもすばらしい。
(上) 「さかい利晶の杜」見学
昭和初期の宿院界隈を再現したジオラマ模型
(下)榎並刃物製作所で見学
(上) (株)羽車では堺市に本社を移転された理由や事業
の拡大に向けた取り組みについてお話頂きました。
(下)百舌鳥古墳群シアターを見て 仁徳天皇御陵へ
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<教職員向け見学ツアー>
 対 象:堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会参加大学教職員

見学先:上島珈琲貿易(株)、ホテル青雲荘、(株)ナビタス、(株)サカイ引越センター

参加者:大学職員11名

アンケート結果
事務局7名
さかいJOBステーション1名
合計19名
(ア) どの企業もそれぞれ思いをもって企業活動されているのがよくわかった
(イ) 知らない企業を知ることができて有意義であった
(ウ) インターンシップでお世話になる企業を直接見ることができてよかった
(エ) 企業トップの管理が企業内に反映していることがよくわかった
(オ) 社長の仕事への熱意がよく伝わった
(カ) 堺市内の企業情報を得られ、また他大学の方と情報交換できた
(キ) ホームページやパンフレットだけでは分からない部分を直接見ることができた
(ク) 内部を詳細に説明していただけた
(ケ) 堺の文化、歴史、産業を実地に勉強できた
★会社、施設見学で説明を受けて、印象に残った言葉
①「社員の努力を認める」「課題をみえる化し社員と共有」(上島珈琲貿易)
② 「海外進出については失敗もあります」「誰も社長になれるチャンスがある」(ナビタス)
③「引越はクレーム産業」「誠意、誠実」(サカイ引越センター)
★バスツアー全体の感想 (回答数17名)
①大変有意義だった・・・・・・ 16名
②有意義であった・・・・・・
1名
③それほど有意義でなかった・・・ 0名
★堺市内の企業についてもっと知りたいですか
①知りたい・・・・16名
②知りたくないない・・・・0名
③どちらでもない・・・0名
④無回答・・・・・・・1名
★企業見学ツアーでプラスになった点(重複回答あり)
○堺にある企業を知れた・・・・・・・17名
○企業のイメージが変わった・・・・・4名
○学生に企業情報を伝えたい・・・・11名
○指導の参考になると思った・・・・・10名
○特にプラスにはならなかった・・・・・・0名
★企業見学ツアーしたい企業
○女性を積極的に採用されている企業
○堺を拠点にグローバル展開している企業
上島珈琲貿易(株)では、インターン
○留学生採用をしている企業
シップの学生の皆さんに紅茶を入れて
○小さいながらキラリと光るものを持っている企業
頂きました。
○文系人材を積極的に採用しているサービス業
○有名でなくても良い取り組みをしている企業
○学生に人気のあるアパレル関係
○特別な技術をもった企業
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(株)ナビタスでは機械について詳細に説明頂きました。
(株)サカイ引越センターでは作業練習用の
家で説明して頂きました。
和やかに各大学の皆さんとの交流が図られました
青雲荘では堺名物“あなご”を使った秤目御前をいただきました。あなごは、竿 秤 り に 似 て い
ることから、秤目(はかりめ)と呼ばれているそうです。
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Ⅳ.本事業の成果と課題
◆成果
・ 各大学の学生に対し、堺の企業への興味を持つきっかけを与えることができた。
(社会人基礎力講座、企業出前講座)
・ 本年度は堺市内にある大学として、大阪健康福祉短期大学、太成学院大学での講座実施を行うこ
とができた。昨年度より 2 校増え堺市内にある大学についてはほとんどの大学で実施できた。
(社会人基礎力講座、企業出前講座)
・ 学生向けバスツアーでは、「堺の企業をもっと知りたい」という学生が多かった。学生の堺市内
の企業への興味を引き出すことができた。(バスツアー)
・ 各大学のキャリアセンターが堺の企業を知り、企業とのつながりを作ることが出来た。
(社会人基礎力講座、企業出前講座、バスツアー)
・ バスツアーにおいては、特にキャリアセンターが直接企業に出向き、現場を見学することができ
るため、学生にその企業を伝えるツールとして非常に効果があった。(バスツアー)
・ 大学と産業界の課題を共有することにより、堺・南大阪地域全体の人材育成、人材輩出について、
理解を深めることができた。 (産学交流会)
・ マッチングやエントリーシート等について、実際に担当している方から、次年度に取り入れられ
る改善提案があった。
(産学交流会)
◆課題
・ 教職員向バスツアーの実施時期が、企業内定解禁の8月と重なったため、キャリアセンターの参
加が難しかった。
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【堺・南大阪地域インターンシップ推進協議会】

堺経営者協会
〒590-0074 堺市堺区北花田口町 3 丁 1-15 東洋ビル4階
TEL 072-226-2611 FAX 072-226-2633
 特定非営利活動法人南大阪地域大学コンソーシアム
〒591-8025 堺市北区長曽根町 130-42 さかい新事業創造センター1 階
TEL 072-258-7646 FAX 072-258-7641
 堺市
〒590-0078 堺市堺区南瓦町 3 番 1 号
産業振興局商工労働部雇用推進課
TEL 072-228-7404 FAX 072-228-8816
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