解禁日時:2005 年 1 月 10 日午前 12 時 1 分、2005 年 2 月号の雑誌向け コルベット Z06 レースでの勝利から生まれた、史上最速、最強のコルベット生 産モデル デトロイト‐2004 年のレースで全勝したことで、コルベット C5‐R レーシングカーは、 50 年にのぼるレーシングの歴史の最終ページを飾りました。発足してから5年、C5‐ R レーシング・プログラムは、55 のレース中、35 勝、4 度のアメリカン・ルマン・チャ ンピオンシップ、ルマン 24 時間耐久レースで3度にわたり1、2位を独占しました。 Z06 は、熱狂的なパフォーマンスカー・ファンのためのコルベット・モデルとして、C5 のライフスパンの後半に登場した注目度の高い生産モデルです。チーム・コルベットは 6世代コルベットの持つ数多くの特性と、C5-R プログラムから生まれた技術と闘争心 を組み合わせることで、Z06 のトータル・パフォーマンスを新たなレベルに引き上げま した。 シボレーは北米国際自動車ショーにおいて 2006 年型コルベット Z06 をデビューさせま した。このコルベットは、シボレーおよびゼネラル・モーターズのモデルラインナップ の中で最も速く、最もパワフルなクルマです。Z06 は卓越した機能と技術を備えた、現 在のスポーツカー市場において最も優れたパフォーマンス価値を有するクルマです。コ ルベット特有のマスキュラーな外観を持った 2006 年型 Z06 は、世界中のどの挑戦者に 対しても、この分野の王者としてのコルベットの自信をうかがわせる数々の目に見える な特性を備えています。 「新しい Z06 は、耐久レースにおいて抜群の成績を収めたことから生まれた、一種の恩 恵だと考えています。これは、新しい第6世代コルベットの抜群の特性と、レースプロ グラムから得たスピリット、技術、ノウハウを組み合わせて生まれ、また卓越した実績 に裏付けられたアメリカのスーパーカーです。」 新しい Z06 は約 3130 ポンド(1419.7 キロ)のパッケージで 500 馬力を達成、0‐60 マイ ルの到達時間は 4 秒以下と予想され、1/4 マイルを 12 秒、レーストラックで 190mph 以 上のトップスピードを達成します。 レーシング・プログラムと Z06 生産モデルとの繋がりは直接的であり、同時に間接的な ものです。このクルマは現在開発中の C6-R レースカーとの関連で開発されていますが、 同時に、耐久レースで数多くのラップを経験した後でしか学ぶことのできない、サスペ ンションの幾何学から空気力学までの、貴重なノウハウがこのクルマに集約されていま す。エンジニアが開発したのは、他のコルベット・モデルとは異なる、独自のパワート レイン、ボディ構造、シャーシシステムをもった完璧にユニークなクルマです。事実、 Z06 は他のコルベットの生産モデルとは異なるボディ構造をベースにしています。 オリジナルの 1963 年モデルから 2001‐04 エディションまでの、これまでの Z06 モデル は、既存のコルベット・システムを補足するサスペンション、および/またはエンジン のアップグレードを採用してきました。当然ながら 2006 年型モデルの仕様はレースチ ャンピオンのブループリントそのものです。仕様: • 軽量レシプロケーティング・コンポーネント機能付き LS7 7.0 リッター Gen IV V-8 エンジン • 500 馬力(373 kW)@6200 rpm • トルク、475 lb.ft(657 Nm)@4800 rpm • レッドゾーン 7000 rpm • チタニウム・コネクティングロッドとインテーク・バルブ • ドライサンプ・エンジン潤滑システム • エンジンは GM の新しいパフォーマンス・ビルドセンターで手造り • ワンピース・ハイドロフォーム式周辺レールフレームとマグネシウム・フロント クレードル付きアルミニウム製ボディ構造 • 固定ルーフ設計によりボディの剛性と空気力学特性を最適化 • 炭素繊維複合材フロントフェンダーとフロント・ホイールハウス • 大型グリル、コールドエア・スクープ、ローワー・エアー・スピリッターを採用 したユニークなフロント・ファシア • ワイドボディ・リアフェンダーと CHMSL を組み合わせたユニークなリア・スポ イラー • 6 ピストンキャリパー付き大型 14 インチ(355mm)クロスドリル・フロントデ ィスクブレーキと、4 ピストン・キャリパー付き 13.4 インチ(340mm)クロスド リル・リアローター • 275/35ZR18 タイヤ装着の 18x9.5 インチ・フロントホイールと 325/30ZR19 タイ ヤ装着 19x12 インチ・リアホイール • バイモード・マフラー付きの半径 3 インチエグゾーストと大型ポリッシュ・ステ ンレススチール・チップ • エンジン、トランスミッション、ディファレンシャル・オイルクーラーとステア リング・クーラー • 後部搭載バッテリーにより重量配分の改善 • 改良されたインパネ、よりアグレッシブなボルスター付き軽量ツートーン・シー トを含むユニークなインテリア • 3130 ポンド/1419kg の車両総量(推測) • 他のコルベットモデルよりも 3 インチ(76.2mm)広い車幅 • C6-R レースカーと同時に開発 以上の機能は、総合的な設計アプローチを採用している Z06 の特徴のほんの一部に過ぎ ません。以下は、このクルマのユニークな特性の詳細です。 LS7 エンジン 全く新しい 2006 年型 Z06 の LS7エンジンによって、コルベットのラインアップに 427 立方インチのエンジンが再導入されました。ビッグブロック設計だった以前の 427 エン ジンとは異なり、新しい 7 リッターLS7 エンジンはスモールブロック V‐8 で、GM が製 造したスモールブロックとして最大の総排気量を誇ります。このエンジンは 50 年にわ たるコルベットのパフォーマンスを記念して開発されたものです。 500 馬力と 475lb.-ft のトルクを発揮するこのエンジンは、シボレーと GM が開発した中 でも最もパワフルな乗用車用エンジンです。赤いエンジンカバーに黒文字が刻まれた LS7 は、ボンネットの下でその存在感を誇示しています。 LS7 は、コルベットの 6.0 リッターと同じ基本 Gen IV V-8 アークテクチャを使用してい ますが、エンジンの幅の広い 104.8mm シリンダーボアを収納するため、プレスイン鋼シ リンダー・ライナー付きのシリンダー・ブロック・キャスティングを使用しています。 LS2 のボアは 101.6mm です。LS2 に比べると、LS7 はまた、フロントカバー、オイルパ ン、エクゾーストマニフォールド、シリンダーヘッドも異なります。 内部的には、LS7 のレシプロケーティング・コンポーネントは、馬力とエンジン回転特 性を高めるために、レースを通して開発された、チタニウム・コネクティングロッド、 インテークバルブなどの軽量技術を使用しています。燃料シャットオフリミットは 7000 rpm です。 LS7 の仕様 • 大型 104.8mm ボアとプレストイン・シリンダーライナー付きのユニークなシリ ンダー・ブロックキャスティング • 鍛鋼メイン・ベアリングキャップ • 鍛鋼クランクシャフト • 101.6mm ストロークのチタニウム・コネクティングロッド • 鍛造アルミニウム・フラットトップ・ピストン • 11.0:1 圧縮比 • ドライ・サンプ・オイル供給システム • .591 インチ・リフト付きカムシャフト • レーシングから生まれたチタニウム・インテーク・バルブとナトリウム入りエグ ゾースト・バルブ付き CNC ポーテッド・アルミニウム・シリンダーヘッド • チタニウム・プッシュロッドとバルブ・スプリング • 低制限エアインテーク・システム • ユニークな「クワッド・フロー」コレクター・フランジ付きハイドロフォーム式 エグゾースト・ヒーター 全ての LS7 エンジンは、ミシガン州、ウイクソムの新しい GM パワートレイン・パフォ ーマンス・ビルド・センターで、ひとつひとつ手造りで組み立てられます。厳密な製造 基準にはシリンダーのデッキプレート・ホーニング仕上げなどが含まれますが、これは 通常レース用エンジンの製作に使用される手順であり、これが生産モデルのエンジンに 採用された例はこれまでほとんどありません。 「あらゆる意味で、LS7 は一般道路を走る車に取り付けられたレーシングエンジンで す。」(乗用車用スモールブロック V‐8 開発、アシスタントエンジニア、デイブ・ム スカロ)「長年にわたって 7.0 リッターの C5-R レーシングプログラムから学んだこと を取り入れ、それを全てこのエンジンに注入しました。GM の生産モデルで、このよう なエンジンが開発された例は他にありません。」(ムスカロ) LS7 のレースから生まれた技術の最も明快な例は、チタニウム製コネクティングロッド です。これは重さがたったの 480 グラムしかなく、LS2 V-8 エンジンのロッドに比べ、 ほぼ 30 パーセント軽量です。軽いということは、高いエンジン回転性能とエンジン回 転レンジを実現しますが、同時にチタニウムはロッドの耐久性を大幅に高めます。 LS7 の CNC ポーテッド・アルミニウム製シリンダーヘッドはまったく新しく開発され たもので、7.0 リッターという大きな総排気量を持ったエンジンのエアフローに対応す るよう設計されています。このエンジンは、6.0 リッターLS2 V-8 エンジンに比べ、一 分間に約 100 立方フィート余計にエアを吸入し、エアフローでは 18%増となっています。 その結果、591/591 インチ・バルブリフト付き油圧式ローラー・カムシャフトを使用し、 エンジンに大量の空気が出入できるようにしています。 最適で間断のないエアフローを実現するために、LS7 のヘッドにはまっすぐで、トンネ ル上のインテーク・ランナーが採用されています。量産車、さらにレーシングカーの標 準から見ても非常に大きなシリンダーヘッドは、高速のエアフローを維持できるよう設 計されており、低回転では卓越したトルクを、高回転では抜群の馬力を発揮します。ヘ ッドには 70cc コンバスチョン・チャンバが装備されており、直径 56mm 直径の大型の チタニウム・インテーク・バルブから燃料が供給されます。軽量チタニウム製バルブは LS2 に使用されているステンレススチール製バルブに比べ、バルブヘッドの面積が 22% 大きいにもかかわらず 21 グラム軽くなっています。これらを、LS2 の 39.4mm バルブに 比べ 41mm のナトリウム入りエグゾースト・バルブが補完しています。大きなバルブフ ェース直径に対応するために、ヘッドのバルブシートはデュアル設計になっています。 C5‐R レーサー・エンジンの経験から、LS7 のバルブアングルは SL2 の 15 度から 12 度 に修正され、これにより、ポートを通したエアフローが向上しました。 全ての LS7 エンジンは、ミシガン州、ウイクソムの新しい GM パワートレイン・パフォ ーマンス・ビルド・センターで、手造りで組み立てられます。厳密な製造基準には、シ リンダーのデッキプレートのホーニング加工が含まれていますが、これは一般にレース 用エンジンの製作に使われる手順で、これを生産モデルのエンジンが採用した例は、い ままでにほとんどありません。 ドライ・サンプ・オイル供給システム LS7 は、コルベットに要求される厳しいコーナリング荷重条件のもとでも、エンジン内 のオイル潤滑を完璧に保つために開発されたドライサンプ給油システムを採用していま す。エンジンコンパートメントに取付けられた 8 クオート・タンクがエンジン底の従来 スタイルのオイル・ポンプ・ピックアップに一定圧力でオイルを送ります。このオイル 供給方式により、1G 以上のコーナリング荷重のもとで、オイル・ピックアップが常に オイルに浸された状態を保ちます。 オイルは、エンジンからオイルパンに循環し、そこで、スキャベンジ・ポンプにより、 タンクに戻されます。大型タンクは、高性能のエア・ツー・オイルクーラーと共に、エ ンジンの出力条件のもとで、必要なエンジンオイルの冷却を提供します。ドライサン プ・システムにより、オイルは、オイルレベル・ディップスティック付きの貯蔵タンク を通して、エンジンに追加されます。 LS7 のドライサンプ・システムは米国、そしてドイツの有名なニューブルクリンク・サ ーキットを含むヨーロッパ各地のレーストラックで開発、テストされたものです。レー シングカーでは一般的に採用されているものの、コルベット Z06 は、このようなパイパ フォーマンス・オイル供給システムを備えた数少ない量産モデルのひとつであり、コル ベットの量産モデルとしては唯一のクルマです。 ドライブトレイン コルベット Z06 のパワートレインとドライブトレインシステムは LS7 エンジンのパフォ ーマンス性能に合わせて設計されています。軽量のフォー・インツー・ワン式ヘッダー から新しい密結合触媒コンバーターに排出され、更に新しい「バイモーダル」マフラー に送られます。各マフラーは真空作動アウトレット・バルブを装備しており、低荷重で の運転時にはエグゾーストの騒音をコントロールし、最大出力が必要な時はオープンの 状態になります。 LS7 エンジンの後部には、シングルマス・フライホイールと軽量、高性能クラッチが配 置されており、エンジンのトルクをリア・トランスアクスルに伝達します。6 速マニュ アル・トランスミッションは LS7 エンジンの高いトルク荷重に対応するため、改善が施 されています。トランスミッションには、冷却用にトランスミッション液をフロントラ ジエータに送るためのポンプが含まれています。トランスミッション液は、トランスミ ッションに戻る途中にディファレンシャル潤滑油の熱を取り除きます。 M6 トランスミッションは大型のリングとピニオンギアによって、リミテッドスリッ プ・ディファレンシャルに連結されています。より強度の高いユニバーサルジョイント を備えたアクスル・ハーフシャフトがパワーをリアホイールに伝えます。 ボディ構造 Z06 は固定ルーフ・ボディスタイルのための最適な剛性と軽量性を確保するために、ユ ニークなボディ構造を採用しています。周辺レールは、他のコルベット・モデルに使用 されている溶接スチール部品と異なり、鋳造サスペンション・ノードを採用した一体型 ハイドロフォーム式部品を採用しています。その他の鋳造、スタンプ、押し出し部品も 最新の製造技術によって組み合わされ、このクルマの革新的なボディ構造を構成してい ます。 カーボン繊維を使用した最新の構造複合材は、アルミ構造に接着されています。例えば、 より幅が広くなったフロントホイールハウスはカーボン繊維複合材を使用しており、パ ッセンジャー・コンパートメント・フロアは、カーボン繊維皮膜と超軽量バルサ材の中 心部を組み合わたものです。 シャーシ・システム 2006 年型コルベット Z06 は新しいマグネシウム・クレードルを使用、これが、エンジ ンと一部のフロントサスペンション部品の取り付けポイントになっています。マグネシ ウムはアルミにウムより軽量で、しかも、優れた強度を備えています。マグネシウム製 クレードルは、炭素繊維製フロントフェンダーやホイールハウスとともに、クルマの前 後重量配分を改善します。開発チームのエンジニアはバッテリーをボンネットの下から、 リアホイール後部の、荷物エリアに移動しました。 「これは、ストリート・モデルがレースカーよりも進んだ素材を使用している一例です。 私どもはいつも、レースカーではスチール・フレームを走らせるという制約のもとに置 かれていますが、顧客のために、より多くのパフォーマンス技術をストリート・モデル に導入するために、最大限の努力を注いでいます。」(ヒル)。 重量の軽減は、ドライサンプ潤滑システム、アウトレットバルブ付き3インチ (76.2mm)エグゾースト、大型ホイールとタイヤ、よりパワフルなブレーキと剛性の増 したロール・スタビライザーなどの、パフォーマンス改善のための機能によってオフセ ットされています。 サスペンション、ブレーキ、ホイール&タイヤ Z06 は他のコルベット・モデルと同じショート・ロングアーム・サスペンションやトラ ンスバース・リーフ・スプリング設計や 106.2 インチ(2686mm)のホイールベースを使 用していますが、全く新しいホイール、タイヤ、ブレーキ、そして独自のリア・スプリ ングとロールスタビライザーを採用しています。 より硬めのサスペンションは、フロントは大型の 18x9.5 インチ・キャスト・スパン・ア ルミホイールと 275/35ZR18 タイヤ、リアは 19x12 インチ・キャストスパン・アルミホ イールと 325/30ZR19 タイヤとバランスよく作動します。このホイールとタイヤのサイ ズの組み合わせは、コルベット史上最大のものです。タイヤはグッドイヤーの最新のエ クステンデッド・モビリティ技術を採用しており、これにより、満足感の高い乗り心地 とともに、1G 以上の横加速を実現します。このエクステンデッド・モビリティ・タイ ヤはスペアタイヤ、ジャッキ、インフレ‐ター・キットの必要性と重量を排除し、急激 なハンドリング性能の損失を軽減します。 「Z06 はドライバーに抜群のトラックラップタイムを出す性能を提供しながら、同時に、 優れた学習能力を持っており、そのパワフルなパフォーマンスレベルに比べ非常に乗り やすいクルマです。私たちは、世界中でこのクルマの性能をテストしながら、どのよう な道路でも、そしてレーストラックでも、不安なく運転のできるクルマを作り上げまし た。」(ヒル) サスペンションと大型のローリング・ストックをサポートしているのが優れた性能を持 つ 4 輪ディスクブレーキシステムです。このブレーキシステムは 14 インチ(355mm)ベ ント型クロスドリル・フロントローターと 13.4 インチ(340mm)ベント型クロスドリ ル・リアローターから構成されています。2005 年型コルベットには 12.8 インチ (325mm)フロントと 12 インチ(305mm)リアローターが採用されており、一方、Z5 付き 2005 年型コルベットには 13.4 インチ(340mm)と 13 インチ(330mm)ローターが 採用されています。 フロントローターは6つの独立したブレーキパッドを使用した、巨大な、赤く塗装され た6ピストン・クレードル上で作動します。ブレーキパッドが独立している理由は、非 常に長い、2つの一体構造パッドに比べ、磨耗が均等化されるためです。リアブレーキ には4つの独立ブレーキ・パッド付きの4ピストン・キャリパーが使用されています。 非常に有能なアクティブ・ハンドリングシステムであるデルファイ製4チャンネル ABS システムは、コンペティティブ・ドライビング・モードと競いながら、優れたハンドリ ングを提供します。 大型ブレーキは Z06 の抜群の制動能力を提供するとともに、ブレーキの4輪ブレーキ・ クーリング・システムは優れたフェード抵抗とライニング寿命を保証します。 個性的デザイン 新しい Z06 は、以下のような個性的で、アグレッシブな外観を備えています。 • 大型の前向きグリル開口部をもった幅の広いファシア、底部分に沿ったスプリッ ター、両サイドに沿った「Gurney リップ」などにより、ダウンフォースを生み 出しています。 • エンジンのエア・インレット・システムを統合しているフード正面のコールドエ ア・スクープ • フロントホイール開口部のトレーリングエッジは、より優れたドラッグを達成す るため再調整されていますが、同時に頑丈なモールディングによりボディ仕上げ を保護しています。大型エア・エクストラクターはホイールの裏に配置されてい ます。 • 固定ルーフ・ボディスタイルによってボディの剛性と空気力学的特性を最適化 • フレア付きの幅を広げたリアフェンダーが巨大なリアタイヤをカバーし、ホイー ル前のブレーキ・冷却スクープによって、フェンダー・エクストラクターとの視 覚的バランスが確保されています。 • • 10 スポーク・ホイール • 4つの大型ステンレススチール製エグゾーストパイプ • フロントフェンダー上の新しくデザインされた Z06 バッジ Z06 のデザイン機能は、あくまでボディ上の空気の流れを効率化し、空気抵抗を軽減す ることにありますが、それを追求した結果、シャツの縫い目がちぎれてしまいそうな筋 肉の発達した、重量挙げ選手のような外観が生まれました。 「Z06 は、ひとつ一つのデザイン要素がパフォーマンス機能に貢献するよう注意深く設 計されています。Z06 は、ひとつの目的を達成することだけに集中した C6-R に似た、 凄みのある表情を持ったクルマです。」(ヒル) Z06 のエクステリアの空気力学的デザインは、高速安定性、コーナリングが全てのコル ベットのレーシング・プログラムから生まれたものです。レースカーは大型のリア・ウ イングを使用しますが、高めに設置された Z06 のスポイラ‐は、十分なダウンフォース を作り出すことで、エアロダイナミクスにマイナスの影響を与えずに一般道路用に開発 されたフロント・スプリッターとのバランスを達成します。Z06 の Cd 値は 0.31 です。 妥協のない装備 レースのノウハウから生まれた機能を備えているにもかかわらず、Z06 は、毎日の運転 が楽しめるパフォーマンスカーとしてデザインされています。このため、このクルマの 開発にあたっては、非常に高い快適さと便利さの基準を設定しました。HID ライティン グ、フォグランプ、レザーシート、デュアルゾーン・エアコン、キャビン・エア・フィ ルトレーション、トラックモードと G メーター付ヘッドアップ・ディスプレイ(HUD) は、全て標準装備です。 Z06 のゲージ・クラスタには、7000 レッドライン・タコメーター上の Z06 のロゴ、ドラ イサンプオイル供給システムのより高い標準圧力を反映したオイル圧力計の新しいリー ドアウトなどの改良が加えられています。他の 2006 年型コルベットと同様、Z06 は新 しい、小直径3スポーク・ステアリング・ホイールを装備しており、これにより、より 機敏でパフォーマンス指向の運転感覚を生み出しています。シートには、Z06 のロゴの 刺繍と、それと対照的なスティッチングを施したツートーン・レザーを採用しています。 Z06 はオプションとしてダッシュ内 6 連奏 CD チェンジャー付きの BOSE オーディオシ ステム、ポリッシュト・ホイール、テレスコピック式ステアリングホイール、オートヒ ート・シート、サイド・エアバッグ、GPS 付きナビゲーションシステム、XM サテライ トラジオを装備することができます。 こうした快適なア装備にもかかわらず、Z06 のエンジニアは、軽量化とより高いパフォ ーマンスのためにいくつかのコンポーネントを犠牲にせざるを得ませんでした。 • サイド・ボルスターはコーナリング時にドライバーをしっかりと支えるために固 定式のアグレッシブな設計となっており、スタンダード・モデルのシートに比べ より軽量化されています。 • 助手席シートは、マニュアル・コントロールで、これにより、パワー調整モータ ーが不要となり、軽量化が実現しました。 • 音響パッケージも軽量化され、パワートレインからの聴覚的なフィードバックが 得やすくなりました。 2006 年型コルベット Z06 の生産は、ケンタッキー州、ボーリング・グリーン工場で 2005 年の後半に開始されます。 ### 連絡先 Travis Parman Chevrolet Communications Phone: (313) 667-5051 E-mail:[email protected] Wendy Clark Performance Team Communications Phone: (586) 492-8100 Email:[email protected] 仕様 概要 モデル: シボレー・コルベット・クーペおよび 2006 年型コルベット Z06 ボディスタイル/ドライ リムーバブル・ルーフ付き 2 ドアハッチバッククーペ、後輪駆動(ク ブライン ーペ) 固定ルーフ式 2 ドアハッチバック・クーペ、後輪駆動(Z06) 構造: 複合ボディ・パネル、アルミニウム、マグネシウム構造とシャーシ・ コンポーネント付きハイドロフォーム式スチールフレーム(クーペ) 複合ボディ・パネル、アルミニウム、マグネシウム構造とシャーシ・ コンポーネント付きハイドロフォーム式スチールフレーム(クーペ) 製造場所: ケンタッキー州、ボーリンググリーン エンジン: 6.0L V-8 LS2 7.0L V-8 LS7 総排気量(立法インチ /cc) 364 / 5967 427 / 7011.3 ボア&ストローク (in / mm): 4 x 3.62 / 101.6 x 92 4.125 x 4 / 104.8 x 101.6 ブロック素材 鋳造アルミニウム 鋳造アルミニウム シリンダーヘッド素材 鋳造アルミニウム 鋳造アルミニウム バルブトレイン: OHV, 2 バルブ/シリンダー OHV, 2 バルブ/シリンダー 燃料供給システム: SFI (連続燃料インジェクション) SFI (連続燃料インジェクション) 圧縮比: 10.9:1 11:1 馬力 (hp / kw @ rpm): 400 / 298 @ 6000 500 / 373 @ 6200 トルク (lb-ft / Nm) @ rpm: 400 / 542 @ 4400 475 / 657 @ 4800 使用燃料 93 オクタン(推奨されるが、条件 93 オクタン ではない) 推測燃費 オートマチック: 18 / 25 / 21 (mpg 市内 / ハイウエイ/ マニュアル: 19 / 28 / 23 未定 組み合わせ): トランスミッション: コルベット・クーペ コルベット Z06 タイプ: Hydra-Matic 4L65-E 4 速、オート Tremec 6 速マニュアル Tremec 6 速マニュアル フロント: ショート/ロングアーム(SLA)ダ ブル・ウイッシュボーン、鋳造ア ルミニウムアッパー&ローワー・ コントロールアーム、トランスバ ース・マウント・コンポジット・ リーフスプリング、モノチュー ブ・ショックアブソーバー ショート/ロングアーム(SLA)ダ ブル・ウイッシュボーン、鋳造ア ルミニウムアッパー&ローワー・ コントロールアーム、トランスバ ース・マウント・コンポジット・ リーフスプリング、モノチュー ブ・ショックアブソーバー リア: ショート/ロングアーム(SLA)ダ ブル・ウイッシュボーン、鋳造ア ルミニウムアッパー&ローワー・ コントロールアーム、トランスバ ース・マウント・コンポジット・ リーフスプリング、モノチュー ブ・ショックアブソーバー ショート/ロングアーム(SLA)ダ ブル・ウイッシュボーン、鋳造ア ルミニウムアッパー&ローワーコ ントロールアーム、トランスバー ス・マウント・コンポジット・リ ーフスプリング、モノチューブ・ ショックアブソーバー トラクションコントロ ール 電子トラクションコントロール、 アクティブ・ハンドリング 電子トラクションコントロール、 アクティブハンドリング ブレーキ: コルベット・クーペ コルベット Z06 タイプ: ABS 付きフロントとリアパワーア ABS 付きフロントとリアパワーア シストディスク、Z51 パッケージ付 シスト・ディスク、6 ピストン・ きクロスドリル・ローター フロントと 4 ピストン・リアキャ リパ、クロスドリルローター ローター直径 x 厚み (in/mm): フロント:14 x 1.3 / 355 x 3213.4 x フロント:12.8 x 1.26 / 325 x 32 1 / 340 x 26 リア:12 x 1 / 305 x 26 Z51 パフォーマンス・パッケージ: フロント:13.4 x 1.26 / 340 x 32 リア:13 x 1 / 330 x 26 シャーシ/サスペンショ ン ホイールとタイヤ ホイールサイズ フロント:18 inch x 8.5 inch リア:19 inch x 10 inch フロント:18 inch x 9.5 inch リア:19 inch x 12 inch タイヤ Goodyear Eagle F1 GS エクステンデッド・モビリティ フロント:P245/40ZR18 リア:P285/35ZR19 Goodyear Eagle F1 Supercar Extended Mobility フロント:P275/35ZR18 リア:P325/30ZR19 ホイールベース (in / mm): 106 / 2639 106 / 2629 全長 (in / mm): 175 / 4445 175 / 4445 全幅 (in / mm): 73 / 1854 76 / 1930 全高 (in / mm): 49 / 1244 49 / 1244 寸法: 車両総量 (lb / kg): 3179 / 1442 3130 / 1419.7
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