地域包括支援センターたんぽぽ ☆日 時:平成28年8月18日(木) ☆会 場:さいこうふれあいセンター 午後2時 ~3時30分 ☆事例数:2ケース ☆参集者:22名(事例提供者:2名 サービス提供事業者:3名 助言者:6名 民生委員:2人 傍聴者:6名 包括職員:3名) ☆民生委員(敬称略) 富田 伸一 和久井 章 ☆助言者(敬称略) 歯科医師 湯橋 カナエ 理学療法士 管理栄養士 曽根 栄子 社会福祉協議会 元気高齢課専門職 大久保 板川 友佳理 政美 2名 地域ケア会議に引き続き、多職種による高齢者支援連携協力会議を開催しました。 1事例目 目標:遠方から友人が来た時に外食に行きたい 迷惑をかけたくない理由から社会性が低下している89歳女性 胸椎圧迫骨折による筋力低下と外階段を使う2階住居のため外出が不安なケース 利用サービス:デイサービス 訪問介護 福祉用具(特殊寝台) 会議から見えたもの:歩行にふらつきがあり、ゆっくりしか動けないので、 時間に制約がある行事への参加を控え、活動量が低下 本人のペースで活動を継続・拡大できる支援が必要 具体的な支援内容・自分の歯でゆっくりよく噛んで(唾液で消化促進) ・食事回数を増やし栄養状態を良好に(定期的に体重測定) ・体調や天候を見ながら、自分のペースでサロンに参加 ・外階段の安全配慮(段鼻に色を付けて見やすくする等) ・家でできる運動の指導。仰向けで背中を伸ばし円背予防 必要なサービス ・地域の活動の場への近所の人による外出支援 ・90歳代の参加に対する地域の不安解消 ・傾聴ボランティアの訪問 2事例目 目標:通所介護でリハビリを継続し転倒なく自力歩行を継続 変形性股関節症で歩行困難や活動性の低下がある90歳代女性 服薬・食事・紙パンツ使用等、本人と思いが合わず介護者が負担を感じているケース 利用サービス:デイサービス 会議から見えたもの:自宅での失禁は移動困難で間に合っていない可能性がある 介護負担による息子の体調不良が心配 介護者(息子)と一緒の健康管理が必要!! 具体的な支援内容・息子と一緒に血圧を測り、双方に服薬や食事管理が必要な ことを知ってもらう(主治医にも報告) ・息子のいる時間に服用できるよう、薬の回数が減らせるか確認 ・通所や在宅で専門個別のリハを提供し、移動能力を向上させる (大腿四頭筋のストレッチ、中殿筋の筋トレ等) ・地域行事への参加(地域の人の上手な誘いかけ方) 必要なサービス・話を聞いてくれる傾聴ボランティアの活用 ・日中独居や老老介護(夫婦・親子)世帯の把握と支援
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