平成28年度 湯本小学校だより QQイングリッシュ 平 成 28年 12月 9 日( 金 ) Ⅱ-第97号 発行者:湯本小学校長 玄関前表示「継続は力なり」 小峰 光 Part17! グレードアップについてゆく子どもたち! 7日 (水 )は 、1 7回 目の レッ ス ン日 とな りま した 。今 日か らま た 、中 学年 と高 学年 が分 かれ てレ ッスンに入りました。 今日 のレ ッス ンを 見て いて 感じ た こと は、 今ま でと 異な り「 より 各個人にあったレッスンが始まった」ということです。 5年生と6年生のレッスン内容が変わりました。6年生は、レッスン内容が異なるばかりでなく、セ ンテンスでの英会話が始まり、文章にしての英会話が多くなり、発音のチェックがより厳しくなったよ うに思います。その分、今まで以上に美しい発音になっており、レッスンの様子を見ながら校長と担任 で「この後どう展開する?」と嬉しい悲鳴を陰ながら上げていました。 → → → ① ② ③ ④ 3年生のある子の場合、今日は男性の先生です。レッスン始まって講師の先生からホワイトボードと ペンを準備するように指示されました。準備すると先生が絵を①描いて「hair」と発音して絵を見せま した。彼には「同じ絵を描きなさい」との指示です。彼は②描きました。そして、タブレットの内蔵カ メラを通して先生に③見せながら「hair」と発音しました。先生は、「oh! good!」と賞賛してくださ り、さらに「hair」と発音を求め、実際に児童に髪の毛を④触らせました。このようなやりとりを、頭 から足まで体の部分全て行いました。児童は本気で25分間対応しました。一人で充実した25分間を 過ごすことができました。レッスン後の達成感が言うまでもありません。得意げでした。 児童に混じって、先生のレッスンも始まっています。タブレットを使用し、今日も1人の先生が子ど もたちと同じくレッスンをしました。レッスン内容は、各先生方のレベルに合わせての内容となってい ます。先生方も本気です。手もとには、レッスン前に、スマホや基本英語のプリントを準備して臨みま した。何とか、25分間、ハイテンションで頑張れました。「大人が変われば、子どもも変わる」と言 われますが、このレッスンは、「子どもが変われば、先生も変わる!」そんなレッスンになっています。 ドッキリの朝の放送! 研究公開を終えた翌日、朝からいつも通りの落ち着いた雰囲気が戻ってきました。 そんな中で、いつも通りにオルゴール曲が流れ、朝の放送が始まりました。 その中で、「委員会からの連絡です。」次に続いた言葉は、今日は図書室で「英語 を使って本を借りてみましょう」「図書室で、このように言ってかりましょう」「May I lent the book?」「Would you mind lending me this book?」と放送をしま した。何気なく聞いていた私たち教師も急な放送にビックリでした。後から、担任に 話を聞いてみると、子どもたちは、 「様々な単語を覚えたい。そして、使ってみたい。」 と言いだし、この日の放送につながったと教えてもらいました。英語の日常化を自分 たちで考えているようです。また一歩進みました。子どもの成長は、凄いです。 桝屋先生・野村先生 特別支援教育に助言! 8 日(木)福島大学子どものメンタルヘルス支援事業推進室に所属さ (※授業参観の様子) れておられる桝屋二郎先生(現:東京医科大学精神科長・准教授)、野 村昂樹先生(現:福島大学特任助教)のご来校をいただき、本校の特別 支援教育についてご指導、ご助言をいただきました。 一昨年から継続支援をいただいております。大変ご多忙の中、ご来校 いただきましたが、継続支援をいただけることで、子どもの伸長を継続 的に見取ることができています。 1年2ヵ月ぶりの来校になりましたが、「ここに来ると助言指導より も、特別支援教育への学校や先生方の姿勢、掲示物など学ぶべき物が沢 山あるんだよね。・・」と開口一番おっしゃっていただきました。あり がたいことです。 そんな、雰囲気の中で、保護者との懇談、授業参観後に担任教師との懇 談、校長との懇談後に助言をいただきました。 子どもを取り巻く、物的環境、人的環境、担任の教室環境、授業への取 り組み方について、「学校だより」や「子どもの作品」「当日の授業参観」 をもとに説明をし、今後どのように対応することがベストかを助言いただ きました。 「参観者を気にせずに授業に集中して取り組んでいる姿が立派。 成長を感じている。また、温かい雰囲気の中で成長を遂げられている。」 「大 里小学校との交流は、子どもの成長の大きな要因になっている。今後とも 継続して欲しい。・・」などのお話をいただきました。今後とも、さらに 充実した教育を進めて参ります。 (※担任が懇談する様子) ◆朝の活動「ゆもとっこタイム」より 朝の8時20分からLunch roomに全校生が集まり、始業前の学習が始まります。国語、算数、読 書と日によって異なります。2学期学習のまとめが各教科で行われていますが、日々、この時間は、国 語、算数のスキルアップに各自のペースで努めています。国語辞典の付箋もどんどん増えています。 7日(水)は「読書」の日でした。静かにLunch roomに集まり、各自が持参した本を読み始めま した。本を読む楽しみを感じて欲しいと思います。 子どもの読書活動は、子どもが言葉を獲得し学び、感性を磨き、創造力や想像力を培い、表現力を高 めて「生きる力」を育み、人生をより豊かにするためにも大切なものです。読書によって培われた力は、 これからの時代を切り拓いて行く子どもたちにとって大きな糧となり、子どもの持つ無限の可能性や夢 を広げる基となります。 本校では、家庭での読書(家読:うちどく)も進んでおり、学校№1は現在、8000ページまで読 んでいます。読書する習慣をつけたいものです。 ◆何気ない気づき 8日(木)玄関にうっすらと雪が積もりました。何気なく通り過ぎてしまう位の積 雪でしたが、スクールバス第2便が入って、6年生が玄関前の雪を掃いてくれました。 その姿を見た5年生も、さっと掃いてくれました。ありがとうございました。気づい た時に、すぐに行動できることはとても素晴らしいことです。いい姿です。 また、この日はお客さんがみえられました。ある子は、お客さんの給食を校長室に 運ぶ際に、お盆上の箸の方向が違っていることに気づき、直して運んで来て、お客さ んに配膳してくれました。凄い気づきです。何と素晴らしいことでしょう。このような子が湯本には育っています。
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