9月19日・20日 熱い男の血が騒ぐ 見付天神裸祭 見付地区伝統の祭典で、国の重要無形民俗 ご たい 文化財に指定されている見付天神裸祭の御大 さい 祭が行われました。 御大祭が行われる前の9月10日㈭には、地 元の城山中学校の生徒が、郷土の伝統文化へ さんしゃ すうけい の理解を深めるため、見付三社氏子崇敬者会 を中心とする皆さんから指導を受け、裸祭で 使用する腰みの作りを行いました。 御大祭3日前の16日㈬には、福田海岸(福 はま ご り 田公園南側)で心身を清める「浜垢離」が行 われました。神事の後、氏子が海に入り、遠 州灘の荒波の中で心身を清めました。 19日㈯の午後9時から男衆が見付宿場通り てい だん を練り進み、午後11時からは各梯 団 (集 や な ひ め 団)が矢奈比売神社(見付天神)に堂入りし て「鬼おどり」が繰り広げられました。勇壮 な鬼おどりを一目見ようと、大勢の観光客が 詰め掛け、熱気は最高潮に達しました。 日付が変わって午前0時30分には、宿場通 と ぎょ り周辺の灯火が一斉に消され「渡御(おわた り)」が始まると、暗闇と静寂の中、荘厳な 雰囲気に包まれました。 ▲見付天神に堂入りし、勇壮な鬼おどりを見せる男衆 ▲腰みのを作る城山中学校の生徒 ▲福田海岸で心身を清める氏子たち 9月20日 合併10周年を記念して初開催 いわた俳句大会「公開句会」 俳句を通じて磐田の魅力を新たに発見してもらお うと、いわた俳句大会「公開句会」が、ワークピア 磐田で開催されました。 し じゅ う だ 紫綬褒章を受章した宇多喜代子さんなど、全国的 に活躍している俳人6人は、前日の夜に見付天神裸 祭を観覧して創作した句を披露し、互いに意見交換 しました。6人は、公開句会の参加者から投句された 171句の中から入賞作品を選句。特選の作者には、6 人の先生から直筆の句が手渡されました。 ▲選者の先生たちと記念撮影する特選の受賞者 9月4日 元気で帰って来てね ウミガメの放流 ▲ウミガメさん、大きくなって元気で帰って来てね 自分たちが住んでいる地域の福田海岸を大切にし て、ウミガメに興味を持ってもらおうと、福田中幼 稚園の園児56人が、NPO法人サンクチュアリの職員 からウミガメや環境について話を聞いた後、ウミガ メの放流を行いました。 園児たちは、ウミガメを放流すると「いってらっ しゃーい」、「元気で帰って来てね」、「頑張れー!」 と大きな声を出して、大海原に旅立っていくウミガ メをいつまでも見守っていました。 平成27年10月号 28 9月14日 ヘリコプターから空中消火訓練 合同火災対応訓練 磐田市消防署では、火災 が多発する季節を前に、林 野火災対応訓練を実施して います。ことしは、広範囲 に延焼拡大したことを想定 し、県企業局西部事務所と 浜松市消防局消防航空隊の 協力を得て、寺谷浄水場の 工業用貯水池を利用した消 火活動、ヘリコプターによ る空中消火訓練と給水訓練を実施しました。 空中消火訓練では、ヘリコプターが高さ約30㍍ から400㍑の水を放水しました。 8月25日 子どもたちから多方面の提言 磐田市子ども議会 合併10周年を記 念して、7年ぶりに 子ども議会が市議 会議場で開催され、 市内の小中学生代 表34人が議員役を 務めました。 今回の子ども議会は、子どもたちが市の行政に 質問する形式ではなく、将来の磐田市や地域、学 校などをイメージし、学府(中学校区)ごとに提 言をする形式で行われました。 子どもたちは、多文化共生、観光振興、駅周辺 整備などについて、提言を行いました。 9月21日 いつまでもお元気で 市内最高齢祝い訪問 ▲105歳の鈴木新市さん ▲107歳の柗島松枝さん まつ しま まつ え 敬老の日に、市内女性最高齢で107歳の柗 島 松 枝 さん(大久保)、男性最高齢で105歳の鈴木新市さん はるよし (池田)を加藤治吉市議会議長と粟倉義弘健康福祉部 長が訪問し、記念品や花束を手渡しました。 2人ともとても元気で、長生きや健康の秘けつを聞く と、鈴木さんは「自分でできることは、何でも自分 でします」と元気に話し、柗島さんは「普段から健 康には気をつけていて、間食はしません。毎日日記 をつけています」と笑顔で話しました。 9月19日 大きいザリガニが釣れたよ 緑の教室 9月19日 地域の活動拠点として 竜洋体育センター完成記念式典 10月1日 ㈭ か ら 供用開始された竜 洋体育センターの 完 成 記 念 式 典 が9 月19日㈯に行われ ました。 老朽化した竜洋 体育センターと竜洋老人福祉センターの再整備に 向けて、地元関係者と市が検討を重ね、両施設の 機能を引き継ぐ新しい施設の建設が、平成26年11 月から進められてきました。 渡部市長は「この施設を子どもからお年寄りま で、大事に使ってほしい」と話しました。 29 平成27年10月号 ▲ザリガニが釣れてとてもうれしそう 植物や生き物を観察することを通して緑を愛し、 自然や環境に関心を持ってもらおうと、竜洋昆虫自 然観察公園で「緑の教室」が行われました。 市内の小学1・2年生とその保護者約80人が、秋の 植物観察やザリガニ釣りを行いました。ほとんどの 子どもたちはザリガニ釣りをするのは初めてでした が、慣れてくると何匹も釣る子もいました。小学2年 た け る 生の磯部壮 琉君は「大きいザリガニが釣れてよかっ たです」とうれしそうに話しました。
© Copyright 2024 Paperzz