今こそアンチウイルスを再検討！文■ TECH.ASCII.jp カスペルスキーを企業に導入する理由ウイルスの脅威からPCを守るため、多くの企業はウイルス対策ソフトを導入している。しかし、すでに導入されている大手ベンダーのウイルス対策ソフトを更新するのではなく、コスト削減や管理負荷の軽減のために乗り換える企業も今後は増えてきそうだ。その選択肢の筆頭となるのが、カスペルスキーだ。カスペルスキーを企業でも！専業ベンダーの強みを探るイルス感染してしまっている方には、専業ベンダーの強さを実感してもらいたいです」と語っている。株式会社カスペルスキーラブスジャパン代表取締役社長川合林太郎氏半額で乗り換え！購入済みのライセンスまで無償発行ウイルス対策ソフトというと、シマン確かに日本ではジャストシステムがこのカスペルスキーの企業導入を強テック、トレンドマイクロ、マカフィーといっコンシューマー向けの製品を大々的力に推進するのが、プラチナパートナーたベンダーが有名だが、近年新興のセに扱っているため、企業向けのイメーのアイ・エフ・ティ（以下、IFT）。IFT キュリティベンダーが次々と登場し、業ジは薄い。しかし、実際は 10 ユーでは、現在購入済みのウイルス対策ソ界はダイナミックに変化しつつある。こうザー以上のクライアント用、サーバーフトのライセンス期限までを無償提供した新興ベンダーのうち、もっとも高い用、Linux 用、ファイルサーバー用などし、ライセンスを半額にするという、かな知名度と技術力を誇るのがご存じカス幅広い企業向け製品を用意しており、りアグレッシブな乗り換え施策を展開すペルスキー・ラボである。「Kaspersky Open Space Security」る。さらに他社製品を自動的にアンインカスペルスキー・ラボはロシアを本拠というパッケージでまとめられている。ストールする機能も搭載しており、負荷地とするアンチウイルスの専業ベンダー管理ツールを含んだ Kaspersky のない乗り換えを実現するという。で、高いウイルス検知率で知られてい Open Space Security には、クライア乗り換えのメリットに関して株式会社る。すでにヨーロッパや米国でも高いントのみを対象とする「Workspace」、 IFT 取締役セキュリティソリューションシェアを確保しているほか、セキュリティ Workspaceにファイルサーバーを追加部統括部長舘山一樹氏は、「まず価製品の OEM 提供では圧倒的なシェアした「Business」、Business にメール格の部分で、1 ∼ 3 割くらいのコスト削を誇る。株式会社カスペルスキーラブサーバーを追加した「Enterprise」、減が実現します。あとは差分スキャンスジャパン代表取締役社長川合林 Enterpriseにプロキシを追加した「To がかけられたり、CPU の負荷率を検知太郎氏は、「海賊版が数多く出回って tal」と4 つのパッケージが提供される。していたりしているので、動作が軽量いる中国で、多くの方が正規版を購入 Windows ベースの管理コンソールをです」とアピールする。してくれているのは信頼されている証。用いることで、バージョンやログの管理、もちろん、カスペルスキー製品自体もウイルス対策ソフトを入れているのにウレポート作成などが可能になるという。さらに進化していく。川合氏は「次期バージョンでは新エンジンの投入により、ますます高速化されます。また、USB メモリをはじめ、外部デバイスの制御も可能になります」と述べている。コスト削減しつつ、セキュリティを強化したい Kaspersky Administration Kit の管理コンソールという難題を抱えているユーザーは、検討するに値する選択肢だ。 ASCII.technologies February 2010 13