ケータイ・スマホ利用安全宣言

大樹町小中高連携教育推進委員会
近年、インターネットやスマートフォンを使っての、ネットいじめやオンライン
ゲームへの不正アクセス、掲示板への誹謗中傷など、子どもたちが犯罪に巻き込ま
れたり、時には、加害者になったりする事件が増えてきています。
このような状況の中「家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用に関する調査」で
は、スマートフォンの所持率は、小学生16.6%、中学生53.2%、高校生が85.2%となっています。
また、子どもがそれを「適切に利用していると思う」と回答した割合は、小学生では72.0%でした
が、高校生では22.8%まで減少しています。
そして、家庭内でルールをつくっている割合は、小学生が61.2%、中学生が69.2%、高校生が43.8%
となっており、その内容は、「利用する時間の制限」「利用する際のマナー」「利用するサイトの制
限」が上位となっています。
加えて、携帯電話やスマートフォンを持たせるにあたり不安なことは、「依存してしまう」が63.
3%と最も多く、保護者としての課題は、「インターネットや携帯電話について、子どもに教育できる
十分な知識を身に付けること」「親子のコミュニケーションを緊密にすること」と回答しています。
そこで、大樹町の子どもたちや保護者の皆様が適切にネット利用等を図ることができるように、「大
樹町版
わが家のケータイ・スマホ
利用誓約書12+1」を発信しますので、その趣旨等をご理解い
ただき、各ご家庭において有効に活用されることを期待いたします。
SNSやブログ上で、フルネームを公開し中傷する等、個人に対
する不適切な書き込みが多く見つかっています。それがさらな
るいじめやトラブル、事件へと発展するケースもあり、深刻な
問題となっています。
架空請求やワンクリック詐欺の被害以外にも、無料ゲームの中
で「有料アイテム」を次々に購入し、月10万円以上使ってし
まったケースもあります。また、スマホで撮影した写真をネッ
トにアップし住所を特定される等のトラブルも増えています。
SNS…ソーシャル・ネットワーキング・サービス
の略。LINEやFacebook等、主に友人・知人との
コミュニケーションを広げるためのサービス。
ゲームやインターネット等を夜中まで使い続け、生活リズムが
ペアレンタルコントロール…携帯電話やPC等の
昼夜逆転してしまい、不登校の原因となることがあります。
インターネット端末機器において、子どもに悪
ネット依存症の中高生は全国で51万8千人に及ぶと言われてい
影響を及ぼす可能性のあるサービスやコンテン
ツに対し、保護者が視聴・利用制限をかけるこ
ます。(H24年度調査)
と。(詳しくは販売店で尋ねてください。)
参考:日本PTA全国協議会リーフレット「正しく知ろう、使い方
家庭で話そうわが家のルール」
大樹町小中高連携教育推進委員会
①1日(
②夜(
)時間まで
)時を過ぎたら利用しない。
③食事中・勉強中・入浴中は利用しない。
④自宅で利用する場所は(
)とする。
⑤フィルタリングを必ず利用し、はずさない。
⑥有害サイトや違法サイトにアクセスしない。
⑦個人情報や悪口を書かない。
⑧許可なく他の人の写真を載せたり、送ったりしない。
⑨アプリをダウンロードする時は、保護者の許可を得る。
⑩知らない人からのメール等には返信をしない。
⑪利用明細でゲームアイテム・有料サイトなどを購入して
いないか確認する。
⑫約束の金額を超えないようにして、おこづかいの範囲で
利用する。
上記の誓約を守らなかった場合は、ケータイ・スマホを返却します。
まずはできるところから…子どもたちを守るためにも、各ご家庭で
有効に活用していただきまうようお願いいたします。
参考:日本PTA全国協議会リーフレット「正しく知ろう、使い方
家庭で話そうわが家のルール」
※北海道子どもの生活習慣づくり実行委員会「どさんこアウトメディアプロジェクト」では、毎月第1、3日曜日を「ノーゲーム
デー(PC、スマホ含)」として設定しています。この実行により家族の団らんの時間がより増えることをあわせて期待します。